JPS6234615Y2 - - Google Patents

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JPS6234615Y2
JPS6234615Y2 JP17973384U JP17973384U JPS6234615Y2 JP S6234615 Y2 JPS6234615 Y2 JP S6234615Y2 JP 17973384 U JP17973384 U JP 17973384U JP 17973384 U JP17973384 U JP 17973384U JP S6234615 Y2 JPS6234615 Y2 JP S6234615Y2
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JP
Japan
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coating
window glass
primer
along
brush
Prior art date
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JP17973384U
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JPS6195478U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、例えば車軸のフランジ部にウインド
ガラスを接着するに当つて接着剤とウインドガラ
ス等との親和性を増すために塗布するプライマー
のような塗布剤の塗布装置に関する。
(従来技術) 接着剤を用いて車軸のフランジ部にウインドガ
ラスを接着する場合には、接着力を増すために白
ガスを浸潤させた布地によつて予め車軸のフラン
ジ部とウインドガラスの各接着面を脱脂し、つい
で、フランジ部と接着剤及びウインドガラスと接
着剤の親和性を増すためにこれらの接着面にプラ
イマーをハケ等により塗布するようにしている。
ところが、この種の塗布作業は、プライマーが
即硬性を有することもあつて自動化することが困
難で、これまではもつぱら作業者の手に頼つてい
たため、多くの時間と多少のスペースを要してい
た。
(目的) 本考案はかかる不都合に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、脱脂等の前処理と
プライマーのような即乾性もしくは即硬性塗布剤
の塗布処理を連続して行うことのできる自動化さ
れた装置を提供することにある。
(構成) すなわち、本考案はかかる目的を達成するため
に、一端に前処理液の供給流路とともに前処理部
材を備え、他端に塗布剤供給流路とともに塗布用
部材を備えた塗布部材本体を、被塗布面に沿つて
移動する支持部材上に可回動的取付けるととも
に、塗布剤硬化防止溶剤の供給源と連通する塗布
用部材収容容体を上記支持部材上における塗布用
部材の不使用回動位置に配設して、被塗布面の前
処理とその面への塗布剤の塗布を連続的かつ自動
的に行なえるようにした装置にある。
そこで、以下に本考案の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示したもので、被
塗布部材をなすウインドガラスwの周縁接着部に
沿つて水平に移動し得るよう構成された図示しな
いロボツトアームの指示杆1には、下向きコ字型
の支持枠2が一体的に固定され、また、この支持
枠2の両脚端には回転シリンダ3に駆動されてウ
インドガラスwの面を接線として回動する塗布部
材4が取付けられている。
この塗布部材4は、支持枠2の両脚端間に可回
動的に取付けられた軸部5と、この軸部5から放
射方向に伸びる2本の支持杆7,8とによつて構
成されていて、一方の支持杆7の先端には、ウイ
ンドガラスwの面に接して転動するフエルト等の
吸液性部材によつて形成されたローラ9が軸支さ
れ、また、この支持杆7より若干長さの短い他方
の支持杆8端には、プライマー液塗布用のハケ1
0が取付けられていて、軸部5の一端から各支持
杆7,8の内部に穿設された通液路11,12を
介してこれらのローラ8とハケ9にそれぞれ脱脂
液とプライマ液が供給されるように構成されてい
る。
他方、15は不使用位置に回動した上記ハケ1
0を収容してそれに付着したプライマー液の硬化
を防ぐ容器で、ハケ10の挿入孔16を有するこ
の容器15には、支持枠2の上部に下向きに固設
されたシリンダ17のロツド端に取付けられてい
て、ここにはプライマー硬化防止溶剤の蒸気が供
給管18を介して流入するように構成されてい
る。
なお、図中符号13,14は、塗布部材4の軸
端に接続した脱脂液供給管とプライマー液供給
管、19はウインドガラス搬送用のコンベア、2
0はコンベア19上のウインドガラス固定用の治
具をそれぞれ示している。
つぎに上述した装置の作動について説明する。
コンベア19に乗つたウインドガラスwが塗布
位置に搬送されてくると、ロボツトアームの支持
杆1は、ローラ9を直下にして直立させた塗布部
材4を下降させて、ローラ9をウインドガラスw
の周縁接着面に押圧し(第1図)、これと同時に
図示しない給液管13の電磁弁を作動させて脱脂
液をローラ9に供給する。ついでロボツトアーム
は、第3図に示した位置からウインドガラスwの
周縁に沿つて塗布部材4を移動させ、脱脂液が浸
潤したローラ9を転動させて接着面を脱脂する。
この間他方の支持杆8端にあつて不使用状態に
あるハケ10は、シリンダ17によつて降下した
容器15内部に挿入され、供給管18によつて供
給されてきたプライマー硬化防止溶剤の蒸気に触
れてハケ10に付着したプライマーの硬化が阻止
されている。
このようにして塗布部材4がウインドガラスw
の周縁を一周し、接着面の脱脂を完了すると、図
示しない電磁弁が作動してローラ9への脱脂液の
供給を断つ。
つぎに、シリンダ17が容器15を引上げてプ
ライマー塗布用のハケ10を露出させると、回転
シリンダ3は軸部5を180゜回転させてこのハケ
10をウインドガラスwの接着面に摺接させ、同
時にプライマー供給管14の図示しない電磁弁を
作動させてハケ10にプライマー液を供給する
(第2図)。そしてこの動作の後ロボツトアームが
再び脱脂操作と同様に塗布部材4をウインドガラ
スwの周縁に沿つて一周させると、ウインドガラ
スwに摺接したハケ10は供給されてきたプライ
マーをそこに塗布して一連の動作を終了する。
以上の動作が終了すると、電磁弁は再び作動し
てハケ10へのプライマー液の供給を断ち、これ
に続いてロボツトアームは上昇し、塗布部材4を
ウインドガラスwの面から離脱させるとともに回
転シリンダ3をもつてこれを180゜回転させ、さ
らにシリンダ17を作動してその直下に位置した
ハケ10を再び容器15内部に収容してハケ10
の硬化を防止する。
なお、以上はウインドガラス用のプライマー塗
布装置についての説明であるが、本考案はこの種
のものに限定されるものでなく、即乾性塗料を塗
布する他の装置にも適用し得るものであることは
言うまでもない。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、被塗布面に
沿つて移動する支持部材に、一端に前処理部材を
他端に塗布用部材を備えた塗布部材を回動可能に
取付けたので、単一の塗布部材をもつて被塗布面
の前処理と塗布剤の塗布処理とを自動的かつ連続
的に行なわせることが可能となり、その要処理時
間と作業スペースを大幅に削減することができ
る。
しかも、塗布剤硬化防止溶剤の供給部と連通す
る塗布部材収容容体を設けて不使用位置にある塗
布用部材を収容するように構成したので、プライ
マーのような即乾性もしくは即硬性塗布剤を取扱
う場合においても、ハケ等の塗布用部材を硬化さ
せることなく常に正常な状態に維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は動作状態をもつて示した本考案の
一実施例をなす装置の側面図、第3図は塗布動作
を示した説明図である。 1……ロボツトアーム、2……支持枠、3……
回転シリンダ、4……塗布部材、9……脱脂用ロ
ーラ、10……プライマー液塗布用のハケ、15
……容器、17……シリンダ、w……ウインドガ
ラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に前処理液の供給流路とともに前処理部材
    を備え、他端に塗布剤供給流路とともに塗布用部
    材を備えた塗布部材本体を、被塗布面に沿つて移
    動する支持部材上に可回動的取付けるとともに、
    塗布剤硬化防止溶剤の供給源と連通する塗布用部
    材収容容体を上記支持部材上における塗布用部材
    の不使用回動位置に配設したことを特徴とする塗
    布装置。
JP17973384U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPS6234615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17973384U JPS6234615Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17973384U JPS6234615Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6195478U JPS6195478U (ja) 1986-06-19
JPS6234615Y2 true JPS6234615Y2 (ja) 1987-09-03

Family

ID=30737299

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JP17973384U Expired JPS6234615Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JPS6195478U (ja) 1986-06-19

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