JPS6234626Y2 - - Google Patents

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JPS6234626Y2
JPS6234626Y2 JP18266384U JP18266384U JPS6234626Y2 JP S6234626 Y2 JPS6234626 Y2 JP S6234626Y2 JP 18266384 U JP18266384 U JP 18266384U JP 18266384 U JP18266384 U JP 18266384U JP S6234626 Y2 JPS6234626 Y2 JP S6234626Y2
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coating liquid
coated
coating
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liquid
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JP18266384U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は被塗布部品、例えば自動車に用いられ
るステアリングシヤフトにその一端部のみに防振
ゴムを加硫接着するべく、ステアリングシヤフト
の一端から所望の塗布位置まで接着剤等の塗布液
を塗布するための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車のステアリングシヤフト等の金具
に防振ゴムを必要な箇所にのみ加硫接着する如き
場合において、手塗りやマスキング法で必要な箇
所に接着剤を塗布していたのであるが、手塗りで
必要な箇所にのみ接着剤を塗布することは非常に
難しく、またマスキング法はマスキングテープや
マスキング剤を必要とし、かつ接着剤塗布後にこ
れ等のマスキングテープやマスキング剤を取外さ
なければならず、この接着剤塗布作業に多くの時
間と労力を要するという欠点を有していた。
さらに、金具等にゴムを加硫接着するためには
同じ箇所に2種類の接着剤を塗布する必要があ
り、即ち、先ず第一の接着剤を塗布した後乾燥さ
せ、しかる後、他の第2の接着剤を同じ箇所に塗
布する必要があつた。
このため、従来の手塗りやマスキング法ではな
おさら、塗布剤を簡単容易かつ能率的に塗布する
ことができないという欠点をも有していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案はかかる事情に鑑み考案されたものであ
つて、上記従来の欠点を解消し、接着剤等の塗布
剤を金具等の被塗布部品に、その一端から所望の
塗布位置まで簡単容易かつ能率的に塗布すること
ができる塗布装置を提供することを目的とする。
〔考案が解決するための手段〕 本考案は上記の目的を達成するために、被塗布
部品を一定高さに揃えて所定の位置に順次搬送す
るべく、回転軸を直立に支持せしめた回転テーブ
ル機構に、被塗布部品を一定高さに揃えて保持す
る保持機構を複数個、テーブルの同一円上に備え
た被塗布部品搬送装置とし、この被塗布部品搬送
装置に対し、被塗布部品に塗布するための塗布液
を貯蓄するべく、所定位置に搬送された被塗布部
品の下方に一定間隔を隔てて液槽を設けた塗布液
供給装置を配置すると共に、さらに、塗布液供給
装置の側方に直立せしめた支柱部を設けると共
に、支柱部に沿つて可動可能な可動部を設け、支
柱部に対して可動部を介して、前記液槽に向つて
突出せしめた支持部の先端に容器部施し、この容
器部を前記液槽内の塗布液中に沈めて塗布液を吸
上げ可能に、可動部に上下動手段を具備せしめた
塗布液吸上げ装置を配置して構成したものであ
る。
〔作用〕
本考案は上述の如く構成されているので、保持
機構に保持された被塗布部品は、テーブルが間欠
に回転して、順次所定の位置に、高さを揃えて位
置決めされる。
一方、塗布液供給装置の塗布液の液量が被塗布
部品に塗布されて変化しても、塗布液汲上げ装置
の容器を塗布液中に沈めて汲上げる限り、容器に
汲上げられた塗布液は常に容器部のオーバフロー
面で一定に維持される。
従つて、容器が所望の高さ位置に上昇すると、
被塗布部品が汲上げられた塗布液に侵漬され、被
塗布部品が侵漬した体積分だけ塗布液は液槽内に
オーバフローし、容器部のオーバフロー面で吸上
げた塗布液の液面は規制され、常に、被塗布部品
にその一端から所望の塗布位置まで塗布液を塗布
することができる。
又、1個の搬送装置に対し、塗布液供給装置と
塗布液汲上げ装置とを組にして、この組をそれぞ
れ一定間隔を隔てて複数組配置すると共に、塗布
液供給装置の液槽ごとにそれぞれ異なつた種類の
接着剤を供給することにより、被塗布部品にその
一端から所望の塗布位置までの塗布の必要な同じ
箇所に異なつた接着剤を重ねて塗布することがで
きる。
〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説
明する。第1図は本考案の一部要部を切欠いた正
面図であつて、図において、10は被塗布部品搬
送装置であつて、この塗布部品搬送装置10は、
回転軸11を直立して機枠2に支持し、回転軸1
1の上端に円板状のテーブル12を回転軸11と
同心的に固定して設け、テーブルを間欠に回転す
るための駆動モータ14を回転軸11に接続して
回転テーブル機構が構成されている。
テーブル12に、その同一円上に被塗布部品1
を一定高さに揃えて保持する保持機構13が一定
間隔ピツチで12個、固定して設けられている。こ
の保持機構13は棒状の被塗布部品1を一定高さ
に揃えて保持するために、略キヤツプ状の筒体に
形成されている。そして、筒部13aの一端から
被塗布部品1を挿入し、筒部13aの底に被塗布
部1の一端が図示されていない被塗布部品供給装
置等に設けたピストンにより、押し当てられるよ
うになつている。さらに、筒部13aの底に押し
当てられた被塗布部品1をその状態で固定するべ
く、筒部13aの一部を軸方向に切欠き、この切
欠き口からローラ13bにて被塗布部品1をレバ
ーを介してバネで押圧できるようになされてい
る。
勿論、この保持機構13はこの実施例にのみ限
定されるものではなく、被塗布部品1の形状等に
よつていかようにも実施できることである。
駆動モータ14を駆動することにより、テーブ
ルを間欠に回転し、保持機構13に保持された被
塗布部品1は1個づつ一定高さに揃えて、所定の
位置に位置決めされる。
所定位置に位置決めされた被塗布部品1の下方
には、テーブル12の下面から一定間隔を隔てて
液槽21,21′を配置した塗布液供給装置2
0,20′が設けられている。この塗布液供給装
置20,20′はテーブル12の回転方向に中心
角を150゜隔てて設けられている。そして一方の
塗布液供給装置20と他方の塗布液供給装置2
0′とはその液槽21,21′内に異なつた接着剤
が供給されている。この液槽21,21′は架台
22,22′に支えられている。
なお、この液槽21,21′に撹拌装置を設け
て、接着剤を均一な濃度に保つようにしても差支
えない。
塗布液供給装置20,20′の側方に支柱部3
1,31′を設けて、同形状の塗布液汲上げ装置
30,30′が高さを揃えて設けられている。
この塗布液汲上げ装置30は支柱部31に沿つ
て可動部32が上下動できるように、可動部32
の下端にエヤーシリンダー等の上下動手段35が
支柱31に固定して設けてある。
可動部32には、この可動部32から液槽21
に向つて突出した支持部33がその先端に容器部
34を施し、この容器部34を液槽21内の塗布
液中に沈めて塗布液を汲上げられるように、固定
して設けられている。
支柱31の上端部にはストツパー31aが、ボ
ルト・ナツトによりストツパー31aの高さを、
被塗布部品の種類に応じて、調整できるように設
けられている。一方、可動部32が上昇して、容
器34を所望の位置(図中2点鎖線で示す)に停
止するために、ストツパー31aに当接して可動
部32の上限の位置規制を行う突部32aが可動
部32の上端に施されているのである。
そして、この実施例では上述の如く塗布液供給
装置20,20′と塗布液汲上げ装置30,3
0′とを組にして、この組をテーブル12の回転
方向に中心角を150゜隔ててそれぞれ装置し、液
相21,21′毎に異なつた第1の接着剤と第2
の接着剤を供給し、先ず、被塗布部品1にその一
端から所望の塗布位置まで第1の接着剤を塗布し
た後、テーブル12が30゜づつ5回間欠に回転す
る間に塗布した第1の接着剤が乾燥し、150゜位
相した液槽21′の位置で第2の接着剤が第1の
接着剤の塗布された箇所と同じ箇所に塗布される
ようなしたものである。
その結果、被塗布部品1を保持機構13に保持
させるだけで、被塗布部品1にその一端から所望
の塗布位置まで2種類の接着剤を、人手を要する
ことなく容易に精度良く塗布することができ、従
来に比して、接着剤の使用量も大幅に減少した。
〔効果〕
本考案によれば、被塗布部品にその一端から所
望の塗布位置まで、塗布液を精度良く、簡単かつ
能率的に塗布することができると共に、接着剤の
塗布量も無駄がなく、接着剤の使用量を大幅に減
少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部要部を切欠いた正面図で
ある。 1……被塗布部品、10……被塗布部品搬送装
置、11……回転軸、12……テーブル、13…
…保持機構、20……塗布液供給装置、21……
液槽、30……塗布液汲上げ装置、31……支柱
部、32……可動部、33……支持部、34……
容器部、35……上下動手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金具等の被塗布部品に、該被塗布部品の一端か
    ら所望の塗布位置まで接着剤等の塗布液を塗布せ
    しめるための装置であつて、 回転軸を直立に支持せしめた回転テーブル機構
    に、該回転テーブル機構のテーブルの同一円上に
    被塗布部品を一定高さに揃えて保持する複数個の
    保持機構を備え、前記テーブルを間欠に回転せし
    めて、保持機構に保持された被塗布部品を順次所
    定の位置に搬送する被塗布部品搬送装置と、 所定位置に搬送せしめた被塗布部品の下方に塗
    布液を供給する液槽を一定間隔を隔てて配置せし
    めた塗布液供給装置と、 塗布液供給装置の側方に直立せしめた支柱部を
    設けると共に、該支柱部に沿つて可動可能な可動
    部を設け、支柱部に対して前記可動部を介して突
    出して支持せしめた支持部がその先端に容器部を
    有し、該容器部を前記塗布液供給装置の液槽内の
    塗布液中に沈めて塗布液を汲上げ可能に、前記可
    動部に上下動手段を具備せしめた塗布液汲上げ装
    置とからなり、 前記塗布液汲上げ装置の容器部が所望の高さ位
    置に上昇することにより、被塗布部品が容器部の
    オーバフロー面まで、汲上げられた塗布液に浸漬
    され、被塗布部品にその一端から所望の位置まで
    塗布液を塗布せしめることを特徴とする塗布装
    置。
JP18266384U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPS6234626Y2 (ja)

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JP18266384U JPS6234626Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JP18266384U JPS6234626Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6198570U JPS6198570U (ja) 1986-06-24
JPS6234626Y2 true JPS6234626Y2 (ja) 1987-09-03

Family

ID=30740198

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18266384U Expired JPS6234626Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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