JP4012719B2 - ロール塗装装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、橋梁、大型タンク、家屋をはじめとする構造物等の塗装に好適なロール塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多くの屋外構造物は、その美観の確保や、腐食等の経年劣化からの本体保護を目的として、外表面に塗装が施される。さらに、この塗装で形成された塗膜も紫外線や大気中の有害成分により経年劣化するため、一般には定期的な補修塗装が不可欠とされている。
【0003】
従来、このような初期塗装や補修塗装を行う手段として、スプレー塗装とロール塗装とが知られている。このうちスプレー塗装は、一般に無風環境下で行われるものであり、しかも、環境衛生の保護のために塗装ブースなどの養生施設の設置を要するので、例えば工場内での塗装には適するものの、有風下での屋外塗装に適用することは難しい。これに対してロール塗装は、風の影響をほとんど受けず、また前記塗装ブース等の特別な養生施設を原則的には要しないので、屋内、屋外、いずれの塗装にも適したものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、土木技術の発達に伴い、例えば本州四国連絡橋のような大型構造物の出現が顕著となっている。かかる構造物の補修塗装を手作業で行うとなると、膨大な時間と労力を要する。しかも、この塗装は作業員が塗料で汚れながら屋外環境下で行わねばならない過酷な作業であり、その機械化、省人化が強く要望されている。
【0005】
しかし、前記のようなロール塗装では、その塗装時にどうしても一部の塗料が足場上や外部に滴下、飛散するため、塗装ローラから塗装面への塗料の付着率は熟練職人の腕にかかってもせいぜい80%であるといわれており、かかる作業を機械化すれば前記付着率がさらに低減することは想像に難くない。このような付着率の低下は、塗装ムラに直結するものであり、高品質の塗膜の形成は期待し難い。
【0006】
なお、前記塗装ムラを低減させる手段として、前記塗装ローラの送り速度を下げることが考えられるが、このような送り速度の低下分だけ塗装に要する時間は増大することとなり、かかる不都合は総塗装面積が大きいほど深刻化する。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑み、塗装ムラの少ない良好な塗膜を迅速に効率良く形成することかできるロール塗装装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少なくとも外周部に塗料を含む塗装ローラを備え、この塗装ローラが塗装面上を移動することにより前記塗装面の塗装を行うロール塗装装置において、前記塗装ローラとして先行ローラとこれに追従する追従ローラとを含むとともに、これら先行ローラ及び追従ローラを回転可能に支持して両ローラを並進させるローラ支持体と、前記先行ローラをその移動に伴って当該先行ローラが塗装面上を転がる方向と同じ方向に回転駆動する先行ローラ駆動手段と、前記追従ローラをその移動に伴って当該追従ローラが塗装面上を転がる方向と逆の方向に回転駆動する追従ローラ駆動手段と、前記先行ローラ及び追従ローラにそれぞれ当接しながら回転することにより当該先行ローラ及び追従ローラに塗料を転写する塗料供給ローラと、を備えたものである。
【0009】
この装置によれば、先行ローラ及び追従ローラを塗装面上で同時に移動させるに際し、先行ローラをその移動に伴う転がり方向と同じ方向に回転させる(すなわち正転させる)ことにより、この先行ローラから塗装面に対して十分な量の塗料をいわゆる配り塗りできるのに加え、後続の追従ローラはこれを前記転がり方向と逆の方向に回転させる(すなわち逆転させる)ことにより、前記先行ローラによって既に配り塗りされた塗料に対して追従ローラからの新たな塗料を練り込むように供給することができる。このような塗料の配り塗りと練り込みとの連続処理により、ローラの移動速度を特別低下させなくても塗装ムラの少ない良好な塗膜を形成することが可能になる。
【0010】
また、先行ローラ及び追従ローラを回転駆動しながら塗装面に押付け、かつ、これらと一体に支持体を所定方向に移送することにより、前記塗装を簡単に実行することができる。
【0011】
また、前記先行ローラ及び追従ローラに塗料を供給する手段として、前記先行ローラ及び追従ローラにそれぞれ当接しながら回転することにより当該先行ローラ及び追従ローラに塗料を転写する塗料供給ローラを備えるので、前記先行ローラ及び追従ローラに対して安定した均一な塗料供給を行うことができ、これにより塗料ムラはさらに低減される。
【0012】
前記支持体は、例えば単一のフレームに先行ローラ及び追従ローラの双方を支持するものでもよいが、支持体基部と、前記先行ローラを回転可能に支持し、かつ、この先行ローラを塗装面に対して接離させる方向に移動可能となるように前記支持体基部に支持される先行ローラ支持部と、前記追従ローラを回転可能に支持し、かつ、この追従ローラを塗装面に対して接離させる方向に移動可能となるように前記支持体基部に支持される追従ローラ支持部とを含み、かつ、前記先行ローラを塗装面に対して押付ける方向に前記先行ローラ支持部に押付け力を付与する先行ローラ押付け手段と、前記追従ローラを塗装面に対して押付ける方向に前記追従ローラ支持部に押付け力を付与する追従ローラ押付け手段とを備えるようにすれば、塗装面にうねり等の不陸がある場合にも先行ローラ及び追従ローラをそれぞれ確実に塗装面に接触させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態は、橋桁施工後の補修作業を行うものであるが、本発明は補修塗装に限られず、初期塗装にも利用可能である。
【0014】
図10に示す橋桁10は、特定方向に延び、その長手方向(橋軸方向)に沿ってガイドレール12が設置されている。このガイドレール12には、橋幅方向に延びる作業足場14が前記ガイドレール12に沿ってスライド可能(矢印X参照)となるように吊り下げ支持され、この作業足場14は前記ガイドレール12に沿って走行するための駆動源となる原動機を搭載している。そして、この実施の形態では、前記作業足場14の移動を利用して本発明にかかる塗装方法が実行される。
【0015】
図1に示すように、前記作業足場14上には、その橋幅方向に沿って一対のガイドレール18が敷設され、これらのガイドレール18上に、本発明にかかるロール塗装装置26を操作するためのマニピュレータ16が設置されている。
【0016】
このマニピュレータ16は、前記ガイドレール18に沿って橋幅方向に走行する下部走行体20と、この下部走行体20上に垂直軸回りに旋回可能に設置される上部旋回体22とを備えている。
【0017】
下部走行体20は、前記ガイドレール18上に載せられる前後左右の車輪と、これらの車輪を回転駆動するモータとを備え、各車輪の回転によってガイドレール18上を橋幅方向に走行するように構成されている。
【0018】
上部旋回体22には、水平方向の支軸を中心として回動可能(起伏可能)となるようにブーム24が支持されている。このブーム24は、通常のクレーンにおけるブームと同様、図略のアクチュエータによって起伏駆動され、またその長手方向に伸縮するように構成されている。
【0019】
ブーム24の先端部には、旋回操作及びチルト操作が可能な支持軸25が取付けられ、この支持軸25に本発明にかかる塗装装置26が取付けられている。前記支持軸25の旋回操作やチルト操作は例えば周知の差動歯車装置とモータとの組み合わせにより行うことが可能である。
【0020】
前記塗装装置26は、塗装ローラとして図2に示すような先行ローラ30A及び追従ローラ30Bを備え、さらに、各ローラ30A,30Bに対してそれぞれ塗料28を供給するための塗料供給ローラ40A,40Bを備える。
【0021】
前記先行ローラ30A及び追従ローラ30Bは、その回転中心軸と塗装面とが略平行な状態で当該塗装面に押付けられ、かつ、回転駆動されながら所定の塗装方向(図2では右方向)に移送される。
【0022】
このうち、先行ローラ30Aは、その移動に伴う転がり方向と同じ方向(図2では反時計回り方向)に回転駆動されることにより、塗装面に対して塗料28をいわゆる配り塗りする役目を担う。これに追従する追従ローラ30Bは、前記転がり方向と逆の方向(図2では時計回り方向)に回転駆動されることにより、前記先行ローラ30Aによって既に配り塗りされた塗料に対して新たな塗料28を練り込む仕上げ塗りの役目を担う。
【0023】
塗料供給ローラ40A,40Bは、前記先行ローラ30A及び追従ローラ30B(以下これらを「塗装ローラ30A,30B」と総称する。)にそれぞれ圧接しながら前記先行ローラ30Aの回転方向と同じ方向に回転駆動されることにより、当該ローラ30A,30Bに対して連続的な塗料の補給を行う。
【0024】
次に、前記各ローラ30A,30B,40A,40Bの具体的な構造の例を図3〜図5を参照しながら説明する。
【0025】
・塗装ローラ30A,30Bについて
塗装面が完全な平面であることは稀であり、一般には、例えば図3に示す橋桁10の下面のように、うねりや局所的な突部10aを有することが多い。このような不陸をもつ塗装面に対しても良好な塗装ができるように、塗装ローラ30A,30Bには十分な柔軟性を持たせることが好ましい。
【0026】
そこで、この実施の形態では、塗装ローラ30A(30B)の具体的な構造として、図4に示すようなものが採用されている。すなわち、図示の塗装ローラ30A(30B)は、ローラ中心軸31の周囲にローラ本体32、保護層34、及び塗料含浸層36が順に積層された構造を有している。
【0027】
前記ローラ中心軸31は、金属等の硬質材料により筒状に形成されている。
【0028】
ローラ本体32は、吸液性及び十分な弾性をもつ柔軟材によって前記ローラ中心軸31の両端を除く部分を囲む筒状に形成されている。その具体的な材質としては、スポンジゴムをはじめとする発泡材料や、合成繊維等を固めて筒状に成形した繊維体などが好適である。
【0029】
保護層34は、塗料28がローラ外部からローラ本体32に侵入するのを阻止するためのものであり、塗料の溶剤に対する耐久性も考慮すると、例えば塩化ビニリデンやナイロン、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリプロピレンといった耐有機溶剤性に優れる合成樹脂からなるシートフィルムをローラ本体32の周囲に巻き付けたものなどが好適である。特に、塩化ビニリデン樹脂製シートを使用した場合には、当該シートと後述の塗料含浸層36との間に十分な摩擦係数を確保することができ、使用中に保護層34に対して塗料含浸層36が滑ることに起因する当該塗料含浸層36のねじれ等をより確実に防止できる利点がある。ただし、水性塗料を用いる場合にはゴム皮膜などの適用も可能である。また、ゴム皮膜と耐有機溶剤性をもつ合成樹脂シートとを併用してもよく、その場合にはゴム皮膜の外側に前記合成樹脂シートを配するようにすればよい。
【0030】
塗料含浸層36は、耐溶剤性に優れ、かつ、塗料を十分に含浸できる柔軟材であればよく、例えばネル地や綿布をはじめとする起毛生地、不織布等を前記保護層34の外側に巻き付けたものが好適である。また、水性塗料を用いる場合には、薄いスポンジゴムや繊維体を保護層34の周囲に巻き付けたものでもよい。このように塗料含浸層36とローラ本体32との材質が同じであっても、両者間に保護層34が介在することによって、ローラ全体が塗料を含んでしまうことが防がれ、ローラ本体32の柔軟性が十分に維持される効果が得られることに何ら変わりはない。
【0031】
前記保護層34及び塗料含浸層36は、ローラ本体32の軸方向両外側で集束され、ローラ中心軸31の両端外周面上にカシメ金具38によって固定される。
【0032】
なお、本発明では塗装ローラ30A,30Bの具体的な構造は問わない。例えば、塗装面が比較的平滑である場合には、ローラ本体表面にゴムライニングを施した程度のものであってもよい。
【0033】
・塗料供給ローラ40A,40Bについて
この塗料供給ローラ40A,40Bは、前記塗装ローラ30A,30Bと圧接しながら回転することにより当該塗装ローラ30A,30Bに塗料を連続供給するものであればよい。この実施の形態では、塗装装置全体が傾いていても塗装ローラ30A,30Bの軸方向全域にわたって均一な塗料供給ができるように配慮がなされている。
【0034】
具体的に、この実施の形態にかかる塗料供給ローラ40A,40Bは、略円柱状のローラ本体41と、その外周面上に配される通路形成スリーブ42と、この通路形成スリーブ42の外側に配される塗料含浸部43とを有し、ローラ本体41の一方の端部には駆動フランジ44が固定され、他方の端部には塗料供給ブロック45が相対回転可能に嵌合されている。
【0035】
ローラ本体41は、例えば金属等の硬質材料で形成され、その外周面上には複数の(図例では10本の)浅い周溝46が形成されている。これらの周溝46は、ローラ本体41の軸方向に間欠的に並んでいる。そして、各周溝46同士の間の位置及び駆動フランジ44側の端部には、周溝をもつシール部材装着部41aが形成され、各シール部材装着部41aの周溝にリング状の弾性体からなるシール部材47が嵌め込まれている。
【0036】
一方、前記通路形成スリーブ42は、その内周面に前記各シール部材47が圧接する状態でローラ本体41の外側に装着されている。従って、前記各周溝46は、前記各シール部材47で相互にシールされた10個の区間1〜10にそれぞれ閉じ込められた状態となっている。
【0037】
さらに、前記通路形成スリーブ42には、各区間について複数(図例では軸方向について2個所及び周方向について複数個所)の塗料挿通孔42aが設けられている。従って、各周溝46に供給される塗料は、各塗料挿通孔42aを通じて塗料含浸層43の各区間1〜10に相互独立して供給されることになる。
【0038】
なお、塗料含浸層43は基本的に前記塗装ローラ30A,30Bの塗料含浸層34と同材質で良く、例えば前記起毛生地が好適である。
【0039】
図6のローラ本体展開図に示すように、このローラ本体41には、その一方の端部(塗料供給フランジ45側の端部)から各区画1〜10の周溝46に至る10本の塗料導孔401,402,403,404,405,406,407,408,409,410が形成されている。これらの塗料供給孔401〜410はローラ本体41の外周部においてその周方向に等間隔で並んでおり、それぞれ対応する周溝46に対して相互独立して塗料を供給することが可能となっている。
【0040】
塗料供給ブロック45は、ローラ本体41の軸方向端部が嵌入される凹部45cを有し、その嵌入されたローラ本体41の端部を回転可能に保持する。詳しくは、前記ローラ本体41の軸端に固定された保持軸48が塗料供給ブロック45を軸方向に貫通して外部に突出しており、この突出部分に形成された大径頭部48aと塗料供給ブロック45の外端面との間に介在する圧縮コイルばね49の弾発力によって、前記凹部45cの底面とローラ本体41の外端面との密着状態が保持されている。
【0041】
塗料供給ブロック45には、その外周面から側方に開口する塗料供給口45aが設けられるとともに、この塗料供給口45aから凹部45cの底面に至る塗料供給孔45bが形成されている。この塗料供給孔45bは、前記ローラ本体41の回転に伴ってその各塗料導孔401〜410と順番に連通する(すなわち各塗料導孔に対してローラ1回転当たり1回ずつ連通する)位置に設けられている。
【0042】
以上説明した塗装ローラ30A,30B及び塗料供給ローラ40A,40Bは、その回転中心軸が相互平行な状態で共通の支持体に回転可能に支持され、塗装装置26として一体に移送される。その支持体の具体的構造の例を図7〜図9に基づいて説明する。
【0043】
図示の支持体は、前記マニピュレータ16の支持軸25に支持される第1基台50と、この第1基台50に装置前後方向(ローラ回転軸と直交する方向)の軸回りに揺動可能に支持される第2基台56と、この第2基台56に装置幅方向(ローラ回転軸と平行な方向)の軸回りに揺動可能に支持される先行ローラ支持アーム60A及び追従ローラ支持アーム60Bとを具備している。
【0044】
前記第1基台50は、塗装装置26の幅方向(各ローラの回転軸と平行な方向)に延び、前記マニピュレータ16の支持軸25に対してその軸方向(略上下方向)に相対移動可能となるように連結されている。詳しくは、前記第1基台50の幅方向中央から下方に軸52が延び、その軸方向に移動可能となるように前記支持軸25に嵌入されるとともに、この支持軸25と第1基台50の下面との間に介在する圧縮コイルばね54の弾発力によって当該基台50が上向き(塗装ローラ30A,30Bを橋桁10の下面に押付ける向き)に付勢されている。
【0045】
前記第2基台56も、塗装装置26の幅方向に延び、その前後両側には下方に突出する軸支板56aが固定されている。これらの軸支板56aには支軸55が前後方向に貫通しており、この支軸55の前後両端が前記第1基台50に固定されている。この構造により、第2基台56は前記支軸55を中心として装置幅方向に揺動可能となるように支持されている。
【0046】
さらに、各軸支板56aの左右両翼部と第1基台50との間には圧縮コイルばね57が介在しており、これら圧縮コイルばね57によって第2基台56が中立姿勢(水平姿勢)に弾性的に保持されている。
【0047】
第2基台56の左右上面にはブラケット56bが立設され、各ブラケット56bによってガイドローラ58が装置幅方向の軸回りに回転可能に支持されている。このガイドローラ58は、塗装面上に押し当てられながら転動することにより、塗装面に対する塗装装置26の相対位置と移動方向を安定させるものである。
【0048】
前記第2基台56の左右両端部には、上下方向に延びるアーム支持板56cが固定され、このアーム支持板56cの上部に装置幅方向の支軸62Aを支点として揺動可能に先行ローラ支持アーム60Aの中間部が支持されるとともに、前記アーム支持板56cの下端部に同じく装置幅方向の支軸62Bを支点として揺動可能に追従ローラ支持アーム60Bの中間部が支持されている。
【0049】
先行ローラ支持アーム60Aは、棒材によって平面視略矩形の枠状に形成されたもので、その前端部(図8では右端部)がエアシリンダ66Aを介して前記第2基台56のブラケット56bに連結される一方、後端部(図8では左端部)は先行ローラ30Aを回転可能に支持している。そして、前記エアシリンダ66Aにこれを伸長させる方向のエア圧が導入されることにより、そのエア圧に対応する押付け力(先行ローラ30Aを塗装面に下から押付ける向きの力)が先行ローラ支持アーム60Aに付与されるようになっている。
【0050】
先行ローラ支持アーム60Aの後端部の進行方向右側部分(図8では手前側部分)には、ブラケット64A(図7では図示省略)を介して先行ローラ駆動モータ63Aが取付けられ、同モータ63Aの出力軸に先行ローラ30Aの一方の端部が結合されるとともに、当該先行ローラ30Aの他方の端部が先行ローラ支持アーム60Aの後端部の進行方向左側部分に設けられたローラ支持ブラケット65Aに回転可能に支持されている。
【0051】
ここで、前記先行ローラ駆動モータ63Aによる先行ローラ30Aの駆動方向は、塗装装置26の移動に伴って先行ローラ30Aが塗装面上を転がる方向と同じ方向に設定されている。その駆動速度は適宜設定可能であるが、一般には前記塗装装置26の移動に伴って先行ローラ30Aが転がる速度と同等ないしそれに近い速度に設定するのが、好ましい。
【0052】
先行ローラ30Aに塗料を供給する塗料供給ローラ40Aは、この先行ローラ30Aに対して前側斜め下方から当接する位置に設けられている。この塗料供給ローラ40Aを支持する手段として、先行ローラ支持アーム60Aには、ローラ駆動装置70と前記図5に示した塗料供給ブロック45とが取付けられている。
【0053】
ローラ駆動装置70は、前記先行ローラ駆動モータ63Aのすぐ前側の位置に設けられている。このローラ駆動装置70は、先行ローラ支持アーム60Aに固定される支持板73と、この支持板73に固定されるローラ駆動モータ72とを備え、かつ、このローラ駆動モータ72の出力する駆動力を前記塗料供給ローラ40Aに伝達する歯車列74が前記支持板73に取付けられている。この歯車列74からなる駆動伝達機構の出力軸は、前記塗料供給ローラ40の駆動フランジ44に連結される。
【0054】
一方、塗料供給ブロック45は、前記ローラ支持ブラケット65Aのすぐ前側の位置に設けられ、その塗料供給口45a(前記図5)に図7に示すような塗料供給配管76が接続されている。
【0055】
追従ローラ支持アーム60Bは、前記先行ローラ支持アーム60Aと同様に棒材によって平面視略矩形の枠状に形成されたものであるが、その後端部は前記先行ローラ支持アーム60Aの後端部よりもさらに後方に突出している。そして、この追従ローラ支持アーム60Bの前端部(図8では右端部)がエアシリンダ66Bを介して前記第2基台56のブラケット56bに連結される一方、後端部(図8では左端部)が追従ローラ30Bを回転可能に支持している。そして、前記エアシリンダ66Bにこれを伸長させる方向のエア圧が導入されることにより、そのエア圧に対応する押付け力(追従ローラ30Bを塗装面に下から押付ける向きの力)が追従ローラ支持アーム60Bに付与されるようになっている。
【0056】
追従ローラ支持アーム60Bの後端部の進行方向右側部分(図8では手前側部分)には、ブラケット64B(図7では図示省略)を介して追従ローラ駆動モータ63Bが取付けられ、同モータ63Bの出力軸に追従ローラ30Bの一方の端部が結合されるとともに、当該追従ローラ30Bの他方の端部が追従ローラ支持アーム60Bの後端部の進行方向左側部分に設けられたローラ支持ブラケット65Bに回転可能に支持されている。
【0057】
ここで、前記ブラケット64B及びローラ支持ブラケット65Bの高さ寸法は、前記先行ローラ支持アーム60Aに設けられたブラケット64A及びローラ支持ブラケット65Aの高さ寸法よりも大きく設定され、両支持アーム60A,60Bの間の段差にかかわらず先行ローラ30Aと追従ローラ30Bとをほぼ同じ高さ位置に支持することが可能とされている。
【0058】
また、前記追従ローラ駆動モータ63Bによる追従ローラ30Bの駆動方向は、塗装装置26の移動に伴って追従ローラ30Bが塗装面上を転がる方向と逆の方向に設定されている。その駆動速度については適宜設定可能である。
【0059】
追従ローラ30Bに塗料を供給する塗料供給ローラ40Bも、この追従ローラ30Bに対して前側斜め下方から当接する位置に設けられている。この塗料供給ローラ40Bを支持する手段として、ローラ駆動装置70と前記図5に示した塗料供給ブロック45とが具備されている。詳しくは、前記ブラケット64B,65Bの中段位置に平面視枠状の補助アーム60bが固定され、この補助アーム60bに前記ローラ駆動装置70及び塗料供給ブロック45が取付けられている。
【0060】
ローラ駆動装置70は、前記塗料供給ローラ40Aについて設けられたローラ駆動装置70と同等の構成を有し、前記追従ローラ駆動モータ63Aのすぐ前側の位置に設けられている。同様に、塗料供給ブロック45は、前記ローラ支持ブラケット65Bのすぐ前側の位置に設けられ、その塗料供給口45aに塗料供給配管76が接続されている。
【0061】
なお、追従ローラ支持アーム60Bの適所には、各ローラから滴下する塗料を受けるためのトレイ68が固定されている。
【0062】
次に、この装置を用いた橋桁下面の塗装方法を説明する。
【0063】
1)塗装面への各ローラの押付け
マニピュレータ16を走行させて作業足場14の橋幅方向端部に移動させ、この位置でブーム24の起伏操作や支持軸25の旋回/チルト操作を利用してロール塗装装置26を移動させ、そのガイドローラ58を塗装面(橋桁下面)に押付けるとともに、各エアシリンダ66A,66Bにエアを供給して各ローラ支持アーム60A,60Bを図8の時計回り方向に揺動させることにより塗装ローラ30A,30Bをそれぞれ塗装面に押付ける。
【0064】
このときの塗装装置26の向きは、その塗装ローラ30A,30B及び塗料供給ローラ40A,40Bの回転中心軸が橋軸方向(図10の矢印X)に対して直交する向きであって、先行ローラ30Aが追従ローラ30Bよりも走行方向前側に位置する向きとする。なお、塗装面に対する支持軸25の傾斜は、第1基台50に対する第2基台56の揺動や各ローラ支持アーム66A,66Bの揺動によって吸収される。
【0065】
2)ローラ駆動及び塗料供給
1)の工程と並行して、各ローラ30A,30B,40A,40Bの回転駆動と、塗装ローラ30A,30Bへの塗料供給を行う。
【0066】
具体的に、先行ローラ30Aは、先行ローラ駆動モータ63Aの作動によって正転方向に回転駆動し、追従ローラ30Bは追従ローラ駆動モータ63Bの作動によって逆転方向に回転駆動する。また、各塗料供給ローラ40A,40Bはローラ駆動装置70の作動によって先行ローラ30Aの回転方向と同じ方向に回転駆動する。
【0067】
このとき、各塗料供給ローラ40A,40Bのローラ本体41が塗料供給ブロック45に対して相対回転するので、この塗料供給ブロック45の塗料供給孔45bに対してローラ本体41の各塗料導孔401〜410(図5及び図6)が順番に連通する。従って、この回転中に図略の塗料ポンプから塗料供給配管76及び塗料供給ブロック45の塗料供給口45aを通じて塗料供給孔45bに塗料を供給すると、この塗料は各塗料導孔401〜410を通じて各凹溝46に均等に分配され、これらの凹溝46から通路形成スリーブ42の各貫通孔42aを通じて塗料含浸層43の各区間1〜10に供給される。しかも、各凹溝46はシール部材47によって相互隔離されているので、塗料供給ローラ40がその軸方向に傾斜していても各区間1〜10への塗料分配の均等性が保証される。
【0068】
このようにして塗料含浸層43に供給された塗料は、当該塗料含浸層43と塗装ローラ30A,30Bとの圧接個所で当該塗料含浸層43から滲み出して塗装ローラ30A,30Bの塗料含浸層34に転写される。このとき、塗料供給ローラ40A,40Bは塗装ローラ30A,30Bに対して斜め下方から当接しているので、当該塗料供給ローラ40A,40Bの回転速度を適当な速度に調節することにより、塗装ローラ30A,30Bと塗料供給ローラ40A,40Bとの圧接部位に図2に示すような塗料28の溜り28pを形成することが可能であり、塗料28をほとんど滴下させずに塗装ローラ30A,30Bへ連続供給することが可能となる。
【0069】
3)塗装工程
前記ローラ駆動及び塗料供給を行いながら、作業足場14及びこれに設置されたマニピュレータ16を一体に移動させることにより、その移動方向すなわち橋軸方向に沿って、ガイドローラ58の転動を伴いながらロール塗装装置26を移送する。
【0070】
この移送中、図2に示すように、先行ローラ30Aはその移動に伴う転がり方向と同じ方向に正転駆動されるため、この先行ローラ30Aに含浸されている塗料28は塗装面に対して十分に配り塗りされる。さらに、これに追従する追従ローラ30Bは前記転がり方向と逆の方向に駆動されるため、前記先行ローラ30Aにより配り塗りされた塗料に対して追従ローラ30Bから新たな塗料28が練り込むように供給され、その結果、塗料ムラは大幅に低減される。従って、塗装のための移動速度を特に低下させることなく、高品質の塗膜を塗装面に施すことができる。
【0071】
また、この実施の形態では、橋桁下面に図2及び図3に示すような突部10a等の凹凸が存在していても、これに柔軟に対応して塗装ローラ30A,30Bが弾性変形するため、均一な塗装を行うことが可能である。
【0072】
さらに、この実施の形態では、各塗装ローラ30A,30Bはそれぞれ支持アーム60A,60Bによって個別に支持され、各支持アーム60A,60Bにエアシリンダ66A,66Bによって所定の押付け力が付与された構成となっているので、塗装面にうねり等の不陸変化があっても各塗装ローラ30A,30Bと塗装面との接触を良好に維持することができる。
【0073】
さらに、各塗装ローラ30A,30Bに塗装面を負圧や磁力で吸引する手段を付加するようにすれば、その吸引力によってローラと塗装面との接触状態をより確実に保つことが可能になる。
【0074】
なお、前記先行ローラ30A及び追従ローラ30Bの役割上、追従ローラ30Bから塗装面への塗料供給量は先行ローラ30Aからの塗料供給量よりも少ない量に設定するのが好ましい。
【0075】
4)シフト工程
前記塗布工程により橋軸方向に帯状の塗装を行った後、エアシリンダ66A,66Bを収縮させて各塗装ローラ30A,30Bを橋桁下面から離間させ、かつ、ブーム24の作動でガイドローラ58も橋桁下面から一旦離間させる。その後、ブーム24の伸縮やマニピュレータ16の走行によってロール塗装装置26の位置を橋幅方向に塗装ローラ30A,30Bの幅とほぼ同一の距離だけシフトさせ、さらに、支持軸25の旋回により塗装装置26全体を180°旋回させて塗装ローラ30A,30Bを前後逆にしてから、前記ガイドローラ58及び各塗装ローラ30A,30Bを再び橋桁下面に押付け、前記移動の向きと逆の向きに作業足場14を移動させて次の塗装工程を実行する。
【0076】
このようにして3)塗装工程と4)シフト工程とを交互に繰り返すことにより、橋桁下面全域を効率良く塗装することができる。
【0077】
なお、本発明の実施形態はこれに限定されず、例として次のような形態をとることも可能である。
【0078】
(1) 前記実施形態では橋桁10の下面を塗装する例を示したが、本発明は橋桁10の側面の塗装にも適用が可能である。この場合は、塗装ローラ30A,30Bを橋桁側面に押付けながら作業足場14を橋軸方向に移送すればよく、シフト工程は上下方向に行えばよい。また、本発明の塗装対象は橋桁に限られず、その他の土木構造物、建築物、大型タンクといった各種構造物等の塗装に好適に利用することが可能であり、例えば床面塗装にも適用することが可能である。
【0079】
(2) 本発明において、作業足場側にロール塗装装置26を支持する手段は上記のようなマニピュレータ16に限られず、例えば作業足場14上に単に載置されるだけのものでもよい。ただし、前記マニピュレータのように作業足場上を走行するものを用いれば、その走行によってシフト工程を簡単に行うことができる利点がある。また、このようなマニピュレータ16の走行によって塗装装置26を塗装方向(例えば橋幅方向)に移動させることにより同方向に塗装するといったことも可能である。
【0080】
(3) 本発明は少なくとも先行ローラ30A及び追従ローラ30Bを含んでいればよく、これらのローラに加えて補助的に塗装ローラを追加することは自由である。また、塗料供給ローラ40A,40Bの具体的な構造も図示のものに限らず、そのローラ表面から塗装ローラ30A,30Bに塗料を転写できるものであればよい。
【0081】
(4) 前記実施形態では、先行ローラ駆動手段及び追従ローラ駆動手段として個別にモータ63A,63Bを装備したものを示したが、例えば単一の駆動源から出力される駆動力を周知の駆動変換機構(例えば歯車列)により各塗装ローラ30A,30Bに分配してこれらの塗装ローラ30A,30Bを相互逆向きに駆動するようにしてもよい。すなわち、先行ローラ駆動手段及び追従ローラ駆動手段を単一の駆動源で賄うようにしてもよい。
【0082】
【実施例】
前記図面に示した塗装装置を用い、次の条件下で実験を行った。
・有効塗装幅B:45cm(ローラ幅50cm、塗装重ね代5cm)
・装置移動速度V:7m/分
・正味施工速度q=60×B×V=60×0.45×7=189m2/時
【0083】
その結果、溶接ビードや歪みによる凹凸がある壁面に対しても均一な膜厚を確保すると同時に、追従ローラによる被塗面への塗料の練り込み効果により、膜厚が一定で塗料ダレや気泡などの欠陥のないきめ細かい高品質な塗面が生成された。また、人力施工に見られる個人差や疲労度による品質のバラツキを解消することができた。
【0084】
【発明の効果】
以上のように本発明は、塗装ローラとして先行ローラとこれに追従する追従ローラとを塗装面上で同時に移動させるとともに、前記先行ローラはその移動に伴って塗装面上を転がる方向と同じ方向に回転駆動し、前記追従ローラはその移動に伴って塗装面上を転がる方向と逆の方向に回転駆動しながら前記塗装面の塗装を行うものであるので、ローラの移動速度を低下させることなく、塗装ムラの少ない良好な塗膜を迅速に効率良く形成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる塗装設備の概略構成を示す正面図である。
【図2】 前記塗装設備にかかる塗装装置の各ローラを示す正面図である。
【図3】 前記塗装装置の塗装ローラと塗装面との関係を示す側面図である。
【図4】 前記塗装ローラの断面側面図である。
【図5】 前記塗装装置の塗料供給ローラの断面側面図である。
【図6】 前記塗料供給ローラのローラ本体の展開図である。
【図7】 前記塗装装置の支持体の構造例を示す平面図である。
【図8】 前記構造例を示す正面図である。
【図9】 前記構造例を示す側面図である。
【図10】 橋桁下方に架設される作業足場の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 橋桁
16 マニピュレータ
26 塗装装置
28 塗料
30A 先行ローラ(塗装ローラ)
30B 追従ローラ(塗装ローラ)
40A,40B 塗料供給ローラ
50,56 基台(支持体基部)
60A 先行ローラ支持アーム
60B 追従ローラ支持アーム
63A 先行ローラ駆動モータ
63B 追従ローラ駆動モータ
66A エアシリンダ(先行ローラ押付け手段)
66B エアシリンダ(追従ローラ押付け手段)

Claims (2)

  1. 少なくとも外周部に塗料を含む塗装ローラを備え、この塗装ローラが塗装面上を移動することにより前記塗装面の塗装を行うロール塗装装置において、
    前記塗装ローラとして先行ローラとこれに追従する追従ローラとを含むとともに、
    これら先行ローラ及び追従ローラを回転可能に支持して両ローラを並進させるローラ支持体と、
    前記先行ローラをその移動に伴って当該先行ローラが塗装面上を転がる方向と同じ方向に回転駆動する先行ローラ駆動手段と、
    前記追従ローラをその移動に伴って当該追従ローラが塗装面上を転がる方向と逆の方向に回転駆動する追従ローラ駆動手段と、
    前記先行ローラ及び追従ローラにそれぞれ当接しながら回転することにより当該先行ローラ及び追従ローラに塗料を転写する塗料供給ローラと、
    を備えたことを特徴とするロール塗装装置
  2. 請求項1記載のロール塗装装置において、前記支持体は、支持体基部と、前記先行ローラを回転可能に支持し、かつ、この先行ローラを塗装面に対して接離させる方向に移動可能となるように前記支持体基部に支持される先行ローラ支持部と、前記追従ローラを回転可能に支持し、かつ、この追従ローラを塗装面に対して接離させる方向に移動可能となるように前記支持体基部に支持される追従ローラ支持部とを含み、かつ、前記先行ローラを塗装面に対して押付ける方向に前記先行ローラ支持部に押付け力を付与する先行ローラ押付け手段と、前記追従ローラを塗装面に対して押付ける方向に前記追従ローラ支持部に押付け力を付与する追従ローラ押付け手段とを備えることを特徴とするロール塗装装置
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