JP2004108044A - 目地部の塗装装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】塗装装置Aは、壁面Cに対し横方向に設置されたガイドレール11と、ガイドレール11に沿って横行する横行台車12と、横行台車12に載置されて昇降する昇降台車13と、昇降台車13に搭載された塗装ノズル14と、昇降台車13に搭載されると共に塗装ノズル14の移動方向前後に配置され縦目地部2を倣うことで塗装ノズル14を縦目地部2に沿った方向に案内する案内部材15とを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面に形成された目地部に沿って塗装ノズルを案内しつつ、該目地部に塗装を施し得るように構成した目地部の塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
躯体に例えば軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)を取り付けて住宅の外壁を構成することがある。この場合、隣接するALCパネルの間に目地部が形成されるため、該目地部に対し湿式のシール材を施工することで防水処理が行われるのが一般的である。
【0003】
目地部に施工されたシール材は、意匠を凝らした周囲のALCパネルの色とは異なる色を有するため、ALCパネルの部分と目地部との差を無くすために、目地部に塗装を施している。この塗装作業は、現場で足場を架け、人手によって行うのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如く、目地部に対して塗装を施す場合、現場で足場を架けることになるが、狭い敷地の場合、足場を架けることが出来ず、人手によって塗装を行うことが困難であるという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、人手によって塗装を行うことが困難な狭い場所であっても目地部の塗装を実現する目地部の塗装装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る目地部の塗装装置は、壁面に形成された目地部に塗装を施す塗装装置であって、壁面に対し横方向に設置されたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って横行する横行台車と、前記横行台車に載置され該横行台車に沿って昇降する昇降台車と、前記昇降台車に搭載された塗装ノズルと、前記昇降台車に搭載され目地部を倣うことで前記塗装ノズルを目地部に沿った方向に案内する案内部材とを有して構成されるものである。
【0007】
上記塗装装置では、対象となる壁面に対し横方向にガイドレールが設置されており、このガイドレールに対し横行可能な横行台車が配置されると共に該横行台車に、塗装ノズルと案内部材を搭載した昇降台車が配置される。このため、横行台車を横行させて塗装ノズルを目的の目地部に対向させると共に案内部材によって目地を倣わせ、この状態で昇降台車を昇降させつつ、塗装ノズルを作動させることで、壁面に形成された縦方向の目地部に塗装を施すことが出来る。
【0008】
また壁面に形成された横方向の目地部に塗装する場合には、塗装ノズルを目的の目地部に対向させて昇降台車を保持し、この状態で横行台車を横行させつつ、塗装ノズルを作動させることで、目地部に対する塗装を施すことが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る塗装装置の好ましい実施形態について説明する。本発明に係る塗装装置は、ガイドレールに沿って横行可能な横行台車と、横行台車に沿って昇降する昇降台車を有し、該昇降台車に目地部を塗装する塗装ノズルを搭載すると共に目地部を倣う案内部材を搭載して構成されており、横行台車及び昇降台車を所望の方向に移動させることで、塗装ノズルを壁面の所望の方向,位置に移動させるように構成したものであり、この塗装ノズルの移動過程で、目地部に対する塗装を施すようにしたものである。
【0010】
ガイドレールは、壁面に沿って横方向に設置され、横行台車の横行を案内するものであり、壁面の上方に設置された1本のレールであって良いが、壁面の上方及び下方に一対設置されることが好ましい。特に、上方に設置された1本のレールを有する場合、横行台車の下端側には壁面と接触して回転するローラを設けておくことが好ましい。また一対のレールを設置する場合、上方のレールによって横行台車の横行を案内し、下方のレールによって横行台車の壁面からの距離を確保し得ることが可能である。このように、下方ではガイドレールを省略し、このガイドレールの代わりに建物の基礎の外表面或いは外壁面を利用することも可能である。
【0011】
横行台車は目的の壁面を横方向に横行すると共に昇降台車を昇降可能に搭載している。このため、横行台車には昇降台車の移動方向を案内するガイド部材が設けられることが好ましい。ガイド部材の構成は特に限定するものではなく、横行台車の上下方向に設けたガイドレールであって良い。
【0012】
壁面に形成された縦方向の目地部を塗装する場合、横行台車は自走する必要はなく、作業員によって移動させられるように構成しておくことが可能である。しかし、横方向の目地部を塗装する場合には自走式或いは外部から牽引されて横行し得るように構成されることが好ましい。
【0013】
昇降台車は、塗装ノズルと案内部材とを搭載して横行台車に沿って昇降し、この昇降過程で塗装ノズルを作動させて縦方向の目地部に対する塗装を行うものである。このため、昇降台車は自走式台車として或いは横行台車の縦方向に張り渡したロープ,チェン等によって牽引されて昇降する台車として構成されることが好ましい。
【0014】
上記横行台車,昇降台車を共に横行,昇降させるには、夫々が自走式に構成される場合、或いは人為式に構成される場合であっても、駆動装置を用意しておくことが好ましい。
【0015】
昇降台車に搭載される塗装ノズルとしては特に限定するものではなく、ポンプによって加圧して塗料を吹き付けるようなガンタイプのノズルであって良い。このような塗装ノズルを用いる場合、昇降台車には塗料のタンクやポンプも搭載しておくことが好ましい。またポンプ或いはエアコンプレッサーを地上に設置しておき、ホースによって塗装ノズルと接続し得るように構成することも可能であり、このように構成した場合であっても、充分に目地部に対する塗装を合理的に行うことが可能である。
【0016】
案内部材は、目地部の一部、例えば目地部の側面を倣って塗装ノズルを案内するものであり、このような機能を有するものであれば用いることが可能である。このような案内部材としては、目地部の側面に接触して回転するローラがある。このローラを塗装ノズルの昇降方向に一致した位置に配置しておき、昇降台車の昇降に伴って常にローラが目地部と接触し得るようにすることで、塗装ノズルを目地部に一致させて昇降させることが可能である。
【0017】
目地部に対する塗装方向を一方向に限定することなく、塗装ノズルの往復移動の際に何れの方向に移動する場合であっても塗装し得るように構成することが好ましい。このため、案内部材を塗装ノズルの移動方向(塗装方向)の前後両側に配置しておくことが好ましい。
【0018】
しかし、案内部材が目地部の一部と接触して塗装ノズルを案内する場合、塗装方向下流側に配置された案内部材が塗装直後の塗料と接触して剥がしてしまう虞があるため、目地部から退避させておくことが必要となる。従って、案内部材を夫々目地部から退避させることが可能な構造とすることが好ましい。このような案内部材は、案内部材自体、或いは案内部材を構成する部材としてバー状の部材を設け、該バー状の部材を折り畳み可能な構成とし、或いは伸縮可能な構成とすることで、実現することが可能である。
【0019】
特に、壁面の縦方向に形成された目地部の方向と昇降台車の昇降方向との間にズレが生じているような場合、このズレに伴って塗装ノズルを横方向或いは縦方向に移動させることになる。このため、昇降台車に更に横方向,縦方向に移動可能な移動部材を設け、この移動部材に塗装ノズルと案内部材を搭載することで、前記ズレを移動部材の移動によって吸収し得るように構成することが好ましい。
【0020】
以下、塗装装置の好ましい実施例について図を用いて説明する。図1は第1実施例に係る塗装装置の構成を説明する図である。図2は第1実施例に係る塗装装置の構成を説明する断面図である。図3は目地部と案内部材との関係を説明する図である。図4は第2実施例に係る塗装装置の構成を説明する図である。図5は第2実施例に係る塗装装置の構成を説明する断面図である。図6は目地部と案内部材との関係を説明する図である。
【0021】
先ず、図1〜図3により第1実施例に係る塗装装置Aの構成について説明する。塗装装置Aは、複数の外壁パネル1によって構成された壁面Cに縦方向に形成された縦目地部2を塗装し得るように構成されたものである。
【0022】
塗装装置Aは、壁面Cの上端側に横方向に配置されたガイドレール11に沿って横方向に移動し得るように構成された横行台車12と、横行台車12に昇降可能に構成された昇降台車13と、昇降台車13に搭載された塗装ノズル14と、縦目地部2に沿って塗装ノズル14を案内する案内部材15とを有して構成されている。
【0023】
ガイドレール11は、横行台車12の横行方向を案内すると共に、横行台車12の壁面Cからの距離を略一定となるように保持するものである。またガイドレール11は、塗装作業を実施する際に壁面Cの上端側に設置し、塗装作業が終了した後、取り外すように構成されている。壁面Cの上端側の位置は特に限定するものではなく、1階層の上端部位、或いは屋根面であって良い。しかし、縦目地部2に連続した塗装を施すことを考慮したとき、階層数に関わらず壁面Cの最も上端部位に設置することが好ましい。
【0024】
ガイドレール11は、必ずしも壁面Cの横方向の全長と等しい長さを有する必要はなく、予め設定された単位長さのガイドレール11を複数用意して順に連結し得るようにしても良い。また予め上端部分に所定長さのガイドレール11を取り付けた枠状のフレームを構成しておき、縦目地部2に対する塗装が終了する都度、該フレームを横方向に移動させるように構成しても良い。
【0025】
本実施例では、ガイドレール11は壁面Cの上端側に1本設置されているが、この構成に限定するものではなく、壁面Cの下端側にもガイドレール11を設けても良いことは当然である。
【0026】
横行台車12は、本体12aと、本体12aの上下両端に設けたサドル12b,12cとからなる門型フレームとして構成されており、各サドル12b,12cに夫々回転可能なローラ16a,16bが設けられている。
【0027】
本体12aは一対の縦部材12dと一対の横部材12eとによって構成された四角枠状に形成されており、各横部材12eに夫々サドル12b,12cが取り付けられている。また縦部材12dには昇降台車13が昇降可能に嵌合し、該縦部材12dに沿って昇降し得るように構成されている。従って、縦部材12dが昇降台車13の昇降方向を案内する案内部材として構成されている。
【0028】
ローラ16aはガイドレール11に載置されて回転し、ローラ16bは壁面Cの下端部位にある基礎3の側面に接触して回転し得るように構成されている。特に、ローラ16aがガイドレール11に載置され、ローラ16bが基礎3の側面に接触することで、本体12aの壁面Cからの距離を略一定に保持することが可能である。
【0029】
昇降台車13は、横行台車12の本体12aを構成する縦部材12dに沿って昇降し、この過程で塗装ノズル14によって縦目地部2に対する塗装を行うものである。図2に示すように、昇降台車13は横行台車12の本体12aを囲む筒状に形成され、夫々支持部材13aに回転可能に支持されて本体12aの両側面に接触するローラ13bを有している。
【0030】
昇降台車13には、横行台車12の本体12aの上端側に配置された横部材12eに取り付けた巻上部材17のワイヤロープ或いはチェン等の吊り具18に接続され、該巻上具17を駆動することによって昇降し得るように構成されている。尚、昇降台車13を昇降させる機構として巻上部材17による構成にのみ限定するものではなく、例えば横行台車12の本体12aの縦部材12dにラックを設けると共に、昇降台車に前記ラックに噛合するピニオンを設け、該ピニオンをモーターによって駆動することで昇降し得るように構成することも可能である。
【0031】
昇降台車13の一方側に塗装ノズル14が搭載されており、他方側に塗料の容器19が搭載されている。また容器19と塗装ノズル14との間は図示しないホース類によって接続され、塗装ノズル14に対し所定の圧力を持った圧縮空気や塗料が連続的に供給されるように構成されている。
【0032】
案内部材15は、塗装ノズル14の昇降方向前後に設けた一対の支持部材15aと、夫々の支持部材15aに回転可能に設けたガイドローラ15bとによって構成されている。本実施例では、各支持部材15aは折り畳み可能に構成されており、選択された支持部材15aを折り畳むことで、ガイドローラ15bを縦目地部2から退避させることが可能なように構成されている。
【0033】
従って、縦目地部2を塗装する場合、昇降台車13の昇降方向下流側のガイドローラ15bを縦目地部2から退避させると共に、昇降方向上流側のガイドローラ15bを縦目地部2に嵌入し、昇降台車13が上昇或いは下降する際に縦目地部2の側面との接触を継続することで、塗装ノズル14の昇降方向を縦目地部2に沿った方向に案内することが可能であり、且つガイドローラ15bが塗装面に接触して塗料を剥がしてしまう虞がない。
【0034】
特に、昇降台車13の昇降方向(横行台車12の本体12aの縦方向)と縦目地部2との間にズレが生じたような場合、ガイドローラ15bが縦目地部2の側面との接触を継続する際に、横行台車12には相対的に横方向への力が作用することとなり、この力に応じて横行台車12が横行することで、塗装ノズル14を縦目地部2に沿って昇降させることが可能となる。
【0035】
昇降台車13に搭載された塗装ノズル14及びガイドローラ15bは、夫々壁面Cに形成された縦目地部2に対し、接近又は離隔して距離を調整し得るように構成されている。
【0036】
上記の如く構成された塗装装置Aでは、隣接する外壁パネル1の間に形成された縦目地部2にシール材20を施工した後、壁面Cの上端側にガイドレール11を配置すると共に該ガイドレール11に横行台車12のローラ16aを載置し、この状態で横行台車12を横行させて塗装ノズル14を縦目地部2に対向させ、塗装ノズル14が縦目地部2の最下端側か、最上端側になるように配置する。
【0037】
その後、図示しないエアコンプレッサー或いはポンプを駆動して容器19から塗装ノズル14に塗料を供給し、縦目地部2に対する塗装を開始する。同時に巻上部材17を駆動して昇降台車13を吊り上げることで、一定の速度で上昇させる。これにより、縦目地部2に対する塗装を行うことが可能である。
【0038】
上記塗装の過程で、ガイドローラ15bは縦目地部2の側面に接触して塗装ノズル14の上昇方向を案内する。昇降台車13が上昇する過程で、昇降台車13の上昇方向と縦目地部2の方向にズレが生じたとき、横行台車12が横方向に移動してズレを吸収することが可能である。従って、円滑に縦目地部2に対する塗装を行うことが可能となる。
【0039】
そして昇降台車13が横行台車12の上端側へ上昇し、塗装ノズル14による縦目地部2に対する塗装が終了したとき、容器19から塗装ノズル14への塗料の供給を停止させることで、塗装作業を終了する。その後、昇降台車13を下降させて塗装ノズル14,ガイドローラ15bを縦目地部2から離隔させ、横行台車12をガイドレール11に沿って横行させ、塗装ノズル14を新たな縦目地部2に対向させた後、前述と同様の手順で作業を行うことで、壁面Cに形成された縦目地部2に対する塗装を行うことが可能である。
【0040】
特に、外壁パネル1に面外方向への反りが生じている場合、この反りが縦方向の中央部分が外側に出る凸状である場合、ガイドレール11に載置されたローラ16aがその位置を維持することと、ガイドローラ15bが縦目地部2との接触を維持することによって、塗装ノズル14の縦目地部2からの距離を略一定に保持することが可能であり、また反りが凹状である場合、ガイドレール11に載置されたローラ16aと、基礎3の側面に接触するローラ16bとによって塗装ノズル14の縦目地部2からの距離が保持されるため、反りの範囲内で変動は生じるものの略所定の距離を保持することが可能である。
【0041】
次に、第2実施例に係る塗装装置Bに構成について図4〜図6により説明する。尚、図に於いて、前述の第1実施例と同一の部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】
本実施例に係る塗装装置Bは、壁面Cに横方向に形成された横目地部4を塗装し得るように構成されたものである。このため、ガイドレール11は横目地部4に沿って充分に長く配置される。しかし、必ずしも予め壁面Cの上端部分に1本のガイドレール11を設置しておく必要はなく、単位長さのガイドレール11を順に継ぎ足すように設置しても良い。
【0043】
ガイドレール11に沿って牽引部材22が設けられており、該牽引部材と横行台車12がワイヤロープ或いはチェン等の牽引具23によって接続されている。このため、牽引部22を駆動することによって、横行台車12をガイドレール11に沿って一定の速度で横行させることが可能なように構成されている。
【0044】
横行台車12を横行させる機構は、上記機構にのみ限定するものではなく、例えば横行台車12の上部に配置されたサドル12bにモーターを設け、該モーターによってローラ16aを駆動し得るように構成しても良い。
【0045】
昇降台車13には、塗装ノズル14が搭載されると共に、該塗装ノズル14の横方向の前後に挟んで配置された支持部材15aにガイドローラ15bが回転可能に搭載されている。尚、各支持部材15aは折り畳み可能に構成されており、塗装方向下流側の支持部材15aを折り畳んでおくことでガイドローラ15bを横目地部4から退避させておくことが可能である。
【0046】
上記の如く構成された塗装装置Bでは、巻上部材17を駆動して昇降台車13を昇降させることで、塗装ノズル14を目的の横目地部4に対向させて停止させることで、昇降台車13の高さ方向の位置を保持し、その後、塗装ノズル14の高さ、ガイドローラ15bの位置を調整して横行台車12を横目地部4に於ける左右方向の端部に移動させる。
【0047】
その後、容器19から塗装ノズル14に対して塗料を供給しつつ、牽引部材22を駆動すると、横行台車12は牽引部材22に牽引されて横行し、この過程で横目地部4に対する塗装を行うことが可能である。
【0048】
外壁パネル1に面外方向の反りが生じているような場合は、前述の第1実施例と同様に、各ローラ16a,15b,16bの作用によって塗装ノズル14の横目地部4からの距離を保持することが可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る塗装装置では、足場が不要となり且つ作業員が壁面と対面する必要がないことから、狭い場所であっても目地部に対して塗装することが出来る。
【0050】
塗装ノズルが案内部材によって目地部に沿って移動し得るように案内されることにより塗装ノズルと目地部との距離が略一定になり、また縦目地部,横目地部を塗装する際に、昇降台車,横行台車を一定速度で移動させて塗装ノズルの速度を一定に保持することが可能となり、目地部に対する塗料の塗布量を一定とし、塗布幅,塗装厚さを均一化することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る塗装装置の構成を説明する図である。
【図2】第1実施例に係る塗装装置の構成を説明する断面図である。
【図3】目地部と案内部材との関係を説明する図である。
【図4】第2実施例に係る塗装装置の構成を説明する図である。
【図5】第2実施例に係る塗装装置の構成を説明する断面図である。
【図6】目地部と案内部材との関係を説明する図である。
【符号の説明】
A,B 塗装装置
C 壁面
1 外壁パネル
2 縦目地部
3 基礎
4 横目地部
11 ガイドレール
12 横行台車
12a 本体
12b,c サドル
12d 縦部材
12e 横部材
13 昇降台車
13a 支持部材
13b ローラ
14 塗装ノズル
15 案内部材
15a 支持部材
15b ガイドローラ
16a,16b ローラ
17 巻上部材
18 吊り具
19 容器
22 牽引部材
23 牽引具
Claims (1)
- 壁面に形成された目地部に塗装を施す塗装装置であって、壁面に対し横方向に設置されたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って横行する横行台車と、前記横行台車に載置され該横行台車に沿って昇降する昇降台車と、前記昇降台車に搭載された塗装ノズルと、前記昇降台車に搭載され目地部を倣うことで前記塗装ノズルを目地部に沿った方向に案内する案内部材と、を有することを特徴とする目地部の塗装装置。
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2002
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