JPS6231179Y2 - - Google Patents

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JPS6231179Y2
JPS6231179Y2 JP3649284U JP3649284U JPS6231179Y2 JP S6231179 Y2 JPS6231179 Y2 JP S6231179Y2 JP 3649284 U JP3649284 U JP 3649284U JP 3649284 U JP3649284 U JP 3649284U JP S6231179 Y2 JPS6231179 Y2 JP S6231179Y2
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JP
Japan
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coating
coated
frame
roller
conveyor
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JP3649284U
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JPS60148071U (ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、円柱状被塗物の外周面に塗料を塗布
するのに好適な塗布装置に関する。
(従来技術) 円柱状被塗物、例えばLPガス容器のドーム状
頂部には、法定の刻印を打刻する必要があり、こ
の刻印の打刻後に容器全体を塗装するようにして
いる。
しかしながら、このような刻印打刻部は、打刻
により刻印エツジにかえりが生じ、そのために塗
装による塗膜が不均一となつて発錆の原因となつ
ていた。
そこで従来では、刻印打刻部に、錆どめと同時
に金属の表面処理を行なつて、塗料の密着性を向
上するための表面処理兼用下塗り塗料(以下、ウ
オツシユ・プライマーと言う。)を塗布した後
に、容器全体を塗装する塗装方法が採用されてい
るが、特にウオツシユ・プライマーの塗布方法に
関して、以下のような問題があつた。
(1) ウオツシユ・プライマーをハケ又はローラを
用いて塗布する方法では、作業者による手作業
であるから作業工数が増え、とくにハケの場合
には均一な塗布が困難である。
(2) ウオツシユ・プライマーをスプレーガンを用
いて塗布する方法では、ハケ又はローラの場合
に比べて均一な塗布はできるというものの、オ
ーバースプレーにより作業環境が著しく悪化
し、また、自動塗布スプレー方式では塗布設
備,局所排気の設備が必要となる。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解決するさためにな
されたもので、搬送コンベアの搬送力を合理的に
利用して、均一かつ迅速に被塗物に塗料を自動塗
布することを可能とした塗布装置を提供すること
を目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、搬送コンベアの支持部材で
支持した円柱状被塗物を、搬送コンベアで搬送し
ながら搬送コンベアの搬送力によりラツク・ピニ
オンを介して軸回りに自転させる一方、搬送コン
ベアに沿うレール部材に往復移動可能に設けられ
た塗布フレームの同期部材を、塗布開始位置で搬
送コンベアの支持部材に係当させて、搬送コンベ
アの搬送力により塗布フレーを被塗物と同期的に
往動させながら、被塗物の外周面に圧接する塗布
フレームの塗布ローラを、自転する被塗物と共回
転させて、塗布フレームの塗料供給ホースから塗
布ローラに適量ずつ滴下される塗料により、被塗
物の外周面に塗料を塗布するように構成したもの
である。
(考案の効果) 本考案によれば、搬送コンベアの搬送力によ
り、被塗物を搬送しながら自転させ、塗布フレー
ムを同期的に往動させて塗布ローラを被塗物と共
回転させるようにしたものであるから、自己の動
力なしに、被塗物に塗料を均一かつ迅速に自動塗
布できるようになる。
また塗布ローラには塗料供給ホースから適量ず
つ塗料が滴下されるので、より均一な塗布が保障
され、スプレーの場合のような塗料の飛散も全く
ないので、作業環境も良好になる。
(実施例) 第1図〜第3図に示すように、作業床面1の上
方には既設の塗装ライン用トロリーコンベア2が
配置されていて、該トロリーコンベア2は、ライ
ン(搬送)方向に伸びるI型のレール部材3に嵌
合して転動する左右一対のローラ4,4にハンガ
ープレート5が取付けられ、該ハンガープレート
5の下端にハンガー6が軸回りに回転自在に支承
され、該ハンガー6の下端に、LPガス容器7の
首部7aにねじにより取付けたキヤツプ8を掛け
止めるフツク6aが設けられて構成され、ハンガ
ー6のフツク6aでキヤツプ8を介して吊下げら
れたLPガス容器7は、レール部材3に沿つて、
刻印打刻ステーシヨンAから塗装ステーシヨンB
へと搬送されるようになる。
上記ハンガー6の上部には、ピニオン9が同軸
に固定されるともに、該ピニオン9はトロリーコ
ンベア2に沿つて配置されたラツク10に噛合さ
れて、ハンガープレート5の搬送移動に伴つてラ
ツク10によりピニオン9が回転され、ピニオン
9によりハンガー6を介してLPガス容器7が軸
回りに自転されるようになる。
一方、上記トロリーコンベア2側方の作業床面
1上には、大略門型の基礎フレーム11が構築さ
れ、該基礎フレーム11の水平梁12上に、トロ
リーコンベア2に沿つた上,下面にレール部13
a,13aが形成された四角枠状のレールフレー
ム13が配置され、該レールフレーム13のレー
ル部13a,13aを転動する上下,前後各一対
のローラ14,…,14に塗布フレーム15が取
付けられ、該塗布フレーム15はレールフレーム
13により塗布開始位置Sと塗布完了位置Eとの
間を往復移動可能に案内される。
上記塗布フレーム15には、塗布開始位置S側
のレールフレーム13に枢着したガイドローラ1
6でガイドされ、下端にウエイト17が取付けら
れたワイヤー18の上端が連結されていて、該ウ
エイト17の重量により、塗布フレーム15が塗
布開始位置Sに復動するように付勢される。
また、上記塗布フレーム15には、レールフレ
ーム13をオーバーハングしてトロリーコンベア
2のハンガープレート5側へ伸長する第1支持ア
ーム19が設けられ、該第1支持アーム19の先
端に同期部材20が枢着されている。
該同期部材20は、ハンガープレート5の搬送
移動軌跡内に突出してハンガープレート5に係当
可能な係当部20aと、該係当部20aから連続
してレールフレーム13側へ伸長する係当解除部
20bとを有し、第1支持アーム19との間に介
装された引きスプリング21により、係当部20
aがハンガープレート5の搬送移動軌跡内に突出
する方向に揺動付勢されている。
従つて、塗布開始位置Sでハンガープレート5
に同期部材20の係当部20aが係当すると、同
期部材20を介して塗布フレーム15はLPガス
容器7と同期的に往動されるようになる。
上記レールフレーム13には、塗布フレーム1
5が塗布完了位置Eまで往動されてきたとき、同
期部材20の係当解除部20bに係当するストツ
パー22が設けられていて、係当解除部20bが
ストツパー22に係当すると、同期部材20が引
きスプリング21に抗して反突出方向に揺動さ
れ、係当部20aがハンガープレート5から外れ
て係当が解除される。
従つて、塗布完了位置Eで同期部材20がハン
ガープレート5から外れると、塗布フレーム15
はウエイト17の重量により塗布開始位置Sに自
動的に復動するようになる。
なお、第1支持アーム19は、筒部材19aと
軸部材19bとの差込み構造になつていて、押し
ねじ23を緩めて軸部材19bを出し入れさせる
ことにより、ハンガープレート5に対する同期部
材20の係当部20aの係当位置を調節できる。
さらに、上記塗布フレーム15には、下方へ伸
長する第2支持アーム24が設けられ、該第2支
持アーム24の下端に、LPガス容器7のドーム
状頂部7bの外周面に打刻された刻印打刻部に所
定の傾斜角で圧接する塗布ローラ25が取付けら
れている。
該第2支持アーム24も、筒部材24aと軸部
材24bとの差込み構造になつていて、押しねじ
27を緩めて軸部材24bを出し入れさせること
により、LPガス容器7のドーム状頂部7bに対
する塗布ローラ25の上下位置を調節でき、ま
た、塗布ローラ25をフリー回転可能に支持する
ローラ軸26と軸部材24bも差込み構造になつ
ていて、押しねじ33を緩めてローラ軸26を出
し入れさせることにより、LPガス容器7のドー
ム状頂部7bに対する塗布ローラ25の前後位置
を調節できる。
上記第2支持アーム24の軸部材24bには、
上方へ立上つたブラケツト28が取付けられる一
方、上記基礎フレーム11の上方に設置されたウ
オツシユ・プライマータンク29の可撓性供給ホ
ース30の先をブラケツト28のホースホルダー
31を通し、先端口30aを塗布ローラ25の上
方に臨ませて、ホースホルダー31のコツク32
の締め緩め操作で供給ホース30を拡縮径させる
ことにより、先端口30aから塗布ローラ25に
滴下されるウオツシユ・プライマーの滴下量を調
節するようにしている。
上記のように塗布装置を構成すれば、トロリー
コンベア2のハンガー6のフツク6aでキヤツプ
8を介して吊下げられたLPガス容器7が刻印打
刻ステーシヨンAから搬送されてくると、ハンガ
ー6のピニオン9がラツク10に噛合し、ハンガ
ープレート5の搬送移動に伴つてLPガス容器7
が搬送されながら軸回りに自転される。
そして、塗布開始位置Sに復動している塗布フ
レーム15の同期部材20の係当部20aがハン
ガープレート5に係当すると、同期部材20を介
して塗布フレーム15がLPガス容器7と同期的
に往動されると同時に、LPガス容器7のドーム
状頂部7bに圧接した塗布ローラ25が、、自転
するLPガス容器7と共回転し、供給ホース30
の先端口30aから塗布ローラ25に適量ずつ滴
下されるウオツシユ・プライマーが、塗布ローラ
25によつてドーム状頂部7bの刻印打刻部に均
一に塗布されてゆく。
塗布フレーム15が塗布完了位置Eまで往動さ
れると、同期部材20の係当解除部20bがスト
ツパー22に係当し、同期部材20が引きスプリ
ング21に抗して反突出方向に揺動されることに
より、係当部20aがハンガープレート5から外
れて係当が解除され、塗布フレーム15はウエイ
ト17の重量により塗布開始位置Sに自動的に復
動し、次の往動まで待機する。
ウオツシユ・プライマーの塗布が完了したLP
ガス容器7は、トロリーコンベア2で塗装ステー
シヨンBへと搬送されてゆく。
【図面の簡単な説明】
第1図は塗布装置の平面図、第2図は第1図の
正面図、第3図は第2図の側面図である。 2……トロリーコンベア、5……ハンガープレ
ート、6……ハンガー、7……LPガス容器、8
……キヤツプ、9……ピニオン、10……ラツ
ク、11……基礎フレーム、13……レールフレ
ーム、15……塗布フレーム、17……ウエイ
ト、18……ワイヤー、19……第1支持アー
ム、20……同期部材、20a……係当部、20
b……係当解除部、21……引きスプリング、2
2……ストツパー、24……第2支持アーム、2
5……塗布ローラ、29……ウオツシユ・プライ
マータンク、30……供給ホース、S……塗布開
始位置、E……塗布完了位置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円柱状被塗物の外周面に塗料を塗布する装置で
    あつて、 被塗物の搬送コンベアに、被塗物を軸回りに回
    転自在に支持する支持部材が設けられ、該支持部
    材に設けられたピニオンが、搬送コンベアに沿つ
    て配置されたラツクに噛合されて、被塗物が搬送
    されながら自転される一方、上記搬送コンベアに
    沿つて配置されたレール部材に、塗布開始位置と
    塗布完了位置との間を往復移動可能で、塗布開始
    位置に復動するよう付勢された塗布フレームが設
    けられ、該塗布フレームに、塗布開始位置で搬送
    コンベアの支持部材に係当して塗布フレームを被
    塗物と同期的に往動させ、塗布完了位置でレール
    部材のストツパーに係当して支持部材での係当が
    解除される同期部材と、自転する被塗物の外周面
    に圧接して共回転される塗布ローラと、該塗布ロ
    ーラの上方に位置して、塗布ローラに塗料を滴下
    供給する塗料供給ホースとが設けられていること
    を特徴とする塗布装置。
JP3649284U 1984-03-13 1984-03-13 塗布装置 Granted JPS60148071U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3649284U JPS60148071U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3649284U JPS60148071U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60148071U JPS60148071U (ja) 1985-10-01
JPS6231179Y2 true JPS6231179Y2 (ja) 1987-08-10

Family

ID=30541723

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JP3649284U Granted JPS60148071U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 塗布装置

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JPS60148071U (ja) 1985-10-01

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