JPH05168992A - 長尺物塗装装置 - Google Patents
長尺物塗装装置Info
- Publication number
- JPH05168992A JPH05168992A JP34167591A JP34167591A JPH05168992A JP H05168992 A JPH05168992 A JP H05168992A JP 34167591 A JP34167591 A JP 34167591A JP 34167591 A JP34167591 A JP 34167591A JP H05168992 A JPH05168992 A JP H05168992A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- roller
- work
- coating material
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数の長尺物ワークの塗装を、塗装ムラなく、
同時に塗装して作業能率を上げ、同時に、余剰塗料の飛
散等を防止する自動塗装装置を目的とする。 【構成】 ローラ軸より塗料を噴射して塗装する円柱型
塗布ローラと、複数の円錘型ローラが移動する複数のワ
ーク底面と両側面に接触して塗装する塗装装置と余剰塗
料を回収する塗料回収槽を付設して構成する。
同時に塗装して作業能率を上げ、同時に、余剰塗料の飛
散等を防止する自動塗装装置を目的とする。 【構成】 ローラ軸より塗料を噴射して塗装する円柱型
塗布ローラと、複数の円錘型ローラが移動する複数のワ
ーク底面と両側面に接触して塗装する塗装装置と余剰塗
料を回収する塗料回収槽を付設して構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ用ガイドレ
ール等の長尺物ワークの塗装装置に関する。
ール等の長尺物ワークの塗装装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エレベータ用ガイドレール等の長
尺物ワークの塗装は、はけ塗り方式、スプレー塗り方式
の何れも、ワークの一方向から塗付け、他の面の塗装は
塗付けた面の塗料が乾燥してから反転した後、塗付ける
作業工程を繰返していた。
尺物ワークの塗装は、はけ塗り方式、スプレー塗り方式
の何れも、ワークの一方向から塗付け、他の面の塗装は
塗付けた面の塗料が乾燥してから反転した後、塗付ける
作業工程を繰返していた。
【０００３】従来の塗装方法のうち、はけ塗り方式につ
いて図４及び図５を参照して説明する。
いて図４及び図５を参照して説明する。
【０００４】図４において、先ず、正立したワークのワ
ーク側面１及びワーク側面２をはけで塗装する。ワーク
両側面１、２の塗料が乾くと、図５のように、反転させ
て底面３を塗装する。この場合、作業者はワークの一本
一本を手作業で反転させている。
ーク側面１及びワーク側面２をはけで塗装する。ワーク
両側面１、２の塗料が乾くと、図５のように、反転させ
て底面３を塗装する。この場合、作業者はワークの一本
一本を手作業で反転させている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法におい
ては、ワークの３面を同時に塗装することができず、且
先に塗装した面の塗料が乾くまで他の面の塗装作業を開
始することができず、塗装の作業能率を上げることが難
しい。
ては、ワークの３面を同時に塗装することができず、且
先に塗装した面の塗料が乾くまで他の面の塗装作業を開
始することができず、塗装の作業能率を上げることが難
しい。
【０００６】また、重量物であるワークを正立、反転等
する等の取扱い作業があるため、作業車にとって安全上
にも問題がある。
する等の取扱い作業があるため、作業車にとって安全上
にも問題がある。
【０００７】本発明はこれらに鑑み、複数の塗装面を持
つ長尺物ワークを効率よく、同時に複数本を塗装できる
自動塗装装置の提供を目的とする。
つ長尺物ワークを効率よく、同時に複数本を塗装できる
自動塗装装置の提供を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的達成
のため、複数本のワークの両側面を塗装する複数の円錘
型塗布ローラと、複数本のワークの底面を同時に塗装す
る１本の円柱型塗布ローラ、及び前記複数の塗布ローラ
を支持するコ字形のブラケットで塗装装置を構成する。
のため、複数本のワークの両側面を塗装する複数の円錘
型塗布ローラと、複数本のワークの底面を同時に塗装す
る１本の円柱型塗布ローラ、及び前記複数の塗布ローラ
を支持するコ字形のブラケットで塗装装置を構成する。
【０００９】更に、各塗布ローラは、塗料噴射口を開け
たローラ軸に挿入し、ローラ軸はポンプを介して塗料タ
ンクに接続した塗料噴射装置に接続する。
たローラ軸に挿入し、ローラ軸はポンプを介して塗料タ
ンクに接続した塗料噴射装置に接続する。
【００１０】又、塗布ローラ及びブラケツト下側に液垂
れした塗料を受ける塗料回収槽を設置しておく。
れした塗料を受ける塗料回収槽を設置しておく。
【００１１】別途、塗装装置の前面に長尺物ワークを移
送する移送装置を設ける。
送する移送装置を設ける。
【００１２】
【作用】この構成の塗装装置に、移送装置により複数の
長尺物ワーク（ガイドレール）を一方向から、ワーク底
面を円柱型塗布ローラ上に、両側面を左右の円錘型塗布
ローラの間に挿込み、前進移動させる。円柱型塗布ロー
ラ、円錘型塗布ローラは共に回転し、夫々塗料タンクよ
りポンプを介して各ローラ軸に送られた塗料が噴射口よ
り多孔質、又は繊維質のローラに噴射し、前記塗布ロー
ラが各塗装面に接触して塗装する。
長尺物ワーク（ガイドレール）を一方向から、ワーク底
面を円柱型塗布ローラ上に、両側面を左右の円錘型塗布
ローラの間に挿込み、前進移動させる。円柱型塗布ロー
ラ、円錘型塗布ローラは共に回転し、夫々塗料タンクよ
りポンプを介して各ローラ軸に送られた塗料が噴射口よ
り多孔質、又は繊維質のローラに噴射し、前記塗布ロー
ラが各塗装面に接触して塗装する。
【００１３】
【実施例】図１乃至図３に示す実施例に基き、本発明を
説明する。
説明する。
【００１４】塗装装置は、エレベータのガイドレールで
あるワーク両側面１、２を塗装する円錘型塗布ローラ
４、ワーク底面３を塗布する円柱型塗布ローラ５、及び
ローラ軸６、前記塗布ローラ４、５を支持するコ字形の
ブラケット７、液垂れした塗料を受ける塗料回収槽８、
塗料タンク９並びにポンプ１０により構成する。
あるワーク両側面１、２を塗装する円錘型塗布ローラ
４、ワーク底面３を塗布する円柱型塗布ローラ５、及び
ローラ軸６、前記塗布ローラ４、５を支持するコ字形の
ブラケット７、液垂れした塗料を受ける塗料回収槽８、
塗料タンク９並びにポンプ１０により構成する。
【００１５】円錘型塗布ローラ４、及び円柱型塗布ロー
ラ５は共に多孔質又は繊維質の材料で形成し、塗料噴射
用の複数個の噴射口１１を開けた管状のローラ軸６を差
込んで構成し、各ローラ軸６はポンプ１０を介して塗料
タンク９に連結する。
ラ５は共に多孔質又は繊維質の材料で形成し、塗料噴射
用の複数個の噴射口１１を開けた管状のローラ軸６を差
込んで構成し、各ローラ軸６はポンプ１０を介して塗料
タンク９に連結する。
【００１６】円柱型塗布ローラ５のローラ軸６は、複数
本のワーク底面３に常に均一に接触するようにブラケッ
ト７両側に設けた長楕円のローラ軸受け１２で支持し、
バネ１３をローラ軸受け１２に取付けてローラ軸６を下
方に押付ける。並列させた複数のワークのうち、左右両
側のワーク側面２、３に夫々接触する円錘型ローラ４の
ローラ軸６は、前記ローラ軸受け１２上方の長楕円型の
ローラ軸受け１４で上下可動に支持し、円錘型塗布ロー
ラ４をワーク側面２、３に常に均一に接触させる。又、
中間位置のワークには、隣接の各側面に接触する双方の
円錘型塗布ローラ５を連結したローラ軸６の中央をブラ
ケット７水平部より逆Ｔ字形に吊下げ構成する。又、塗
料の液垂れを受ける塗料回収槽８を設置し、塗料タンク
９に連結する。
本のワーク底面３に常に均一に接触するようにブラケッ
ト７両側に設けた長楕円のローラ軸受け１２で支持し、
バネ１３をローラ軸受け１２に取付けてローラ軸６を下
方に押付ける。並列させた複数のワークのうち、左右両
側のワーク側面２、３に夫々接触する円錘型ローラ４の
ローラ軸６は、前記ローラ軸受け１２上方の長楕円型の
ローラ軸受け１４で上下可動に支持し、円錘型塗布ロー
ラ４をワーク側面２、３に常に均一に接触させる。又、
中間位置のワークには、隣接の各側面に接触する双方の
円錘型塗布ローラ５を連結したローラ軸６の中央をブラ
ケット７水平部より逆Ｔ字形に吊下げ構成する。又、塗
料の液垂れを受ける塗料回収槽８を設置し、塗料タンク
９に連結する。
【００１７】上記構成の塗装装置に長尺物ワークを夫々
ワーク側面１、２に接する左右の円錘型塗布ローラ４
と、ワーク底面に接する円柱型塗布ローラ５の間に差込
み、図１で、矢印Ｘの方向に移送する。塗料は塗料タン
ク９からポンプ１０でローラ軸６に送給され、噴射口１
１より噴射して多孔質又は繊維質の円柱型塗布ローラ５
及び円錘型塗布ローラ４に浸透する。これにより複数本
のワークが移動し、円柱型、円錘型塗布ローラ５、４が
回転、接触して塗りむらを起こさず塗装する。このと
き、液垂れした塗料は塗料回収槽８に受け、塗料タンク
９に戻される。
ワーク側面１、２に接する左右の円錘型塗布ローラ４
と、ワーク底面に接する円柱型塗布ローラ５の間に差込
み、図１で、矢印Ｘの方向に移送する。塗料は塗料タン
ク９からポンプ１０でローラ軸６に送給され、噴射口１
１より噴射して多孔質又は繊維質の円柱型塗布ローラ５
及び円錘型塗布ローラ４に浸透する。これにより複数本
のワークが移動し、円柱型、円錘型塗布ローラ５、４が
回転、接触して塗りむらを起こさず塗装する。このと
き、液垂れした塗料は塗料回収槽８に受け、塗料タンク
９に戻される。
【００１８】以上のように、複数本の長尺物ワークの３
面を同時に塗装すると、同時に重量物の反転等の取扱作
業をなくして作業能率を向上させる。また塗布ローラに
より塗装品質が安定し、塗料の飛散等を防止することが
できる。
面を同時に塗装すると、同時に重量物の反転等の取扱作
業をなくして作業能率を向上させる。また塗布ローラに
より塗装品質が安定し、塗料の飛散等を防止することが
できる。
【００１９】この塗装方法は本実施例のエレベータ用の
ガイドレールに限らず、塗布ローラの形状を変更するこ
とにより他の長尺物のアングル、チャンネルなどにも適
応することが可能である。
ガイドレールに限らず、塗布ローラの形状を変更するこ
とにより他の長尺物のアングル、チャンネルなどにも適
応することが可能である。
【００２０】
【発明の効果】本発明により、長尺物ワークの各塗装面
を反転作業を行わず、同時に塗装するので作業効率を向
上する。又、回転ローラによる塗装のため塗装ムラの無
い安定した塗装品質を得ることができる。更に塗料回収
槽の設置で作業環境の改善を図ることができる。
を反転作業を行わず、同時に塗装するので作業効率を向
上する。又、回転ローラによる塗装のため塗装ムラの無
い安定した塗装品質を得ることができる。更に塗料回収
槽の設置で作業環境の改善を図ることができる。
【図１】本発明による装置の斜視図である。
【図２】図１の部分正面図である。
【図３】図２の側面図である。
【図４】塗布ローラの構成説明図である。
【図５】従来の塗装方法を示す斜視図である。
【図６】従来の塗装方法を示す斜視図である。
４ 円錘型塗布ローラ ５ 円柱型塗布ローラ ６ ローラ軸 ７ ブラケット ８ 塗料回収槽 １１ 噴射口 １２、１４ ローラ軸受け
Claims (1)
- 【請求項１】複数の塗装面を有する長尺物ワークの断面
形状に応じて、その周囲に、各塗装面に適した形状で塗
料噴射装置に連結した塗装ローラを配置し、これら塗装
ローラに前記長尺物ワークを接触させて移動させる移送
装置とよりなることを特徴とする長尺物塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34167591A JPH05168992A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 長尺物塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34167591A JPH05168992A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 長尺物塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05168992A true JPH05168992A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18347921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34167591A Pending JPH05168992A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 長尺物塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05168992A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008142634A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Nippon Steel Corp | カーテン塗装装置 |
| CN102896065A (zh) * | 2012-10-17 | 2013-01-30 | 重庆泰山电缆有限公司 | 线缆碳黑涂敷装置 |
| KR20180072208A (ko) * | 2016-12-21 | 2018-06-29 | 주식회사 포스코 | 도장장치 및 도장방법 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP34167591A patent/JPH05168992A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008142634A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Nippon Steel Corp | カーテン塗装装置 |
| CN102896065A (zh) * | 2012-10-17 | 2013-01-30 | 重庆泰山电缆有限公司 | 线缆碳黑涂敷装置 |
| KR20180072208A (ko) * | 2016-12-21 | 2018-06-29 | 주식회사 포스코 | 도장장치 및 도장방법 |
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