JPH0719570Y2 - 自動塗装装置のスプレイガン洗浄装置 - Google Patents
自動塗装装置のスプレイガン洗浄装置Info
- Publication number
- JPH0719570Y2 JPH0719570Y2 JP1988108172U JP10817288U JPH0719570Y2 JP H0719570 Y2 JPH0719570 Y2 JP H0719570Y2 JP 1988108172 U JP1988108172 U JP 1988108172U JP 10817288 U JP10817288 U JP 10817288U JP H0719570 Y2 JPH0719570 Y2 JP H0719570Y2
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- coating
- cleaning
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は自動塗装装置において一つの被塗装物の塗装を
終了して次の被塗装物が送られてくる間にスプレイガン
に洗浄用ノズルからの洗浄流体を噴射して洗浄を行うよ
うにした自動塗装装置のスプレイガン洗浄装置に関す
る。
終了して次の被塗装物が送られてくる間にスプレイガン
に洗浄用ノズルからの洗浄流体を噴射して洗浄を行うよ
うにした自動塗装装置のスプレイガン洗浄装置に関す
る。
(従来の技術) 従来より、搬送コンベアで順次搬送される被塗装物に対
してスプレイガンから自動的に塗料を噴霧して塗装を行
う自動塗装装置が供されている。
してスプレイガンから自動的に塗料を噴霧して塗装を行
う自動塗装装置が供されている。
(考案が解決しようとする課題) 例えばウレタン塗料で被塗装物である自動車のバンパを
塗装する場合に、従来、塗装中にスプレイガンに付着し
た塗料カスが該スプレイガンから剥離して被塗装物に付
着することにより塗装不良品となる問題点があった。
塗装する場合に、従来、塗装中にスプレイガンに付着し
た塗料カスが該スプレイガンから剥離して被塗装物に付
着することにより塗装不良品となる問題点があった。
従って本考案の目的は、1つの被塗装物の塗装を完了す
るごとにスプレイガンを洗浄するようにして次の被塗装
物の塗装中にスプレイガンから塗料カスが剥離すること
を未然に防止して塗装不良品の発生を防止すると共に、
そのスプレイガンの洗浄中に当該スプレイガンから飛散
した塗料滓などが被塗装物に付着することを防止し、且
つスプレイガンに付着した洗浄流体を速く乾燥させて次
の被塗装物の塗装に際して洗浄流体が被塗装物に付着し
ないように自動塗装装置のスプレイガン洗浄装置を提供
するにある。
るごとにスプレイガンを洗浄するようにして次の被塗装
物の塗装中にスプレイガンから塗料カスが剥離すること
を未然に防止して塗装不良品の発生を防止すると共に、
そのスプレイガンの洗浄中に当該スプレイガンから飛散
した塗料滓などが被塗装物に付着することを防止し、且
つスプレイガンに付着した洗浄流体を速く乾燥させて次
の被塗装物の塗装に際して洗浄流体が被塗装物に付着し
ないように自動塗装装置のスプレイガン洗浄装置を提供
するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は被塗装仏が順次搬送される搬送コンベアを設
け、この搬送コンベアにて搬送される被塗装物に対して
塗料を噴霧するスプレイガンを有する自動塗装装置にお
いて、前記自動塗装装置の所定位置に洗浄用ノズルを設
けると共に、遮蔽部材を設け、一つの被塗装物の塗装を
終了して次の被塗装物が送られてくる間に前記スプレイ
ガンを前記洗浄用ノズルに対向させると共に、それらス
プレイガン及び洗浄用ノズルと搬送コンベアにて搬送さ
れる被塗装物との間に前記遮蔽部材を位置させ、この状
態で、洗浄用ノズルから前記スプレイガンに向けて洗浄
流体を噴射した後、乾燥用エアを噴射するようにしたこ
をと特徴とするものである。
け、この搬送コンベアにて搬送される被塗装物に対して
塗料を噴霧するスプレイガンを有する自動塗装装置にお
いて、前記自動塗装装置の所定位置に洗浄用ノズルを設
けると共に、遮蔽部材を設け、一つの被塗装物の塗装を
終了して次の被塗装物が送られてくる間に前記スプレイ
ガンを前記洗浄用ノズルに対向させると共に、それらス
プレイガン及び洗浄用ノズルと搬送コンベアにて搬送さ
れる被塗装物との間に前記遮蔽部材を位置させ、この状
態で、洗浄用ノズルから前記スプレイガンに向けて洗浄
流体を噴射した後、乾燥用エアを噴射するようにしたこ
をと特徴とするものである。
(作用) 上記した手段では、1つの被塗装物の塗装を完了してか
ら次の被塗装物の塗装を開始する間にスプレイガンが洗
浄用ノズルからの洗浄流体で洗浄されてそのスプレイガ
ンに付着している塗料カスを除去するようにしているか
ら、次の塗装中にスプレイガンから塗料カスが剥離する
ようなことが起らず、従って、塗装不良品の発生を未然
に防止できる。
ら次の被塗装物の塗装を開始する間にスプレイガンが洗
浄用ノズルからの洗浄流体で洗浄されてそのスプレイガ
ンに付着している塗料カスを除去するようにしているか
ら、次の塗装中にスプレイガンから塗料カスが剥離する
ようなことが起らず、従って、塗装不良品の発生を未然
に防止できる。
また、スプレイガンの洗浄時において、当該スプレイガ
ンから飛散する塗料滓などは遮蔽板に遮られて被塗装物
に付着するおそれがない。しかも、洗浄流体を噴射した
後、洗浄用ノズルが乾燥用エアを噴射するので、スプレ
イガンに付着した洗浄流体が速く乾燥(蒸発)され、次
の被塗装物に塗料を噴霧するとき、洗浄流体が一緒に吹
き飛ばされて被塗装物にかかるおそれがない。
ンから飛散する塗料滓などは遮蔽板に遮られて被塗装物
に付着するおそれがない。しかも、洗浄流体を噴射した
後、洗浄用ノズルが乾燥用エアを噴射するので、スプレ
イガンに付着した洗浄流体が速く乾燥(蒸発)され、次
の被塗装物に塗料を噴霧するとき、洗浄流体が一緒に吹
き飛ばされて被塗装物にかかるおそれがない。
(実施例) 以上本考案の第1の実施例について第1図及び第2図を
参照して説明する。1は自動塗装装置で、これの架台2
には、ガイドレール3が立設され、これに昇降可能に支
持された可動体4に、スプレイガン5,5が配設されてい
る。6はガイドレール3の下端に対向させて配設された
遮蔽部材としての遮蔽板で、これに洗浄用ノズル7,7が
配設されている。8は搬送コンベアで、これに一定の間
隔で移動可能に支持された吊具9に被塗装物10が吊り下
げられて順次自動塗装装置1の前面に搬送されるように
なっている。
参照して説明する。1は自動塗装装置で、これの架台2
には、ガイドレール3が立設され、これに昇降可能に支
持された可動体4に、スプレイガン5,5が配設されてい
る。6はガイドレール3の下端に対向させて配設された
遮蔽部材としての遮蔽板で、これに洗浄用ノズル7,7が
配設されている。8は搬送コンベアで、これに一定の間
隔で移動可能に支持された吊具9に被塗装物10が吊り下
げられて順次自動塗装装置1の前面に搬送されるように
なっている。
次に上記構成の作用について説明する。搬送コンベア8
の吊具9に吊り下げられた被塗装物10が該搬送コンベア
8によって自動塗装装置1の前方に対向する位置に運ば
れると、可動体4がガイドレール3に沿って上下に移動
されることによってスプレイガン5,5が移動され、それ
らのスプレイガン5,5から塗料が噴霧されて被塗装物10
が塗装される。このようにして1つの被塗装物10の塗装
が完了すると塗装を完了した被塗装物10が自動塗装装置
1の前方から移動して次の吊具9に吊り下げられた塗装
前の被塗装物10が自動塗装装置1の前方に移動される間
に可動体4が第1図に示すようにガイドレール3の最下
位置に移動され、スプレイガン5の先端の塗料吹き出し
ノズルの部分がノズル7に対向位置される。そして、ス
プレイガン5及び洗浄用ノズル7と搬送コンベア8によ
り搬送される被塗装物10との間に遮蔽板6が位置された
状態となる。この状態で、ノズル7から先ず、洗浄流体
としてのシンナーが噴霧されてスプレイガン5の先端の
塗料カス等が洗浄され、この後に該ノズル7からエアが
噴出されてシンナーの蒸発(乾燥)が促進される。例え
ば塗装時間が25秒でスプレイガン5の洗浄時間が5秒の
周期で作動される。この場合に、シンナーの噴出でスプ
レイガン5から除去された塗料カス(塗料滓)等は遮蔽
板6の作用でこれを越えて飛散することが防止されるの
で、塗料カス等が搬送コンベア8で移動中の被塗装物10
に付着することが確実に防止される。
の吊具9に吊り下げられた被塗装物10が該搬送コンベア
8によって自動塗装装置1の前方に対向する位置に運ば
れると、可動体4がガイドレール3に沿って上下に移動
されることによってスプレイガン5,5が移動され、それ
らのスプレイガン5,5から塗料が噴霧されて被塗装物10
が塗装される。このようにして1つの被塗装物10の塗装
が完了すると塗装を完了した被塗装物10が自動塗装装置
1の前方から移動して次の吊具9に吊り下げられた塗装
前の被塗装物10が自動塗装装置1の前方に移動される間
に可動体4が第1図に示すようにガイドレール3の最下
位置に移動され、スプレイガン5の先端の塗料吹き出し
ノズルの部分がノズル7に対向位置される。そして、ス
プレイガン5及び洗浄用ノズル7と搬送コンベア8によ
り搬送される被塗装物10との間に遮蔽板6が位置された
状態となる。この状態で、ノズル7から先ず、洗浄流体
としてのシンナーが噴霧されてスプレイガン5の先端の
塗料カス等が洗浄され、この後に該ノズル7からエアが
噴出されてシンナーの蒸発(乾燥)が促進される。例え
ば塗装時間が25秒でスプレイガン5の洗浄時間が5秒の
周期で作動される。この場合に、シンナーの噴出でスプ
レイガン5から除去された塗料カス(塗料滓)等は遮蔽
板6の作用でこれを越えて飛散することが防止されるの
で、塗料カス等が搬送コンベア8で移動中の被塗装物10
に付着することが確実に防止される。
このように本実施例では、1つの被塗装物10の塗装を完
了してから次の被塗装物10の塗装を開始する間にスプレ
イガン5が洗浄用ノズル7からの洗浄流体で洗浄されて
そのスプレイガン5に付着している塗料カスが除去され
るようにしているから、次の塗装中にスプレイガン5か
ら塗料カスが剥離するようなことが起らず、従って、被
塗装物10に塗料カスが付着するような不具合の発生が起
こらず、塗装不良品の発生を未然に防止できる。また、
スプレイガン5の洗浄時に飛散した塗料やシンナーは遮
蔽板6により遮られるので、被塗装物10に付着するおそ
れがない。しかも、スプレイガン5の洗浄後、該スプレ
イガン5にエアが吹き付けられるので、スプレイガン5
に付着したシンアーが速く乾燥され、次の被塗装物10へ
の塗料の噴霧時にシンナーが被塗装物10にかかるおそれ
がない。
了してから次の被塗装物10の塗装を開始する間にスプレ
イガン5が洗浄用ノズル7からの洗浄流体で洗浄されて
そのスプレイガン5に付着している塗料カスが除去され
るようにしているから、次の塗装中にスプレイガン5か
ら塗料カスが剥離するようなことが起らず、従って、被
塗装物10に塗料カスが付着するような不具合の発生が起
こらず、塗装不良品の発生を未然に防止できる。また、
スプレイガン5の洗浄時に飛散した塗料やシンナーは遮
蔽板6により遮られるので、被塗装物10に付着するおそ
れがない。しかも、スプレイガン5の洗浄後、該スプレ
イガン5にエアが吹き付けられるので、スプレイガン5
に付着したシンアーが速く乾燥され、次の被塗装物10へ
の塗料の噴霧時にシンナーが被塗装物10にかかるおそれ
がない。
第3図及び第4図は本考案の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なる部分のみ説明する。自動塗装
装置11は架台12に立設された支柱13に水平移動可能な可
動バー14が設けられていて、この可動バー14の一端部に
設けられた腕部15の先端部にスプレイガン16が取付けら
れている。支柱13には支持具17を介して洗浄用ノズル18
が設けられている。そして、この洗浄用ノズル18は可動
バー14が最も右方向に移動された第3図の状態において
スプレイガン16の斜め前方に位置されている。19,20は
支柱13に一端部が支持片21aを介して回動可能に支持さ
れた2個のアームで、これの他端部に遮蔽部材としての
遮蔽板21が設けられている。22は支柱13に設けられた連
結部材23に回動可能に支持されたエアシリンダで、これ
に伸縮可能に設けられたロッド22aの先端部がアーム19
に連結されている。
で、第1の実施例と異なる部分のみ説明する。自動塗装
装置11は架台12に立設された支柱13に水平移動可能な可
動バー14が設けられていて、この可動バー14の一端部に
設けられた腕部15の先端部にスプレイガン16が取付けら
れている。支柱13には支持具17を介して洗浄用ノズル18
が設けられている。そして、この洗浄用ノズル18は可動
バー14が最も右方向に移動された第3図の状態において
スプレイガン16の斜め前方に位置されている。19,20は
支柱13に一端部が支持片21aを介して回動可能に支持さ
れた2個のアームで、これの他端部に遮蔽部材としての
遮蔽板21が設けられている。22は支柱13に設けられた連
結部材23に回動可能に支持されたエアシリンダで、これ
に伸縮可能に設けられたロッド22aの先端部がアーム19
に連結されている。
このものにおいて搬送コンベアの吊具に吊り下げられた
被塗装物(いずれも図示せず)が自動塗装装置11に対向
した位置に運ばれると、支柱13に対して可動バー14が水
平に移動されることによってスプレイガン16が移動さ
れ、そのスプレイガン16から塗料が噴霧されて被塗装物
の塗装が行われる。1つの被塗装物の塗装が完了して塗
装を完了した被塗装物が移動されて、次の被塗装物が自
動塗装装置11に対向される位置に移動される間に、まず
可動バー14が第3図に示すように右端の位置に移動さ
れ、続いてエアシリンダ22のロッド22aが収縮されて遮
蔽板21がスプレイガン16及び洗浄用ノズル18と被塗装物
との間に位置して第3図及び第4図に二点鎖線で示すよ
うにスプレイガン16と洗浄用ノズル18を覆うようにな
る。この状態で洗浄用ノズル18から洗浄流体としてのシ
ンナーが噴霧されてスプレイガン16の先端の塗料カスが
洗浄され、この後にノズルからエアが噴出されてシンナ
ーの蒸発が促進され、このようにしてスプレイガン16の
洗浄が完了するとエアシリンダ22のロッド22aが収縮さ
れて遮蔽板21が第3図及び第4図に実線で示す位置に退
避される。この場合に、シンナーの噴出でスプレイガン
16から除去された塗料カス等は遮蔽板21の作用でこれを
越えて飛散することが防止されるので、塗料カス等が搬
送コンベアで移動中の被塗装物に付着することが確実に
防止される。そして、この構成でも上記した実施例と同
様の効果を奏する。
被塗装物(いずれも図示せず)が自動塗装装置11に対向
した位置に運ばれると、支柱13に対して可動バー14が水
平に移動されることによってスプレイガン16が移動さ
れ、そのスプレイガン16から塗料が噴霧されて被塗装物
の塗装が行われる。1つの被塗装物の塗装が完了して塗
装を完了した被塗装物が移動されて、次の被塗装物が自
動塗装装置11に対向される位置に移動される間に、まず
可動バー14が第3図に示すように右端の位置に移動さ
れ、続いてエアシリンダ22のロッド22aが収縮されて遮
蔽板21がスプレイガン16及び洗浄用ノズル18と被塗装物
との間に位置して第3図及び第4図に二点鎖線で示すよ
うにスプレイガン16と洗浄用ノズル18を覆うようにな
る。この状態で洗浄用ノズル18から洗浄流体としてのシ
ンナーが噴霧されてスプレイガン16の先端の塗料カスが
洗浄され、この後にノズルからエアが噴出されてシンナ
ーの蒸発が促進され、このようにしてスプレイガン16の
洗浄が完了するとエアシリンダ22のロッド22aが収縮さ
れて遮蔽板21が第3図及び第4図に実線で示す位置に退
避される。この場合に、シンナーの噴出でスプレイガン
16から除去された塗料カス等は遮蔽板21の作用でこれを
越えて飛散することが防止されるので、塗料カス等が搬
送コンベアで移動中の被塗装物に付着することが確実に
防止される。そして、この構成でも上記した実施例と同
様の効果を奏する。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、被塗装物が順
次搬送される搬送コンベアを設け、この搬送コンベアに
て搬送される被塗装物に対して塗料を噴霧するスプレイ
ガンを有する自動塗装装置において、前記自動塗装装置
の所定位置に洗浄用ノズルを設けると共に、遮蔽板を設
け、一つの被塗装物の塗装を終了して次の被塗装物が送
られてくる間に前記スプレイガンを前記洗浄用ノズルに
対向させると共に、それらスプレイガン及び洗浄用ノズ
ルと搬送コンベアにて搬送される被塗装物との間に遮蔽
部材を位置させ、この状態で、その洗浄用ノズルから前
記スプレイガンに向けて洗浄流体を噴射した後、乾燥用
エアを噴射するようにしたことを特徴とするものである
から、1つの被塗装物の塗装を完了してから次の被塗装
物の塗装を開始する間にスプレイガンが洗浄ノズルから
の洗浄流体で洗浄されてそのスプレイガンに付着してい
る塗料カスを除去することができ、次の塗装中にスプレ
イガンから塗料カスが剥離するようなことが起らず、し
かもスプレイガンの洗浄時に飛散した塗料滓などは遮蔽
部材により遮られるので、被塗装物に付着するおそれが
ない上、スプレイガンに付着した洗浄流体が乾燥用エア
の吹き付けにより速く乾燥されるので、次の被塗装物に
塗料を噴霧するとき、洗浄流体が被塗装物にかかるおそ
れがなく、従って、塗装不良品の発生を未然に防止でき
るという優れた効果を奏する。
次搬送される搬送コンベアを設け、この搬送コンベアに
て搬送される被塗装物に対して塗料を噴霧するスプレイ
ガンを有する自動塗装装置において、前記自動塗装装置
の所定位置に洗浄用ノズルを設けると共に、遮蔽板を設
け、一つの被塗装物の塗装を終了して次の被塗装物が送
られてくる間に前記スプレイガンを前記洗浄用ノズルに
対向させると共に、それらスプレイガン及び洗浄用ノズ
ルと搬送コンベアにて搬送される被塗装物との間に遮蔽
部材を位置させ、この状態で、その洗浄用ノズルから前
記スプレイガンに向けて洗浄流体を噴射した後、乾燥用
エアを噴射するようにしたことを特徴とするものである
から、1つの被塗装物の塗装を完了してから次の被塗装
物の塗装を開始する間にスプレイガンが洗浄ノズルから
の洗浄流体で洗浄されてそのスプレイガンに付着してい
る塗料カスを除去することができ、次の塗装中にスプレ
イガンから塗料カスが剥離するようなことが起らず、し
かもスプレイガンの洗浄時に飛散した塗料滓などは遮蔽
部材により遮られるので、被塗装物に付着するおそれが
ない上、スプレイガンに付着した洗浄流体が乾燥用エア
の吹き付けにより速く乾燥されるので、次の被塗装物に
塗料を噴霧するとき、洗浄流体が被塗装物にかかるおそ
れがなく、従って、塗装不良品の発生を未然に防止でき
るという優れた効果を奏する。
第1図及び第2図は本考案の第1の実施例を示すもの
で、第1図は一部を破断して示す側面図、第2図は上面
図、第3図及び第4図は本考案の第2の実施例を示すも
ので、第3図は第1図相当図、第4図は左側面図であ
る。 図面中、1及び11は自動塗装装置、5及び16はスプレイ
ガン、6及び21は遮蔽板(遮蔽部材)、7及び18は洗浄
用ノズル、8は搬送コンベア、10は被塗装物、22はエア
シリンダである。
で、第1図は一部を破断して示す側面図、第2図は上面
図、第3図及び第4図は本考案の第2の実施例を示すも
ので、第3図は第1図相当図、第4図は左側面図であ
る。 図面中、1及び11は自動塗装装置、5及び16はスプレイ
ガン、6及び21は遮蔽板(遮蔽部材)、7及び18は洗浄
用ノズル、8は搬送コンベア、10は被塗装物、22はエア
シリンダである。
Claims (1)
- 【請求項1】被塗装物が順次搬送される搬送コンベアを
設け、この搬送コンベアにて搬送される被塗装物に対し
て塗料を噴霧するスプレイガンを有する自動塗装装置に
おいて、前記自動塗装装置の所定位置に洗浄用ノズルを
設けると共に、遮蔽部材を設け、一つの被塗装物の塗装
を終了して次の被塗装物が送られてくる間に前記スプレ
イガンを前記洗浄用ノズルに対向させると共に、それら
スプレイガン及び洗浄用ノズルと前記搬送コンベアにて
搬送される被塗装物との間に前記遮蔽部材を位置させ、
この状態で、前記洗浄用ノズルからスプレイガンに向け
て洗浄流体を噴射した後、乾燥用エアを噴射するように
構成したことを特徴とする自動塗装装置のスプレイガン
洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988108172U JPH0719570Y2 (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 自動塗装装置のスプレイガン洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988108172U JPH0719570Y2 (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 自動塗装装置のスプレイガン洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0228760U JPH0228760U (ja) | 1990-02-23 |
JPH0719570Y2 true JPH0719570Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31343254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988108172U Expired - Lifetime JPH0719570Y2 (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 自動塗装装置のスプレイガン洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719570Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05152810A (ja) * | 1991-04-02 | 1993-06-18 | Arimura Giken Kk | ループスロツト給電式アンテナ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62199171U (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-18 |
-
1988
- 1988-08-16 JP JP1988108172U patent/JPH0719570Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0228760U (ja) | 1990-02-23 |
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