JP4727079B2 - 建築用外装板の塗装設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セメントを主材とする外装板の基板をその裏面を下方に向けて搬送する搬送ラインと、その搬送ラインに沿って搬送される基板の裏面に防水剤を塗布する塗布ロールとを備えている建築用外装板の塗装設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
セメントを主材とする建築用外装板としては、屋根材や壁材などがあり、たとえ裏面であっても、雨水などに接触する可能性があるため、外装板の基板裏面に塗布ロールにより防水剤を塗布することが実施されている。
そのための塗装設備は、図の(イ)〜(ロ)に示すように、多数の基板1をその裏面3を下方に向けて連続的に搬送する搬送ライン4を備え、その搬送ライン4の下方に液状の防水剤6を収納する液槽5を配置し、搬送ライン4と液槽5との間に回転駆動される鉄ロール7と、絞りロール13を備えた塗布ロール12を配設し、塗布ロール12の下方部分を防水剤6に浸しながら、その塗布ロール12により各基板1の裏面3に防水剤6を塗布するように構成したものが知られている。
【0003】
この従来の装置では、塗布ロール12が、鉄心の周りにスポンジを巻き付けたスポンジ製のロールで構成され、図の(イ)に示すように、鉄ロール7よりも搬送方向の下手側に1本だけ配設されたものや、図の(ロ)に示すように、2本配設されたものがあるが、いずれの装置においても、スポンジ製の塗布ロール12が、搬送ライン4の搬送方向視において、基板1の横幅dよりも長い横幅Dを有するように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、セメントを主材とする外装板の基板1においては、乾燥の状態などによって基板1に反りが生じることがあり、その反りは、図の(ハ)に示すように、基板1の横幅d方向に沿って生じることが多い。また、たとえ反りが生じなくても、搬送ライン4に沿って搬送される際に、その基板1が上下に振動することもある。
したがって、従来のように、塗布ロール12の横幅Dが基板1の横幅dよりも長いと、基板1に反りが生じたり、搬送時に上下に振動する場合、塗布ロール12が基板1裏面の全面積にわたって確実に接触せず、防水剤6の塗布むらが生じるという欠点があった。
【0005】
本発明は、このような従来の欠点に着目したもので、その目的は、たとえ外装板の基板に反りがあっても、また、搬送ラインに沿っての搬送時に上下に振動しても、塗布ロールを基板裏面の全面積にわたってより一層確実に接触させ得るようにし、基板裏面への防水剤の塗布を良好に行い得る建築用外装板の塗装設備を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
請求項1の発明の特徴構成は、図1〜図6に例示するごとく、セメントを主材とする外装板の基板1をその裏面3を下方に向けて搬送する搬送ライン4と、その搬送ライン4に沿って搬送される基板1の裏面3に防水剤6を塗布する塗布ロール10,12とを備えている建築用外装板の塗装設備であって、1列目に、基板を保持する鉄ロールが設けられ、前記鉄ロールより搬送方向下手側に備えられた前記塗布ロール10,12が、前記搬送ライン4の搬送方向視において前記基板1の横幅dよりも短い横幅d1を有する複数の単位塗布ロール10b,12bで構成され、その複数の単位塗布ロール10b,12bのうち、前記搬送方向視において互いに隣接するものどうしが重複して、前記搬送方向視における前記複数の単位塗布ロール10b,12bの全横幅Dが、前記基板1の横幅dよりも長くなるように構成され、前記単位塗布ロールとしての単位モールロールの配置は、搬送方向上手側には前記搬送方向視での左右に振り分けた状態で一対の単位モールロールが配設され、それら一対の単位モールロールの搬送方向下手側には、前記両単位モールロールの中間に位置する状態で一つの単位モールロールが配設され、前記複数の単位塗布ロール10b,12bのうち、特定の単位塗布ロール10b,12bとほぼ同じ横幅d1を有する補助用の単位塗布ロール10b,12bが、前記搬送方向視においてその特定の単位塗布ロール10b,12bにほぼ重複する状態で前記搬送ライン4の搬送方向下手側に配置され、前記塗布ロールの前方に当接する絞りロールが設けてあるところにある。
【0008】
請求項の発明の特徴構成は、図2〜図5に例示するごとく、前記複数の単位塗布ロール10b,12bが、前記搬送ライン4の平面視において、その搬送ライン4の搬送中心線Lを中心として左右対称に配置されているところにある。
【0009】
なお、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【0010】
〔作用及び効果〕
請求項1の発明の特徴構成によれば、外装板の基板裏面に防水剤を塗布する塗布ロールが、基板の搬送ラインの搬送方向視において基板の横幅よりも短い横幅を有する複数の単位塗布ロールで構成されているので、基板に反りがあっても、また、搬送時に上下に振動しても、各単位塗布ロールは、その横幅方向の全長にわたって基板裏面に良好に接触することが可能となる。
そして、その複数の単位塗布ロールのうち、搬送方向視において互いに隣接するものどうしが重複して、搬送方向視における複数の単位塗布ロールの全横幅が、基板の横幅よりも長くなるように構成されているので、結局、基板裏面の全面積にわたって各単位塗布ロールが確実に接触することになり、基板裏面の全面積にわたる防水剤の塗布が可能になる。
また、複数の単位塗布ロールのうち、特定の単位塗布ロールとほぼ同じ横幅を有する補助用の単位塗布ロールが、搬送方向視においてその特定の単位塗布ロールにほぼ重複する状態で搬送ラインの搬送方向下手側に配置されているので、仮に特定の単位塗布ロールによる防水剤の塗布が不完全であっても、その不完全な基板裏面に対して搬送方向下手側に位置する補助用の単位塗布ロールが接触することになり、基板裏面の全面積にわたる防水剤の塗布がより一層確実となる。
【0012】
請求項の発明の特徴構成によれば、複数の単位塗布ロールが、搬送ラインの平面視において、その搬送ラインの搬送中心線を中心として左右対称に配置されているので、搬送ラインに沿って搬送される基板に作用する単位塗布ロールによる抵抗あるいは搬送力は、搬送ラインの搬送中心線に対して左右ほぼ対称となり、各基板は、左右に蛇行する虞が少なく、搬送ラインに沿って良好に搬送され、この搬送ラインに沿う搬送と、左右対称に配置される単位塗布ロールとの協働で、防水剤は、基板裏面に対し左右にほぼ均一化されて、その全面積にわたって塗布される。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明による建築用外装板の塗装設備につき、その実施の形態を図面に基づいて説明する。
建築用外装板としては、屋根材や壁材などがあり、例えば、屋根材の場合であれば、図1〜図4に示すように、セメントを主材とする屋根材の基板1が、平面視において五角形に形成されている。
この五角形の基板1は、図外の表面用塗装設備により、上方に面する表面2に下塗りと上塗り塗装が施され、下方に面する裏面3にも、図2〜図に示す裏面用塗装設備により防水剤が塗布される。
【0014】
この裏面用塗装設備は、多数の基板1をその裏面3を下方に向けて連続的に搬送する搬送ライン4を備え、その搬送ライン4の下方には、図1に詳しく示すように、上方が開口した防水剤用の液槽5が配置され、液状のアクリル系あるいはシラン系などの防水剤6が収納されて、防水剤6の粘度や水位などが、図外の制御装置によってほぼ一定に維持されている。
前記搬送ライン4と液槽5の間には、その搬送ライン4に沿って、構造や機能の異なる複数種のロールと、構造や機能が同じで、搬送ライン4の搬送方向視における横幅のみが異なるロールなどが多数配設されている。
【0015】
これらのロールには、図1に具体的に示すように、全体が鉄製で、主として基板1を保持するための鉄ロール7が含まれ、鉄心8と鉄心8の周りに巻き付けられた繊維材9とで構成されて、主として基板1の裏面に防水剤6を塗布するための塗布ロールとしてのモールロール10と、鉄心8と硬質のスポンジ11とで構成されて、基板1の裏面に防水剤6を塗布するとともに塗布された防水剤6の量を調整する塗布ロールとしてのスポンジロール12も含まれている。
そして、絞りロール13も適宜配設され、絞りロール13を除いて、鉄ロール7、モールロール10、スポンジロール12の全てが、その下方の一部を防水剤6に浸した状態で、図外の駆動装置により図中の矢印方向にそれぞれ回転駆動されるように構成されている。
【0016】
前記鉄ロール7には、搬送ライン4の搬送方向視において、基板1の横幅dよりも長い横幅Dを有する全幅鉄ロール7aと、搬送ライン4の搬送方向視において、基板1の横幅dよりも短い横幅d1を有する単位鉄ロール7bとが含まれている。
同様に、塗布ロールとしてのモールロール10とスポンジロール12にも、搬送ライン4の搬送方向視において、基板1の横幅dよりも長い横幅Dを有する全幅モールロール10aと全幅スポンジロール12a、および、基板1の横幅dよりも短い横幅d1を有する単位塗布ロールとしての単位モールロール10bと単位スポンジロール12bとが含まれ、これらモールロール10とスポンジロール12における横幅D,d1の違いに対応するため、絞りロール13も、横幅の異なる2種類の絞りロールが準備されている。
【0017】
つぎに、上述した各種のロールを使用して構成した塗装設備の具体例につき、図2〜図に基づいて説明する。
図2に示す塗装設備は、搬送ライン4の搬送方向に沿って、10列にわたってロールが配設され、1列目には全幅鉄ロール7aが、2列目には左右に振り分けた状態で一対の単位モールロール10bが、3列目にも同じく左右に振り分けた状態で一対の単位モールロール10bが配設され、3列目に位置する各単位モールロール10bの前方には、それぞれ絞りロール13が配設され、さらに、4列目には、2列目および3列目の両単位モールロール10bの中間に位置する状態で、単位モールロール10bが1本配設されている。
【0018】
この2列目〜4列目に配設された5本の単位モールロール10bの間においては、搬送ライン4の搬送方向視において互いに隣接するものどうしが重複するように構成されている。
つまり、搬送ライン4の搬送方向視において、2列目に配設された一対の単位モールロール10bと4列目に配設された単位モールロール10bとが互いに隣接する関係となり、同様に、3列目における一対の単位モールロール10bと4列目の単位モールロール10bも互いに隣接する関係となる。
このように搬送方向ライン4の搬送方向視において互いに隣接するものどうしの間では、その端部どうしが互いに重複して、搬送方向視において、各単位モールロール10bの間に隙間ができないように構成され、さらに、各単位モールロール10bによる全体の横幅Dが、全幅ロール7a,10a,12aの横幅Dとほぼ同一、つまり、基板1の横幅dよりも長くなるように構成されている。したがって、図の(イ)、(ロ)に示すように、各単位モールロール10bが、その横幅方向の全長にわたってそれぞれ基板1の裏面3に確実に接触し、基板1の裏面3の全面積にわたる防水剤6の塗布が可能となる。
【0019】
また、2列目と3列目に配設された4本の単位モールロール10bは、全てほぼ同じ横幅d1を有し、2列目に配設された一対の単位モールロール10bと3列目に配設された一対の単位モールロール10bとが、搬送ライン4の搬送方向視において、ほぼ重複する状態に配設されている。
換言すると、搬送ライン4の搬送方向上手側に位置する2列目の単位モールロール10bが、特定の単位モールロールとして機能し、搬送方向下手側に位置する3列目の単位モールロール10bが、補助用の単位モールロールとして機能して、その特定の単位モールロール10bと補助用の単位モールロール10bとが、搬送方向ライン4の搬送方向視において、互いにほぼ重複するように配設されている。
【0020】
さらに、図2に示す塗装設備では、5列目と6列目に絞りロール13を備えた単位スポンジロール12bが配設され、7列目〜9列目に絞りロール13を備えた全幅スポンジロール12aが配設されるとともに、10列目には、5列目と6列目の単位スポンジロール12bよりも横幅が短く、かつ、絞りロール13を備えた単位スポンジロール12bが配設されている。
そして、このような配列からなる塗装設備全体が、搬送ライン4の平面視において、その搬送ライン4の搬送中心線Lを中心として左右対称になるように各ロールが配設されている。
【0021】
図3に示す塗装設備も10列にわたってロールが配設され、1列目に全幅鉄ロール7aが、2列目〜4列目に左右に振り分けた状態で一対の単位モールロール10bが配設され、3列目と4列目に位置する各単位モールロール10bの前方には、それぞれ絞りロール13が配設されている。
5列目と6列目には、単位モールロール10bが1本ずつ、また、7列目には、単位スポンジロール12bが1本、それぞれ2列目〜4列目の両単位モールロール10bの中間に位置するように配設され、3列目、4列目、6列目、7列目の単位モールロール10bと単位スポンジロール12bの前方には、それぞれ絞りロール13が配設されている。
そして、8列目〜10列目には、絞りロール13を備えた全幅スポンジロール12aが配設されて、塗装設備全体が、搬送ライン4の平面視において、搬送中心線Lを中心として左右対称になるように構成されている。
【0022】
この図3に示す塗装設備では、2列目〜7列目に配設された8本の単位モールロール10bと1本の単位スポンジロール12bとの間において、搬送ライン4の搬送方向視において互いに隣接するものどうしが重複し、かつ、その全体の横幅Dが、基板1の横幅dよりも長くなる関係が成立するように構成されている。
さらに、2列目〜4列目に配設された6本の単位モールロール10bの間において、上述した特定の単位モールロール10bと補助用の単位モールロール10bとの関係が成立するように、また、5列目と6列目の単位モールロール10b間においても同様な関係が成立するように構成されている。
【0023】
そして、5列目、6列目の単位モールロール10bと7列目の単位スポンジロール12bとの間においては、3本のロール10b,12bがほぼ同じ横幅d1を有し、5列目、6列目の単位モールロール10bが、特定の単位モールロールとして機能し、搬送方向下手側に位置する7列目の単位スポンジロール12bが、補助用の単位スポンジロールとして機能して、その特定の単位モールロール10bと補助用の単位スポンジロール12bとが、搬送方向ライン4の搬送方向視において、互いにほぼ重複するように配設されている。
【0024】
図4に示す塗装設備も10列にわたってロールが配設され、1列目に全幅鉄ロール7aが、2列目に左右に振り分けた一対の単位モールロール10bが、3列目に絞りロール13を備えた一対の単位モールロール10bが配設され、4列目には、左右に振り分けた一対の単位鉄ロール7bが配設されている。
5列目〜7列目には、単位モールロール10b、単位鉄ロール7b、ならびに、絞りロール13を備えた単位スポンジロール12bが、この順で1本ずつ配設され、8列目〜10列目には、絞りロール13を備えた全幅スポンジロール12aが配設されて、搬送ライン4の平面視において、搬送中心線Lを中心として左右対称になるように構成されている。
【0025】
この図4に示す塗装設備では、2列目、3列目、5列目、7列目に配設された5本の単位モールロール10bと1本の単位スポンジロール12bとの間において、搬送ライン4の搬送方向視において互いに隣接するものどうしが重複し、かつ、その全体の横幅Dが、基板1の横幅dよりも長くなる関係が成立するように構成されている。
そして、2列目と3列目に配設された4本の単位モールロール10bの間において、上述した特定の単位モールロール10bと補助用の単位モールロール10bとの関係が成立し、5列目の単位モールロール10bと7列目の単位スポンジロール12bとの間において、上述した特定の単位モールロール10bと補助用の単位スポンジロール12bとの関係が成立するように構成されている。
【0026】
図5に示す塗装設備は12列にわたってロールが配設され、1列目に全幅鉄ロール7aが、2列目に左右に振り分けた一対の単位モールロール10bが、3列目と4列目に絞りロール13を備えた一対の単位モールロール10bが配設され、5列目には、単位モールロール10bが、6列目〜8列目には、絞りロール13を備えた単位モールロール10bが、それぞれ1本ずつ配設され、9列目と10列目には、絞りロール13を備えた一対の単位スポンジロール12bが、11列目と12列目には、絞りロール13を備えた1本の単位スポンジロール12bが、それぞれ配設されて、搬送中心線Lを中心として左右対称になるように構成されている。
【0027】
この図5に示す塗装設備では、2列目〜12列目に配設された10本の単位モールロール10bと6本の単位スポンジロール12bとの間において、搬送ライン4の搬送方向視において互いに隣接するものどうしが重複し、かつ、その全体の横幅Dが、基板1の横幅dよりも長くなる関係が成立するように構成されている。
そして、2列目〜4列目に配設された6本の単位モールロール10bの間において、また、5列目〜8列目に配設された4本の単位モールロール10bの間において、上述した特定の単位モールロール10bと補助用の単位モールロール10bとの関係が成立し、2列目〜4列目の単位モールロール10bと9列目、10列目の単位スポンジロール12bとの間において、また、5列目〜8列目の単位モールロール10bと10列目、11列目の単位スポンジロール12bとの間において、上述した特定の単位モールロール10bと補助用の単位スポンジロール12bとの関係が成立するように構成されている。
【0028】
さらに、9列目と10列目の単位スポンジロール12bの間においては、4本の単位スポンジロール12bがほぼ同じ横幅d1を有し、9列目の単位スポンジロール12bが、特定の単位スポンジロールとして機能し、搬送方向下手側に位置する10列目の単位スポンジロール12bが、補助用の単位スポンジロールとして機能して、その特定の単位スポンジロール12bと補助用の単位スポンジロール12bとが、搬送ライン4の搬送方向視において、互いにほぼ重複するように構成されている。
同様に、11列目と12列目に単位スポンジロール12bの間においても、11列目の単位スポンジロール12bが、特定の単位スポンジロールとして、また、12列目の単位スポンジロール12bが、補助用の単位スポンジロールとして機能して、その特定の単位スポンジロール12bと補助用の単位スポンジロール12bとが、搬送ライン4の搬送方向視において、互いにほぼ重複するように構成されている。
【0029
0030
0031
0032
0033】
〔別実施形態〕
(1)先の実施形態では、搬送ライン4の搬送方向視において、互いに隣接する単位塗布ロールとしての単位モールロール10bや単位スポンジロール12bの端部どうしが互いに重複するように構成し、それに加えて、特定の単位モールロール10bや単位スポンジロール12bの搬送方向下手側に補助用の単位モールロール10bや単位スポンジロール12bを配置した構成を示したが、この特定の単位塗布ロールと補助用の単位塗布ロールに関しては、必ずしも必要不可欠なものではなく、これをなくして実施することもできる。
【0034】
(2)先の実施形態では、搬送ライン4の平面視において、その搬送中心線Lを中心として単位塗布ロールとしての単位モールロール10bや単位スポンジロール12bを左右対称になるように配置した例を示したが、必ずしも左右対称になるように配置する必要はない。
また、単位塗布ロールの例として、鉄心8の周りに繊維材9を巻き付けた単位モールロール10bと、鉄心8の周りに硬質のスポンジ11を巻き付けた単位スポンジロール12bを示したが、単位塗布ロールの具体的な構成については、種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 外装板塗装設備の要部を示す縦断側面図
【図2】 外装板塗装設備の全体の平面図
【図3】 外装板塗装設備の全体の平面図
【図4】 外装板塗装設備の全体の平面図
【図5】 外装板塗装設備の全体の平面図
【図6】 外装板塗装設備の作用を示す要部の正面図
【図7】 従来の外装板塗装設備の全体の平面図と作用を示す要部の正面図
【符号の説明】
1 基板
3 基板の裏面
4 搬送ライン
6 防水剤
10,12 塗布ロール
10b,12b 単位塗布ロール
D 単位塗布ロールの全横幅
d 基板の横幅
d1 単位塗布ロールの横幅
L 搬送ラインの搬送中心線

Claims (2)

  1. セメントを主材とする外装板の基板をその裏面を下方に向けて搬送する搬送ラインと、その搬送ラインに沿って搬送される基板の裏面に防水剤を塗布する塗布ロールとを備えている建築用外装板の塗装設備であって、
    1列目に、基板を保持する鉄ロールが設けられ、前記鉄ロールより搬送方向下手側に備えられた前記塗布ロールが、前記搬送ラインの搬送方向視において前記基板の横幅よりも短い横幅を有する複数の単位塗布ロールで構成され、
    その複数の単位塗布ロールのうち、前記搬送方向視において互いに隣接するものどうしが重複して、前記搬送方向視における前記複数の単位塗布ロールの全横幅が、前記基板の横幅よりも長くなるように構成され、前記単位塗布ロールとしての単位モールロールの配置は、搬送方向上手側には前記搬送方向視での左右に振り分けた状態で一対の単位モールロールが配設され、それら一対の単位モールロールの搬送方向下手側には、前記両単位モールロールの中間に位置する状態で一つの単位モールロールが配設され
    前記複数の単位塗布ロールのうち、特定の単位塗布ロールとほぼ同じ横幅を有する補助用の単位塗布ロールが、前記搬送方向視においてその特定の単位塗布ロールにほぼ重複する状態で前記搬送ラインの搬送方向下手側に配置され、
    前記塗布ロールの前方に当接する絞りロールが設けてある建築用外装板の塗装設備。
  2. 前記複数の単位塗布ロールが、前記搬送ラインの平面視において、その搬送ラインの搬送中心線を中心として左右対称に配置されている請求項1に記載の建築用外装板の塗装設備。
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