JP3149681U - 商品陳列台 - Google Patents

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Abstract

【課題】水平陳列と傾斜陳列の双方に好適なものであって、特に、傾斜陳列した際、最前列の単位段差部の陳列台への収まりに優れる商品陳列台を提供すること。【解決手段】商品の載置面となる商品載置部11と商品載置部11の後方に位置する商品の背もたれとなる背もたれ部12とからなる単位段差部1の複数を、前方側から後方側へ順に商品載置部11、背もたれ部12となるように連続的に接続させてなる商品陳列台10であって、最前列の単位段差部1における商品載置部11と背もたれ部12がヒンジ接合されている。【選択図】図1

Description

本考案は、スーパーや百貨店などの店内で商品を陳列するために使用されるものであって、水平設置及び傾斜設置に共に好適な商品陳列台に関するものである。
近年、スーパー、百貨店、専門店、コンビニエンスストアー等の店内で例えば商品の陳列に使用される商品陳列棚として、図13に示すように、商品Aを載置する1以上の斜面101を一方向に隣接して設け、この一方向一端に商品落下防止部102を有して表陳列面103を構成し、該表陳列面103の裏側に仕切り板の嵌合溝104を少なくとも1以上設けて裏陳列面105を構成してなり、例えば陳列ケース内に高さ可変の設置台を配設し、該設置台に商品陳列棚100の前記表陳列面及び裏陳列面のいずれか一方を置き、いずれか他方に商品を陳列する陳列棚が知られている(特開2001−197984号公報)。この商品陳列棚100は、少ない部品で、商品の多様化、頻繁に起こる模様替えに十分に対応出来、模様替えの度に不用となったり、新たに購入する必要性を少なくし、かつ保管のためのスペースを減らすことができる効果があり、極めて有用な陳列棚である。
また、図14に示すように、前方下り傾斜の設置面を備える基台に設置する階段状の陳列面を有する商品陳列台200が開示されている(登録意匠番号1245061号)。この商品陳列台200を傾斜面に設置した場合、各段(単位段差部)の形状が、商品を載置するに好適な形状となるため、趣のある陳列形態を演出できるとともに、商品の陳列安定性が向上する。
上記従来の商品陳列棚や商品陳列台は、傾斜陳列ではあるものの、単位段差部の形状が特徴的であるため、水平面の設置台にのせて使用する水平陳列の要望がある。
特開2001−197984号公報 登録意匠番号1245061号
しかしながら、特開2001−197984号公報記載の商品陳列棚を、水平陳列で使用すると、最前列の単位段差部における商品落下防止部102の高さが高いため、最前列の単位段差部に陳列された商品が顧客側から見え難くなる。また、登録意匠番号1245061号の商品陳列台を、水平陳列で使用すると、最前列の単位段差部の裏面が顧客には見えることになり、せっかくの陳列の演出が台無しとなる。
従って、本考案の目的は、水平陳列と傾斜陳列の双方に好適なものであって、特に、傾斜陳列した際、最前列の単位段差部の陳列台への収まりに優れる商品陳列台を提供することにある。
かかる実情において、本考案者は鋭意検討を行った結果、最前列の単位段差部における商品載置部と背もたれ部をヒンジ接合すれば、傾斜設置した際、最前列の単位段差部の商品載置部が傾斜面に沿って下方へ回動し、傾斜面に沿った自然な設置形態となり、設置台への収まりがよくなることなどを見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、商品の載置面となる商品載置部と該商品載置部の後方に位置する商品の背もたれとなる背もたれ部とからなる単位段差部の複数を、前方側から後方側へ順に商品載置部、背もたれ部となるように連続的に接続させてなる商品陳列台であって、最前列の単位段差部における商品載置部と背もたれ部がヒンジ接合されていることを特徴とする商品陳列台を提供するものである。
また、本考案は、前記ヒンジ接合が、最前列の単位段差部における背もたれ部の下端の両側部に外側に突出するように形成される係合突起と、商品載置部の後端の両側部に形成される該係合突起と係合する係合凹部であるか、または最前列の単位段差部における商品載置部の後端の両側部に外側に突出するように形成される係合突起と、背もたれ部の下端の両側部に形成される該係合突起と係合する係合凹部であることを特徴とする前記商品陳列台を提供するものである。
また、本考案は、前記ヒンジ接合が、最前列の単位段差部における商品載置部と背もたれ部の左右方向長さと同じ寸法で、且つ所定の奥行き幅を有する薄肉の樹脂である前記商品陳列台を提供するものである。
また、本考案は、水平面へ設置した状態から最前列の単位段差部における商品載置部の先端部を手で持ち上げた際、該商品載置部が、該単位段差部の背もたれ部に対して、少なくとも30度は回動するものであることを特徴とする前記商品陳列台を提供するものである。
また、本考案は、前記商品載置部は、前方側から後方側に向けての水平設置における側面形状が、後方下り傾斜形状と水平形状が連続するものであることを特徴とする前記商品陳列台を提供するものである。
また、本考案は、前から2列以降の単位段差部にいて、前記商品載置部の先端は、前側の単位段差部の背もたれ部の背面の上下方向における中央よりやや上部に接続させ、該接続位置より上方の部分を陳列商品の転落防止部とすることを特徴とする前記商品陳列台を提供するものである。
また、本考案は、最前列の単位段差部における商品載置部の前端に左右方向に連続する開口が上向きとなる第1係合横溝を形成したことを特徴とする前記商品陳列台を提供するものである。
本考案は、最後尾の単位段差部における背もたれ部の後側に左右方向に連続する開口が上向きとなる第2係合横溝を形成したことを特徴とする前記商品陳列台を提供するものである。
本考案は、最前列の単位段差部における商品載置部の前端に左右方向に連続する開口が下向きとなる第3係合横溝を形成したことを特徴とする前記商品陳列台を提供するものである。
また、本考案は、最後尾の単位段差部における背もたれ部の後側に左右方向に連続する開口が下向きとなる第4係合横溝を形成したことを特徴とする前記商品陳列台を提供するものである。
また、本考案は、最後尾の単位段差部の裏面に、収納自在な脚部を設けたことを特徴とする前記商品陳列台を提供するものである。
本考案の商品陳列台は、水平陳列と傾斜陳列の双方に好適なものであって、特に、傾斜設置した際、最前列の単位段差部の商品載置部が傾斜面に沿って下方へ回動し、傾斜面に沿った自然な設置形態となり、設置台への収まりがよくなる。
本実施の形態における商品陳列台の分解斜視図である。 本実施の形態における商品陳列台の水平設置における側面図である。 本実施の形態における商品陳列台の傾斜設置における側面図である。 本実施の形態における商品陳列台の裏面から見た斜視図である。 図4の商品陳列台の脚部を使用状態とした斜視図である。 商品陳列台の脚部の取り付け方法を説明する図である。 商品陳列台の脚部の収納方法を説明する図であり、(A)が脚部使用状態図、(B)が脚部収納開示状態図、(C)が脚部収納終了状態図である。 本実施の形態における商品陳列台の傾斜棚での使用状態図である。 本実施の形態における商品陳列台の傾斜棚での他の使用状態図である。 本実施の形態における商品陳列台の水平棚での使用状態図である。 本実施の形態における商品陳列台の水平棚での他の使用状態図である。 本例の商品陳列台の連結方法を説明する図であり、(A)が連結前の状態、(B)が連結後の状態である。 従来の傾斜陳列用の商品陳列台の側面図である。 従来の傾斜陳列用の他の商品陳列台の側面図である。
次に、本考案の実施の形態における商品陳列台を図1〜図12を参照して説明する。商品陳列台10は、商品の載置面となる商品載置部11と商品載置部11の後方に位置する商品の背もたれとなる背もたれ部12とからなる単位段差部1の複数を、前方側から後方側へ順に商品載置部11、背もたれ部12となるように連続的に接続させてなり、最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aと背もたれ部12aがヒンジ接合されているものである。本明細書中、「前」は顧客側を言い、「後」はその反対側を言う。
商品陳列台10は、樹脂製であって、所定幅寸法(左右方向の長さ)と所定の奥行き寸法(前後方向の長さ)を有する平面視が概ね矩形状のものである。また、所定の厚みを有し、水平設置において、側面視が略鋸刃状となるものである。所定幅寸法や所定の奥行きは、商品の陳列台の大きさや陳列商品の設置数量などにより適宜決定される。
前から2列以降の単位段差部1において、商品載置部11は、所定の奥行き寸法を有し、且つ商品が載置される形状であれば特に制限されず、本例では前方側から後方側に向けての水平設置における側面形状が、後方下り傾斜形状部111と水平形状部112が連続するものである。傾斜形状部111と水平形状部112の奥行き方向の寸法比としては、50:50〜70:30が好適である。商品載置部11のその他の形状としては、水平設置における側面形状が、後方下り傾斜状、あるいは緩やかな曲面形状を呈する凹状などが挙げられる。
商品載置部11の傾斜形状部111に、左右方向に連続する一条の突起が形成されている。これにより、陳列商品の滑りを防止することができる。また、商品載置部11の傾斜形状部111の裏面には、左右方向の例えば2又は3箇所に、固定脚部113を形成させてもよい。これにより、重量のある商品が陳列されても陳列姿勢が安定する。
背もたれ部12は、商品載置部11の水平形状部112の後端より屈曲して水平設置において、概ね起立状態となるものである。本例では、水平形状部112となす角度が90度よりやや大きめである。このような形状とすることで、背もたれ部12が、傾斜設置では起立状態となり、水平設置ではやや後ろ傾斜となり、陳列商品の陳列状態が安定する。背もたれ部12の高さ寸法は陳列する商品などにより適宜決定される。背もたれ部12の高さが、陳列商品に対して余り高すぎると、顧客側から見て陳列商品が見難くなる。
前から2列以降の単位段差部1において、商品載置部11の先端は、前側の単位段差部1の背もたれ部12の背面の上下方向における中央よりやや上部に接続させ、この接続位置より上方の部分を陳列商品が前方へ転落することを防止する転落防止部114とする。これにより、背もたれの機能と商品転落防止の機能を共に達成することができる。
また、商品載置部11及び背もたれ部12の裏面には左右方向に所定のピッチで前後方向に延びる多数のリブ41を形成させてもよい。これにより、商品陳列台の軽量化と強度補強の双方を同時に達成することができる。
商品陳列台10の表面には左右方向に所定のピッチで前後方向に延びる縦溝3が形成されている。すなわち、商品載置部11の前方側とこれに連続する前側の背もたれ部12の上方側に縦溝3が形成される。これにより、別途、板状の仕切り板を準備し、この縦溝3にはめ込めば、陳列商品を左右方向に区画できる。
商品陳列台10において、単位段差部1が繰り返し接続する個数としては、特に制限されないが、好適には3〜6つ、特に3又は4つである。単位段差部1が少な過ぎると、商品の陳列面積が小さくなる。一方、単位段差部1が多すぎると、奥行き寸法が大の陳列台が必要となる。
最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aの形状は、前から2列以降の単位段差部1の商品載置部11の形状と同じでよいが、本例では、後方下り傾斜形状部の傾斜を緩やかにしている。また、裏面の固定脚部の設置を省略している。これにより、顧客側からは商品全体、特に商品の下側部分もよく見えるようになる。
最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aと背もたれ部12aのヒンジ接合は、最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aが背もたれ部12aに対して、商品載置部11aの後端を回転軸として、前後方向に回動するものであれば、特に制限されない。本例では、ヒンジ接合が、最前列の単位段差部1aにおける背もたれ部12aの下端の両側部に外側に突出するように形成される係合突起22と、商品載置部11aの後端の両側部に形成される係合突起22と係合する係合凹部21である。
係合突起22は丸棒部材であり、突出長さは数mm〜5mm程度である。また、係合凹部21は丸棒部材を回転自在に支持する軸受け構造である。また、左右の係合凹部21間は、背もたれ部12aの下端部が嵌り込む凹溝が長手方向に延びるように形成されている。これにより、商品載置部11aと背もたれ部12aが一体的に嵌合できる。このヒンジ接合により、最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aは、背もたれ部12aに対して、商品載置部11aの後端を回転軸として、前後方向に回動する。このため、例えば図2の水平設置状態から、図3のように傾斜設置した際、最前列の単位段差部1aの商品載置部11aが傾斜面39に沿って下方へ回動し(図3の角度α)、傾斜面に沿った自然な設置形態となり、設置台への収まりがよくなる。
ヒンジ接合は、本例の形態に限定されず、例えば、最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aの後端の両側部に外側に突出するように形成される係合突起と、背もたれ部12aの下端の両側部に形成される係合突起と係合する係合凹部とで構成される形態、及び最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aと背もたれ部12aの接合部分を、薄肉の樹脂とする形態などが挙げられる。ヒンジ接合を薄肉の樹脂とする際、接合部分は、商品載置部11a及び背もたれ部12aと左右方向長さが同じで、且つ所定の奥行き幅を有する帯状のものが好適である。
薄肉の樹脂をヒンジとする形態によれば、薄肉の樹脂部が可撓性であるため、商品陳列台10を傾斜面に設置した場合、元の形状(図3中の破線部)を維持できず商品載置部11aの重さにより、傾斜面39に沿って下方へ回動し(図3の角度α)、傾斜面に沿った自然な設置形態となり、設置台への収まりがよくなる。
ヒンジ接合により、水平面へ設置した状態から最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aの先端部を手で持ち上げた際、商品載置部11aが、単位段差部1の背もたれ部12aに対して、少なくとも30度回動するものであれば、通常の陳列基台の傾斜面に対応可能である。
商品陳列台10には、最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aの前端に左右方向に連続する開口が上向きとなる第1係合横溝4が形成されている。この第1係合横溝4に、所定高さの板状物を嵌め込めば、最前列の単位段差部1aに載置される陳列商品の前方への転落を防止できる。また、この第1係合横溝4に、所定高さの商品情報が記載されたPOP板を嵌め込めば、顧客は陳列商品の情報を知ることができる。
商品陳列台10には、最後尾の単位段差部1における背もたれ部12aの後側に左右方向に連続する開口が上向きとなる第2係合横溝5が形成されている。この第2係合横溝5に、ミラー板を嵌め込めば、背面の景色を隠すと共に、更に奥側に仮想の陳列面を形成することができ、演出効果が高まる。また、別途の商品陳列台10aを商品陳列台10の後ろにおいて、奥行き方向に連結する際、後方連結部として機能させることができる(図12参照)。
商品陳列台10には、最前列の単位段差部1aにおける商品載置部11aの前端に左右方向に連続する開口が下向きとなる第3係合横溝7が形成されている。この第3係合横溝7は、別途の商品陳列台10を商品陳列台10の前に置いて、奥行き方向に連結する際、前方連結部として機能させることができる(図12参照)。
商品陳列台10には、最後尾の単位段差部1における背もたれ部12の後側に左右方向に連続する開口が下向きとなる第4係合横溝6が形成されている。第4係合横溝6は収納自在の脚部8の先端部82が収納される部分である。
商品陳列台10の最後尾の単位段差部1の裏面には、収納自在な脚部8が設置されている。脚部8は、水平設置において使用されるものであって、商品陳列台10の最後尾の単位段差部1の裏面に形成され脚部本体82の基部が軸支される軸受け部81と、軸受け部81に嵌め込まれる脚部本体82からなる。脚部本体82は所定幅と所定高さの板状部811と板状部811の先端から約90度屈曲する設置面に接する先端部812からなる。脚部本体82は軸受け部81に回動自在であり、収納状態において、先端部812が商品陳列台10本体の第4係合横溝6に嵌るため、水平設置状態であっても陳列姿勢に悪影響することはない。また、脚部本体82の板状部811の取り付け側の先端の両側には丸棒状の係合突起813が形成されている。
軸受け部81は、図6に示すように、下端が開口となり、後板の高さが前板の高さよりも小である長尺箱状物であり、長尺箱状物の内側の両端には上下方向に長く内側に開口となる長孔814が形成されている。なお、図6は軸受け部81の構造を示すものであり、単位段差1が少ないなど一部を省略している。
軸受け部81に脚部本体82を取り付けて使用状態とするには、次ぎのように行なう。すなわち、脚部本体82の係合突起813側を軸受け部81の開口に差し込み、奥深く挿入する。この状態で脚部本体82を立てれば使用状態とすることができる(図7(A))。次いで、脚部本体82を収納状態とするには、次ぎのように行なう。すなわち、商品陳列台10を持ち上げ、脚部本体82を下方へ下げる。すると脚部本体82の一対の係合突起813が長孔814の下壁に当接するため、浅い嵌合状態で停止する(図7(B))。この状態で脚部本体82を後方へ回動させれば、軸受け部81の開口の後板の高さが低いため、回動の障害とならず、先端部812が第4係合横溝6に収納され、脚部本体82の全体が商品陳列台10の形状に沿って収納される(図7(C))。
次いで、商品陳列台10の使用方法について説明する。図8及び図9に示すように、商品陳列台10を傾斜棚面81に設置する。この際、商品陳列台10の最前列の単位段差部1aの商品載置部11aが背もたれ部12aに対して下方に回動し、傾斜面に沿った位置で停止する。これにより、商品載置部11aは傾斜面に沿った自然な設置形態となり、設置台への収まりがよくなる。この状態において、単位段差部1に商品Aを載せれば、階段状の陳列形態を演出できる。前から2列以降に陳列された商品Aは、商品載置部11の形状により、僅かに後ろ傾斜となり背もたれ部12で後方支持される。これにより陳列形態が安定する。また、最前列の単位段差部1aの商品載置部11aが僅かに前方下り傾斜となるものの、商品Aの設置は安定すると共に、顧客側からは商品陳列台10の前方部分が隠れて商品全体、特に商品の下側部分もよく見えるようになる。なお、商品陳列台10の前スペースを利用すれば、3つの単位段差部を有する商品陳列台であっても、4つの階段状の陳列が可能となる(図9)。
図10及び図11に示すように、商品陳列台10を水平棚面91に設置することもできる。この際、商品陳列台10の最前列の単位段差部1aの商品載置部11aが背もたれ部12aに対して上方に回動し、傾斜面91に沿った位置で停止する。これにより、商品載置部11aは水平面に沿った自然な設置形態となり、設置台への収まりがよくなる。この状態において、単位段差部1に商品Aを載せれば、水平設置における階段状の陳列形態を演出できる。各単位段差部に陳列された商品Aは、商品載置部11a、11の形状により、僅かに後ろ傾斜となり背もたれ部12で後方支持される。これにより陳列形態が安定する。また、商品陳列台10の前スペースを利用すれば、3つの単位段差部を有する商品陳列台であっても、4つの階段状の陳列が可能となる(図11)。
本考案の商品陳列台は、スーパーや百貨店などの店内で、水平設置や傾斜設置のいずれであっても陳列商品を見易く陳列できる。
1 単位段差部
1a 最前列の単位段差部
2 ヒンジ接合
3 縦溝
4 第1係合横溝
5 第2係合横溝
6 第4係合横溝
7 第3係合横溝
8 脚部
10 商品陳列台
11 商品載置部
11a 最前列の単位段差部における商品載置部
12 背もたれ部
12a 最前列の単位段差部における背もたれ部
111 後方下り傾斜形状部
112 水平形状部
A 商品

Claims (11)

  1. 商品の載置面となる商品載置部と該商品載置部の後方に位置する商品の背もたれとなる背もたれ部とからなる単位段差部の複数を、前方側から後方側へ順に商品載置部、背もたれ部となるように連続的に接続させてなる商品陳列台であって、
    最前列の単位段差部における商品載置部と背もたれ部がヒンジ接合されていることを特徴とする商品陳列台。
  2. 前記ヒンジ接合が、最前列の単位段差部における背もたれ部の下端の両側部に外側に突出するように形成される係合突起と、商品載置部の後端の両側部に形成される該係合突起と係合する係合凹部であるか、または最前列の単位段差部における商品載置部の後端の両側部に外側に突出するように形成される係合突起と、背もたれ部の下端の両側部に形成される該係合突起と係合する係合凹部であることを特徴とする請求項1記載の商品陳列台。
  3. 前記ヒンジ接合が、最前列の単位段差部における商品載置部と背もたれ部の左右方向長さと同じ寸法で、且つ所定の奥行き幅を有する薄肉の樹脂であることを特徴とする請求項1記載の商品陳列台。
  4. 水平面へ設置した状態から最前列の単位段差部における商品載置部の先端部を手で持ち上げた際、該商品載置部が、該単位段差部の背もたれ部に対して、少なくとも30度は回動するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  5. 前記商品載置部は、前方側から後方側に向けての水平設置における側面形状が、後方下り傾斜形状と水平形状が連続するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  6. 前から2列以降の単位段差部において、前記商品載置部の先端は、前側の単位段差部の背もたれ部の背面の上下方向における中央よりやや上部に接続させ、該接続位置より上方の部分を陳列商品の転落防止部とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  7. 最前列の単位段差部における商品載置部の前端に左右方向に連続する開口が上向きとなる第1係合横溝を形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  8. 最後尾の単位段差部における背もたれ部の後側に左右方向に連続する開口が上向きとなる第2係合横溝を形成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  9. 最前列の単位段差部における商品載置部の前端に左右方向に連続する開口が下向きとなる第3係合横溝を形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  10. 最後尾の単位段差部における背もたれ部の後側に左右方向に連続する開口が下向きとなる第4係合横溝を形成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  11. 最後尾の単位段差部の裏面に、収納自在な脚部を設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の商品陳列台。
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CN108937361B (zh) * 2018-07-13 2020-10-09 合肥美的智能科技有限公司 搁架及包括该搁架的零售柜

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