JP4355904B2 - 陳列棚 - Google Patents
陳列棚 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4355904B2 JP4355904B2 JP2003204542A JP2003204542A JP4355904B2 JP 4355904 B2 JP4355904 B2 JP 4355904B2 JP 2003204542 A JP2003204542 A JP 2003204542A JP 2003204542 A JP2003204542 A JP 2003204542A JP 4355904 B2 JP4355904 B2 JP 4355904B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- cap
- shelf
- display shelf
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストアやコンビニエンスストア等の店舗において、種々の商品が陳列される陳列棚に関するものであり、さらに詳しくは、左右下部から前方向又は前後両方向に向かって延設される脚の上面間にステージ棚板が架設されてなる陳列棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、商品を陳列するために用いられる陳列棚としては、図9に示すような、左右に立設される一対の支柱101、101と、これら左右の支柱101、101の下部から前方向に向かって延設される脚110、110とを有して、左右の支柱101、101の前面側に棚板140を多段に取り付けるとともに、左右一対の脚110、110の上面間にステージ棚板130が架設されてなる陳列棚100がある。
【0003】
図10には、図9に示す従来の陳列棚100の左側の脚部分を拡大した図が示されている。図10に示すように、脚110の上面には、ステージ棚板130を支持する棚受け部材300が取着される。この棚受け部材300は、基片301の左右両端に当接片302、302を有しており、基片301の底面に形成される図示しない係合片を、脚110の上面に穿設された取付孔110aに係合させて取着されている。そして、ステージ棚板130は、物品が載置される載置面部130bの側辺から下方に垂設される側壁部130aを、棚受け部材300の当接片302、302の間に嵌合させて、脚の上面に設置されている。このように、ステージ棚板130の側壁部130aを棚受け部材300の当接片302、302の間に嵌合させることで、ステージ棚板130が左右方向に移動することが防止されている。
【0004】
しかしながら、上述した従来の陳列棚100では、ステージ棚板130が前後方向に移動することは防止されていなかった。このため、例えば、ステージ棚板130に重量のある商品を載置した場合に、商品を引きずりながら手前に取り出そうとすると、ステージ棚板130が商品に引きずられて前方に移動してしまうことがあった。そこで、ステージ棚板が、前後方向にも移動することなく脚の上面に設置できるように、棚受け部材の当接片の上縁に上向きの突片を設けるとともに、棚板の下面から下方に向かって突出する垂下片を設け、この垂下片を前記突片に当接させながらステージ棚板を架設して、ステージ棚板が前後に移動することを防止した陳列棚が提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
ところが、上記した従来の陳列棚では、ステージ棚板の移動を防止するために棚受け部材を用いると、部品点数が増加してしまい、また、脚に棚受け部材を取り付けるための取付孔を設ける必要があることから、作製コストがかかっていた。さらに、陳列棚は、ステージ棚板を取り外した状態で使用する場合もあり、この場合に、棚受け部材を脚の上面から取り外してしまうと、脚の上面に取付孔が露出してしまい、陳列棚の美観を損ねることとなっていた。
【0006】
一方、図10に示すように、脚110の端部には、端面が露出して陳列棚100の美観を損なわないようにするために、金属製の脚キャップ120が溶接によって固着される。しかし、このように脚110の端部に脚キャップ120を溶接してしまうと、例えば、ステージ棚板130を奥行きの長いものに変更する場合などには、ステージ棚板130の奥行き長さに合わせて脚110を長さのあるものに交換しなければならず、作業が非常に煩雑となっていた。
【0007】
このような事情を鑑みて、脚の端部に継ぎ脚を連結して長さを変更できるように、脚の端部への着脱を自在に行えるようにした脚キャップが提案されている(特許文献2参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−336098号公報
【特許文献2】
特開平11−221139号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、棚受け部材を別途用意しなくともステージ棚板を前後左右方向に移動しないように脚の上面に架設することができ、かつ、ステージ棚板を取り外して使用する場合であっても美観が損なわれない陳列棚を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、まず、請求項1に記載した発明が採った手段は、左右に立設される支柱101、101の下部から前方向若しくは前後両方向に延設される一対の脚110、110と、物品が載置される載置面部130b及び載置面部130bの左右側辺から下方に垂設される側壁部130a、130aを有し、一対の脚110、110の上面の間に架設されるステージ棚板130と、脚110の端部に取着される脚キャップ120とを備える陳列棚100であって、ステージ棚板130の左右の側壁部130a、130aには、下端から上方に向かって切り欠かれてなる係合溝131、131が形成され、脚キャップ120の上端には、脚キャップ120を脚110の端部に取着した状態で、脚110の上面より突出し、係合溝131と係合する突出凹部121が形成されていることを特徴とする陳列棚100である。
【0011】
この陳列棚100は、脚110の端部に取り付けられる脚キャップ120の上端に形成した突出凹部121に、ステージ棚板130の側壁部130aに形成した係合溝131を係合させることにより、ステージ棚板130が前後方向及び左右方向に移動することなく左右の脚110、110の上面間に架設できるようにしたものである。
このように、脚キャップ120に突出凹部121を形成するとともに、ステージ棚板130の側壁部130aに係合溝131を形成したことで、従来の陳列棚のように、棚受け部材を別途用意する必要がなくなって部品点数を減らすことができるので、作製コストを低減することができる。また、脚110の上面に棚受け部材を取り付けるための加工を施す必要もないので、脚110の作製が容易になるとともに、ステージ棚板130を架設しない場合に、脚110の上面が露出しても美観を損ねることがない。
【0012】
また、請求項2に記載した発明が採った手段は、脚110の端部近傍の上面及び下面に、それぞれ第一係合孔111a及び第二係合孔111bを穿設し、脚キャップ120の下端に係止片122を形成して、第一係合孔111aに脚キャップ120の上端に形成される突出凹部121を係合するとともに、第二係合孔111bに係止片122を係合することにより、脚キャップ120を脚110の端部に取着するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の陳列棚100である。
【0013】
このように、脚キャップ120の上端に形成した突出凹部121を、脚110の端部近傍の上面に穿設した第一係合孔111aに係合させるとともに、脚キャップ120の下端に係止片122を形成し、この係止片122を、脚110の端部近傍の下面に穿設した第二係合孔111bに係合させて、脚キャップ120を脚110の端部に取着することによって、脚キャップ120を容易に脱落することなく取り付けることができるとともに、取り外しも簡単に行えるようになる。
【0014】
また、請求項3に記載した発明が採った手段は、脚キャップ120は、ステージ棚板130を脚110の上面間に架設しない場合おいて、突出凹部121が脚110の上面より突出しないよう上下を逆にして脚110の端部に取着されることを特徴とする請求項1に記載の陳列棚100である。
【0015】
陳列棚100には、左右の支柱101、101の下部から前方向若しくは前後両方向に延設される脚110、110の上面間にステージ棚板130が架設されるが、ステージ棚板130を取り外して使用することも可能である。ステージ棚板130を取り外して使用する場合に、脚キャップ120を、突出凹部121が脚110の上面より突出した状態で脚110の端部に取着しておくと、突出凹部121が露出して陳列棚100の美観を損ねることとなる。
そこで、本請求項に係る陳列棚100では、ステージ棚板130を架設しない場合には、脚キャップ120の上下を逆にして、突出凹部121が脚110の下面側に位置するように脚110の端部に取着することで、脚110の上面から脚キャップ120の突出凹部121が露出しないようにしている。これにより、ステージ棚板130を架設しない場合でも、陳列棚100の美観をより良く保つことができる。
【0016】
また、請求項4に記載した発明が採った手段は、脚110の端部近傍の上面及び下面に、それぞれ第一係合孔111a及び第二係合孔111bを穿設し、脚キャップ120の下端に係止片122を形成して、第一係合孔111aと第二係合孔111bの何れか一方に脚キャップ120の上端に形成される突出凹部121を係合させ、他方に係止片122を係合させることにより、脚キャップ120を上下逆にして脚110の端部に選択的に取着するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の陳列棚100である。
【0017】
この陳列棚100は、脚キャップ120の上端に形成される突出凹部121及び脚キャップ120の下端に形成される係止片122のいずれにも係合しうる第一係合孔111aと第二係合孔111bとを、脚110の端部近傍の上面及び下面にそれぞれ穿設して、脚キャップ120を上下逆にして脚110の端部に選択的に取着できるようにしたものである。すなわち、左右の脚110、110の上面間にステージ棚板130を架設する場合には、突出凹部121が脚110の上面から突出するように、突出凹部121を第一係合孔111aに係合させるとともに、係止片122を第二係合孔111bに係合させて脚キャップ120を脚110の端部に取着することができ、一方、ステージ棚板130を架設しない場合には、突出凹部121が脚110の下面側に位置するように、突出凹部121を第二係合孔111bに係合させるとともに、係止片122を第一係合孔111aに係合させて取着することができるようになる。これにより、ステージ棚板130を架設する場合としない場合とに応じて、脚キャップ120の上下向きを変更して取着できるようになる。
【0018】
また、請求項5に記載した発明が採った手段は、脚キャップ120の前面には、キックプレート140を取り付けるためのキックプレート係止部123が穿設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の陳列棚110である。
【0019】
脚キャップ120の前面にキックプレート係止部123を設けることで、陳列棚100の前面下部にキックプレート140を取り付け可能となる。そして、キックプレート140を取り付けることで、陳列棚100の下部を保護できるとともに、美観性を高めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(実施例1)
図1には、本実施例に係る陳列棚100が示されている。本実施例に係る陳列棚100は、図1に示すように、左右に支柱101、101が立設され、この左右の支柱101、101の下部から、それぞれ脚110、110が前方向に向かって延設されている。そして、左右の支柱101、101の前面には、棚板140が二段に取り付けられ、左右の脚110、110の上面間には、ステージ棚板130が架設されている。
【0021】
図2には、本実施例に係る陳列棚100の左側下部を分解した図が示されている。脚110は、中空に形成されており、端部が開口している。そして、端部近傍の上面及び下面には、それぞれ、次に詳述する脚キャップ120に形成される突出凹部121が係合される第一係合孔111aと、係止片122が係合される第二係合孔111bとが穿設されている。
【0022】
脚キャップ120は、脚110の端部に取り付けられて、その開口を閉塞する金属製の部材である。脚キャップ120は、上端及び下端が屈曲して、側面視略コの字型に形成されている。脚キャップ120の上端には、正面視凹型に形成された突出凹部121が上方に向かって突設されている。この突出凹部121は、凹型の左右の突出部分からなる当接部121a、121aと、左右の当接部121a、121aの間に位置する凹型の窪み部分であって、左右の当接部121a、121aより短く突出してなる係合部121bとからなる。一方、脚キャップ120の下端には、前下方に向かって突出してなる係止片122が形成されている。
【0023】
ステージ棚板130は、物品が載置される載置面部130bと、載置面部130bの側辺から下方に垂設されてなる側壁部130aを有している。そして、側壁部130aには、下端から上方に切り欠かれてなり、ステージ棚板130を左右の脚110、110の上面間に架設する際に、脚110の上面から突出する突出凹部121の係合部121bと係合する係合溝131が形成されている。係合溝131は、突出凹部121の係合部121bの突出長さとほぼ等しい深さに形成されている。
【0024】
図3には、脚キャップ120を脚110の端部に取り付ける方法を説明している。脚キャップ120を、脚110に取り付けるには、まず、図3(i)に示すように、脚キャップ120の上端側を端部に挿入して、脚110の内側から、突出凹部121を第一係合孔111aに係合させる。次いで、図3(ii)に示すように、突出凹部121と第一係合孔111aとの係合を維持したまま、脚キャップ120の下端を脚110の内部に向かって押し込んでいくと、図3(iii)示すように、最終的に係止片122が第二係合孔111bに係合して、脚キャップ120が脚110の端部に取着されることとなる。このとき、突出凹部121は、脚110の上面より突出する。
一方、脚キャップ120を脚110から取り外す場合には、係止片122を押し込んで、係止片122と第二係止孔111bとの係合を解除し、脚キャップ120を引き抜くことによって簡単に取り外すことができる。
【0025】
図4には、ステージ棚板130が脚110の上面に載置された状態を拡大して示している。図4に示すように、ステージ棚板130を載置する際には、ステージ棚板130の側壁部130aに形成される係合溝131を、脚110の上面より突出する突出凹部121の係止部121bに係合させる。このように、係合溝131を突出凹部121の係止部121bに係合させてステージ棚板130を設置することにより、ステージ棚板130が前後方向及び左右方向に移動することを防止することができる。すなわち、係合溝131が突出凹部121の係止部121bと係合することにより、ステージ棚130の前後方向への移動が規制され、ステージ棚板130の側壁部130aの外側面及び内側面が、それぞれ突出凹部121の当接部121a、121aと当接することによって、ステージ棚板130の左右方向への移動が規制されるのである。
【0026】
図5には、ステージ棚板130を取り外した状態における陳列棚100の左側下部を拡大した図が示されている。ステージ棚板130を設置して使用する場合には、脚キャップ120は、上述したように、突出凹部121が脚110の上面より突出するように取着される。しかし、ステージ棚板130を設置しない場合には、突出凹部121は不要となるとともに、また、ステージ棚板130を取り外すと、突出凹部121が脚110の上面に露出して美観を損ねる原因となる。そこで、ステージ棚板130を取り外した場合には、脚キャップ120を上下逆にして脚110の端部に取着する。すなわち、脚110の上面に形成される第一係合孔111aに、脚キャップ120の下端に形成される係止片122を係合させ、脚110の下面に形成される第二係合孔111bに脚キャップ120の上端に形成される突出凹部121を係合させて、脚110の端部に取着するのである。このように、脚キャップ120を上下逆にして取着することで、突出凹部121を脚110の上面から突出させずに脚キャップ120を脚110の端部に取着することができる。
(実施例2)
図6には、本実施例に係る陳列棚100が示されており、図7には、本実施例に係る陳列棚100の左側下部を分解した図が示されている。本実施例に係る陳列棚100は、実施例1の陳列棚100に改良を加えたものであって、陳列棚100の前面下部にキックプレート140を取り付けられるように、脚キャップ120にキックプレート係止部123を設けたものである。
従って、ここでは、脚キャップ120に形成されるキックプレート係止部123について詳述することとし、その他の構成についての説明は省略する。
【0027】
図6及び図7に示すように、キックプレート140は、ステージ棚板130の前方下部に配設されるものであり、その左右両端には、フック141が後方に向かって突設されている。
【0028】
一方、脚キャップ120の前面には、図7に示すように、キックプレート係止部123が形成されている。このキックプレート係止部123に、キックプレート140のフック141が係止されることで、キックプレート140を左右の脚110、110の端部の間に架設できるようになる。
【0029】
キックプレート係止部123は、キックプレート係止孔123aと、キックプレート係止溝123bとからなる。キックプレート係止孔123aは、脚キャップ120の前面のやや上端側に穿設されており、ステージ棚板130を脚110の上面に架設したときにキックプレート140のフック141が係止されるものである。一方、キックプレート係止溝123bは、脚キャップ120の前面下端を上方に向かって切り欠いて形成されており、ステージ棚板130を脚110の上面に架設しない場合にキックプレート140のフック141が係止されるものである。
このように、キックプレート係止部123を、キックプレート係止孔123aと、キックプレート係止溝123bとから形成することで、脚キャップ120の上下向きにかかわらず、キックプレート140を適切な高さ位置に取着することが可能となる。
【0030】
なお、本発明に係る陳列棚は、上記実施例1及び2に示した形態に限定されるものではなく、例えば、脚キャップを金属に代えてプラスチックで作製してもよいし、また、突出凹部を脚の第一係止孔及び第二係合孔に係合させて脚キャップを脚の端部に取着することに代えて、脚キャップの上端に、突出凹部とは別に係止片を設けて、これを第一係合孔及び第二係合孔に係合させて脚キャップを脚の端部に取着するようにしてもよい。
【発明の効果】
請求項1に記載の陳列棚によれば、脚の端部に取り付けられる脚キャップの上端に形成される突出凹部と、ステージ棚板の側壁部に形成される係合溝とを係合させて、ステージ棚板を左右の脚の上面間に架設するようにしたことによって、ステージ棚板を前後方向及び左右方向に移動することを防止することができる。これにより、例えば、ステージ棚板上に載置されている物品を取り出す場合や、ステージ棚板に足を引っかけたような場合であっても、ステージ棚板がズレることがなくなる。
また、ステージ棚板を固定するための別部材を用意する必要がないため、部品点数が減って作製コストを低減することができる。また、脚に、前記別部材を取り付けるための取付孔を穿設する必要もないので、脚の作製が容易となるとともに、ステージ棚板130を架設しない場合に、脚110の上面が露出しても美観が損なわれることがない。
【0031】
請求項2に記載の陳列棚によれば、請求項1に記載の陳列棚の効果に加えて、脚の上面に穿設される第一係合孔に、脚キャップの上端に形成される突出凹部を係合させ、脚の下面に穿設される第二係合孔に、脚キャップの下端に形成される係止片を係合させて、脚キャップを脚の端部に取着するようにしたことにより、脚キャップを容易かつ強固に取着することができ、また、脚からの取り外しも簡単に行うことができる。
【0032】
請求項3に記載の陳列棚によれば、請求項1に記載の脚キャップの効果に加えて、脚キャップを上下逆にして脚の端部に取着できるようにしたことにより、突出凹部を脚の上面から突出させずに、脚キャップを脚の端部に取着することができるようになる。これによって、ステージ棚板を架設しない場合に、突出凹部が脚の上面に露出することがなるので、美観をより良くすることができる。
【0033】
請求項4に記載の陳列棚によれば、請求項3に記載の陳列棚の効果に加えて、脚の端部近傍の上面及び下面に、それぞれ形成される第一係合孔と第二係合孔の何れか一方に脚キャップの上端に形成される突出凹部を係合させ、他方に前記係止片を係合させて、脚キャップを上下を逆にして脚の端部に選択的に取着できるようにしたことにより、ステージ棚板を左右の脚の上面間に架設する場合としない場合とに応じて、脚キャップの上下向きを容易に変更することができる。
【0034】
請求項5に記載の陳列棚によれば、請求項1から4のいずれかに記載の陳列棚の効果に加えて、脚キャップの前面にキックプレート係止部を設けたことによって、陳列棚にキックプレートを取り付けることができるようになる。そして、キックプレートが陳列棚に取り付けられることによって、棚の前面下部を保護できるとともに、美観を向上させることができる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係る陳列棚の斜視図である。
【図2】 実施例1に係る陳列棚の左側下部を拡大した分解斜視図である。
【図3】 実施例1に係る陳列棚の脚に、取り付ける方法を説明する側面図である。
【図4】 実施例1に係る陳列棚の脚の上面にステージ棚板を設置した状態示す斜視図である。
【図5】 実施例1に係る陳列棚において、ステージ棚板を設置しない場合の陳列棚の左側下部を拡大した斜視図である。
【図6】 実施例2に係る陳列棚の斜視図である。
【図7】 実施例2に係る陳列棚の左側下部を拡大した分解斜視図である。
【図8】 実施例1に係る陳列棚において、ステージ棚板を設置しない場合の陳列棚の左側下部を拡大した斜視図である。
【図9】 従来の陳列棚の斜視図である。
【図10】 従来の陳列棚の左側下部を拡大した斜視図である。
【符号の説明】
100 陳列棚
101 支柱
110 脚
120 脚キャップ
121 突出凹部
122 係止片
123 キックプレート係止部
130 ステージ棚板
130a 側壁部
130b 載置面部
131 係合溝
140 キックプレート
Claims (5)
- 左右に立設される支柱の下部から前方向若しくは前後両方向に延設される一対の脚と、
物品が載置される載置面部及び該載置面部の左右側辺から下方に垂設される側壁部を有し、前記一対の脚の上面の間に架設されるステージ棚板と、
前記脚の端部に取着される脚キャップとを備える陳列棚であって、
前記ステージ棚板の左右の側壁部には、下端から上方に向かって切り欠かれてなる係合溝が形成され、
前記脚キャップの上端には、該脚キャップを前記脚の端部に取着した状態で、前記脚の上面より突出し、前記係合溝と係合する突出凹部が形成されていることを特徴とする陳列棚。 - 脚の端部近傍の上面及び下面にそれぞれ第一係合孔及び第二係合孔を穿設し、脚キャップの下端に係止片を形成して、
前記第一係合孔に前記脚キャップの上端に形成される突出凹部を係合するとともに、前記第二係合孔に前記係止片を係合することにより、前記脚キャップを前記脚の端部に取着するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の陳列棚。 - 脚キャップは、ステージ棚板を脚の上面間に架設しない場合おいて、突出凹部が前記脚の上面より突出しないよう上下を逆にして前記脚の端部に取着されることを特徴とする請求項1に記載の陳列棚。
- 脚の端部近傍の上面及び下面に、それぞれ第一係合孔及び第二係合孔を穿設し、脚キャップの下端に係止片を形成して、
前記第一係合孔と前記第二係合孔の何れか一方に脚キャップの上端に形成される突出凹部を係合させ、他方に前記係止片を係合させることにより、前記脚キャップを、上下逆にして前記脚の端部に選択的に取着するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の陳列棚。 - 脚キャップの前面には、キックプレートを取り付けるためのキックプレート係止部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の陳列棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003204542A JP4355904B2 (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 陳列棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003204542A JP4355904B2 (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 陳列棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005046250A JP2005046250A (ja) | 2005-02-24 |
JP4355904B2 true JP4355904B2 (ja) | 2009-11-04 |
Family
ID=34263522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003204542A Expired - Lifetime JP4355904B2 (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 陳列棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4355904B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6031237B2 (ja) * | 2012-03-06 | 2016-11-24 | 株式会社岡村製作所 | 物品陳列棚 |
JP7158747B2 (ja) * | 2020-03-18 | 2022-10-24 | 中日産業株式会社 | 陳列用什器 |
-
2003
- 2003-07-31 JP JP2003204542A patent/JP4355904B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005046250A (ja) | 2005-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4818601B2 (ja) | ハンガー付き椅子 | |
JP4355904B2 (ja) | 陳列棚 | |
JP4158398B2 (ja) | 連結部材の連結構造 | |
JP4594490B2 (ja) | 商品陳列棚 | |
JP2005192617A (ja) | 支柱棚 | |
JP3623901B2 (ja) | 自立型間仕切装置における安定支持装置 | |
JP2014033828A (ja) | 壁面への部材取付け装置 | |
JP7158747B2 (ja) | 陳列用什器 | |
JP4666478B2 (ja) | 棚板の取付構造 | |
JP4450669B2 (ja) | 棚板受体 | |
JP6874393B2 (ja) | 什器 | |
JP4070183B2 (ja) | 商品陳列棚 | |
JP2000120623A (ja) | 陳列棚におけるエンドフレームの連結構造 | |
JP2929093B2 (ja) | 棚装置におけるラウンドエンド用ベース棚の支持装置 | |
JP6874394B2 (ja) | パネル体の取付構造 | |
JP2002360393A (ja) | 棚板支持構造 | |
JP2929089B2 (ja) | 陳列台 | |
JP5923321B2 (ja) | 物品陳列棚 | |
JP3768768B2 (ja) | ショーケース | |
JP4061944B2 (ja) | 陳列装置 | |
JPH0344023Y2 (ja) | ||
JP2002336098A (ja) | 商品陳列棚 | |
JP4680450B2 (ja) | 棚板の取付構造 | |
JP4234537B2 (ja) | 棚板の支持構造 | |
JP2000325192A (ja) | 陳列物支持具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090630 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090721 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4355904 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160814 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |