JP5923321B2 - 物品陳列棚 - Google Patents

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本発明は、物品陳列棚に関するものである。
一般に、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、物品を陳列する商品陳列棚(以下、物品陳列棚と称する。)が複数設置されている。ここで、物品陳列棚としては、床面から立設する左右一対の支柱と、該支柱の下部から前方に延在する脚杆と、一対の支柱の下部を連結する連結杆と、該連結杆の上部に形成された凹溝に係合する係止具と、該係止具に係合することともに脚杆に支持されるベース棚(以下、棚板部材と称する。)とを有するものが提案されている(下記特許文献1参照)。
上記のような物品陳列棚においては、棚板部材が脚杆に支持されているため、該棚板部材は該棚板部材に載置した物品を確実に支持することができるとともに、棚板部材を係止具に係合させることで該棚板部材の前後方向の移動を規制して物品を安定的に支持することができる。
特開2002−95559号公報
ここで、物品陳列棚では、使用態様に応じて、連結杆の上部に棚板部材を設けずに、支柱の上下方向の途中部分に物品を載置する物品載置棚を設けて、物品の載置を可能とする場合がある。しかしながら、上記特許文献1に記載の物品陳列棚において、連結杆の上部に棚板部材を設けない場合には、下部連結材の上部に係合された係止具が下部連結材の上方に露出するため、外観上の見栄えが悪いという問題点がある。
また、連結杆の上部には係止具を係合するための凹溝が形成されているため、該凹溝に埃や塵等の塵芥類が入り込んで溜まってしまう場合がある。これらの塵芥類を凹溝から取り除く作業は煩わしいとともに、塵芥類が溜まったままの状態とすると清潔感を保つことができないという問題点もある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、外観上の見栄えを良好とするとともに清潔感を維持して、物品を載置可能な物品陳列棚を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る物品陳列棚は、左右方向に間隔をおいて配設されたベース脚と、該ベース脚から立設された左右一対の支柱と、該支柱の下部を互いに連結する下部連結材と、該下部連結材に係合される棚受部材と、前記下部連結材に前記棚受部材を介して架設されるとともに前方に延出し、物品を載置可能とされた棚板部材とを備える物品陳列棚であって、前記下部連結材の下面側には棚受部材用係合部が設けられ、前記棚受部材は、前記棚受部材用係合部と係合する下部連結材用係合部と、前記棚板部材係合用の棚板部材用係合部とを有し、前記棚板部材は、その後端部に設けられ、前記棚板部材用係合部に係合されることにより、前方への移動を規制されている移動規制部を有することを特徴とする。
このように物品陳列棚では、棚受部材の下部連結材用係合部は、下部連結材の下面側に設けられた棚受部材用係合部に係合する。よって、該棚受部材が下部連結材の上方に露出することはないため、外観上の美観を良好とすることができる。
また、棚受部材用係合部は下部連結材の下面側に設けられているため、該棚受部材用係合部に塵芥類が溜まる虞がないため、清潔感を維持することができる。
また、棚受部材用係合部と下部連結材用係合部との係合を介して、棚板部材は下部連結材に固定されている。また、棚板部材用係合部と移動規制部との係合により、移動規制部を有する棚板部材は前方への移動が規制されている。よって、棚板部材は下部連結材に移動を規制された状態で固定されているため、物品を安定的に支持することができる。
また、本発明に係る物品陳列棚は、前記棚受部材用係合部は、上下方向に開口する開口部が前記左右方向に向けて形成された係合壁部であり、前記下部連結材用係合部は、前記開口部に挿通されるとともに前記係合壁部に係合する突起部であることが好ましい。
このように物品陳列棚では、突起部は棚受部材用係合部の開口部に挿通され係合壁部に係合する。よって、棚受部材は下部連結材に確実に係合するため、該棚受部材と係合する棚板部材は、物品をより確実に支持することができる。
また、突起部と係合壁部との係合箇所は下部連結材の下面側であるため、棚受部材が下部連結材の上方に露出することはないため、外観上の美観を確実に良好とすることができる。
また、本発明に係る物品陳列棚は、前記突起部の基部には内方に向かって溝部が形成され、前記係合壁部の端部が該溝部に係合されて、該係合壁部が該溝部を内方に向かって押圧することにより嵌合自在とされていてもよい。
このように物品陳列棚では、係合壁部が溝部を押圧することにより、下部連結材と棚受部材とは確実に嵌合される。よって、棚板部材は下部連結材に確実に嵌合された棚受部材に係合されるため、物品を確実に支持することができる。
また、本発明に係る物品陳列棚は、前記棚板部材用係合部は、前記下部連結材用係合部の下部から前方へ延出する第一延出壁部と、該第一延出壁部の前端から上方に突出する突出壁部とを有し、前記移動規制部は、前記第一延出壁部及び前記突出壁部と係合していてもよい。
このように物品陳列棚では、移動規制部が上方に突出する突出壁部に係合することにより、棚板部材の前方への移動が規制される。よって、棚板部材は取り付け位置が固定されるため、物品をより安定的に支持することができる。
また、本発明に係る物品陳列棚は、前記下部連結材用係合部は、前記第一延出壁部の延出方向と同一方向に延出する第二延出壁部と、該第二延出壁部の前記延出方向の両端部に折曲形成された一対の折曲壁部とを有し、前記第二延出壁部の前記延出方向を前記左右方向に向けて前記棚受部材を、前記開口部に挿入し、前記第二延出壁部の前記延出方向を前後方向に向くように回動させた状態で、該折曲壁部が前記下部連結材の内壁に係合自在とされていてもよい。
このように物品陳列棚では、下部連結材の内壁が折曲部と係合することにより、下部連結材と棚受部材とは確実に係合される。よって、棚受部材は下部連結材に確実に係合されるため、該棚受部材に係合された棚板部材は物品を確実に支持することができる。
本発明に係る物品陳列棚によれば、棚受部材の下部連結材用係合部は下部連結材の下面側に設けられた棚受部材用係合部に係合するため、外観上の見栄えを良好として、棚板部材を固定することが可能である。
本発明の第一実施形態に係る物品陳列棚の全体構成を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る物品陳列棚から棚受部材と棚板部材とを分解した分解斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る物品陳列棚の要部の縦断面図である。 本発明の第一実施形態に係る物品陳列棚の要部の拡大縦断面図である。 本発明の第一実施形態に係る物品陳列棚を構成する棚受部材の斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る物品陳列棚を構成する棚受部材の斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る物品陳列棚の要部の拡大縦断面図である。 本発明の第二実施形態に係る物品陳列棚を構成する棚受部材を下部連結材の開口部に挿入した状態を下方視した斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る物品陳列棚を構成する棚受部材を回動させた状態を下方視した斜視図である。 本発明の第二実施形態の変形例に係る物品陳列棚の要部の拡大縦断面図である。 本発明の第二実施形態の変形例に係る物品陳列棚を構成する棚受部材の斜視図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態に係る物品陳列棚について説明する。
図1に示すように、物品陳列棚1は、左右方向に間隔をおいて配設された左右一対のベース脚11と、該一対のベース脚11の前端部分を互いに連結する前部連結材30と、ベース脚11から立設する左右一対の支柱10と、該一対の支柱10の下部を互いに連結する下部連結材20と、下部連結材20に係合される棚受部材40(図2参照)と、棚受部材40を介して下部連結材20に架設される棚板部材60とを備えている。なお、ベース脚11、前部連結材30、支柱10、下部連結材20、棚受部材40及び棚板部材60は、例えば鋼板を折曲加工して形成されたものである。
ここで、物品陳列棚1の幅方向(図1の右手前から左奥に向かう方向)を左右方向とし、物品陳列棚1を棚板部材60の側から見て手前側から奥側に向かう方向(図1に示すAからBに向かう方向及びCからBに向かう方向)を前後方向とする。
(ベース脚11)
図2に示すように、ベース脚11は、床面F上に左右方向に間隔をおいて配設された左右一対のものである。このベース脚11は、支柱10の下端から前方(BからAに向かう方向及びBからCに向かう方向)に向かって配設されている。また、ベース脚11の前端部には、その下端に上下方向の高さ調整を可能とするアジャスター13が設けられ、その上端には棚板部材60係合用の係合穴部14が設けられている。
(前部連結材30)
前部連結材30は、管状部材であり、左右一対のベース脚11の前部を互いに連結している。
(支柱10)
支柱10は、左右一対で構成され、ベース脚11の上部から立設する管状部材である。この支柱10の前面には、左右方向に離間した第一スリット孔16が上下方向に複数穿設されている。左右一対の支柱10に設けられた第一スリット孔16にはブラケットが挿入されるとともに、該ブラケットの上部に載置棚が載置されて、物品の載置を可能としている(不図示)。
また、支柱10には、その側面に上下方向に間隔を有して第二スリット孔17が複数穿設されている。ここで、上部の第二スリット孔17に上部連結材18が係合されることで上部連結材18が支柱10に組み付けられ、下部の第二スリット孔17には後述する下部連結材20が係合されることで下部連結材20が支柱10内に組み付けられている。
(下部連結材20)
下部連結材20は、左右方向に延在する連結本体21と、該連結本体21の左右両端に設けられた取付部29とを有している。
図3に示すように、連結本体21は、管状部材であり、断面視して略矩形状の上部に凹所26と下部に開口部27が形成されている。図4に示すように、この連結本体21は、下部(下面側)を形成する一対の係合壁部22(棚受部材用係合部)と、該係合壁部22から立設する一対の側壁部23と、該一対の側壁部23を連結する上壁部24とを有している。
また、上壁部24には下向きに凹所26が形成されており、該凹所26は左右一対の支柱10間に配される背板部(不図示。以下同じ。)を係合するためのものである。
また、一対の係合壁部22間は上下方向に開口し、かつ左右方向を向く開口部27となっている。
図2に示すように、取付部29は、連結本体21の左右両端に設けられ、その端部にはスリット係合部が設けられ(不図示。以下同じ。)、該スリット係合部が支柱10に設けられた第二スリット孔17に係合することで、下部連結材20は支柱10に取り付けられている。
(棚受部材40)
図4及び図5に示すように、棚受部材40は、下部連結材20の係合壁部22と係合する突起部41(下部連結材用係合部)と、棚板部材60(図3参照)と係合する棚板部材用係合部51とを有している。
突起部41は、下部連結材20の開口部27に挿通されるとともに係合壁部22に係合する突起である。この突起部41は、左右一対で構成され、基部をなす突起基部42と、該突起基部42から幅を狭めて形成された突起本体43とを有している。
突起基部42には、突起本体43との境界部分において内方(前後方向の前側から後側に向かう方向。以下、同じ。)に向かって溝部44が形成されている。ここで、該溝部44に下部連結材20の係合壁部22の端部が係合されており、該係合壁部22の端部が溝部44を内方に押圧することにより嵌合自在とされている。
突起本体43は、下方から上方に向かって幅が狭くなるように形成されている。
棚板部材用係合部51は、突起部41の下部から両側(前方)へ延出する第一延出壁部52と、該延出壁部の端部(前端)から上方に突出する突出壁部53とを有している。
(棚板部材60)
図2及び図3に示すように、棚板部材60は、物品を載置可能とされた板状部材であり、その後端部に移動規制部61が有しており、該移動規制部61が棚受部材40の棚板部材用係合部51と係合することで下部連結材20に架設されている。また、棚板部材60は、下部連結材20から前方に延出しており、左右一対のベース脚11及び前部連結材30に架設されている。
移動規制部61は、上面を形成する棚板基部62と、該棚板基部62から下方に延在する棚板側壁部63と、該棚板側壁部63の下部から前方に延出する棚板折曲部64とを有している。ここで、棚板折曲部64が棚受部材40の第一延出壁部52及び突出壁部53に係合することで該第一延出壁部52及び突出壁部53を有する棚板部材60の前方への移動が規制されている。さらに、棚板側壁部63が下部連結材20の側壁部23及び棚受部材40の突起基部42と当接することで棚板部材60の後方への移動が規制されている。
また、棚板部材60には、その前部の下端にベース係合部(不図示。以下、同じ。)が設けられ、該ベース係合部がベース脚11に設けられた係合穴部14(図2参照)と係合することで、該棚板部材60がベース脚11に取り付けられている。
このように、棚板部材60は前後方向の移動が規制された状態で、下部連結材20及びベース脚11に固定されている。
次に、上記のようの構成された物品陳列棚1の組立手順を説明する。
まず、床面F上に左右一対のベース脚11を配設し、該ベース脚11の前部を互いに前部連結材30で連結する。次に、ベース脚11に支柱10の下端を組み付ける。そして、支柱10の下部に穿設された第二スリット孔17に、下部連結材20の取付部29に設けられたスリット係合部を係合して、該下部連結材20を支柱10に取り付ける。この状態で、支柱10の上部に穿設された第二スリット孔17に上部連結材18を係合して、該上部連結材18を支柱10に取り付ける。
次に、下部連結材20の連結本体21の一対の係合壁部22の間に形成された開口部27に、下方から上方に向かって棚受部材40の突起本体43を挿入する。ここで、棚受部材40を上方に向かって押圧することで、突起本体43が弾性変形して突起本体43の下部の幅寸法が開口部27の幅寸法よりも小さくなり、該突起本体43が該開口部27の上方に位置するまで移動させることができる。このとき、下部連結材20の係合壁部22の端部が突起基部42に形成された溝部44に係合するとともに、該溝部44を内方に向かって押圧する。
そして、棚板部材60の移動規制部61を棚受部材40の棚板部材用係合部51に係合させる。すなわち、棚板側壁部63を下部連結材20の側壁部23及び棚受部材40の突起基部42に当接させ、棚板折曲部64を棚受部材40の第一延出壁部52及び突出壁部53に係合させる。さらに、棚板部材60のベース係合部をベース脚11に設けられた係合穴部14に係合することで、該棚板部材60をベース脚11及び前部連結材30の上部に取り付ける。
このように構成された物品陳列棚1では、棚受部材40の突起部41が下部連結材20の下面を構成する係合壁部22と係合するため、該棚受部材40が下部連結材20の上方に露出することはない。よって、例えば、物品陳列棚1から棚板部材60を取り外した態様とした場合でも、棚受部材40が目立つことはないため外観上の見栄えを良好とすることができる。
また、下部連結材20の上面側には係合壁部22が設けられていないため、該係合壁部22に塵芥類が溜まる虞がないため、清潔感を維持することができる。
なお、本実施形態では背板部と係合するための凹所26が設けられているが、該凹所26は背板部と係合するためのものであるため、へこみ部分の幅を小さくできる。よって、塵芥類が溜まる虞がなく清潔感を維持することができる。また、例えば背板部を設けない場合や、背板部を左右一対の支柱10及び下部連結材20とビス等で取り付け可能な構造とする場合には、該凹所26を設けなくてよいため、塵芥類が溜まることはなく清潔感を維持することができる。
上記の通り、棚受部材40の突起部41が下部連結材20の係合壁部22と係合するとともに棚板部材60の棚板折曲部64が棚受部材40の第一延出壁部52及び突出壁部53に係合することにより、棚板部材60の前方への移動が規制される。さらに、棚板側壁部63が下部連結材20の側壁部23及び棚受部材40の突起基部42と当接することにより、棚板部材60の後方への移動が規制される。よって、棚板部材60は、棚受部材40を介して下部連結材20に前後方向の移動が規制され取り付け位置が固定された状態とされているため、物品を安定的に支持することができる。
また、下部連結材20の係合壁部22の端部は、突起基部42に形成された溝部44に係合するとともに該溝部44を内方に向かって押圧しているため、棚受部材40は下部連結材20に対して確実に係合される。よって、棚板部材60は下部連結材20に確実に支持されるため、物品をより安定的に支持することができる。
また、棚受部材40と下部連結材20との取り付けは、係合壁部22を溝部44に係合させることにより可能とされるため、簡易な取付構造として物品陳列棚1を構成することができる。
また、下部連結材20の開口部27は左右方向に沿って設けられているため、棚受部材40を該左右方向の任意の位置に取り付けることができる。よって、棚受部材40の位置合わせが容易であり、作業性を向上させることができる。
また、棚板部材60の移動規制部61を棚受部材40の棚板部材用係合部51に係合させるという簡易な構成で、該棚板部材60を下部連結材20に固定することができる。よって、物品陳列棚1から棚板部材60を取り外すことが容易であるため、使用態様やレイアウトの変更に柔軟に対応することができる。
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態に係る物品陳列棚201について、図6〜図9を用いて説明する。
この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
第一実施形態における物品陳列棚1では、棚受部材40と下部連結材20とは、係合壁部22が溝部44を内方に向かって押圧することにより嵌合自在として構成されている。一方、本実施形態にける物品陳列棚201では、棚受部材240が下部連結材20の内壁に係合自在として構成されている。
(棚受部材240)
図6及び図7に示すように、本実施形態に係る物品陳列棚201において、棚受部材240の突起部241は、基部をなす突起基部242と、該突起基部242から幅を広げて形成された突起本体243とを有している。
突起基部242は、第一延出壁部52の左右方向一方側から、該一方側に向かって延出する延出基部246と、該延出基部246の端部から上方に向かって立ち上がる立設基部247とを有している。この立設基部247の側部は下部連結材20の係合壁部22の端部と係合している。
突起本体243は、第一延出壁部52の延出方向(本実施形態では、前後方向)と同一方向に延出する第二延出壁部248と、該第二延出壁部248の延出方向の両端部に折曲形成された一対の折曲壁部249とを有している。
第二延出壁部248は、立設基部247に連続して同一面として形成され、該第二延出壁部248の下面は下部連結材20の係合壁部22の上面に係合している。
折曲壁部249は、第二延出壁部248の両端部から左右方向一方側に向かうように延出している。この折曲壁部249の外面は下部連結材20の一対の側壁部23の内壁に係合し、該折曲壁部249の下面は下部連結材20の係合壁部22の上面に係合している。
次に、上記のようの構成された物品陳列棚201の組立手順を説明する。
なお、上部連結材18を支柱10に取り付けるまでの手順は、上記の第一実施形態と同様であるため説明を省略する。
図8に示すように、下部連結材20が支柱10に取り付いた状態で、下部連結材20の連結本体21の一対の係合壁部22の間に形成された開口部27に、下方から上方に向かって棚受部材240の突起本体243をその第二延出壁部248の延在方向を開口部27の延在する左右方向に向けて挿入する。ここで、第二延出壁部248の下面が下部連結材20の係合壁部22の上部に位置するまで挿入する。この状態で、図9に示すように、該棚受部材240を水平方向に90度回動させて、第二延出壁部248の延出方向を前後方向(開口部27の延在する左右方向と直交する方向)に向けるようにする。このとき、図7に示すように、棚受部材240の折曲壁部249は、下部連結材20の一対の側壁部23の内壁に係合されている。
以下、棚板部材60を取り付ける手順は、第一実施形態と同様であるため説明を省略する。
このように構成された物品陳列棚201では、棚受部材240の折曲壁部249が下部連結材20の一対の側壁部23の内壁に係合されることで、棚受部材240は下部連結材20に固定されている。よって、棚板部材60は棚受部材240を介して下部連結材20に確実に支持されるため、物品を安定的に支持することができる。
また、下部連結材20の下部から両方向に延出する第一延出壁部52の一方側にのみ棚板部材60を載置した場合でも、棚受部材240の折曲壁部249が下部連結材20の一対の側壁部23の内壁に係合しているため、棚板部材60及び該棚板部材60の上部に載置した物品の自重により該棚板部材60が傾斜することはない。よって、棚板部材60はこの場合でも物品を安定的に支持することができる。
棚受部材240の突起本体243を下部連結材20の開口部27に挿入させて、該棚受部材240を回動させれば該棚受部材240の自重により、第二延出壁部248の下面及び折曲壁部249の下面は下部連結材20の係合壁部22の上面に係合する。よって、棚受部材240を下部連結材20に力を伴わずに固定することが可能であるため、作業性を向上させることができる。
(第二実施形態の変形例)
第二実勢形態の変形例として、図10に示すように、下部連結材320の係合壁部322が一対の側壁部323A,323Bのうち一方の側壁部323A側にのみ設けられている構成であってもよい。
(下部連結材320)
下部連結材320の係合壁部322は、一方の側壁部323Aの下部から対向する他方の側壁部323Bに向かって延出している。そして、係合壁部322の端部と他方の側壁部323Bの下部とにより、上下方向に開口する開口部327が左右方向に沿って形成されている。
(棚受部材340)
図11に示すように、棚受部材340の突起本体343は、突起基部242の立設基部247から第一延出壁部52の延出方向(本実施形態では、前後方向)の一方側に延出する第二延出壁部348と、該第二延出壁部348の延出側の端部に折曲形成された折曲壁部349とを有している。
第二延出壁部348は、立設基部247に連続して同一面として形成され、該第二延出壁部348の下面は下部連結材320の係合壁部322の上面に係合し、第二延出壁部348の側壁348Aは側壁部323Bの内壁に係合している。
折曲壁部349は、第二延出壁部348の延出側の端部から左右方向一方側に向かうように延出している。この折曲壁部349の外面は下部連結材320の側壁部323Aの内壁に係合し、該折曲壁部349の下面は下部連結材320の係合壁部322の上面に係合している。
なお、物品陳列棚301の組立手順は、第二実施形態と同様であるため、説明を省略する。
このように構成された物品陳列棚301であっても、棚受部材340の第二延出壁部348の側壁348Aは下部連結材320の側壁部323Bの内壁に係合し、折曲壁部349が側壁部323Aの内壁に係合されることで、棚受部材340は下部連結材320に固定されている。よって、棚板部材60は棚受部材340を介して下部連結材320に確実に支持されるため、物品を安定的に支持することができる。
また、上述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、下部連結材20,320の開口部27,327は左右方向に沿って形成されているため、棚受部材40,240,340を下部連結材20,320に対して複数取り付けることができる。この場合、棚受部材40,240,340を複数設けることで、棚板部材60に大量の物品を載置しても、該物品の荷重を該複数の棚受部材40,240,340で確実に支持することができるため、物品を一層安定的に支持することができる。
また、物品陳列棚1の組立手順において、ベース脚11を床面Fに配設した後に、支柱10を組み付けて、その後にベース脚11の前部を前部連結材30で連結する手順としてもよい。
1, 201,301…物品陳列棚
10…支柱
11…ベース脚
20,320…下部連結材
22,322…係合壁部(棚受部材用係合部)
40,240,340…棚受部材
41,241…突起部(下部連結材用係合部)
44…溝部
51…棚板部材用係合部
52…第一延出壁部
53…突出壁部
60…棚板部材
61…移動規制部
248,348…第二延出壁部
249,349…折曲壁部
F…床面

Claims (5)

  1. 左右方向に間隔をおいて配設された一対のベース脚と、
    該ベース脚から立設された左右一対の支柱と、
    該支柱の下部を互いに連結する下部連結材と、
    該下部連結材に係合される棚受部材と、
    前記下部連結材に前記棚受部材を介して架設されるとともに前方に延出し、物品を載置可能とされた棚板部材とを備える物品陳列棚であって、
    前記下部連結材の下面側には棚受部材用係合部が設けられ、
    前記棚受部材は、前記棚受部材用係合部と係合する下部連結材用係合部と、前記棚板部材係合用の棚板部材用係合部とを有し、
    前記棚板部材は、その後端部に設けられ、前記棚板部材用係合部に係合されることにより、前方への移動を規制されている移動規制部を有することを特徴とする物品陳列棚。
  2. 請求項1に記載の物品陳列棚において、
    前記棚受部材用係合部は、上下方向に開口する開口部が前記左右方向に向けて形成された係合壁部であり、
    前記下部連結材用係合部は、前記開口部に挿通されるとともに前記係合壁部に係合する突起部であることを特徴とする物品陳列棚。
  3. 請求項に記載の物品陳列棚において、
    前記突起部の基部には内方に向かって溝部が形成され、
    前記係合壁部の端部が該溝部に係合されて、該係合壁部が該溝部を内方に向かって押圧することにより嵌合自在とされていることを特徴とする物品陳列棚。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の物品陳列棚において、
    前記棚板部材用係合部は、前記下部連結材用係合部の下部から前方へ延出する第一延出壁部と、該第一延出壁部の前端から上方に突出する突出壁部とを有し、
    前記移動規制部は、前記第一延出壁部及び前記突出壁部と係合していることを特徴とする物品陳列棚。
  5. 請求項に記載の物品陳列棚において、
    前記下部連結材用係合部は、前記第一延出壁部の延出方向と同一方向に延出する第二延出壁部と、該第二延出壁部の前記延出方向の両端部に折曲形成された一対の折曲壁部とを有し、
    前記第二延出壁部の前記延出方向を前記左右方向に向けて前記棚受部材を、前記開口部に挿入し、前記第二延出壁部の前記延出方向を前後方向に向くように回動させた状態で、該折曲壁部が前記下部連結材の内壁に係合自在とされていることを特徴とする物品陳列棚。
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