JP5685479B2 - 物品載置用什器 - Google Patents
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Description
左右に離間する支柱の前面と後面に取り付けたブラケットに、前後1対の棚板を、同一高さに架設してなる物品載置用什器において、
前記前後の棚板における対向部のいずれか一方の左右両側端部に、上方に開口する係止部を設け、前記左右の係止部に、内部に左右方向を向く通線空間を有する配線ダクトにおける左右両端部に設けた被係止部を、上方より係止することにより、前記配線ダクトを、前記左右の支柱間において前記前後の棚板の対向面間に配設したことを特徴としている。
この特徴によれば、配線ダクトの左右両端部に設けた被係止部を、前後の棚板の対向部のいずれか一方の両側端部に取り付けた上方に開口する係止部に上方より係止するだけで、配線ダクトを、左右の支柱間に位置するようにして、前後の棚板間に容易に配設することができる。従って、従来のように、棚板支持用のブラケットや支柱の係止孔を使用して配線ダクトを取り付ける必要がないので、ブラケットを特殊な形状としたり、複数段の棚板を接近させて支持する際に、配線ダクトが障害となって棚板の数が制限されたり、係止孔を利用して他のオプション部材を取り付ける際の障害となるなどの問題が生じることはない。また、棚板側には、単に係止部を取り付けるだけでよいので、配線ダクトを、種々の物品載置用什器に幅広く取り付けることができる。さらに、配線ダクトは、前後の棚板間に上方より落とし込んで取り付けることができるため、既存の什器に容易に後付けしたり、不要なときは簡単に取り外したりすることができる。
係止部を、前後の棚板の対向部の両方に設け、この前後の棚板における左右の係止部に、配線ダクトの左右両端部に設けた前後1対の被係止部を、上方より係止したことを特徴としている。
この特徴によれば、配線ダクトの左右両端部に設けた前後1対の被係止部が、前後の棚板の対向部の両方に設けた左右の係止部に係止されているので、前後の棚板間に配線ダクトを安定的に配設することができる。
配線ダクトを、底板と、その前後縁より起立する前後1対の上向片とを備える側面視ほぼ上向きコ字状断面とし、前記前後の上向片の少なくともいずれか一方の両側端上部に設けた外側方を向く突出片を、被係止部とするとともに、前後の棚板の少なくともいずれか一方の対向部下面に取り付けた側面視上向きL字状断面の係止片を、係止部としたことを特徴としている。
この特徴によれば、前後の棚板間に配線ダクトを上方より落とし込むだけで、配線ダクトの左右の突出片を、棚板の左右の係止片に、上方より簡単に係止することができる。
前後の棚板の左右の係止部に、側面視下向きコ字状断面をなすカバーにおける前後の下向片の下端を上方より係止することにより、配線ダクトの上方を前記カバーにより覆ったことを特徴としている。
この特徴によれば、前後の棚板の係止部を利用して、前後の棚板間に、カバーを、着脱可能として容易に装着しうるとともに、配線ダクトに収容したコンセントや電源コード等を、カバーにより体裁よく目隠しすることができる。
カバーの前後幅を配線ダクトの前後幅より大とし、前記カバーの上面と前後の棚板の上面とを同一面をなすように連続させたことを特徴としている。
この特徴によれば、前後の棚板間の隙間がカバーにより閉塞されるとともに、前後の棚板の上面が、カバーを介して連続するので、前後の棚板の上面を有効に使用することができる。
配線ダクト係止用の係止片の上面に、カバーの前後の下向片の下端を上方より係止する第2の係止片を設け、前記係止片の先端に設けた上向片と、前記第2の係止片の先端に設けた上向片との間に形成された隙間に、配線ダクトの突出片を上方より嵌合したことを特徴としている。
この特徴によれば、配線ダクト係止用の係止片の上向片と、第2の係止片の上向片との間の隙間に、配線ダクトの突出片を嵌合するようにしてあるので、前後の棚板間に、配線ダクトを、前後方向に位置決めして上方より容易に落とし込んで係止することができる。また、配線ダクトの突出片は、前後の上向片により前後方向から挟持されているので、前後の棚板間に、配線ダクトを安定的に取り付けることができる。
2 支柱
9 配線ダクト
10 底板
11 上向片
11a 起立部
12 突出片(被係止部)
13 係止片(係止部)
13a 水平片
13b 上向片
15 カバー
15a 下向片
16 第2の係止片
Claims (6)
- 左右に離間する支柱の前面と後面に取り付けたブラケットに、前後1対の棚板を、同一高さに架設してなる物品載置用什器において、
前記前後の棚板における対向部のいずれか一方の左右両側端部に、上方に開口する係止部を設け、前記左右の係止部に、内部に左右方向を向く通線空間を有する配線ダクトにおける左右両端部に設けた被係止部を、上方より係止することにより、前記配線ダクトを、前記左右の支柱間において前記前後の棚板の対向面間に配設したことを特徴とする物品載置用什器。 - 係止部を、前後の棚板の対向部の両方に設け、この前後の棚板における左右の係止部に、配線ダクトの左右両端部に設けた前後1対の被係止部を、上方より係止したことを特徴とする請求項1に記載の物品載置用什器。
- 配線ダクトを、底板と、その前後縁より起立する前後1対の上向片とを備える側面視ほぼ上向きコ字状断面とし、前記前後の上向片の少なくともいずれか一方の両側端上部に設けた外側方を向く突出片を、被係止部とするとともに、前後の棚板の少なくともいずれか一方の対向部下面に取り付けた側面視上向きL字状断面の係止片を、係止部としたことを特徴とする請求項1または2に記載の物品載置用什器。
- 前後の棚板の左右の係止部に、側面視下向きコ字状断面をなすカバーにおける前後の下向片の下端を上方より係止することにより、配線ダクトの上方を前記カバーにより覆ったことを特徴とする請求項2または3に記載の物品載置用什器。
- カバーの前後幅を配線ダクトの前後幅より大とし、前記カバーの上面と前後の棚板の上面とを同一面をなすように連続させたことを特徴とする請求項4に記載の物品載置用什器。
- 配線ダクト係止用の係止片の上面に、カバーの前後の下向片の下端を上方より係止する第2の係止片を設け、前記係止片の先端に設けた上向片と、前記第2の係止片の先端に設けた上向片との間に形成された隙間に、配線ダクトの突出片を上方より嵌合したことを特徴とする請求項4または5に記載の物品載置用什器。
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JP2011094769A JP5685479B2 (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | 物品載置用什器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011094769A JP5685479B2 (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | 物品載置用什器 |
Publications (2)
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JP2012223413A JP2012223413A (ja) | 2012-11-15 |
JP5685479B2 true JP5685479B2 (ja) | 2015-03-18 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2011094769A Active JP5685479B2 (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | 物品載置用什器 |
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-
2011
- 2011-04-21 JP JP2011094769A patent/JP5685479B2/ja active Active
Also Published As
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