JP5784984B2 - 間仕切パネル装置、およびそれを有するワークステーション装置 - Google Patents
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Description
このような現象は、複数の間仕切パネルを、L字状、T字状、または十字状等に連結する際の連結の仕方によって生じるものであり、従来は、それに対応するため、標準寸法と異なる寸法の間仕切パネルや作業用天板を用意したり、間仕切パネルのコーナー部に、間仕切パネルの幅Wと同一幅の支柱を配設したりしているが、いずれも商品の在庫管理や施工作業が繁雑となっている。
(1)間仕切パネル装置において、床面上に立設した左右1対の支持体と、前記両支持体の下部間に架設した、前記両支持体より低寸の下部パネルと、前記下部パネルの上方に、前後方向に挿通する空間を形成するようにして、前記両支持体の上部間に架設した上部パネルとを備え、左右の前記支持体のいずれか一方または両方を間仕切パネルとし、この間仕切パネルと下部パネルおよび上部パネルとを、それぞれ方形の枠体を備えるものとし、前記下部パネルおよび上部パネルの枠体と、前記間仕切パネルの枠体とを、結合手段をもって互いに結合する。
したがって、電気機器の配線等を、一旦床面まで垂下させて、床面と間仕切パネルの下端との間に形成した空間に通す必要がなくなる。
したがって、電気機器の配線等を、一旦床面まで垂下させて、床面と間仕切パネルの下端との間に形成した空間に通す必要がなくなる。
また、一端または両端が他の間仕切パネルに連結されない間仕切パネルにおいても、上下方向の中間部に空間を形成することができ、そこにテーブルの天板や天板上に載置した電気機器の配線等を挿通させることができる。
さらに、下部パネルと上部パネルとは、隣接する支柱に簡単かつ強固に結合され、間仕切パネル装置全体の強度を高めることができるとともに、組立作業性を向上させることができる。
図1および図2は、本発明のワークステーション装置の第1の実施形態の一部を示す。
このワークステーション装置は、間仕切パネル装置Aと、テーブル装置Bとを備えている。
図1に示す部分において、間仕切パネル装置Aは、床面1上に立設した左右1対の支持体としての標準間仕切パネル2、2と、両標準間仕切パネル2、2の下部間に架設した、標準間仕切パネル2より低寸の下部パネル3と、下部パネル3の上方に、前後方向に挿通する空間Sを形成するようにして、両標準間仕切パネル2、2の上部間に架設した上部パネル4とを備えている。
各枠体5は、左右1対の縦杆6、6の上端部同士、および下端部同士を、左右方向を向く上下1対の横杆7、7をもって連結したものよりなっている。
標準間仕切パネル2における上下の横杆7、7と中間部の補強杆8との前後両面には、前後外向きの開口部より奥部が上下に拡開する長手方向を向くあり溝状の係合溝9が設けられた左右方向を向くレール部10、10が、上下の横杆7、7と中間部の補強杆8との前後両面より前後に突出し、かつ両側端が各縦杆6の前後面に沿って、各縦杆6の外側端まで至るようにして形成されている。
各化粧パネル11の左右方向の寸法は、枠体5の左右方向の寸法と同一としてある。
上部パネル4の枠体5に装着した化粧パネル11の下端は、この枠体5における下方の横杆7の下面と整合するようにしておくのが好ましい。
また、下部パネル3および上部パネル4の各枠体5と、左右の標準間仕切パネル2の枠体5とは、ボルト15とナット16とをもって強固に結合されているので、間仕切パネル装置A全体の強度を低下させることなく、下部パネル3と上部パネル4との間に空間Sを形成することができる。
また、天板17の左右方向の幅は、空間Sの左右方向の幅とほぼ同一か、またはそれより小とされている。
後部支持手段19は、水平片21aと垂直片21bとからなる左右方向を向くアングル材からなるブラケット21と、下部パネル3の前面における上方のレール部10の係合溝9の奥部に、前方に離脱不能として嵌合された左右1対の板ナット22、22と、ブラケット21の垂直片21bの両側部を前後方向に貫通するとともに、下部パネル3における上記レール部10の係合溝9の開口部を通って、後端部が各板ナット22のねじ孔22aに螺合することにより、垂直片21bを上記レール部10の前面に固着するようにした左右1対のボルト23、23と、ブラケット21の水平片21aを天板17の後部下面に圧接した状態で止着する左右1対の止めねじ24、24とからなっている。
なお、第2の実施形態において、第1の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号をもって図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する。
また、下部パネル3と上部パネル4とは、隣接する支柱28に簡単かつ強固に結合され、間仕切パネル装置A全体の強度を高めることができるとともに、組立作業性を向上させることができる。
(1) 後部支持手段19を省略し、天板17の前後方向の中間部を空間Sに挿通し、天板17の前後の端部に、左右1対の脚27、27をそれぞれ設ける。
(2) 左右1対の脚27、27に代えて、天板17の左右方向の中央部に1本の脚27を設ける。
B テーブル装置
S 空間
1 床面
2 標準間仕切パネル(支持体)
3 下部パネル
4 上部パネル
5 枠体
6 縦杆
7 横杆
8 中間部連結杆
9 係合溝
10 レール部
11 化粧パネル
12 フック
13 係合孔
14 アジャスタボルト
15 ボルト(結合手段)
16 ナット(結合手段)
17 天板
18 天板支持手段
19 後部支持手段
20 前部支持手段
21 ブラケット
21a水平片
21b垂直片
22 板ナット
23 ボルト
24 止めねじ
25 アジャスタボルト
27 脚
28 支柱(支持体)
29 アジャスタボルト
30 上部カバー
31 側部カバー
Claims (4)
- 床面上に立設した左右1対の支持体と、
前記両支持体の下部間に架設した、前記両支持体より低寸の下部パネルと、
前記下部パネルの上方に、前後方向に挿通する空間を形成するようにして、前記両支持体の上部間に架設した上部パネル
とを備え、左右の前記支持体のいずれか一方または両方を間仕切パネルとし、この間仕切パネルと下部パネルおよび上部パネルとを、それぞれ方形の枠体を備えるものとし、前記下部パネルおよび上部パネルの枠体と、前記間仕切パネルの枠体とを、結合手段をもって互いに結合したことを特徴とする間仕切パネル装置。 - 床面上に立設した左右1対の支持体と、
前記両支持体の下部間に架設した、前記両支持体より低寸の下部パネルと、
前記下部パネルの上方に、前後方向に挿通する空間を形成するようにして、前記両支持体の上部間に架設した上部パネル
とを備え、左右の前記支持体のいずれか一方または両方を支柱とし、かつ前記下部パネルと上部パネルとを、それぞれ方形の枠体を備えるものとし、前記下部パネルおよび上部パネルの枠体と、前記支柱とを、結合手段をもって互いに結合したことを特徴とする間仕切パネル装置。 - 請求項1または2に記載の間仕切パネル装置と、
前記間仕切パネル装置における下部パネルと上部パネルとの間の空間内に一部が配設され、かつ他部が前記下部パネルおよび上部パネルより前後方向に突出して、上面が作業面をなす天板と、
前記天板を支持する天板支持手段
とを備えることを特徴とするワークステーション装置。 - 天板支持手段を、下端が接床し、かつ上端をもって天板の他部を支承する脚を備えるものとした請求項3記載のワークステーション装置。
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JP2011117505A JP5784984B2 (ja) | 2011-05-26 | 2011-05-26 | 間仕切パネル装置、およびそれを有するワークステーション装置 |
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JP2012246637A JP2012246637A (ja) | 2012-12-13 |
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