JP4946324B2 - 収納棚における仕切装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収納棚における仕切装置に係わり、更に詳しくは支柱にブラケットを介して棚板を支持する収納棚における仕切装置に関するものである。
従来から、間隔を隔てて立設した両支柱の係止孔を利用して、ブラケットの後端に突設したフックを嵌合係止するとともに、両ブラケットに棚板の両端部を載置した収納棚において、棚板の後縁に沿って設けた係合溝を利用して仕切部材を支持する構造は各種提供されている。
例えば、特許文献1には、1本の鋼線材を折曲して側面視略台形の本体部を形成し、線材の両端部に棒片をT形に固着した延長部を設け、上下に配した延長部の一方を上方へ折曲し、その折曲点を他方の延長部に固着し、棚板の後縁に沿って設けた係合溝に、両延長部の弾性を利用して両棒片を溝内に圧接して保持する構造のブックエンドが開示されている。尚、このブックエンドは、係合溝の任意の位置に移動させることができる。
また、特許文献2には、棚板の奥行き方向(幅方向)に沿った端部に、棚板の長手方向(間口方向)に沿って延びる上向き開口のガイド溝を形成し、前記棚板上の空間を棚板の長手方向に仕切る仕切板に、前記ガイド溝に摺動自在に嵌まるガイド部を設けた仕切装置において、前記ガイド溝を、その開口部の溝幅が底部の溝幅よりも小さいアリ溝状に形成する一方、前記仕切板を、棚板に重なり合う水平部とこの水平部から立ち上がった垂直部とを備えた形態に形成し、この仕切板の水平片に前記ガイド部を設け、このガイド部を、仕切板を側面視で傾けた姿勢にすることによって前記ガイド溝に嵌まり込むように形成していること、を特徴とする棚の仕切装置が開示されている。
何れの特許文献記載の仕切装置も、仕切部材の後部のみを係合溝に係合する片持ち構造でるから、横方向に対する支持強度が弱く、また支持強度を高めようとすれば、棒片やガイド部の横方向の寸法を大きくしなければならず、そうすれば今度は仕切部材を棚板の側端まで持っていくこことができないといった問題がある。但し、特許文献2に記載の仕切部材は、互いに鏡像関係にある二種類を用意しておけば、棚板の側端に設けることも可能であるが、部品点数が増えるので、コスト高となる。また、特許文献1の仕切部材は線材を折曲して本体部を形成しているので、本体部の強度が低く容易に変形する恐れがある。同様に、特許文献2の仕切部材は、強度を高めるためには板厚の厚い鋼板を用いる必要があり、重量が重くなるばかりでなく、水平部の板厚も厚くなるので、書籍等を立てる際に、棚板の上面板との間に段差が生じるので不都合が生じる。
実公昭51−344号公報 実用新案登録第2568798号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、間隔を隔てて立設した両支柱若しくは間仕切パネルの目地部に取付けた両ブラケットに、棚板の両端部を載置するとともに、棚板の側端部若しくは隣接する棚板の接合部に仕切部材を取付けてなる収納棚における収納棚における仕切装置において、棚板の側端部若しくは隣接する棚板の接合部に設けることができ、仕切部材自体も軽量であるにも係わらず強度が高く、しかも棚板に対する取付強度が高い収納棚における仕切装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、間隔を隔てて立設した両支柱若しくは間仕切パネルの目地部に取付けた両ブラケットに、棚板の両端部を載置するとともに、隣接する棚板の接合部に仕切部材を取付けてなる収納棚における仕切装置であって、帯状材料をその長手方向に直角な折曲線で折曲して少なくとも前部に前脚部を形成するとともに、後端に後脚部を形成し、更に前記仕切部材の前脚部の下端にスリットを形成し、隣接する棚板の連設部の後部に前記後脚部を係合するとともに、両棚板の前隅部に形成した開口に前記前脚部のスリットの両側部をそれぞれ嵌入して当該両棚板の開きを防止した状態で保持することを特徴する収納棚における仕切装置を構成した(請求項1)。
ここで、前記仕切部材の後脚部の下端に横長ブロック状の合成樹脂製の係合部材を固定して、該係合部材を前記棚板の後縁に設けた前方開放した係合溝に横方向スライド可能に係合するとともに、前記棚板の前隅部に形成した開口に嵌着した合成樹脂製の保持部材の横長の保持溝に前記前脚部の下端を嵌挿してなることが好ましい(請求項2)。
また、本発明は、前述の課題解決のために、間隔を隔てて立設した両支柱若しくは間仕切パネルの目地部に取付けた両ブラケットに、棚板の両端部を載置するとともに、棚板の側端部に仕切部材を取付けてなる収納棚における仕切装置であって、帯状材料をその長手方向に直角な折曲線で折曲して少なくとも前部に前脚部を形成するとともに、後端に後脚部を形成し、前記仕切部材の後脚部の下端に横長ブロック状の合成樹脂製の係合部材を固定して、該係合部材を前記棚板の後縁に設けた前方開放した係合溝に横方向スライド可能に係合するとともに、前記棚板の前隅部に形成した開口に嵌着した合成樹脂製の保持部材の横長の保持溝に前記前脚部の下端を嵌挿した状態で保持することを特徴する収納棚における仕切装置を構成した(請求項3)。
具体的には、前記仕切部材は、前下がりの傾斜部の前部に垂直な前脚部を折曲形成し、前記傾斜部の後部に水平な頂部を形成し、該頂部の後端に垂直な後脚部を折曲形成して側面視略三角形状に形成し、該後脚部の下端に後向きに直角に折曲形成した取付片に、前記係合部材を固定してなることが好ましい(請求項4)。
また、前記仕切部材の前脚部の下端部には、左右中央部に下向きに開放したスリットを形成し、前記保持部材は、上端に鍔部を有するとともに、横方向一側に開放した横長の保持溝を形成し、前記棚板は上面板の側縁を下方に折曲して側端板を形成するとともに、前記開口は側端板を残して上面板の側端部に形成し、隣接する棚板の接合部において前記仕切部材の後端の係合部材を両棚板後縁の両係合溝に跨って係合する一方、各開口に前記保持部材をその保持溝の開放部を棚板の接合部側に向けて嵌着し、前記仕切部材の前脚部の下端を、そのスリット内に前記側端板を係合すると同時に、両保持部材の保持溝に嵌挿して取付けてなることも好ましい(請求項5)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の収納棚における仕切装置は、仕切部材を、帯状の金属材料をその長手方向に直角な折曲線で折曲して少なくとも前部に前脚部を形成するとともに、後端に後脚部を形成したものとすることにより、側面視においてすっきりとした外観を呈するとともに、正面視では幅広の重厚感を出すことができ、しかも本体部は軽量であるにも係わらず横方向の曲げ強度が強いものとなり、そして後脚部を棚板の後端部に係合するとともに、前記前脚部を棚板の前端部に係合して保持するので、前後の2点支持により仕切部材の取付強度も高く、書籍等を安定に保持することができるのである。更に、前記仕切部材の前脚部のスリットの両側部をそれぞれ、両棚板の前隅部に形成した開口に嵌入することにより、隣接する棚板の連設部において当該両棚板の開きを防止することができる。
請求項2によれば、前記仕切部材の後脚部の下端に横長ブロック状の合成樹脂製の係合部材を固定して、該係合部材を前記棚板の後縁に設けた前方開放した係合溝に横方向スライド可能に係合するとともに、前記棚板の前隅部に形成した開口に嵌着した合成樹脂製の保持部材の横長の保持溝に前記前脚部の下端を嵌挿してなるので、仕切部材をガタつきなく確実に保持することができる。
請求項3に係る発明の収納棚における仕切装置は、仕切部材を、帯状の金属材料をその長手方向に直角な折曲線で折曲して少なくとも前部に前脚部を形成するとともに、後端に後脚部を形成したものとすることにより、側面視においてすっきりとした外観を呈するとともに、正面視では幅広の重厚感を出すことができ、しかも本体部は軽量であるにも係わらず横方向の曲げ強度が強いものとなり、そして後脚部を棚板の後端部に係合するとともに、前記前脚部を棚板の前端部に係合して保持するので、前後の2点支持により仕切部材の取付強度も高く、書籍等を安定に保持することができるのである。更に、前記仕切部材の後脚部の下端に横長ブロック状の合成樹脂製の係合部材を固定して、該係合部材を前記棚板の後縁に設けた前方開放した係合溝に横方向スライド可能に係合するとともに、前記棚板の前隅部に形成した開口に嵌着した合成樹脂製の保持部材の横長の保持溝に前記前脚部の下端を嵌挿してなるので、仕切部材をガタつきなく確実に保持することができる。
請求項4によれば、仕切部材は側面視略三角形状のすっきりとした形状になるとともに、書籍等の棚板上への収納及びその取り出しの際に仕切部材が邪魔になることがないのである。
請求項5によれば、隣接する棚板の接合線上に共通の仕切部材を取付けることにより、同時に両棚板を前後左右方向のずれを防止して連結することができるのである。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る仕切装置を採用した収納棚を示し、図3〜図8は本発明に係る仕切装置の詳細を示し、図中符号1は支柱、2は机、3は脚体、4は脚取付部材、5は天板、6はブラケット、7は棚板、8は仕切部材をそれぞれ示している。
本実施形態の収納棚は、図1及び図2に示すように、側方へ同一のユニットを継ぎ足して横幅の広い収納棚を構成する連増しタイプのものであり、複数の支柱1,…を同一間隔毎に立設し、それぞれ机2,…で支持し、具体的には各支柱1に脚体3を脚取付部材4にて取付け、隣接する脚体3,3間に天板5を取付けて机2を構成し、該机2の上方で前記支柱の所定高さ位置にはブラケット6を着脱自在に取付けるとともに、隣接するブラケット6,6に棚板7の両側部を載置するとともに、前後左右及び上下方向の移動を規制した状態で支持し、更に棚板7の側端部と隣接する棚板7,7の連設部に仕切部材8,…を取付けた構造を有している。
更に、隣接する支柱1,1の上端間には連結杆9を渡設するとともに、前記天板5の下方で両脚体3,3の後端部間又は支柱1,1間に幕板10を取付けている。尚、図示しないが、前記天板5の上方で隣接する支柱1,1間に、オプションとしてバックパネルを取付けることも可能である。
本実施形態では支柱1,…の前後両側に机2,2を取付けて、当該支柱1,…を立起状態に支持しているが、前記机2は片側のみであっても構わない。更に、前記机2の代わりに側面視逆T字形の接地部材を下端に設けたものでもよい。また、本実施形態では、支柱1,…は全て同一形状のものであり、等間隔で立設し、前記天板5及び棚板7は同一横幅であり、その側端面の位置は支柱1の中心線と略一致している。また、前記机2を構成する脚体3は全て同一形状であり、端部に位置する脚体3は天板5の側端面よりも内側位置に取付けてあり、また中間部に位置する脚体3は隣接する天板5,5に跨るように、該脚体3の中心線が隣接する天板5,5の接合線と一致するように設定している。
更に詳しくは、図3〜図5に示すように、前記支柱1の前後両面には、その中心線に沿って一列に係止孔11,…を所定間隔毎に形成し、前記ブラケット6の垂直な基板12の後端に前記係止孔11,…に嵌合係止するフック13,…を突設している。前記係止孔11の横幅は、前記ブラケット6の基板12の厚さの2倍より若干広く設定し、中間部の棚板7,7を連設する部分において、同一の係止孔11,…に二つのブラケット6,6のフック13,…が同時に嵌合係止できるようにしている。本実施形態では、最上段の前記フック13は側面視略T字形であり、中段の前記フック13は下向きフックであり、最下段のフック13は突起状である。尚、前記支柱1,1の代わりに、間仕切パネルの目地部に位置する縦枠又は支柱に設けた係止孔を利用してブラケット6を取付けることも可能である。
そして、前記ブラケット6によって棚板7を支持する概略構成は、以下のようである。前記棚板7は上面板14の周囲を下方へ折曲した下方開放の偏平箱型構造であり、前記ブラケット6は基板12の後端に前記フック13,…を形成し、前記基板12と前記棚板7の側端面を略面一の状態で該棚板7を左右方向の移動を規制して載置するとともに、前方又は後方への棚板7の移動によって該棚板7の上方への移動を規制する係合手段を備え、更に前記棚板7に装着する保持部材15又は仕切部材8によって該棚板7の後方又は前方への復帰移動を規制するようにしている。
具体的には、前記棚板7は、図3、図4、図7及び図8に示すように、上面板14の前後縁を下方へ折曲して前補強縁16と後補強縁17を形成するとともに、側縁を下方へ折曲して側端板18と該側端板18から内方へ折曲した下面板19を形成し、該下面板19の前後中間部に前後方向のスリット孔20を形成するとともに、該下面板19の前端部を切欠して開放部21を形成し、更に前記上面板14の下面の前部に断面略コ字形の横補強部材22を横設するとともに、該横補強部材22の側端部の後面に縦長の係合孔23を形成している。更に、前記棚板7の後端縁には、前記後補強縁17の外面側に当止部材24を固着し、該当止部材24は上面板14より上方へ突出し、この突出部を当該棚板7に載置した書籍等の後当りとする。そして、前記当止部材24の突出部は、上端を前側に折曲し、更にその前端を下方へ折曲して当止片25とし、それにより上部に下方開放した凹溝部を形成した全体として前方開放の係合溝26を形成している。また、前記棚板7の上面板14の下面で前記前補強縁16と間隔を開けてレール部材27を横設し、前記前補強縁16とレール部材27とで略同形の断面形状の前後一対の支持レール28,28を形成している。
また、前記ブラケット6は、図4、図5及び図8に示すように、前記基板12の上縁に前記棚板7の下面板19を載置する内向きに水平な受板29を折曲形成するとともに、前端部に前記前補強縁16の内面に当止し且つ前記上面板14を載支する側面視略Z字形の前受部30を形成し、更に前記受板29の前後中間部を切り起して前記スリット孔20に嵌入する突片31を形成するとともに、該突片31の前端に前記スリット孔20の前端内縁に係止する爪片32を突設し、更に前記受板29の内縁に前記棚板7の下面板19の内縁を当止する規制板33を立設するとともに、該規制板33の前端に前記係合孔23に嵌入する爪片34を突設している。
そして、前記ブラケット6の受板29と前受部30にそれぞれ前記棚板7の下面板19と上面板14とを載置するとともに、前記突片31をスリット孔20に嵌入し、更に前記規制板33を下面板19の内縁に位置させ、それから前記棚板7を後方へ移動させて前記突片31の爪片32をスリット孔20の前端内縁に係止すると同時に、前記規制板33の爪片34を前記横補強部材22の係合孔23に嵌入し、更に前受部30を前補強縁16の内面に当止した状態とし、それから前記開放部21に対応する上面板14の前隅部に形成した開口35に上方から合成樹脂製の保持部材15を嵌着して前記前受部30の後部を当止し、それによりブラケット6に対して棚板7を前後左右及び上下方向の移動を規制した状態で支持するのである。ここで、前記開放部21は、前記支持レール28,28の端部に位置し、また前記開口35に嵌着した保持部材15は、後方の支持レール28の端部に位置している。また、前記開口35は、前記上面板14の側端まで延び、その外側には前記側端板18のみが存在している。
ここで、前方又は後方への棚板7の移動によって該棚板7の上方への移動を規制する係合手段とは、前記スリット孔20と前記突片31の爪片32及び前記係合孔23と前記規制板33の爪片34との係合関係のことである。本実施形態では、前記棚板7を後方へ移動させることにより係合する構造を示したが、逆に前記棚板7を前方へ移動させることにより係合する構造でもよい。その場合には、前記保持部材15で棚板7の後方移動を規制するのである。
更に詳しくは、前記ブラケット6は、強度を増すためと、正面から見たときの重厚性を出すために、前記基板12の下縁で前端から後端部にかけて傾斜して下がった縁部を内方へ折曲して折曲板36を形成し、前記前受部30は当該折曲板36の前端に連続して形成している。ここで、前記折曲板36の横幅は、前記受板29の横幅に略一致させている。また、前記ブラケット6の基板12の後端上部には、上方へ延設した立上部37を形成し、該立上部37の内縁には前記受板29に連続するが、該受板29よりも幅が狭い補強片38を折曲形成している。また、前記保持部材15は、上端に鍔部39を有するとともに、横方向一側に開放した横長の保持溝40を形成している。
そして、前記仕切部材8は、図3、図4、図7及び図8に示すように、帯状の金属材料又は合成樹脂材料をその長手方向に直角な折曲線で折曲して側面視略三角形状に形成したものである。前記仕切部材8は、前下がりの傾斜部41の前部に垂直な前脚部42を折曲形成し、前記傾斜部41の後部に水平な頂部43を形成し、該頂部43の後端に垂直な後脚部44を折曲形成し、該後脚部44の下端に後向きに直角に折曲形成した取付片45に、前記係合溝26に横方向スライド可能に係合する合成樹脂製の横長ブロック状の係合部材46を固定したものである。そして、前記仕切部材8は、図7に示すように、前記係合部材46を前記係合溝26の端部から挿入するとともに、前記開口35に嵌着した前記保持部材15の保持溝40に上方から前脚部42の下端を嵌挿して立起状態に保持する。尚、前記前脚部42の下端部には、左右中央部に下向きに開放したスリット47を形成している。また、前記仕切部材8の材料は金属製の方が強度の点で好ましい。
また、前記棚板7に載置した小物類が側方へ落下するのを防止するために、図3、図4、図6、図7及び図8に示すように、落下防止部材48を、前記係合溝26を利用して棚板7の上面板14の端部に装着している。前記落下防止部材48は、断面略L字形の前後方向に延びた本体部49と、該本体部49の後端に内方へ平面視略L字状に屈曲した取付部50を延設し、更に該取付部50の後部に断面略ヘ字状に係合片51を立ち上げ形成している。そして、前記落下防止部材48の手前を落ち上げた傾斜状態で前記係合片51を前記係合溝26に前方から挿入した後、本体部49を棚板7の上面板14に載置することにより、前記係合片51が係合溝26に係止する。この状態で棚板7の側端まで落下防止部材48をスライド移動させると、前記係合片51が前記仕切部材8の係合部材46に当止するので、側方へ抜け落ちることはないのである。ここで、前記落下防止部材48の本体部49は、前記仕切部材8の傾斜部41の下方に収まり、該仕切部材8との一体感を呈するのである。つまり、前記仕切部材8の横幅と前記落下防止部材48の本体部49の横幅は略一致している。
また、中間部の支柱1においては、図9に示すように、隣接する前記棚板7,7がそれぞれ係止孔11,…に嵌合形成したブラケット6,6にそれぞれ支持され、互いの側端板18,18が密接した状態となる。この棚板7,7を連設した状態では、前記開口35,35は間に側端板18,18を介して左右に並び、また後縁の各係合溝26,26は連続する。そこで、前記仕切部材8の後端の係合部材46を両係合溝26,26に跨って係合する一方、前記各開口35に外側方に、つまり棚板7,7の接合部側に前記保持溝40の開放部を向けて保持部材15を嵌着し、前記仕切部材8の前脚部42の下端を、そのスリット47内に前記側端板18,18を係合すると同時に、両保持部材15,15の保持溝40,40に嵌挿して取付ける。このように、隣接する棚板7,7の接合線上に共通の仕切部材8を取付けることにより、同時に両棚板7,7を前後左右方向のずれを防止して連結することができるのである。
本発明を適用した収納棚の全体側面図である。 同じく収納棚の正面図である。 支柱に棚板をブラケットにより取付けるとともに、仕切部材と落下防止部材を棚板に取付けた状態の部分斜視図である。 同じく要部の分解斜視図である。 ブラケットの拡大斜視図である。 落下防止部材の拡大斜視図である。 棚板に仕切部材と落下防止部材を取付ける状態を示す分解斜視図である。 支柱に棚板をブラケットにより取付けるとともに、仕切部材と落下防止部材を棚板に取付けた状態の部分断面図である。 隣接する棚板の連設部に仕切部材を取付ける状態を示した部分斜視図である。
符号の説明
1 支柱、 2 机、
3 脚体、 4 脚取付部材、
5 天板、 6 ブラケット、
7 棚板、 8 仕切部材、
9 連結杆、 10 幕板、
11 係止孔、 12 基板、
13 フック、 14 上面板、
15 保持部材、 16 前補強縁、
17 後補強縁、 18 側端板、
19 下面板、 20 スリット孔、
21 開放部、 22 横補強部材、
23 係合孔、 24 当止部材、
25 当止片、 26 係合溝、
27 レール部材、 28 支持レール、
29 受板、 30 前受部、
31 突片、 32 爪片、
33 規制板、 34 爪片、
35 開口、 36 折曲板、
37 立上部、 38 補強片、
39 鍔部、 40 保持溝、
41 傾斜部、 42 前脚部、
43 頂部、 44 後脚部、
45 取付片、 46 係合部材、
47 スリット、 48 落下防止部材、
49 本体部、 50 取付部、
51 係合片。

Claims (5)

  1. 間隔を隔てて立設した両支柱若しくは間仕切パネルの目地部に取付けた両ブラケットに、棚板の両端部を載置するとともに、隣接する棚板の接合部に仕切部材を取付けてなる収納棚における仕切装置であって、帯状材料をその長手方向に直角な折曲線で折曲して少なくとも前部に前脚部を形成するとともに、後端に後脚部を形成し、更に前記仕切部材の前脚部の下端にスリットを形成し、隣接する棚板の連設部の後部に前記後脚部を係合するとともに、両棚板の前隅部に形成した開口に前記前脚部のスリットの両側部をそれぞれ嵌入して当該両棚板の開きを防止した状態で保持することを特徴する収納棚における仕切装置。
  2. 前記仕切部材の後脚部の下端に横長ブロック状の合成樹脂製の係合部材を固定して、該係合部材を前記棚板の後縁に設けた前方開放した係合溝に横方向スライド可能に係合するとともに、前記棚板の前隅部に形成した開口に嵌着した合成樹脂製の保持部材の横長の保持溝に前記前脚部の下端を嵌挿してなる請求項記載の収納棚における仕切装置。
  3. 間隔を隔てて立設した両支柱若しくは間仕切パネルの目地部に取付けた両ブラケットに、棚板の両端部を載置するとともに、棚板の側端部に仕切部材を取付けてなる収納棚における仕切装置であって、帯状材料をその長手方向に直角な折曲線で折曲して少なくとも前部に前脚部を形成するとともに、後端に後脚部を形成し、前記仕切部材の後脚部の下端に横長ブロック状の合成樹脂製の係合部材を固定して、該係合部材を前記棚板の後縁に設けた前方開放した係合溝に横方向スライド可能に係合するとともに、前記棚板の前隅部に形成した開口に嵌着した合成樹脂製の保持部材の横長の保持溝に前記前脚部の下端を嵌挿した状態で保持することを特徴する収納棚における仕切装置。
  4. 前記仕切部材は、前下がりの傾斜部の前部に垂直な前脚部を折曲形成し、前記傾斜部の後部に水平な頂部を形成し、該頂部の後端に垂直な後脚部を折曲形成して側面視略三角形状に形成し、該後脚部の下端に後向きに直角に折曲形成した取付片に、前記係合部材を固定してなる請求項2又は3記載の収納棚における仕切装置。
  5. 前記仕切部材の前脚部の下端部には、左右中央部に下向きに開放したスリットを形成し、前記保持部材は、上端に鍔部を有するとともに、横方向一側に開放した横長の保持溝を形成し、前記棚板は上面板の側縁を下方に折曲して側端板を形成するとともに、前記開口は側端板を残して上面板の側端部に形成し、隣接する棚板の接合部において前記仕切部材の後端の係合部材を両棚板後縁の両係合溝に跨って係合する一方、各開口に前記保持部材をその保持溝の開放部を棚板の接合部側に向けて嵌着し、前記仕切部材の前脚部の下端を、そのスリット内に前記側端板を係合すると同時に、両保持部材の保持溝に嵌挿して取付けてなる請求項2〜何れか1項に記載の収納棚における仕切装置。
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