JP3543202B2 - 間仕切装置における角部天板の支持構造 - Google Patents

間仕切装置における角部天板の支持構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交差する2枚の間仕切パネルの交差部に配設される執務用の角部天板の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の角部天板は、重量と製造価格の面から木製のものが多く、この天板を、間仕切パネルの交差部とその両側方に離れた部分とに配設された支柱より前方に突出する3個のブラケットまたは脚により支持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、角部天板上には、コンピュータや多数の書籍等の重量物を載置することが多く、そのため中央部が下方に撓み易く、また間仕切パネルの受ける衝撃等により、両間仕切パネルの交差角度が変化して、角部天板との間に隙間が生じる等のおそれがあった。
【0004】
本発明は、角部天板が大きな荷重を長期間受けても撓むことがなく、また間仕切パネルが衝撃を受けても角部天板との間に隙間が生じないようにするとともに、載置したコンピュータ等へ容易に配線しうるようにした間仕切装置における角部天板の支持構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 交差する2枚の間仕切パネルの交差部前面と交差部より両側方に離れた間仕切パネルの前面とに天板支持材を設けるとともに、互いに隣接する天板支持材同士を、上面が天板支持材の上面と等高をなす連結材をもって連結し、前記天板支持材と連結材との上面に角部天板を載置して止着する。
【0006】
(2) 上記(1)項において、各天板支持材の後端にフックを設け、該フックを、2枚の間仕切パネルの交差部に設け支柱の前面、及び交差部より両側方に離れて設けられて各間仕切パネルを支持する支柱の前面にそれぞれ穿設した係止孔に係止する。
【0007】
(3) 上記(1)項または(2)項において、交差部に設けた天板支持材の前端に連結材を平面視T字状に結合し、該連結材の両端を、一端が交差部から離れた天板支持材に連結された連結材の他端に連結する。
【0008】
(4) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、連結材の前面に、電気器機の配線を収容しうる配線ダクトを装着する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面は、本発明の一実施例を示すもので、図7および図8において、(1)は、直角の角部を形成するように平面視L字状に配設された複数の間仕切パネル(以下単に間仕切という)、(2)は、間仕切(1)の交差部及び直線状配列部における隣接する間仕切(1)(1)間に配設され、各間仕切を支持する支柱、(3)は、直線状配列部の間仕切(1)の前面に設けた主天板、(4)は、間仕切(1)の角部に設けた角部天板、(5)は、後端に設けたフック(5a)を、間仕切(1)の交差部の支柱(2)を除く支柱(2)の前面に穿設した多数の係止孔(2a)に係止し、かつ上端で主天板(3)及び角部天板(4)の側端部を支持する天板支持材である脚で、その後上部には、電気器機のコード類を挿通するための窓孔(6)が形成されている。なお、天板支持材としては、このような下端が床面に達する脚(5)の他に、支柱(2)より前面に向かって突出する側面視角三角形のブラケット(図示略)を用いることもある。
【0010】
図1〜図8に示すように、左右に隣接する1対の脚(5)(5)の内面には、後方の間仕切(1)と平行をなす連結材(7)の両側端部が、その連結材(7)の上面が脚(5)の上面と等高をなすようにして、止めねじ(図示略)等をもって固着されている。
【0011】
各連結材(7)は、垂直な基片(7a)と、基片(7a)の上端に連設された前方を向く水平の上片(7b)と、基片(7a)の下端に連設され、後方に向かってL字状に屈曲する補強片(7c)と、基片(7a)の両側端中位部に連設され、かつ前内方に平面視L字状に折曲されたダクト支持片(7d)と、基片(7a)におけるダクト支持片(7d)の上端とほぼ等高の位置において、前方に向かって突出するように打ち出された突起(7e)とからなっている。(8)は、上片(7b)に穿設された主天板(3)取付用の取付孔である。
【0012】
主天板(3)は、等高となった左右1対の脚(5)(5)の上端とその間に取付けられた連結材(7)の上片(7b)の上面との上に載置され、取付孔(8)に挿通した止めねじ(16)により、上片(7b)に止着されて、中間部が下方に撓むことなく強固に支持されている。
【0013】
上下両係止片(9b)(9c)の先端間の間隔は、ダクト支持片(7d)の上下幅より短寸、同じく基端間の間隔は、ダクト支持片(7d)の上下幅より僅かに長寸、可撓片(9d)の下端と後片(9a)の間隔は、連結材(7)の基片(7a)とダクト支持片(7d)の間隔より若干大きく、ダクト(9)の底片(9e)は後片(9a)より後方に突出している。
【0014】
ダクト(9)を、図2及び図3に示すように、その後片(9a)を連結材(7)とほぼ平行に、連結材(7)とダクト支持片(7d)との間に下方より押し入れれば、下部係止片(9c)はダクト支持片(7d)の下端に係合し、同時に上昇する可撓片(9d)は突起(7e)に圧接して、ダクト支持片(7d)の裏面上端を通過した上部係止片(9b)を前方に弾性押圧するので、ダクト(9)より手を離せば、ダクト(9)は自重により若干下降して、上部係止片(9b)がダクト支持片(7d)の上端に係合して、ダクト(9)は連結材(7)に係止される。
【0015】
連結材(7)に係止したダクト(9)は、これを後上方に押圧すれば、可撓片(9d)が若干弾性屈撓して、上部係止片(9b)がダクト支持片(7d)の上端より離脱するので、そのまま下降させれば、連結材(7)より取り外すことができる。
【0016】
角部天板(4)の下方には、上記連結材(7)とダクト(9)の延長線上に並ぶそれらと同一構造の短寸の連結材(10)と角部ダクト(11)が、角部の支柱(2)の近くまで設けられ、連結材(10)における角部の支柱(2)の近くの側端には連結片(10f)が前向曲設され、角部ダクト(11)は上記ダクト(9)と同様に連結材(10)に着脱することができる。
【0017】
連結材(10)の各部分(10a)〜(10c)は、連結材(7)の各部分(7a)〜(7c)と同一であり、また角部ダクト(11)のの各部分(11a)〜(11e)は、ダクト(9)の各部分(9a)〜(9e)と同一であるので、それらについての詳細な説明は省略する。
各ダクト(9)及び角部ダクト(11)の上下及び前後の位置は、脚(5)の窓孔(6)と整合するような位置としている。
【0018】
直角に交差する2枚の間仕切(1)(1)の交差部に配設された支柱(2)の前方の角部の一側面に穿設した複数の係止孔(2a)のいずれかに、後端部に形成したフック(13a)を係止することにより、天板支持材をなす板状のブラケット(13)が、その上面が左右の脚(5)の上面と等高をなすようにして、かつ左右の間仕切(1)(1)のなす交差角の2等分線の方向を向くようにして支持されている。
【0019】
ブラケット(13)の前端に直角に折曲成形された取付片(13b)の前面には、板状の連結材(14)の基片(14a)の中間部後面が、平面視T字状をなすようにして溶接等により固着されている。
【0020】
連結材(14)における基片(14a)の両側端には、平面視において45°の角度をもって前内方に延出する連結片(14b)が連設されており、各連結片(14b)は、上述の左右の連結材(10)(10)の内側端の連結片(10f)と重合させて、ボルト・ナット(15)により締着されている。
【0021】
基片(14a)の上端には、前方を向く水平の上片(14c)が連設されている。この上片(14c)の上面と連結材(10)の上片(10b)の上面とは、脚(5)の上端面及びブラケット(13)の上面と等高をなし、それらの上に角部天板(4)を載置して、各連結材(10)の上片(10b)及び連結材(14)の上片(14c)に設けた取付孔(8)に挿通した止めねじ(16)により、角部天板(4)を各連結材(10)に止着することにより、角部天板(4)は、中間部が下方に撓むことなく、強固に支持されている。うげ上限Nその
【0022】
基片(14a)の下端には、平面視台形状をなして前方に向かって水平に延出する底片(14d)が連設されており、この底片(14d)の前縁には起立片(14e)が連設されている。この底片(14d)と起立片(14e)とにより、左右のダクト(11)(11)を連結するダクト連結部が形成されている。
【0023】
【発明の効果】
本発明によると、左右の天板支持材だけでなく、間仕切パネルの交差部に設けた天板支持材と、それらの間を連結する連結材とにより、角部天板の下面が支持されるので、角部天板は、その上に重量物の機器その他載置しても、中間部が下方に撓むことがなく、また、天板支持材の相互間が連結材により連結されていることにより、間仕切パネルが衝撃を受けても、間仕切パネルと角部天板との間に隙間が生じることもない。
さらに、請求項4記載の発明のような構成とすれば、角部天板上に載置した電気器機の配線を配線ダクト内に体裁よく収容でき、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一部切欠平面図である。
【図2】図1のA−A線拡大分解斜視図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】角部天板を取り外したときの要部拡大平面図である。
【図5】要部の一部省略分解斜視図である。
【図6】図4のC−C線拡大断面図である。
【図7】本発明を適用した間仕切装置の平面図である。
【図8】同じく正面図である。
【符号の説明】
(1)間仕切パネル(間仕切)
(2)支柱
(2a)係止孔
(3)主天板
(4)角部天板
(5)脚
(5a)フック
(6)窓孔
(7)(10)連結材
(7a)(10a)基片
(7b)(10b)上片
(7c)(10c)補強片
(7d)(10d)ダクト支持片
(7e)(10e)突起
(8)取付孔
(9)(11)ダクト
(9a)(11a)後片
(9b)(11b)上部水平片
(9c)(11c)下部水平片
(9d)(11d)可撓片
(9e)(11e)底片
(13)ブラケット(天板支持材)
(13a)フック
(13b)取付片
(14)連結材
(14a)基片
(14b)連結片
(14c)上片
(14d)底片
(14e)起立片
(15)ボルト・ナット
(16)止めねじ

Claims (4)

  1. 交差する2枚の間仕切パネルの交差部前面と交差部より両側方に離れた間仕切パネルの前面とに天板支持材を設けるとともに、互いに隣接する天板支持材同士を、上面が天板支持材の上面と等高をなす連結材をもって連結し、前記天板支持材と連結材との上面に角部天板を載置して止着したことを特徴とする間仕切装置における角部天板の支持構造。
  2. 各天板支持材の後端にフックを設け、該フックを、2枚の間仕切パネルの交差部に設け支柱の前面、及び交差部より両側方に離れて設けられて各間仕切パネルを支持する支柱の前面にそれぞれ穿設した係止孔に係止させた請求項1記載の間仕切装置における角部天板の支持構造。
  3. 交差部に設けた天板支持材の前端に連結材を平面視T字状に結合し、該連結材の両端を、一端が交差部から離れた天板支持材に連結された連結材の他端に連結した請求項1または2記載の間仕切装置における角部天板の支持構造。
  4. 連結材の前面に、電気器機の配線を収容しうる配線ダクトを装着した請求項1〜3のいずれかに記載の間仕切装置における角部天板の支持構造。
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