JP4670784B2 - 収納棚における棚板下照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収納棚における棚板下照明装置に係わり、更に詳しくは支柱にブラケットを介して支持した棚板に照明機能を組み込んだ収納棚における棚板下照明装置に関するものである。
従来から、間隔を隔てて立設した両支柱の係止孔を利用して、若しくは間仕切パネルの目地部に設けた係止孔を利用して、ブラケットの後端に突設したフックを嵌合係止するとともに、両ブラケットに棚板の両端部を載置した収納棚において、前記棚板の下面に照明装置を設けた構造の収納棚は各種提供されている。
例えば、特許文献1には、ベースキャビネットを設置する壁面の上部に取り付けるパネルと、このパネルに取り外し自在に設ける複数の棚板からなる厨房用棚板において、最上段の棚板の手前側に手元への照明器具を設ける点が開示されている。更に、棚板の下面は下方へ傾斜し、前面側は薄くなっており、内部の蛍光灯を配し、その傾斜した下方の開放部を透光性のカバーで覆っている点も開示されている。
また、特許文献2には、棚装置における天板または中間棚板の下面に装着する照明装置であって、天板または中間棚板の下面側両端部に互いに対向する断面コ字型の受け部を形成し、照明装置における下向き開放状の取付け枠には、内部に照明器具の支持部材を移動可能に嵌挿して支持させるための一対の長手レールを形成し、前記取付け枠の一端部を前記一方の受け部に嵌挿し、当該取付け枠における一対の長手レールの他端部には前記他方の受け部に嵌挿させて支持するための連結枠を摺動自在に内装し、この連結枠には突出状態を保持する係止部を設けた棚装置における照明装置が開示されている。
特許文献3には、棚板の下面に取付部材を介して照明具を取付けてなる棚板への照明具の取付装置であって、前記棚板は、載置板の前縁にチャンネル状補強部を形成するとともに、前記載置板の下面で前後中間部に補強部材を横設し、前記チャンネル状補強部と補強部材とに跨って取付部材を係止するとともに、該取付部材に照明具を下方からネジ止めしてなる棚板への照明具の取付装置が開示されている。
しかし、前述の特許文献に記載の構造も、棚板の内部に設けた蛍光灯等の照明具からの光を透明性のカバーで覆ったり(特許文献1)、シェードごと角度を調節できるようにしたり(特許文献2)、眩しくないような工夫を施しているが充分ではない。また、特許文献3では、棚板が薄いので照明具が下方へ突出しとおり、外観性を損なっていた。
実用新案登録第2602223号公報 特許第3117877号公報 特開2004−16403号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、間隔を隔てて立設した両支柱の係止孔を利用して、若しくは間仕切パネルの目地部に設けた係止孔を利用して、ブラケットの後端に突設したフックを嵌合係止するとともに、両ブラケットに棚板の両端部を載置した収納棚において、棚板の内部に照明具を組み込んで、外観的にすっきりしたものとし、しかも眩しさを抑制することができ、下方の天板を効果的に照らすことができる収納棚における棚板下照明装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、収納棚の棚板や間仕切パネル等の適所に取付ける下面に傾斜面を有するボックスの空間部内に照明具を配置するとともに、該照明具の下方に乳白色の透光板を水平に保持し、該透光板の下方に対応する前記ボックスの傾斜面に開口部を形成してなることを特徴する収納棚における棚板下照明装置を構成した(請求項1)。
また本発明は、前述の課題解決のために、間隔を隔てて立設した両支柱の係止孔を利用して、若しくは間仕切パネルの目地部に設けた係止孔を利用して、ブラケットの後端に突設したフックを嵌合係止するとともに、両ブラケットに棚板の両端部を載置した収納棚であって、前記ブラケットを下縁が前端から後方になるに従い下方へ傾斜した傾斜縁とし、左右両側のブラケットの上面に棚板を載置し、前記傾斜縁に対応する傾斜板と後端に立ち上がった後面板とを有するたカバー部材を、両ブラケット間で前記棚板の前後縁に連結して空間部を形成し、該空間部内で前記棚板の下面に沿った奥部に照明具を横設するとともに、該照明具の下方に乳白色の透光板を水平に保持し、該透光板の下方に対応する前記カバー部材の傾斜板に開口部を形成してなることを特徴する収納棚における棚板下照明装置を構成した(請求項2)。
ここで、前記棚板の下面奥部に前後一対のガイドレールを並設し、該前後のガイドレール間に前記照明具を配するとともに、該照明具の前後に突設したローラを前記ガイドレールに転動可能に載置して、当該照明具を横方向移動可能とし、前記透光板及び開口部は、前記照明具の移動軌跡に対応させて横長としてなることが好ましい(請求項3)。
また、前記開口部の後方に横方向に延びたスリット溝を前記傾斜板に形成するとともに、前記照明具の後端部に固定し、下方へ延びた操作レバーを前記スリット溝から下方に露出してなることが好ましい(請求項4)。
更に、前記支柱を机の後方に立設し、該机の天板の直上の棚板に前記照明具を組み込み、前記傾斜板の延長面が、机に着座した使用者の目の高さよりも低くなるように、前記ブラケットの支柱への取付高さを設定してなることがより好ましい(請求項5)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の収納棚における棚板下照明装置は、収納棚の棚板や間仕切パネル等の適所に取付ける下面に傾斜面を有するボックスの空間部内に照明具を配置するとともに、該照明具の下方に乳白色の透光板を水平に保持し、該透光板の下方に対応する前記ボックスの傾斜面に開口部を形成してなるので、照明具からの光が乳白色の透光板で散乱され、しかも透光板は水平で空間部の内部に配設したので、眩しさを和らげることができるのである。
以上にしてなる請求項2に係る発明の収納棚における棚板下照明装置は、ブラケットを下縁が前端から後方になるに従い下方へ傾斜した傾斜縁とし、左右両側のブラケットの上面に棚板を載置し、前記傾斜縁に対応する傾斜板と後端に立ち上がった後面板とを有するたカバー部材を、両ブラケット間で前記棚板の前後縁に連結して空間部を形成したので、照明装置を組み込むために充分な上下高さを有する空間部を確保でき、しかも前記ブラケットの側面視形状と同形であるので、外観性においても全く違和感がなく、収納棚全体の意匠の統一性が図れ、そして空間部内で前記棚板の下面に沿った奥部に照明具を横設するとともに、該照明具の下方に乳白色の透光板を水平に保持し、該透光板の下方に対応する前記カバー部材の傾斜板に開口部を形成したので、照明具からの光が乳白色の透光板で散乱され、しかも透光板は水平で空間部の内部に配設したので、眩しさを和らげることができるのである。
請求項3によれば、照明具をガイドレールに沿って、棚板下で横方向位置を変えることができ、所望位置を明るく照らすことができるのである。
請求項4によれば、照明具の後端部に固定し、下方へ延びた操作レバーをスリット溝から下方へ露出したので、この操作レバーを持って照明具を簡単に横方向移動させることができ、また操作レバーは下方へ延びているので、例え濡れた手で操作しても水滴が照明具の内部に侵入する恐れがないのである。
請求項5によれば、照明具を組み込んだ棚板の下方に机の天板が位置する場合、机に着座した使用者の目の高さを基準として、前記傾斜板の延長面が、目の高さよりも低くなるように、前記ブラケットの支柱への取付高さを設定することにより、使用者が全く眩しくなくなるので、目の疲れを少なくすることができる。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る棚板下照明装置を採用した収納棚を示し、図3〜図8は本発明に係る棚板下照明装置の詳細を示し、図中符号Aは棚板下照明装置、1は支柱、2は机、3は脚体、4は脚取付部材、5は天板、6はブラケット、7は棚板、8は仕切部材をそれぞれ示している。
本実施形態の収納棚は、図1〜図4に示すように、側方へ同一のユニットを継ぎ足して横幅の広い収納棚を構成する連増しタイプのものであり、複数の支柱1,…を同一間隔毎に立設し、それぞれ机2,…で支持し、具体的には各支柱1に脚体3を脚取付部材4にて取付け、隣接する脚体3,3間に天板5を取付けて机2を構成し、該机2の上方で前記支柱の所定高さ位置にはブラケット6を着脱自在に取付けるとともに、隣接するブラケット6,6に棚板7の両側部を載置するとともに、前後左右及び上下方向の移動を規制した状態で支持し、更に棚板7の側端部と隣接する棚板7,7の連設部に仕切部材8,…を取付けた構造を有している。
更に、隣接する支柱1,1の上端間には連結杆9を渡設するとともに、前記天板5の下方で両脚体3,3の後端部間又は支柱1,1間に幕板10を取付けている。尚、図示しないが、前記天板5の上方で隣接する支柱1,1間に、オプションとしてバックパネルを取付けることも可能である。
本実施形態では支柱1,…の前後両側に机2,2を取付けて、当該支柱1,…を立起状態に支持しているが、前記机2は片側のみであっても構わない。更に、前記机2の代わりに側面視逆T字形の接地部材を下端に設けたものでもよい。また、本実施形態では、支柱1,…は全て同一形状のものであり、等間隔で立設し、前記天板5及び棚板7は同一横幅であり、その側端面の位置は支柱1の中心線と略一致している。また、前記机2を構成する脚体3は全て同一形状であり、端部に位置する脚体3は天板5の側端面よりも内側位置に取付けてあり、また中間部に位置する脚体3は隣接する天板5,5に跨るように、該脚体3の中心線が隣接する天板5,5の接合線と一致するように設定している。
更に詳しくは、図3〜図5に示すように、前記支柱1の前後両面には、その中心線に沿って一列に係止孔11,…を所定間隔毎に形成し、前記ブラケット6の垂直な基板12の後端に前記係止孔11,…に嵌合係止するフック13,…を突設している。前記係止孔11の横幅は、前記ブラケット6の基板12の厚さの2倍より若干広く設定し、中間部の棚板7,7を連設する部分において、同一の係止孔11,…に二つのブラケット6,6のフック13,…が同時に嵌合係止できるようにしている。本実施形態では、最上段の前記フック13は側面視略T字形であり、中段の前記フック13は下向きフックであり、最下段のフック13は突起状である。尚、前記支柱1,1の代わりに、間仕切パネルの目地部に位置する縦枠又は支柱に設けた係止孔を利用してブラケット6を取付けることも可能である。
そして、前記ブラケット6によって棚板7を支持する概略構成は、以下のようである。前記棚板7は上面板14の周囲を下方へ折曲した下方開放の偏平箱型構造であり、前記ブラケット6は基板12の後端に前記フック13,…を形成し、前記基板12と前記棚板7の側端面を略面一の状態で該棚板7を左右方向の移動を規制して載置するとともに、前方又は後方への棚板7の移動によって該棚板7の上方への移動を規制する係合手段を備え、更に前記棚板7に装着する保持部材15又は仕切部材8によって該棚板7の後方又は前方への復帰移動を規制するようにしている。
具体的には、前記棚板7は、図3〜図5に示すように、上面板14の前後縁を下方へ折曲して前補強縁16と後補強縁17を形成するとともに、側縁を下方へ折曲して側端板18と該側端板18から内方へ折曲した下面板19を形成し、該下面板19の前後中間部に前後方向のスリット孔20を形成するとともに、該下面板19の前端部を切欠して開放部21を形成し、更に前記上面板14の下面の前部に断面略コ字形の横補強部材22を横設するとともに、該横補強部材22の側端部の後面に縦長の係合孔23を形成している。更に、前記棚板7の後端縁には、前記後補強縁17の外面側に当止部材24を固着し、該当止部材24は上面板14より上方へ突出し、この突出部を当該棚板7に載置した書籍等の後当りとする。そして、前記当止部材24の突出部は、上端を前側に折曲し、更にその前端を下方へ折曲して当止片25とし、それにより上部に下方開放した凹溝部を形成した全体として前方開放の係合溝26を形成している。また、前記棚板7の上面板14の下面で前記前補強縁16と間隔を開けてレール部材27を横設し、前記前補強縁16とレール部材27とで略同形の断面形状の前後一対の支持レール28,28を形成している。
また、前記ブラケット6は、図4及び図3に示すように、前記基板12の上縁に前記棚板7の下面板19を載置する内向きに水平な受板29を折曲形成するとともに、前端部に前記前補強縁16の内面に当止し且つ前記上面板14を載支する側面視略Z字形の前受部30を形成し、更に前記受板29の前後中間部を切り起して前記スリット孔20に嵌入する突片31を形成するとともに、該突片31の前端に前記スリット孔20の前端内縁に係止する爪片32を突設し、更に前記受板29の内縁に前記棚板7の下面板19の内縁を当止する規制板33を立設するとともに、該規制板33の前端に前記係合孔23に嵌入する爪片34を突設している。
そして、前記ブラケット6の受板29と前受部30にそれぞれ前記棚板7の下面板19と上面板14とを載置するとともに、前記突片31をスリット孔20に嵌入し、更に前記規制板33を下面板19の内縁に位置させ、それから前記棚板7を後方へ移動させて前記突片31の爪片32をスリット孔20の前端内縁に係止すると同時に、前記規制板33の爪片34を前記横補強部材22の係合孔23に嵌入し、更に前受部30を前補強縁16の内面に当止した状態とし、それから前記開放部21に対応する上面板14の前隅部に形成した開口35に上方から合成樹脂製の保持部材15を嵌着して前記前受部30の後部を当止し、それによりブラケット6に対して棚板7を前後左右及び上下方向の移動を規制した状態で支持するのである。ここで、前記開放部21は、前記支持レール28,28の端部に位置し、また前記開口35に嵌着した保持部材15は、後方の支持レール28の端部に位置している。また、前記開口35は、前記上面板14の側端まで延び、その外側には前記側端板18のみが存在している。
ここで、前方又は後方への棚板7の移動によって該棚板7の上方への移動を規制する係合手段とは、前記スリット孔20と前記突片31の爪片32及び前記係合孔23と前記規制板33の爪片34との係合関係のことである。本実施形態では、前記棚板7を後方へ移動させることにより係合する構造を示したが、逆に前記棚板7を前方へ移動させることにより係合する構造でもよい。その場合には、前記保持部材15で棚板7の後方移動を規制するのである。
更に詳しくは、前記ブラケット6は、強度を増すためと、正面から見たときの重厚性を出すために、前記基板12の下縁で前端から後端部にかけて傾斜して下がった縁部を内方へ折曲して折曲板36を形成し、前記前受部30は当該折曲板36の前端に連続して形成している。ここで、前記折曲板36の横幅は、前記受板29の横幅に略一致させている。また、前記ブラケット6の基板12の後端上部には、上方へ延設した立上部37を形成し、該立上部37の内縁には前記受板29に連続するが、該受板29よりも幅が狭い補強片38を折曲形成している。また、前記保持部材15は、上端に鍔部39を有するとともに、横方向一側に開放した横長の保持溝40を形成している。
そして、前記仕切部材8は、図3及び図4に示すように、帯状の金属材料をその長手方向に直角な折曲線で折曲して側面視略三角形状に形成したものである。前記仕切部材8は、前下がりの傾斜部41の前部に垂直な前脚部42を折曲形成し、前記傾斜部41の後部に水平な頂部43を形成し、該頂部43の後端に垂直な後脚部44を折曲形成し、該後脚部44の下端に後向きに直角に折曲形成した取付片45に、前記係合溝26に横方向スライド可能に係合する合成樹脂製の横長ブロック状の係合部材46を固定したものである。そして、前記仕切部材8は、図3に示すように、前記係合部材46を前記係合溝26の端部から挿入するとともに、前記開口35に嵌着した前記保持部材15の保持溝40に上方から前脚部42の下端を嵌挿して立起状態に保持する。尚、前記前脚部42の下端部には、左右中央部に下向きに開放したスリット47を形成している。
また、前記棚板7に載置した小物類が側方へ落下するのを防止するために、図3及び図4に示すように、落下防止部材48を、前記係合溝26を利用して棚板7の上面板14の端部に装着している。前記落下防止部材48は、断面略L字形の前後方向に延びた本体部49と、該本体部49の後端に内方へ平面視略L字状に屈曲した取付部50を延設し、更に該取付部50の後部に断面略ヘ字状に係合片51を立ち上げ形成している。そして、前記落下防止部材48の手前を落ち上げた傾斜状態で前記係合片51を前記係合溝26に前方から挿入した後、本体部49を棚板7の上面板14に載置することにより、前記係合片51が係合溝26に係止する。この状態で棚板7の側端まで落下防止部材48をスライド移動させると、前記係合片51が前記仕切部材8の係合部材46に当止するので、側方へ抜け落ちることはないのである。ここで、前記落下防止部材48の本体部49は、前記仕切部材8の傾斜部41の下方に収まり、該仕切部材8との一体感を呈するのである。つまり、前記仕切部材8の横幅と前記落下防止部材48の本体部49の横幅は略一致している。
次に、本発明の棚板下照明装置Aは、図1、図2、図5〜図7に示すように、間隔を隔てて立設した両支柱1,1の係止孔11,…を利用して、若しくは間仕切パネルの目地部に設けた係止孔を利用して、ブラケット6の後端に突設したフック13,…を嵌合係止するとともに、両ブラケット6,6に棚板7の両端部を載置した収納棚であって、前記ブラケットを下縁が前端から後方になるに従い下方へ傾斜した傾斜縁52とし、左右両側のブラケット6の上面に棚板7を載置し、前記傾斜縁52に対応する傾斜板54と後端に立ち上がった後面板55とを有するたカバー部材53を、両ブラケット6,6間で前記棚板7の前後縁に連結して空間部Sを形成し、該空間部S内で前記棚板7の下面に沿った奥部に照明具56を横設するとともに、該照明具56の下方に乳白色の透光板57を水平に保持し、該透光板57の下方に対応する前記カバー部材53の傾斜板54に開口部58を形成したものである。尚、前記棚板7とカバー部材53で下面に傾斜面を有するボックスを構成しているが、他の同等な形状のものでもよい。
更に、前記棚板7の下面奥部に前後一対のガイドレール59,59を並設し、該前後のガイドレール59,59間に前記照明具56を配するとともに、該照明具56の前後に突設したローラ60,…を前記ガイドレール59,59に転動可能に載置して、当該照明具56を横方向移動可能とし、前記透光板57及び開口部58は、前記照明具56の移動軌跡に対応させて横長としている。更に、前記開口部58の後方に横方向に延びたスリット溝61を前記傾斜板54に形成するとともに、前記照明具56の後端部に固定し、下方へ延びた操作レバー62を前記スリット溝61から下方に露出している。従って、照明具56の横方向位置を変えるには、前記操作レバー62を持って横方向へ移動させればよい。
また、本発明の棚板下照明装置Aは、机2と組み合わせて使用することにより、更に利便性が向上する。つまり、前記支柱1,1を机2の後方に立設し、該机2の天板5の直上の棚板7に前記照明具56を組み込み、前記傾斜板54の延長面が、机2に着座した使用者の目の高さよりも低くなるように、前記ブラケット6,6の支柱1への取付高さを設定すれば、机2に着座して作業する使用者の目に、直接照明具56の光の透光板57での散乱光も直接入らないので全く眩しくないのである。
本発明を適用した収納棚の全体側面図である。 同じく収納棚の正面図である。 支柱に棚板をブラケットにより取付けるとともに、仕切部材と落下防止部材を棚板に取付けた状態の部分斜視図である。 同じく要部の分解斜視図である。 本発明の棚板下照明装置の要部を示す断面図である。 同じく棚板下照明装置の正面図である。 机と棚板下照明装置との関係を示す部分断面図である。
符号の説明
1 支柱、 2 机、
3 脚体、 4 脚取付部材、
5 天板、 6 ブラケット、
7 棚板、 8 仕切部材、
9 連結杆、 10 幕板、
11 係止孔、 12 基板、
13 フック、 14 上面板、
15 保持部材、 16 前補強縁、
17 後補強縁、 18 側端板、
19 下面板、 20 スリット孔、
21 開放部、 22 横補強部材、
23 係合孔、 24 当止部材、
25 当止片、 26 係合溝、
27 レール部材、 28 支持レール、
29 受板、 30 前受部、
31 突片、 32 爪片、
33 規制板、 34 爪片、
35 開口、 36 折曲板、
37 立上部、 38 補強片、
39 鍔部、 40 保持溝、
41 傾斜部、 42 前脚部、
43 頂部、 44 後脚部、
45 取付片、 46 係合部材、
47 スリット、 48 落下防止部材、
49 本体部、 50 取付部、
51 係合片、 52 傾斜縁、
53 カバー部材、 54 傾斜板、
55 後面板、 56 照明具、
57 透光板、 58 開口部、
59 ガイドレール、 60 ローラ、
61 スリット溝、 d62 操作レバー、
A 棚板下照明装置。

Claims (5)

  1. 収納棚の棚板や間仕切パネル等の適所に取付ける下面に傾斜面を有するボックスの空間部内に照明具を配置するとともに、該照明具の下方に乳白色の透光板を水平に保持し、該透光板の下方に対応する前記ボックスの傾斜面に開口部を形成してなることを特徴する収納棚における棚板下照明装置。
  2. 間隔を隔てて立設した両支柱の係止孔を利用して、若しくは間仕切パネルの目地部に設けた係止孔を利用して、ブラケットの後端に突設したフックを嵌合係止するとともに、両ブラケットに棚板の両端部を載置した収納棚であって、前記ブラケットを下縁が前端から後方になるに従い下方へ傾斜した傾斜縁とし、左右両側のブラケットの上面に棚板を載置し、前記傾斜縁に対応する傾斜板と後端に立ち上がった後面板とを有するたカバー部材を、両ブラケット間で前記棚板の前後縁に連結して空間部を形成し、該空間部内で前記棚板の下面に沿った奥部に照明具を横設するとともに、該照明具の下方に乳白色の透光板を水平に保持し、該透光板の下方に対応する前記カバー部材の傾斜板に開口部を形成してなることを特徴する収納棚における棚板下照明装置。
  3. 前記棚板の下面奥部に前後一対のガイドレールを並設し、該前後のガイドレール間に前記照明具を配するとともに、該照明具の前後に突設したローラを前記ガイドレールに転動可能に載置して、当該照明具を横方向移動可能とし、前記透光板及び開口部は、前記照明具の移動軌跡に対応させて横長としてなる請求項2記載の収納棚における棚板下照明装置。
  4. 前記開口部の後方に横方向に延びたスリット溝を前記傾斜板に形成するとともに、前記照明具の後端部に固定し、下方へ延びた操作レバーを前記スリット溝から下方に露出してなる請求項3記載の収納棚における棚板下照明装置。
  5. 前記支柱を机の後方に立設し、該机の天板の直上の棚板に前記照明具を組み込み、前記傾斜板の延長面が、机に着座した使用者の目の高さよりも低くなるように、前記ブラケットの支柱への取付高さを設定してなる請求項2〜4何れかに記載の収納棚における棚板下照明装置。
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