JP7355499B2 - 物品載置体の支持構造 - Google Patents

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本発明は、物品載置体の支持構造に関するものである。
オフィスや病院、公共施設、研究施設等の室内空間においては、使用者の執務を効率的に実施可能とするために棚等の什器が設置されている。この種の什器としては、パネル体に棚板が設けられた構成が提案されている。これらの棚板をパネル体に取り付ける方法として、以下の方法が提案されている。
例えば特許文献1には、壁固定部材を介して壁面に固定される2つ以上のブラケットと、ブラケットに着脱可能に取り付けられる棚板と、を有する構成が開示されている。壁固定部材に設けられた穴にネジ等を挿通することにより、壁固定部材が壁面に固定される。また、壁固定部材にはキャップが手前側から被せられることで、その内部(ネジ等)が視認されず、美観が損なわれないとされている。
一方、特許文献2には、什器本体に設けられたスリットに挿入係合される係合フックを有する棚受ブラケットと、スリットと係合フックとの隙間に差し込まれる差し込み突部を備えた抜け止め具と、を有する構成が開示されている。特許文献2に記載の技術によれば、係合フックを落とし込むだけで、係合フックとスリットの間に差し込み突部が挿入され、係合フックの移動をロックできるとされている。
特開2018-121840号公報 特開2018-51203号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、ネジを隠すためのキャップ部材や、ブラケットを固定するための壁固定部材等が必要となり、部品点数が増加するおそれがある。
特許文献2に記載の技術にあっては、ブラケットをロックするための差し込み突部が什器の前面側に露出することにより、前面から見た什器の外観が損なわれるおそれがある。
そこで、本発明は、廉価かつ簡素な方法により、支持ブラケットや物品載置体を什器本体に確実に取り付けるとともに、什器全体の外観の体裁を向上した物品載置体の支持構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の態様に係る物品載置体の支持構造は、什器本体に、物品載置体を支持させる物品載置体の支持構造であって、前記什器本体に備えられ、前後方向に貫通するブラケット挿通孔が形成されたパネル体と、前記ブラケット挿通孔に挿通された支持ブラケットと、を備え、前記支持ブラケットは、後端部が前記パネル体の後方において前記什器本体に固定され、前端部が前記ブラケット挿通孔に挿通される固定部と、前記固定部から前方に延び、前記パネル体から前方に突出するとともに、前記パネル体の前方において前記物品載置体を支持する支持部と、を備え、前記支持部は、前記固定部から前方に延びるとともに、上下方向と交差する第一方向を厚さ方向とする平板状の基部と、前後方向から見て、前記基部から前記第一方向に沿って延び、前記物品載置体が連結される平板状の連結部と、を有し、前記ブラケット挿通孔は、前記前後方向から見て、前記第一方向に直交する第二方向に細長に形成され、前記基部が挿通可能な第一挿通部と、前記第一挿通部に接続され、前記前後方向から見て前記第一方向に細長に形成され、前記連結部が挿通可能な第二挿通部と、を有する。
この構成によれば、支持ブラケットの固定部が、パネル体の後方で什器本体に固定されるので、支持ブラケットと什器本体との接続部分をパネル体の後方に配置できる。これにより、接続部分がパネル体に前方から覆われることになるので、接続部分が前方に露呈するのを抑えることができる。その結果、前方から見た什器の外観の体裁を向上できる。また、接続部分を隠すための部品等が不要となるので、部品点数及びコストを削減できる。また、例えばパネル体の後方においてネジ等の締結具を用いて支持ブラケットを什器本体に固定できるので、フックで引っ掛けてブラケットを固定する従来技術と比較して、確実に支持ブラケットを固定できる。さらに、パネル体の前面にロック用の部材等を設ける必要がないので、支持ブラケットを簡素な構成とすることができる。これにより、什器の前面側から見た物品載置体の支持構造を目立たないように什器に取り付け、什器の外観の体裁を向上できる。
したがって、廉価かつ簡素な方法により、支持ブラケットや物品載置体を什器本体に確実に取り付けるとともに、什器全体の外観の体裁を向上した物品載置体の支持構造を提供できる。
この構成によれば、支持ブラケットの支持部が、互いに交差する平板状の部材により形成されているので、支持部の剛性を確保した上で、支持部の簡素化を図ることができる。また、パネル体のブラケット挿通孔は、基部が挿通可能な第一挿通部と、連結部が挿通可能な第二挿通部と、により構成されている。このように、ブラケット挿通孔の形状を支持部の正面視形状に合わせることにより、ブラケット挿通孔を最小限の大きさに抑えることができる。
よって、物品載置体の支持構造を簡素な構成とし、什器の外観の体裁を向上できる。
上記態様において、前記第一方向は、左右方向であり、前記第二方向は、前記鉛直方向である構成としてもよい。
この構成によれば、支持ブラケット及びブラケット挿通孔の形状が互いに直角な2辺からなるL字状となるので、支持ブラケット及びブラケット挿通孔の加工を容易にできる。
上記態様において、前記固定部の前端部は、前記第一挿通部内に挿通されるとともに、前記基部のみに接続され、前記支持部が前記ブラケット挿通孔を通過し、かつ前記固定部が前記什器本体に固定される前の状態において、前記固定部は、前記第一挿通部内を前記第二方向に移動可能に構成され、前記連結部の後端部は、前記支持部が前記ブラケット挿通孔を通過した後、前記固定部を前記第二方向の一方側に移動させることで、前記パネル体の前面に前方から係止される連結部側係止部を構成する構成としてもよい。
この構成によれば、固定部が基部のみに接続されているので、支持部がブラケット挿通孔を通過した後、固定部と第一挿通部との間の隙間分だけ下方に移動可能となる。これにより、支持部の後端部がパネル体の前面に近接又は当接する。その結果、パネル体に対する支持ブラケットの後方移動が規制され、支持ブラケットを位置決めできる。よって、支持ブラケットを什器本体に固定する際の作業性を向上できる。
上記態様において、前記基部の後端縁は、前記固定部に対して前記第二方向の一方側に突出する基部側係止部を備え、前記基部側係止部は、前記支持部が前記ブラケット挿通孔を通過した後、前記固定部を前記第二方向の一方側に移動させることで、前記パネル体の前面に前方から係止される構成としてもよい。
この構成によれば、支持ブラケットは、連結部側係止部に加えて基部側係止部によってもパネル体に対する移動が制限される。よって、より確実に支持ブラケットを所定の取付位置に位置決めすることができる。
上記態様において、前記物品載置体は、前記前後方向から見て、前記ブラケット挿通孔の少なくとも一部と重なり合った状態で前記支持部に支持される構成としてもよい。
この構成によれば、支持ブラケットに物品載置体が支持された取付状態において、ブラケット挿通孔の露出面積を減少させることができる。よって、取付状態における什器の外観の体裁をより一層向上できる。
上記態様において、前記物品載置体は、前記上下方向を厚さ方向とする平板状に形成されている構成としてもよい。
この構成によれば、物品載置体は平板状に形成されているので、前面から見た什器の外観をシンプルながらも上質な印象の外観とすることができる。また、支持ブラケットと物品載置体との固定を容易に行うことができる。
上記態様において、前記什器本体は、床面に設置されるとともに、前記パネル体を後方から支持する支持構造体を備え、前記固定部は、前記支持構造体に固定されている構成としてもよい。
この構成によれば、固定部を支持構造体に固定することにより、支持ブラケットを安定的に支持できる。また、例えば支持構造体が鉄等の金属材料により形成された場合、より確実に支持ブラケットを支持構造体に固定できる。支持構造体はパネル体の後方に配置されているので、正面から見たときの什器の外観の体裁を向上できる。よって、簡素な方法により、支持ブラケットを確実に取り付けるとともに、什器全体の外観の体裁を向上できる。
本発明に係る態様によれば、廉価かつ簡素な方法により、ブラケットや物品載置体を什器に確実に取り付けるとともに什器全体の外観を向上した物品載置体の支持構造を提供できる。
本発明の第1実施形態における什器(棚)の外観斜視図である。 上記什器の正面図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 図2のIV部拡大図である。 本発明の第1実施形態におけるパネル体の正面図である。 本発明の第1実施形態における支持ブラケットの上面図である。 本発明の第1実施形態における支持ブラケットの側面図である。 取付状態における支持ブラケットの斜視図(第三工程における上記パネル体の斜視図)である。 図8のIX-IX線に沿う断面図(図3のIX部拡大図)である。 第一工程の前の状態における上記パネル体の斜視図である。 図10のXI-XI線に沿う断面図である。 第一工程の前半における上記パネル体の斜視図である。 図12のXIII-XIII線に沿う断面図である。 第一工程の後半における上記パネル体の斜視図である。 図14のXV-XV線に沿う断面図である。 第二工程における上記パネル体の斜視図である。 図16のXVII-XVII線に沿う断面図である。 第2実施形態における支持ブラケットの上面図である。 第3実施形態における物品載置体の正面図である。
(第1実施形態)
(什器)
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における什器1の外観斜視図である。図2は、什器1の正面図である。
図1及び図2に示すように、什器1は、例えば棚である。なお、以下の説明において、前後上下左右等の向きは、水平な床面F(設置面)上に設置された状態の什器1において、什器1から見た正面側を「前」、その逆側を「後」とし、上下左右も什器1から見た向きと同一とする。以下の説明において、上下方向は鉛直方向と一致している。また、図中において、矢印UPは上方を示し、矢印FRは前方を示し、矢印LHは左方を示している。
図1に示すように、什器1は、例えばオフィスや病院、公共施設、研究施設等の室内空間に配置される棚である。什器1には、例えば書類や書籍、実験器具等の物品を収容可能とされている。什器1は、什器本体2と、支持ブラケット4と、物品載置体5と、を備える。
(什器本体)
什器本体2は、収容部21と、パネル体22と、支持構造体3と、を備える。
収容部21は、中空の箱状に形成されている。収容部21の内部には、物品を収容可能とされている。収容部21は、前方を向く一つの面が開口された立方体形状の箱部11と、箱部11の開口を塞ぐ扉12と、により構成されている。扉12は、箱部11の開口を開放状態と閉塞状態との間で開閉可能にしている。具体的に、扉12は2枚設けられている。各扉12は、箱部11の左右の端部に設けられたヒンジ(不図示)等を介して上下方向に沿う軸線回りにそれぞれ回動可能とされている。扉12には、扉12を開閉するための取手13が設けられている。
収容部21の下端には、脚29が設けられている。脚29は、収容部21と床面Fとの間に設けられている。脚29は、床面Fに当接している。脚29は、床面Fに対して収容部21を支持している。
図3は、図2のIII-III線に沿う断面図である。
図3に示すように、パネル体22は、収容部21の上方に設けられている。パネル体22は、収容部21の後端部から上方に延びている。パネル体22は、フロントパネル14と、サイドパネル15と、を有する。
図2に示すように、フロントパネル14は矩形板状に形成されている。フロントパネル14の前方を向く面は取付面24とされている。
図4は、図2のIV部拡大図である。図5は、パネル体22の正面図である。
図4及び図5に示すように、パネル体22(フロントパネル14)には、ブラケット挿通孔25が形成されている。ブラケット挿通孔25は、フロントパネル14を前後方向に貫通している。ブラケット挿通孔25は、前後方向から見てL字状に形成されている。具体的に、ブラケット挿通孔25は、第一挿通部27と、第二挿通部28と、を有する。第一挿通部27は、上下方向(請求項における第二方向)を長手方向とする長孔状に形成されている。第二挿通部28は、左右方向(請求項における第一方向)を長手方向とする長孔状に形成されている。第一挿通部27と第二挿通部28とはそれぞれの端部において接続されている。図4に示すように、ブラケット挿通孔25は、前後方向に段差状に形成されている(図9も参照)。
図5に示すように、ブラケット挿通孔25は、左右方向に一対設けられている。一対のブラケット挿通孔25は、それぞれL字状の開口が互いに内側を向くようにして左右対称に設けられている。本実施形態において、一対のブラケット挿通孔25が上下方向に間隔をあけて複数(例えば、二対)設けられている。
図2及び図3に示すように、サイドパネル15は、フロントパネル14の左右両端部に設けられている。サイドパネル15は、フロントパネル14の背面から後方に向かって突出している。サイドパネル15は、フロントパネル14の左右の端部においてそれぞれ上下方向に延びている。サイドパネル15の後端面は、収容部21の後端面と面一に配置されている。什器1が設置された設置状態において、サイドパネル15は、例えば室内の壁(不図示)に近接又は当接している。
図3に示すように、支持構造体3は、収容部21及びパネル体22の後方に設けられている。支持構造体3は、床面Fに設置されるとともに、パネル体22を後方から支持している。支持構造体3は、縦枠33と、横枠34と、アジャスタ35と、を有する。
縦枠33は、左右に一対設けられている(図2も参照)。縦枠33は、上下方向に延びている。縦枠33は、収容部21の一部を貫通することにより、収容部21よりも上方に突出している。図2に示すように、横枠34は、縦枠33間を接続している。横枠34は、上下方向に間隔をあけて2本設けられている。縦枠33及び横枠34は、例えば角パイプである。一対の縦枠33,33及び2本の横枠34,34により、支持構造体3は矩形枠状に形成されている。
アジャスタ35は、一対の縦枠33の下端に取り付けられている。アジャスタ35は、床面Fに当接している。アジャスタ35は、床面Fに対して支持構造体3を支持している。
このように構成された支持構造体3は、例えばボルト等の締結具により収容部21やパネル体22に固定されている。支持構造体3の前後方向の幅寸法は、パネル体22のサイドパネル15の前後方向の幅寸法以下とされている(図3参照)。このように、左右方向から見て支持構造体3がサイドパネル15により覆われることで、支持構造体3が外部に露呈するのを抑制できる。
図4に示すように、支持構造体3は、ブラケット取付孔31を有する。ブラケット取付孔31は縦枠33に設けられている。ブラケット取付孔31は、縦枠33の左右方向内側の側面に形成されている。支持構造体3が収容部21及びパネル体22に取り付けられた状態において、ブラケット取付孔31は、パネル体22に設けられた各ブラケット挿通孔25の下方に2個ずつ設けられている。本実施形態において、ブラケット取付孔31は8個設けられている。
(支持ブラケット)
図6は、支持ブラケット4の上面図である。図7は、支持ブラケット4の側面図である。
支持ブラケット4は、板金等の板部材を折り曲げることにより前後方向から見て断面L字状に形成されている。支持ブラケット4は、前後方向に延びている。図3に示すように、支持ブラケット4は、パネル体22(ブラケット挿通孔25)を前後方向に貫通するとともに什器本体2に固定される。支持ブラケット4が什器本体2に取り付けられた取付状態において、支持ブラケット4は、パネル体22の前方に突出している。本実施形態において、パネル体22には、上述したブラケット挿通孔25に対応して4個の支持ブラケット4が取り付けられている。支持ブラケット4は、支持部41と、固定部42と、を有する。
図8は、取付状態における支持ブラケット4を斜め下方から見た斜視図である。図9は、図8のIX-IX線に沿う断面図である。
図8及び図9に示すように、支持部41は、取付状態においてパネル体22の取付面24よりも前方に位置している。支持部41は、正面から見て断面L字状に形成されている。支持部41は、支持ブラケット4が什器本体2に取り付けられる取付工程において、パネル体22のブラケット挿通孔25にパネル体22の後方から挿入される。支持部41は、基部43と、連結部44と、係止部40と、を有する。
基部43は、左右方向を厚さ方向とする平板状に形成されている。基部43は、左右方向から見て、前後方向に細長に形成された矩形状である。基部43の前方には傾斜部46が形成されている。傾斜部46は、支持ブラケットの前部から後部へ向かうにつれて基部43の上下方向の幅寸法が増大するように形成されている。基部43は、取付工程において、パネル体22の第一挿通部27に挿通される。基部43の上下方向の長さは、第一挿通部27の長手方向(上下方向)の長さ(最小寸法)よりも短い。
連結部44は、基部43の上端から左右方向の内側(左右方向でパネル体22の中心に向かう方向)に向かって延びている。連結部44は、上下方向を厚さ方向とする平板状に形成されている。図6に示すように、連結部44は、上下方向から見て、前後方向を長手方向とする矩形状に形成されている。本実施形態において、連結部44は、基部43のうち、前端部を除く全域に亘って形成されている。但し、連結部44は、基部43の上端縁のうち少なくとも一部に形成されていればよい。
連結部44には、取付孔47が形成されている。取付孔47は、前後方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2個)設けられている。取付孔47は、連結部44を上下方向に貫通している。連結部44は、取付工程において、パネル体22の第二挿通部28に挿通される。連結部44の左右方向の長さ寸法は、第二挿通部28の長手方向(左右方向)の長さ寸法よりも小さい。
図9に示すように、固定部42は、取付状態においてパネル体22の取付面24よりも後方に位置している。固定部42は、基部43の後端から後方に延びている。固定部42は、平板状に形成されている。固定部42は、左右方向から見てL字状に形成されている。固定部42は、接続部45と、延設部49と、を有する。
接続部45は、固定部42の前部に位置している。取付状態において、接続部45は、パネル体22(第一挿通部27)の内部に配置されている。接続部45の下端は、基部43の下端よりも上方に位置している。接続部45の前後方向の幅寸法は、パネル体22の厚みよりも大きい。接続部45の上下方向の幅寸法は、支持部41の基部43における上下方向の幅寸法よりも小さい。これにより、支持部41がブラケット挿通孔25を通過し、かつ固定部42が縦枠33に取り付けられる前の状態において、接続部45は、第一挿通部27内を上下方向にスライド可能とされている。
延設部49は、固定部42の後部に位置している。延設部49は、接続部45の後端から下方に向かって延設されている。取付状態において、延設部49は、パネル体22よりも後方に位置している。
延設部49には、固定孔48が形成されている。固定孔48は、上下方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2個)設けられている。固定孔48は、延設部49を左右方向に貫通している。固定孔48は、左右方向から見て、支持構造体3のブラケット取付孔31と重なるように配置されている。固定孔48及びブラケット取付孔31にボルト61を挿入することにより、支持構造体3に支持ブラケット4が固定される。換言すれば、支持ブラケット4は、パネル体22の後方位置において支持構造体3に固定される。
図6及び図7に示すように、係止部40は、基部側係止部40aと、連結部側係止部40bと、を有する。
基部側係止部40aは、基部43の後端縁のうち、接続部45よりも下方に位置する部分である。図9に示すように、基部側係止部40aは、取付状態において、パネル体22の取付面24のうち、第一挿通部27よりも下方に位置する部分に近接又は当接している。
図7に戻って、連結部側係止部40bは、連結部44の後端縁である。図9に示すように、連結部側係止部40bは、取付状態において、パネル体22の取付面24のうち、第二挿通部28よりも下方に位置する部分に近接又は当接している。
(物品載置体)
図1に戻って、物品載置体5は、一対の支持ブラケット4間に架け渡されている。具体的に、物品載置体5の左右両端部が、一対の支持ブラケット4の連結部44の上面にそれぞれ載置されている。物品載置体5は、上下方向を厚さ方向とする平板状に形成されている。図8に示すように、物品載置体5は、支持ブラケット4の取付孔47に挿入されたボルト62により、支持ブラケット4に固定されている。物品載置体5の上面は、物品載置面51とされている。物品載置面51には、物品が載置可能とされている。
図4に示すように、支持ブラケット4に物品載置体5が支持された状態において、物品載置体5は、前後方向から見て、パネル体22に形成されたブラケット挿通孔25の一部と重なり合うように配置されている。具体的に、物品載置体5は、前後方向から見て第二挿通部28の全体及び第一挿通部27の一部を覆っている。ここで、第一挿通部27の上下方向の長さ寸法は、基部43の上下方向の長さ寸法よりも大きく、かつ基部43と物品載置体5を合わせた上下方向の高さ寸法よりも小さい。第一挿通部27の残りの一部は、支持ブラケット4により覆われている。これにより、物品載置体5を設置した状態において、使用者からブラケット挿通孔25が視認されない。
(物品載置体の支持構造)
物品載置体の支持構造10は、什器1に設けられ、前面が取付面24とされたパネル体22に、上面が物品載置面51とされた物品載置体5を支持する物品載置体の支持構造10である。本実施形態において、物品載置体の支持構造10は、パネル体22と、支持構造体3と、支持ブラケット4と、物品載置体5と、を含んでいる。
(什器の組立方法)
次に、什器1の組立方法について説明する。以下の説明では、パネル体22に支持ブラケット4及び物品載置体5を組み付ける方法について説明する。
什器1の組立方法は、ブラケット挿通孔25に支持ブラケット4を挿入する第一工程と、支持ブラケット4を固定する第二工程と、支持ブラケット4の上面に物品載置体5を配置する第三工程と、を含む。
図10は、第一工程が行われる前の状態におけるパネル体22を斜め下方から見た斜視図である。図11は、図10のXI-XI線に沿う断面図である。
図10に示すように、第一工程の前の状態において、パネル体22にはブラケット挿通孔25が形成されている。
図12は、第一工程の前半におけるパネル体22の斜視図である。図13は、図12のXIII-XIII線に沿う断面図である。図14は、第一工程の後半におけるパネル体22の斜視図である。図15は、図14のXV-XV線に沿う断面図である。
第一工程では、ブラケット挿通孔25に支持ブラケット4を挿入する。まず、図12及び図13に示すように、支持ブラケット4の支持部41を前方に配置し、固定部42を後方に配置した状態で、パネル体22の後方からブラケット挿通孔25に支持ブラケット4を挿入する。このとき、支持部41の基部43が第一挿通部27に挿入され、連結部44が第二挿通部28に挿入される。次に、図14及び図15に示すように、支持部41の後端がブラケット挿通孔25を通過するまで支持ブラケット4を前方へ向かって差し込む。このようにして、取付面24よりも前方に支持部41を配置し、取付面よりも後方に固定部42を配置する。この状態で、ブラケット挿通孔25内には、第一挿通部27に接続部45のみが配置される。これにより、支持ブラケット4が第一挿通部27の上下方向の寸法範囲内でスライド可能となる。
図16は、第二工程におけるパネル体22の斜視図である。図17は、図16のXVII-XVII線に沿う断面図である。
第二工程では、第一工程の後、支持ブラケット4の位置決めを行うとともに、支持ブラケット4を支持構造体3に固定する。具体的には、まず、第一工程においてパネル体22に差し込まれた支持ブラケット4を、ブラケット挿通孔25に対して下方へ移動させる。ここで、支持ブラケット4の接続部45の下端は、基部43の下端よりも上方に位置している。このため、支持ブラケット4をブラケット挿通孔25に差し込むと、基部43の下端と接続部45の下端との段差分だけ支持ブラケット4が下方へ移動する。支持ブラケット4が下方へずれることにより、図16に示すように、連結部44が第二挿通部28と前後方向から見て重ならない位置まで移動する。この状態において、係止部40が前方からパネル体22に近接又は当接することにより、パネル体22に対する支持ブラケット4の後方への移動が制限される。さらに、固定部42は延設部49を有するので、延設部49がパネル体の背面に当接することにより、支持ブラケット4の前方への移動が制限される。
次に、支持ブラケット4の固定孔48と、支持構造体3に設けられたブラケット取付孔31と、の孔位置が重なるように支持ブラケット4を位置決めする。その後、固定孔48及びブラケット取付孔31にボルト(図9参照)を挿入することにより、支持ブラケット4を支持構造体3に締結固定する。
図8は、第三工程における上記パネル体の斜視図である。図9は、図8のIX-IX線に沿う断面図である。
第三工程では、支持ブラケット4の上面に物品載置体5を配置する。具体的に、まず、左右一対の支持ブラケット4の間を跨るように物品載置体5を載置する。その後、支持ブラケットの連結部44に設けられた取付孔47にボルト62を挿入することにより、支持ブラケット4と物品載置体5とを締結固定する。なお、物品載置体5には予め取付孔47に対応する位置に雌ねじが形成されていてもよいし、ビス等により物品載置体5に穿孔しながら締結してもよい。
上述した第一工程から第三工程を経ることにより、パネル体22に支持ブラケット4及び物品載置体5が取り付けられた什器1を製造できる。
(作用、効果)
次に、上述した物品載置体の支持構造10の作用、効果について説明する。
本発明の態様に係る物品載置体の支持構造10によれば、支持ブラケット4の固定部42が、パネル体22の後方で什器本体2に固定されるので、支持ブラケット4と什器本体2との接続部分をパネル体22の後方に配置できる。これにより、接続部分がパネル体22に前方から覆われることになるので、接続部分が前方に露呈するのを抑えることができる。その結果、前方から見た什器1の外観の体裁を向上できる。また、接続部分を隠すための部品等が不要となるので、部品点数及びコストを削減できる。また、例えばパネル体22の後方においてネジ等の締結具を用いて支持ブラケット4を什器本体2に固定できるので、フックで引っ掛けてブラケットを固定する従来技術と比較して、確実に支持ブラケット4を固定できる。さらに、パネル体22の前面にロック用の部材等を設ける必要がないので、支持ブラケット4を簡素な構成とすることができる。これにより、什器1の前面側から見た物品載置体の支持構造10を目立たないように什器1に取り付け、什器1の外観の体裁を向上できる。
したがって、廉価かつ簡素な方法により、支持ブラケット4や物品載置体5を什器本体2に確実に取り付けるとともに、什器1全体の外観の体裁を向上した物品載置体の支持構造10を提供できる。
支持ブラケット4の支持部41が、互いに交差する平板状の部材により形成されているので、支持部41の剛性を確保した上で、支持部41の簡素化を図ることができる。また、パネル体22のブラケット挿通孔25は、基部43が挿通可能な第一挿通部27と、連結部44が挿通可能な第二挿通部28と、により構成されている。このように、ブラケット挿通孔25の形状を支持部41の正面視形状に合わせることにより、ブラケット挿通孔25を最小限の大きさに抑えることができる。
よって、物品載置体の支持構造10を簡素な構成とし、什器1の外観の体裁を向上できる。
支持ブラケット4及びブラケット挿通孔25の形状が互いに直角な2辺からなるL字状となるので、支持ブラケット4及びブラケット挿通孔25の加工を容易にできる。
固定部42が基部43のみに接続されているので、支持部41がブラケット挿通孔25を通過した後、固定部42と第一挿通部27との間の隙間分だけ下方に移動可能となる。これにより、支持部41の後端部がパネル体22の前面に近接又は当接する。その結果、パネル体22に対する支持ブラケット4の後方移動が規制され、支持ブラケット4を位置決めできる。よって、支持ブラケット4を什器本体2に固定する際の作業性を向上できる。
基部43の後端縁は、基部側係止部40aを備えるので、支持ブラケット4は、連結部側係止部40bに加えて基部側係止部40aによってもパネル体22に対する移動が制限される。よって、より確実に支持ブラケット4を所定の取付位置に位置決めすることができる。
物品載置体5は、前方から見た正面視において、ブラケット挿通孔25の少なくとも一部と重なり合った状態で支持部41に支持されるので、支持ブラケット4に物品載置体5が支持された取付状態において、ブラケット挿通孔25の露出面積を減少させることができる。よって、取付状態における什器1の外観の体裁をより一層向上できる。
物品載置体5は平板状に形成されているので、前面から見た什器1の外観をシンプルながらも上質な印象の外観とすることができる。また、支持ブラケット4と物品載置体5との固定を容易に行うことができる。
また、固定部42を支持構造体3に固定することにより、支持ブラケット4を安定的に支持できる。また、例えば支持構造体3が鉄等の金属材料により形成された場合、より確実に支持ブラケット4を支持構造体3に固定できる。支持構造体3はパネル体22の後方に配置されているので、正面から見たときの什器1の外観の体裁を向上できる。よって、簡素な方法により、支持ブラケット4を確実に取り付けるとともに、什器1全体の外観の体裁を向上できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。本実施形態では、支持ブラケット4がパネル体22に締結固定されている点で上述した実施形態と相違している。
図18は、本発明の第2実施形態における支持ブラケット204及びパネル体22の上面図である。以下の説明において、上述した第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。また、図18に記載された以外の構成に係る符号については、適宜図1から図17を参照されたい。
本実施形態において、支持ブラケット204の固定部242は、接続部45と、延設部249と、を有する。延設部249は、接続部45の後端から左右方向の外側(左右方向でパネル体22の中心から離間する方向)へ向かって延びている。延設部249には、固定孔248が形成されている。固定孔248は、延設部249を前後方向に貫通している。支持ブラケット204がパネル体22に取り付けられた状態において、延設部249の前方を向く面は、パネル体22の背面に当接している。この状態で固定孔248にボルト280を挿入することにより、パネル体22に支持ブラケット204が締結固定されている。
本実施形態によれば、第1実施形態と同等の作用、効果を奏することに加え、パネル体22に支持ブラケット204を直接固定できるので、支持構造体3の配置の自由度を向上できる。また、支持構造体3を設けない構成とした場合であっても支持ブラケット4を固定できる。よって、什器1の部品点数を削減できる。
なお、延設部249は、接続部45の後端から左右方向の内側へ向かって延びていてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態について説明する。本実施形態では、物品載置体5の支持方法が上述した実施形態と相違している。
図19は、第3実施形態における物品載置体5の正面図である。
本実施形態において、支持ブラケット304は、基部343と、連結部344と、を有する。図19に示すように、正面から見て、基部343は、上下方向に延びている。連結部344は、基部343よりも下方に位置している。連結部344は、基部343の下端から左右方向の内側に向かって延びている。基部343及び連結部344により、支持ブラケット304は、断面L字状に形成されている。左右に一対設けられた支持ブラケット304,304は、L字状の開口が互いに向かい合うように配置されている。
物品載置体5は、連結部344の上面に載置されている。物品載置体5の左右方向を向く側面352は、支持ブラケット304の基部343にそれぞれ当接している。
本実施形態によれば、物品載置体5の左右方向を向く側面352が基部343に当接することにより、物品載置体5の左右方向の移動が制限される。これにより、基部343により物品載置体5の左右方向の位置決めができる。また、支持ブラケット304の基部343及び連結部344が物品載置体5に沿うように配置されるので、外観を簡素化できる。よって、物品載置体5を什器1に確実に取り付けるとともに什器1の外観を向上した物品載置体の支持構造10を提供できる。
なお、支持ブラケット304と物品載置体5とがボルト等により締結される構成としてもよい。この場合、より確実に物品載置体5を支持できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、支持ブラケット4と物品載置体5とは一体化されていてもよい。この場合、支持ブラケット4をパネル体22の前面からブラケット挿通孔25に挿入する構成としてもよい。
前後方向から見たブラケット挿通孔25及び支持ブラケット4の形状は、例えばT字状やX字状、円形状等、L字状以外の形状に形成されていてもよい。
本実施形態において、係止部40は、基部側係止部40a及び連結部側係止部40bを有する構成としたが、これに限られない。係止部40は、基部側係止部40a及び連結部側係止部40bのいずれか一方を有する構成としてもよい。
第一挿通部27は、上下方向と交差する方向を長手方向とする長孔状に形成されていてもよい。第二挿通部28は、左右方向と交差する方向を長手方向とする長孔状に形成されていてもよい。第一挿通部27と第二挿通部28とのなす角度は、例えば鈍角や鋭角となるように形成されていてもよい。この場合、支持ブラケット4における基部43と連結部44とのなす角度は、第一挿通部27と第二挿通部28とのなす角度に合わせて形成されるのが好ましい。
物品載置体5は、平板状以外の形状に形成されていてもよい。例えば、物品載置体5の前端や後端が上方に突出した縁部を備えていてもよい。また、物品載置体5は、前後方向から見てV字状や曲線状に形成されていてもよい。
また、物品載置体5の段数は上述の実施形態に限られない。
物品載置体5は、支持ブラケット4の下方に配置されていてもよい。
本実施形態において、物品載置体5は、支持ブラケット4にボルト等の締結具により固定される構成としたが、物品載置体5を支持ブラケット4に固定する方法はこれに限られない。例えば、物品載置体5に支持ブラケット4が挿通可能な溝等を設け、支持ブラケット4に対して物品載置体5が差し込まれて固定される構成としてもよい。
本態様の物品載置体の支持構造10は、例えば机やホワイトボード、パーテーション等、棚以外の什器1にも適用可能である。また、物品載置体5は、例えばホワイトボードの粉受け等であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
2 什器本体
3 支持構造体
4 支持ブラケット
5 物品載置体
10 物品載置体の支持構造
22 パネル体
25 ブラケット挿通孔
27 第一挿通部
28 第二挿通部
40a 基部側係止部
40b 連結部側係止部
41 支持部
42 固定部
43 基部
44 連結部

Claims (7)

  1. 什器本体に、物品載置体を支持させる物品載置体の支持構造であって、
    前記什器本体に備えられ、前後方向に貫通するブラケット挿通孔が形成されたパネル体と、
    前記ブラケット挿通孔に挿通された支持ブラケットと、
    を備え、
    前記支持ブラケットは、
    後端部が前記パネル体の後方において前記什器本体に固定され、前端部が前記ブラケット挿通孔に挿通される固定部と、
    前記固定部から前方に延び、前記パネル体から前方に突出するとともに、前記パネル体の前方において前記物品載置体を支持する支持部と、
    を備え、
    前記支持部は、
    前記固定部から前方に延びるとともに、上下方向と交差する第一方向を厚さ方向とする平板状の基部と、
    前後方向から見て、前記基部から前記第一方向に沿って延び、前記物品載置体が連結される平板状の連結部と、
    を有し、
    前記ブラケット挿通孔は、
    前記前後方向から見て、前記第一方向に直交する第二方向に細長に形成され、前記基部が挿通可能な第一挿通部と、
    前記第一挿通部に接続され、前記前後方向から見て前記第一方向に細長に形成され、前記連結部が挿通可能な第二挿通部と、
    を有することを特徴とする物品載置体の支持構造。
  2. 前記第一方向は、左右方向であり、
    前記第二方向は、前記上下方向であることを特徴とする請求項1に記載の物品載置体の支持構造。
  3. 前記固定部の前端部は、前記第一挿通部内に挿通されるとともに、前記基部のみに接続され、
    前記支持部が前記ブラケット挿通孔を通過し、かつ前記固定部が前記什器本体に固定される前の状態において、前記固定部は、前記第一挿通部内を前記第二方向に移動可能に構成され、
    前記連結部の後端部は、前記支持部が前記ブラケット挿通孔を通過した後、前記固定部を前記第二方向の一方側に移動させることで、前記パネル体の前面に前方から係止される連結部側係止部を構成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の物品載置体の支持構造。
  4. 前記基部の後端縁は、前記固定部に対して前記第二方向の一方側に突出する基部側係止部を備え、
    前記基部側係止部は、前記支持部が前記ブラケット挿通孔を通過した後、前記固定部を前記第二方向の一方側に移動させることで、前記パネル体の前面に前方から係止されることを特徴とする請求項3に記載の物品載置体の支持構造。
  5. 前記物品載置体は、前記前後方向から見て、前記ブラケット挿通孔の少なくとも一部と重なり合った状態で前記支持部に支持されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の物品載置体の支持構造。
  6. 前記物品載置体は、前記上下方向を厚さ方向とする平板状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の物品載置体の支持構造。
  7. 前記什器本体は、床面に設置されるとともに、前記パネル体を後方から支持する支持構造体を備え、
    前記固定部は、前記支持構造体に固定されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の物品載置体の支持構造。
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