JP4450669B2 - 棚板受体 - Google Patents

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本発明は、スーパーの商品陳列棚等に用いられる棚板受体に関するものである。
スーパーの商品陳列棚は、左右方向に間隔をおいて設けた支柱の前面に棚板を支持するブラケットの係止孔を高さ方向に複数設けてあり、係止孔に係止してブラケットを支柱の任意の高さに取付け、左右のブラケット間に棚板を横架して構成してある。棚板は、主にスチール製、木製、ガラス製の三種類の材質のものが用いられる。図11(a)は、スチール製の棚板の一般的な受け方を示しており、棚板90aは薄い鉄板から下方が開放する浅い箱形に形成され、上面壁の側部に切り起しによって位置決め用の突片91を下向きに設けてあり、ブラケット92aは棚板の側部に収容して棚板を支持し、棚板の突片91をブラケットの係止溝93に係止して棚板が位置決めされる。図11(b)は、木製の棚板の一般的な受け方を示しており、ブラケット92bは上縁部を折り曲げてアングル状に形成され、ブラケットの棚板載置部には棚位置決め用の突起94を有し、その突起を棚板裏面に形成した穴95に差し込んで棚板90bを位置決めしている。図11(c)は、ガラス製棚板の一般的な受け方を示しており、左右のブラケット92c間に滑り止めの付いた棚受けバー96を横架し、ブラケット92c及び棚受けバー96上にガラス製棚板90cを載置し、ブラケットの先端部には突起97が形成してあって、棚板90cの前縁が突起97に係止する。ガラス製、木製の棚板用のブラケットは、スチール製の棚板を載置しようとすると、棚板載置部から突出して設けてある突起が邪魔になって載置できない。
特許文献1には、ブラケットの先端に棚板を係止する係止突起を着脱自在に設けたものが記載されている。しかしこのブラケットは、係止突起を取り外した状態では使用できず、上述の多種類の棚板に対応できるものではなく、また、係止突起が曲がったり抜けたりするおそれがあり、棚板を係止する力も弱いと予想される。
特表2004−503322号公報
このように従来は、棚板の種類ごとにその受け方が異なるため、各種類ごとに異なった形状のブラケットを製作しなければならず、ブラケットの製作、在庫管理が煩雑となっている。また、既存の棚の棚板を別の種類のものに交換する場合に、ブラケットも合わせて交換しなければならないため、費用が嵩む。本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであって、棚板の種類が異なってもブラケットを共通して使用できる棚板受体の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために本発明の棚板受体は、複数の支柱と、棚板を受ける複数のブラケットとを備え、支柱は、高さ方向に複数の係止孔を有し、ブラケットは、後端部に係止爪を、中間部に棚板載置部を備え、先端部に係止突起を軸着してあり、棚板載置部は、棚板の係止片と係止する係止溝が設けてあり、係止突起は、棚板載置部の上方位置と下方位置の間で回転し且つ上方位置で棚板前縁と当接又は棚板下面に設けられた係止穴に嵌入して棚板を係止し、下方位置で棚板載置部の下方に位置するものであり、ブラケットは、支柱の係止孔に係止爪を係止して取付けてあることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、係止突起は、左右方向の軸でブラケットに軸着してあり、ブラケットに係止して上方位置から前側に回転するのを規制するストッパーを一体に有していることを特徴とする。
請求項1記載の発明による棚板受体は、ブラケット先端部に棚板を係止する係止突起を棚板載置部の上方位置と下方位置の間で回転自在に軸着して備え、棚板載置部に棚板の係止片と係止する係止溝を設けてあるので、木製やガラス製の棚板を載置する場合には係止突起を上方位置にして棚板を係止突起に係止することで棚板の移動を規制でき、また、スチール製の棚板やブラケットより大きな棚板を載置する場合には係止突起を下方位置にして棚板の係止片を係止溝に係止できるので、共通のブラケットに何れの棚板でも載置できる。ブラケットを共通化することで、ブラケットの生産、在庫管理が容易となり、コスト削減にも繋がる
請求項2記載の発明によれば、ブラケット先端部の構成を簡素化すると共に、係止片の強度アップを図ることができる。また、係止突起に一体のストッパーを有することにより、係止突起を上方位置まで回転することでストッパーがブラケットに係止し、それ以上の係止突起の前側への回転を規制することができ、係止突起を上方位置から後側へ回転させることでストッパーを解除することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図10は、本発明の棚板受体の一実施形態であって、スーパーの商品陳列棚に応用した場合を示している。この商品陳列棚は、台座部20から起立する背板部21に、複数本の支柱1が左右方向に間隔をおいて鉛直に設けられ、各支柱の前面に設けた係止孔3にブラケット2を係止して取付け、左右のブラケット2に跨って棚板9を載置するもので、棚板9の段数及び高さは適宜変更できる。このブラケット2には、木製、ガラス製、スチール製の、3種類の棚板9a,9b,9cを載置できるようになっている。支柱1は、前面にスリット状の係止孔3を高さ方向に複数設けてある。
ブラケット2は、金属の板をレーザーカット等により切断して形成され、図1に示すように、後端部に支柱の係止孔3に係止する係止爪4を備え、係止爪4を係止孔3に係止して支柱1に段階的に高さを変えて取付けできる。ブラケット2は、中間部に棚板載置部5を有しており、棚板載置部5には、スチール製の棚板9cを載置する際に該棚板の係止片7を係止して位置決めするための係止溝8と、ガラス製の棚板9bを載置する場合に棚受けバー18の端部が係止する凹部11とを、それぞれ前後方向に間隔をおいて複数設けてある。ブラケット2の先端部には、係止突起6を左右方向に貫通するリベット12で軸着して棚板載置部5から突出自在に設けてある。係止突起6は、下部側に側方に突出するストッパー14を有している。ブラケット2の先端部は円弧状に形成され、下方側に溝状の被係止部15を設けてある。係止突起6は、棚板載置部5から上方に突出する上方位置では、図2に示すように、ストッパー14がブラケットの被係止部15に係止して、前側への回転が規制される。係止突起6は、この状態から後側には回転させることができ、図3に示すように、棚板載置部5の下方位置まで回転できる。
図4と図5は、このブラケット2に木製の棚板9aを載置する場合を示しており、このときは係止突起6を上方位置にして使用する。棚板9aは、下面側の側部に前後方向に溝16が形成してあると共に、その溝16の前側端部に穴17を形成してある。棚板9aは、前記溝16にブラケットの棚板載置部5が嵌合し、且つ前記穴17にブラケットの係止突起6を挿入し、位置決めした状態でブラケット2に支持される。
図6と図7は、ブラケット2にガラス製の棚板9bを載置する場合を示しており、このときも係止突起6を上方位置にして使用する。左右のブラケット2,2間には、棚受けバー18を、その端部の係止部19を棚板載置部の凹部11に係止して横架してある。棚受けバー18の上面には滑り止め(図示省略)を有している。棚板9bは、ブラケットの棚板載置部5及び棚受けバー18上に載置され、前縁が係止突起6に係止し、棚板9bが前側に移動するのを規制している。
図8と図9は、ブラケット2にスチール製の棚板9cを載置する場合を示しており、このときは係止突起6を下方位置にして使用する。棚板9cは、薄い鉄板から下方が開放した浅い箱形に形成され、ブラケット2を両側部に収容する形でブラケット2に支持される。棚板9cには、上面壁から下方に突出して係止片7を設けてあり、係止片7をブラケットの係止溝8に係止して棚板9cが位置決めされる。係止片7を前側の係止溝8に係止して棚板9cを図8の状態よりも前に出してブラケット2に取付けることもでき、その場合には棚板9cの後壁と棚の背面板との間の隙間から電源コード等を通すことができる。係止片7は、棚板9cの上面壁を切り起こして形成してもよいし、別体に設けた係止片7を棚板に溶接して設けてもよい。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、各部の形態は自由に設計できる。棚板の形態、ブラケットの棚板の受け方も上記実施形態に限定されず、ブラケットの係止突起と係止溝の両方で棚板を係止してもよい。係止突起は、前後方向の軸でブラケットに軸着してもよい。上方位置にある係止突起が前側に回転するのを規制するストッパーは、ブラケット側に例えばピンを打ち込む等して形成してもよい。本発明の棚板受体は、スーパーの商品陳列棚に限らず、本棚、飾り棚など種々の棚に利用でき、支柱を部屋の壁に直接固定するものであってもよい。
本発明の棚板受体の一実施形態を示す側面図である。 ブラケット先端部を拡大して示す平面図と側面図である。 係止突起を下方位置に回転させた状態を示すブラケット先端部の側面図である。 ブラケットに木製の棚板を載置した状態を示す棚板前後方向の縦断面図である。 同じく木製の棚板を載置した状態を示す棚板左右方向の縦断面図である。 ブラケットにガラス製の棚板を載置した状態を示す棚板前後方向の縦断面図である。 同じくガラス製の棚板を載置した状態を示す正面図である。 ブラケットにスチール製の棚板を載置した状態を示す棚板前後方向の縦断面図である。 同じくスチール製の棚板を載置した状態を示す棚板左右方向の縦断面図である。 本発明の棚板受体を適用した商品陳列棚の正面図である。 従来の棚板のブラケットへの受け方を示す斜視図であって、(a)はスチール製棚板の場合、(b)は木製棚板の場合、(c)はガラス製棚板の場合を示している。
符号の説明
1 支柱
2 ブラケット
3 係止孔
4 係止爪
5 棚板載置部
6 係止突起
7 係止片
8 係止溝
9 棚板
9a 木製棚板
9b ガラス製棚板
9c スチール製棚板
12 リベット(軸)
14 ストッパー

Claims (2)

  1. 複数の支柱と、棚板を受ける複数のブラケットとを備え、支柱は、高さ方向に複数の係止孔を有し、ブラケットは、後端部に係止爪を、中間部に棚板載置部を備え、先端部に係止突起を軸着してあり、棚板載置部は、棚板の係止片と係止する係止溝が設けてあり、係止突起は、棚板載置部の上方位置と下方位置の間で回転し且つ上方位置で棚板前縁と当接又は棚板下面に設けられた係止穴に嵌入して棚板を係止し、下方位置で棚板載置部の下方に位置するものであり、ブラケットは、支柱の係止孔に係止爪を係止して取付けてあることを特徴とする棚板受体。
  2. 係止突起は、左右方向の軸でブラケットに軸着してあり、ブラケットに係止して上方位置から前側に回転するのを規制するストッパーを一体に有していることを特徴とする請求項1記載の棚板受体。
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