JP2007151695A - 棚板とブラケットとの連結構造 - Google Patents
棚板とブラケットとの連結構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007151695A JP2007151695A JP2005348569A JP2005348569A JP2007151695A JP 2007151695 A JP2007151695 A JP 2007151695A JP 2005348569 A JP2005348569 A JP 2005348569A JP 2005348569 A JP2005348569 A JP 2005348569A JP 2007151695 A JP2007151695 A JP 2007151695A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- shelf
- side plate
- plate
- shelf board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Abstract
【解決手段】棚板5における面板6の側端より垂下する側板7と、その内方に対向するようにして配設され、かつ後端に設けた係止部4を、支柱に係止することにより、棚板5を支柱1に支持するようにしたブラケット3との前部と後部との対向面のいずれか一方に突出部8、9を、かつ他方に、突出部8、9が係合するようにした係合孔10、11を設け、棚板5に、ブラケット3の中間部が、側板7の内面に接触するかまたは近接する位置から内方に移動するのを阻止する阻止手段Bである押え片12を設ける。
【選択図】図3
Description
しかし、このような陳列棚は、ブラケットと棚板とが分離されているため、棚の組立に時間を要するとともに、棚を分解したとき、ブラケットを紛失し易く、また、数種類の棚を同時に分解したとき、種類の異なる棚のブラケットや棚板が混在し、次の組み立て時に、対応するブラケットを探す手間が増え、作業が煩雑となる。
そこで、ブラケットと棚板とを、蝶番構造により、互いに連結した折畳可能な棚板も提案されている(特許文献1参照)。
(1)棚板における面板の側端より垂下する側板と、その内方に対向するようにして配設され、かつ後端に設けた係止部を、支柱に係止することにより、棚板を支柱に支持するようにしたブラケットとの前部と後部との対向面のいずれか一方に突出部を、かつ他方に、前記突出部が係合するようにした係合孔を設け、前記棚板に、前記ブラケットの中間部が、前記側板の内面に接触するかまたは近接する位置から内方に移動するのを阻止する阻止手段を設ける。
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、阻止手段を、側板の上端部の一部を倒立U字状に折り返して形成する。
したがって、常時は、ブラケットを棚板に連結しておくことにより、ブラケットの紛失や、種類の異なるものとの混在等を防止することができるとともに、支柱等への組み付け作業が容易となる。
また、連結状態では、ブラケットは、その前部と後部とが、突出部と係合孔とをもって互いに係合し、かつ中間部の内方への移動が、阻止手段により阻止されているので、棚板の側板の内面に沿うように安定して保持され、振動等が加わっても、棚板から脱落することはない。
このように、ブラケットを剛体とすることは、請求項7または8記載の発明のように、阻止手段を板ばねまたは永久磁石とすることにより、初めて可能となる。
図1〜図6は、本発明の第1の実施形態を示す。
ブラケット(3)、面板(6)、および側板(7)は、いずれも、鋼板により形成され、ブラケット(3)は、左右方向に弾性撓曲することができるようになっている。
すなわち、図2〜図6に示すように、各側板(7)の前部と後部との内面には、内方を向く突出部(8)(9)が切り起こして形成され、各側板(7)の内面に対向するように配設した各ブラケット(3)の前部と後部とには、上記突出部(7)(8)に係合するようにした円形の係合孔(10)と、前後方向に長い係合孔(11)とが設けられている。
第2の実施形態では、前部の突出部(8a)(8b)(8c)および後部の係合孔(11a)(11b)(11c)を、前後方向に離間させて複数個(図示では3個)設け、その突出部(8a)(8b)(8c)のいずれかと係合孔(10)を、また係合孔(11a)(11b)(11c)のいずれかと突出部(9)を、選択的に係合させることにより、側板(7)とブラケット(3)との前後位置を調節しうるようにしてある。
ブラケット(3)における係合孔(10)より後方の上部には、係合孔(10)を突出部(8a)(8b)(8c)のいずれかに選択的に係合させたときの残りの突出部が嵌合するようにした切欠き(13)(13)が設けられている。
これにより、ブラケット(3)と突出部(8b)(8c)との干渉を避けることができる。
第3の実施形態においては、側板(7)およびブラケット(3)の前部の構成は、第2の実施形態と同一とし、かつ後部の係合孔(11)を、側板(7)とブラケット(3)との前後位置調節可能範囲において、対向する突出部(9)が常時係合しうる前後方向に長い長孔(11d)としてある。
なお、側板(7)およびブラケット(3)の後部の構成は、第2の実施形態と同一とし、かつ前部の係合孔(10)を、側板(7)とブラケット(3)との前後位置調節可能範囲において、対向する突出部(8)(第1の実施形態と同一)が常時係合しうる前後方向に長い長孔としてもよい。
この例では、阻止手段(B)を、側板(7)の取付片(7a)より垂設され、かつブラケット(3)の中間部を側板(7)に向かって押圧する正面視く字状の板ばね(14)としてある。
このように、阻止手段(B)を板ばね(14)とすると、板ばね(14)により、ブラケット(3)を側板(7)に向かって押圧し、ブラケット(3)をがたつくことなく棚板(5)に取り付けることができるとともに、この板ばね(14)を弾性変形させて、ブラケット(3)を着脱することができるので、ブラケット(3)を剛体とすることができる。
この例では、阻止手段(B)を、ブラケット(3)の外側面に形成した凹部(15)内に設けられ、かつ磁性体とした側板(7)に磁力により吸着するようにした永久磁石(16)としてある。
なお、永久磁石(16)を、側板(7)に取り付けて、ブラケット(3)を吸着するようにしてもよい。
したがって、常時は、ブラケット(3)を棚板(5)に連結しておくことにより、ブラケット(3)の紛失や、種類の異なるものとの混在等を防止することができるとともに、支柱(1)等への組み付け作業が容易となる。
例えば、ブラケット(3)の後部の係合孔(11)を後部の突出部(9)に係合させた状態で、前部の突出部(8)が係合孔(10)より離脱しうるまで、ブラケット(3)の前部を内方に弾性撓曲させて、下方に回動させることにより、ブラケット(3)を棚板(5)から外したり、その逆の操作で、ブラケット(3)を棚板(5)に装着させるようにすることもできる。
(B)阻止手段
(1)支柱
(2)係止孔
(3)ブラケット
(4)係止部
(5)棚板
(6)面板
(6a)垂下片
(7)側板
(7a)取付片
(8) (8a)(8b)(8c)(9)突出部
(10)(11) (11a)(11b)(11c)(11d)係合孔
(12)押え片(阻止手段)
(13)切欠き
(14)板ばね(阻止手段)
(15)凹部
(16)永久磁石(阻止手段)
Claims (9)
- 棚板における面板の側端より垂下する側板と、その内方に対向するようにして配設され、かつ後端に設けた係止部を、支柱に係止することにより、棚板を支柱に支持するようにしたブラケットとの前部と後部との対向面のいずれか一方に突出部を、かつ他方に、前記突出部が係合するようにした係合孔を設け、前記棚板に、前記ブラケットの中間部が、前記側板の内面に接触するか、または近接する位置から内方に移動するのを阻止する阻止手段を設けたことを特徴とする棚板とブラケットとの連結構造。
- 前部または後部の突出部と係合孔とのいずれか一方を、前後方向に離間させて複数個設け、かつ同じく他方を、そのいずれかに選択的に係合させることにより、側板とブラケットとの前後位置を調節可能とした請求項1記載の棚板とブラケットとの連結構造。
- 前部または後部の突出部を、前後方向に離間させて複数個設け、かつそのいずれかを係合孔に係合させたときの残りの突出部が嵌合するようにした切欠きを、側板またはブラケットに設けた請求項2記載の棚板とブラケットとの連結構造。
- 前部または後部の係合孔を、側板とブラケットとの前後位置調節可能範囲において、対向する突出部が常時係合しうる前後方向に長い長孔とした請求項2または3記載の棚板とブラケットとの連結構造。
- ブラケットの前部または後部を、前部または後部の突出部が係合孔より離脱しうるまで、内方に弾性撓曲可能とした請求項1〜4のいずれかに記載の棚板とブラケットとの連結構造。
- 阻止手段を、側板の上端部の一部を倒立U字状に折り返して形成した請求項1〜5のいずれかに記載の棚板とブラケットとの連結構造。
- 阻止手段を、ブラケットの中間部を側板に向かって押圧する板ばねにより形成した請求項1〜5のいずれかに記載の棚板とブラケットとの連結構造。
- 阻止手段を、側板とブラケットとのいずれか一方に設けられ、かつ磁性体とした他方のものを磁力により吸着する永久磁石とした請求項1〜5のいずれかに記載の棚板とブラケットとの連結構造。
- ブラケットを剛体とした請求項1〜4のいずれかに従属する請求項7または8記載の棚板とブラケットとの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005348569A JP4850500B2 (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 棚板とブラケットとの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005348569A JP4850500B2 (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 棚板とブラケットとの連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007151695A true JP2007151695A (ja) | 2007-06-21 |
JP4850500B2 JP4850500B2 (ja) | 2012-01-11 |
Family
ID=38236807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005348569A Expired - Fee Related JP4850500B2 (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 棚板とブラケットとの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4850500B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009261508A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Kokuyo Co Ltd | 棚板ユニット、及び陳列棚 |
JP2010178884A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Okamura Corp | 棚装置 |
JP2014236792A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | 富士電機株式会社 | ショーケース |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5477120A (en) * | 1977-12-02 | 1979-06-20 | Hitachi Ltd | Magnetic card |
JPS54162422A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-24 | Nec Corp | Bubble module |
JPS5560417A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Shelf board support device |
JPS6239539A (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-20 | フィルメニッヒ・ソシエテ・アノニム | オキシデカリン誘導体の製法 |
JPH01126156A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導回転電機の回転子 |
-
2005
- 2005-12-02 JP JP2005348569A patent/JP4850500B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5477120A (en) * | 1977-12-02 | 1979-06-20 | Hitachi Ltd | Magnetic card |
JPS54162422A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-24 | Nec Corp | Bubble module |
JPS5560417A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Shelf board support device |
JPS6239539A (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-20 | フィルメニッヒ・ソシエテ・アノニム | オキシデカリン誘導体の製法 |
JPH01126156A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導回転電機の回転子 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009261508A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Kokuyo Co Ltd | 棚板ユニット、及び陳列棚 |
JP2010178884A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Okamura Corp | 棚装置 |
JP2014236792A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | 富士電機株式会社 | ショーケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4850500B2 (ja) | 2012-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4568613B2 (ja) | 物品保管棚 | |
JP2021108818A (ja) | 棚板支持装置及び棚構造 | |
JP4850500B2 (ja) | 棚板とブラケットとの連結構造 | |
JP2007159865A (ja) | 棚板およびその取付構造 | |
JP6817396B2 (ja) | 引き出し及びその家具フィッティング | |
JP4675609B2 (ja) | 棚装置の棚板取付装置 | |
JP5773542B2 (ja) | ブラケットおよび棚受装置 | |
JP5670702B2 (ja) | 間仕切構成体 | |
JP4518814B2 (ja) | 間仕切りパネルの安定脚装置 | |
JP3216777U (ja) | オプション部材の取付構造 | |
WO2012120715A1 (ja) | 搬送パレット | |
JP5180603B2 (ja) | 棚装置 | |
JP2005040449A (ja) | 壁面取付構造 | |
JP4077302B2 (ja) | 配線カバー装置 | |
JP4427369B2 (ja) | 腕杆を備えるパネル状家具 | |
JP2008148761A (ja) | 組立式陳列装置 | |
JP4377202B2 (ja) | テーブル | |
JP5014693B2 (ja) | 配線カバー装置、およびこの装置を備えたテーブル | |
JP4424212B2 (ja) | 収納体の棚受け構造 | |
JP4279411B2 (ja) | 棚板と棚受ブラケットとの結合構造 | |
JP4888944B2 (ja) | 見出し部材の取付構造 | |
JP2005131133A (ja) | 棚板付きテーブル | |
JP6588195B2 (ja) | 商品陳列什器 | |
JP4070183B2 (ja) | 商品陳列棚 | |
JP4676194B2 (ja) | 商品陳列什器におけるバックボードの押え構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080919 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110308 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111018 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111019 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4850500 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |