JP3148719U - 表示用ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】電子棚札等の表示体を簡単な操作で上下方向にスライド可能にし、数段階の固定位置を有する表示用ホルダを提供する。【解決手段】表示体取付け部材1と表示体取付け部材1の裏面に嵌合し、上下方向にスライドして固定位置が決定されるスライド部材2とからなり、表示体取付け部材1に対するスライド部材2の上下方向のスライドを案内するガイド手段22と、スライド部材2の上下方向における固定位置を定める位置決め手段とを有し、スライド部材2には、先端に前方方向に突出する突起4を有する板バネ部材3を、表示体取付け部材1には、上側壁面と下側壁面が底側から上側に向けて上り傾斜の凹部をそれぞれ付設し、板バネ部材3の突起4と凹部の係合により位置決めのロックを行なう表示用ホルダ10。【選択図】図3

Description

本考案は表示用ホルダ、詳しくはスーパーマーケットなどの商品陳列棚に商品の価格等を表示する表示板を装着するために使用される表示用ホルダに関するものである。
商品の価格等を表示する表示体を装着するために使用される表示用ホルダは、商品陳列棚に設置される際、顧客の目から表示部が見易いようにする必要がある。通常、商品陳列棚は、上下多段であるため、表示部の角度を調節自在とする機能を付与したものが要求される。
特開2003−233323号公報には、前記表示本体の表示角度を調節するようにした表示用ホルダが開示されている。この表示用ホルダによれば、陳列棚等に設けられた取付部材に取付パーツを介して回動自在に取り付けられた表示本体の表示角度を調節する際に、スライドアダプタを押し上げることによって取付パーツの係止片と弾性支持片の係止溝との係合を解除して、表示本体をフリーの状態で回動し、所望の表示角度に至ったときにスライドアダプタの押上げをはなすことによって所望の係止溝が取付パーツの係止片に落とし込まれて係止され、これによって表示本体を所望の角度に調節した固定状態にすることができる。
近年、商品情報が多量であることから、表示体の上方または下方に所定高さの情報記載カードを装着したものが知られている。この場合、後ろの陳列商品を隠してしまうことがある。また、電子棚札そのものが大型の場合、同様に後ろの陳列商品を隠してしまうことがある。従って、特に箱状の表示体を上下方向にスライド可能にする表示用ホルダの開発が望まれていた。
また、陳列棚の前面に設置される表示体は、厚みが大き過ぎると、買い物客に触れて表示方向が変わったり、陳列棚から脱落したりすることがあり、可能な限り、薄くすることが望まれていた。
特開2003−233323号公報(請求項1)
従って、本考案の目的は、表示体を簡単な操作で上下方向にスライド可能にする表示用ホルダを提供することにあり、また、更に可能な限り薄くしたスライド機能付き表示用ホルダを提供することにある。
すなわち、本考案は、上記課題を解決するものであって、表示体取付け部材と該表示体取付け部材の裏面に嵌合し、上下方向にスライドして固定位置が決定されるスライド部材とからなり、該表示体取付け部材に対する該スライド部材の上下方向のスライドを案内するガイド手段と、該スライド部材の上下方向における固定位置を定める位置決め手段とを有し、該スライド部材には、先端に前方方向に突出する突起を有する板バネ部材を、該表示体取付け部材には、上側壁面と下側壁面が底側から底側の反対方向に向けて上り傾斜の凹部をそれぞれ付設し、該板バネ部材の突起と該凹部の係合により位置決めのロックを行なうことを特徴とする表示用ホルダを提供するものである。
本考案の表示用ホルダによれば、スライド部材に上方向又は下方向に力を作用させることで、板バネ部材が後方側へ弾性変形しつつ、該板バネ部材の突起が凹部の上側壁面または下側壁面を乗り上げ、該凹部との係合が外れることで位置決めのロックを解除し、そのまま上方向又は下方向にスライド部材をスライドさせ、隣接する凹部の位置に該突起が来ると、板バネ部材の形状が復元して該板バネ部材の突起と凹部が係合してロックされるため、簡単な操作で上下方向にスライド可能であると共に、固定位置を数段階に変更できる。また、本考案の表示用ホルダは、薄物部材の2つの組合わせ体にスライド手段、ロック手段及び位置決め手段を装着させたため、表示体を装着した後も厚みは薄く、買い物客の接触による表示角度が変化したりすることはない。
次ぎに本考案の第1の実施の形態における表示ホルダを図1〜8を参照して説明する。図1は本実施の形態例の表示ホルダの斜視図、図2は図1の表示ホルダを裏から見た斜視図、図3は図1の表示ホルダの分解斜視図、図4は図3の表示ホルダの裏から見た分解斜視図、図5は図1の表示ホルダ(ロック状態)の断面図、図6はアンロック状態の操作方法を説明する図、図7は図6の表示ホルダ(アンロック状態)の断面図、図8(A)はスライド部材が最下位置にある表示ホルダの断面図、(B)はスライド部材が(A)より上側位置にある表示ホルダの断面図、(C)はスライド部材が(B)より上側位置にある表示ホルダの断面図をそれぞれ示す。本明細書において、特に断りがない場合、「上」、「下」、「前」、「後」は図1の状態の表面111を正面に向けた位置を言う。
表示ホルダ10は、表示体取付け部材1と、表示体取付け部材1の裏面に嵌合して、上下方向にスライドして固定位置が決定されるスライド部材2とからなる。表示体取付け部材1は、厚みの薄い(浅底の)ケース状物11であり、ケース内(裏面)の左右方向の中央部に上下方向に延びる板状の凹部形成基台16を備え、両側に上下方向に延びる係合溝12を備えたものである。すなわち、凹部形成基台16は、ケースの深さよりやや小さい高さを有し、またケース内の幅方向の長さの概ね半分程度の幅寸法を有する。これにより、表面に形成される電子棚札などの表示体を取着する突起13の突出寸法を抑制することができ、且つ凹部を形成することができる。また、凹部形成基台16の両側に空間が形成されることで、スライド部材2の取り付けが容易となる。
凹部形成基台16には、上下方向に亘り且つ同軸上に所定のピッチで3個の凹部5が形成されている。凹部5は位置決め手段であり、この凹部5にスライド部材2の突起4が係合して表示体取付け部材1に対するスライド部材2の固定位置が決定される。また、凹部5は上側壁面51と下側壁面52が底側から底側とは反対方向に向けて上り傾斜である。これにより、スライド部材2の突起4の係合及び係合解除を容易にしている。凹部5の上側壁面51と下側壁面52が垂直面であると、突起4の係合を解くことはできない。凹部5の設置間隔は適宜決定されるものであり、また隣接する凹部5間のピッチはそれぞれ異なるものであってもよい。また、凹部5の設置数は、2個又は4個以上であってもよい。
表示体取付け部材1のケース内の左右方向の両側には、上下方向に延びる係合溝12を備えている。係合溝12は、スライド部材2の鍔部22が嵌め込まれて、スライド部材2の上下方向の移動を案内するものである。本例ではケースの底面18とケースの側部材の頂部から内側に延びる3つの係止片13(両側で6つの係止片)で形成される所定幅と所定深さの矩形状の溝である。なお、係合溝12の一部を構成する部材としては、係止片13に限定されず、途切れる部分のない上下方向に延びる係止板であってもよい。
なお、係合溝12を構成する係止片13の一方の側(図4では右側で、スライド部材2を嵌め込む側)の中間の係止片13aは、内側へ延びる突出長さを小さくし、且つ内側にやや下り傾斜としている。これにより、スライド部材2の表示体取付け部材1への嵌め込みを容易にしている。
また、係止片13aが形成される表示体取付け部材1の側部材は、2つの切り込み15により割り部材19としている。これにより、スライド部材2を表示体取付け部材1に嵌め込む際、割り部材19を押し広げて弾性変形させるとスライド部材2の挿入の開口を広げるため、嵌合が容易となる。また、スライド部材2の嵌め込み側の上方係止片13と下方係止片13間の寸法は、スライド部材2の高さ(上下方向長さ)寸法よりやや大としている。これにより、上方係止片13と下方係止片13間の開口がスライド部材2の挿入口となり、円滑な挿入が可能となる。
表示体取付け部材1の表面の中央下方には、板状又は箱状の表示体が取着する矩形断面の突起13が形成されている。なお、突起13は、板状又は箱状の表示体を取着するものであればなんでもよく、図面に開示の形態に限定されない。なお、符号14は係止片13を形成するに必要となる金型成形用の肉抜きである。
スライド部材2は、凹部形成基台16と対峙する略板状の本体部21と本体部21の両側に形成される係合溝12と係合する鍔部22を備える薄状物である。本体部21を略板状としたのは、本体部21の裏面に固定側の部材を取着する係合構造24、本例では上側板状突起部材と両側突起と下側の突起とで係合突起構造を含めたり、板バネ部材の突起4を含めるためである。係合構造24には、通常陳列棚のレール溝に取り付けられる取着部材が係合する。なお、係合構造24はこれに限定されず、固定側部材に取り付けられる公知の部材を使用できる。鍔部22は本体部21の両側部分の裏面に形成され、本体部21と段差を生じている。スライド部材2は、このような段差構造を採るため、表示体取付け部材1の係合溝12に係合すると共に、板バネ部材3が表示体取付け部材1の裏面16に密着してロックを確実にする。
スライド部材2に形成される板バネ部材3は、板状の本体部21の3方を四角状にくり抜き、下方側のみをくり抜かずに残した矩形状断面の板状物であり、その先端に前方方向に突出する突起4を有する。板バネ部材3は、前方から後方へ力が作用すると板バネ部材3の基部を中心に、後側へ弾性変形すると共に、その作用力を解除すると、元の形状に戻る。これにより、ロックとアンロックが可能となる。
なお、スライド部材2の本体部21に形成される矩形状の肉抜き(貫通穴)23は係合構造24を形成するために必要な金型成形用の穴である。板バネ部材3の突起4の高さ(前後方向の長さ)は0.5〜1.5mm程度でよい。
本考案の表示用ホルダ10は、表示体取付け部材1に対するスライド部材2の上下方向のスライドを案内するガイド手段を有する。すなわち、本例において、ガイド手段とは、表示体取付け部材1の係合溝12とスライド部材2の鍔部22である。
また、本考案の表示用ホルダ10は、スライド部材2の上下方向における固定位置を定める位置決め手段を有する。位置決め手段は、凹部形成基台16に上下方向に亘り所定のピッチで形成される3つの凹部5である。
次ぎの本考案の表示用ホルダ10の使用方法の一例を説明する。表示体取付け部材1の側部材の一部である割り部材19側(図4参照)から斜め方向にスライド部材2を挿入する。すなわち、図4中、左側の鍔部22を凹部形成基台16の空間を通って左側の係止溝12に挿入する。この際、右側の鍔部22は未だ、係止溝12に挿入できない。この状態において、割り部材19の端部を指で前方側へ押し広げると同時に、スライド部材2を表示体取付け部材1側に押し込む。そして、板バネ部材3の突起4が凹部5に係合することで、表示体取付け部材1とスライド部材2はロック状態となり固定される。なお、スライド部材2を表示体取付け部材1側に押し込んだ際、板バネ部材3の突起4と凹部5が係合していない場合、スライド部材2を上方又は下方に僅かに移動させることで、表示体取付け部材1とスライド部材2はロック状態となる。図8(A)は、板バネ部材3の突起4と3つの凹部5の最下位置の凹部5aが係合している状態を示すものである。この状態において、表示体取付け部材1の表面の突起13に電子棚札などの表示体を設置し、更にスライド部材2の裏面の係合構造24にPOSレール装着用部材を取り付ければよい。スライド部材2の裏面の係合構造24にPOSレール装着用部材を取り付けることにより、板バネ部材3の後方側への反りが抑制されるため、ロック状態が保証される。そして、このPOSレール装着用部材をPOSレールに装着すればよい。このような表示用ホルダ10はPOSレール装着状態において、表示体がPOSレール装着用部より上方側にあり、陳列棚面より高い位置で表示できる。
次いで、表示体の高さ方向の位置を図8(A)の状態より低く、例えば図8(B)の状態にしたい場合は次のように操作する。すなわち、図8(A)の状態の表示用ホルダ10をPOSレールから取り外す。次いで、POSレール装着用部材を取り外し、次いで、表示体取付け部材1を固定しつつスライド部材2を下から上へ指で押す。この時、突起4が凹部5の上側壁面51の傾斜に沿って上昇するため、板バネ部材3は後方側へ弾性変形しつつ、突起4と凹部5aの係合が外れる(図6及び図7参照)。更に、上方へ押すと、突起4が凹部5bに係合する(図8(B))。この状態において、POSレール装着用部材をPOSレールに取り付ければよい。
次いで、表示体の高さ方向の位置を図8(B)の状態より低く、例えば図8(C)の状態にしたい場合は次のように操作する。すなわち、図8(B)の状態の表示用ホルダ10をPOSレールから取り外す。次いで、POSレール装着用部材を取り外し、次いで、前記と同様に、表示体取付け部材1を固定しつつスライド部材2を下から上へ指で押す。この時、突起4が凹部5の上側壁面51の傾斜に沿って上昇するため、板バネ部材3は後方側へ弾性変形しつつ、突起4と凹部5bの係合が外れる(図6及び図7参照)。更に、上方へ押すと、突起4が凹部5cに係合する(図8(C))。この状態において、POSレール装着用部材をPOSレールに取り付ければよい。この位置であれば、電子棚札などの表示体の設置位置が、ほぼ陳列棚面と同等の位置若しくはそれより下側にくることになり、陳列商品を隠すことがなく、買い物客には商品がよく見える。
次いで、表示体の高さ方向の位置を図8(C)の状態より高く、例えば図8(B)の状態にしたい場合は次のように操作する。すなわち、図8(C)の状態の表示用ホルダ10をPOSレールから取り外す。次いで、POSレール装着用部材を取り外し、次いで、前記と同様に、表示体取付け部材1を固定しつつスライド部材2を上から下へ指で押す。この時、突起4が凹部5の下側壁面52の傾斜に沿って上昇するため、板バネ部材3は後方側へ弾性変形しつつ、突起4と凹部5cの係合が外れる(図6及び図7参照)。更に、下方へ押すと、突起4が凹部5bに係合する(図8(B))。この状態において、POSレール装着用部材をPOSレールに取り付ければよい。以下、更に表示体の位置を高くしたい場合には、同様に操作すればよい。
表示体取付け部材1とスライド部材2で構成される表示用ホルダ10は、樹脂製であって、厚みが15mm以下と薄いため、買い物客に触れて表示方向が変わったり、陳列棚から脱落したりすることがない。
本考案の表示用ホルダにおいて、位置決め箇所は上記3箇所に限定されず、2箇所又は4箇所以上であってもよい。また、本考案の表示用ホルダは前後反転して使用してもよい。すなわち、表示体取付け部材を後側として、これにPOSレール装着用部材を取り付け、スライド部材を前側として、これに表示体を取り付けてもよい。
次ぎに本考案の第2の実施の形態における表示ホルダを図9〜15を参照して説明する。図9は本実施の形態例の表示ホルダの斜視図、図10は図9の表示ホルダを裏から見た斜視図、図11は図9の表示ホルダの分解斜視図、図12は図11の表示ホルダの裏から見た分解斜視図、図13は図9の表示ホルダ(ロック状態)の断面図、図14はアンロック状態の操作方法を説明する図、図15は図14の表示ホルダ(アンロック状態)の断面図をそれぞれ示す。
図9〜図15において、図1〜図8と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、第2の実施の形態例の表示ホルダ10aにおいて、第1の実施の形態例の表示ホルダ10と異なる点は、表示体取付け部材において凹部形成基台16を省略したこと、及びスライド部材の形状を変更された表示体取付け部材1aの形状に対応させて変更したことである。
すなわち、表示ホルダ10aの表示体取付け部材1aは、板状の本体部112の両側に上下方向に延びる係合溝12を備えた、厚みの薄いケース状物である。また、スライド部材2aは、板状の本体部112と対峙する略板状の本体部21aと係合溝12と係合する鍔部22aを備えた薄状物である。そして、表示体取付け部材1aの板状の本体部112には3つの凹部5ca〜5cが上下方向に亘って形成されている。また、スライド部材1aの本体部21aには板バネ部材3が形成されている点は、表示ホルダ10と同様である。
第2の実施の形態例の表示ホルダ10aにおいても、取り付け、取り外し及びロックアンロック操作は第1の実施の形態例の表示ホルダ10と同様であり(図13〜図15)、その説明を省略する。
本考案の表示ホルダは、高さ方向に複数段、好適には3段階の位置決めが容易に行え、また、厚みが薄いため、スーパーマーケットなどの商品陳列棚に商品の価格等を表示する電子棚札や表示板を装着するための使用に好適である。
第1の実施の形態例の表示ホルダの斜視図。 図1の表示ホルダを裏から見た斜視図。 図1の表示ホルダの分解斜視図。 図3の表示ホルダの裏から見た分解斜視図。 図1の表示ホルダ(ロック状態)の断面図。 アンロック状態の操作方法を説明する図。 図6の表示ホルダ(アンロック状態)の断面図。 (A)はスライド部材が最下位置にある表示ホルダの断面図、(B)はスライド部材が(A)より上側位置にある表示ホルダの断面図、(C)はスライド部材が(B)より上側位置にある表示ホルダの断面図。 第2の実施の形態例の表示ホルダの斜視図。 図9の表示ホルダを裏から見た斜視図。 図9の表示ホルダの分解斜視図。 図11の表示ホルダの裏から見た分解斜視図。 図9の表示ホルダ(ロック状態)の断面図。 アンロック状態の操作方法を説明する図。 図14の表示ホルダ(アンロック状態)の断面図。
符号の説明
1 表示体取付け部材
2 スライド部材
3 板バネ部材
4 板バネ部材の突起
5(5a〜5c) 凹部
14、23 肉抜き(貫通穴)
10 表示用ホルダ
11 ケース状物
12 係止溝
13 突起
21 本体部
22 鍔部
24 係合構造

Claims (8)

  1. 表示体取付け部材と該表示体取付け部材の裏面に嵌合し、上下方向にスライドして固定位置が決定されるスライド部材とからなり、
    該表示体取付け部材に対する該スライド部材の上下方向のスライドを案内するガイド手段と、
    該スライド部材の上下方向における固定位置を定める位置決め手段とを有し、
    該スライド部材には、先端に前方方向に突出する突起を有する板バネ部材を、該表示体取付け部材には、上側壁面と下側壁面が底側から底側の反対方向に向けて上り傾斜の凹部をそれぞれ付設し、該板バネ部材の突起と該凹部の係合により位置決めのロックを行なうことを特徴とする表示用ホルダ。
  2. 該表示体取付け部材は、厚みの薄いケース状物であり、該ケース内の左右方向の中央部に上下方向に延びる板状の凹部形成基台を備え、両側の上下方向に延びる係合溝を備えたものであり、該スライド部材は、該凹部形成基台と対峙する略板状の本体部と該本体部の両側に形成される該係合溝と係合する鍔部を備える薄状物であり、該凹部形成基部には複数の凹部が上下方向に亘って形成され、該本体部には該板バネ部材が形成されることを特徴とする請求項1記載の表示用ホルダ。
  3. 該表示体取付け部材は、板状の本体部の両側に上下方向に延びる係合溝を備えた、厚みの薄いケース状物であり、該スライド部材は、該板状の本体部と対峙する略板状の本体部と該係合溝と係合する鍔部を備えた薄状物であり、該板状の本体部には複数の凹部が上下方向に亘って形成され、該スライド部材の本体部には該板バネ部材が形成されることを特徴とする請求項1記載の表示用ホルダ。
  4. 該ガイド手段は、該表示体取付け部材の係合溝と該スライド部材の鍔部であることを特徴とする請求項1記載の表示用ホルダ。
  5. 該位置決め手段は、該凹部形成基台に上下方向に亘り所定のピッチ又は任意のピッチで形成される複数の凹部であることを特徴とする請求項1記載の表示用ホルダ。
  6. 該凹部に係合する板バネ部材は、該スライド部材に対して上方向又は下方向に力を作用させることで、後方側へ弾性変形しつつ、該突起が凹部の上側壁面または下側壁面を乗り上げ、該凹部との係合が外れるものであることを特徴とする請求項1記載の表示用ホルダ。
  7. 樹脂製であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示用ホルダ。
  8. 厚みが15mm以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示用ホルダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101884185B1 (ko) * 2017-12-12 2018-08-02 (주)코아스 소형물 보관통

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