JP2003233323A - 表示用ホルダ - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】商店等に陳列された商品の価格表示等を行う表
示用ホルダであり、棚の高さに応じて表示角度を調節す
る際に、表示本体の角度調節を簡単かつ確実に行えるよ
うにする。 【解決手段】陳列棚等に設けられた取付部材に取付パー
ツ１０を介して回動自在に取り付けられる表示本体２の
表示角度を調節自在にした表示用ホルダ１において、表
示本体２の後方に設けられた案内溝３、３に沿って上下
方向に移動するスライドアダプタ４の上方に弾性支持片
５が突設されると共に該弾性支持片５の端部（突出部
６）が表示本体２の背面に設けられた係止孔７で係止さ
れ、スライドアダプタ４の後方に突出された角度調節片
８の下面に形成された複数の係止溝９、９…のうち任意
の係止溝９が取付パーツ１０の上部の係止片１１に係止
される構成を有する。
示用ホルダであり、棚の高さに応じて表示角度を調節す
る際に、表示本体の角度調節を簡単かつ確実に行えるよ
うにする。 【解決手段】陳列棚等に設けられた取付部材に取付パー
ツ１０を介して回動自在に取り付けられる表示本体２の
表示角度を調節自在にした表示用ホルダ１において、表
示本体２の後方に設けられた案内溝３、３に沿って上下
方向に移動するスライドアダプタ４の上方に弾性支持片
５が突設されると共に該弾性支持片５の端部（突出部
６）が表示本体２の背面に設けられた係止孔７で係止さ
れ、スライドアダプタ４の後方に突出された角度調節片
８の下面に形成された複数の係止溝９、９…のうち任意
の係止溝９が取付パーツ１０の上部の係止片１１に係止
される構成を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、商店等に陳列され
た商品の価格表示等を行う表示用ホルダに係り、棚の高
さに応じて表示角度を調節することを可能とした表示用
ホルダに関するものである。
た商品の価格表示等を行う表示用ホルダに係り、棚の高
さに応じて表示角度を調節することを可能とした表示用
ホルダに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から商店等に陳列された商品の価格
表示等を行うために、種々の表示用ホルダが用いられて
いる。
表示等を行うために、種々の表示用ホルダが用いられて
いる。
【０００３】また、最近になって、表示用ホルダに小型
の液晶表示装置を組み込むことによって価格等の表示を
容易に変えるようにしたものがある。
の液晶表示装置を組み込むことによって価格等の表示を
容易に変えるようにしたものがある。
【０００４】このような表示用ホルダにおいては、前方
の表示面を買物客の視線方向に向ける必要があるが、棚
の高さは様々であるため、表示用ホルダの角度調節を行
うことができない場合、買物客が表示面を通常の姿勢で
見ることができないという問題がある。
の表示面を買物客の視線方向に向ける必要があるが、棚
の高さは様々であるため、表示用ホルダの角度調節を行
うことができない場合、買物客が表示面を通常の姿勢で
見ることができないという問題がある。
【０００５】特に、液晶表示による表示用ホルダの場合
は視認性が厳しく要求されるため、陳列棚の高さに応じ
て表示面の角度調節を行うことが要求される。
は視認性が厳しく要求されるため、陳列棚の高さに応じ
て表示面の角度調節を行うことが要求される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような要求に応じ
た従来の表示用ホルダとしては、図１０に示すものがあ
る。
た従来の表示用ホルダとしては、図１０に示すものがあ
る。
【０００７】この表示用ホルダ３１は、表示本体３２の
背面に突設された弾性円弧形の角度調節片３３と、該表
示本体３２の背面の左右両側に突設された保持片３４、
３４に回動自在に枢設された取付パーツ３５とを有し、
該取付パーツ３５は角度調節片３３を挿入する開口３６
を備えた弾性板からなり、該取付パーツ３５の上下端部
に形成された折曲片３７、３７によって棚等のレール３
０に係止される。
背面に突設された弾性円弧形の角度調節片３３と、該表
示本体３２の背面の左右両側に突設された保持片３４、
３４に回動自在に枢設された取付パーツ３５とを有し、
該取付パーツ３５は角度調節片３３を挿入する開口３６
を備えた弾性板からなり、該取付パーツ３５の上下端部
に形成された折曲片３７、３７によって棚等のレール３
０に係止される。
【０００８】また、角度調節片３３の面上に取付パーツ
３５の開口３６の端部３６ａに係止される複数の凹部３
８、３８…が形成され、取付パーツ３５の開口３６の端
部３６ａをいずれかの凹部３８に係止することによって
表示本体３２の表示角度を調整して固定状態にする。
３５の開口３６の端部３６ａに係止される複数の凹部３
８、３８…が形成され、取付パーツ３５の開口３６の端
部３６ａをいずれかの凹部３８に係止することによって
表示本体３２の表示角度を調整して固定状態にする。
【０００９】ところで、この表示用ホルダの角度を調節
する際、角度調節片３３の凹部３８と取付パーツ３５の
開口３６の端部３６ａとの係止状態を解くために、表示
本体をおさえて手の力で回動すると、その勢いで角度調
節片３３の所望の凹部３８が取付パーツ３５の端部３６
ａを乗り越えてしまい、角度調節の作業性が不安定にな
りがちであった。
する際、角度調節片３３の凹部３８と取付パーツ３５の
開口３６の端部３６ａとの係止状態を解くために、表示
本体をおさえて手の力で回動すると、その勢いで角度調
節片３３の所望の凹部３８が取付パーツ３５の端部３６
ａを乗り越えてしまい、角度調節の作業性が不安定にな
りがちであった。
【００１０】本発明は上記の表示用ホルダを改良したも
ので、棚の高さに応じて表示角度を調節する際に、表示
本体の角度調節を簡単かつ確実に行えるようにした表示
用ホルダを提供することを目的とする。
ので、棚の高さに応じて表示角度を調節する際に、表示
本体の角度調節を簡単かつ確実に行えるようにした表示
用ホルダを提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項１の表示用ホルダは、陳列棚等に
設けられた取付部材に取付パーツを介して回動自在に取
り付けられる表示本体の表示角度を調節自在にした表示
用ホルダにおいて、前記表示本体の後方に設けられた案
内溝に沿って上下方向に移動するスライドアダプタの上
方に弾性支持片が突設されると共に該弾性支持片の端部
が前記表示本体の背面に設けられた係止孔に係止され、
前記スライドアダプタの後方に突出された角度調節片の
下面に形成された複数の係止溝のうち任意の係止溝が前
記取付パーツの上部の係止片に係止される構成を有し、
前記弾性支持片の弾性力に抗して前記スライドアダプタ
を押し上げることによって前記弾性支持片の係止溝を前
記取付パーツの係止片から解除すると共に所望の弾性支
持片の係止溝を前記取付パーツの係止片に落とし込んで
係止することにより、前記表示本体の表示角度を調節す
るようにしたことを特徴とする。
めに、本発明の請求項１の表示用ホルダは、陳列棚等に
設けられた取付部材に取付パーツを介して回動自在に取
り付けられる表示本体の表示角度を調節自在にした表示
用ホルダにおいて、前記表示本体の後方に設けられた案
内溝に沿って上下方向に移動するスライドアダプタの上
方に弾性支持片が突設されると共に該弾性支持片の端部
が前記表示本体の背面に設けられた係止孔に係止され、
前記スライドアダプタの後方に突出された角度調節片の
下面に形成された複数の係止溝のうち任意の係止溝が前
記取付パーツの上部の係止片に係止される構成を有し、
前記弾性支持片の弾性力に抗して前記スライドアダプタ
を押し上げることによって前記弾性支持片の係止溝を前
記取付パーツの係止片から解除すると共に所望の弾性支
持片の係止溝を前記取付パーツの係止片に落とし込んで
係止することにより、前記表示本体の表示角度を調節す
るようにしたことを特徴とする。
【００１２】また、本発明における請求項２の表示用ホ
ルダは、請求項１において、前記スライドアダプタの上
部に設けられた弾性支持片は該スライドアダプタの一体
成形によって該スライドアダプタの上方へ彎曲状に突出
する形状を有し、該弾性支持片の先端部に設けられた突
出部が前記表示本体の背面に形成された係止孔に回動自
在に嵌合することによって前記スライドアダプタの上下
移動を弾性的に支持するようにしたことを特徴とする。
ルダは、請求項１において、前記スライドアダプタの上
部に設けられた弾性支持片は該スライドアダプタの一体
成形によって該スライドアダプタの上方へ彎曲状に突出
する形状を有し、該弾性支持片の先端部に設けられた突
出部が前記表示本体の背面に形成された係止孔に回動自
在に嵌合することによって前記スライドアダプタの上下
移動を弾性的に支持するようにしたことを特徴とする。
【００１３】また、本発明における請求項３の表示用ホ
ルダは、請求項１又は２において、陳列棚等の取付部材
として上下に折返片を有するレールが設けられている場
合、該レールの上下の折返片に前記取付パーツに形成さ
れた上下の弾性取付片を係合するようにしたことを特徴
とする。
ルダは、請求項１又は２において、陳列棚等の取付部材
として上下に折返片を有するレールが設けられている場
合、該レールの上下の折返片に前記取付パーツに形成さ
れた上下の弾性取付片を係合するようにしたことを特徴
とする。
【００１４】また、本発明における請求項４の表示用ホ
ルダは、請求項１又は２において、陳列棚等の取付部材
として該陳列棚等の前端にプレートが立設されている場
合、前記取付パーツの後部に弾性押圧片を備えたフック
を設け、該フックを前記プレートに挿着して前記弾性押
圧片で弾性的に支持することにより前記表示本体を取付
けるようにしたことを特徴とする。
ルダは、請求項１又は２において、陳列棚等の取付部材
として該陳列棚等の前端にプレートが立設されている場
合、前記取付パーツの後部に弾性押圧片を備えたフック
を設け、該フックを前記プレートに挿着して前記弾性押
圧片で弾性的に支持することにより前記表示本体を取付
けるようにしたことを特徴とする。
【００１５】また、本発明における請求項５の表示用ホ
ルダは、請求項１又は２において、陳列棚等の取付部材
として該陳列棚等の前端に横棒が設けられている場合、
該横棒に前記取付パーツの後部に形成されたフックを係
合することにより前記表示本体を取付けるようにしたこ
とを特徴とする。
ルダは、請求項１又は２において、陳列棚等の取付部材
として該陳列棚等の前端に横棒が設けられている場合、
該横棒に前記取付パーツの後部に形成されたフックを係
合することにより前記表示本体を取付けるようにしたこ
とを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
【００１７】本発明による表示用ホルダは、図１に示す
ように、表示本体２の後方に設けられた案内溝３、３に
沿って上下方向に移動するスライドアダプタ４の上方に
弾性支持片５が突設されると共に弾性支持片５の端部
（突出部６）が表示本体２の背面に設けられた係止孔７
に係止され、スライドアダプタ４の後方に突出された角
度調節片８の下面に形成された複数の係止溝９、９…の
うち任意の係止溝９が取付パーツ１０の上部の係止片１
１に係止される構成を有するものである。
ように、表示本体２の後方に設けられた案内溝３、３に
沿って上下方向に移動するスライドアダプタ４の上方に
弾性支持片５が突設されると共に弾性支持片５の端部
（突出部６）が表示本体２の背面に設けられた係止孔７
に係止され、スライドアダプタ４の後方に突出された角
度調節片８の下面に形成された複数の係止溝９、９…の
うち任意の係止溝９が取付パーツ１０の上部の係止片１
１に係止される構成を有するものである。
【００１８】このような構成についてより詳細に述べる
と、図３に示すように、取付パーツ１０の両端には支持
片１２、１２が突出形成され、夫々の支持片１２、１２
の外側には連結軸１３、１３が突設され、図１に示すよ
うに夫々の連結軸１３、１３が表示本体２の両側挟持片
１４、１４の連結孔１５、１５に回動自在に係合されて
いる。
と、図３に示すように、取付パーツ１０の両端には支持
片１２、１２が突出形成され、夫々の支持片１２、１２
の外側には連結軸１３、１３が突設され、図１に示すよ
うに夫々の連結軸１３、１３が表示本体２の両側挟持片
１４、１４の連結孔１５、１５に回動自在に係合されて
いる。
【００１９】表示本体２は、図２に示すように所定深さ
の収納部２ａを備えている。この表示本体２は、図４に
示すような厚みを有する液晶表示装置４０等を収納する
際に有用であり、収納部２ａの内側上下部に形成された
突起２ｂ、２ｂによって、この収納部２ａに収納した液
晶表示装置４０の上下の突起４１、４１を係止するよう
にしている。
の収納部２ａを備えている。この表示本体２は、図４に
示すような厚みを有する液晶表示装置４０等を収納する
際に有用であり、収納部２ａの内側上下部に形成された
突起２ｂ、２ｂによって、この収納部２ａに収納した液
晶表示装置４０の上下の突起４１、４１を係止するよう
にしている。
【００２０】さらに、図３に示すように、表示本体２の
背面には所定間隔をあけてその両側に案内板１６、１６
が形成され、両側の案内板１６、１６の間隔は平行に設
けられると共に、その両内側に沿ってガイド溝３、３が
形成され、これら両側のガイド溝３、３にスライドアダ
プタ４の両側に形成した段部１７、１７が摺動自在に嵌
合され、これによってスライドアダプタ４を上下方向に
移動することができる。
背面には所定間隔をあけてその両側に案内板１６、１６
が形成され、両側の案内板１６、１６の間隔は平行に設
けられると共に、その両内側に沿ってガイド溝３、３が
形成され、これら両側のガイド溝３、３にスライドアダ
プタ４の両側に形成した段部１７、１７が摺動自在に嵌
合され、これによってスライドアダプタ４を上下方向に
移動することができる。
【００２１】また、スライドアダプタ４の上部には弾性
支持片５が設けられている。この弾性支持片５はスライ
ドアダプタ４の一体成形によって該スライドアダプタ４
の上部から彎曲状に突出する形状を有し、弾性支持片５
の先端部に設けられた突出部６が表示本体２の背面に形
成された係止孔７に回動自在に嵌合する構成とされてい
る。
支持片５が設けられている。この弾性支持片５はスライ
ドアダプタ４の一体成形によって該スライドアダプタ４
の上部から彎曲状に突出する形状を有し、弾性支持片５
の先端部に設けられた突出部６が表示本体２の背面に形
成された係止孔７に回動自在に嵌合する構成とされてい
る。
【００２２】なお、スライドアダプタ４の下部は後方へ
突出した押上げ凸部１８を備え、該押上げ凸部１８の下
方に指を当てて押し上げることにより、スライドアダプ
タ４を弾性支持片５の弾性力に抗して押し上げることが
できる。
突出した押上げ凸部１８を備え、該押上げ凸部１８の下
方に指を当てて押し上げることにより、スライドアダプ
タ４を弾性支持片５の弾性力に抗して押し上げることが
できる。
【００２３】また、スライドアダプタ４の上部から後方
に角度調節片８が突出形成されている。この角度調節片
８は、図２の組立て状態で、表示本体２の両側に設けら
れた挟持片１４、１４の連結孔１５、１５を中心に円弧
を描く彎曲状に形成され、その下面には複数の係止溝
９、９…が周方向に形成されている。
に角度調節片８が突出形成されている。この角度調節片
８は、図２の組立て状態で、表示本体２の両側に設けら
れた挟持片１４、１４の連結孔１５、１５を中心に円弧
を描く彎曲状に形成され、その下面には複数の係止溝
９、９…が周方向に形成されている。
【００２４】上記の角度調節片８の夫々の係止溝９、９
…は、取付パーツ１０の上部に設けられた係止片１１に
係止されるものであり、弾性支持片５の弾性力に抗して
スライドアダプタ４を押し上げることによって弾性支持
片５の係止溝９を取付パーツ１０の係止片１１から解除
することができる。この状態で表示本体２を所望の角度
に調整し、スライドアダプタ４の押し上げをはなすと、
弾性支持片５の弾性復帰力によって、図２に示すよう
に、所望の弾性支持片５の係止溝９が取付パーツ１０の
係止片１１に落とし込まれて係止されることにより、表
示本体２の所望の表示角度を固定状態にすることができ
る。
…は、取付パーツ１０の上部に設けられた係止片１１に
係止されるものであり、弾性支持片５の弾性力に抗して
スライドアダプタ４を押し上げることによって弾性支持
片５の係止溝９を取付パーツ１０の係止片１１から解除
することができる。この状態で表示本体２を所望の角度
に調整し、スライドアダプタ４の押し上げをはなすと、
弾性支持片５の弾性復帰力によって、図２に示すよう
に、所望の弾性支持片５の係止溝９が取付パーツ１０の
係止片１１に落とし込まれて係止されることにより、表
示本体２の所望の表示角度を固定状態にすることができ
る。
【００２５】なお、図２において、表示本体２の上部に
は前方に開口した隙間状の溝２ｃが形成され、不図示の
表示プレートの下部折曲片を挿入して係止することによ
り固定状態に取り付けることができる。
は前方に開口した隙間状の溝２ｃが形成され、不図示の
表示プレートの下部折曲片を挿入して係止することによ
り固定状態に取り付けることができる。
【００２６】本実施例において、取付パーツ１０の形状
は該取付パーツ１０を取り付ける取付部材２０の種別或
いは形状に応じて形成することができる。
は該取付パーツ１０を取り付ける取付部材２０の種別或
いは形状に応じて形成することができる。
【００２７】即ち、図４、図５に示すように、陳列棚４
０等の取付部材２０として上下に折返片２１ａ、２１ａ
を有するレール２１が設けられている場合、この取付パ
ーツ２０の後方に彎曲を描きながら上下方向に突出した
ツメ２２、２２を有する上下の弾性取付片２３、２３を
形成する。
０等の取付部材２０として上下に折返片２１ａ、２１ａ
を有するレール２１が設けられている場合、この取付パ
ーツ２０の後方に彎曲を描きながら上下方向に突出した
ツメ２２、２２を有する上下の弾性取付片２３、２３を
形成する。
【００２８】そして、レール２１の折返し部２１ａ、２
１ａに取付パーツ２０の上下のツメ２２、２２を係合す
べく、上下の弾性取付片２３、２３を変形すると、その
変形による弾性力によってレール２１にガタのない状態
で取り付けることができる。
１ａに取付パーツ２０の上下のツメ２２、２２を係合す
べく、上下の弾性取付片２３、２３を変形すると、その
変形による弾性力によってレール２１にガタのない状態
で取り付けることができる。
【００２９】このようなレール２１においては、図４に
示すように、陳列棚４０の前端にて上方に突出するレー
ル形状、或いは図５に示すように、陳列棚４０の前端に
て陳列棚４０の幅に納まるレール形状があり、そのいず
れにも上下に折返片２１ａ、２１ａが形成され、夫々の
折返片２１ａ、２１ａに取付パーツ１０の上下のツメ２
２、２２を係合することによって上下の弾性取付片２
３、２３に弾性変形を成し、その弾性力によってガタの
ない係合状態で取付けることができる。
示すように、陳列棚４０の前端にて上方に突出するレー
ル形状、或いは図５に示すように、陳列棚４０の前端に
て陳列棚４０の幅に納まるレール形状があり、そのいず
れにも上下に折返片２１ａ、２１ａが形成され、夫々の
折返片２１ａ、２１ａに取付パーツ１０の上下のツメ２
２、２２を係合することによって上下の弾性取付片２
３、２３に弾性変形を成し、その弾性力によってガタの
ない係合状態で取付けることができる。
【００３０】また、図６または図７に示すように、陳列
棚４０等の取付部材２０として該陳列棚等の前端にプレ
ート２４が立設されている場合、取付パーツ１０の後部
に下部から上方へ折り返された弾性押圧片２５と該弾性
押圧片２５の後方へ隙間をあけて上部から下方へ折り返
されたフック２６を設け、該フック２６をプレート２４
に挿着して弾性押圧片２３で弾性的に支持することによ
って表示本体２を固定状態に取付けることができる。
棚４０等の取付部材２０として該陳列棚等の前端にプレ
ート２４が立設されている場合、取付パーツ１０の後部
に下部から上方へ折り返された弾性押圧片２５と該弾性
押圧片２５の後方へ隙間をあけて上部から下方へ折り返
されたフック２６を設け、該フック２６をプレート２４
に挿着して弾性押圧片２３で弾性的に支持することによ
って表示本体２を固定状態に取付けることができる。
【００３１】さらに、図８または図９に示すように、陳
列棚４０等の取付部材２０として該陳列棚４０等の前端
に横棒２７が設けられた場合、該横棒２７に取付パーツ
１０の後部から下方へ折曲されたフック２８を係合する
ことによって表示本体２を取付けることができる。
列棚４０等の取付部材２０として該陳列棚４０等の前端
に横棒２７が設けられた場合、該横棒２７に取付パーツ
１０の後部から下方へ折曲されたフック２８を係合する
ことによって表示本体２を取付けることができる。
【００３２】なお、本実施例においては、表示本体２の
収納部２ａに収納する部材として液晶表示装置を例にあ
げているが、他に、従来から一般的に使用されている回
転リーフ式のプライサー本体を挿着するようにしてもよ
い。
収納部２ａに収納する部材として液晶表示装置を例にあ
げているが、他に、従来から一般的に使用されている回
転リーフ式のプライサー本体を挿着するようにしてもよ
い。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表示用ホ
ルダによれば、陳列棚等に設けられた取付部材に取付パ
ーツを介して回動自在に取り付けられた表示本体の表示
角度を調整する際に、スライドアダプタを押し上げるこ
とによって取付パーツの係止片と弾性支持片の係止溝と
の係合を解除して、表示本体をフリーの状態で回動し、
所望の表示角度に至ったときにスライドアダプタの押上
げをはなすことによって所望の係止溝が取付パーツの係
止片に落とし込まれて係止され、これによって表示本体
を所望の角度に調節した固定状態にすることができる。
ルダによれば、陳列棚等に設けられた取付部材に取付パ
ーツを介して回動自在に取り付けられた表示本体の表示
角度を調整する際に、スライドアダプタを押し上げるこ
とによって取付パーツの係止片と弾性支持片の係止溝と
の係合を解除して、表示本体をフリーの状態で回動し、
所望の表示角度に至ったときにスライドアダプタの押上
げをはなすことによって所望の係止溝が取付パーツの係
止片に落とし込まれて係止され、これによって表示本体
を所望の角度に調節した固定状態にすることができる。
【００３４】従って、本発明の表示本体によれば、従来
のように表示本体を無理な力で回動するのではなくて、
スライドアダプタを押上げる操作を行いさえすれば、容
易に角度調節を行うことができ、表示用ホルダを取り付
けた陳列棚等の高さに応じて、買物客の視線に適した表
示角度にすることが可能となる。
のように表示本体を無理な力で回動するのではなくて、
スライドアダプタを押上げる操作を行いさえすれば、容
易に角度調節を行うことができ、表示用ホルダを取り付
けた陳列棚等の高さに応じて、買物客の視線に適した表
示角度にすることが可能となる。
【図１】本発明による実施例の表示用ホルダの後方斜め
方向からの斜視図である。
方向からの斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】本発明による実施例の表示用ホルダを後方斜め
方向から見た分解斜視図である。
方向から見た分解斜視図である。
【図４】本発明による実施例の表示用ホルダを陳列棚用
のレールに取り付けた状況を示す断面図である。
のレールに取り付けた状況を示す断面図である。
【図５】本発明による実施例の表示用ホルダを図４とは
別種の陳列棚用のレールに取り付けた状況を示す断面図
である。
別種の陳列棚用のレールに取り付けた状況を示す断面図
である。
【図６】本発明による表示用ホルダの後方斜視図であ
り、陳列棚に設けられたプレートに取り付ける場合のフ
ック形状を示す図である。
り、陳列棚に設けられたプレートに取り付ける場合のフ
ック形状を示す図である。
【図７】図６の表示用ホルダを陳列棚用のプレートに取
り付けた状況を示す断面図である。
り付けた状況を示す断面図である。
【図８】本発明による表示用ホルダの後方斜視図であ
り、陳列棚に設けられた横棒に取り付ける場合のフック
形状を示す図である。
り、陳列棚に設けられた横棒に取り付ける場合のフック
形状を示す図である。
【図９】図８の表示用ホルダを陳列棚用のプレートに取
り付けた状況を示す断面図である。
り付けた状況を示す断面図である。
【図１０】従来の表示用ホルダの断面図である。
１…表示用ホルダ
２…表示本体
３…案内溝
４…スライドアダプタ
５…弾性支持片
６…突出部
７…係止孔
８…角度調節片
９…係止溝
１０…取付パーツ
１１…係止片
１２…支持片
１３…連結軸
１４…挟持片
１５…連結孔
１６…案内板
１７…段部
１８…押上げ凸部
２０…取付部材
４０…液晶表示装置
Claims (5)
- 【請求項１】陳列棚等に設けられた取付部材に取付パー
ツを介して回動自在に取り付けられる表示本体の表示角
度を調節自在にした表示用ホルダにおいて、前記表示本
体の後方に設けられた案内溝に沿って上下方向に移動す
るスライドアダプタの上方に弾性支持片が突設されると
共に該弾性支持片の端部が前記表示本体の背面に設けら
れた係止孔に係止され、前記スライドアダプタの後方に
突出された角度調節片の下面に形成された複数の係止溝
のうち任意の係止溝が前記取付パーツの上部の係止片に
係止される構成を有し、前記弾性支持片の弾性力に抗し
て前記スライドアダプタを押し上げることによって前記
弾性支持片の係止溝を前記取付パーツの係止片から解除
すると共に所望の弾性支持片の係止溝を前記取付パーツ
の係止片に落とし込んで係止することにより、前記表示
本体の表示角度を調節するようにしたことを特徴とする
表示用ホルダ。 - 【請求項２】前記スライドアダプタの上部に設けられた
弾性支持片は該スライドアダプタの一体成形によって該
スライドアダプタの上方へ彎曲状に突出する形状を有
し、該弾性支持片の先端部に設けられた突出部が前記表
示本体の背面に形成された係止孔に回動自在に嵌合する
ことによって前記スライドアダプタの上下移動を弾性的
に支持するようにしたことを特徴とする請求項１記載の
表示用ホルダ。 - 【請求項３】陳列棚等の取付部材として上下に折返片を
有するレールが設けられている場合、該レールの上下の
折返片に前記取付パーツに形成された上下の弾性取付片
を係合するようにしたことを特徴とする請求項１又は２
記載の表示用ホルダ。 - 【請求項４】陳列棚等の取付部材として該陳列棚等の前
端にプレートが立設されている場合、前記取付パーツの
後部に弾性押圧片を備えたフックを設け、該フックを前
記プレートに挿着して前記弾性押圧片で弾性的に支持す
ることにより前記表示本体を取付けるようにしたことを
特徴とする請求項１又は２記載の表示用ホルダ。 - 【請求項５】陳列棚等の取付部材として該陳列棚等の前
端に横棒が設けられている場合、該横棒に前記取付パー
ツの後部に形成されたフックを係合することにより前記
表示本体を取付けるようにしたことを特徴とする請求項
１又は２記載の表示用ホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002033839A JP3711451B2 (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | 表示用ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002033839A JP3711451B2 (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | 表示用ホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003233323A true JP2003233323A (ja) | 2003-08-22 |
| JP3711451B2 JP3711451B2 (ja) | 2005-11-02 |
Family
ID=27776513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002033839A Expired - Lifetime JP3711451B2 (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | 表示用ホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3711451B2 (ja) |
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- 2002-02-12 JP JP2002033839A patent/JP3711451B2/ja not_active Expired - Lifetime
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