JP2005304846A - 値札保持具 - Google Patents

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章蔵 川又
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Abstract

【課題】 商品を陳列するフックハンガーの取付け位置に左右されることなく、カードホルダーに挿入された値札を、常に人に見え易い方向へ向けることができる値札保持具を提供することを目的とする。
【解決手段】 フックハンガーに取り付けられる値札保持具1に於て、フックハンガーの先端部に固着される支持部材2と、支持部材2に左右首振り可能に取り付けられる首振り部材3と、首振り部材3に取着されるベース部材4と、ベース部材4の表面に重合するカードホルダー5とを、備えている。そのベース部材4の左右両端縁に突部6,6を水平状に形成し、かつ、カードホルダー5は腕部材7,7を有し、その腕部材7には、突部6が嵌め込まれると共にカードホルダー5を重合状態から引出して上下に揺動可能とする長孔8が形成されている。さらに、カードホルダー5が上下に揺動してベース部材4に接近する位置に、雄雄及び又は雄雌の係止機構9を備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、値札保持具に関するものである。
コンビニエンスストアやデパートや専門店等に於て、商品を吊り下げて陳列するフックハンガーにその商品の商品名、値段、バーコード等を表示する値札が取り付けられているが、値札は鉛直状に配置されているので、低い位置や壁寄りの位置に取り付けられた値札の表示面が見えにくい問題があった。
この問題を解決するために、図14に示すように従来の値札保持具は、カードホルダー50がベース部材40の上方にある揺動軸41に枢着揺動すると共に、ベース部材40が(首振り部材30を介して)左右に首振り揺動することで、カードホルダー50の表示面の向きを見易い向きに変更していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−278463号公報
しかし、従来の値札保持具は、カードホルダー50を鉛直状に配置された位置から下方へ揺動させることができず、値札保持具が高い位置に設置されている場合、下方から値札を見上げる人にとっては、そのカードホルダー50の表示面が見難かった。
そこで、本発明は、商品を陳列するフックハンガーの取付け位置に左右されることなく、カードホルダーに挿入された値札を、常に人に見え易い方向へ向けることができる値札保持具を提供することを目標とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る値札保持具は、フックハンガーに取り付けられる値札保持具に於て、フックハンガーの先端部に固着される支持部材と、支持部材に左右首振り可能に取り付けられる首振り部材と、首振り部材に取着されるベース部材と、ベース部材の表面に重合するカードホルダーとを、備え、ベース部材の左右両端縁に突部を水平状に形成し、かつ、カードホルダーは腕部材を有し、その腕部材には、突部が嵌め込まれると共にカードホルダーを重合状態から引出して上下に揺動可能とする長孔が形成され、さらに、カードホルダーが上下に揺動してベース部材に接近する位置に、雄雄及び又は雄雌の係止機構を備えた。
また、係止機構は、カードホルダー及びベース部材に突設された係止小突子と、カードホルダーに形成されると共に、カードホルダーの上下揺動位置保持用としてベース部材側の係止小突子と嵌合する係止凹溝と、から成り、さらに、重合状態に於て、ベース部材とカードホルダーに、係止小突子と嵌合する嵌込凹溝を設けた。
また、長孔が、両端に円形膨出部を有する唖鈴形である。
また、ベース部材の裏面に、首振り部材の上下両端縁を差し込んで係止する係止爪と、左右両端縁の一方に当接するストッパ突片と、左右両端縁の他方が差込みの際に弾性変形して通過を許容して抜け止めする弾性抜け止め用爪片とが、形成されているものである。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
本発明に係る値札保持具によれば、カードホルダーを上下かつ左右に揺動でき、さらに、その揺動させた位置を保持できる。このことにより、値札保持具が高い位置や低い位置(床面近く)、また、壁寄りの位置等に取り付けられた場合であっても、その取付け位置に関係なくカ─ドホルダーの表示面を人が見易い位置に容易に向けることができる。
以下、実施の形態に示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1〜図11に示す第1の実施の形態に於て、図1に示すように、Fは商店等の陳列棚に水平に取り付けられるフックハンガーであり、このフックハンガーFは、上下平行に設けられた上部バー17と下部バー18を備え、かつ、上部バー17と下部バー18はそれぞれの基端部で連結部19で連結され、フックハンガーF全体の形状はコの字形である。上部バー17の先端部は直角に上に向くように(鉛直上向きに)折り曲げられ値札保持具1が取り付けられている。そして、下部バー18には商品が吊り下げられている。また、フックハンガーFは一本のバーのみを有するものであって、そのバーに商品が吊り下げられると共に、そのバーの先端部に値札保持具1が取り付けられていてもよく、その他の形状のものであってもよい。
図2〜図5に示すように、値札保持具1は、フックハンガーFに固着される支持部材2と、支持部材2に左右首振り可能に取り付けられる首振り部材3と、首振り部材3に取着されるベース部材4と、ベース部材4の表面に重合するカードホルダー5とから成っている。支持部材2は、横断面が倒立U字状の挿嵌部20と円形の取付け孔21を有し、その挿嵌部20は上部バー17の水平部に外嵌され、取付け孔21には上部バー17の鉛直上向きに曲げられた先端部が挿入されている。
次に、樹脂製の首振り部材3は、その上部と下部に、前方開口状かつ平面視U字状の枢着部24,24を有し、枢着部24のそれぞれの端部には差込片25,25が付設されている。
また、図5に示すように、支持部材2の上部と下部に、同一鉛直軸心状の揺動軸部材22,22を具備し、上記枢着部24はこの揺動軸部材22に枢着して、首振り部材3が左右に揺動(首振り)可能となっている(図9参照)。
図4と図7に示すように、ベース部材4は正面視矩形の板状部材であり、その左右両端縁それぞれの中間位置に、側面視円形の突部6,6を水平状に形成している。ベース部材4の裏面の上端部と下端部のそれぞれには、上記首振り部材3の差込片25を差し込んで係止する係止爪14を左右に2個ずつ並設し、かつ、裏面視して首振り部材3の右端縁に当接するストッパ突片15と、左端縁に当接する弾性抜け止め用爪片16とが形成されている。弾性抜け止め用爪片16は、ベース部材4に裏面視して右方向に開口するコの字状のスリットを切欠いて形成される弾性片部26と、その弾性片部26の先端部に付設される突片部27と、から成っている。また、ストッパ突片15と弾性抜け止め用爪片16の配置を左右逆にしてもよく、また、弾性片部26は、左方向に開口するコの字状のスリットから形成されていてもよい。
また、図3と図5に示すように、平面視円弧状に形成された支持部材2の前面に、首振り部材3の左右揺動(首振り)位置保持用の3個の突起部23を並設し、これら突起部23の配置は、上記円弧の中央とその左右に等間隔に1個ずつとする。さらに、ベース部材4はエの字状のスリットを切欠いて2枚の弾性舌片28,28を形成し(図7参照)、その弾性舌片28,28の間の縦溝29に上記突起部23が択一的に嵌合する。なお、突起部23の配置及び数量は設計変更自由である。また、支持部材2とベース部材4は、ABS樹脂製である。
図1〜図6に示すカードホルダー5は、透明樹脂製であり、前面板31(表示面)と後面板32と2個の腕部材7,7から成っている。前面板31と後面板32は、それぞれの上端縁に向かって若干接近するように配置されると共に、それぞれの下端縁で一体状に連結され、前面板31と後面板32の間には値札39を挿入するスリット33を形成している。さらに、後面板32の前面の左右端には、挿入された値札39が左右方向にずれたり外れたりしないための小突隆部34が形成されている。前面板31の形状は正面視矩形であるが、後面板32の形状は、値札39を容易に挿入れ・取出し可能にするために、矩形状の板の上方の左右角部を三角状に切り取った形状(長方形の上に、その長方形の横辺と同じ長さの下底を持つ台形を乗せた形状)となっている。
図4は、ベース部材4とカードホルダー5は重合して連結されている状態──重合状態──を示す。この重合状態に於て、後面板32の後面に、腕部材7,7が水平に左右に並設され、腕部材7には、上記突部6が嵌め込まれると共にカードホルダー5を重合状態から引出して上下に揺動可能とする長孔8が形成されている(図8参照)。つまり、長孔8は重合状態に於て、横長状に形成されている。さらに、長孔8は、両端に円形膨出部13,13を有する唖鈴形であり、円形膨出部13の曲率半径は、上記円形の突部6の曲率半径とほぼ同一か若干大きく設定されている。また、突部6の直径は、長孔8の幅寸法よりは大きく設定されている。
図8に於て、(a)はカードホルダー5を重合状態から前方へ引出した状態──引出し状態──を示し、(b)は引出し状態からカードホルダー5を上方へ揺動させて前方下傾状に固定した状態──前方下傾状態──を示し、(c)は引出し状態からカードホルダー5を下方へ揺動させて前方上傾状に固定した状態──前方上傾状態──を示している。
そして、前方下傾状態及び前方上傾状態に於て、カードホルダー5がベース部材4に接近して接触する位置に、雄雄及び又は雄雌の係止機構9を備えている。図11に示すように、第1の実施の形態では、雄雄及び雄雌の係止機構9を具備し、その係止機構9は、カードホルダー5及びベース部材4に突設された係止小突子10,10と、カードホルダー5の上下揺動位置保持用として(前方下傾状態及び前方上傾状態に於て)ベース部材4側の係止小突子10と嵌合する係止凹溝11とから成っている。係止小突子10は横断面円弧状に突出し、係止凹溝11は横断面円弧状に凹曲面を形成している。また、前方下傾状態及び前方上傾状態に於て、カードホルダー5側の係止小突子10は、ベース部材4側の係止小突子10の外側にて係止するように配置されている。
図6に示すように、後面板32の後面の上方中央と下方中央の位置に、横長状の係止小突子10,10が上下対称にかつ水平に付設され、それぞれの係止小突子10,10の内側に係止凹溝11,11が隣接して形成されている。また、図7に示すように、ベース部材4の前面の上下両端中央に横長状の係止小突子10,10が上下対称にかつ水平に付設されている。
図5に示す重合状態に於て、ベース部材4とカードホルダー5に、係止小突子10と嵌合する嵌込凹溝12が設けられている。後面板32の後面に嵌込凹溝12が、上下の係止小突子10,10の外側に隣接して形成され(図6参照)、ベース部材4の前面に嵌込凹溝12が、上下の係止小突子10,10の内側に隣接して形成されている(図7参照)。
また、係止小突子10と係止凹溝11及び、係止小突子10と嵌込凹溝12とが嵌合しやすいように、係止凹溝11の横断面の曲率半径は係止小突子10の横断面の曲率半径より若干大きく設定され、嵌込凹溝12の幅寸法は係止小突子10の横断面の直径より若干大きく設定されている。
図12に示す第2の実施の形態に於て、雄雌の係止機構9を備え、この係止機構9は、ベース部材4に突設された係止小突子10と、カードホルダー5に形成されると共に、前方下傾状態及び前方上傾状態に於て係止小突子10と嵌合する係止凹溝11とから成っている。つまり、図11に示す第1の実施の形態と比較すると、カードホルダー5に係止小突子10が突設されておらず、その係止小突子10が重合状態に於て嵌合する嵌込凹溝12がベース部材4に形成されていない。
そして、図示省略するが、ベース部材4の前面の上下両端中央に係止小突子10,10を上下対称かつ水平に付設し、かつ、後面板32の後面の上方中央と下方中央の位置に、係止凹溝11,11が上下対称かつ水平に形成され、重合状態で上記係止小突子10と勘合する嵌込凹溝12が、それぞれの係止凹溝11,11の外側に一定間隔を介して形成されている。
なお、この第2の実施の形態に於て、上述の第1の実施の形態との構成の差異以外は同様の構成であるので説明を省略する。
図13に示す第3の実施の形態に於て、雄雄の係止機構9を備え、この係止機構9は、ベース部材4及びカードホルダー5に突設された係止小突子10,10から成っている。つまり、図11に示す第1の実施の形態と比較すると、前方下傾状態及び前方上傾状態に於て係止小突子10と嵌合する係止凹溝11がカードホルダー5に形成されていない。
そして、図示省略するが、後面板32の後面の上方中央と下方中央及びベース部材4の前面の上下両端中央に、係止小突子10,10が上下対称にかつ水平に付設されている。さらに、重合状態に於て、後面板32の係止小突子10,10の外側及びベース部材4の係止小突子10,10の内側に、それぞれの係止小突子10と嵌合する嵌込凹溝12が形成されている。
なお、この第3の実施の形態に於て、上述の第1の実施の形態との構成の差異以外は同様の構成であるので説明を省略する。
また、カードホルダー5とベース部材4とを確実に係止するには、図11に示す第1の実施の形態の係止機構9が好ましい。
上述した本発明である値札保持具の使用方法(作用)について説明する。
図1に示すように、まず重合状態に於て、値札39をカードホルダー5のスリット33に挿入し、値札保持具1をフックハンガーFの上部バー17の先端部に取り付ける。そして、値札39に表示された商品名や値段等が人から見え易い場合は、この状態でよいが、値札保持具1が下方に(床面近くに)配置され見え難い場合は、最初に重合状態からカードホルダー5を前方へ引出して、図8(a)に示す引出し状態にする。このとき、突部6は前方の円形膨出部13から後方の円形膨出部13へ相対的に移動する。次に、腕部材7を介して、カードホルダー5を突部6を揺動軸として上方へ揺動させ、図8(b)及び図11に示すように、ベース部材4の上方の係止小突子10が、後面板32の上方の係止凹溝11に嵌め込まれ、カードホルダー5が係止され前方下傾状態とする。
この係止機構9の作用について以下に具体的に説明する。図10に示す前方下傾状態に於て、Aは、腕部材7を前方下傾状態になる角度まで揺動させたときに、後面板32がベース部材4に当接しなかったと仮定した場合の仮想の位置を示す。Wは、ベース部材4の上方の係止小突子10が後面板32の係止凹溝11及び係止小突子10と接触している範囲を示し、Xをその接触範囲Wのうちの接点とする。さらに、後面板32の仮想の位置Aでの接点Xに相当する点をZとして示す。
係止機構9による係止を強固なものにするため、突部6の中心点Yから仮想の接点Zまでの距離D0 を、突部6の中心点Yから接点Xまでの距離D1 より短く設定してある。つまり、ベース部材4の係止小突子10が後面板32の係止凹溝11に強く押して嵌め込まれることで、腕部材7の下部35と、その下部35と連結される後面板32の上方部36にて形成される(網目線で示すL字形部の)二股の角度が広げられ、カードホルダー5に弾性変形が生じる。そして、カードホルダー5にこの弾性変形を元に戻す力(弾性復元力)が働くことで(L字形部の二股の角度が狭まることで)、カードホルダー5は、接点Xから突部6の中心点Yに向かって押圧力E0 をベース部材4の係止小突子10に及ぼす。この押圧力E0 を、水平方向の分力E1 と鉛直方向の分力E2 に分けて考えると、接触範囲Wのうちの接点には、水平方向の接線に係る接点Pがあり、分力E2 はこの接点Pに於て打ち消されるので、カードホルダー5は分力E2 により下方に外れることはない。そして、分力E1 は後方に働いていることから、ベース部材4の係止小突子10は係止凹溝11にさらに嵌め込まれ、カードホルダー5はベース部材4から外れることなく確実に係止される。
また、接点X以外の接触範囲Wの接点に於ても、突部6の中心点Yよりは前方に位置するため、上述の接点Xの場合と同様に、後面板32に後方へ働く分力が生じることになり、カードホルダー5は外れることなく係止される。
また、値札保持具1が上方に配置され見え難い場合は、重合状態からカードホルダー5を前方へ引出して引出し状態にし、次に、カードホルダー5を上方へ揺動させ、図8(c)に示すように、ベース部材4の下方の係止小突子10が、後面板32の下方の係止凹溝11に嵌め込まれ、カードホルダー5が係止されて前方上傾状態となる。
なお、前方上傾状態での係止機構9の作用は、上述の前方下傾状態での係止機構9の作用と上下対称にして同様となっているので説明を省略する。
また、値札保持具1が壁近く等に配置され見え難い場合は、図9に示すように、重合状態からカードホルダー5を(ベース部材4を介して)首振り部材3と揺動軸部材22により左又は右に揺動(首振り)させる。図9(a)に示すように左側へ首振りさせる場合は、縦溝29から平面視して中央の突起部23を外し、左側の突起部23を嵌め込みその位置を保持する。また、図9(b)に示すように、右側へ首振りさせる場合は、縦溝29から中央の突起部23を外し、右側の突起部23を嵌め込みその位置を保持する。
さらに、前方下傾状態又は前方上傾状態として、左右に首振りすることも可能であり、例えば、前方下傾状態にして左側に首振りさせると図9(c)に示すようになる。
以上のように、本発明である値札保持具は、フックハンガーFに取り付けられる値札保持具1に於て、フックハンガーFの先端部に固着される支持部材2と、支持部材2に左右首振り可能に取り付けられる首振り部材3と、首振り部材3に取着されるベース部材4と、ベース部材4の表面に重合するカードホルダー5とを、備え、ベース部材4の左右両端縁に突部6,6を水平状に形成し、かつ、カードホルダー5は腕部材7,7を有し、その腕部材7には、突部6が嵌め込まれると共にカードホルダー5を重合状態から引出して上下に揺動可能とする長孔8が形成され、さらに、カードホルダー5が上下に揺動してベース部材4に接近する位置に、雄雄及び又は雄雌の係止機構9を備えたので、カードホルダー5を上下かつ左右に揺動でき、さらに、その揺動させた位置を保持できる。このことにより、値札保持具1が高い位置や低い位置(床面近く)、また、壁寄りの位置等に取り付けられた場合であっても、その取付け位置に関係なくカ─ドホルダー5の表示面を人が見易い位置に容易に向けることができる。また、小さい商品等を陳列する場合でフックハンガーF…の間隔が相互に接近しているときは、カードホルダー5を左右に揺動させることで、カードホルダー5…が相互に干渉しないようにできる。
また、係止機構9は、カードホルダー5及びベース部材4に突設された係止小突子10,10と、カードホルダー5に形成されると共に、カードホルダー5の上下揺動位置保持用としてベース部材4側の係止小突子10と嵌合する係止凹溝11と、から成り、さらに、重合状態に於て、ベース部材4とカードホルダー5に、係止小突子10と嵌合する嵌込凹溝12を設けたので、カードホルダー5を上下揺動位置に於て、カードホルダー5及びベース部材4に突設された係止小突子10,10が互いに係止し、かつ、ベース部材4側の係止小突子10が係止凹溝11と嵌合して、その揺動位置を確実に保持できる。さらに、重合状態に於て、係止小突子10が嵌込凹溝12に嵌合するので、カードホルダー5をベース部材4の表面に密着保持でき、勝手に上下に揺動することを防ぐことができる。
また、長孔8が、両端に円形膨出部13,13を有する唖鈴形であるので、突部6を円形膨出部13にて位置保持できる。このことにより、重合状態に於て、カードホルダー5をベース部材4の表面に確実に密着保持することができ、さらに、前方下傾状態又は前方上傾状態に於て、係止機構9の係止力を十分に発揮させることができる。また、カードホルダー5を引出し状態からスムーズに上下に揺動させることができる。
また、ベース部材4の裏面に、首振り部材3の上下両端縁を差し込んで係止する係止爪14と、左右両端縁の一方に当接するストッパ突片15と、左右両端縁の他方が差込みの際に弾性変形して通過を許容して抜け止めする弾性抜け止め用爪片16とが、形成されているので、ベース部材4と首振り部材3が強固に取着され、カードホルダー5を上下左右に揺動させる場合でも外れたりすることがなく、安定してカードホルダー5の向きを変えることができる。また、首振り部材3をベース部材4の裏面に容易に着脱でき、値札保持具1を簡単に組み立てできると共に、値札保持具1の一部品が破損しても他の部品に交換できる。
本発明の第1の実施の形態を示す側面図である。 裏面図である。 平面図である。 側面図である。 断面側面図である。 カードホルダーの裏面図である。 ベース部材の裏面図である。 説明用の側面図である。 説明用の平面図である。 説明用の要部側面図である。 要部断面側面図である。 第2の実施の形態を示す要部断面側面図である。 第3の実施の形態を示す要部断面側面図である。 従来の値札保持具を示す側面図である。
符号の説明
1 値札保持具
2 支持部材
3 首振り部材
4 ベース部材
5 カードホルダー
6 突部
7 腕部材
8 長孔
9 係止機構
10 係止小突子
11 係止凹溝
12 嵌込凹溝
13 円形膨出部
14 係止爪
15 ストッパ突片
16 弾性抜け止め用爪片
F フックハンガー

Claims (4)

  1. フックハンガー(F)に取り付けられる値札保持具(1)に於て、該フックハンガー(F)の先端部に固着される支持部材(2)と、該支持部材(2)に左右首振り可能に取り付けられる首振り部材(3)と、該首振り部材(3)に取着されるベース部材(4)と、該ベース部材(4)の表面に重合するカードホルダー(5)とを、備え、
    上記ベース部材(4)の左右両端縁に突部(6)(6)を水平状に形成し、かつ、上記カードホルダー(5)は腕部材(7)(7)を有し、その腕部材(7)には、上記突部(6)が嵌め込まれると共にカードホルダー(5)を重合状態から引出して上下に揺動可能とする長孔(8)が形成され、
    さらに、上記カードホルダー(5)が上下に揺動して上記ベース部材(4)に接近する位置に、雄雄及び又は雄雌の係止機構(9)を備えたことを特徴とする値札保持具。
  2. 係止機構(9)は、カードホルダー(5)及びベース部材(4)に突設された係止小突子(10)(10)と、カードホルダー(5)に形成されると共に、カードホルダー(5)の上下揺動位置保持用としてベース部材(4)側の係止小突子(10)と嵌合する係止凹溝(11)と、から成り、
    さらに、上記重合状態に於て、ベース部材(4)とカードホルダー(5)に、係止小突子(10)と嵌合する嵌込凹溝(12)を設けた請求項1記載の値札保持具。
  3. 長孔(8)が、両端に円形膨出部(13)(13)を有する唖鈴形である請求項1又は2記載の値札保持具。
  4. ベース部材(4)の裏面に、上記首振り部材(3)の上下両端縁を差し込んで係止する係止爪(14)と、左右両端縁の一方に当接するストッパ突片(15)と、該左右両端縁の他方が上記差込みの際に弾性変形して通過を許容して抜け止めする弾性抜け止め用爪片(16)とが、形成されている請求項1,2又は3記載の値札保持具。
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