JP2000166747A - 壁掛用金具ユニット - Google Patents
壁掛用金具ユニットInfo
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Abstract
つ、物品側金具が壁側金具から簡単には外れないように
する。 【解決手段】 物品側金具20側に垂直断面逆L字形を
なすフック片22を設け、その先端部近傍に、壁掛物品
4側に突出する突起24を形成する。壁側金具10側に
水平断面コ字形に突出して上面から見て矩形開口12を
形成するフック受け部13を設ける。フック受け部13
に、概ねV字状をなすV字形案内溝14とその下部に連
続する屈曲溝15とさらにその下部に連続する垂直な縦
溝16とからなる案内兼抜け止め用溝30を形成する。
物品側金具20を壁側金具10に掛ける際に、フック片
22の突起24がフック受け部13のV字形案内溝14
で円滑に導かれ屈曲溝15を経て縦溝16に入る。この
状態でフック片22がフック受け部13で支持される。
物品側金具20に上向きの外力が働いても、フック片2
2の突起24がフック受け部13の縦溝16の上端縁1
6aに当たって、抜け止めされる。
Description
の液晶表示装置や掛け時計等の壁掛物品を壁に取り付け
るために用いる壁掛用金具ユニットに関する。
や掛け時計等の壁掛物品を壁に取り付ける際に使用され
る金具ユニットとして、図5〜図7に示すような一対の
金具1、2からなるものがある。図5は壁に取り付けら
れる壁側金具1、図6は壁掛物品に取り付けられる物品
側金具2をそれぞれ示す図であり、図7は両金具1、2
を実際に使用した状態の縦断面図である。
この基板部1cから水平断面コ字形に突出して上面から
見て矩形開口1aを形成するフック受け部1aとを備
え、物品側金具2は、同じく四角形の基板部2cと、こ
の基板部2cから垂直断面逆L形に突出して前記矩形開
口1aに上方から挿入されるフック片2aとを備えてい
る。3は壁、4は壁掛物品である。
付けた物品側金具2のフック片2aを壁側金具1の矩形
開口1aに挿入し下降させると、図7に示すように、フ
ック片2aの上部内面2bが壁側金具1のフック受け部
1aの上端縁1bに当たって、物品側金具2が壁側金具
1に取り付けられる。
ットは、壁掛物品を掛ける時にはその物品の陰になって
見えないので、物品側金具2のフック片2aが壁側金具
1の矩形開口1aに対して幅方向にずれて容易に入ら
ず、取り付けに手間取ることもある。また、人による不
慮の接触や地震等で物品4および物品側金具1が容易に
上方にスライドして、フック片2aが壁側金具1のフッ
ク受け部1aから外れてしまい、物品が落下してしまう
恐れもある。
なされたもので、壁掛物品を壁掛けする操作が容易であ
り、かつ掛けた後は不測に外れる恐れの少ない壁掛け用
金具ユニットを提供することを目的とする。
明は、壁に固定される基板部と、この基板部から水平断
面コ字形に突出して上面から見て矩形開口を形成するフ
ック受け部とを備えた第1金具と、壁掛物品側に固定さ
れる基板部と、この基板部から垂直断面逆L字形に突出
して前記矩形開口に上方から挿入されるフック片とを備
えた第2金具とで構成される壁掛用金具ユニットにおい
て、前記フック受け部に、その上端縁側が開いた概ねV
字状をなすV字形案内溝とその下部に連続する屈曲溝と
さらにその下部に連続する、上端縁が抜け止めとして機
能する垂直な縦溝とからなる案内兼抜け止め用溝を形成
し、前記フック片に、前記案内兼抜け止め用溝に挿通さ
れる突起を形成したことを特徴とする。
1におけるフック片が、その先端方向に行くに従ってカ
ーブして窄まる形状であることを特徴とする。
〜図4を参照して説明する。図1は本発明に係る金具ユ
ニットを構成する壁側金具10と物品側金具20とを、
両者を外した状態で示した斜視図、図2(A)は壁側金
具10の正面図、図2(B)は同平面図、図3(A)は
物品側金具20の正面図、図3(B)は同平面図、図4
は実際に両金具10、20を使用した状態の縦断面図で
ある。
あけ、絞り、折り曲げ加工したものであって、壁3側に
固定される四角形の基板部11と、この基板部11から
水平断面コ字形に突出して上面から見て矩形開口12を
形成するフック受け部13とを備え、このフック受け部
13には、その上端縁13a側が開いた概ねV字状をな
すV字形案内溝14と、その下部に連続するく字形の屈
曲溝15と、さらにその下部に連続する垂直な縦溝16
とからなる案内兼抜け止め用溝30が形成されている。
前記縦溝16の上端縁16aは、後述するように抜け止
めとして機能する。さらに、基板部11の一部を切り起
こして傾き防止用突起17を形成し、基板部11の四隅
にビス孔18をあけている。
様に一枚の鋼板を加工したものであって、物品4側に固
定される四角形の基板部21と、この基板部21から垂
直断面逆L字形に突出して壁側金具10の矩形開口12
に上方から挿入されるフック片22とを備えている。フ
ック片22の下縁部23は、ほぼ放物線形状にカーブし
て窄まった形状をなし、この下縁部23の中央に、壁掛
物品4側に折り曲げられた突起24が形成されている。
この突起24は、後述するように壁側金具10のフック
受け部13の前記案内兼抜け止め用溝30に挿通され
る。また、基板部21の四隅にビス孔25をあけてい
る。
に、壁掛物品3の背面に固定された物品側金具20を、
壁3に固定した壁側金具10に引っ掛ける操作を説明す
る。使用者が壁掛物品4を持ち上げて、当該物品に固定
された物品側金具20を、壁3に固定された壁側金具1
0の上方へ持っていく。次いで、物品側金具20を徐々
に降ろしてフック片22を壁側金具10のフック受け部
13の内側の矩形開口12まで持っていく。使用者にと
ってこれら金具10、20は壁掛物品の裏面に位置する
ので見えず、従って、使用者はフック片22の降ろす位
置の見当をつけて行わなければならない。しかし、フッ
ク片22が横方向に多少ずれてその下縁部23がフック
受け部13の上端縁13aの左右部に当たるようなこと
があっても、下縁部23のカーブ形状により、フック受
け部13の上端縁13aの左右部に引っかかることなく
挿入動作は進行する。その後、フック片22の突起24
がV字形案内溝14の縁に当たるが、ここでも突起24
はV字形案内溝14の傾斜形状のために引っかかること
はなく、V字形案内溝14に沿って下降し、次いで、く
の字状の屈曲溝15に沿って下降し、その間突起24と
一体のフック片22が同時に下降し、突起24が縦溝1
6にまで達すると、フック片22の上部内面22aがフ
ック受け部13の上端縁13aに突き当たって、フック
片22がフック受け部13に支持され、こうして、物品
側金具20が壁側金具10に掛けられ、壁掛物品4が壁
3に取り付けられる。この時、突起24は縦溝16の下
方に位置しているが、下端縁に接触はしていない。ま
た、壁側金具10側の傾き防止用突起17は、これに物
品側金具20の基板部21が当たることで、物品側金具
20の下部が物品の自重で壁3側に傾斜することを防止
する。
部13の内側のクランプか2に挿入する際、フック片2
2側の突起24がフック受け部13側のV字形案内溝1
4に案内されるので、物品側金具20を壁側金具10に
掛ける操作は容易である。また、上記のように両金具1
0、20が係合した状態では、人による不慮の接触や地
震等により壁掛物品4及び物品側金具20に上向きの外
力が加わったとしても、突起24が縦溝16の水平な上
端縁16aに当たり、この上端縁16aは突起24が上
方にスライドすることを規制するので、フック片22が
フック受け部13から抜け出ることはない。
く動作は、上述の挿入動作と逆であり、物品側金具20
を持ち上げる際、突起24を縦溝16の上端縁16aに
当てた後、横にずらし、屈曲溝15に沿わせながら上方
に引き抜いていくと、物品側金具20を壁側金具10か
ら容易に外すことができる。
0にフック受け部13を設け、物品側金具20にフック
片22を設ける構成としたが、これと上下を逆にして、
壁側金具にフック片を設け、物品側金具にフック受け部
を設けた構成にすることも考えられる。また、実施形態
では、壁側金具および物品側金具をいずれも一枚物の金
属板から製作するものとしたが、別々の部材を溶接固定
する等して製作してもよい。また、金属板に限らず、樹
脂製であってもよい。また、案内兼抜け止め用溝を構成
するV字形案内溝および屈曲溝および縦溝は、必ずしも
実施形態の形状に限定されるものではない。
次のような効果が得られる。物品側金具を壁側金具に
掛けるために、フック片をフック受け部の内側の矩形開
口に挿入する際、フック片と一体の突起がフック受け部
のV字形案内溝に案内されるので、フック片が幅方向に
若干位置ずれしていても、円滑に矩形開口に挿入するこ
とができ、したがって、物品側金具を壁側金具に引っ掛
ける操作が容易になるという効果を奏する。物品側金
具に上向きの外力が働いても、物品側金具のフック片と
一体の突起が壁側金具のフック受け部側の縦溝の上端縁
に当たるので、フック片の上向きのスライドが規制さ
れ、したがって、物品側金具が壁側金具から簡単に抜け
出ることは防止されるという効果を奏する。
ック片が先すぼまり状をなすので、、フック片が幅方向
に若干位置ずれしていても、フック受け部の内側の矩形
開口に円滑に挿入できるという効果が一層高くなる。な
お、上述の効果は、壁側金具にフック片を設け物品側金
具にフック受け部を設けた逆の構成の場合にも同様に得
られる。
視図である。
の平面図である。
金具の平面図である。
図である。
示すもので、(A)は正面図、(B)は平面図である。
もので、(A)は正面図、(B)は平面図である。
ットの使用状態の縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 壁に固定される基板部と、この基板部か
ら水平断面コ字形に突出して上面から見て矩形開口を形
成するフック受け部とを備えた第1金具と、壁掛物品側
に固定される基板部と、この基板部から垂直断面逆L字
形に突出して前記矩形開口に上方から挿入されるフック
片とを備えた第2金具とで構成される壁掛用金具ユニッ
トにおいて、 前記フック受け部に、その上端縁側が開いた概ねV字状
をなすV字形案内溝と、その下部に連続する屈曲溝と、
さらにその下部に連続する、上端縁が抜け止めとして機
能する垂直な縦溝とからなる案内兼抜け止め用溝を形成
し、 前記フック片の先端近傍に、前記案内兼抜け止め用溝に
挿通可能な、壁掛物品側に突出する突起を形成したこと
を特徴とする壁掛用金具ユニット。 - 【請求項2】 前記フック片はその先端方向に行くに従
ってカーブして窄まる形状であることを特徴とする請求
項1に記載の壁掛用金具ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34989298A JP4336861B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 壁掛用金具ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP34989298A JP4336861B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 壁掛用金具ユニット |
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ID=18406821
Family Applications (1)
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JP34989298A Expired - Fee Related JP4336861B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 壁掛用金具ユニット |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20010067889A (ko) * | 2001-04-04 | 2001-07-13 | 한종태 | 벽걸이형 제품의 착탈식 벽면 고정장치 |
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-
1998
- 1998-12-09 JP JP34989298A patent/JP4336861B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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