JP4336861B2 - 壁掛用金具ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば壁掛け式の液晶表示装置や掛け時計等の壁掛物品を壁に取り付けるために用いる壁掛用金具ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、壁掛け式にした液晶表示装置や掛け時計等の壁掛物品を壁に取り付ける際に使用される金具ユニットとして、図5〜図7に示すような一対の金具1、2からなるものがある。図5は壁に取り付けられる壁側金具1、図6は壁掛物品に取り付けられる物品側金具2をそれぞれ示す図であり、図7は両金具1、2を実際に使用した状態の縦断面図である。
【0003】
前記壁側金具1は四角形の基板部1cと、この基板部1cから水平断面コ字形に突出して上面から見て矩形開口1aを形成するフック受け部1aとを備え、物品側金具2は、同じく四角形の基板部2cと、この基板部2cから垂直断面逆L形に突出して前記矩形開口1aに上方から挿入されるフック片2aとを備えている。3は壁、4は壁掛物品である。
【0004】
壁掛物品を壁に掛ける際、物品裏面に取り付けた物品側金具2のフック片2aを壁側金具1の矩形開口1aに挿入し下降させると、図7に示すように、フック片2aの上部内面2bが壁側金具1のフック受け部1aの上端縁1bに当たって、物品側金具2が壁側金具1に取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような金具ユニットは、壁掛物品を掛ける時にはその物品の陰になって見えないので、物品側金具2のフック片2aが壁側金具1の矩形開口1aに対して幅方向にずれて容易に入らず、取り付けに手間取ることもある。
また、人による不慮の接触や地震等で物品4および物品側金具1が容易に上方にスライドして、フック片2aが壁側金具1のフック受け部1aから外れてしまい、物品が落下してしまう恐れもある。
【0006】
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、壁掛物品を壁掛けする操作が容易であり、かつ掛けた後は不測に外れる恐れの少ない壁掛け用金具ユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、壁に固定される基板部と、この基板部から水平断面コ字形に突出して上面から見て矩形開口を形成するフック受け部とを備えた第1金具と、壁掛物品側に固定される基板部と、この基板部から垂直断面逆L字形に突出して前記矩形開口に上方から挿入されるフック片とを備えた第2金具とで構成される壁掛用金具ユニットにおいて、前記フック受け部に、その上端縁側が開いた概ねV字状をなすV字形案内溝とその下部に連続する屈曲溝とさらにその下部に連続する、上端縁が抜け止めとして機能する垂直な縦溝とからなる案内兼抜け止め用溝を形成し、前記フック片に、前記案内兼抜け止め用溝に挿通される突起を形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項2の壁掛用金具ユニットは、請求項1におけるフック片が、その先端方向に行くに従ってカーブして窄まる形状であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明に係る金具ユニットを構成する壁側金具10と物品側金具20とを、両者を外した状態で示した斜視図、図2(A)は壁側金具10の正面図、図2(B)は同平面図、図3(A)は物品側金具20の正面図、図3(B)は同平面図、図4は実際に両金具10、20を使用した状態の縦断面図である。
【0010】
前記壁側金具10は一枚の鋼板を切断、穴あけ、絞り、折り曲げ加工したものであって、壁3側に固定される四角形の基板部11と、この基板部11から水平断面コ字形に突出して上面から見て矩形開口12を形成するフック受け部13とを備え、このフック受け部13には、その上端縁13a側が開いた概ねV字状をなすV字形案内溝14と、その下部に連続するく字形の屈曲溝15と、さらにその下部に連続する垂直な縦溝16とからなる案内兼抜け止め用溝30が形成されている。前記縦溝16の上端縁16aは、後述するように抜け止めとして機能する。さらに、基板部11の一部を切り起こして傾き防止用突起17を形成し、基板部11の四隅にビス孔18をあけている。
【0011】
一方、物品側金具20も壁側金具10と同様に一枚の鋼板を加工したものであって、物品4側に固定される四角形の基板部21と、この基板部21から垂直断面逆L字形に突出して壁側金具10の矩形開口12に上方から挿入されるフック片22とを備えている。フック片22の下縁部23は、ほぼ放物線形状にカーブして窄まった形状をなし、この下縁部23の中央に、壁掛物品4側に折り曲げられた突起24が形成されている。この突起24は、後述するように壁側金具10のフック受け部13の前記案内兼抜け止め用溝30に挿通される。また、基板部21の四隅にビス孔25をあけている。
【0012】
次に、壁掛物品4を壁3に取り付ける際に、壁掛物品3の背面に固定された物品側金具20を、壁3に固定した壁側金具10に引っ掛ける操作を説明する。
使用者が壁掛物品4を持ち上げて、当該物品に固定された物品側金具20を、壁3に固定された壁側金具10の上方へ持っていく。次いで、物品側金具20を徐々に降ろしてフック片22を壁側金具10のフック受け部13の内側の矩形開口12まで持っていく。
使用者にとってこれら金具10、20は壁掛物品の裏面に位置するので見えず、従って、使用者はフック片22の降ろす位置の見当をつけて行わなければならない。しかし、フック片22が横方向に多少ずれてその下縁部23がフック受け部13の上端縁13aの左右部に当たるようなことがあっても、下縁部23のカーブ形状により、フック受け部13の上端縁13aの左右部に引っかかることなく挿入動作は進行する。
その後、フック片22の突起24がV字形案内溝14の縁に当たるが、ここでも突起24はV字形案内溝14の傾斜形状のために引っかかることはなく、V字形案内溝14に沿って下降し、次いで、くの字状の屈曲溝15に沿って下降し、その間突起24と一体のフック片22が同時に下降し、突起24が縦溝16にまで達すると、フック片22の上部内面22aがフック受け部13の上端縁13aに突き当たって、フック片22がフック受け部13に支持され、こうして、物品側金具20が壁側金具10に掛けられ、壁掛物品4が壁3に取り付けられる。この時、突起24は縦溝16の下方に位置しているが、下端縁に接触はしていない。
また、壁側金具10側の傾き防止用突起17は、これに物品側金具20の基板部21が当たることで、物品側金具20の下部が物品の自重で壁3側に傾斜することを防止する。
【0013】
上記のように、フック片22をフック受け部13の内側のクランプか2に挿入する際、フック片22側の突起24がフック受け部13側のV字形案内溝14に案内されるので、物品側金具20を壁側金具10に掛ける操作は容易である。
また、上記のように両金具10、20が係合した状態では、人による不慮の接触や地震等により壁掛物品4及び物品側金具20に上向きの外力が加わったとしても、突起24が縦溝16の水平な上端縁16aに当たり、この上端縁16aは突起24が上方にスライドすることを規制するので、フック片22がフック受け部13から抜け出ることはない。
【0014】
物品側金具20を壁側金具10から引き抜く動作は、上述の挿入動作と逆であり、物品側金具20を持ち上げる際、突起24を縦溝16の上端縁16aに当てた後、横にずらし、屈曲溝15に沿わせながら上方に引き抜いていくと、物品側金具20を壁側金具10から容易に外すことができる。
【0015】
なお、上記実施形態においては壁側金具10にフック受け部13を設け、物品側金具20にフック片22を設ける構成としたが、これと上下を逆にして、壁側金具にフック片を設け、物品側金具にフック受け部を設けた構成にすることも考えられる。
また、実施形態では、壁側金具および物品側金具をいずれも一枚物の金属板から製作するものとしたが、別々の部材を溶接固定する等して製作してもよい。また、金属板に限らず、樹脂製であってもよい。
また、案内兼抜け止め用溝を構成するV字形案内溝および屈曲溝および縦溝は、必ずしも実施形態の形状に限定されるものではない。
【0016】
【発明の効果】
本発明の壁掛用金具ユニットによれば、次のような効果が得られる。
▲1▼物品側金具を壁側金具に掛けるために、フック片をフック受け部の内側の矩形開口に挿入する際、フック片と一体の突起がフック受け部のV字形案内溝に案内されるので、フック片が幅方向に若干位置ずれしていても、円滑に矩形開口に挿入することができ、したがって、物品側金具を壁側金具に引っ掛ける操作が容易になるという効果を奏する。
▲2▼物品側金具に上向きの外力が働いても、物品側金具のフック片と一体の突起が壁側金具のフック受け部側の縦溝の上端縁に当たるので、フック片の上向きのスライドが規制され、したがって、物品側金具が壁側金具から簡単に抜け出ることは防止されるという効果を奏する。
【0017】
また、請求項2によれば、物品側金具のフック片が先すぼまり状をなすので、、フック片が幅方向に若干位置ずれしていても、フック受け部の内側の矩形開口に円滑に挿入できるという効果が一層高くなる。
なお、上述の効果は、壁側金具にフック片を設け物品側金具にフック受け部を設けた逆の構成の場合にも同様に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の壁掛用金具ユニットの斜視図である。
【図2】(A)は壁側金具の平面図、(B)は壁側金具の平面図である。
【図3】(A)は物品側金具の平面図、(B)は物品側金具の平面図である。
【図4】壁側金具に物品側金具を挿入した状態の縦断面図である。
【図5】従来の従来の壁掛用金具ユニットの壁側金具を示すもので、(A)は正面図、(B)は平面図である。
【図6】従来の壁掛用金具ユニットの物品側金具を示すもので、(A)は正面図、(B)は平面図である。
【図7】図5および図6の金具からなる壁掛用金具ユニットの使用状態の縦断面図である。
【符号の説明】
3 壁
4 壁掛物品
10 壁側金具
11 基板部
12 矩形開口
13 フック受け部
13a 上端縁
14 V字形案内溝
15 屈曲溝
16 縦溝
16a 縦溝の上端縁
17 傾き防止用突起
20 物品側金具
21 基板部
22 フック片
23 下縁部
24 突起

Claims (2)

  1. 壁に固定される基板部と、この基板部から水平断面コ字形に突出して上面から見て矩形開口を形成するフック受け部とを備えた第1金具と、壁掛物品側に固定される基板部と、この基板部から垂直断面逆L字形に突出して前記矩形開口に上方から挿入されるフック片とを備えた第2金具とで構成される壁掛用金具ユニットにおいて、
    前記フック受け部に、その上端縁側が開いた概ねV字状をなすV字形案内溝と、その下部に連続する屈曲溝と、さらにその下部に連続する、上端縁が抜け止めとして機能する垂直な縦溝とからなる案内兼抜け止め用溝を形成し、
    前記フック片の先端近傍に、前記案内兼抜け止め用溝に挿通可能な、壁掛物品側に突出する突起を形成したことを特徴とする壁掛用金具ユニット。
  2. 前記フック片はその先端方向に行くに従ってカーブして窄まる形状であることを特徴とする請求項1に記載の壁掛用金具ユニット。
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