JPH0439511Y2 - - Google Patents

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JPH0439511Y2
JPH0439511Y2 JP1985112927U JP11292785U JPH0439511Y2 JP H0439511 Y2 JPH0439511 Y2 JP H0439511Y2 JP 1985112927 U JP1985112927 U JP 1985112927U JP 11292785 U JP11292785 U JP 11292785U JP H0439511 Y2 JPH0439511 Y2 JP H0439511Y2
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hook
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hooking
locking
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JP1985112927U
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JPS6220295U (ja
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、機器を室壁に着脱可能に掛け保持す
る機器の壁掛装置に関する。
[考案の技術的背景] 例えば空気清浄機等の機器の壁掛装置の従来構
造は、例えば第16図及び第17図に示すように
機器aの後面部に設けられた逆L字状の掛合部b
を、室壁cに取付けられたコ字状の引掛部dに上
方から引掛けるように掛合させることによつて、
機器aを室壁cに掛け保持させるものであつた。
[背景技術の問題点] しかしながら上記従来構成では、掛合部bを引
掛部dに単に上方から引掛けているだけであるか
ら、例えば機器aを室壁cに取付けたまま掃除を
行なう際に機器aにその自重を越える上向きの外
力を不用意に加えてしまつた場合、簡単に掛合部
bが引掛部dから外れて機器aが床上に落下し、
機器aが破損してしまうという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は上記事情を考慮してなされたもので、
従つてその目的は、機器が不用意に室壁から外れ
落ちることを未然に防止できる機器の壁掛装置を
提供するにある。
[考案の概要] 本考案は、機器及び室壁のうち一方に設けられ
開口部を形成した被掛合部材と他方に設けられ前
記開口部を挿通可能な大きさに形成された引掛部
を有した掛合部材とから成り、前記掛合部材の引
掛部を前記開口部を通じて前記被掛合部材の裏面
側に位置させて、前記機器を引き下げることによ
り引掛部と被掛合部材とを掛合させて機器を室壁
に掛け保持するものであつて、前記被掛合部材の
裏面側に前記開口部の上又は下の縁部の左右方向
一方側に対応位置して設けられ前記引掛部を開口
部に挿通した位置で引掛部の先端を係止して前記
機器の引き下げを阻止する係止部と、前記引掛部
の基部に前記係止部とは反対側の一端から他端側
に向つて延びるように形成され機器を横方向にず
らすことにより前記被掛合部材の開口側縁部を侵
入させて前記引掛部を前記係止部から外し機器の
引き下げを可能にする切欠溝とを具備せしめたこ
とを特徴とするものであり、これによつて被掛合
部材の開口側縁部を引掛部の切欠溝に侵入させて
引掛部を前記係止部から外した状態で引掛部と被
掛合部材とを掛合させて機器を室壁に掛け保持す
れば、機器が単に上方に移動しただけでは引掛部
と被掛合部材との掛合が外れないようにしたもの
である。
[考案の実施例] 以下、本考案の第一実施例を第1図乃至第12
図に基いて説明する。まず第3図乃至第5図にお
いて、1は矩形状を成す被掛合部材で、これは例
えば空気清浄機等の機器2の後面に例えばねじ止
めにより取付けられている。そして、この被掛合
部材1には、後方から見て左側下部寄り部分に矩
形状の開口部3が形成されている。また、機器2
の後面部には被掛合部材1に対応して凹部4が形
成され、この凹部4の左下隅(後方から見て)に
開口部3が位置している。5は係止部で、開口部
3の上縁部の左右方向一方側たる左側(後方から
見て)に対応位置して被掛合部材1の裏面側(凹
部4側)に突出するように折曲形成されている。
一方第6図乃至第8図において、6は掛合部材
で、これは被掛合部材1の開口部3を挿通可能な
大きさに形成されたL字状の引掛部7を有し、こ
の引掛部7の基部に一体に形成された取付部8を
室壁9に例えばねじ止めにより取付けている。そ
して、引掛部7の幅寸法Aを係止部5と開口部3
の側縁との間隔寸法B(第4図参照)よりも大き
く設定し、且つ係止部5の先端と凹部4との隙間
寸法C(第5図参照)を引掛部7の厚み寸法より
も小さく設定し、これにより引掛部7を開口部3
に挿通した位置(第9図及び第10図参照)で係
止部5を引掛部7の先端に係止させて機器2の引
き下げを阻止し得るようにしている。10は切欠
溝(第6図及び第7図参照)で、引掛部7の基部
に係止部5とは反対側の一端たる左端から他端た
る右端側に向つて延びるように形成されている。
この切欠溝10の幅寸法Dは被掛合部材1の開口
部3側縁を侵入可能なように被掛合部材1の厚み
寸法よりも大きく設定さると共に長さ寸法Eは、
被掛合部材1の開口部3側縁を切欠溝10に侵入
させたときに第11図に示すように引掛部7の右
側縁が係止部5から左側方に外れるように設定さ
れている。
次に、上記構成の作用について説明する。機器
2を室壁9に掛け保持するには、まず機器2を持
上げて被掛合部材1の開口部3を掛合部材6の引
掛部7に合致させた状態で、そのまま機器2を後
方に移動させることにより、開口部3を引掛部7
に挿通する(第9図及び第10図参照)。この位
置では、機器2を引き下げようとしても、係止部
5が引掛部7の先端(上端)に係止されて機器2
の引き下げが阻止される。そこで、機器2を横方
向たる右方向にずらすことにより被掛合部材1の
開口部3側縁を掛合部材6の切欠溝10に侵入さ
せ、これによつて第11図に示すように引掛部7
を係止部5から左側方に外した状態にする。この
状態では機器2の引き下げが可能となり、従つて
第11図に示す状態から機器2を引き下げれば、
第1図及び第2図に示すように被掛合部材1の開
口部3の上縁が引掛部7の基部に掛合されて機器
2が室壁9に掛け保持される。斯かる機器2の掛
け保持状態では、被掛合部材1の開口部3側縁が
掛合部材6の切欠溝10に侵入し且つ係止部5が
引掛部7の右横に位置した状態になつているた
め、機器2の左方向のずれ移動に対しては係止部
5が引掛部7の右側縁に係止されることによりそ
の以上の左方向移動が阻止され、また右方向への
ずれ移動に対しては被掛合部材1の開口部3の左
側縁が掛合部材6の切欠溝10の右側縁に係止さ
れることによりそれ以上の右方向移動が阻止さ
れ、これによつて機器2が係止部5と切欠溝10
右側縁とにより左右方向に移動規制された状態で
引掛部7に掛け保持されている。
ところで、機器2を室壁9に掛け保持した状態
で例えば機器2の掃除を行なう際に機器2にその
自重を越える上向きの外力が加わつた場合、その
外力によつて機器2が持ち上げられてしまう。而
して本実施例の場合、単に機器2が真上に持ち上
げられただけでは、依然として被掛合部材1の開
口部3の側縁部分が掛合部材6の切欠溝10に侵
入した状態即ち被掛合部材1の開口部3の側縁部
分が引掛部7の内側にあつてこれと重なり合つた
状態を維持するから、機器2が真上に持ち上げら
れただけでは被掛合部材1が引掛部7から外れる
ことはなく、その後機器2はその自重により下方
に移動して再び被掛合部材1の開口部3の上縁が
引掛部7に掛け保持された状態に戻る。従つて、
本実施例では掃除時等における機器2の落下事故
を未然に防止できる。
一方、機器2を室壁9の引掛部7から取外すに
は、前述した機器2の取付け手順と全く逆の手順
で行えば良い。即ち、まず機器2を真上に持ち上
げて係止部5を引掛部7の上端よりも上方に位置
させた上で、該機器2を左側方にずらして被掛合
部材1の開口部3を引掛部7に合致させ、この状
態で機器2を前方に引き出せば、被掛合部材1が
引掛部7から外れて機器2が引掛部7から取外さ
れる。
尚、上記実施例においては係止部5を被掛合部
材1の開口部3の上縁部に一体に折曲形成した
が、これに限られず、例えば第13図及び第14
図に示す第二実施例のように機器2の後面部が被
掛合部材1の開口部3上縁部の左側に当接するよ
うに凹部11を形成することにより係止部12を
該開口部3の上縁部左側に対応位置して設ける構
成としたり、或は別体の係止部を被掛合部材1に
取付ける構成としても良い。また上記実施例では
係止部5,12を被掛合部材1の開口部3の上縁
部右側に設け且つ切欠溝10を引掛部7の基部の
左側に形成したが、この構成とは左右反対となる
位置に係止部及び切欠溝を設ける構成即ち係止部
を左側に位置させ且つ切欠溝を右側に位置させた
構成としても良い。更には、上記実施例とは反対
に第15図に示す第三実施例のように被掛合部材
13を室壁9に設け、掛合部材14を機器2の後
面部に設ける構成としても良い。この場合、被掛
合部材13及び掛合部材14を前記第一実施例と
は上下反対となるように配置する必要があり、具
体的には被掛合部材13の開口部15の下縁部の
左右方向一方側に係止部16を設け、掛合部材1
4の下向きに延びる引掛部17の基部(上部)に
切欠溝(図示せず)を係止部16とは反対側の一
端から他端側に向つて延びるように形成するもの
である。その他、本考案は空気清浄機以外の機器
例えばサーキユレータ等にも適用して実施できる
等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変形可能であ
る。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、機器
を室壁に掛け保持した状態、即ち被掛合部材の開
口側縁部を引掛部の切欠溝に侵入させて該引掛部
を係止部から外し被掛合部材と引掛部とを掛合さ
せた状態では、単に機器が真上に持ち上げられた
だけでは前記切欠溝に侵入した被掛合部材の開口
側縁部が引掛部の内側にあつてこれと重なり合つ
た状態が維持されるから、被掛合部材と引掛部と
の掛合が不用意に外れることを未然に防止でき
て、機器の落下事故を未然に防止できるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本考案の第一実施例を示
したもので、第1図は要部の正面図、第2図は第
1図の−線に沿つて示す断面図、第3図は機
器の後面部の分解斜視図、第4図は同背面図、第
5図は第4図の−線に沿つて示す断面図、第
6図は掛合部材の斜視図、第7図は同平面図、第
8図は同正面図、第9図は機器の壁掛け作業手順
を説明するための要部の正面図、第10図は第9
図の−線に沿つて示す断面図、第11図は第
9図の次の手順を示す要部の正面図、第12図は
第11図の−線に沿つて示す断面図であ
り、そして第13図は本考案の第二実施例を示す
第4図相当図、第14図は同縦断側面図、第15
図は本考案の第三実施例を示す第10図相当図、
そして第16図は従来例を示す全体の斜視図、第
17図は同要部の縦断側面図である。 図面中、1は被掛合部材、2は機器、3は開口
部、5は係止部、6は掛合部材、7は引掛部、9
は室壁、10は切欠溝、12は係止部、13は被
掛合部材、14は掛合部材、15は開口部、16
は係止部、17は引掛部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器及び室壁のうち一方に設けられ開口部を形
    成した被掛合部材と他方に設けられ前記開口部を
    挿通可能な大きさに形成された引掛部を有した掛
    合部材とから成り、前記掛合部材の引掛部を前記
    開口部を通じて前記被掛合部材の裏面側に位置さ
    せて、前記機器を引き下げることにより引掛部と
    被掛合部材とを掛合させて機器を室壁に掛け保持
    するものであつて、前記被掛合部材の裏面側に前
    記開口部の上又は下の縁部の左右方向一方側に対
    応位置して設けられ前記引掛部を開口部に挿通し
    た位置で引掛部の先端を係止して前記機器の引き
    下げを阻止する係止部と、前記引掛部の基部に前
    記係止部とは反対側の一端から他端側に向つて延
    びるように形成され機器を横方向にずらすことに
    より前記被掛合部材の開口側縁部を侵入させて前
    記引掛部を前記係止部から外し機器の引き下げを
    可能にする切欠溝とを具備せしめたことを特徴と
    する機器の壁掛装置。
JP1985112927U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0439511Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57160030U (ja) * 1981-04-03 1982-10-07

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JPS6220295U (ja) 1987-02-06

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