JPS6320396Y2 - - Google Patents

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JPS6320396Y2
JPS6320396Y2 JP1984191617U JP19161784U JPS6320396Y2 JP S6320396 Y2 JPS6320396 Y2 JP S6320396Y2 JP 1984191617 U JP1984191617 U JP 1984191617U JP 19161784 U JP19161784 U JP 19161784U JP S6320396 Y2 JPS6320396 Y2 JP S6320396Y2
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JP
Japan
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hanging
hook
string
hook portion
spring
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JP1984191617U
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JPS61105082U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、主として額縁を懸吊する吊り紐をか
けるための懸架フツクに関するものである。
(ロ) 従来の技術 額縁を吊下する吊り紐をかける懸架フツクは、
通常一端に鈎部を有するL型の金具が使用され壁
又は柱等の表面に打ち込んで、或いは捻じ込んで
固定し、吊り紐をその鈎部に係架するようにして
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 この場合、鈎部上方が開放状態にあるため、吊
り紐をかけ易い反面、外部からの振動や衝撃等に
対して外れ易い傾向を有し、額縁が床面に落下し
たり、或いは大きく傾斜するという問題点があつ
た。殊に壁面上に額縁をかけ、正面から観察し
て、吊り紐が見えないようにするためには、吊り
紐を短くしなければならないから、吊り紐は懸架
フツクを頂点として鈍角状となり、而も長期に亘
つて懸架するときは、吊り紐自体の柔軟性が次第
に失われて硬化するため、額縁の上下方向の振動
は、吊り紐自体を持ち上げて一層外れ易いものと
なつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 このため、本考案においては、一旦懸架フツク
に吊り紐を係架すると、簡単に脱落しないよう
に、吊り紐を係架する懸架部材と、これに対向す
るスプリングとを設け、これらによつて吊り紐を
挾持する一方、吊り紐の取り外しに当つては、若
干強制的に吊り紐を持ち上げることによるか、或
はスプリングを押圧して取り外すように構成し、
外界からの衝撃等によつて簡単に額縁が落下しな
いように構成したものである。
以下図面に示した実施例に基いて本考案の要旨
を説明する。
(ホ) 実施例 第1図は本考案懸架フツクの一実施例を示す斜
視図、第2図はその正面図、第3図は同フツクの
中央縦断側面図である。
図面において、1は壁面等に対してビスを以て
固定される基板で、先端に鈎針状の鈎部2aを有
する懸架部材2と一体に形成してある。3は二重
折りにした板状のスプリングで、一端には段部3
aを設け、先端3bは鈎部2aの内縁2bより下
方に突出し、後述するように吊り紐4がスプリン
グ3の裏側へ進入することを阻止してある。
また、スプリング3の他端3dは、先端に係止
片3eを突設し、基板1の係止孔1a内に嵌合す
る一方、スプリング3の後部は基板1に設けた溝
5に嵌装され、取り外し可能に設けてある。
尚、基板1はビス6,6によつて、壁面等に固
定されるようにしてある。更に懸架部材2は基板
1と別形成して結合一体化することも可能であ
る。
(ヘ) 作用 以上の構成からなる本考案フツクにおいては、
吊り紐4の懸架に際して、吊り紐4を第3図示の
如く、スプリング3の段部3aを乗り越えて強制
的にその下側に挿嵌するときは、吊り紐4は段部
3aと鈎部2aとの間に挾持状態に保持されるこ
ととなる。
従つて仮りに吊り紐4自体が上方に移行しよう
としても、一定以上の押上力がない限り鈎部2a
から外れることはなく、確実に保持されることと
なる。
次に取り外しに際しては、吊り紐4を強制的に
スプリング3を乗り越えて上方に押上することに
より、吊り紐4を取り外すことができると共に一
方の手でスプリング3を基板1方向に押圧すれ
ば、スプリング3が移動して紐4を楽に取り出す
ことができる。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く本考案によれば、吊り紐4は鈎
部2aとスプリング3とによつて挾持されるた
め、外界からの衝撃等によつて吊り紐4が懸架フ
ツクより外れる心配なく、安全に額縁を保持する
と共に取り外しに当つては若干強制的に吊り紐3
をそのまま額縁と共に押上すれば、楽に外すこと
が可能であり、また吊り紐4は、スプリング3と
鈎部2aとの間に挾持されるため、滑り止めとも
なり、前述の落下防止作用と相俟つて実用上に資
することきわめて顕著である。
尚、実施例では額縁用の懸架フツクを挙げたが
額縁用に限られるものでないことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案フツクの一実施例を示す斜視
図、第2図は同フツクの正面図、第3図はその中
央縦断側面図である。 1……基板、1a……係止孔、2……懸架部
材、2a……鈎部、2b……内縁、3……板状ス
プリング、3a……段部、3b……先端、3d…
…他端、3e……係止片、4……吊り紐、5……
溝、6……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊り紐を係架する一対の弯曲した両側内縁2
    b,2bを有する鈎部2aと基板1とを一体成形
    する一方、先端3bを前記内縁2b,2bを越え
    て下方に突出すると共に吊り紐を鈎部2aとの間
    に挟持する段部3aを前記先端3b寄りに屈曲形
    成した二重折りの板状スプリング3を前記内縁2
    b,2b間の溝5と鈎部2aとの間に挿嵌弾設し
    たことを特徴とする懸架フツク。
JP1984191617U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPS6320396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984191617U JPS6320396Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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JP1984191617U JPS6320396Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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Publication Number Publication Date
JPS61105082U JPS61105082U (ja) 1986-07-03
JPS6320396Y2 true JPS6320396Y2 (ja) 1988-06-06

Family

ID=30749056

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6713703B2 (ja) * 2015-08-27 2020-06-24 株式会社川口技研 吊掛装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341052Y2 (ja) * 1972-11-16 1978-10-04
JPS5072525U (ja) * 1973-11-02 1975-06-26

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JPS61105082U (ja) 1986-07-03

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