JP6713703B2 - 吊掛装置 - Google Patents

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本発明は、吊掛具の挿入部を支持具の挿脱孔から挿入して横移動させて、吊掛具を支持具に支持できるようにしたもので、主に、室内の天井に2つを一対として取り付けて物干竿を掛け渡したり、あるいは、単独で取り付けて物干具や観葉植物等を吊り下げて使用する吊掛装置に関するものである。
従来より、吊掛具の挿入部を支持具の挿脱孔から挿入して横移動させて、吊掛具を支持具に支持できるようにした吊掛装置として、特開2004−255114号公報に記載された発明(従来例)が提案されている。
上記従来例は、収容体を有する支持具と、挿入部及び引掛部を有する吊掛具とから成る吊掛装置において、支持具の収容体には、正面に挿脱孔を設けると共に底面に係合孔を設け、挿脱孔と係合孔を連通孔によって連通して成り、吊掛具の挿入部は、挿脱孔より小さく係合孔より大きく形成すると共に、上面にほぼ平らな摺接面を形成し、収容体の内部上面には、挿脱孔より徐々に突出して傾斜するほぼ平らな導入面を設けて成り、吊掛具の挿入部が支持具の挿脱孔より挿入されて係合孔に係合して、吊掛具が支持具に支持されるように構成し、吊掛具の摺接面を導入面と同じように傾斜させて接触あるいは近接させるようにした状態でのみ、吊掛具の挿入部が支持具の挿脱孔より挿脱可能になるように構成したことを特徴とする吊掛装置である。
特開2004−255114号公報
上記従来例においては、2つを一対として取り付けて、それぞれ支持具に吊掛具を吊り下げて、それらの引掛部に掛け渡してある物干竿を取り外す際に、吊掛具を斜め上方向に押し上げてしまい、挿入部が収容体から離脱して吊掛具が外れてしまうことがあるという問題があり、本発明は、簡単な構造でこの問題を解決し、吊掛具が使用中に意に反して容易に脱落して落下してしまうことがなく、なおかつ、着脱の操作がやりにくくくなるという支障もないような吊掛装置を提供することを課題としている。
本発明は、上記課題を解決するものであり、請求項1の発明においては、天井等に取り付けられる支持具に、吊掛具を支持できるよう構成した吊掛装置において、支持具は、本体と裏蓋で収容部を形成して成り、本体には、収容部から外方に開口する挿脱孔と係合孔を連通して設け、裏蓋には、一端を付け根として、挿脱孔と係合孔の上方に位置して、係合孔側にある付け根から挿脱孔の方向に伸びる舌片状の押圧部を設けて成り、吊掛具は、一端部には支持具に支持される挿入部を設けると共に、他端部には物干具等を吊り下げられる引掛部を設けて成り、挿入部は、挿脱孔より小さく係合孔より大きく形成し、支持具の押圧部は、下方に突出して弾性を有しており、吊掛具の挿入部を押圧できるように構成し、吊掛具の挿入部を支持具の挿脱孔から挿入して、押圧部の弾性に抗して押し上げて収容部に収容させ、係合孔の方向に横移動させて下方向に動かして、挿入部が係合孔に抜け止めされて、吊掛具が支持具に支持されるよう構成したことを特徴とする吊掛装置であり、請求項2の発明においては、押圧部は、付け根から先端に向かうにつれて徐々に下方に突出して傾斜していることを特徴とする請求項1記載の吊掛装置である。
以上のように請求項1の発明によれば、簡単な構造でありながら、使用中に一対の吊掛具の引掛部から物干竿を取り外す際に、吊掛具を斜め上方向に押し上げて横に移動させる力がかかったとしても、吊掛具の挿入部が下方に突出している押圧部に当接するので、挿入部は、容易に上方向に移動し横に移動して支持具の挿脱孔から離脱することがなく、なおかつ、押圧部は片持ちの板ばねなので、着脱の操作をする際には、適度な抵抗感があるだけで支障はないという効果がある。
また、押圧部は、係合孔側にある付け根から挿脱孔の方向に伸びる舌片状であるので、特に、吊掛具の挿入部を支持具の挿脱孔に挿入した際に、押圧部の付け根から離れた部分、つまり弾性力が弱く変形させやすい部分を押すことになって、挿入しやすいという効果がある。
さらに、請求項2の発明によれば、上述のように挿入部を挿入しやすい効果に加えて、押圧部は、付け根から先端に向かうにつれて徐々に下方に突出して傾斜しているので、その傾斜に沿って横方向に移動しやすく、吊掛具を支持具に取り付けやすいという効果がある。
使用状態を示す斜視図。 吊掛具の挿入部を支持具の挿脱孔に挿入した状態の支持具の縦断面図。 吊掛具の挿入部を支持具の挿脱孔に挿入した後係合孔方向に横移動させた状態の支持具の縦断面図。 吊掛具の挿入部を支持具の係合孔に係合させた状態の支持具の縦断面図。 下から見た支持具の分解斜視図。 上から見た支持具の分解斜視図。
本発明の吊掛装置は、天井に取り付けられる支持具1に、吊掛具2を着脱可能に取り付けて使用するものであり、支持具1は、金属製の本体3の中に合成樹脂製の掛受具5を収容して、合成樹脂製の裏蓋4を被せて構成されている。
本体3は、略円盤状で上面を開口させて収容部7を設けてあり、その底面には、中央からずれた位置に大径の挿脱孔8を設け、中央にこの挿脱孔8に連通するやや小径の係合孔9を設け、挿脱孔8と係合孔9で境目がくびれたひょうたん形の孔を形成している。挿脱孔8と係合孔9との境目には、それぞれ上方に突出する突部10・10を設けてある。
また、本体3の収容部7には、係合孔9を挟んで挿脱孔8の反対側に円形の嵌合孔11を設け、さらに、本体3の外周縁内面には、収容部7を挟んで、一対の方形状の嵌入孔12・12及び一対の長孔状の取付孔13・13をそれぞれ相対向するように設けてある。
本体3の収容部7の中に収容される掛受具5は、係合孔9の縁を覆うように円弧状の受止部17を設け、本体3の嵌合孔11に対応する位置に孔18を設けてある。
裏蓋4は、本体3の収容部7の上面開口を塞ぐよう被せて設けられるもので、中央部分に、一端部の係合孔9側にある付け根から、挿脱孔8側に向うにつれて徐々に下方に突出して傾斜し弾性を有する板ばね状の押圧部14を設け、その付け根近傍に下方に真っ直ぐ突出する断面円形の嵌合突起15を設け、押圧部14の先端部両側に外側に弾性変形する一対の嵌入脚16・16を設けてある。この裏蓋4は、押圧部14を含む上述の構成全体を合成樹脂で一体成型されている。
そして、本体3の収容部7に掛受具5を収容した後、嵌合突起15を掛受具5の孔18と本体3の嵌合孔11に、嵌入脚16・16を本体3の嵌入孔12・12に嵌め込んで、本体3に裏蓋4及び掛受具5を取り付けて組み立てられるものである。
カバー6は、本体3の挿脱孔8及び係合孔9に対応する位置に、略楕円形状の開口部19を設けてあり、本体3を取付孔13・13に取付ネジ(図示せず)で天井等に取り付けた後、外観を良好にするために本体3に被せるものである。
吊掛具2は、シャフト20の上端部に、下半分の略半球状に周囲に張り出して設けられる挿入部22を設けると共に、下端部には、略雫型リング状の引掛部21を設けて成るものである。
吊掛具2を、その上端部に設けられた挿入部22を支持具1の本体3の挿脱孔8から少し斜めにした状態で挿入し、裏蓋4の押圧部14の先端部を押して変形させて収容部7に収容させ(図2の状態)、中央の係合孔9方向に移動させ、挿入部22が突部10・10を乗り越えて係合孔9の上部の位置にきたら真っ直ぐにし(図3の状態)、下方に移動させて挿入部22を係合孔9に、掛受具5の受止部17を介して係合させると、挿入部22が収容部7に収容された状態で、吊掛具2が支持具1に吊り下げられて取り付けられ使用状態(図4の状態)となる。
吊掛具2の挿入部22を挿入する際には、押圧部14の付け根から離れた先端部を押圧するので、弾性力が弱く押圧しやすく、さらに、中央の係合孔9方向に移動させる際には、押圧部14が一端部の係合孔9側方向に向けて傾斜しているので横移動させやすくなっており、取付の操作がしやすいものである。
吊掛具2が支持具1に取り付けられた使用状態では、吊掛具2の挿入部22は、支持具1裏蓋4の押圧部14には接触しておらず、その弾性力によって吊掛具2の動きが制限されず、吊掛具2の引掛部21に人が当たっても容易に揺動し怪我をしにくいようになっている。
吊掛具2は、少し斜めにした状態で挿入した方が、挿入部22が突部10・10を乗り越えやすくなっているが、真っ直ぐの状態でも支持具1に吊り下げられるようになっている。
そして、この使用状態で吊掛具2の引掛部21に、一対の場合は物干竿あるいは、単独の場合は物干具や観葉植物等を吊り下げて使用するものである。掛受具5は、支持具1の係合孔9と吊掛具2の挿入部22の金属同士が接触しないよう配慮したものであり、必ずしも必要なものではない。
吊掛具2を支持具1から取り外すには、吊掛具2を、押圧部14の弾性力に抗して挿入部22が突部10・10を乗り越えるところまで持ち上げて、挿脱孔8方向に移動させてから下方へ移動させ、挿入部22を挿脱孔8から抜き取ればよい。
また、使用状態では、吊掛具2に人が当たる等して上方への力が作用しても、挿入部22が押圧部14に当接するので、容易に上方へ移動することはなく、さらには、上方へ移動したとしても、その後突部10・10を乗り越えて挿脱孔8へ横移動することはほとんどなく、意に反して吊掛具2が支持具1から外れて落下する事故を未然に防止することができるものである。
1 支持具
2 吊掛具
3 本体
4 裏蓋
7 収容部
8 挿脱孔
9 係合孔
14 押圧部

Claims (2)

  1. 天井等に取り付けられる支持具に、吊掛具を支持できるよう構成した吊掛装置において、支持具は、本体と裏蓋で収容部を形成して成り、本体には、収容部から外方に開口する挿脱孔と係合孔を連通して設け、裏蓋には、一端を付け根として、挿脱孔と係合孔の上方に位置して、係合孔側にある付け根から挿脱孔の方向に伸びる舌片状の押圧部を設けて成り、吊掛具は、一端部には支持具に支持される挿入部を設けると共に、他端部には物干具等を吊り下げられる引掛部を設けて成り、挿入部は、挿脱孔より小さく係合孔より大きく形成し、支持具の押圧部は、下方に突出して弾性を有しており、吊掛具の挿入部を押圧できるように構成し、吊掛具の挿入部を支持具の挿脱孔から挿入して、押圧部の弾性に抗して押し上げて収容部に収容させ、係合孔の方向に横移動させて下方向に動かして、挿入部が係合孔に抜け止めされて、吊掛具が支持具に支持されるよう構成したことを特徴とする吊掛装置。
  2. 押圧部は、付け根から先端に向かうにつれて徐々に下方に突出して傾斜していることを特徴とする請求項1記載の吊掛装置。
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