JP2018057777A - 把手用調理小物置き - Google Patents
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Abstract
【課題】ガス台やコンロ等に置いて汚すことも無く、お玉置きや菜箸、へら置きのようにガス台やコンロに置いて場所を取ったりこれら調理小物置きを汚してしまう必要が無くなる調理小物を把手で挟持している把手用調理小物置きを提供する。【解決手段】上下方向の幅を有する下部において、下向きにC字形状の開口部3を有し、片手なべやフライパン等の調理器具の把手に挟み込み取り付けるための把手用挟持部2と上部において、上向きにU字形状の開口溝5を有し、お玉、菜箸、へら等の調理小物の柄又は持ち代を開口溝に挟み込み取り付けるための柄又は持ち代用挟持部4が奥行き方向の厚みにより一体構成された弾性素材からなる小物置き。【選択図】図1
Description
本発明は、なべやフライパン等の調理器具の把手に取り付けた後、上向きのU字形状の開口溝を有しており、該開口溝にお玉、菜箸、へら等の調理小物を一時的に挟み込んでおく弾性素材からなる把手用調理小物置きに関するものである。
調理中、ガス台やコンロ付近には例えば片手なべで味噌汁を作っている際、お玉で混ぜたり装ったりするがそのお玉を加熱調理中や加熱調理終了後にそのまま片手なべの味噌汁の中にお玉の掬う部分を突っ込んだままにしておくか小皿に掬う部分が汚れないように置いていた。
又、菜箸やへら等でフライパンで例えば炒め物を作る際にお皿を取ったりしてフライパンから一時的に離れる際、フライパンの縁に菜箸の箸先やへらの先を乗せて置いたりする事があるので箸先が焦げたり、フライパンの縁から落ちてガス台やコンロを汚すことが多々有った。
前記状況に鑑みて、お玉の掬う部分の一部が引っ掛かり立てて置けるお玉置きや該お玉置きの一部が穴を有しておりそこに菜箸やへら等を突っ込んで立てて置ける菜箸、へら置き等が知られている。
前記のお玉の掬う部分が一部引っ掛かり立てて置くお玉置きや該お玉置きの一部に穴を有している菜箸、へら置き等は使用する場所がガス台やコンロの上であるために場所を取る課題が有った。
例えば味噌汁等を掬ったお玉等を置くので清潔さを保つよう使用する度に洗い片づけないといけない課題が有った。
前記課題を解決するために本発明は、図1上下方向の幅を有する下部において、下向きにC字形状の開口部を有し、片手なべやフライパン等の調理器具の把手に挟み込み取り付けるための把手用挟持部と上部において、上向きにU字形状の開口溝を有し、お玉、菜箸、へら等の調理小物の柄又は持ち代を前記開口溝に挟み込み取り付けるための柄又は持ち代用挟持部が各々図1の奥行き方向の厚みにより一体構成された弾性素材からなる事を特徴とする。
なお本発明の把手用調理小物置きは、シリコン樹脂又は合成樹脂からなるものが良い。
本発明の把手用調理小物置きは以上のような構成であるため、例えばフライパンの把手に、下部に下向きのC字形状の開口部を広げながら押し込んで取り付ける。もちろん該C字形状の開口部は例えばシリコン樹脂からなるためその弾性力で把手の小さい部分でも大きい部分でも自在に取り付ける事が出来、取り付けた後もC字形状によりしっかりと把手を保持するためぐらついたり不安定で簡単に外れる心配は無い。
更にこのC字形状と内側の切り欠けと弾性力により把手の径が小さいものから大きいものまで片手なべ、フライパン等の手で握る把手のある調理器具であればほとんどのものに使用出来る優れたものである。
一方先述のフライパンの把手に本発明の把手用調理小物置きを取り付けた後に、調理小物として例えば菜箸をちょい置きするために上向きにU字形状の開口溝において溝の上部から菜箸を押し込んで挟み置きする事が出来る。これも前述同様該U字形状の開口溝が例えばシリコン樹脂からなるためその弾性力で太さの違う菜箸であってもその弾性力でしっかりと保持出来、フライパンがぐらついても簡単に外れる事の無い優れたものである。
もちろんこれらフライパンや菜箸のみならず片手なべ等の把手を有する調理器具、又はお玉、菜箸、へら等の調理小物の柄又は持ち代有するもので有れば、置き場所が調理器具の把手に取り付けて使用するため、例えばお玉であれば使用した掬う部分をなべの縁から調理物の上に浮くように置き、菜箸やへらも等もフライパンであればフライパンの縁から調理物の上に浮くように置き更に開口溝において簡単に調整して外れないように手早く挟み込んで置く事の出来る優れたものとなる。
又、本発明の把手用調理小物置きは、把手に挟持するだけなのでガス台やコンロ等において置き場所が必要無く、更にはお玉、菜箸、へら等の使用した部分ではなくそれら調理小物の柄又は持ち代部分を挟み込むため汚れる心配の無い清潔に使用出来る優れたものである。
本発明における把手用調理小物置きの大きさ、デザイン、製造方法等は特に限定されないが、調理器具の把手に挟み込んだり、調理小物の柄又は持ち代を開口溝にて挟み込むためたわむ事が出来る弾性素材から構成されるのが好ましく、特にシリコン樹脂又は合成樹脂から構成されるのが良いが、耐熱性、耐火性の点からシリコンゴムで構成されるのが好ましい。
C字形状の開口部の開口幅やC字形状の内径の大きさは使用する調理器具の把手の大きさによって決められるが、実際には把手の断面が円、楕円、三角形、四角形等、種々の形状のためC字形状の内径部に半円の切り欠けを連続して設けておけば前記のどのような形状にも挟み込み取り付ける事が出来るものとなる。実際に販売されている調理器具の把手の大きさは直径で20mmから30mm程度に人が握り易いよう人間工学的に設定されているためC字形状の内径は基本的に20mm程度としておくことでどの大きさにもたわむ事で対応が出来るものとなる。
一方の上向きのU字形状の開口溝の幅や深さも前記下向きの開口部同様に該開口溝に挟み込む調理小物であるお玉、菜箸、へら等の柄又は持ち代の大きさ、厚みによって決められるが、開口溝がうさぎの耳のごとく細く深く構成しているため、お玉の柄や菜箸やへらの持ち代の大きさに関係無く挟み込みその弾性力でしっかりと取付け保持出来るものとなる。
なお、本発明の把手用調理小物置きは、把手のどの部分に取り付けても良いが、調理場所に近い根元側よりも把手の真ん中付近に取り付けた方がお玉や菜箸等のちょい置き場所としては汚れず最適であるが、調理中にお玉や菜箸等を使用している際は邪魔にならないように根元側又はその反対側端部に簡単にスライドし、なおかつU字形状の開口溝を横向きに倒して使用出来るので調理中の邪魔にもならない。また収納時に取り付けたままにしておいても邪魔にならないものである。
以下、実施例と図に基づき説明する。
以下、実施例と図に基づき説明する。
以下、本発明の一実施例を図1、図2、図3、図4及び図5で説明するが、これによって本発明は何ら限定されるものではない。
図1は、本発明の把手用調理小物置き(1)を正面から見た一例を示しており、図1上下方向の幅を有する下部において片手なべ(20)やフライパン(22)等の調理器具(A)の把手(C)のほぼ中央部に挟み込んで取り付けるためのC字形状の開口部(3)を有する把手用挟持部(2)がある。なお様々な大きさ、形状の把手をしっかりと挟持するために半円の切り欠け部(7)が複数個設けられているのがわかる。更に上部において、お玉(30)、菜箸(32)、へら(34)等の調理小物(B)の柄又は持ち代(31)、
(33)、(35)を挟み込み取り付けるための柄又は持ち代用挟持部(4)において上向きにU字形状の開口溝(5)に押し込んで挟持する。なお、凹部(6)はデザイン的に柄又は持ち代挟持部(4)があたかもうさぎの耳のように見えるためにデザインしたものである。
(33)、(35)を挟み込み取り付けるための柄又は持ち代用挟持部(4)において上向きにU字形状の開口溝(5)に押し込んで挟持する。なお、凹部(6)はデザイン的に柄又は持ち代挟持部(4)があたかもうさぎの耳のように見えるためにデザインしたものである。
図2は、図1の本発明の把手用調理小物置きを斜視方向から見た図であり、奥行き方向の厚み(10)が理解出来る。
図3は本発明のうち片手なべ(20)の把手(21)に本発明の把手用調理小物置き(1)を取り付けた後、お玉(30)の柄(31)を柄又は持ち代挟持部(4)において挟み込んで取り付けた状態を表している。
図4は、本発明のうちフライパン(22)の把手(23)に本発明の把手用調理小物置き(1)を取り付けた後、菜箸(32)の持ち代(33)を柄又は持ち代挟持部(4)において挟んで取り付けた状態を表している。
図5は、本発明の把手用調理小物置き(1)をテーブル(40)の上に単独で置いたままへら(34)の柄(35)を柄又は持ち代挟持部(4)において挟んで取り付けた状態を表しており、このまま調理器具の把手に取り付けず、へら先がテーブル(40)につかないちょい置きが出来る状態を表している。
本発明の把手用調理小物置きは、片手なべやフライパン等の把手に下部の下向きのC字形状の開口部から押し込み取り付ける事が把手の大きさ、形状に関わらず弾性素材からなるために出来、取り付けた後もしっかりと外れる心配が無く更にその後に上部の上向きのU字形状の開口溝において溝の上部から、お玉、菜箸、へら等の柄又は持ち代を柄又は持ち代挟持部において先と同様にその弾性素材からなるためしっかりと挟持が出来、使用中で汚れている調理小物を把手で挟持する調理小物置きであるので、ガス台やコンロ等に置いて汚したり他のお玉、菜箸置きのようなガス台やコンロに置いて使用するグッズのように置き場所も必要のない優れたものとなる。
又、本発明の把手用調理小物置きは、把手に一度取り付ければ調理中に邪魔にならないように上向きのU字形状の開口溝を約90度回転して倒したり、把手の根元や反対側端部にスライドさせて自由に移動させる事が出来るものとなる。又形も柄や持ち代挟持部があたかもうさぎの耳のように見えてデザイン的にも優れた副次的効果が得られる。
1 把手用調理小物置き 2 把手用挟持部 3 C字形状の開口部
4 柄又は持ち代挟持部 5 U字形状の開口溝 6 凹部
7 切り欠け部 10 厚み 20 片手なべ 21 把手
22 フライパン 23 把手 30 お玉 31 柄 32 菜箸
33 持ち代 34 へら 35 柄 40 テーブル
A 調理器具 B 調理小物 C 把手
4 柄又は持ち代挟持部 5 U字形状の開口溝 6 凹部
7 切り欠け部 10 厚み 20 片手なべ 21 把手
22 フライパン 23 把手 30 お玉 31 柄 32 菜箸
33 持ち代 34 へら 35 柄 40 テーブル
A 調理器具 B 調理小物 C 把手
Claims (2)
- 図1上下方向の幅を有する下部において、下向きにC字形状の開口部を有し、片手なべやフライパン等の調理器具の把手に挟み込み取り付けるための把手用挟持部と上部において、上向きにU字形状の開口溝を有し、お玉、菜箸、へら等の調理小物の柄又は持ち代を前記開口溝に挟み込み取り付けるための柄又は持ち代用挟持部が各々図1の奥行き方向の厚みにより一体構成された弾性素材からなる事を特徴とする把手用調理小物置き。
- 弾性素材がシリコン樹脂又は合成樹脂である請求項1記載の把手用調理小物置き。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016208141A JP2018057777A (ja) | 2016-10-05 | 2016-10-05 | 把手用調理小物置き |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016208141A JP2018057777A (ja) | 2016-10-05 | 2016-10-05 | 把手用調理小物置き |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018057777A true JP2018057777A (ja) | 2018-04-12 |
Family
ID=61909111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016208141A Pending JP2018057777A (ja) | 2016-10-05 | 2016-10-05 | 把手用調理小物置き |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018057777A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD891199S1 (en) | 2018-11-08 | 2020-07-28 | Alexander Moskovic | Utensil rest |
USD891200S1 (en) | 2018-11-08 | 2020-07-28 | Alexander Moskovic | Utensil rest |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6151145U (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-05 | ||
JP3005038U (ja) * | 1994-06-07 | 1994-12-06 | 有限会社讃岐商会 | 玉杓子載置装置 |
JP3006104U (ja) * | 1994-07-01 | 1995-01-17 | 守 讃岐 | 片手鍋用玉杓子載置装置 |
JP2013027679A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Michiko Fukuda | U字状、c字状調理具仮置き具 |
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2016
- 2016-10-05 JP JP2016208141A patent/JP2018057777A/ja active Pending
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