JP3175982U - 手持ち調理器具用保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】フライパンの柄や鍋蓋の摘み部に容易に脱着できる手持ち調理器具用保持具を提供する。
【解決手段】一枚の平板を切り抜いた難燃性の弾性板状体であって、更に前記弾性板状体の下方にはスリットがあるフライパンの柄などを挿入する為の保持孔と上方には手持ち器具等を挟持する為の上端が開口した保持溝を備えている。弾性板状体の厚みを少なくとも1.5cm以上とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、手持ち調理器具を挟持する事のできる保持具を、フライパンの柄や鍋蓋の摘み部に容易に脱着できるようにした手持ち調理器具用保持具に関するものである。
従来の保持具は、下記特許文献1のようにフライパンの柄の付け根に固定した支え器具や、本件出願者が先に出願した下記特許文献2のようなクリップを用いた取り外し自在の支え器具であった。
特願2004−183131号公報 特願2010−223548号公報
上記は、特許文献1のように加熱調理中の手持ち調理器具をフライパンの柄の付け根に固定されている支え器具に置いた際、加熱部に近いため手持ち調理器具が高温になりやすく、やけどや火災の恐れがあり危険であった。また、手持ち調理器具の先端が調理具材に入ったまま加熱されるため、この場合も手持ち調理器具の高温によるやけどに注意する必要があった。
また、特許文献2のようにクリップ式の保持具はクリップが複雑な構成のためクリップにこびり付いた汚れを取り難い問題があり不衛生であった。更に、クリップを用いた保持具は使用しない時に保管場所を要し邪魔になっていた。
本発明により前記にあるような不便や欠点を解消するため、請求項1の発明は本体を難燃性のシリコン製等のゴム製弾性板状体とし、この本体は一枚の平板を切り抜いた形状とし、更に本体の下方にフライパンの柄などを挿入する為の保持孔を形成し、その保持孔下端にスリットを備え、本体上方には手持ち器具等を挟持する為の上端が開口した保持溝が形成されている事を特徴とする手持ち調理用保持具を構成するものである。
請求項2の発明は、前記弾性板状体の厚みを1.5cm以上としたことによって構成するものである。
本体を難燃性で熱伝導の少ないシリコン製等の素材とし、手持ち調理器具への熱伝導を防ぐことによって高温によるやけどやケガをしないようにできる。
本体は取り外し可能な一枚板のゴム状体を打ち抜くだけで製作できるので洗浄し易く、また、板状のため使用しない時は保管場所に困らない。鍋敷きとしても利用可能である。一回の打ち抜きだけで下方にフライパンの柄の保持孔と上方に手持ち調理器具を挟持する保持溝を同時に打ち抜け、ワンアクションで全ての製作が可能なため製作費も安くなる。ゴム性の特性を活かし、フライパンの柄に本体を取り付けた際と本体が手持ち調理器具を挟持した際は、滑り止め効果がある。
本体の厚みを1.5cm以上にすることにより、鍋蓋の摘み部に安定して取り付けでき、お玉のような先端の重たい手持ち調理器具もバランス良く保持することができる。鍋蓋の摘み部に取り付けた本体でお玉等を挟持することにより、ガスレンジの上に置いた際の場所やお玉用のお皿を用意する必要が無くなる。更に鍋蓋摘み部にお玉等を挟持する事により鍋と鍋蓋の間に隙間を作ることなく蓋が出来るため、調理後の料理を冷ますことがなく保温状態が続く。また保存の際も蓋が閉まっているため虫の侵入を防ぐことができ衛生的である。保温調理の際にも便利である。
本発明で言う「平板を切り抜いた」とは、プレスで切り抜いても良く、また、成形体として型成形で製作しても良い。
着色しやすく、色々な型に加工しやすいシリコン製等とすれば、明るい色や、かわいい形で製作ることもできる。
本発明の一実施例の斜視図である。 本発明の実施例1を示す斜視図である。 図1の発明の幅等を変更した際の斜視図である。 本発明の実施例2を示す側面図である。
図1は本発明の手持ち調理器具用保持具で一体形成体の本体Aで、本体Aにはフライパンの柄5を挿入するためのスリットを備えた保持孔1と、手持ち調理器具を挟持する保持溝(2−あ)で構成され本体の厚み(3−う)は幅0.5cm〜1.5cmに設定されている。
図3は、図1の本体Aの本体の厚み(3−う)を1.5cm以上にした斜視図である。
図2は、図1の本体Aのスリットを備えた保持孔1をフライパンの柄5に挿入し、手持ち調理器具(さい箸)6を挟持する保持溝(2−あ)で挟持した斜視図である。
本体Aをシリコン製素材とすると、スリットを備えた保持孔1をフライパンの柄5の挿入した際と、手持ち調理器具(さい箸)6を挟持する保持溝(2−あ)で挟持した際には、滑り止め効果を有効に発揮することが出来る。
本体Aはスリットを備えた保持孔1をフライパンの柄5等に挿入して設置位置を決めることができるため、手持ち調理器具を挟持する保持溝(2−あ)で保持する際に手持ち調理器具(さい箸)6の長さや形に合わせて、フライパンの柄5の何処の場所にでも取り付けが可能である。
図4は、図3の本体Bの手持ち調理器具を挟持する保持溝(2−い)に手持ち調理器具(お玉)10を鍋蓋の摘み部9に取り付けた側面図である。
両先端の重さの違う手持ち調理器具(お玉)10を手持ち調理器具を挟持する保持溝(2−い)に挿しこんだ際、手持ち調理器具(お玉)10を左右のバランス良く挟持できるように、本体Bの本体の厚み(3−え)を1.5cm以上に厚くする。
手持ち調理器具を挟持する保持溝(2−あ)を変形し、手持ち調理具(お玉)10を挟持した際に安定して挟持することのできる横向きの凸を設けた手持ち調理器具を挟持する保持溝(2−い)とする。
更に本体Bの厚み(3−え) を厚くしたことにより鍋蓋摘み部9に本体Bを取り付けた際、手持ち調理器具を挟持する保持溝(2−い)で手持ち調理器具(お玉)10等を安定して挟持でき、調理後に鍋蓋8と鍋7の間に隙間を作ることがなく蓋をしたまま保存ができ料理が冷めることがない。また、手持ち調理器具(お玉)10が鍋蓋8への重しとなり密封性が高まり保温効果が上がる。
A 本体
B 本体 {本体Aの幅を厚くした本体}
1 スリットを備えた保持孔
(2−あ) 手持ち調理器具を挟持する保持溝
(2−い) 手持ち調理器具を挟持する保持溝{(2−あ)の保持溝に横向きの凸による引っかかりを設けた保持溝}
(3−う) 本体Aの厚み 0.5cm〜1.5cm
(3−え) 本体Bの厚み 1.5cm以上
4 フライパン
5 フライパンの柄
6 手持ち調理器具(さい箸)
7 鍋
8 鍋蓋
9 鍋蓋の摘み部
10 手持ち調理器具(お玉)




































Claims (2)

  1. 一枚の平板を切り抜いた難燃性の弾性板状体であって、更に前記弾性板状体の下方にはスリットがあるフライパンの柄などを挿入する為の保持孔と上方には手持ち器具等を挟持する為の上端が開口した保持溝を備えていることを特徴とする手持ち調理器具用保持具。
  2. 前記弾性板状体の厚みを少なくとも1.5cm以上としたことを特徴とする請求項1記載の手持ち調理器具用保持具。






























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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013238105A (ja) * 2013-05-17 2013-11-28 Shoji Iwabuchi 模擬飾り線香及び香炉

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