JP5930851B2 - 吊掛装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に室内の天井等に取り付けて観葉植物や花の鉢植え、ハンガー、物干し竿等を吊り下げる場合に使用される吊掛装置に関する。
従来より室内に観葉植物や花の鉢植え、ハンガー、物干し竿等を吊り下げる場合に使用される吊掛装置が提案されている(特許文献1)。
このタイプの吊掛装置は、天井等に固定される支持部材と、この支持部材に着脱可能に取り付けられると共に支持部材に吊り下げられる吊掛棒と、から構成されている。
前記支持部材に吊掛棒を吊り下げる場合は吊掛棒のフック部は支持部材の係止部に係止されて吊り下げられるようになっている。この係止部は支持部材に設けられたスプリングの押圧力を介してフック部を係止するようになっている。
このため、前記吊下棒を支持部材に着脱する場合は前記スプリングの押圧力に打ち勝つ必要があるので、吊下棒の着脱に際しては強い力が必要である。
特開2003−225498号公報
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、シンプルな構成でありながら吊掛装置ベースに吊下シャフトを着脱する場合に強い力でなくても着脱することがきると共に吊掛装置ベースに吊り下げた吊下シャフトに不意な力が作用しても容易に吊下シャフトが脱落しない吊掛装置を提供するものである。
請求項1の発明は、取付部に取り付けられる吊掛装置ベースと、この吊掛装置ベースに着脱可能に吊り下げられる吊下シャフトと、から成る吊掛装置であって、
前記吊下シャフトの上端部にヘッド支持部を介して形成されたシャフトヘッドと、このシャフトヘッドにヘッド大径部を挟んで形成されたヘッドテーパー状面部及びヘッド円弧状面部と、
前記吊掛装置ベースを構成するベースプレートと、このベースプレートのベース部の下面に形成されたバネと、このバネの一端部に連続形成された第1弾性部と、前記バネの他端部に連続形成された第2弾性部と、前記第1弾性部に形成された第1折曲部と、前記第2弾性部に形成された第2折曲部と、前記ベース部と前記第1弾性部、第2弾性部との間に形成されたヘッド通過用スリットと、
前記吊掛装置ベースを構成するシャフト保持体と、このシャフト保持体に貫通形成されたシャフト保持体開口と、このシャフト保持体開口を形成し前記ヘッド大径部の直径寸法よりも大きく形成されたシャフト保持体開口大径部と、このシャフト保持体開口大径部と連続形成されて前記シャフト保持体開口を形成すると共に前記ヘッド大径部の直径寸法よりも小さく形成されたシャフト保持体開口小径部と、このシャフト保持体開口小径部を囲むように形成されたヘッド収容部と、前記シャフト保持体開口大径部とシャフト保持体開口小径部の間に対向して突設されたヘッドスライド阻止突起と、を有してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、取付部に取り付けられる吊掛装置ベースと、この吊掛装置ベースに着脱可能に吊り下げられる吊下シャフトと、から成る吊掛装置であって、
前記吊下シャフトの上端部にヘッド支持部を介して形成されたシャフトヘッドと、このシャフトヘッドにヘッド大径部を挟んで形成されたヘッドテーパー状面部及びヘッド円弧状面部と、
前記吊掛装置ベースを構成するベースプレートと、このベースプレートのベース部の下面に形成されたバネと、このバネを構成すると共にバネを前記ベース部と連結させる連結部と、この連結部の一端部に連続形成された第1弾性部と、前記連結部の他端部に連続形成された第2弾性部と、前記第1弾性部に形成された第1折曲部と、前記第2弾性部に形成された第2折曲部と、前記ベース部と前記第1弾性部、第2弾性部との間に形成されたヘッド通過用スリットと、
前記吊掛装置ベースを構成するシャフト保持体と、このシャフト保持体に貫通形成されたシャフト保持体開口と、このシャフト保持体開口を形成し前記ヘッド大径部の直径寸法よりも大きく形成されたシャフト保持体開口大径部と、このシャフト保持体開口大径部と連続形成されて前記シャフト保持体開口を形成すると共に前記ヘッド大径部の直径寸法よりも小さく形成されたシャフト保持体開口小径部と、このシャフト保持体開口小径部を囲むように形成されたヘッド収容部と、前記シャフト保持体開口大径部とシャフト保持体開口小径部の間に対向して突設されたヘッドスライド阻止突起と、を有してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、前記第1折曲部と第2折曲部の距離寸法は前記ヘッド支持部の直径寸法よりも大きく、前記シャフトヘッドのヘッド大径部の直径寸法よりも小さく設定し、前記ヘッド通過用スリットの上下方向寸法は前記シャフトヘッドのヘッド円弧状面部の上下方向寸法よりも大きく設定したことを特徴としている。
本発明の吊掛装置は、取付部に取り付けられた吊掛装置ベースに吊下シャフトを着脱する場合に強い力を必要としなくても簡単に着脱することができると共に吊り下げた吊下シャフトに人等が当たる等して吊下シャフトに不意な力が作用しても吊掛装置ベースから吊下シャフトが容易に脱落するのを防止できるという優れた効果を有する。
本発明の吊掛装置は、吊掛装置ベースの部品点数が少なくシンプルな構造であるので、製造が簡単で製品価格を抑えて吊掛装置を提供することができるという優れた効果を有する。
実施例の吊掛装置の全体斜視図である。 実施例の吊掛装置の吊下シャフトの一部拡大側面図である。 実施例の吊掛装置の吊掛装置ベースの分解斜視図である。 実施例の吊掛装置のベースプレートの底面図である。 実施例の吊掛装置のベースプレートの側面図である。 実施例の吊掛装置のシャフト保持体の平面図である。 実施例の吊掛装置の吊下シャフトとベースプレートの関係を示す作用説明図である。
発明を実施するために最良の形態の例として以下のような実施例を示す。
図1〜図7には本発明に係る吊掛装置の一実施例が示されている。
図1には実施例の吊掛装置10が全体斜視図で示されている。この吊掛装置10は図示しない固定ネジ等の適宜固定手段により取付部としての天井(図示せず)に固定状態で取り付けられる吊掛装置ベース12と、この吊掛装置ベース12に着脱可能に取り付けられると共に吊掛装置ベース12に吊り下げることができる吊下シャフト14を備えている。
図2に示されるように、前記吊下シャフト14のシャフト部16の上端部には金属製で円柱形状のヘッド支持部18を介して算盤玉状のシャフトヘッド20が連続形成されている。この算盤玉状に形成されたシャフトヘッド20にはヘッドテーパー状面部20Aとヘッド円弧状面部20Bがヘッド大径部20Cを挟んで形成されている。
図1に示されるように、前記シャフト部16の下部には吊下用貫通孔22が形成され、観葉植物や花の鉢植え、ハンガー、物干し竿等を吊り下げる場合に使用できるようになっている。
図3に示されるように、前記吊掛装置ベース12は、合成樹脂材で形成されて天井に直接取り付けられるベースプレート26と、金属で形成されて前記吊下シャフト14を保持するシャフト保持体28と、前記ベースプレート26とシャフト保持体28を収容するベースカバー30と、を組み合わせて構成されている。
図4に示されるように、前記ベースプレート26のベース部32の下面中央部には前記シャフトヘッド20が出たり入ったりできるバネ34が一体形成されている。このバネ34は底面視円弧状に形成されてバネ34をベース部32と連結させる連結部36と、この連結部36の一端部に連続形成された第1弾性部38と、連結部36の他端部に連続形成された第2弾性部39と、によって構成されている。この第1弾性部38には第1折曲部38Aが形成され、第2弾性部39には第2折曲部39Aが形成されている。この第1折曲部38Aと第2折曲部39Aの距離寸法W1は前記ヘッド支持部18の直径寸法T1(図2参照)よりも大きく設定されているが、シャフトヘッド20のヘッド大径部20Cの直径寸法T2(図2参照)よりも小さく設定されている。
図5に示されるように、前記ベースプレート26のベース部32と前記第1弾性部38、第2弾性部39との間にはそれぞれヘッド通過用スリット40が形成されている。このヘッド通過用スリット40の上下方向寸法H1は前記シャフトヘッド20のヘッド円弧状面部20Bの上下方向寸法H2(図2参照)よりも少し大きく設定されている。なお、前記ヘッド通過用スリット40の上下方向寸法H1は連結部36に近づくに従い小さい寸法になるように設定されている。
図4に示されるように、前記ベースプレート26のベース部32には固定ネジ(図示せず)が取り付けられるネジ長孔42,42が貫通形成されている。
また、前記ベース部32の下面には位置決め突起44が4個突設されると共に係合凸片46,46が突設されている。さらに、図3に示されるように前記ベース部32の上面には前記ベースカバー30が係止するベースカバー係止凹部48,48が形成されている。
図3及び図6に示されるように、前記シャフト保持体28の中央部には前記シャフト保持体開口50が貫通形成されている。このシャフト保持体開口50は円形状のシャフト保持体開口大径部50Aと長円状のシャフト保持体開口小径部50Bを連続して形成されている。このシャフト保持体開口大径部50Aの内径寸法N1(図6参照)は前記ヘッド大径部20Cの直径寸法T2(図2参照)よりも少し大きく設定されている。また、前記シャフト保持体開口小径部50Bの内径寸法N2(図6参照)は前記ヘッド大径部20Cの直径寸法T2(図2参照)よりも小さく設定されると共にヘッド支持部18の直径寸法T1(図2参照)よりも少し大きく設定されている。これにより、シャフトヘッド20はシャフト保持体開口大径部50Aを通過することはできるがシャフト保持体開口小径部50Bは通過できないようになっている。
また、前記シャフト保持体28にはシャフト保持体開口小径部50Bを囲むようにすり鉢状のヘッド収容部52が形成されている。このヘッド収容部52は前記シャフトヘッド20を収容するものであり、ヘッド収容部52は前記シャフトヘッド20のテーパー状面部20Aと同じテーパー状に形成されている。このため、前記シャフトヘッド20はヘッド収容部52にフィットするためシャフトヘッド20は安定した状態で収容されるようになっている。
前記シャフト保持体開口50のシャフト保持体開口大径部50Aとシャフト保持体開口小径部50Bの間の両側にはヘッドスライド阻止突起54,54が対向して突設されている。これらヘッドスライド阻止突起54,54は前記ヘッド収容部52に収容された前記シャフトヘッド20が図1矢印A2方向にスライドしてもシャフトヘッド20がヘッドスライド阻止突起54,54に当接してシャフトヘッド20が図1矢印A2方向にスライドするのを阻止するようになっている。
また、前記シャフト保持体28には固定ネジ(図示せず)が取り付けられるネジ長孔56,56が貫通形成されている。このネジ長孔56,56は前記ベースプレート26のネジ長孔42,42と対応するようになっている。
前記シャフト保持体28には前記ベース部32の位置決め突起44が挿入する位置決め穴58が4個形成されると共に前記係合凸片46,46が係合する係合凹部60,60が形成されている。
図3に示されるように、前記ベースカバー30は平面視円形状に形成されている。このベースカバー30は前記ベースプレート26と前記シャフト保持体28を収容してベースプレート26、シャフト保持体28をカバーするものである。
前記ベースカバー30には前記シャフト保持体28のシャフト保持体開口50に対応するベースカバー開口62が貫通形成されている。このベースカバー開口62は前記シャフト保持体開口50と略同一形状に形成され、円形状のベースカバー開口大径部62Aと長円状のベースカバー開口小径部62Bが連続形成されている。
また、前記ベースカバー30には前記ベースプレート26のベースカバー係止凹部48,48に係止するベースプレート係止体64,64が形成されている。
実施例の吊掛装置10の作用について説明する。
この吊掛装置10の吊掛装置ベース12を室内の天井に固定させる場合はベースプレート26とシャフト保持体28を係合させて固定ネジ(図示せず)を前記シャフト保持体28のネジ長孔56,56及びベースプレート26のネジ長孔42,42に挿入して固定ネジで前記ベースプレート26と前記シャフト保持体28を天井に固定する。次に、ベースカバー30のベースプレート係止体64,64をベースプレート26のベースカバー係止凹部48,48に係止する。これにより、吊掛装置ベース12を天井に固定することができる。
天井に固定された吊掛装置ベース12に吊下シャフト14を取り付ける場合は吊掛装置ベース12の下方に吊下シャフト14のシャフトヘッド20を位置させる。そして、吊下シャフト14を持ち上げてベースカバー30のベースカバー開口62のベースカバー開口大径部62A、前記シャフト保持体28のシャフト保持体開口50のシャフト保持体開口大径部50Aを通過させ、シャフトヘッド20の円弧状面部20Bをベースプレート26のベース部32の下面に当接させる。この状態のままで吊下シャフト14を図1矢印A1方向にスライドさせる。
すると、図7に実線で示されたシャフトヘッド20は図7矢印A1方向にスライドし、シャフトヘッド20のテーパー部20Aはバネ34の第1弾性部38の第1折曲部38Aと第2弾性部39の第2折曲部39Aに当接するが、シャフトヘッド20の円弧状面部20Bとヘッド大径部20Cはヘッド通過用スリット40に対応するため第1弾性部38の第1折曲部38Aと第2弾性部39の第2折曲部39Aに当接しない。
従って、シャフトヘッド20のテーパー部20Aのみが第1弾性部38の第1折曲部38Aと第2弾性部39の第2折曲部39Aに当接するようになっている。しかも、テーパー部20Aが第1折曲部38Aと第2折曲部39Aを押すので吊下シャフト14をスライドさせる力が弱くても、第1弾性部38と第2弾性部39を離間方向にスムーズに拡開する。前記シャフトヘッド20のテーパー部20Aが第1弾性部38の第1折曲部38Aと第2弾性部39の第2折曲部39Aの間を通過すると第1弾性部38、第2弾性部39は弾性復帰する。
そして、シャフトヘッド20のヘッド大径部20Cがバネ34の連結部36に当接したら吊下シャフト14のスライドを停止して、持ち上げていた吊下シャフト14を下ろすとシャフトヘッド20はシャフト保持体28のヘッド収容部52に収容される。これにより、吊下シャフト14を吊掛装置ベース12に吊り下げた状態で取り付けることができる。しかも、シャフトヘッド20のテーパー部20Aはヘッド収容部52のテーパー面と同じテーパー状に形成されているので、シャフトヘッド20はヘッド収容部52に安定状態で収容されるため、前記吊下シャフト14を安定した状態で吊掛装置ベース12から吊り下げることができる。
これにより、観葉植物や花の鉢植え、ハンガー、物干し竿等を吊下シャフト14の吊下用貫通孔22に係止することにより、観葉植物や花の鉢植え、ハンガー、物干し竿等を吊り下げることができる。
人等が誤って吊下シャフト14に吊り下げた観葉植物や花の鉢植え、ハンガー、物干し竿等に当たったり、吊下シャフト14自体に当たったりして吊下シャフト14に図1矢印A2方向に水平な不意の力が作用して、ヘッド収容部52に収容されているシャフトヘッド20が図1矢印A2方向にスライドしようとしてもシャフトヘッド20はヘッドスライド阻止突起54,54に当接するため吊下シャフト14はスライドするのを阻止される。また、前記吊下シャフト14に斜め上方方向に不意な力が作用してシャフトヘッド20が前記ヘッドスライド阻止突起54,54を乗り越えたとしてもヘッド大径部20Cが直接第1弾性部38、第2弾性部39に当たるため第1弾性部38と第2弾性部39はスムーズに離間方向に開かないため吊下シャフト14はスライドするのを阻止される。
従って、前記吊下シャフト14に図1矢印A2方向に水平な力や斜め上方方向に力が不意に作用しても、シャフトヘッド20が図1矢印A2方向にスライドするのは阻止される。
この結果、シャフトヘッド20はヘッド収容部52に収容された状態を維持するため、吊下シャフト14が勝手に図1矢印A2方向にスライドして吊掛装置ベース12から脱落するのを防止することができる。
前記吊掛装置ベース12に吊下げられている吊下シャフト14を取り外す場合は吊下シャフト14を持ち上げてシャフトヘッド20の円弧状面部20Bをベースプレート26のベース部32の下面に当接させる。この状態のままで吊下シャフト14を図1矢印A2方向にスライドさせる。シャフトヘッド20のテーパー部20Aは第1弾性部38の第1折曲部38Aと第2弾性部39の第2折曲部39Aに当接するが、シャフトヘッド20の円弧状面部20Bとヘッド大径部20Cはヘッド通過用スリット40に対応するため第1弾性部38の第1折曲部38Aと第2弾性部39の第2折曲部39Aに当接しない。
従って、シャフトヘッド20のテーパー部20Aのみが第1弾性部38の第1折曲部38Aと第2弾性部39の第2折曲部39Aに当接する。しかも、テーパー部20Aが第1折曲部38Aと第2折曲部39Aを押すので吊下シャフト14をスライドさせる力が弱くても、第1弾性部38と第2弾性部39を離間方向にスムーズに拡開する。前記シャフトヘッド20のテーパー部20Aが第1弾性部38の第1折曲部38Aと第2弾性部39の第2折曲部39Aの間を通過すると第1弾性部38と第2弾性部39は弾性復帰する。
そして、シャフトヘッド20がシャフト保持体28のシャフト保持体開口大径部50Aに対応したら吊下シャフト14を下方に引けばシャフトヘッド20はシャフト保持体開口大径部50A、ベースカバー30のベースカバー開口大径部62Aを通過するので吊下シャフト14を円滑に取り外すことができる。
従って、本発明の吊掛装置10は、吊掛装置ベース12に吊り下げられた吊下シャフト14が不用意に脱落するのを防ぐことができると共に吊下シャフト14の着脱時に強い力を必要とせずに吊下シャフト14を吊掛装置ベース12に取り付けたり、取り外したりすることができる。
また、本発明の吊掛装置10は、ベースプレート26、シャフト保持体28、ベースカバー30から成る吊掛装置ベース12と吊下シャフト14から構成されているので部品点数が少なくてシンプルであり、製造をシンプルにすることができると共に吊掛装置10の提供価格を抑えて提供することができる。
なお、実施例では前記ベースプレート26と前記シャフト保持体28を収容してベースプレート26とシャフト保持体28をカバーするベースカバー30を設けたが、吊掛装置10をよりシンプルにしたい場合は前記ベースカバー30を省略してもよいことは勿論である。
なお、実施例では吊掛装置ベース12のベースプレート26とベースカバー30を合成樹脂材で形成し、吊下シャフト保持体28を金属で形成したが、ベースプレート26、ベースカバー30、吊下シャフト保持体28の材料はこれに限定されるものでないことは勿論である。
また、前記吊下シャフト14の形状は実施例の形状に限定されるものでないことは勿論である。
本発明の吊掛装置10は室内の天井以外にも取り付けて使用することができる。
10 吊掛装置
12 吊掛装置ベース
14 吊下シャフト
16 シャフト部
18 ヘッド支持部
20 シャフトヘッド
20A ヘッドテーパ状面部
20B ヘッド円弧状面部
20C ヘッド大径部
22 吊下用貫通孔
26 ベースプレート
28 シャフト保持体
30 ベースカバー
32 ベース部
34 バネ
36 連結部
38 第1弾性部
38A 第1折曲部
39 第2弾性部
39A 第2折曲部
40 ヘッド通過用スリット
42 ネジ長孔
44 位置決め突起
46 係合凸片
48 ベースカバー係止凹部
50 シャフト保持体開口
50A シャフト保持体開口大径部
50B シャフト保持体開口小径部
52 ヘッド収容部
54 ヘッドスライド阻止突起
56 ネジ長孔
58 位置決め穴
60 係合凹部
62 ベースカバー開口
62A ベースカバー開口大径部
62B ベースカバー開口小径部
64 ベースプレート係止体

Claims (3)

  1. 取付部に取り付けられる吊掛装置ベースと、この吊掛装置ベースに着脱可能に吊り下げられる吊下シャフトと、から成る吊掛装置であって、
    前記吊下シャフトの上端部にヘッド支持部を介して形成されたシャフトヘッドと、このシャフトヘッドにヘッド大径部を挟んで形成されたヘッドテーパー状面部及びヘッド円弧状面部と、
    前記吊掛装置ベースを構成するベースプレートと、このベースプレートのベース部の下面に形成されたバネと、このバネの一端部に連続形成された第1弾性部と、前記バネの他端部に連続形成された第2弾性部と、前記第1弾性部に形成された第1折曲部と、前記第2弾性部に形成された第2折曲部と、前記ベース部と前記第1弾性部、第2弾性部との間に形成されたヘッド通過用スリットと、
    前記吊掛装置ベースを構成するシャフト保持体と、このシャフト保持体に貫通形成されたシャフト保持体開口と、このシャフト保持体開口を形成し前記ヘッド大径部の直径寸法よりも大きく形成されたシャフト保持体開口大径部と、このシャフト保持体開口大径部と連続形成されて前記シャフト保持体開口を形成すると共に前記ヘッド大径部の直径寸法よりも小さく形成されたシャフト保持体開口小径部と、このシャフト保持体開口小径部を囲むように形成されたヘッド収容部と、前記シャフト保持体開口大径部とシャフト保持体開口小径部の間に対向して突設されたヘッドスライド阻止突起と、を有してなることを特徴とする吊掛装置。
  2. 取付部に取り付けられる吊掛装置ベースと、この吊掛装置ベースに着脱可能に吊り下げられる吊下シャフトと、から成る吊掛装置であって、
    前記吊下シャフトの上端部にヘッド支持部を介して形成されたシャフトヘッドと、このシャフトヘッドにヘッド大径部を挟んで形成されたヘッドテーパー状面部及びヘッド円弧状面部と、
    前記吊掛装置ベースを構成するベースプレートと、このベースプレートのベース部の下面に形成されたバネと、このバネを構成すると共にバネを前記ベース部と連結させる連結部と、この連結部の一端部に連続形成された第1弾性部と、前記連結部の他端部に連続形成された第2弾性部と、前記第1弾性部に形成された第1折曲部と、前記第2弾性部に形成された第2折曲部と、前記ベース部と前記第1弾性部、第2弾性部との間に形成されたヘッド通過用スリットと、
    前記吊掛装置ベースを構成するシャフト保持体と、このシャフト保持体に貫通形成されたシャフト保持体開口と、このシャフト保持体開口を形成し前記ヘッド大径部の直径寸法よりも大きく形成されたシャフト保持体開口大径部と、このシャフト保持体開口大径部と連続形成されて前記シャフト保持体開口を形成すると共に前記ヘッド大径部の直径寸法よりも小さく形成されたシャフト保持体開口小径部と、このシャフト保持体開口小径部を囲むように形成されたヘッド収容部と、前記シャフト保持体開口大径部とシャフト保持体開口小径部の間に対向して突設されたヘッドスライド阻止突起と、を有してなることを特徴とする吊掛装置。
  3. 前記第1折曲部と第2折曲部の距離寸法は前記ヘッド支持部の直径寸法よりも大きく、前記シャフトヘッドのヘッド大径部の直径寸法よりも小さく設定し、前記ヘッド通過用スリットの上下方向寸法は前記シャフトヘッドのヘッド円弧状面部の上下方向寸法よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1記載、請求項2のいずれかに記載された吊掛装置。
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