JP4464929B2 - 吊掛装置 - Google Patents

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本発明は、天井等に取り付けて、物干具、洋服ハンガー、観葉植物等の物品を掛けて使用する吊掛装置に関するものである。
実開昭60−10944号のマイクロフィルムには、壁等から垂下される吊下紐に吊掛具を設けて成る吊掛装置であって、明細書には説明されていないが、図面には、吊掛具に吊下紐の一部を収容している状態が示されている。
実開昭60−10944号のマイクロフィルム
上記従来例においては、吊下紐を収容する吊掛具は、単なる円筒形であるので、吊掛具に吊下紐は不規則に錯綜して収容されるおそれがあり、吊下紐を導出・導入する時に、縺れて支障を来たすという問題があり、本発明は、この問題を解決することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、支持具に垂下されている吊下紐に吊掛具を設けて成る吊掛装置において、吊掛具又は支持具には、吊下紐を収容可能な収容ケースを設け、収容ケースには、吊下紐が導入・導出される導出入口を設けると共に、内部に内装具を設け、収容ケースの内壁面と内装具の外壁面との間に、吊下紐が導入される側から徐々に広がる傾斜状で略環状の空間部である収容部を設けて成り、導出入口から導入される吊下紐は、収容部に略螺旋状に収容されると共に、任意の位置で停止することができるように成し、吊掛具の高さ位置を変更して調整することができるように構成したものである。
以上のように本発明によれば、吊下紐は、収容部に略螺旋状に収容されやすくなるので、吊下紐は縺れにくくスムーズに導出・導入されやすくなるという効果がある。
本発明の第1実施例を図1〜図4を参照して説明する。
第1実施例の吊掛装置は、天井等に取り付ける支持具1から吊下紐2を垂下し、この吊下紐2に吊掛具3が吊下げられている。この吊下紐2は、金属製の針金を撚って形成され、適度な剛性と弾性を有しているワイヤーロープが適している。
吊掛具3は、物干具、洋服ハンガー、観葉植物等の物品を掛けて保持するものであり、引掛具4、収容ケース5、笠6、内装具7及びワイヤーグリップ具9を有している。
収容ケース5は、略円錐状の胴部5aの上部に、略円柱状の首部5bを設けた形状で、胴部5aの内部には、胴部5a内壁面の形状と相似形で少し小さい外形状を有する内装具7を設けてあり、収容ケース5の胴部5a内壁面と内装具7の外壁面との間に吊下紐2を上方から螺旋状に収容する略環状の収容部8を形成してある。吊下紐2の先端は、収容部8の奥底部に固定してある。なお略環状の収容部8とは、本実施例のように横断面にした場合に円形である他、6角形や8角形の多角形も含むものである。
収容ケース5の首部5bの内部には、ワイヤーグリップ具9を設け、収容ケース5の胴部5aの下端部には、円錐台状の笠6を設けてある。
ワイヤーグリップ具9は、周知のもので、ケース10の中にスリーブ11が摺動可能に内蔵され、付勢ばね13で上方に付勢されており、スリーブ11には複数のボール12・・・12が設けられ、ケース10の内壁面の一部及びスリーブ11の外壁面の一部が傾斜面となっている。スリーブ11には、吊下紐2が導入・導出される導出入口14が設けられており、スリーブ11が付勢ばね13の力で上方に押されて、ボール12・・・12が、ケース10内壁面の傾斜面により、吊下紐2を押圧して固定するようになっている。
内装具7には、導出入口14と対向するように円錐状の誘導部20を設けてあり、導出入口14から入ってきた吊下紐2が誘導部20の頂上に当たって、下方の収容部8に誘導されて収容されやすいようになっている。
収容部8は、吊下紐2が導入される側(導出入口14の存在する側)から、本実施例では上から下に向かって、徐々に広がって傾斜状になっていると共に、胴部5a内壁面と内装具7の外壁面との間の寸法は、吊下紐2の太さのおよそ1.6倍になっている。なお、胴部5a内壁面と内装具7の外壁面との間の寸法は、吊下紐2の太さと同じ寸法から、ほぼ2倍の寸法までの範囲の寸法になっていると、収容された吊下紐2は、環状の収容部8の中で重なることがなく、螺旋状に整然と収容されやすくなる。
さらに上記のように収容部8を、吊下紐2が導入される側から徐々に広がっている傾斜状にすると、収容部8に収容される吊下紐2はその弾性により広がろうとして胴部5a内壁面に押し付けられ、傾斜状の面に沿って導出入口14から離れたところから順次規則正しく収容されやすくなる。
ワイヤーグリップ具9は、収容ケース5の首部5bの中に、ばね15で下方に付勢されて収容され、ワイヤーグリップ具9の外周には、赤色のシールを貼り付ける等した表示部10aを設けてあり、吊掛具3の引掛具4に重いものを掛けた時等に、ワイヤーグリップ具9がばね15に抗して相対的に上方に移動し、図4に示すように、表示部10aが首部5bから露出し、荷重がかかりすぎていることを警告するようになっている。
引掛具4は、リング部4aの上部に軸部4bを設けてあり、笠6に下方からリング部4aを収容できるようになっている。笠6と内装具7は、一体成型されており、笠6が胴部5aの下端部に位置すると共に、内装具7が胴部5aの内部に位置するように、収容ケース5にビス18・・・18で固定される。
ビス18・・・18で固定する時に、蓋体17を介在させ、蓋体17と内装具7内側で空間部19を形成し、その中に、引掛具4の軸部4bを内蔵し、戻しばね16で上方に付勢してあり、蓋体17の下方に位置するリング部4aを上方すなわち笠6に収容される方向に付勢している。戻しばね16は、引掛具4を持ち上げられる程度の復元力を有する弱いばねで、不使用時に引掛具4を笠6に隠し美観を向上させる。
引掛具4のリング部4aに物干具等を掛けると、その重さで戻しばね16の復元力に抗して引掛具4は下がって露出し、その状態で物干具等は保持されて使用状態となる。また、本装置を2つ間隔を置いて取り付けると、それぞれの引掛具4を下げてリング部4aを露出させそこに物干竿を通して保持させて使用することもできる。
吊下紐2の長さを調整するには、ワイヤーグリップ具9によって行う。スリーブ11を付勢ばね13に抗してケース10に押し入れるようにすると、吊下紐2を押圧しているボール12・・・12が離れ、吊下紐2が導出入口14から導出も導入もできるようになり、適当な位置でスリーブ11を放せば、吊掛具3は、吊下紐2に対して固定されるので、その高さ位置を調整することができる。
本発明の第2実施例を図5〜図10を参照して説明する。
第2実施例の吊掛装置は、天井等に取り付ける支持具31から吊下紐32を垂下し、この吊下紐32に吊掛具33が吊下げられている。この吊下紐32は、第1実施例と同様に金属製の針金を撚って形成され、適度な剛性と弾性を有しているワイヤーロープが適している。
支持具31は、収容ケース35、取付基体36、内装具37及びワイヤーグリップ具39を有している。
収容ケース35は、逆円錐台状で、天井等にねじで固定される略円盤状の取付基体36に取り付けられる。また、取付基体36には、収容ケース35内壁面の形状と相似形で少し小さい外形状を有する内装具37を、裏面中央に設けた円筒状の取付部48によって、取り付けてあり、収容ケース35の内壁面と内装具37の外壁面との間に吊下紐32を下方から螺旋状に収容する略環状の収容部38を形成してある。吊下紐32の先端は、収容部38の奥底部に固定してある。なお略環状の収容部38とは、本実施例のように横断面にした場合に円形である他、6角形や8角形の多角形も含むものである。
ワイヤーグリップ具39は、その上端部に取付蓋45を螺合され、この取付蓋45をビス46・・・46で固定して、収容ケース35の底板に取り付けられている。このワイヤーグリップ具39は、周知のもので、ケース40の中にスリーブ41が摺動可能に内蔵され、付勢ばね43で下方に付勢されており、スリーブ41には複数のボール42・・・42が設けられ、ケース40の内壁面の一部及びスリーブ41の外壁面の一部が傾斜面となっている。スリーブ41には、吊下紐32が導入・導出される導出入口44が設けられており、スリーブ41が付勢ばね43の力で下方に押されて、ボール42・・・42が、ケース40内壁面の傾斜面により、吊下紐32を押圧して固定するようになっている。
内装具37には、導出入口44と対向するように円錐状の誘導部47を設けてあり、導出入口44から入ってきた吊下紐32が誘導部47の頂上に当たって、上方の収容部38に誘導されて収容されやすいようになっている。
収容部38は、吊下紐32が導入される側(導出入口44の存在する側)から、本実施例では下から上に向かって、徐々に広がって傾斜状になっていると共に、収容ケース35の内壁面と内装具37の外壁面との間の寸法は、吊下紐32の太さのおよそ1.6倍になっている。なお、収容ケース35の内壁面と内装具37の外壁面との間の寸法は、吊下紐32の太さと同じ寸法から、ほぼ2倍の寸法までの範囲の寸法になっていると、収容された吊下紐32は、環状の収容部38の中で重なることがなく、螺旋状に整然と収容されやすくなる。
さらに上記のように収容部38を、吊下紐32が導入される側から徐々に広がっている傾斜状にすると、収容部38に収容される吊下紐32はその弾性により広がろうとして収容ケース35の内壁面に押し付けられ、傾斜状の面に沿って導出入口44から離れたところから順次規則正しく収容されやすくなる。
吊掛具33は、物干具、洋服ハンガー、観葉植物等の物品を掛けて保持するものであり、引掛具34、カバー49及びばね52を有している。
吊下紐32の先端部には、取付具54を介して引っ張りコイルばねであるばね52が取り付けられ、このばね52に取付具55を介してワイヤやボールチェーン等をループ状にした引掛具34を取り付けてある。さらに引掛具34の先端部には下キャップ51が取り付けられている。
吊掛具33には、吊下紐32が貫通するようにパイプ状のカバー49が摺動可能に設けられている。カバー49は、美観を向上させるために引掛具34を被覆できるもので、その上端部に吊下紐32が貫通する上キャップ50を設けると共に、下部に括れているストッパー部56を設けてある。カバー49を下方に摺動して、その下端部が下キャップ51に係合すると引掛具34が被覆され、上方に摺動して、ストッパー部56が上の取付具54に係合すると引掛具34が露出し、使用可能状態となる。
さらに、下の取付具55には、ハイプ状で外周に赤色のシールを貼り付ける等した表示部53を設けてあり、引掛具34が露出している使用可能状態の時には、この表示部53はカバー49に隠れており、引掛具34に重いものを掛けた時等に、図10に示すように、ばね52が伸びて表示部53がカバー49から露出し、荷重がかかりすぎていることを警告するようになっている。
吊下紐32の長さを調整するには、ワイヤーグリップ具39によって行う。スリーブ41を付勢ばね43に抗してケース40に押し入れるようにすると、吊下紐32を押圧しているボール42・・・42が離れ、吊下紐32が導出入口44から導出又は導入できるようになり、適当な位置でスリーブ41を放せば、吊下紐32は固定されるので、吊下紐32に取り付けられている吊掛具33の高さ位置を調整することができる。
(第1実施例)全体正面図である。 (第1実施例)吊掛具の断面図である。 (第1実施例)引掛具が下がった状態を示す吊掛具の断面図である。 (第1実施例)表示部が露出している状態を示す吊掛具の要部を拡大した断面図である。 (第2実施例)全体正面図である。 (第2実施例)カバーを持ち上げた状態の全体正面図である。 (第2実施例)支持具の断面図である。 (第2実施例)吊掛具の断面図である。 (第2実施例)カバーを持ち上げた状態の吊掛具の断面図である。 (第2実施例)表示部が露出している状態を示す吊掛具の要部の断面図である。
符号の説明
1 支持具
2 吊下紐
3 吊掛具
5 収容ケース
7 内装具
8 収容部
14 導出入口
31 支持具
32 吊下紐
33 吊掛具
35 収容ケース
37 内装具
38 収容部
44 導出入口

Claims (1)

  1. 支持具に垂下されている吊下紐に吊掛具を設けて成る吊掛装置において、吊掛具又は支持具には、吊下紐を収容可能な収容ケースを設け、収容ケースには、吊下紐が導入・導出される導出入口を設けると共に、内部に内装具を設け、収容ケースの内壁面と内装具の外壁面との間に、吊下紐が導入される側から徐々に広がる傾斜状で略環状の空間部である収容部を設けて成り、導出入口から導入される吊下紐は、収容部に略螺旋状に収容されると共に、任意の位置で停止することができるように成し、吊掛具の高さ位置を変更して調整することができるように構成したことを特徴とする吊掛装置。
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