JP2673875B2 - 吊掛装置 - Google Patents

吊掛装置

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JP2673875B2
JP2673875B2 JP6156605A JP15660594A JP2673875B2 JP 2673875 B2 JP2673875 B2 JP 2673875B2 JP 6156605 A JP6156605 A JP 6156605A JP 15660594 A JP15660594 A JP 15660594A JP 2673875 B2 JP2673875 B2 JP 2673875B2
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JP
Japan
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hole
tool
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insertion hole
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JP6156605A
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JPH08897A (ja
Inventor
健 日向野
昇 清水
Original Assignee
株式会社川口技研
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、室内の天井に取
り付けて、物干具や観葉植物や絵画等を吊り下げて使用
する吊掛装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内の天井に取り付けて物干
具を吊り下げて使用する物干装置として、実開昭57−
12197号考案が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、使用時に、洗濯物や係止杆に人がぶつかったりし
て、係止鈎が回転して長溝から脱落してしまうという問
題があり、吊掛具を容易に着脱でき、使用時には容易に
脱落しない吊掛装置が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、支持具と吊掛具から成る吊掛装置であっ
て、支持具は、箱状体で、側面に挿入孔を設けると共
に、底面に挿入孔と連通する係合孔を設けて成り、吊掛
具には、挿入孔より少し小さく係合孔より少し大きい挿
入部を設けて成り、挿入部は、挿入孔より挿入されて係
合孔に上方から係合し、係合孔に係合している状態か
ら、ほぼ上方への移動は可能であると共に、斜め上方へ
の移動は、吊掛具が支持具に当接することによって阻止
されるように成し、挿入部は、ほぼまっすぐ上方に移動
した後、横に移動して挿入孔から離脱することができる
ようにすると共に、斜め上方に移動して離脱することは
できないように成したものである。
【0005】
【作用】支持具を天井に取り付け、吊掛具を持ってその
挿入部を支持具の挿入孔から挿入し、横に移動した後、
下方に移動させて上方から係合孔に係合させ、吊掛具を
支持具に支持させる。支持具を吊掛具から外すには、吊
掛具を持ってその挿入部をほぼまっすぐ上方に移動した
後、横に移動し挿入孔から離脱すればよい。挿入部を斜
め上方に移動して離脱することはできないようになって
いる。
【0006】
【実施例】まず、第1図〜第6図に基づいて第一の実施
例を説明する。支持具1は、本体2と蓋体3とから成
り、本体2は、上方が開口する箱状体の両端に取付用の
鍔体を設けて成り、蓋体3はその開口を塞ぐものであ
る。支持具1の本体2は、一側面上部にほぼ円形で上部
に平面を有する形状の挿入孔6を設け、その下部に連通
して挿入孔6の直径より細幅の通過孔7を設け、底面に
も連通して同じ幅で通過孔7を設け、さらに連通して、
通過孔7の幅より少し大きい直径の円形の係合孔8を設
けてある。本体2には、通過孔7の両側に、側面の通過
孔7とほぼ同じ高さで底面の通過孔7とほぼ同じ長さの
台壁11・11を立設してある。また、本体2には、挿
入孔6を設けた側面と反対の側面側に少し間隔を置いて
隔壁12を立設し、中央に切欠部12aを設けてある。
隔壁12に接触するように、四角板状の押圧板4を入
れ、押圧板4の中央に設けた半円筒状の突起4aがばね
5の力で付勢され隔壁12の切欠部12aから突出する
ようになっている。
【0007】蓋体3は、両側にはL型板9・9を裏面に
突出させて先端を内方に向けて設けてある。L型板9・
9のそれぞれ先端角部を円弧状に切り欠いて阻止部10
・10を設けてある。この蓋体3を、本体2の開口部に
被着すると、L型板9・9の下面が台壁11・11に当
接する。
【0008】吊掛具13は、シャフト17の一端にばね
16を介して球形の上部に平面を有する形状の挿入部1
4を設け、その下に挿入部14より小径でくびれている
首部15を設け、他端にリング状の引掛部18を設けて
ある。このばね16は、吊掛具13を曲げようとする力
がかかった場合に、曲がって緩衝するためのものであ
る。なお、引掛部18は本実施例のように端部ではな
く、シャフト17の中間に設けてもよい。
【0009】図5に基づいて、吊掛具13を支持具1に
装着する動きについて説明する。図5(A)に示すよう
に、挿入部14を横に移動して挿入孔6から挿入し、同
図(B)に示すように、さらに、挿入部14が押圧板4
の突起4aに当接するまで横に移動する。その後挿入部
14を下方へ移動すると、同図(C)に示すように、挿
入部14の一側方がL型板9・9の阻止部10・10に
当接し、他側方が押圧板4の突起4aに当接し、挿入部
14が突起4aを押し、押圧板4はばね5に抗して後退
させられる。さらに下方へ移動すると、同図(D)に示
すように、挿入部14は、L型板9・9の阻止部10・
10及び押圧板4の突起4aに当接しなくなり、押圧板
4はばね5の力で戻り、挿入部14は係合孔8に係合す
る。吊掛具13を支持具1から外すには、挿入部14を
ほぼまっすぐ上方に移動した後、横に移動すれば、上記
と逆の動きをして外すことができる。そして、挿入部1
4を係合孔8に係合している状態から斜め上方に移動す
ると、図6に示すように、挿入部14の上端の平らな面
がL型板9・9の阻止部10・10に当接して移動を阻
止される。
【0010】次に、第7図〜第9図に基づいて第二の実
施例を説明する。支持具19は、上方が開口する箱状体
の両端に取付用の鍔体を設けて成る。支持具19の箱状
体には、一側面上部にほぼ円形の挿入孔20を設け、そ
の下部に連通して挿入孔20の直径より細幅の通過孔2
1を設け、底面にも連通してさらに細い幅で通過孔21
を設け、さらに連通して通過孔21の幅より少し大きい
直径の円形の係合孔22を設けてある。
【0011】吊掛具23は、シャフトの一端に球形状の
挿入部24を設け、その下に円板鍔状の阻止部25を設
けてある。他の構成は第一実施例と同様である。
【0012】図8に基づいて、吊掛具23を支持具19
に装着する動きについて説明する。図8(A)に示すよ
うに、挿入部24を横に移動して挿入孔20から挿入
し、同図(B)に示すように、係合孔22まで横に移動
する。その後、挿入部24を下方へ移動すると、同図
(C)に示すように、阻止部25が係合孔22を通過
し、挿入部24は係合孔22に係合する。吊掛具23を
支持具19から外すには、挿入部24をほぼまっすぐ上
方に移動した後、横に移動すれば、上記と逆の動きをし
て外すことができる。そして、挿入部24を係合孔22
に係合している状態から、斜め上方に移動すると、図9
に示すように、阻止部25が係合孔22の縁に当接して
移動を阻止される。
【0013】最後に、第10図〜第12図に基づいて第
三の実施例を説明する。支持具26は、本体27と蓋体
28とから成り、本体27は上方が開口する箱状体で、
蓋体28はその開口を塞ぐものである。支持具26の本
体27は、一側面にほぼ円形で上部に平面を有する形状
の挿入孔29を設け、その下部に連通して挿入孔29の
直径より細幅の通過孔30を設け、底面にも連通して同
じ幅で通過孔30を設け、さらに連通して通過孔30の
幅より少し大きい直径の円形の係合孔31を設けてあ
る。
【0014】吊掛具32は、シャフトの一端に球形の上
部に平面を有する形状の挿入部33を設けてある。他の
構成は第一実施例と同様である。
【0015】図11に基づいて、吊掛具32を支持具2
6に装着する動きについて説明する。図11(A)に示
すように、挿入部33を横に移動して挿入孔29から挿
入し、同図(B)に示すように、係合孔31まで横に移
動する。その後、挿入部33を下方へ移動すると、同図
(C)に示すように、挿入部33は係合孔31に係合す
る。吊掛具32を支持具26から外すには、挿入部33
をほぼまっすぐ上方に移動した後、横に移動すれば、上
記と逆の動きをして外すことができる。そして、挿入部
33を係合孔31に係合している状態から、斜め上方に
移動すると、図12に示すように、挿入部33の上部の
平面部分の縁が支持具26の蓋体28の下面に当接して
移動を阻止される。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吊掛具を
外すには、挿入部を上方に移動し、その後、横に移動す
るという2つの動作をしなければ外すことができず、単
に挿入部を斜め上方に移動するという1つの動作で外れ
ることはないので、使用中に、吊掛具が誤って外れてし
まうことがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の使用状態を示す全体図。
【図2】第一実施例の要部断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】第一実施例の支持具であって、(A)は平面
図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は底面
図、(D)は左側面図である。
【図5】図4の(A)のB−B線断面図に相当する図で
あって、(A)〜(D)で吊掛具を支持具に装着する過
程を示している。
【図6】図4の(A)のB−B線断面図に相当する図で
あって、吊掛具が支持具から外れない状態を示してい
る。
【図7】第二実施例の支持具であって、(A)は断面
図、(B)は底面図、(C)は左側面図である。
【図8】第二実施例の要部の断面図であって、(A)〜
(C)で吊掛具を支持具に装着する過程を示している。
【図9】第二実施例の要部の断面図であって、吊掛具が
支持具から外れない状態を示している。
【図10】第三実施例の支持具であって、(A)は断面
図、(B)は底面図、(C)は左側面図である。
【図11】第三実施例の要部の断面図であって、(A)
〜(C)で吊掛具を支持具に装着する過程を示してい
る。
【図12】第三実施例の要部の断面図であって、吊掛具
が支持具から外れない状態を示している。
【符号の説明】
1 支持具 6 挿入孔 8 係合孔 13 吊掛具 14 挿入部 19 支持具 20 挿入孔 22 係合孔 23 吊掛具 24 挿入部 26 支持具 29 挿入孔 31 係合孔 32 吊掛具 33 挿入部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持具と吊掛具から成る吊掛装置であっ
    て、支持具は、箱状体で、側面に挿入孔を設けると共
    に、底面に挿入孔と連通する係合孔を設けて成り、吊掛
    具には、挿入孔より少し小さく係合孔より少し大きい挿
    入部を設けて成り、挿入部は、挿入孔より挿入されて係
    合孔に上方から係合し、係合孔に係合している状態か
    ら、ほぼ上方への移動は可能であると共に、斜め上方へ
    の移動は、吊掛具が支持具に当接することによって阻止
    されるように成し、挿入部は、ほぼまっすぐ上方に移動
    した後、横に移動して挿入孔から離脱することができる
    ようにすると共に、斜め上方に移動して離脱することは
    できないように成したことを特徴とする吊掛装置。
JP6156605A 1994-06-15 1994-06-15 吊掛装置 Expired - Lifetime JP2673875B2 (ja)

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3034464B2 (ja) * 1996-04-19 2000-04-17 株式会社川口技研 物干竿等の支持装置
JP3034466B2 (ja) * 1996-06-03 2000-04-17 株式会社川口技研 物干竿等の支持装置
JP4746938B2 (ja) * 2005-08-10 2011-08-10 モリテックスチール株式会社 過負荷安全装置
JP5930851B2 (ja) * 2012-06-04 2016-06-08 株式会社ナスタ 吊掛装置
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JPS5155708A (en) * 1974-11-12 1976-05-17 Yoshizaki Kozo Koshitsushoketsugokin

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