JP3034464B2 - 物干竿等の支持装置 - Google Patents

物干竿等の支持装置

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JP3034464B2
JP3034464B2 JP8122600A JP12260096A JP3034464B2 JP 3034464 B2 JP3034464 B2 JP 3034464B2 JP 8122600 A JP8122600 A JP 8122600A JP 12260096 A JP12260096 A JP 12260096A JP 3034464 B2 JP3034464 B2 JP 3034464B2
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support
retainer
screws
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spherical portion
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龍 清水
健 日向野
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株式会社川口技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベランダ下の天井面等
に取り付けて物干竿等を支持する支持装置に関するもの
であり、取り付ける天井面が水平でなくてもまっすぐ下
に支柱を設けることができるように改良したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、天井面に取り付ける物干竿受
具は種々のものが提案されているが、いずれも取付面に
対して垂直にのみ取り付けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、天井面が水平でない場合には、物干竿受具も曲がっ
て取り付けられてしまうという問題がある。また、支柱
が1本の場合、デザイン的にはすっきりするが、上部の
1点で支持することになり、強度的に不十分な場合があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために、支持具に、受具を有する支柱の上端を取
り付けて成る物干竿等の支持装置において、支持具は、
上押え具と下押え具を有し、支柱の上端には、球面部を
有する固定部を設け、固定部は、球面部を上押え具と下
押え具によって挟んで固定できるように成し、支柱が支
持具に対して、角度可変に取り付けられるようにして成
るものである。
【0005】
【作用】支柱の上端に固定部を設け、その固定部の球面
部を上押え具と下押え具によって挟んで固定して取り付
けられるので、支柱は支持具に対して角度を変更して取
り付けることができると共に、以上に強い力がかかった
場合、球面部が回動して緩衝する。
【0006】
【実施例】支持具1は、上押え具6と下押え具7をねじ
11・11で合体したものを、基板5にねじ10・・・
10で弾性体8・・・8を間に入れて合体し、さらに、
全体を被覆するカバー9を被着してある。
【0007】基板5は、金属板をプレス加工したもの
で、全体形状が円形で、4箇所にバーリング加工してね
じ10・・・10が螺合するねじ山を刻設したねじ孔1
3・・・13を設け、2箇所に長孔の取付孔14・14
を設けてある。また、基板5の周囲の4箇所には、下方
に立ち上がる立上部15・・・15を設けてある。
【0008】上押え具6は、金属板をプレス加工したも
ので、全体形状が円形の相対向する2箇所を略台形状に
切取ったような形状で、中央には円筒状に上方に突出す
る突出部16を設け、そこに、円形の押え孔17を設
け、さらに、突出部16の周囲の4箇所にねじ10・・
・10が挿通する取付孔18・・・18を設け、2箇所
にバーリング加工してねじ11・・・11が螺合するね
じ山を刻設したねじ孔19・19を設けてある。円形の
押え孔17は、長方形状の切欠を等間隔に多数設けてギ
ザギザ状になっている。
【0009】下押え具7は、金属板をプレス加工したも
ので、全体形状が上押え具6とほぼ同じで、上押え具6
と同じように、中央には円形状に下方に突出する突出部
20を設け、そこに、円形の押え孔21を設け、さら
に、突出部20の周囲の4箇所にねじ10の頭より大き
い逃げ孔22・・・22を設け、2箇所にねじ11が挿
通する取付孔23・23を設けてある。
【0010】弾性体8は、円柱形状のゴムで、中心に上
下に貫通する円形の貫通孔24を設けてある。なお、こ
の弾性体8は、ゴムでなくばねでもよい。
【0011】カバー9は、合成樹脂製で有底円筒状に成
型したもので、底部の中心に円形の孔25を設けてあ
る。
【0012】支柱2は、金属棒と金属パイプで伸縮式に
なっており、その上端に金属製の球体で球面部27を有
する固定部4を固着し、下端に、楕円形状の竿受部26
・・・26を設けた金属製の受具3を固着してある。固
定部4は、球体でなくても、球面部を有していればよ
い。
【0013】次に、本発明の組立・取付方法を説明す
る。基板5と上押え具6との間に弾性体8・・・8を介
在させて、ねじ10・・・10を、上押え具6の取付孔
18・・・18及び弾性体8・・・8の貫通孔24・・
・24を貫通させて、基板5のねじ孔13・・・13に
螺合して、基板5と上押え具6を弾性体8・・・8を介
在させて結合する。上押え具6の押え孔17に、支柱2
に固着した固定部4をあてがい、下から下押え具7の押
え孔21を固定部4に当接させ、下押え具7の取付孔2
3・・・23からねじ11・・・11を上押え具6のね
じ孔19・・・19に緩く螺合して、上押え具6と下押
え具7で固定部4を回動できる状態に仮に取り付けて組
み上げる。そして、この組み上げたものを天井面に、基
板5の取付孔14・14に取付ボルト12・12を挿通
して取り付ける。そして、この状態で、支柱2がまっす
ぐになるように、動かしてから、ねじ11・・・11を
強く締め付ける。そして、カバー9を基板5の立上部1
5・・・15に嵌着して取り付ける。最後に、支柱2の
下端に受具3を固着して完了である。
【0014】天井面に取り付けた後、受具3や支柱2か
ら、支柱2を傾斜させる方向に力がかかった場合、固定
部4は、回動しようとするが、上押え具6の押え孔17
がギサギザ状になっているので、通常の力では容易に回
動してしまうことはなく、弾性体8・・・8が変形して
その力を緩和して復元し、支柱は傾斜したままになって
しまうことはない。また、異常に強い力が加わった場
合、取り付けられている天井材や支持具を壊すことな
く、固定部が回動し支柱が曲がって緩衝する。支柱が曲
がったら、再度上押え具6と下押え具7の締め付けを緩
めてまっすぐに戻せば元通りに復元できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、支柱は支
持具に対して角度を変更して取り付けることができるの
で、施工の不備で水平でない天井面、あるいは水平では
なく傾斜状態に施工されている天井面にもまっすぐ取り
付けることができるという効果がある。
【0016】さらに、支柱が1本の場合、受具や支柱に
異常に強い力がかかっても、支柱上部の球面部を有する
固定部が回動して緩衝し、取り付けられている天井材や
支持具を壊すことがなく、元の状態に復元することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体斜視図。
【図2】支持具のカバーだけを断面にして、ねじを省略
した下から見た図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2を右に45度回動した図。
【図5】図4のB−B線断面図。
【図6】図2を左に45度回動した図。
【図7】図6のC−C線断面図。
【図8】支持具の分解斜視図。
【符号の説明】
1 支持具 2 支柱 3 受具 4 固定部 6 上押え具 7 下押え具 27 球面部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 57/02 - 57/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持具に、受具を有する支柱の上端を取り
    付けて成る物干竿等の支持装置において、支持具は、上
    押え具と下押え具を有し、支柱の上端には、球面部を有
    する固定部を設け、固定部は、球面部を上押え具と下押
    え具によって挟んで固定できるように成し、支柱が支持
    具に対して、角度可変に取り付けられることを特徴とす
    る物干竿等の支持装置。
JP8122600A 1996-04-19 1996-04-19 物干竿等の支持装置 Expired - Fee Related JP3034464B2 (ja)

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JP2015142684A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社リヒトラブ 荷物吊下具
JP2015208201A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 アーキヤマデ株式会社 ユニバーサル・リテンションボルトユニット及び製造法

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