JPH0942236A - 機器筐体における壁掛け用係合孔構造 - Google Patents

機器筐体における壁掛け用係合孔構造

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JPH0942236A
JPH0942236A JP20933695A JP20933695A JPH0942236A JP H0942236 A JPH0942236 A JP H0942236A JP 20933695 A JP20933695 A JP 20933695A JP 20933695 A JP20933695 A JP 20933695A JP H0942236 A JPH0942236 A JP H0942236A
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JP
Japan
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engagement
hole
housing
engaging
wall
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Pending
Application number
JP20933695A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nagamatsu
力 永松
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
Nitsuko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成のもとに、壁面に対して機器筐体
を縦,横自在に掛け止めることができる係合孔構造を提
供すること、また斜めに掛け止めることができる係合孔
構造を提供すること。 【解決手段】 掛け止め用の有頭ねじ等の掛止用突子S
における頭部Hの挿通に適応する挿脱用大径部3とその
頭部Hの挿通を阻止する係合用狭小部4とを連通させた
形状の係合孔として、挿脱用大径部3から2個の係合用
狭小部4を直角方向の放射状に形成した二股形係合孔5
bを採択したことを主要特徴とし、錠孔形係合孔5aと
二股形係合孔5bとを組み合せて設け、あるいは二股形
係合孔5bを複数個配設し、あるいは錠孔形係合孔5
a,二股形係合孔5bを辺縁の中間位置において係合用
狭小部4が斜め向きとなる状態に設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器筐体における
壁掛け用係合孔構造に関するものであって、詳しくは電
話交換機の主装置,電話機その他の電気装置等の機器筐
体を壁面に取り付けるに当り、縦,横,斜め方向に掛け
止め、更には上下逆方向に掛け止めることができるよう
にした壁掛け用係止孔構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の壁掛け用係合孔部として
は、掛止用突子における頭部の挿通に適応する挿通用大
径部とその頭部の挿通を阻止する係合用狭小部とがある
錠孔状の係合孔を機器筐体における背壁の上端寄り部分
の左右に1個ずつ穿設するようにし、この係合孔におい
て壁面に植設した掛止用突子に掛け止めるようにした構
造が普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の係合孔による
壁掛けに当っては、係合用狭小部において壁面の掛止用
突子に係合するのであるから、機器の掛け止め姿勢が一
方向に限定され、従って設置壁面の状況が長方形機器を
横長に掛け止めるスペースがない場合に、縦長に掛け止
めることができず不便であり、また筐体の前方への突出
寸法が上部と下部とで異なる場合に、掛け止め姿勢を変
更することが好都合な場合があるが、このような場合に
斜めあるいは逆さに掛け止めることができず不便であ
る。そこで本発明の目的は、機器筐体を縦,横のいずれ
の方向にも掛け止め可能な係合孔構造を提供し、また斜
め方向更には逆さにも掛け止め可能な係合孔構造を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、掛け止め用の有頭ねじ等の掛止用突子にお
ける頭部の挿通に適応する挿脱用大径部とその頭部の挿
通を阻止する係合用狭小部とを連通させた形状の係合孔
であって、特に挿脱用大径部から2個の係合用狭小部を
直角方向の放射状に形成した二股形係合孔を設けたこと
を主要特徴とし、請求項1の発明としては、筐体におけ
る背壁の4隅角部に近い位置の3カ所に逆L字を呈する
状態に係合孔を配設すると共に、前記逆L字の頂点に位
置する係合孔として二股形係合孔を採択し、他の2カ所
の係合孔としては錠孔形係合孔を採択したものである。
【0005】請求項2ないし請求項5の発明としては、
二股形係合孔を複数個設け、また背壁の辺縁に近い中間
位置に錠孔形係合孔または二股形係合孔をその係合用狭
小部が背壁の辺縁に対して斜め向きとなる状態に設けた
ものである。
【0006】上記構成により、二股形係合孔はその両係
合用狭小部の一方を選択して使用することができるか
ら、機器筐体を縦,横の任意の姿勢のもとに壁面に掛け
止めることができ、また背壁の辺縁に近い中間位置に設
けた錠孔形係合孔または二股形係合孔の係合用狭小部が
背壁の辺縁に対して斜め向きに形成されていると、機器
筐体を斜めに掛け止めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の適用対象としての機器筐
体における壁掛け用係合孔構造としては、図示のよう
に、機器における長方形筐体1の背壁2に、有頭ねじ等
の掛止用突子Sにおける頭部Hの挿通に適応する挿脱用
大径部3と頭部Hの挿通を阻止する係合用狭小部4とが
連通した複数個の係合孔を設けて、この係合孔において
壁面に突設した掛止用突子Sの頭部Hに係合させて機器
筐体1を壁面に掛け止めるようにした型式の壁掛け用係
合孔構造を採択する。
【0008】図1および図2の実施形態は、筐体1にお
ける背壁2の4隅角部に近い位置の3カ所に、その3カ
所を結ぶ線が逆L字を呈する状態に係合孔5a,5bを
配設すると共に、前記逆L字の頂点に位置する位置に二
股形係合孔5bを採択し、他の2カ所に錠孔形係合孔5
aを採択し、それら係合孔5a,5bにおける係合用狭
小部4が筐体1の最寄りの外縁向きとなる状態に設け、
これにより図1のように筐体1を壁面に横長な姿勢のも
とに掛け止めるようにするほか、図2のように縦長な姿
勢のもとに掛け止めることができるようにする。なお必
要に応じ二股形係合孔5bの斜め下方には固定用のばか
孔6を穿設し、掛け止め後にばか孔6においてねじsに
より筐体1を壁面に固定し、地震等の振動による筐体1
の脱落を防止する。
【0009】図3の実施形態は、筐体1における背壁2
の4隅角部に近い4カ所に、その4カ所を結ぶ線が長方
形を呈する状態に前記係合孔を配設するのであるが、上
部2カ所に二股形係合孔5bを採択し、その係合用狭小
部4が筐体1の最寄りの外縁向きとなる状態に設け、か
つ他の2カ所には錠孔形係合孔5aを採択して、その係
合用狭小部4が筐体1の下向きとなる状態に設け、これ
により図3のように横長な姿勢に掛け止める以外に、左
右2通りの縦長な姿勢において掛け止めることができる
ようにする。
【0010】図4の実施形態は、図3の実施形態におけ
る錠孔形係合孔に代えて二股形係合孔5bを採択し、4
隅角部に近い4カ所に二股形係合孔5bを設けたもので
あって、これにより横長な姿勢において逆さにも掛け止
めることができ、また縦長な姿勢において右上および左
上に掛け止めることができるようにする。
【0011】図5の実施形態は、図4の実施形態におけ
る二股形係合孔5bの他に、錠孔形係合孔5aを前記背
壁2の辺縁に近い中間位置において係合用狭小部4が背
壁2の辺縁に対して斜め向きとなる状態に設け、これに
より縦,横,斜めのいずれの姿勢にも掛け止めることが
できるようにしたものであり、なおこの実施形態におい
ては筐体1は長方形でもよいが正方形が望ましい。
【0012】図6の実施形態は、図4の実施形態の構成
に加えて、背壁2の辺縁に近い中間位置にそれぞれ二股
形係合孔5bをそれらの係合用狭小部4が背壁2の辺縁
に対して斜め向きとなる状態に設け、これにより縦,横
のほか4方向の斜めの姿勢にも掛け止めることができる
ようにしたものである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
錠孔形係合孔5aと二股形係合孔5bとを組み合せて設
けたこと、あるいは二股形係合孔5bを複数個配設した
こと、あるいは錠孔形係合孔5a,二股形係合孔5bを
辺縁の中間位置において係合用狭小部4が斜め向きとな
る状態に設けること等により、簡単な構成にも拘らず、
筐体1を縦,横,斜めの種々の姿勢において容易に掛け
止めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機器筐体における壁掛け用係合孔構造
を示す背面図である。
【図2】図1の機器筐体を別の姿勢に掛け止めた状態の
背面図である。
【図3】他の実施形態を示す背面図である。
【図4】他の実施形態を示す背面図である。
【図5】他の実施形態を示す背面図である。
【図6】更に他の実施形態を示す背面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 背壁 3 挿脱用大径部 4 係合用狭小部 5a 錠孔形係合孔 5b 二股形係合孔 S 掛止用突子 H 頭部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に固定した掛止用突子(S)におけ
    る頭部(H)の挿通に適応する挿脱用大径部(3)と頭
    部(H)の挿通を阻止する係合用狭小部(4)とを連通
    させた形状の係合孔を方形の筐体(1)における背壁
    (2)に穿設して筐体(1)を壁面に掛け止める型式の
    壁掛け用係合孔構造であって、 筐体(1)における背壁(2)の4隅角部に近い位置の
    3カ所に逆L字を呈する状態に前記係合孔を配設すると
    共に、前記逆L字の頂点に位置する係合孔としては挿脱
    用大径部(3)から2個の係合用狭小部(4)が直角方
    向の放射状に形成された二股形係合孔(5b)を採択
    し、他の2カ所の係合孔としては挿脱用大径部(3)か
    ら1個の係合用狭小部(4)が形成された錠孔形係合孔
    (5a)を採択し、それら係合孔(5a,5b)におけ
    る係合用狭小部(4)が筐体(1)の最寄りの外縁向き
    となる状態に設けたことを特徴とする機器筐体における
    壁掛け用係合孔構造。
  2. 【請求項2】 壁面に固定した掛止用突子(S)におけ
    る頭部(H)の挿通に適応する挿脱用大径部(3)と頭
    部(H)の挿通を阻止する係合用狭小部(4)とを連通
    させた形状の係合孔を方形の筐体(1)における背壁
    (2)に穿設して筐体(1)を壁面に掛け止める型式の
    壁掛け用係合孔構造であって、 筐体(1)における背壁(2)の4隅角部に近い4カ所
    に方形を呈する状態に前記係合孔を配設すると共に、前
    記上部2カ所の係合孔としては挿脱用大径部(3)から
    2個の係合用狭小部(4)が直角方向の放射状に形成さ
    れた二股形係合孔(5b)を採択して、その係合用狭小
    部(4)が筐体(1)の最寄りの外縁向きとなる状態に
    設け、かつ他の2カ所の係合孔としては挿脱用大径部
    (3)から1個の係合用狭小部(4)が形成された錠孔
    形係合孔(5a)を採択して、その係合用狭小部(4)
    が筐体(1)の下向きとなる状態に設けたことを特徴と
    する機器筐体における壁掛け用係合孔構造。
  3. 【請求項3】 背壁(2)の4カ所に穿設する係合孔と
    して、二股形係合孔(5b)を採択し、その係合用狭小
    部(4)が筐体(1)の最寄りの外縁向きとなる状態に
    設けた請求項2記載の機器筐体における壁掛け用係合孔
    構造。
  4. 【請求項4】 挿脱用大径部(3)から1個の係合用狭
    小部(4)が形成された錠孔形係合孔(5a)を前記背
    壁(2)の辺縁に近い中間位置において係合用狭小部
    (4)が背壁(2)の辺縁に対して斜め向きとなる状態
    に設けた請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の
    機器筐体における壁掛け用係合孔構造。
  5. 【請求項5】 錠孔形係合孔(5a)に代えて挿脱用大
    径部(3)を設けた請求項4記載の機器筐体における壁
    掛け用係合孔構造。
JP20933695A 1995-07-26 1995-07-26 機器筐体における壁掛け用係合孔構造 Pending JPH0942236A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006197363A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Inax Corp リモコン装置
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CN104421263A (zh) * 2013-08-29 2015-03-18 康准电子科技(昆山)有限公司 锁固装置
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CN111031855A (zh) * 2017-08-29 2020-04-17 乐高公司 悬挂物件
JP2020157788A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 トヨタ紡織株式会社 乗物用内装材

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