JP2571721Y2 - 壁掛け器具 - Google Patents

壁掛け器具

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JP2571721Y2
JP2571721Y2 JP7643593U JP7643593U JP2571721Y2 JP 2571721 Y2 JP2571721 Y2 JP 2571721Y2 JP 7643593 U JP7643593 U JP 7643593U JP 7643593 U JP7643593 U JP 7643593U JP 2571721 Y2 JP2571721 Y2 JP 2571721Y2
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wall
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平 小林
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フラット金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は額縁等を壁面等に取り
付ける場合における取り付け高さ調整機能付壁掛け器具
に関するものである。以下の文章で額縁等とは、時計、
テレビ、オーディオ器機、装飾品、鏡、絵画、額等を意
味する。
【0002】
【従来の技術】従来の小物掛けは、一般に金属や合成樹
脂材によって一体成形されるのが普通であった。壁面へ
の取り付け基盤部分とフック部分が一体のものが多く、
又分割されていても、フック部分の高さ位置を基盤取り
付け後には、基盤を壁面へ固定するビスをゆるめて新た
にビス孔を開け直さないとフック部分の高さ位置は変え
られなかった。額縁等(11)をフックでささえる場
合、通常一度取り付けるとそのままの状態で使用されて
いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】従来、額縁等(1
1)を中央上部方向で壁等にビスー本で吊り下げておく
と、取り付けられた額縁等(11)を水平に保つのがむ
ずかしく、振動等で水平に保てなくなることが多く、水
平位置はその都度直接手で触れて直すのが普通であっ
た。壁掛けテレビ、絵画の場合少しでも傾くと視覚に好
ましくなく、又時計は少しの傾きでも誤作動の原因とな
ることがある。又、額縁等(11)を下部で左右2個所
のフックでささえる場合、水平に保つように取り付ける
のはなかなかむずかしく手間がかかった。実際の取り付
けの場合、たとえばコンクリート壁面の場合一度アンカ
ーボルトを取り付けると、すぐ近くに再度、別のアンカ
ーボルトを打つのはコンクリートが割れるので好ましく
ない。又、石膏ボード、木製壁面の場合一度ビス止めす
ると、その近くに再度、別のビス孔を開けると、割れた
り、ビスがききにくくなってしまった。固定の手段とし
て、フックを接着固定する場合、一度接着固定してしま
うと位置をずらすのはほとんどできなかった。又、接着
をはがすと跡が汚くて外観が好ましくなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1に示す様に取り付け
基盤(1)と、該基盤の下部側に前方へ突出した底面部
(2)が一体で形成される。底面部(2)には、ナット
(10a)の埋込みか、同様の効果を有する雌ねじ部材
(10)を形成し、該雌ねじ部材には取り付け高さ調整
用ビス(5)を設置する。さらに、取り付け高さ調整用
ビス(5)により上下に作動する移動片(6)を底面部
の上側に位置する様に設ける。取り付け基盤(1)に
は、壁面への固定用ビス孔(4)を設け、ビスによって
壁面に固定されても、取り付け高さ調整用ビス(5)は
常時自在に回動可能である様に設ける。
【0005】
【作用】本考案の壁掛け器具を使用すると、壁面に一度
固定した額縁等(11)を、左右の水平バランスを見な
がら、低い方を取り付け基盤底面部(2)に設置された
調整用ビス(5)を、ドライバー等で回転させることに
よって、移動片(6)は下方より調整用ビス(5)によ
って上方に押上られる。よって壁掛け器具の調整により
額縁等(11)が水平で安定に保たれる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について説明する。図
1、2に示す様に、合成樹脂、金属等で形成される取り
付け基盤(1)の底面部(2)に、ナット(10a)の
埋込み、又は同様の効果を有する雌ねじ部材(10)を
1個以上設ける。該雌ねじ部材には取り付け高さ調整用
ビス(5)を設置し、該調整用ビスによって上方に押上
げられる移動片(6)を底面部(2)の上側に位置する
様に設け、調整用ビス(5)の回動により移動片(6)
が上下に作動する様に設ける。取り付け基盤(1)の壁
面への固定はビス孔(4)をビスによって固定するか、
接着固定、又は壁面が金属製の場合、取り付け基盤
(1)にマグネットを設置して接着することができる。
図3の様な形状の移動片(6)(7)を設けると、本考
案の壁掛け器具に掛けられた額縁等(11)が手前に移
動落下するのを防ぐことができ壁掛け姿勢が安定する。
図4に示す様に移動片(6)に左右に突起(12)を設
けると、高さ調整ビス(5)に押された移動片(6)が
左右にずれることがなく安定する。図5、6に示す様に
移動片(6)に左右振れ防止壁(8)(9)を設けると
高さ調整で水平バランスをとるのと同時に、振動等によ
り壁面に掛けられた額縁等(11)が左右に振れるのを
防止できる。図7に示す様に取り付け基盤底面部(2)
に雌ねじ部材(10)を2個以上設けると、そのいずれ
かのビスを回動することにより、本考案の壁掛け器具に
よって壁面に掛けられた額縁等(11)の水平バランス
をとることができる。尚、図7は取り付け基盤底面部
(2)に設置された右側の高さ調整ビス(5)を回動さ
せて、移動片(6)の右側のみ上へ押し上げた状態を示
している。図8は取り付け基盤底面部(2)にナット
(10a)を設けた場合の底面図である。取り付け基盤
(1)、移動片(6)の形状は、丸型、角形等自由に設
定でき機能は全く変わりない。又、本考案の壁掛け器具
のみが壁面に固定され、額縁等(11)が取り付けられ
ていないときは、単なる引っ掛けフックとして使用でき
る。
【0007】
【考案の効果】額縁等を壁面に取り付けることは日常生
活で多く見うけられる。本考案の取り付け高さ調整機能
をもった壁掛け器具を使用すると、第一に、壁面に掛け
られた額縁等が、地震、道路からの振動等により、水平
バランスを失い、額縁等が傾くのを常に気にする必要は
なく、その上人為的に修正する手間も省け、額縁等の外
観上の美感は良好に保たれる。壁掛けテレビ、絵画の壁
面への固定が水平バランス良く取り付けられ、視覚も良
好に保たれる。壁掛け時計の場合、常に安定的に水平に
保て、水平バランスを失っての誤作動の原因はなくな
る。第二に、コンクリート壁面への額縁等の取り付けも
スムーズに出来、取り付け直しによって、コンクリート
壁面を破損しなくて済む。石膏ボード、木製壁面への額
縁等の取り付け作業で、該壁面の割れ、損傷、あるいは
固定ビスがききにくくなるのを防止できる。接着材によ
る固定であっても、固定した壁掛け器具の高さ調整ビス
(5)の操作により水平バランスを良好に保てる。第三
は、額縁等の壁面への取り付け作業が素人でも簡単にバ
ランスよく水平に、しかも安定的に取り付けられ、作業
性に優れる。以上の様に多くの優れた利点を有してお
り、外観も良く、実用上効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図
【図2】本考案の取り付け基盤と移動片及び高さ調整ビ
スの係合状態を示す断面図
【図3】本考案の取り付け基盤底面部と移動片に垂直板
を設けた状態を示す断面図
【図4】本考案の移動片の他の実施例を示す斜視図
【図5】本考案の他の実施例を示す斜視図
【図6】本考案の他の実施例を示す斜視図
【図7】本考案の高さ調整ビスの高さ調整によって移動
片を傾斜させたことを示す断面図
【図8】本考案の取り付け基盤底面部に雌ねじ部材とし
てナットを設置した底面図
【符号の説明】
1 は取り付け基盤 8 は移動片
の左右振れ防止壁 2 は取り付け基盤底面部 9 は移動片
の左右振れ防止壁 3 は取り付け基盤垂直部 10 は取り付
け基盤雌ねじ部材 4 は壁面固定用ビス孔 10aはナット 5 は高さ調整用ビス 11 は額縁等 6 は移動片 12 は移動片
の左右振り防止突起 7 は移動片の垂直部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に取り付けられる取り付け基盤
    (1)の下部側に前方へ突出した底面部(2)を形成
    し、底面部(2)にはナット(10a)の埋込み、又は
    同様の効果を有する雌ねじ部材(10)を少なくとも1
    個以上形成し、該雌ねじ部材(10)には取り付け高さ
    調整用ビス(5)を設置し、このビス(5)によって上
    下に作動する移動片(6)を、底面部(2)の上側に位
    置する様に設けたことを特徴とする壁掛け器具。
  2. 【請求項2】 移動片(6)の外端に、移動片に対して
    上方に垂直板(7)を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の壁掛け器具。
  3. 【請求項3】 取り付け基盤底面部(2)に壁面に対し
    て平行になる様に垂直板(3)を設けたのを特徴とする
    請求項1記載の壁掛け器具。
JP7643593U 1993-12-24 1993-12-24 壁掛け器具 Expired - Lifetime JP2571721Y2 (ja)

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JPH0736831U JPH0736831U (ja) 1995-07-11
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