JP4120518B2 - 壁面取付構造 - Google Patents

壁面取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4120518B2
JP4120518B2 JP2003279476A JP2003279476A JP4120518B2 JP 4120518 B2 JP4120518 B2 JP 4120518B2 JP 2003279476 A JP2003279476 A JP 2003279476A JP 2003279476 A JP2003279476 A JP 2003279476A JP 4120518 B2 JP4120518 B2 JP 4120518B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting rail
wall
mounting
rail
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003279476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005042477A (ja
Inventor
和秀 村上
典利 亀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2003279476A priority Critical patent/JP4120518B2/ja
Publication of JP2005042477A publication Critical patent/JP2005042477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4120518B2 publication Critical patent/JP4120518B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

この出願の発明は、壁面取付構造に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、子棚等の家具の壁面への取付けに有用な、耐震性に優れた新しい壁面取付構造に関するものである。
従来、室内の壁面に子棚や小物入れ等の家具を取り付ける場合、木ネジや接着剤がしばしば用いられていた。
しかしながら、木ネジによる家具の取付けには工具が必要であり、位置を変更する際も同様の作業が必要になると同時に、家具を外した後の壁面にネジ跡が残り室内の美観を損なうという問題もあった。また、接着剤による家具の取付けは、取付け後に接着剤が完全に硬化乾燥するまで家具が使用できず、位置を変更する際には家具と壁面との間に工具を挿入して剥がし取る作業が必要になると同時に、家具を外した後の壁面に汚れが残り室内の美観を損なうという問題もあった。
そこで、壁自体に係止溝付きレールを設け、これに係止部材を介して載置棚や収納箱等の被取付物を係止保持するようにしたものが既に提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−364103号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている構造では、人や物が軽く当たっただけで家具が簡単に落下したり、落下しないまでも家具が持ち上がったり横方向に位置ずれしたりすることがあった。また、地震のような大きな揺れが生じると係止溝付きレールから外れてしまうことがあった。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、この出願の発明は、地震等が生じても優れた耐震性を実現できる新しい壁面取付構造を提供することを課題としている。
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、壁下地材とその表面側に取り付けられる壁仕上材から構成されている壁に設けられた取付レールと、取付レールに着脱自在に取り付けられる支持部材とを備え、この支持部材を介して被取付物を壁面に取付け支持する壁面取付構造であって、取付レールは、後面から延設した固定立片が、壁下地に固定されるとともに、壁仕上材との間に挟み込まれることによって壁に取り付けられ、この取付レールは、支持部付き取付溝を有する上部取付レールおよびフランジ部付き取付溝を有する下部取付レールからなり、上部取付レールの支持部の先端は丸く膨張した形状の先端膨張部とされ、これら上部取付レールおよび下部取付レールは、それぞれの上下に配置された壁仕上材間に挟持され、上部取付レールと下部取付レールとの間に位置する壁仕上材が、上部側を上部取付レールに、下部側を下部取付レールに嵌め込んで固定され、支持部材は、上部取付レールから下部取付レールに渡る高さ寸法の平板状の本体を有し、本体において、後面上部に、後方に突出するとともに上方に湾曲する形状の上部係合片が、後面下部に、後方に突出する下部係合片がそれぞれ設けられ、上部係合片が上部取付レールの支持部先端の先端膨張部に係合し、下部係合片が下部取付レールのフランジ部に係合していることを特徴としている。
第2には、上記第1の特徴において、下部取付レールのフランジ部は取付溝の開口上端から垂下した板片状のものであり、支持部材の下部係合片には、後方に突出するとともに先端が上方に屈曲した引っ掛かりが形成されていることを特徴としている。
この出願の発明の壁面取付構造によれば、人や物が触れたり地震等の揺れが生じたりしても支持部材および被取付物の落下や位置ずれを防いで、優れた耐震性を実現することができる。
図1は、この出願の発明の一実施形態を示したものである。
たとえばこの図1に例示したように、この出願の発明は、壁(1)に設けられた取付レール(2)と、取付レール(2)に着脱自在に取り付けられる支持部材(3)とを備え、この支持部材(3)を介して被取付物(4)を壁面に取付け支持する壁面取付構造であって、取付レール(2)を、支持部(25)付き取付溝(21)を有する上部取付レール(2a)およびフランジ部(26)付き取付溝(21)を有する下部取付レール(2b)からなるものとし、支持部材(3)を、上部取付レール(2a)の支持部(25)に係合する上部係合片(32)および下部取付レール(2b)のフランジ部(26)に係合する下部係合片(33)を有するものとすることで、取付け後の支持部材(3)および被取付物(4)の落下や位置ずれを効果的に防ぐことのできる構造を実現している。
この場合さらに説明すると、図1の実施形態では、まず、壁(1)は、壁下地材(11)とその表面に取り付けられる壁板や壁パネル等の壁仕上材(12)から構成されている。
取付レール(2)は、この壁(1)に対して上方位置に設置される上部取付レール(2a)および下方位置に設置される下部取付レール(2b)からなり、それぞれ、壁仕上材(12)間にて水平方向に延びた断面略コ字形状の取付溝(21)を有するものであり、その上面から立設した嵌挿突部(22)および下面から垂下した嵌挿突部(23)が壁仕上材(12)の下端部に設けられた嵌挿孔(121)および上端部に設けられた嵌挿孔(122)にそれぞれ嵌挿されて、壁仕上材(12)間に挟持され、且つ後面から上方へ延設した固定立片(24)が壁下地材(11)と壁仕上材(12)との間の隙間に挟み込まれるとともに固定ネジ(5)によって壁下地材(11)にネジ固定されて、壁(1)に取り付けられる。
上部取付レール(2a)は、さらに、取付溝(21)において支持部(25)を有している。より具体的には、支持部(25)は、取付溝(21)の内部奥壁面から前方に向かって延び、その先端が丸く膨張した形状のものとなっている。この先端膨張部(251)は断面円弧状であるとも言える。
下部取付レール(2b)は、さらに、取付溝(21)においてフランジ部(26)を有している。より具体的には、フランジ部(26)は、取付溝(21)の開口上端から垂下した、つまり後述する支持部材(3)の下部係合片(33)との係合が可能になる程度下方に延びた板片状のものとなっている。
一方、支持部材(3)は、上部取付レール(2a)から下部取付レール(2b)に渡る高さ寸法の平板状の本体(31)と、本体(31)の後面上部から後方に突出して設けられた上部係合片(32)と、本体(31)の後面下部から後方に突出して設けられた下部係合片(33)とを有している。またさらに本体(31)の前面上部から前方に突出して設けられた被取付物保持片(34)をも有している。
上部係合片(32)は、より具体的には、後方に突出するとともに上方に湾曲したもの、つまり上部取付レール(2a)の先端膨張部(251)の断面円弧形状と略同一断面円弧形状の凹みを有したものとなっている。
下部係合片(33)は、より具体的には、後方に突出するとともに先端が上方に屈曲して引っ掛かりを形成したものとなっている。
そしてこの支持部材(3)は、上部係合片(32)を上部取付レール(2a)の取付溝(21)における支持部(25)の先端膨張部(251)に係合させるとともに下部係合片(33)を下部取付レール(2b)の取付溝(21)におけるフランジ部(26)に係合させることで、取付レール(2)に対して着脱自在に、且つ上下位置での係合によって優れた耐震性を確保して取り付けられており、そしてこの支持部材(3)にて被取付物保持片(34)を介して被取付物(4)を確実に保持するようになっている。すなわち、支持部材(3)を介して上下二本の取付レール(2)にまたがって子棚や小物入れ等の家具を代表とする被取付物(4)を着脱自在に且つ耐震性良く取り付けることができ、大きな家具の場合でも落下や位置ずれが生じ難くなる。
なお、図1の実施形態では、上部取付レール(2a)にも下部取付レール(2b)のフランジ部(26)と同形状のフランジ部(26)が設けられており、あとは下部取付レール(2b)にも上部取付レール(2a)の支持部(25)と同形状の支持部(25)、つまり先端膨張部(251)付きの支持部(25)を設ければ、上部取付レール(2a)および下部取付レール(2b)を全く同形状のものとすることができる。これによれば、それぞれを別部材とする必要が無くなり、同一種部材で対応できるので、部材数を減らして安価な構造を実現することができる。
もちろん、この出願の発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能である。
以上詳しく説明した通り、この出願の発明によって、耐震性に優れた新しい壁面取付構造が提供される。
この出願の発明の一実施形態を示した断面図である。
符号の説明
1 壁
11 壁下地材
12 壁仕上材
121,122 嵌挿孔
2 取付レール
2a 上部取付レール
2b 下部取付レール
21 取付溝
22,23 嵌挿突部
24 固定立片
25 支持部
251 先端膨張部
26 フランジ部
3 支持部材
31 本体
32 上部係合片
33 下部係合片
34 被取付物保持片
4 被取付物
5 固定ネジ

Claims (2)

  1. 壁下地材とその表面側に取り付けられる壁仕上材から構成されている壁に設けられた取付レールと、取付レールに着脱自在に取り付けられる支持部材とを備え、この支持部材を介して被取付物を壁面に取付け支持する壁面取付構造であって、
    取付レールは、後面から延設した固定立片が、壁下地に固定されるとともに、壁仕上材との間に挟み込まれることによって壁に取り付けられ、この取付レールは、支持部付き取付溝を有する上部取付レールおよびフランジ部付き取付溝を有する下部取付レールからなり、上部取付レールの支持部の先端は丸く膨張した形状の先端膨張部とされ、これら上部取付レールおよび下部取付レールは、それぞれの上下に配置された壁仕上材間に挟持され、上部取付レールと下部取付レールとの間に位置する壁仕上材が、上部側を上部取付レールに、下部側を下部取付レールに嵌め込んで固定され、
    支持部材は、上部取付レールから下部取付レールに渡る高さ寸法の平板状の本体を有し、本体において、後面上部に、後方に突出するとともに上方に湾曲する形状の上部係合片が、後面下部に、後方に突出する下部係合片がそれぞれ設けられ、上部係合片が上部取付レールの支持部先端の先端膨張部に係合し、下部係合片が下部取付レールのフランジ部に係合していることを特徴とする壁面取付構造。
  2. 下部取付レールのフランジ部は取付溝の開口上端から垂下した板片状のものであり、支持部材の下部係合片には、後方に突出するとともに先端が上方に屈曲した引っ掛かりが形成されていることを特徴とする請求項1記載の壁面取付構造。
JP2003279476A 2003-07-24 2003-07-24 壁面取付構造 Expired - Fee Related JP4120518B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003279476A JP4120518B2 (ja) 2003-07-24 2003-07-24 壁面取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003279476A JP4120518B2 (ja) 2003-07-24 2003-07-24 壁面取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005042477A JP2005042477A (ja) 2005-02-17
JP4120518B2 true JP4120518B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=34265569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003279476A Expired - Fee Related JP4120518B2 (ja) 2003-07-24 2003-07-24 壁面取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4120518B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005042477A (ja) 2005-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090014401A1 (en) Slotwall mounting assembly
US7527156B2 (en) Tool caddy
US20060266901A1 (en) Slotwall mounting bracket
GB2340175A (en) Fastening device for a motor vehicle
JP4796578B2 (ja) 受け具
US20080315063A1 (en) Keyhole mounting system
JP4120518B2 (ja) 壁面取付構造
JP3738292B2 (ja) 壁面取付構造
JP4675609B2 (ja) 棚装置の棚板取付装置
JP4943041B2 (ja) 天板昇降式テーブルへのパネルの取付構造
KR20090002556U (ko) 주방 액세서리 설치용 압연 프레임 조립구조
JP4388507B2 (ja) 収納棚
JP4328643B2 (ja) 物品取付用レール
JP3119763U (ja) 展示用棚装置
JP5117125B2 (ja) 間仕切装置
JP2000249125A (ja) 部材の取付構造
JPH0449955Y2 (ja)
JP4165324B2 (ja) 収納体の取付具
US20040226667A1 (en) Mounting bracket and headrail for a window covering
JPH0755948Y2 (ja) ブラケットの抜止装置
JPS6320396Y2 (ja)
JP4811119B2 (ja) 棚板の取付装置
JP4055668B2 (ja) 壁面取付構造
JP3653396B2 (ja) 組立式机
JP2006263380A (ja) 洗面化粧台の壁面への取付け方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080306

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080414

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees