JP6219669B2 - 面板に対する補強部材の取付構造及びワゴン - Google Patents

面板に対する補強部材の取付構造及びワゴン Download PDF

Info

Publication number
JP6219669B2
JP6219669B2 JP2013218971A JP2013218971A JP6219669B2 JP 6219669 B2 JP6219669 B2 JP 6219669B2 JP 2013218971 A JP2013218971 A JP 2013218971A JP 2013218971 A JP2013218971 A JP 2013218971A JP 6219669 B2 JP6219669 B2 JP 6219669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing member
engaged
engaging
face plate
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013218971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015080547A (ja
Inventor
山西 学
学 山西
寺戸 信幸
信幸 寺戸
幸一 保富
幸一 保富
正和 江頭
正和 江頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP2013218971A priority Critical patent/JP6219669B2/ja
Publication of JP2015080547A publication Critical patent/JP2015080547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6219669B2 publication Critical patent/JP6219669B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

本発明は、溶接処理を行うことなく補強部材を面板に対して強固に取り付けることが可能な取付構造及びこの取付構造を利用したワゴンに関するものである。
従来、引き出し等を収容するワゴン本体の上部に天板を取り付けたワゴンが知られている。特許文献1にはこのようなワゴンが開示されており、下面に備わるキャスタにより移動可能であるとともに、天板の端部が他の家具等に接触して傷が付かないようにワゴン本体と天板との間に緩衝部材を設けたワゴンが開示されている。このような特許文献1に開示のワゴンでは、天板の裏面に当該天板を補強するための補強部材が取り付けて、天板上に荷物が載置される等の負荷が掛かった場合でも天板が変形しにくいように構成されている。
特開2009−189457号公報
このような補強部材は、例えばスポット溶接やCO2溶接などの溶接により天板に取り付けられることが通例である。しかしながら溶接処理は、それ自体にコストが掛かる上に、溶接の熱により天板表面の一部分が突出して形成された溶接痕を削る作業が必要となり、工程数やコストが増えるという問題がある。また、溶接を行うにはある程度高いレベルの技術が必要であり、熟練を要するという不都合もある。
本発明は、上記のような課題を解消することを目的としており、具体的には、溶接処理を行わなくても補強部材を天板等の面板に取り付けることが可能な面板に対する補強部材の取付構造及びこの取付構造を利用したワゴンを提供することを目的とする。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の面板に対する補強部材の取付構造は、面板の互いに対向する2辺の一方に設けた第1の折曲部に第1の被係合部を形成するとともに前記2辺の他方に設けた第2の折曲部に第2の被係合部を形成し、前記面板に対して強度を補う補強部材の一端部に前記第1の被係合部と係合する第1の係合部を形成するとともに当該補強部材の他端部に前記第2の被係合部と係合する第2の係合部を形成し、前記補強部材を面材の主面と平行に移動させることで前記第の係合部が前記第の被係合部に係合しつつ前記第の係合部が前記第の被係合部に係合するか、また前記第2の係合部及び前記第2の被係合部の係合と前記第1の係合部及び前記第1の被係合部の係合とが同時となることを特徴とする。
このように補強部材を移動させて前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合しつつ前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合するように構成することで、補強部材の一端部が第1の折曲部に固定されるとともに補強部材の他端部が第2の折曲部に固定され、溶接処理を行うことなく面板に対して補強部材を適切に取り付けることができる。したがって、溶接痕を消すための処理を行う必要がなく、製造コスト及び工程数を低減して生産性を向上させることができる。また、補強部材の前記係合部を前記被係合部に嵌め合わせるだけでよく、溶接処理のように熟練を要しないことから、作業効率を向上させることができる。
具体的には、前記補強部材の他端部の少なくとも一部が前記第2の折曲部の内側に挿入されるとともに前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合した状態で、当該係合部分を基点として前記補強部材の一端部を移動させて前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合するような構成が挙げられる。
面板の主面と直交する方向に対する補強部材の取付強度を向上させるために本発明は、面板の互いに対向する2辺の一方に設けた第1の折曲部に第1の被係合部を形成するとともに前記2辺の他方に設けた第2の折曲部に第2の被係合部を形成し、前記面板に対して強度を補う補強部材の一端部に前記第1の被係合部と係合する第1の係合部を形成するとともに当該補強部材の他端部に前記第2の被係合部と係合する第2の係合部を形成し、前記補強部材を移動させることで前記第2の係合部が前記第2被係合部に係合しつつ前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合するように構成したものであって、前記補強部材の他端部の一部が前記第2の折曲部の内側に挿入されるとともに前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合した状態で、当該係合部分を基点として前記補強部材の一端部を前記面板の主面と平行に回動移動させることにより、前記補強部材の一端部のうち前記第1の係合部以外の部分を前記第1の折曲部の内側に挿入させ、かつ前記補強部材の他端部のうち前記第2の係合部以外の部分を前記第2の折曲部の内側に挿入させつつ、前記第1の係合部を前記第1の被係合部に弾性的に係合させることを特徴とする
特に、面板の主面と直交する方向に対する補強部材の取付強度を一層向上させるためには、前記面板の辺に前記第1の折曲部及び前記第2の折曲部に直交する第3の折曲部を設け、前記第1の係合部と前記第1の被係合部との係合時に前記補強部材の側端部を前記第3の折曲部の内側に挿入することが好ましい。
前記係合部と前記被係合部との安定した係合状態を確保するためには、前記被係合部が前記折曲部を切り欠いて形成した切欠きであり、前記係合部が、前記補強部材の端部に設けた切り込みの近接位置を打設して形成した凸部であり、前記凸部が前記切欠きに弾性的に凹凸係合する構成であることが好ましい。
ここで、第1の係合部の凸部が第1の被係合部から不所望に外れることを抑制するためには、前記補強部材の一端部に、前記第1の係合部が前記面板の主面と直交する方向に弾性変形することを許容する切欠溝を形成していることが好ましい。
また、補強部材と面板とが接触することによる異音の発生を抑制するためには、前記補強部材又は前記面板の何れか一方が、前記係合部と前記被係合部との係合時に、前記補強部材の長手方向の中央部が端部に優先して前記面板に当接するように湾曲した弾性材により構成されていることが好ましい。
さらに、前記第1の折曲部に前記第1の被係合部を対をなして形成するとともに前記第2の折曲部における前記第1の被係合部との対応位置に前記第2の係合部を対をなして形成し、前記面板の各端部に前記補強部材をそれぞれ取り付け可能に構成した場合には、一方の補強部材における前記第1の係合部を前記第1の被係合部の一方に係合させる場合と、他方の補強部材における前記第1の係合部を前記第1の被係合部の他方に係合させる場合とでこれらの補強部材を互いに逆方向に回動移動させるように構成することが好ましい。
生産性及び作業効率が良好なワゴンを実現するためには、本発明の取付構造を利用して前記面板としての天板に補強部材を取り付けてなる天板部と、この天板部を上部に固定したワゴン本体とを備えるように構成する。
本発明は、以上説明した構成であるから、熟練を要する溶接処理を行うことなく面板に対して補強部材を適切に取り付けることができることから、製造コスト及び工程数を低減して生産性を向上させることが可能な面板に対する補強部材の取付構造及びこのような取付構造を適用したワゴンを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る取付構造が適用されたワゴンの斜視図。 同ワゴンを一部破断して示す分解斜視図。 同ワゴンを構成する天板部の一部を省略して示す裏面図。 図3におけるIV−IV線断面図。 図3におけるV−V線断面図。 天板部を構成する補強部材を取り外した状態で示す天板の要部裏面図。 補強部材の斜視図。 補強部材及び天板を一部破断して示す拡大斜視図。 補強部材及び天板を一部破断して示す拡大斜視図。 天板に対して一方の補強部材を取り付ける様子を示す説明図。 天板に対して他方の補強部材を取り付ける様子を示す説明図。 本発明の変形例を示す図。 図12に示す変形例において補強部材を取り外した状態で示す天板の要部裏面図。 本発明の変形例を示す図。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この実施形態の取付構造が適用される天板付家具たるワゴン100を示している。このワゴン100は、下面の四隅にキャスタ110を取り付けた底板10、左右の側面板11,11、および後面板12からなる平面視前向きコ字状のワゴン本体1と、両側面板11,11および後面板12の上端により支持された天板部2とによってワゴン本体1の前面より開口する物品収容空間Sを形成し、この物品収容空間S内において前方に引き出し可能に複数の引出し3,3,3を収容したものである。天板部2の前後方向の奥行きはワゴン本体1の前後方向の奥行きと略等しく、天板部2の左右方向の幅はワゴン本体1の左右方向の幅と略等しくなるように構成されている。
図2に示すように、左右の側面板11,11それぞれの上端からは内側に向けて平板状の基片111,111が延びており、また後面板12の上端からは内側に向けて平板状の基片112が延びている。そして、ワゴン本体1の前方には各側面板11,11から延びた基片111,111間に延在する板状の前側天板支持板13が設けられ、ワゴン本体1の後方側には各側面板11,11から延びた基片111,111及び後面板12から延びた基片112に接続された板状の後側天板支持板14が設けられている。前側天板支持板13には、後述する補強部材21,22をねじ等で固定する際に使用するねじ挿入孔130,130が互いに離間して2箇所に形成されており、後側天板支持板14には、補強部材21,22から立ち上がる後述する係止爪242,242(図7参照)が係止される平面視台形形状の係止孔140,140が互いに離間して2箇所に形成されている。また、基片111,111には、補強部材21,22から立ち上がる後述する第1爪部233,233(図7参照)が係止される係止切欠部111a,111aが前側天板支持板13の後端13a近傍に形成されている。なお、図2では、図1に示す複数の引き出し3やこれらの引き出し3を案内するレール等、ワゴン本体1の内部に設けられる部材については図示を省略している。
図3,4に示すように、天板部2は、平面視矩形状の面板としての天板20と、この天板20の裏面20aに取り付けられて天板20に強度を付与する2つの補強部材21,22とを有する。
天板20は、その4辺をそれぞれ直角に折り曲げて形成した折曲部200,201,208,209を備える。これら折曲部200,201,208,209は、天板20の裏面20aに直交する直交部と、この直交部の端部より裏面20aと対向するように平行に延びる平行部とを有する。このうち天板20の前端面をなす第1の折曲部としての前側折曲部200の平行部200bには、その一部を切り欠いた第1の被係合部としての第1の切欠部202,202が互いに離間して2箇所に形成されている(図3,6参照)。また、天板20の後端面をなす第2の折曲部としての後側折曲部201の平行部201bには、その一部を切り欠いた第2の被係合部としての第2の切欠部203,203が互いに離間して2箇所に形成されている(図3,6参照)。図6及び図8に示すように、第1の切欠部202,202は、その開口幅が開口縁より奥にいくにつれて狭くなる平面視略台形形状であり、天板20の短手方向中央部に近い内縁202a,202aは平行部200bの延在方向に対して直交し、天板20の短手方向端部に近い内縁202b,202bは平行部200bの延在方向に対して傾斜している。後側折曲部201において第1の切欠部202,202と対向する位置に形成された第2の切欠部203,203は、図6及び図9に示すように、第1の切欠部202,202と対称形状であり、天板20の短手方向中央部に近い内縁203a,203aが平行部201bの延在方向に対して直交し、天板20の短手方向端部に近い内縁203b,203bが平行部201bの延在方向に対して傾斜している。天板20は、補強部材21,22が取り付けられていない状態では図5において想像線(二点鎖線)で示すように前後方向の中央部が折曲部200,201,208,209側に突出するようにして湾曲した弾性材(スチール板等)により構成されており、補強部材21,22を取り付けた状態では、天板20の前後方向の中央部が補強部材21,22の長手方向中央部と優先して当接するように構成されている。
図4,7に示すように、補強部材22は、板金等を折り曲げ成形して形成されたハット型のものであり、略矩形状の補強部材本体220と、補強部材本体220の長手方向に沿って延びる一方の縁部220aから天板20の裏面20aに向けて直角に起立する第1起立片221と、第1起立片221の端部から天板20の裏面20aと平行に延びる第1平行片222と、補強部材本体220の長手方向に沿って延びる他方の縁部220bから第1起立片221と同方向に直角に起立する第2起立片223と、第2起立片223の端部から第1平行片222と平行に延びる第2平行片224と、第2平行片224の端部から起立する第3起立片225とを有する。図7に示すこのような補強部材22の前縁220cは補強部材22の後縁220dに対してわずかに傾斜しており、これにより補強部材22の第1平行片222側における長手方向の長さが、補強部材22の一端部22aにおける第3起立片225側の角部C1と、補強部材22の他端部22bにおける第1平行片222側の角部C2との間の長さと略等しくなるように構成されている。また、補強部材本体220の他端部22bは、第1平行片222及び第2平行片224よりも突出しており、第1平行片222の両端部は角が切りかかれて構成されている。補強部材22がこのような形状であることから、補強部材22を後述するように回動させて取り付ける際に補強部材22の角部C1等が前側折曲部200の内側に引っかかりにくくなる。
このような補強部材22が天板20に取り付けられている状態では、図4に示すように第1平行片222及び第2平行片224が天板20の裏面20aと当接し、第2平行片224の一部及び第3起立片225、すなわち補強部材22の側端部22cが、図3に示すように第3の折曲部としての折曲部208の内側に挿入される。また、図3,5に示すように、補強部材本体220の一端部22aのうち後述する第1係合部230以外の部分が前側折曲部200の内側に挿入され、補強部材本体220の他端部22bのうち後述する第2係合部240以外の部分が後側折曲部201の内側に挿入される。なお、図4では後側折曲部201の平行部201bを一部省略して示している。
図7,8に示すように、補強部材本体220の長手方向における前端部、すなわち補強部材22の一端部22aにおける第1平行片222側には、前側折曲部200に形成された第1の切欠部202(図3,6参照)と弾性的に凹凸係合する第1の係合部230が形成されている。第1の係合部230は、図8に示すように、天板20の裏面20aと反対側に突出した凸部230aを有する。凸部230aは補強部材22の一端部22aに設けた切り込みの近接位置を打設して隆起させることで形成したものであり、切り込みの位置には開口230bが形成されていて、凸部230aのうちの開口230b側が切り立った立面となっている。なお、このように切り込みの近接位置を打設することで、補強部材22において所望の部分のみを局所的に突出させることができる。補強部材22が天板20に取り付けられている状態で、図5では凸部230aは第1の切欠部202より前側折曲部200の外側に突出しているが、第1の切欠部202の肉厚内に収まった状態にしても構わない。また図8に示すように、補強部材本体220において第1の係合部230よりも短手方向中央側には、半円状に突出した第1の半円状突出部250aが形成されている。第1の半円状突出部250aは、補強部材22の一端部22aが前側折曲部200の内側に挿入されているときに平行部200bの裏面に密着して前側折曲部200内での補強部材22の圧入度や滑りを調整するものである。
図8に示すように、第1の係合部230の近傍には、この第1の係合部230及びその周辺が天板20の裏面20aと直交する方向に弾性変形することを許容する切欠溝231が形成されている。この切欠溝231は、補強部材本体220において第1の係合部230よりも後端側の一部を一方の縁端220aに向けて切り欠くとともに、この切り欠き部分に連続して第1の起立片221を前縁220cに向けて切り欠くことで形成される。このような切欠溝231が形成されていることで、切欠溝231と前縁220cとの間に位置する補強部材本体220の一部分が、補強部材本体220との接続位置Pを基点として天板20の裏面20aに近接する方向に弾性変形可能となる。補強部材本体220において切欠溝231よりも後端側には、平面視略矩形状に突出し、中央にねじ孔232aが形成された第1の矩形状突出部232が形成されている。また図7に示すように、補強部材本体220において第1の矩形状突出部232よりも後端部側には、後端部側に向けて側面視逆L字状に立ち上がった第1爪部233が形成されている。
図9に示すように、補強部材本体220の長手方向の後端部、すなわち補強部材22の他端部22bにおける第1平行片222側には、後側折曲部201に形成された第2の切欠部203(図3,6参照)と弾性的に凹凸係合する第2の係合部240が形成されている。第2の係合部240の構成は、第1の係合部230と同様である。補強部材本体220において第2の係合部240よりも短手方向中央側には第2の半円状突出部250bが形成されている。この第2の半円状突出部250bの構成は、第1の半円状突出部250aと同様である。また、補強部材本体220において第2の係合部240よりも前端部側には、平面視略矩形状に突出し、中央部に係止爪242が形成された第2の矩形状突出部241が形成されている。さらに、補強部材本体220において第2の矩形状突出部241よりも前端部側には、後端部側に向けて側面視逆L字状に立ち上がった第2爪部243が形成されている。天板部2をワゴン本体1に取り付ける際には、係止爪242を後側天板支持板14の係止孔140(図2参照)に掛かり合わせるとともに第2爪部243を後側天板支持板14の前端12a(図2参照)に引っ掛ける。さらに図7に示す第1爪部233を基片111(図2参照)の係止切欠部111aに掛かり合わせるとともに、ねじ孔232a(図8参照)及びねじ挿入孔130(図2参照)を介して補強部材22と前側天板支持板13とをねじで固定する。
図3に示すように、補強部材21は補強部材22と左右対称に構成されており、その一端部21aのうち第1の係合部230以外の部分、他端部21bのうち第2の係合部240以外の部分及び側端部21cが、前側折曲部200、後側折曲部201及び第3の折曲部としての折曲部209にそれぞれ挿入される。
このような補強部材22を天板20に取り付ける際には、図10に示すように、まず補強部材22の他端部22bのうち第2の係合部240の周辺部分を後側折曲部201の内側に挿入するとともに第2の係合部240の凸部240a(図9参照)を第2の切欠部203に進入させ、後側折曲部201の外側に突出させる。このとき、第2の係合部240の開口240b(図9参照)の縁を第2の切欠部203の内縁203aに掛かり合わせるとともに、補強部材22の一端部22aをその取り付け位置よりも折曲部209に近づけ、補強部材22を傾斜した状態で天板20の裏面20a上に配置する。その後、第2の係合部240と第2の切欠部203との係合部分を基点として、補強部材22の一端部22aを折曲部208に向けて回動(旋回)移動させていく。補強部材22の一端部22aは、前側折曲部200まで到達するとその内側を移動していくが、このとき第1の係合部230は切欠溝231により天板20の裏面20a側に弾性変形した状態で前側折曲部200の内側を移動する。前側折曲部200の内側を移動した第1の係合部230の凸部230aは第1の切欠部202に進入して前側折曲部200の外側に突出し、これによって第1の係合部230と第1の切欠部202とが適切に係合する。またこの回動により補強部材本体220の他端部22bのうち第2の係合部240以外の部分が後側折曲部201の内側に挿入されていき、さらに補強部材22の側端部22cが折曲部208の内側に挿入されていく。
補強部材21は補強部材22とほぼ同様にして天板20に取り付けられるが、図11に示すように一端部21aを逆方向に回動移動させる点が補強部材22と異なる。前述のように天板20は長手方向中央部が補強部材21,22の長手方向中央部に優先して当接するように湾曲しているが、このようにして補強部材21,22が取り付けられることで補強部材21,22の形状に沿って弾性変形し、補強部材21,22に対して天板20の裏面20aと直交する方向に弾性力を付与する。
このようにして構成された天板部2を、図7等に示す第1爪部233、第2爪部243及び係止爪242等を介してワゴン本体1に取り付けることでワゴン100が実現される。
なお、天板20から補強部材21,22を取り外す場合には取り付ける場合と逆の動作を行えばよいが、前記凸部230,240は切り立った立面が切欠部202,203に係合しているため、例えば補強部材22を取り外す場合には、第1の係合部230の凸部230aを天板20の裏面20a側に押圧して第1の切欠部202との係合を解除することによって初めて、その状態で補強部材22の一端部22aを折曲部209に向けて回動移動させることができる。そして、補強部材22の一端部22aが前側折曲部200の内側を通過した後、第2の係合部240と第2の切欠部203との係合を解除する。このように、天板20に補強部材21,22を取り付けている状態では、第2の係合部240は第1の係合部230と第1の切欠部202との係合を解除しない限り第2の切欠部203から外れない構成となっている。
以上のように本実施形態の取付構造は、面板としての天板20の互いに対向する2辺の一方に設けた第1の折曲部としての前側折曲部200に第1の被係合部としての第1の切欠部202を形成するとともに前記2辺の他方に設けた第2の折曲部としての後側折曲部201に第2の切欠部203を形成し、天板20に対して強度を補う補強部材21,22の一端部22aに第1の切欠部202と係合する第1の係合部230を形成するとともに当該補強部材21,22の他端部21b,22bに第2の切欠部203と係合する第2の係合部240を形成し、補強部材21,22を移動させることで第1の係合部230が第1の切欠部202に係合しつつ第2の係合部240が第2の切欠部203に係合するように構成したものである。
このように補強部材21,22を移動させて第1の係合部230が第1の切欠部202に係合しつつ第2の係合部240が第2の切欠部203に係合するように構成することで、補強部材21,22の一端部21a,22aが前側折曲部200に固定されるとともに補強部材21,22の他端部21b,22bが後側折曲部201に固定され、溶接処理を行うことなく天板20に対して補強部材21,22を適切に取り付けることができる。したがって、溶接痕を消すための処理を行う必要がなく、製造コスト及び工程数を低減して生産性を向上させることができる。また、補強部材21,22の係合部230,240を天板20の切欠部202,203に嵌め合わせるだけでよく、溶接処理のように熟練を要しないことから、作業効率を向上させることができる。
具体的には、補強部材21,22の他端部21b,22bの少なくとも一部が後側折曲部200の内側に挿入されるとともに第2の係合部240が第2の切欠部203に係合した状態で、当該係合部分を基点として補強部材21,22の一端部21a,22aを移動させて第1の係合部230が第1の切欠部202に係合するように構成している。
このように第2の係合部240と第2の切欠部203とが係合して補強部材21,22の他端部21b,22bが位置決めされている状態において補強部材21,22の一端部21a,22aを移動させることによって、補強部材21,22の一端部21a,22aに効率的に力を付与することができ、第1の係合部230と第1の切欠部202とを適切に係合させて、補強部材21,22の一端部21a,22aを前側折曲部200、補強部材21,22の他端部21b,22bを後側折曲部201にそれぞれ固定することができる。また、補強部材21,22の他端部21b,22bの少なくとも一部が後側折曲部201の内側に挿入された状態で補強部材21,22の一端部21a,22aを移動させることで、第2の係合部240と第2の切欠部203との係合を安定して維持しながら第1の係合部230と第1の切欠部202とを係合させる作業を適切に行うことができる。
より具体的には、補強部材21,22の他端部21b,22bの一部が後側折曲部200の内側に挿入されるとともに第2の係合部240が第2の切欠部203に係合した状態で、当該係合部分を基点として補強部材21,22の一端部21a,22aを天板20の主面としての裏面20aと平行に回動移動させることにより、補強部材21,22の一端部21a,22aのうち第1の係合部230以外の部分を前側折曲部200の内側に挿入させ、かつ補強部材21,22の他端部21b,22bのうち第2の係合部240以外の部分を後側折曲部201の内側に挿入させつつ、第1の係合部230を第1の切欠部202に弾性的に係合させるように構成したことから、取り付け後において補強部材21,22の両端部21a,22a,21b,22bの移動を折曲部200,201により規制でき、天板20の裏面20aと直交する方向に対する補強部材21,22の取付強度を向上させることができる。したがって、本発明の取付構造が適用されたワゴン100において天板部2を上方に向けて持ち上げる操作等を行ったとしても、補強部材21,22が天板20から外れにくく、ひいては天板部2がワゴン本体1から外れにくくなることからワゴン100の使い勝手が良好になる。
さらに、天板20の辺に前側折曲部200及び後側折曲部201に直交する第3の折曲部としての折曲部208,209を設け、第1の係合部230と第1の切欠部202との係合時に補強部材21,22の側端部21c,22cを折曲部208,209の内側にそれぞれ挿入するように構成したことから、天板20の裏面20aと直交する方向に対する補強部材21,22の取付強度を一層向上させることができる。
また、切欠部202,203が折曲部200,201を切り欠いて形成した切欠きであり、係合部230,240が、補強部材21,22の端部21a,21b,22a,22bに設けた切り込みの近接位置を打設して形成した凸部230a,240aであり、凸部230a,240aが切欠部202,203に弾性的に凹凸係合するように構成したことから、前記切り込みが打設により広がった開口230b,240bの縁が切欠部202,203の内縁202a,203aに掛かり合い、補強部材21,22の天板20に対する取付強度をより向上させることができる。また、補強部材21,22を取り付けのために回動移動させる際、開口240bを第2の切欠部203の内縁203aに掛かり合わせることができ、第2の係合部240と第2の切欠部203とがより安定して係合されることから、第2の係合部240による位置決めをより確実に行うことができる。
また、補強部材21,22の一端部21a,22aに、第1の係合部230が天板20の裏面20aと直交する方向に弾性変形することを許容する切欠溝231をそれぞれ形成したことから、この切欠溝231により凸部230aを弾性変形させることができ、凸部230a自体を弾性構造とすることなく前側折曲部200の内側を容易に移動させることができる。そのため、第1の係合部230と第1の切欠部202との係合作業を容易に行うことができるとともに、凸部230aの強度を確保して第1の係合部230が第1の切欠部202から不所望に外れることを抑制することができる。
さらに、天板20は、前記係合部230,240と前記切欠部202,203との係合時に補強部材21,22の長手方向の中央部が端部に優先して天板20に当接するように湾曲した弾性材により構成されたものである。そのため、当該係合時に天板20が補強部材21,22に沿って弾性変形し、補強部材21,22に対して天板20の裏面20aと直交する方向に弾性力が付与されることから、天板20の裏面20aと直交する方向に対する補強部材21,22の移動が規制される。そのため、ワゴン100の天板20を上方から叩いたとき等に補強部材21,22と天板20とが接触して起こる異音の発生を抑制することができ、使い勝手の良好なワゴン100を実現することができる。また、天板20はほぼ全体が平面で構造が単純であり、作製が比較的容易な部材であることから、湾曲した弾性材を材料とした場合であっても天板20を容易に作製することができる。
また、前側折曲部200に第1の切欠部202,202を対をなして形成するとともに後側折曲部201における第1の切欠部202,202との対応位置に第2の切欠部203,203を対をなして形成し、天板20の各端部に補強部材21,22をそれぞれ取り付け可能に構成したものであって、補強部材21における第1の係合部230を第1の切欠部202の一方に係合させる場合と、補強部材22における第1の係合部230を第1の切欠部202の他方に係合させる場合とでこれらの補強部材21,22を互いに逆方向に回動移動させるように構成している。そのため、ワゴン100を構成する天板部2にどのような方向の力を付与したとしても、両補強部材21,22に対して天板20への取り付け方向と逆方向に同時に力が付与されることがない。したがって、補強部材21が外れやすい方向に力が付与された場合には折曲部209により補強部材22の側端部22cの移動が規制され、補強部材22が外れやすい方向に力が付与された場合には折曲部208により補強部材21の側端部21cの移動が規制されることから、天板部2がワゴン本体1より不所望に外れることを安定して抑制することができる。
上記のような取付構造を適用したワゴン100は、天板20に補強部材21,22を取り付けてなる天板部2と、この天板部2を上部に固定したワゴン本体1とを備えており、補強部材21,22を取り付けるために溶接処理を行う必要がないことから、生産性及び作業効率が良好なものである。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、本実施形態では、ワゴン100を構成する天板部2に本発明の取付構造を適用したが、天板部2以外のものにも適用でき、例えばデスクの天板や家具の側板等、あらゆる面板に対して適用することができる。
また、本実施形態では折曲部200,201に設けた被係合部202,203を切り欠きとして構成し、補強部材21,22に設けた係合部230,240を凸部230a,240aを有するものとして構成したが、被係合部202,203を凸部を有するものとして構成し、係合部230,240を切り欠きとして構成してもよい。
また、本実施形態では天板20を湾曲した弾性材として構成したが、補強部材21,22を湾曲した弾性材としてもよい。
さらに、本実施形態では切欠溝231を形成することで第1の係合部230を弾性変形可能にしているが、切欠溝231を形成する代わりに第1の係合部230を構成する凸部230a自体を弾性変形可能な構成としてもよく、また前側折曲部200を弾性変形可能な構成としてもよい。また、第1の係合部230だけでなく第2の係合部240も弾性変形可能に構成してもよい。さらに本実施形態では第1の係合部230と第1の切欠部202とを弾性的に係合させているが、第1の係合部230と第1の切欠部202との係合は弾性的なものに限定されない。
またさらに、本実施形態では補強部材21,22の一端部21a,22a、他端部21b,22b及び側端部21c,22cの大部分を折曲部200,201,208,209に挿入させたが、係合部230,240の周辺のみが挿入される構成であってもよい。
また、本実施形態では補強部材21,22を天板20に取り付ける際に補強部材21,22の一端部21a,22aを天板20の裏面20aと平行に回動移動させて取り付けたが、補強部材21,22の一端部21a,22aを天板20の裏面20aに向けてほぼ垂直に下降させて取り付ける構成としてもよく、図12に示すように補強部材21,22全体を前側折曲部200の延在方向に沿って天板20の裏面20aと平行にスライド移動させて取り付ける構成としてもよい。
補強部材21,22全体をスライド移動させて取り付ける構成では、図13に示すように前側折曲部200の平行部200bにおける延在方向中央部を補強部材21,22の短手方向の幅と同程度の長さL1に亘って切り欠いて第1の挿入切欠部200baを形成するとともに、後側折曲部201の平行部201bにおける延在方向中央部を補強部材21,22の短手方向の幅と同程度の長さL2に亘って切り欠いて第2の挿入切欠部201baを形成する。そして、第1の挿入切欠部200baに補強部材22の一端部22aを進入させて前側折曲部200の内側に挿入させつつ、第2の挿入切欠部201baに補強部材22の他端部22bを進入させて後側折曲部201の内側に挿入させる。これによって図12に示すように補強部材22はその両端部22a,22bのうち第3起立片225側が折曲部200,201に挿入されつつ天板20の裏面20aと平行に配置された状態になる。この状態から補強部材22全体を折曲部208に向かってスライド移動させることで、第1の係合部230が前側折曲部200の内側に挿入されてそこを移動した後、第1の切欠部202に進入して前側折曲部200の外側に突出し、第1の係合部230と第1の切欠部202とが適切に係合される。またこれとほぼ同時に、第2の係合部240が後側折曲部201の内側に挿入されてそこを移動した後、第2の切欠部203に進入して後側折曲部201の外側に突出し、第2の係合部240と第2の切欠部203とが適切に係合される。
このような構成では、第1の係合部230だけでなく第2の係合部240もその近傍に切欠溝を形成するなどして弾性変形可能に構成する必要がある。又は、係合部230,240を弾性変形可能に構成する代わりに折曲部200,201を弾性変形可能に構成する必要がある。補強部材21も補強部材22と同様にして取り付けられ、補強部材21の両端部21a,21bを第1の挿入切欠部200ba及び第2の挿入切欠部201baより折曲部200,201の内側に挿入させた後、折曲部209に向けて前側折曲部200の延在方向に沿ってスライド移動させて、第1の係合部230を第1の切欠部202に係合させるとともに第2の係合部240を第2の切欠部203に係合させる。なお、第1の挿入切欠部200baの長さL1及び第2の挿入切欠部201baの長さL2は、補強部材21,22を折曲部200,201の内側に挿入可能であるとともに折曲部200,201の強度を確保できれば補強部材21,22の短手方向と同程度でなくてもよい。
また、補強部材として、図14に示すように第1平行片222の両端部に板ばね部50を設けたものを用いてもよい。この板ばね部50は、第1平行片222の短手方向におけるほぼ中央に前縁220cに向けて開放されたスリット51を設け、このスリットよりも側端に近い部分を波状に屈曲させることで形成される。このような補強部材122は、板ばね部50により天板20に対して裏面20aと直交する方向に弾性力を付与できることから、天板20に対する取付強度がより強いものである。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…ワゴン本体
2…天板部
20…面板(天板)
20a…主面(裏面)
21,22…補強部材
21a,22a…一端部
21b,22b…他端部
21c,22c…側端部
100…ワゴン
200…第1の折曲部(前側折曲部)
201…第2の折曲部(後側折曲部)
202…第1の被係合部(第1の切欠部)
203…第2の被係合部(第2の切欠部)
208,209…第3の折曲部
230…第1の係合部
230a…凸部
230b,240b…開口
231…切欠溝
240…第2の係合部
240a…凸部

Claims (9)

  1. 面板の互いに対向する2辺の一方に設けた第1の折曲部に第1の被係合部を形成するとともに前記2辺の他方に設けた第2の折曲部に第2の被係合部を形成し、前記面板に対して強度を補う補強部材の一端部に前記第1の被係合部と係合する第1の係合部を形成するとともに当該補強部材の他端部に前記第2の被係合部と係合する第2の係合部を形成し、前記補強部材を面材の主面と平行に移動させることで前記第の係合部が前記第の被係合部に係合しつつ前記第の係合部が前記第の被係合部に係合するか、また前記第2の係合部及び前記第2の被係合部の係合と前記第1の係合部及び前記第1の被係合部の係合とが同時となることを特徴とする面板に対する補強部材の取付構造。
  2. 前記補強部材の他端部の少なくとも一部が前記第2の折曲部の内側に挿入されるとともに前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合した状態で、当該係合部分を基点として前記補強部材の一端部を移動させて前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合するように構成したことを特徴とする請求項1記載の面板に対する補強部材の取付構造。
  3. 面板の互いに対向する2辺の一方に設けた第1の折曲部に第1の被係合部を形成するとともに前記2辺の他方に設けた第2の折曲部に第2の被係合部を形成し、前記面板に対して強度を補う補強部材の一端部に前記第1の被係合部と係合する第1の係合部を形成するとともに当該補強部材の他端部に前記第2の被係合部と係合する第2の係合部を形成し、前記補強部材を移動させることで前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合しつつ前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合するように構成したものであって、
    前記補強部材の他端部の一部が前記第2の折曲部の内側に挿入されるとともに前記第2の係合部が前記第2の被係合部に係合した状態で、当該係合部分を基点として前記補強部材の一端部を前記面板の主面と平行に回動移動させることにより、前記補強部材の一端部のうち前記第1の係合部以外の部分を前記第1の折曲部の内側に挿入させ、かつ前記補強部材の他端部のうち前記第2の係合部以外の部分を前記第2の折曲部の内側に挿入させつつ、前記第1の係合部を前記第1の被係合部に弾性的に係合させることを特徴とする面板に対する補強部材の取付構造。
  4. 前記面板の辺に前記第1の折曲部及び前記第2の折曲部に直交する第3の折曲部を設け、前記第1の係合部と前記第1の被係合部との係合時に前記補強部材の側端部を前記第3の折曲部の内側に挿入することを特徴とする請求項3記載の面板に対する補強部材の取付構造。
  5. 前記被係合部が前記折曲部を切り欠いて形成した切欠きであり、前記係合部が、前記補強部材の端部に設けた切り込みの近接位置を打設して形成した凸部であり、前記凸部が前記切欠きに弾性的に凹凸係合することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の面板に対する補強部材の取付構造。
  6. 前記補強部材の一端部に、前記第1の係合部が前記面板の主面と直交する方向に弾性変形することを許容する切欠溝を形成していることを特徴とする請求項5記載の面板に対する補強部材の取付構造。
  7. 前記補強部材又は前記面板の何れか一方は、前記係合部と前記被係合部との係合時に、前記補強部材の長手方向の中央部が端部に優先して前記面板に当接するように湾曲した弾性材により構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の面板に対する補強部材の取付構造。
  8. 前記第1の折曲部に前記第1の被係合部を対をなして形成するとともに前記第2の折曲部における前記第1の被係合部との対応位置に前記第2の係合部を対をなして形成し、前記面板の各端部に前記補強部材をそれぞれ取り付け可能に構成したものであって、一方の補強部材における前記第1の係合部を前記第1の被係合部の一方に係合させる場合と、他方の補強部材における前記第1の係合部を前記第1の被係合部の他方に係合させる場合とでこれらの補強部材を互いに逆方向に回動移動させるように構成したことを特徴とする請求項4記載の面板に対する補強部材の取付構造。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の取付構造を利用して前記面板としての天板に前記補強部材を取り付けてなる天板部と、この天板部を上部に固定したワゴン本体とを備えることを特徴とするワゴン。
JP2013218971A 2013-10-22 2013-10-22 面板に対する補強部材の取付構造及びワゴン Active JP6219669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218971A JP6219669B2 (ja) 2013-10-22 2013-10-22 面板に対する補強部材の取付構造及びワゴン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218971A JP6219669B2 (ja) 2013-10-22 2013-10-22 面板に対する補強部材の取付構造及びワゴン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015080547A JP2015080547A (ja) 2015-04-27
JP6219669B2 true JP6219669B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=53011489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013218971A Active JP6219669B2 (ja) 2013-10-22 2013-10-22 面板に対する補強部材の取付構造及びワゴン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6219669B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439696Y2 (ja) * 1986-10-15 1992-09-17
JP5226516B2 (ja) * 2006-08-25 2013-07-03 株式会社岡村製作所 天板構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015080547A (ja) 2015-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6219669B2 (ja) 面板に対する補強部材の取付構造及びワゴン
JP4348551B2 (ja) フレーム連結具
JP5773542B2 (ja) ブラケットおよび棚受装置
JP2012090686A (ja) 組立式収納家具
JP6599611B2 (ja) 組立式収納家具
JP6435367B2 (ja) ラックにおけるアングルと棚板との固定構造
JP4144266B2 (ja) キャブステーストッパ
JP4577764B2 (ja) 組立式合成樹脂製容器
JP3174332U (ja) 外れ防止ロック機能付紙脚
JP4029857B2 (ja) カウンター補強の施工方法
JP6374347B2 (ja) クリップ
JP5804929B2 (ja) 吊り棚
JP6468045B2 (ja) 引出し及び什器
JP2019119119A (ja) 綴じ具及び綴じ具の製造方法
JP4666478B2 (ja) 棚板の取付構造
JP2576768Y2 (ja) 机天板への抽斗支持レールの取り付け構造
JP5991811B2 (ja) 外装材取付金具
JP4450669B2 (ja) 棚板受体
JPH0531644U (ja) 机等のセンターレール取付構造
JP7330743B2 (ja) 棚板受け構造及び無溶接方式の棚板受け具
JP5724062B2 (ja) 組立式収納家具
JP4690847B2 (ja) パネル保持具
JP5590469B2 (ja) ラック
JP5175592B2 (ja) 自動取引装置の底部基台
JP4231198B2 (ja) 棚板支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20151109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170928

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6219669

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250