JP5804929B2 - 吊り棚 - Google Patents

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本発明は、天井または壁等に対し取り付けられる吊り棚に関する。
従来、天板を天井面にビス止めするとともに、天板と側板とがビス止めや接着剤によって連結されるようになっている吊り棚がある。(以下、「従来技術1」という。例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術1の吊り棚にあっては、天板と側板との連結に、ビス止めや接着剤による連結が必要となるため、天板と側板との連結がビス止めや接着剤による連結力に頼ることになり、組み立てが煩雑になる問題があった。
特開2002−65376号公報
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、天板と側板との連結に、ビス止めや接着剤による連結を必要とせず、簡単に組み立てを行うことができる吊り棚を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の吊り棚は、
略矩形状に形成された複数の部材を連結して組み立てられる吊り棚の連結構造において、
前記背板には、天端から下方に延びる背板屈曲部が設けられ、前記背板屈曲部は、少なくとも、鉛直面と一定角度を有するように前後方向のいずれかの方向に傾斜する第1傾斜面と、前記第1傾斜面と反対方向に傾斜する第2傾斜面とを有し、
前記天板には、後端から下方に延びる天板屈曲部が設けられ、前記天板屈曲部は前記背板屈曲部に沿う第1傾斜面及び第2傾斜面とを有するとともに前記背板屈曲部の先端部を囲繞するように曲折された係止片を有することを特徴としている。
この特徴によれば、背板屈曲部に対し天板屈曲部が嵌合されるだけで、簡単に背板と天板との組み立てを行うことができる。また、背板および天板の第1傾斜面および第2傾斜面により両者の上下方向の相対移動が規制され、かつ、天板屈曲部の係止片により両者の前後方向の相対移動が規制されるため、背板から天板が脱落することを防止できる。したがって、背板と天板との連結にビス止めや接着剤による連結を必要とすることなく、簡単に組み立てを行うことができる。さらに、天板を天井に吊支するようにして使用する場合、天板屈曲部の係止片により、背板を確実に吊り上げることができる。
本発明の吊り棚は、
側板の前端内方には、後方に開口する断面略コ字状の屈曲部が設けられ、
前記天板の前端には、下方に折り曲げられた前縁部が設けられ、
前記側板の屈曲部に前記天板の前縁部が当接することにより、前記天板における正面方向への移動が規制されるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、天板の正面方向への移動を規制することができ、側板と天板、背板と天板との連結を強固なものとすることができる。
本発明の吊り棚は、
前記天板の前縁部には、前記側板の屈曲部の先端に対向するようにスリットが形成され、前記側板の屈曲部の先端が前記天板のスリットに嵌入することにより、前記側板上側の外方向への移動が規制されるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、側板上側が外方向へ開くのを規制することができ、側板と天板との連結をより強固にすることができる。
本発明の吊り棚は、
前記側板の上端には、下方に開口する断面略コ字状の屈曲部が設けられ、
前記天板の両側辺には、上方に開口する断面略コ字状の屈曲部が設けられ、
前記天板の両側辺の屈曲部と前記側板の屈曲部がそれぞれ係合するようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、側板の上端に設けられた屈曲部が、天板の側板に設けられた屈曲部にそれぞれ係合するため、2枚の側板がそれぞれ離間する方向に移動するのを防止することができる。また、天板を天井に吊支するようにして使用する場合、天板の側板に設けられた屈曲部により、側板を確実に吊り上げることができる。
本発明における吊り棚の斜視図である。 吊り棚における天板を示す斜視図である。 吊り棚における背板を示す斜視図である。 吊り棚における側板を示す斜視図である。 側板の前部と天板の前部との係合関係を示す拡大斜視図である。 天板と背板の連結を示す側断面図である。 天板と側板の連結を示す正断面図である。 天板と背板の連結における変形例を示す側断面図である。
実施例に係る吊り棚1について、図1から図7を参照して説明する。
図1は、本発明における吊り棚1の斜視図であり、吊り棚1は天井若しくは壁に対し取り付けられるものである。図1において、吊り棚1は、略矩形状に形成された天板5、背板12、側板15,15、底板Sおよび棚板20を連結して組み立てられている。本発明は、特に、吊り棚1における天板5と背板12および側板15,15との連結に関するものである。
図2および7に示すように、天板5は、金属板を折り曲げ加工して形成され、本体50の幅方向両側には、天端から下方に折り曲げられた側縁部51に続いて上方に開口する断面略コ字状の屈曲部31が設けられ、また、前端には、下方に折り曲げられた前縁部29が設けられ、さらに、図6にも示すように、後端には、下方に延びる天板屈曲部49が設けられている。
前縁部29の幅方向両端部にはスリット19,19、および切欠き43,43がそれぞれ設けられている。天板屈曲部49は、図6に示すように、後述する背板12の背板屈曲部46に沿う第1傾斜面49a、第2傾斜面49b、第3傾斜面49c及び背板屈曲部46の先端部を囲繞するように曲折された係止片491を有する。
図3に示すように、背板12は金属板を折り曲げ加工して形成され、本体120の幅方向両側には、それぞれ内側に折り曲げられた側縁部121が設けられ、該側縁部121の端部から延長され、内側に折り曲げられて背板補強部24、24が形成されている。また、図3および6に示すように、本体120の天端124から下方に延びる背板屈曲部46が設けられている。背板屈曲部46は、鉛直面と一定角度を有するように後方に傾斜する第1傾斜面46a、該第1傾斜面46aと反対方向に傾斜する第2傾斜面46b、及び該第2傾斜面46bと反対方向に傾斜する第3傾斜面46cを有している。図3および6では、第1傾斜面46aが後方に傾斜したものが示されているが、これに限らず、前方に傾斜させてもよく、その場合、第2傾斜面46b及び第3傾斜面46cは、図6と反対方向に傾斜される。
図4に示すように、側板15は金属板を折り曲げ加工して形成され、本体150の前端内方には、後方に開口する断面略コ字状の屈曲部47が設けられ、後端には、内側に折り曲げられた背板側縁部152が設けられ、上端内方には、下向きに開口する断面略コ字状の屈曲部45が設けられている。前端内方の屈曲部47の上方には後方に向かう規制突片55が設けられ、天板5のスリット19に嵌入されるようになっている。また、該規制突片55の下方には天板支持部48が設けられている。
続いて、吊り棚における天板の連結工程を図5から図7を用いて説明する。
まず、側板15,15と天板5との連結を行う。詳しくは図5に示すように、収納家具1内側より天板5正面側を持ち上げ、天板の側板に設けられた屈曲部31および切欠き43を係合させるとともに、側板15に設けられる側板の上端に設けられた屈曲部45に係合させる。続いて天板の側板に設けられた屈曲部31および切欠き43を側板の上端に設けられた屈曲部45にそれぞれ係合させたまま、天板5を側板15における屈曲部47方向に褶動させ、前縁部29両端に設けられたスリット19に対し規制突片55を嵌入させる。このとき、屈曲部47に対し、天板5の端部が当接し、天板5における正面方向への移動が規制されるようになっている。
さらに、上述した屈曲部47に対する天板5の端部の当接完了と同時に、天板における前縁部の底部291(図2参照)が天板規制突片55の下方に設けられた天板支持部48の上端に当接するようになっており、天板12正面側の下方への脱落を規制するようになっている。なお、説明における便宜上、片方の側板15と天板5の幅方向片側の連結のみで説明しているが、他方の側板15も同じ態様で、ほぼ同時に連結されるようになっている。
次に、図6に示すように、天板5の背板側を持ち上げ、天板屈曲部49を背板屈曲部46に対し押圧することで、天板屈曲部49と背板屈曲部46それぞれを押圧変形させ、形状復帰により互いに嵌合させる。
詳しくは、天板屈曲部49は第1傾斜面49a,第2傾斜面49b,第3傾斜面49cの3面の傾斜面と、第3傾斜面49cより延設された係止片491により構成されており、同じく背板屈曲部46は第1傾斜面46a,第2傾斜面46b,第3傾斜面46cの3面の傾斜面により構成されている。天板屈曲部49と背板屈曲部46の嵌合の際、天板の第1傾斜面49aが背板の第1傾斜面46aと、天板の第2傾斜面49bが背板の第2傾斜面46bと、天板の第3傾斜面49cが背板の第3傾斜面46cとが当接するとともに、係止片491の側面に背板屈曲部端面461(背板屈曲部の端部)が当接するようになっている。
なお、本実施例においては、係止片491に背板屈曲部端面461が当接するように説明されているが、この限りではなく、図8に示すように背板屈曲部46が背板の第3傾斜面46cの先に、さらに第4傾斜面46dが延設されて、天板の第4傾斜面49dが背板の第4傾斜面46dと当接するような態様にしてもよい。
また、図7に示すように、天板屈曲部49と背板屈曲部46の嵌合完了時と同時に、天板の側板に設けられた屈曲部31が、側板の上端に設けられた屈曲部45,45にそれぞれ係合するようになっている。
以上説明したように、背板屈曲部46に対し天板屈曲部49が嵌合されるだけで、簡単に背板12と天板5との組み立てを行うことができる。また、背板12の第1傾斜面46a,第2傾斜面46bおよび天板5の第1傾斜面49a,第2傾斜面49bにより両者の上下方向の相対移動が規制され、かつ、天板屈曲部49の係止片491により両者の前後方向の相対移動が規制されるため、背板12から天板5が脱落することを防止できる。したがって、背板12と天板5との連結にビス止めや接着剤による連結を必要とすることなく、簡単に組み立てを行うことができる。さらに、天板5を天井に吊支するようにして使用する場合、天板屈曲部49の係止片491により、背板12を確実に吊り上げることができる。
側板15の前端内方には、後方に開口する断面略コ字状の屈曲部47が設けられ、天板5の前端には、下方に折り曲げられた前縁部29が設けられ、側板の屈曲部47に前記天板の前縁部29が当接することにより、天板5における正面方向への移動が規制されるようになっているため、側板15,15と天板5、背板12と天板5との連結を強固なものとすることができる。
側板の屈曲部47の先端が天板のスリット19に嵌入することにより、側板15上側の外方向への移動が規制されるようになっているため、側板15,15上側が外方向へ開くのを規制することができ、側板15,15と天板5との連結をより強固にすることができる。
側板の上端に設けられた屈曲部45が、天板の側板に設けられた屈曲部31にそれぞれ係合するため、2枚の側板15,15がそれぞれ離間する方向に移動するのを防止することができる。また、天板5を天井に吊支するようにして使用する場合、天板の側板に設けられた屈曲部により、側板15,15を確実に吊り上げることができる。
以上、本発明の実施形態を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
1 吊り棚
5 天板
12 背板
15 側板
19 スリット
25 側板補強部
29 前縁部
31 天板の側板に設けられた屈曲部
45 側板の上端に設けられた屈曲部
46 背板屈曲部
47 屈曲部
48 天板支持部
55 規制突片

Claims (4)

  1. 略矩形状に形成された複数の部材を連結して組み立てられる吊り棚の連結構造において、
    前記背板には、天端から下方に延びる背板屈曲部が設けられ、前記背板屈曲部は、少なくとも、鉛直面と一定角度を有するように前後方向のいずれかの方向に傾斜する第1傾斜面と、前記第1傾斜面と反対方向に傾斜する第2傾斜面とを有し、
    前記天板には、後端から下方に延びる天板屈曲部が設けられ、前記天板屈曲部は前記背板屈曲部に沿う第1傾斜面及び第2傾斜面とを有するとともに前記背板屈曲部の先端部を囲繞するように曲折された係止片を有することを特徴とする吊り棚。
  2. 側板の前端内方には、後方に開口する断面略コ字状の屈曲部が設けられ、
    前記天板の前端には、下方に折り曲げられた前縁部が設けられ、
    前記側板の屈曲部に前記天板の前縁部が当接することにより、前記天板における正面方向への移動が規制されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の吊り棚。
  3. 前記天板の前縁部には、前記側板の屈曲部の先端に対向するようにスリットが形成され、前記側板の屈曲部の先端が前記天板のスリットに嵌入することにより、前記側板上側の外方向への移動が規制されるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の吊り棚。
  4. 前記側板の上端には、下方に開口する断面略コ字状の屈曲部が設けられ、
    前記天板の両側辺には、上方に開口する断面略コ字状の屈曲部が設けられ、
    前記天板の両側辺の屈曲部と前記側板の屈曲部がそれぞれ係合するようになっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の吊り棚。
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