JP4680450B2 - 棚板の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば机やテーブルの脚柱又は脚柱に立設した支柱等に、棚板を簡単に取付けうるようにした取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
互いに対向する脚柱や支柱間に棚板を取り付ける際、従来は、棚板の両側端部に板状のなすブラケットをねじ止めし、両ブラケットに形成したフックを、支柱に形成されたスリット状の係合孔に係合させるなどして取付けているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のように、棚板を板状のブラケットを用いて支柱等に取付けたのでは、ブラケットを棚板に取付ける際にねじや工具を必要とするため、その取付や取外しが煩雑であり、かつ部品点数も多くコスト高となる。
【0004】
また、重厚な取付構造となるため、棚板をテーブル等の脚柱又は脚柱に立設した支柱等にオプション的に取付ける際などには、見栄えが悪い。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ブラケットやねじ等を用いることなく、支柱間に横架した支持杆に、棚板を簡単かつ体裁よく取付けうるようにした棚板の取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 左右の支柱等の間に横架された上下1対の支持杆に対する棚板の取付構造であって、前記棚板における前端部の左右両側面と後端部下面とに、それぞれ係合孔と上向きに凹入する係合溝とを設け、前記両係合孔に、上下の端部に、それぞれ下向きのフック部と内向きの係合部とを備え、かつ該フック部の遊端同士が左右方向を向く横杆により連結された左右1対の後傾する傾斜杆における前記両係合部を嵌合するとともに、前記両フック部を前記上方の支持杆に、かつ前記棚板の係合溝を下方の支持杆に、それぞれ上方より係合させることにより、棚板をほぼ水平として上下の支持杆により支持する。
【0006】
(2)上記(1)項において、棚板の係合孔を前後方向を向く長孔とするとともに、両傾斜杆の係合部を、内向きの棚板支持部と、その内端に連設され、傾斜杆を上向きとして前記長孔内に挿入可能で、かつ傾斜杆を後傾させることにより、前記長孔と交差する方向を向くようにした抜止め部とからなるものする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用したテーブルの斜視図を示すもので、テーブル(1)は、前後左右(以下、図の左手前を前方として説明する)に並ぶ円筒形の4本の脚柱(2)と、それらの前後の脚柱(2)の上端同士を結合している連結杆(3)と、前側の左右の脚柱(2)と左右の連結杆(3)の上端により支持された天板(4)とからなり、天板(4)は、後側の左右の脚柱(2)よりも若干前方にずらして支持されている。
【0008】
後側の左右の脚柱(2)内には、所要寸法の円筒形の支柱(5)(5)の下端部が嵌合されている。
両支柱(5)の上端同士は、横連結杆(6)により結合されている。
【0009】
両支柱(5)の対向面には、縦長だ円形をなす複数の取付孔(7)が、所定間隔おきに穿設され、対向する上方の取付孔(7)と下方の取付孔(7)とには、2点鎖線で示すように、左右両端に、取付孔(7)の上下寸法よりも若干短寸の下向きの係止部(8a)を有する金属ロッド状の支持杆(8)(8)が、その左右の係止部(8a)を挿入して落し込むことにより、着脱可能に取付けられている。
【0010】
棚板(9)は、図2にも拡大して示すように、左右の両端縁と後端縁とに垂下片(10)(11)が折曲形成され、かつ前端縁に斜後下向きの傾斜片(12)を備える方形板状をなし、その左右の幅は、上記左右の支柱(5)間の寸法よりも短寸とされている。
【0011】
左右の垂下片(10)の前端部には、前後方向を向くだ円形の係合孔(13)が穿設されている。
また、棚板(9)の後端部下面、すなわち後方の垂下片(11)の左右両端と左右の垂下片(10)の後端とが交わる隅部には、両垂下片(10)の後端部を上向き凹状に切欠くことにより、左右1対の係合溝(14)(14)が形成されている。
【0012】
(15)は、棚板(9)取付け用の正面視ほぼ下向コ字状の吊支杆で、1個の金属製ロッドにより次のように形成されている。
【0013】
すなわち、棚板(9)の左右幅とほぼ等しい寸法に離間させた左右1対の傾斜杆(15a)(15a)の上端部に、後下方に折り返し折曲された側面視逆U字状の左右1対のフック部(15b)(15b)を連設するとともに、両フック部(15b)の遊端同士を、それと連続する左右方向を向く横杆(15c)により連続的に結合し、かつ両傾斜杆(15a)の下端に、上記棚板(9)の係合孔(13)と係合可能な係合部(15d)(15d)を内向きに連設してある。
【0014】
係合部(15d)は、内向きの棚板支持部(16)と、その内端に後向きに連設された、上記係合孔(13)内に挿入可能な抜止め部(17)とからなっている。
【0015】
棚板(9)を支柱(5)間に横架した上下の支持杆(8)に取付けるには、まず吊支杆(15)を、図2に示すようにほぼ垂直とした状態で、その両係合部(15d)を棚板(9)の左右の係合孔(13)内に挿入する。この際、傾斜杆(15a)を外向きに若干弾性変形させれば、挿入が容易となる。
【0016】
ついで、吊支杆(15)全体を、係合部(15d)を中心として後傾させ、傾斜杆(15a)の上端部の左右のフック部(15b)を、上方の支持杆(8)に上方より引っ掛けて係合させる。
【0017】
ついで、棚板(9)の後端の左右の係合溝(14)を、下方の支持杆(8)に上方より嵌合して係合させれば、図1に示すように、棚板(9)は、支柱(5)の前方に水平として取付けられ、パソコン等を載置することができる。
【0018】
上記棚板(9)の取付け時において、吊支杆(15)を係合部(15d)を中心として後方に回動させた際、図3に示すように、抜止め部(17)が下向きに傾斜して係合孔(13)と交差することにより、係合部(15d)が係合孔(13)より抜け外れるのが防止される。従って、傾斜杆(15a)を不用意に外方に押し開いても、棚板(9)が吊支杆(15)より外れて落下するなどの恐れはない。
【0019】
以上説明したように、上記実施形態によれば、棚板(9)を1個のロッド状の吊支杆(15)のみを用いて、支柱(5)間の上下の支持杆(8)に簡単に取付けることができるので、従来のような板状のブラケットや取付ねじ、及び工具等が不要となり、部品点数を削減しうるとともに、棚板(9)の取付けや取外しも極めて容易に行える。
【0020】
また、ブラケット等を用いていないので、棚板(9)をテーブル(1)等にオプション的に取付ける際の重厚感はなく、見栄えも向上する。
【0021】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、吊支杆(15)の係合部(15d)を、棚板支持部(16)と抜止め部(17)を備えるものとしたが、抜止め部(17)を省略し、棚板支持部(16)のみとすることもある。
【0022】
この際には、係合孔(13)を円形とし、かつ若干大径の吊支杆(15)として傾斜杆(5a)の曲げ剛性を高め、棚板支持部(16)が係合孔(13)より簡単に抜け外れないようにするのがよい。
【0023】
左右の支柱(5)間に横架される支持杆(8)は、予め両支柱(5)に固着されたものでもよく、またその形状は、ロッド状に限らず角形断面等であってもよい。この際は、吊支杆(15)のフック部(15b)の形状を、支持杆(8)の断面形状に合わせて折曲すればよい。
【0024】
垂下片(10)の上下寸法を大とすれば、係合部(15d)の抜止め部(17)は、上記とは反対に前向きに折曲してもよい。
棚板(9)を所要厚さの木製等とする際は、棚板(9)の後端の下面全体に、上向きに凹入する係合溝を設ければよい。
【0025】
図1に示すように、脚柱(2)の対向面に、上述のような取付孔(7)を設け、これに支持杆(8)を取付ければ、テーブル(1)の側方に棚板(9)を取付けることもできる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、棚板を支柱等に横架した支持杆に簡単に取付けうるので、従来のようなブラケットやねじ、及び工具等は不要となり、部品点数が削減されるととともに、取付けや取外し作業も容易に行うことができる。
また、重厚感がないので、棚板取付後の見栄えが向上する。
【0027】
請求項2記載の発明によれば、棚板の取付後において係合部の抜止め部が長孔の内側面と係合し、抜け出しが防止されるようになるので、棚板が傾斜杆より外れて落下するなどの恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したテーブルの斜視図である。
【図2】同じく、棚板と吊支杆の取付前の斜視図である。
【図3】同じく、図1のIII−III線の縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)テーブル
(2)脚柱
(3)連結杆
(4)天板
(5)支柱
(6)横連結杆
(7)取付孔
(8)支持杆
(9)棚板
(10)(11)垂下片
(12)傾斜片
(13)係合孔
(14)係合溝
(15)吊支杆
(15a)傾斜杆
(15b)フック部
(15c)横杆
(15d)係合部
(16)棚板支持部
(17)抜止め部

Claims (2)

  1. 左右の支柱等の間に横架された上下1対の支持杆に対する棚板の取付構造であって、前記棚板における前端部の左右両側面と後端部下面とに、それぞれ係合孔と上向きに凹入する係合溝とを設け、前記両係合孔に、上下の端部に、それぞれ下向きのフック部と内向きの係合部とを備え、かつ該フック部の遊端同士が左右方向を向く横杆により連結された左右1対の後傾する傾斜杆における前記両係合部を嵌合するとともに、前記両フック部を前記上方の支持杆に、かつ前記棚板の係合溝を下方の支持杆に、それぞれ上方より係合させることにより、棚板をほぼ水平として上下の支持杆により支持したことを特徴とする棚板の取付構造。
  2. 棚板の係合孔を前後方向を向く長孔とするとともに、両傾斜杆の係合部を、内向きの棚板支持部と、その内端に連設され、傾斜杆を上向きとして前記長孔内に挿入可能で、かつ傾斜杆を後傾させることにより、前記長孔と交差する方向を向くようにした抜止め部とからるものとした請求項1記載の棚板の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58218912A (ja) * 1982-06-15 1983-12-20 松下電器産業株式会社 調理器具等の置台
JPS6077646U (ja) * 1983-07-15 1985-05-30 ナショナル住宅産業株式会社 壁構造

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