JP4460280B2 - 書籍陳列棚 - Google Patents

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本発明は、金属製の筒状支柱を用いて構成された書籍陳列棚に関する。
従来、書店等で使用される書籍陳列棚としては、左右1対の側板(場合によっては、その間に中仕切板を設けることもある)間に背板を設けるとともに、両側板間に複数段の棚板を架設し、さらに、両側板の前方(場合によっては後方にも)に平台を配設した構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。これら側板および中仕切板は、棚板を取付けるとともに、書籍の倒れを防止したり、側方の視野を遮ったりする役目を持っている。
特開2000−157350号公報
上述のような側板や中仕切板を、金属板により形成する場合、従来は、前後に中空角管状の補強部が形成されるようにして、1枚または複数枚の薄い金属板を接合して中空板状に形成している。
しかし、側板等には、多段状の複数の棚板に載置された書籍等の大きな荷重が掛かるため、十分な強度を持たせるようにしなければならず、そのためには、板厚を厚くするか、または補強部分の構造を複雑にしなければならない。
しかし、そのようにすると、コストが増大するとともに、陳列棚自体の重量が大となる等の問題がある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、大重量の陳列商品を支持できる十分な強度を有するとともに、簡単な構造で短時間に組立てることができるようにした書籍陳列棚を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 左右1対の筒状をなす主支柱を、左右方向を向く上下1対の連結材をもって互いに連結し、両主支柱の前面に上下方向に並べて設けた複数の係止孔のいずれかに、前方を向くブラケットの後端に設けたフックを係止し、左右1対のブラケットにより棚板を支持するようにした書籍陳列棚において、前記両主支柱の下部前方に平台を設け、かつ前記主支柱の上端開口部を塞ぐ支柱キャップに連設した前方を向く腕杆の前端部に、前記平台上に立設した副支柱の上端部を連結することにより側枠を形成し、この側枠の外側面を化粧板により覆うことにより側板を形成する。
(2) 上記(1)項において、副支柱の側面に係合孔を設け、この係合孔にブラケットの側面に突設した突片を嵌合する。
(3) 上記(1)または(2)項において、腕杆の前端部下面に上方を向く切り込み溝を設け、この切り込み溝を、副支柱の上端の開口縁に係合させる。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、左右の主支柱間に、筒状の中間支柱を設け、この中間支柱の上端開口部を塞ぐ支柱キャップに連設した前方を向く腕杆の前端部に、平台上に立設した副支柱の上端部を連結することにより、中間仕切り枠を形成する。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、左右の主支柱の中央を境として、全体を前後対称構造とするとともに、前後方向を向く腕杆の中央部下面に下向きの嵌合部を設け、この嵌合部を主支柱の上端開口部に嵌合することにより、前記嵌合部とその直上の腕杆の中央とにより支柱キャップを形成するとともに、この支柱キャップより前後方向に延出する腕杆の前半部および後半部と、その各端部に上端部が連結された前後の副支柱とにより側枠を形成する。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によると、主支柱の上端に設けた支柱キャップから前方に延出する腕杆の前端部と、平台上に立設した副支柱の上端部とを連結することにより側枠を形成し、この側枠の外側面を化粧板により覆うことにより側板を形成したので、側板の強度を、従来の中空板状のものより著しく大とすることができる。
また、主支柱の上端に支柱キャップを嵌着し、支柱キャップから前方に延出する腕杆の前端部と、平台上に立設した副支柱の上端部とを互いに連結するだけで、側枠を簡単かつ確実に組立てることができる。
(b)請求項2記載の発明によると、ブラケットの前後を、副支柱と主支柱とに両持ち支持させることができ、棚板を安定して強力に支持することができる。
(c)請求項3記載の発明によると、腕杆の前端部に設けた切り込み溝を、副支柱の上端の開口縁に係合させるだけで、腕杆と副支柱とを、ボルト等を用いることなく、簡単かつ迅速に連結することができる。
(d)請求項4記載の発明によると、中間支柱と中間仕切り枠とを設け、それらによって棚板の端部を支持することにより、棚板の横幅を、左右の主支柱間の長さより短くして、棚板を安定して、強固に支持することができる。
(e)請求項5記載の発明によると、主支柱の前後両面に陳列面を形成することができるだけでなく、腕杆と支柱キャップとを、簡単かつ体裁よく形成することができるとともに、部品点数を削減することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この書籍陳列棚は、左右1対の角筒状の主支柱(1)(1)と、それらの間に配設した角筒状の中間支柱(2)とを、左右方向を向く上下1対ずつの連結材(3)(下方のものは図示略)をもって互いに連結し、これらの主支柱(1)(1)(2)の前面に、上下方向に2列に並べて設けられた複数の係止孔(4)(図3参照)のいずれかに、前方を向くブラケット(5)の後端に設けたフック(6)を係止し、左右に対向する1対のブラケット(5)(5)により、複数段の棚板(7)のそれぞれを支持するようにし、これらの支柱(1)(1)(2)の下部前方、後方、及び必要に応じて側方に、平台(8)(8)(9)を設けた基本構造を有している。
図3〜図7に示すように、各ブラケット(5)は、側面視方形板状の基片(10)の後端に、平面視クランク状の折曲部(11)を介して、4個のフック(6)が上下方向に並べて設けられ、基片(10)の下端より側方に延出する水平受け片(12)により、棚板(7)の側端部を受支するようになっている。
水平受け片(12)の先端部には、起立片(13)が設けられている。また、基片(10)の前部には、水平受け片(12)と反対の側方を向く突片(14)が切り起こして形成されている。
図2および図3に示すように、各支柱(1)(2)の上端開口部には、前後方向を向く正面視下向きコ字状の腕杆(15)の中央部下面に固着された下向きの嵌合部(16)が嵌合されている。
この嵌合部(16)は、腕杆(15)の中央部下面に溶接された前後方向外向きの平面視コ字状をなす前後1対のチャンネル材(17)(17)からなり、これらが各支柱(1)(2)の上端開口部に圧嵌されることにより、嵌合部(16)とその直上の腕杆(15)の中央とにより支柱キャップ(18)が形成されている。
腕杆(15)の両側片における前後の端部の下面には、上方を向く切り込み溝(19)(19)が設けられている。
前後の平台(8)(8)における各支柱(1)(1)(2)の直前および直後には、平面視後向きコ字状なす前部の副支柱(20)および平面視前向きコ字状なす後部の副支柱(20)がそれぞれ立設されている。
なお、副支柱(20)(20)並びにその他のすべての部材は、左右の主支柱(1)(1)の中央を境として、全体が前後対称構造をなしているので、以下の説明では、その前方のもののみについて説明し、後方のものについては説明を省略する。
各副支柱(20)の上端部後面には、上端両側部に下向きの切り込み溝(21)(21)が形成された架橋片(22)の両側端が溶接により固着されている。
各腕杆(15)における前端部の切り込み溝(19)(19)を、副支柱(20)における切り込み溝(21)(21)に上方から係合することにより、各腕杆(15)における前端部と、副支柱(20)の上端部とが、側面視においてほぼ直角をなすように連結されている。
この互いに連結された腕杆(15)と副支柱(20)とにより、両側部の側枠(23)(23)および中間仕切り枠(24)が形成され、両側枠(23)(23)の外側面を化粧板(25)により覆うことにより側板(26)(26)が形成されている。
各副支柱(20)の両側面には、前後方向に長い複数のスリット状の係合孔(27)が、上下方向に等間隔をもって穿設されており、その任意のものに、ブラケット(5)における突片(14)を嵌合することにより、ブラケット(5)の前後を、副支柱(20)と主支柱(1)または中間支柱(2)とに両持ち支持させることができ、棚板(7)を安定して強力に支持することができるようになっている。
この例では、ブラケット(5)における基片(10)の上下方向の長さを、多段の棚板(7)の上下間隔とほぼ等しくすることにより、この基片(10)により、各側枠(23)および中間仕切り枠(24)における各棚板(7)側の側面を覆い、内側の体裁をよくするようにしてある。
この実施形態によると、主支柱(1)の上端に設けた支柱キャップ(18)から前方に延出する腕杆(15)の前端部と、平台(8)上に立設した副支柱(20)の上端部とを連結することにより側枠(23)を形成し、この側枠(23)の外側面を化粧板(25)により覆うことにより側板(26)を形成したので、側板(26)の強度を、従来の中空板状のものより著しく大とすることができるとともに、側枠(26)を簡単かつ確実に組立てることができる。
また、各請求項に記載した構成により、発明の効果として上述したような特有の効果を奏することができる。
なお、書籍陳列棚を壁面の直前に配設するような場合には、左右の主支柱(1)(1)の後面より後方の部分を切除して、片面陳列用のものとして使用することができる。
本発明の一実施形態の斜視図である。 同じく、腕杆と主支柱と副支柱との連結部分の分解斜視図である。 同じく、腕杆と主支柱と副支柱とを連結したときの斜視図である。 同じく、ブラケットの側面図である。 同じく、図4の平面図である。 同じく、ブラケットの正面図である。 図1のVII−VIIに沿う拡大断面図である。
符号の説明
(1)主支柱
(2)中間支柱
(3)連結材
(4)係止孔
(5)ブラケット
(6)フック
(7)棚板
(8)(9)平台
(10)基片
(11)折曲部
(12)水平受け片
(13)起立片
(14)突片
(15)腕杆
(16)嵌合部
(17)チャンネル材
(18)支柱キャップ
(19)切り込み溝
(20)副支柱
(21)切り込み溝
(22)架橋片
(23)側枠
(24)中間仕切り枠
(25)化粧板
(26)側板
(27)係合孔

Claims (5)

  1. 左右1対の筒状をなす主支柱を、左右方向を向く上下1対の連結材をもって互いに連結し、両主支柱の前面に上下方向に並べて設けた複数の係止孔のいずれかに、前方を向くブラケットの後端に設けたフックを係止し、左右1対のブラケットにより棚板を支持するようにした書籍陳列棚において、
    前記両主支柱の下部前方に平台を設け、かつ前記主支柱の上端開口部を塞ぐ支柱キャップに連設した前方を向く腕杆の前端部に、前記平台上に立設した副支柱の上端部を連結することにより側枠を形成し、この側枠の外側面を化粧板により覆うことにより側板を形成したことを特徴とする書籍陳列棚。
  2. 副支柱の側面に係合孔を設け、この係合孔にブラケットの側面に突設した突片を嵌合した請求項1記載の書籍陳列棚。
  3. 腕杆の前端部下面に上方を向く切り込み溝を設け、この切り込み溝を、副支柱の上端の開口縁に係合させた請求項1または2記載の書籍陳列棚。
  4. 左右の主支柱間に、筒状の中間支柱を設け、この中間支柱の上端開口部を塞ぐ支柱キャップに連設した前方を向く腕杆の前端部に、平台上に立設した副支柱の上端部を連結することにより、中間仕切り枠を形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の書籍陳列棚。
  5. 左右の主支柱の中央を境として、全体を前後対称構造とするとともに、前後方向を向く腕杆の中央部下面に下向きの嵌合部を設け、この嵌合部を主支柱の上端開口部に嵌合することにより、前記嵌合部とその直上の腕杆の中央とにより支柱キャップを形成するとともに、この支柱キャップより前後方向に延出する腕杆の前半部および後半部と、その各端部に上端部が連結された前後の副支柱とにより側枠を形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の書籍陳列棚。
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