JP3127024U - 可変式商品陳列台 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の商品陳列台が奏する効果を維持しつつ、傾斜面に設置された商品陳列台と冷蔵ケースの後方壁との間の隙間を極力低減させた可変式商品陳列台及び組み付け可変式商品陳列台を提供すること。
【解決手段】設置面と当接する板状の第1水平部材1と垂直板2と第2水平部材3とで側面視がクランク状の陳列本体部1Aを形成し、第2水平部材3の後方側に第1庇部7が形成されるように後方寄りの位置から下方へ延出する板状の第1脚部4を設け、第1水平部材1の上面には前後方向に複数の係合横溝を設けたベース体10aと、板状の第3水平部材1aと、第3水平部材1aの前方端から前方前下がり傾斜で屈曲する前方部材2aと、第3水平部材1aの後方側に第2庇部7aが形成されるように下方へ延出する板状の第2脚部4aとで構成され、該ベース体10aとは別部材であるカバー体10bとを組み合わせて用いる。
【選択図】図1

Description

本考案は、冷蔵ケース内の上下に多段で且つ前方下り傾斜の陳列棚に設置するのに好適な可変式商品陳列台に関するものである。
従来、スーパー等の店内で商品を陳列する方法としては、演出効果を狙った種々の商品陳列調整台を棚板面に設置して、顧客の購買意欲を向上させる方法が採られている。特に冷蔵ケースにおいては、奥側にある商品は売れ難く、前出し陳列が要求される。また、冷蔵ケース内の陳列は、陳列商品を多く見せると共に、賞味期限の問題もあり、可能な限り少量の陳列が好ましい。また、冷蔵ケース内に上下に多段に設置される陳列棚は、下方側から上方側に向けて順次、前後方向の奥行きが小さくなるため、商品陳列調整台を設置するにしても、それぞれの陳列棚に応じた形態のものが必要となる。
特開2001−204604号公報には、上部台及び下部台の一方に他方を引き出しかつ押し入れ可能に嵌合し、これら上部台及び下部台に係止部を設けて、該係止部により前記上部台と前記下部台との互いの位置決めすると共に係止して、前記上部台及び前記下部台に商品を載せると共に商品陳列量を調節可能とした商品陳列調整台が開示されている。この商品陳列調整台によれば、上部台及び下部台の引き出し量を自在に調整でき、これらの台自体のボリュームを加減でき、これら台に商品を載せ得るのは無論のこと、その商品の陳列量も自在に調整できる。従って、商品の多様化、頻繁な模様替えに対応可能であることに加え、商品量や商品の特性により陳列を容易かつ多面的に変えることができ、商品陳列のボリューム保持のための陳列替えが容易となり、客の購買意欲を高いレベルで維持できる。
しかしながら、特開2001−204604号公報記載の商品陳列調整台は、冷蔵ケースの陳列棚が水平である場合には、好適なものである。近年、冷蔵ケースの陳列棚は上下多段であって、且つ陳列棚が前方下り傾斜となっているものが多い。このような冷蔵ケースの陳列棚面に、商品陳列調整台を設置すると、図15に示すように、商品陳列調整台100と冷蔵ケース200の後方壁との間に隙間aが生じる。この隙間aは有効な商品陳列面を減少させると共に、隙間aに商品が落ち込む恐れがあり、好ましくない。
従って、本考案の目的は、従来の商品陳列調整台が奏する効果を維持しつつ、傾斜面に設置された商品陳列台と冷蔵ケースの後方壁の間の隙間を極力低減させ、更に種々の陳列面を演出できる可変式商品陳列台を提供することにある。
かかる実情において、本考案者は鋭意検討を行った結果、2つの水平部材を有するクランク状の陳列本体部を形成し、該第2水平部材の後方側に庇部が形成されるように後方寄りの位置から下方へ延出する板状の脚部を設けたベース体と該第1水平部材と第2水平部材を覆う大きさの第3水平部材を有するカバー体を組み合わせた可変式商品陳列台であれば、従来の商品陳列台が奏する効果を維持しつつ、商品陳列台と冷蔵ケースの後方壁との間の隙間を極力低減させ、更に種々の陳列面を演出できることを見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、設置面と当接する板状の第1水平部材と、該第1水平部材の後端から上方に延出する垂直板と、該垂直板の上端から後方へ延出する第2水平部材とで側面視がクランク状の陳列本体部を形成し、該第2水平部材の後方側に第1庇部が形成されるように後方寄りの位置から下方へ延出する板状の第1脚部を設け、該第1水平部材の上面には前後方向に複数の係合横溝を設けたベース体と、該第2水平部材より奥行き寸法が大である板状の第3水平部材と、該第3水平部材の前方端から前方前下がり傾斜で屈曲する板状の前方部材と、該第3水平部材の後方側に第2庇部が形成されるように略中央の位置から下方へ延出する該第1脚部より該第2水平部材の厚み分だけ長い寸法の板状の第2脚部とで構成され、該ベース体とは別部材であるカバー体と、を組み合わせて用いる可変式商品陳列台を提供するものである。
また、本考案は、該ベース体の係合横溝は、貫通溝である前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該ベース体の複数の係合横溝の中、最後尾のものは、該第1水平部材と垂直部材が接合する角部に形成される角部貫通横溝である前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該ベース体の第1水平部材の前方端に、該角部貫通横溝に係合する形状の係合突起部を設けた前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該ベース体の係合突起部に、係合横溝を設けた前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該ベース体の係合横溝は、左側横溝と右側横溝からなる不連続溝である前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該ベース体の第1水平部材の一方の側には第1係合部が形成され、他方の側には該第1係合部に係合する形状の第2係合部が形成されている前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該第3水平部材の奥行き寸法は、該カバー体の第2脚部を、該第1水平部材の角部貫通横溝に係合した際、該第2水平部材の後端より更に後方へ突出する寸法である前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該ベース体の垂直板、第2水平部材及び第1脚部、並びに該カバー体の前方部材、第3水平部材及び第2脚部に、商品仕切り板が係合する係合縦溝を左右方向に所定のピッチで多数形成した前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該カバー体の第2脚部を、該第1水平部材の係合横溝に係合して使用する前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該前方部材を前方に位置させ、第3水平部材を水平姿勢とする前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該前方部材を後方に位置させ、第3水平部材を傾斜姿勢とする前記可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、該ベース体の1個と該カバー体の1個の組合せか、あるいは該ベース体の2個以上と該カバー体の1個の組合せである可変式商品陳列台を提供し、また、本考案は、冷蔵ケース内の上下に多段で且つ前方下り傾斜の陳列棚に設置される前記可変式商品陳列台を提供するものである。
本考案の可変式商品陳列台によれば、傾斜面に設置された可変式商品陳列台と冷蔵ケースの後方壁との隙間を極力低減させることができる。このため、可変式商品陳列台上の商品陳列面積が増加する。また、隙間に商品が落ち込む恐れは顕著に低減する。また、ベース体とカバー体の係合位置を変えて用いれば、種々の陳列面を演出できる。また、奥行き寸法を微調整できるため、例えば、上下多段の陳列棚であって、該陳列棚が下方側から上方側に向けて奥行き寸法が小さくなる冷蔵ケースの場合、該可変式商品陳列台の前方のスペースをそれぞれの陳列棚面おいて同一にすることもでき、画一で且つ整然とした陳列面を形成することができる。
次ぎに、本考案の実施の形態における可変式商品陳列台を図1〜図11を参照して説明する。図1は本例の可変式商品陳列台の組み付け前の斜視図、図2は図1の可変式商品陳列台を裏側から見た斜視図、図3は図1の可変式商品陳列台の組み付け後の斜視図、図4〜図6は図1の可変式商品陳列台の組み付け後の他の斜視図、図7は図6の可変式商品陳列台の側面図、図8は図3の可変式商品陳列台の側面図、図9(A)は図1の可変式商品陳列台の側面図、(B)は図5の可変式商品陳列台の側面図、図10は他の形態の可変式商品陳列台の側面図、図11は他の形態の可変式商品陳列台の斜視図をそれぞれ示す。なお、本明細書において、前後方向及び左右方向は、顧客側から見た方向を言う。
可変式商品陳列台10は、ベース体10aとベース体10aとは別部材であるカバー体10bとを組み合わせて形成される。ベース体10aは、設置面と当接する板状の第1水平部材1と、第1水平部材1の後端から上方に延出する垂直板2と、垂直板2の上端から後方へ延出する第2水平部材3とで側面視がクランク状の陳列本体部1Aを形成し、第2水平部材3の後方側に第1庇部7が形成されるように後方寄りの位置から下方へ延出する板状の第1脚部4を設け、第1水平部材1の上面には前後方向に複数の貫通状の係合横溝11、12、13を設けたものである。
ベース体10aにおいて、複数の貫通状の係合横溝の中、それぞれの係合横溝は、左側横溝と右側横溝からなる不連続溝である。これにより、カバー体10bの第2脚部4aあるいは他のベース体10aの第1脚部4が係合する際、係合が容易となり、また係合安定性が向上する。なお、本考案の可変式商品陳列台のベース体10aにおいて、係合横溝の形態は、図1のものに限定されず、例えば左側横溝と右側横溝が連続する一本の溝であってもよく、また、左右方向に3つ又はそれ以上に分割された不連続溝であってもよい。
複数の貫通状の係合横溝の中、最後尾のものは、第1水平部材1と垂直部材2が接合する角部に形成される角部貫通横溝11である。角部貫通横溝11は、カバー体10bの第2脚部4aあるいは他のベース体10aの係合突起部6が係合する係合溝として機能する。
板状の第1水平部材1の前方端には、他のベース体10aの角部貫通横溝11に係合する形状の係合突起部6が形成されている。係合突起部6は、角部貫通横溝11が2つに分割された溝であるため、それぞれの溝に係合する左側係合突起部42と右側係合突起部41に分かれている。これにより、係合突起部6と角部貫通横溝11が係合する際、係合が容易となり、また係合安定性が向上する。
係合突起部6は、角部貫通横溝11の形状に対応した形状であるため、例えば、角部貫通横溝11が一条溝である場合、それに係合する突起形状を有する。また、係合突起部6には、第1水平部材1と同様に、左側横溝と右側横溝からなる不連続貫通溝(係合横溝)14が形成されている。この不連続貫通溝14は、カバー体10bの第2脚部4aが係合する。また、係合突起部6が他のベース体10aの角部貫通横溝11に係合する際、角部貫通横溝11とこの係合横溝14が合致して、貫通溝となる。これにより、可変式商品陳列台においても、角部貫通横溝11と係合横溝14で形成される溝は貫通溝として機能する。
第1水平部材1は、裏面がくり抜かれた枠体であって、左右両側の壁状部材111、前方の壁状部材112、中央のリブ113及び係合横溝12、13を形成する縁リブ114により、第1水平部材1の裏面を形成すると共に軽量でありながら強度を付与することになる。
第1水平部材1の左右方向における幅寸法、すなわち、ベース体10aの幅寸法としては、例えば冷蔵ケースの幅寸法であるか、あるいは冷蔵ケースの幅寸法の1/2、1/3等の整数分の1である。これにより、冷蔵ケース内の左側端及び右側端の隙間を無くすことができ、且つ冷蔵ケースの傾斜状の陳列面に設置された可変式商品陳列台と冷蔵ケースの後方壁との隙間を極力低減できる。このため、商品を陳列できる有効面積が増加する。
第1水平部材1の前後方向における奥行き寸法としては、特に制限されないが、10cm程度が適当である。奥行き寸法が余り大き過ぎると、可変式商品陳列台の前方側の棚板部分(設置面)が狭くなり好ましくない。また、小さ過ぎると、係合溝の設置数が少なくなるか、あるいはピッチが小さくなり過ぎる点で好ましくない。また、係合横溝の前後方向におけるピッチとしては、特に制限されないが、通常1cmから4cmの間で適宜決定される。
ベース体10aにおいて、垂直部材2の高さ寸法としては、特に制限されないが、第1水平部材1の奥行き寸法と略同じ程度で十分である。垂直部材2の高さ寸法が高すぎると、可変式商品陳列台10の上方側の陳列容積(空間)が減少する。また、垂直部材2の高さ寸法が低すぎると、可変式商品陳列台10の第2水平部材による上げ底効果が低減する。
ベース体10aにおいて、第2水平部材3の奥行き寸法としては、特に制限されないが、第1水平部材1の奥行き寸法と略同じ程度で十分である。第2水平部材3の奥行き寸法が大き過ぎると、可変式商品陳列台10の設置位置が前方側になり、前方側の商品陳列面が狭くなる。また、第2水平部材3の奥行き寸法が短じか過ぎると、可変式商品陳列台10の第2水平部材による上げ底の演出効果が低減する。
第2水平部材3における第1庇部7の寸法、すなわち、第1脚部4から第2水平部材3の後方端までの距離としては、特に制限されないが、図7に示すように、前方下り傾斜の棚板面に設置した場合、可変式商品陳列台10と後壁200で形成される隙間bができる限り小さくなるような寸法が好ましい。
第1脚部4は、第1水平部材1と協働してベース体10aの陳列姿勢を付与すると共に、他のベース体10aの係合横溝に係合する係合部材として機能する。すなわち、第1脚部4の足の長さは、ベース体10aを水平面に設置した際、第2水平部材3を概ね水平姿勢とする長さである。また、第1脚部4の先端部42は、第1水平部材1の係合横溝12、13に係合するような形状であって、本例では左側係合部41と右側係合部42に分かれている。
また、第1水平部材1の右側にはL字断面の鉤状の係合凹部(第1係合部)5が形成され、左側には係合凹部(第1係合部)5に係合する形状の第2係合部が形成されている。本例では第2係合部は壁状部材111である。これにより、複数個のベース体10aを左右方向にも、隙間なく連続して設置できる。
カバー体10bは、第1水平部材2より奥行き寸法が大である板状の第3水平部材1aと、第3水平部材1aの前方端から前方下り傾斜で屈曲する板状の前方部材2aと、第3水平部材1aの後方側に第2庇部7aが形成されるように略中央の位置から下方へ延出する該第1脚部4より第2水平部材3の厚み分長い寸法の板状の第2脚部4aとで構成される。
カバー体10bは、第2脚部4aがベース体10aの係合横溝に係合し、第3水平部材1aが第1水平部材1と垂直部材2の全部、および第2水平部材の一部又は全部を覆うことで奥行き寸法の調整が可能な上げ底機能を付与するものである。また、前方部材2aの裏面及び第3水平部材1aの第2脚部4aまでの裏面には補強用縦リブ11aが左右方向に所定のピッチで多数付設されている。
第3水平部材1aの奥行き寸法は、カバー体10bの第2脚部4aを、第1水平部材1の角部貫通横溝11に係合した際、第2水平部材3の後端より更に後方へ突出する寸法である。これにより、前方下り傾斜の棚板面に設置した場合、可変式商品陳列台10と後壁200で形成される隙間cはより狭くなる。
ベース体10aの垂直板2、第2水平部材3及び第1脚部4、並びにカバー体10bの前方部材2a、第3水平部材1a及び第2脚部4aに、図11に示すように、不図示の商品仕切り板が係合する係合縦溝8を左右方向に所定のピッチで多数形成したものであってもよい。すなわち、係合縦溝8は、ベース体10aにおいては、垂直板2の下方の縁部、第2水平部材3の後方の縁部及び第1脚部4の下方の縁部をそれぞれ残して、上方から切り込まれた形状であり、カバー体10bにおいては、前方部材2aの下方の縁部、第3水平部材1aの後方の縁部及び第2脚部4aの下方の縁部をそれぞれ残して、上方から切り込まれた形状である。これにより、商品仕切り板は商品仕切り板の後方の3箇所で係止されることになり、係合安定性が高まる。
次ぎに、ベース体10aとカバー体10bとで形成される可変式商品陳列台の形態について説明する。図3はベース体10aの角部貫通横溝11にカバー体10bの第2脚部4aが係合したものであり、可変式商品陳列台の奥行き寸法が一番小さいものである。この係合形態によれば、図8に示すように、前方下り傾斜の棚板面に設置した場合、可変式商品陳列台10と後壁200で形成される隙間cはより狭くなる。
図4はベース体10aの係合横溝12にカバー体10bの第2脚部4aが係合したものであり、可変式商品陳列台の奥行き寸法は図3の場合よりやや大きくなる。この係合形態によれば、第2水平部材3の後端と第3水平部材の後端とがほぼ一致する。
図5はベース体10aの係合横溝13にカバー体10bの第2脚部4aが係合したものであり、可変式商品陳列台の奥行き寸法がやや大きいものである。この係合形態によれば、図9(B)に示すように、第3水平部材の後端が、第2水平部材3の後端よりやや前方側にくるため、底上げ部分を強調した演出ができる。
図6はベース体10aの係合横溝14にカバー体10bの第2脚部4aが係合したものであり、可変式商品陳列台の奥行き寸法が最大のものである。この係合形態によれば、図7に示すように、第3水平部材1aの後端が、第2水平部材3の後端より前方側にくるため、底上げ部分を更に強調した演出ができる。
また、可変式商品陳列台は、図10に示すように、2個のベース体10aと1個のカバー体10bの組み付け体20であってもよい。すなわち、前方から後方にかけて、カバー体10b、ベース体10a及びベース体10aを配置する。先ず、後方ベース体10aの係合突起部6を前方ベース体10aの角部貫通横溝11に差し込み、前方ベース体10aの第1脚部4を、後方ベース体10bの係合横溝12に係合させる。次いで、カバー体10bの第2脚部4aを、前方ベース体10aの係合横溝14に係合させる。この可変式商品陳列台20によれば、設置面の前方のスペースを狭くすると共に、可変式商品陳列台20の2つの第2水平部材3と第3水平部材1aで形成される上げ底部分の前後方向の奥行き面積が増加する。このため、狭められた設置面上と可変式商品陳列台20上に、陳列商品を薄く盛れば、少量の陳列であっても大量の商品が陳列されているように見える底上げ部分を特に強調した演出ができる。
次ぎに、本考案の他の実施の形態における可変式商品陳列台を図12〜図14を参照して説明する。図12は本例の可変式商品陳列台の斜視図、図13は図12の側面図、図14は図12の可変式商品陳列台の変形例を示す斜視図である。図12〜図14において、図1と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、図12〜図14の可変式商品陳列台において、図1の可変式商品陳列台と異なる点は、カバー体10bの向きを前後180度回転させて、ベース体10aに組み込んだものである。
すなわち、カバー体10bの第3水平部材1aを前方側にして、ベース体10aの角部貫通横溝11にカバー体10bの第2脚部4aを係合させる。この場合、カバー体10bの前方部材2aの後端とベース体10aの後端とはほぼ一致し、カバー体10bの第3水平部材1aの前方端は設置面に当接する。得られた可変式商品陳列台30は、大きな前方傾斜面と小さな後方傾斜面とを有する特有の陳列面を形成することができる。
また、可変式商品陳列台30には、図11の可変式商品陳列台10と同様に、ベース体10aの垂直板2、第2水平部材3及び第1脚部4、並びにカバー体10bの前方部材2a、第3水平部材1a及び第2脚部4aに、不図示の商品仕切り板が係合する係合縦溝8を左右方向に所定のピッチで多数形成したものであってもよい。これにより、商品仕切り板は商品仕切り板の後方の3箇所で係止されることになり、係合安定性が高まる。
なお、図10の可変式商品陳列台は、2つベース体10aと1つのカバー体10bを組み付けて可変式商品陳列台を構成するが、本考案の可変式商品陳列台はこれに限定されず、ベース体10aは3つ又はそれ以上を用いてもよい。例えば、上下4段の陳列棚を有し、該陳列棚が下方側(第1段棚板)から上方側(第4段棚板)に向けて奥行き寸法が小さくなる冷蔵ケースの場合、第1段棚板にはベース体10aを4個、第2段棚板にはベース体10aを3個、第3段棚板にはベース体10aを2個、第4段棚板にはベース体10aを1個をそれぞれ使用した可変式商品陳列台とすれば、可変式商品陳列台の前方のスペースをそれぞれの陳列棚面おいて同一にすることもでき、画一で且つ整然とした陳列面を形成することができる。
本実施の形態例の可変式商品陳列台の組み付け前の斜視図。 図1の可変式商品陳列台を裏側から見た斜視図。 図1の可変式商品陳列台の組み付け後の斜視図。 図1の可変式商品陳列台の組み付け後の他の斜視図。 図1の可変式商品陳列台の組み付け後の他の斜視図。 図1の可変式商品陳列台の組み付け後の他の斜視図。 図6の可変式商品陳列台の側面図。 図3の可変式商品陳列台の側面図。 (A)は図1の可変式商品陳列台の側面図、(B)は図5の可変式商品陳列台の側面図。 他の実施の形態例の可変式商品陳列台の側面図。 他の実施の形態例の可変式商品陳列台の組み付け前の斜視図。 他の実施の形態例の可変式商品陳列台の斜視図。 図12の可変式商品陳列台の側面図。 他の実施の形態例の可変式商品陳列台の斜視図。 従来の可変式商品陳列台の使用状態を示す側面図。
符号の説明
1 第1水平部材
1a 第3水平部材
2 垂直部材
2a 前方部材
3 第2水平部材
4 第1脚部
4a 第2脚部
5 第1係合部
6 (前方)係合突起部
7 第1庇部
7a 第2庇部
8 係合縦溝
10、20、30 可変式商品陳列台
10a ベース体
10b カバー体
11 角部貫通横溝
12、13、14 係合横溝
20 可変式商品陳列台

Claims (14)

  1. 設置面と当接する板状の第1水平部材と、該第1水平部材の後端から上方に延出する垂直板と、該垂直板の上端から後方へ延出する第2水平部材とで側面視がクランク状の陳列本体部を形成し、該第2水平部材の後方側に第1庇部が形成されるように後方寄りの位置から下方へ延出する板状の第1脚部を設け、該第1水平部材の上面には前後方向に複数の係合横溝を設けたベース体と、
    該第2水平部材より奥行き寸法が大である板状の第3水平部材と、該第3水平部材の前方端から前方下り傾斜で屈曲する板状の前方部材と、該第3水平部材の後方側に第2庇部が形成されるように略中央の位置から下方へ延出する該第1脚部より該第2水平部材の厚み分だけ長い寸法の板状の第2脚部とで構成され、該ベース体とは別部材であるカバー体とを組み合わせて用いることを特徴とする可変式商品陳列台。
  2. 該ベース体の係合横溝は、貫通溝であることを特徴とする請求項1記載の可変式商品陳列台。
  3. 該ベース体の複数の係合横溝の中、最後尾のものは、該第1水平部材と垂直部材が接合する角部に形成される角部貫通横溝であることを特徴とする請求項1記載の可変式商品陳列台。
  4. 該ベース体の第1水平部材の前方端に、該角部貫通横溝に係合する形状の係合突起部を設けたことを特徴とする請求項3記載の可変式商品陳列台。
  5. 該ベース体の係合突起部に、係合横溝を設けたことを特徴とする請求項4記載の可変式商品陳列台。
  6. 該ベース体の係合横溝は、左側横溝と右側横溝からなる不連続溝であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の可変式商品陳列台。
  7. 該ベース体の第1水平部材の一方の側には第1係合部が形成され、他方の側には該第1係合部に係合する形状の第2係合部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の可変式商品陳列台。
  8. 該第3水平部材の奥行き寸法は、該カバー体の第2脚部を、該第1水平部材の角部貫通横溝に係合した際、該第2水平部材の後端より更に後方へ突出する寸法であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の可変式商品陳列台。
  9. 該ベース体の垂直板、第2水平部材及び第1脚部、並びに該カバー体の前方部材、第3水平部材及び第2脚部に、商品仕切り板が係合する係合縦溝を左右方向に所定のピッチで多数形成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の可変式商品陳列台。
  10. 該カバー体の第2脚部を、該第1水平部材の係合横溝に係合して使用することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の可変式商品陳列台。
  11. 該前方部材を前方に位置させ、第3水平部材を水平姿勢とする請求項10に記載の可変式商品陳列台。
  12. 該前方部材を後方に位置させ、第3水平部材を傾斜姿勢とする請求項10に記載の可変式商品陳列台。
  13. 該ベース体の1個と該カバー体の1個の組合せか、あるいは該ベース体の2個以上と該カバー体の1個の組合せであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の可変式商品陳列台。
  14. 冷蔵ケース内の上下に多段で且つ前方下り傾斜の陳列棚に設置されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の可変式商品陳列台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102320705B1 (ko) * 2021-02-22 2021-11-01 송범진 다용도 칸막이

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