JP3148779B2 - 製パン機 - Google Patents
製パン機Info
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- JP3148779B2 JP3148779B2 JP08920693A JP8920693A JP3148779B2 JP 3148779 B2 JP3148779 B2 JP 3148779B2 JP 08920693 A JP08920693 A JP 08920693A JP 8920693 A JP8920693 A JP 8920693A JP 3148779 B2 JP3148779 B2 JP 3148779B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製パン機に関し、例え
ばパン材料を焼成ケース内で撹拌、発酵させた後、焼成
等を行いパンの焼き上がるまでの状態を表示する表示機
構を有する製パン機に関するものである。
ばパン材料を焼成ケース内で撹拌、発酵させた後、焼成
等を行いパンの焼き上がるまでの状態を表示する表示機
構を有する製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来製パン機としては、実開平1−10
8232号公報に開示された図4に示されたようなもの
がある。図4に示す製パン機の操作パネル50には、食
パンやフランスパンなどのパンの種類を選択するメニュ
ースイッチ53、パンの焼き上がり時間をセットするた
めの予約スイッチ54,55、これらの初期設定を取消
すためのリセットスイッチ56、製パンを開始させるス
タートスイッチ57、さらには時間表示及びエラー表示
を行うための表示器58、パンの焼き加減を調整する調
整用ダイアル59が備えられている。60は操作パネル
52の上方に配置された表示ランプであり、メニュース
イッチ53により選択されたパンの種類を表示する。
8232号公報に開示された図4に示されたようなもの
がある。図4に示す製パン機の操作パネル50には、食
パンやフランスパンなどのパンの種類を選択するメニュ
ースイッチ53、パンの焼き上がり時間をセットするた
めの予約スイッチ54,55、これらの初期設定を取消
すためのリセットスイッチ56、製パンを開始させるス
タートスイッチ57、さらには時間表示及びエラー表示
を行うための表示器58、パンの焼き加減を調整する調
整用ダイアル59が備えられている。60は操作パネル
52の上方に配置された表示ランプであり、メニュース
イッチ53により選択されたパンの種類を表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製パン機では、操作パネル50上の各種のスイッチ53
〜55やパンの焼き加減を調整するダイヤル59を操作
した後はパンの製造完了まで内部の動作や経過がわから
ず、スイッチボタンや調整用のつまみの位置で判断し、
進行状態、動作状態がわからないという問題点があっ
た。
製パン機では、操作パネル50上の各種のスイッチ53
〜55やパンの焼き加減を調整するダイヤル59を操作
した後はパンの製造完了まで内部の動作や経過がわから
ず、スイッチボタンや調整用のつまみの位置で判断し、
進行状態、動作状態がわからないという問題点があっ
た。
【0004】そこで本発明は、このような従来の課題に
鑑みてなされたものであり、各工程表示、動作状態、セ
ット状態等を表示する機能を備えることにより、各工程
や各工程での動作状態、機能セット状態等が一目でわか
り、使用しやすい表示を有するようにした製パン機を提
供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、各工程表示、動作状態、セ
ット状態等を表示する機能を備えることにより、各工程
や各工程での動作状態、機能セット状態等が一目でわか
り、使用しやすい表示を有するようにした製パン機を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はパン材料を焼成
ケース内に投入して撹拌、発酵、成形、焼成等の製造工
程を経てパンを焼成するのぞき窓を備えない製パン機に
おいて、焼き色表示手段14と、パンのふくらみ具合を複
数段に分けて図形で表示するようにした焼き上り具合の
動作表示11を備えると共に、焼成時間が予め設定された
時間になったかどうかを検出する手段および焼き上り具
合い検出手段を備え、前記設定時間検出手段により設定
時間に達したと判断した後、前記焼き上り具合い検出手
段により未だ焼き上がっていないことを検出した場合
に、前記焼き上り具合いの動作表示11にパンのふくらみ
具合を表示し、前記焼き上り具合い検出手段により焼き
上がりを検出した場合には前記焼き上り具合いの動作表
示11に表示せず、前記焼き色表示手段14に焼き色を表示
することを特徴とする製パン機である。
ケース内に投入して撹拌、発酵、成形、焼成等の製造工
程を経てパンを焼成するのぞき窓を備えない製パン機に
おいて、焼き色表示手段14と、パンのふくらみ具合を複
数段に分けて図形で表示するようにした焼き上り具合の
動作表示11を備えると共に、焼成時間が予め設定された
時間になったかどうかを検出する手段および焼き上り具
合い検出手段を備え、前記設定時間検出手段により設定
時間に達したと判断した後、前記焼き上り具合い検出手
段により未だ焼き上がっていないことを検出した場合
に、前記焼き上り具合いの動作表示11にパンのふくらみ
具合を表示し、前記焼き上り具合い検出手段により焼き
上がりを検出した場合には前記焼き上り具合いの動作表
示11に表示せず、前記焼き色表示手段14に焼き色を表示
することを特徴とする製パン機である。
【0006】
【作用】本発明では、特に焼き上り具合いの動作表示11
を備えたので、一旦製パン運転を開始したならば、その
内部を見ることができない製パン機においても、焼成工
程でのパンのふくらみ具合いを、当該動作表示11でもっ
て概略的に把握することができる。
を備えたので、一旦製パン運転を開始したならば、その
内部を見ることができない製パン機においても、焼成工
程でのパンのふくらみ具合いを、当該動作表示11でもっ
て概略的に把握することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜3は本発明に係る製パン機の一実施例を示
す図である。先ず、構成を説明する。図1において、1
は製パン機であり、製パン機1は製パン機のケース本体
31内に内ケース32を有し、内ケース32内には着脱
自在な焼成ケース33が設けられている。この焼成ケー
ス33内には中央底部に長方形の板状で端部を中心に回
転可能なこね羽根34が設けられている。このこね羽根
34はケース本体31内に設けたモータ35によって、
モータ軸35Aおよびこね羽根34を支持する回転軸3
4Aのそれぞれの軸に固定されたプーリ36,37およ
びこれらプーリ間に掛け渡されたベルト38を介して回
転され、焼成ケース33内に投入されたパン生地をこね
るようになされている。
する。図1〜3は本発明に係る製パン機の一実施例を示
す図である。先ず、構成を説明する。図1において、1
は製パン機であり、製パン機1は製パン機のケース本体
31内に内ケース32を有し、内ケース32内には着脱
自在な焼成ケース33が設けられている。この焼成ケー
ス33内には中央底部に長方形の板状で端部を中心に回
転可能なこね羽根34が設けられている。このこね羽根
34はケース本体31内に設けたモータ35によって、
モータ軸35Aおよびこね羽根34を支持する回転軸3
4Aのそれぞれの軸に固定されたプーリ36,37およ
びこれらプーリ間に掛け渡されたベルト38を介して回
転され、焼成ケース33内に投入されたパン生地をこね
るようになされている。
【0008】このこね羽根34の近傍にはパン生地にパ
ン生地温度を検知するサーミスタ等の生地センサ42が
取付けられ、温度センサ42は後述の操作パネル3内の
制御部5に接続されている。43はパン生地の焼成を行
う加熱手段であるヒータであり、制御部5を介して電源
に接続している。44はオーブンセンサである。ケース
本体31内のモータ35の上部には冷却ファン45が設
けられ、冷却ファン45はモータ46の駆動により回転
し、焼成終了後の冷却工程に入った時、開口部47より
パン上部に冷風を吹きつけ冷却する。48は上部ケー
ス、49は上部ケース48に開閉自在に取付けられた上
蓋である。ケース本体31の前面には操作パネル3が設
けられている。
ン生地温度を検知するサーミスタ等の生地センサ42が
取付けられ、温度センサ42は後述の操作パネル3内の
制御部5に接続されている。43はパン生地の焼成を行
う加熱手段であるヒータであり、制御部5を介して電源
に接続している。44はオーブンセンサである。ケース
本体31内のモータ35の上部には冷却ファン45が設
けられ、冷却ファン45はモータ46の駆動により回転
し、焼成終了後の冷却工程に入った時、開口部47より
パン上部に冷風を吹きつけ冷却する。48は上部ケー
ス、49は上部ケース48に開閉自在に取付けられた上
蓋である。ケース本体31の前面には操作パネル3が設
けられている。
【0009】操作パネル3内には製パン機1の作動を設
定・操作する押しボタン等を有する操作部4、操作部4
の操作内容に対応して作動を制御する制御部5、制御部
5からの制御信号及び操作部4の操作内容を直接又は制
御部5を介して表示する表示部6が設けられている。表
示部6及び制御部5は表示手段を構成している。
定・操作する押しボタン等を有する操作部4、操作部4
の操作内容に対応して作動を制御する制御部5、制御部
5からの制御信号及び操作部4の操作内容を直接又は制
御部5を介して表示する表示部6が設けられている。表
示部6及び制御部5は表示手段を構成している。
【0010】制御部5は、CPU,ROM,RAM,I
/Oポート,A/Dコンバータ,演算手段,タイマ及び
時計等から構成されると共に、生地センサ42、オーブ
ンセンサ44等のセンサ類に接続している。ROMは製
パン時の標準的なプログラム、設定時間及び必要なデー
タ等を格納している。
/Oポート,A/Dコンバータ,演算手段,タイマ及び
時計等から構成されると共に、生地センサ42、オーブ
ンセンサ44等のセンサ類に接続している。ROMは製
パン時の標準的なプログラム、設定時間及び必要なデー
タ等を格納している。
【0011】CPUはこれ等の構成部材及び外部センサ
類と必要な情報をやりとりすると共に必要な演算、計測
処理等を実施し、動作信号及び表示信号を発信するよう
になされている。製パン機1は操作部4の操作及び制御
部5からの動作信号に基づき、焼成ケース33内に投入
されたパン材料を撹拌,発酵,成形,焼成,冷却等の製
造工程を順次行うように設定されている。
類と必要な情報をやりとりすると共に必要な演算、計測
処理等を実施し、動作信号及び表示信号を発信するよう
になされている。製パン機1は操作部4の操作及び制御
部5からの動作信号に基づき、焼成ケース33内に投入
されたパン材料を撹拌,発酵,成形,焼成,冷却等の製
造工程を順次行うように設定されている。
【0012】表示部6は液晶(LCD)、点灯管、7素
子数字表示管等の任意の表示部材からなり、制御部5か
らの表示信号に基づき、下記の工程表示、動作表示及び
機能セット状態を表示する機能表示をするようになされ
ている。図2に前記表示部6の一実施例を示す。8はパ
ンの製造工程における工程表示であり、工程表示8は一
次撹拌、休み、二次撹拌、発酵、成形、焼成、冷却等の
各工程における途中経過すなわち進行状態(プロセス)
を順次点灯してバー表示(図には斜線にて示す)するプ
ロセス表示9と、このプロセス表示9の下方に、上記工
程を図形(グラフィック表示)の点灯表示で示すように
した動作状態表示10が設けられている。
子数字表示管等の任意の表示部材からなり、制御部5か
らの表示信号に基づき、下記の工程表示、動作表示及び
機能セット状態を表示する機能表示をするようになされ
ている。図2に前記表示部6の一実施例を示す。8はパ
ンの製造工程における工程表示であり、工程表示8は一
次撹拌、休み、二次撹拌、発酵、成形、焼成、冷却等の
各工程における途中経過すなわち進行状態(プロセス)
を順次点灯してバー表示(図には斜線にて示す)するプ
ロセス表示9と、このプロセス表示9の下方に、上記工
程を図形(グラフィック表示)の点灯表示で示すように
した動作状態表示10が設けられている。
【0013】11はパンの焼き上がり具合を図形で表示
するようにした動作状態表示である。焼き上がり具合の
動作表示11は焼き上がり時の焼成ケース33上への焼
成パンのふくらみ具合を数段階(この実施例では3段
階)に分けて、目視できるように発光表示するようにな
されている。これは数ステップの段階に分けてもよい
し、連続的に、焼成パンのふくらみを増大変化するよう
にしてもよい。
するようにした動作状態表示である。焼き上がり具合の
動作表示11は焼き上がり時の焼成ケース33上への焼
成パンのふくらみ具合を数段階(この実施例では3段
階)に分けて、目視できるように発光表示するようにな
されている。これは数ステップの段階に分けてもよい
し、連続的に、焼成パンのふくらみを増大変化するよう
にしてもよい。
【0014】12はタイマ表示を行うための動作状態表
示で、時間の経過を残り時間で点灯表示するものであ
る。13は現在時刻を表示する時刻表示をするととも
に、焼成パンの出来上り時間表示13も兼ねて表示でき
るようになされている。出来上り時間表示13は時間表
示を設定時間と設定分とを区別して表示され、これらの
設定時間はそれぞれの下部に設けた2つの矢印状の押ボ
タン13A,13Bを押すことにより調整可能になされ
ている。すなわち、図示の左側の押ボタンを押すと設定
時、または設定分は上昇し、右側の押しボタンを押す
と、降下するようになされている。出来上り時間表示1
3は製パンの動作の開始後には出来上りまでの残り時間
を表示できるようになされている。
示で、時間の経過を残り時間で点灯表示するものであ
る。13は現在時刻を表示する時刻表示をするととも
に、焼成パンの出来上り時間表示13も兼ねて表示でき
るようになされている。出来上り時間表示13は時間表
示を設定時間と設定分とを区別して表示され、これらの
設定時間はそれぞれの下部に設けた2つの矢印状の押ボ
タン13A,13Bを押すことにより調整可能になされ
ている。すなわち、図示の左側の押ボタンを押すと設定
時、または設定分は上昇し、右側の押しボタンを押す
と、降下するようになされている。出来上り時間表示1
3は製パンの動作の開始後には出来上りまでの残り時間
を表示できるようになされている。
【0015】14は機能セット状態表示であり、操作者
がセットしたライト(L)、ミディアム(M)、ダーク
(D)等のパンの表面焼き色すなわち焼き調のセット状
態を点灯表示する。これはセットスイッチボタン15の
上下のボタンを押下することによりいづれかの焼き調又
は焼き色表示がセットできるとともに、進行状態を点減
表示できるようになっている。17はメニュー表示であ
り、メニュー表示17は焼成するパンの種類すなわち、
食パン、フランスパン、スイートパンおよび生地造りか
を発光表示するようになされている。メニュー表示17
の下側にはメニュー表示17を調整するメニューボタン
18が設けられ、このメニューボタン18を押し、クリ
ックする度にメニュー表示17のパンの種類の表示ラン
プの発光が順次に移動し、パンの種類を表示するように
なされている。
がセットしたライト(L)、ミディアム(M)、ダーク
(D)等のパンの表面焼き色すなわち焼き調のセット状
態を点灯表示する。これはセットスイッチボタン15の
上下のボタンを押下することによりいづれかの焼き調又
は焼き色表示がセットできるとともに、進行状態を点減
表示できるようになっている。17はメニュー表示であ
り、メニュー表示17は焼成するパンの種類すなわち、
食パン、フランスパン、スイートパンおよび生地造りか
を発光表示するようになされている。メニュー表示17
の下側にはメニュー表示17を調整するメニューボタン
18が設けられ、このメニューボタン18を押し、クリ
ックする度にメニュー表示17のパンの種類の表示ラン
プの発光が順次に移動し、パンの種類を表示するように
なされている。
【0016】次に、作用を説明する。本発明では、ま
ず、セットスイッチボタン15によって予め好みの焼き
調にセットし、焼成時間が設定され、これが機能セット
状態表示14に表示される。焼成ケース33内にパン材
料を入れ、スタートスイッチ7(図1に示す)をオンに
すると、制御部5において予め設定されたタイミングに
従って一次撹拌、休み、二次撹拌、発酵、成形が行わ
れ、続いてヒータ43に通電して焼成がなされ、最後に
開口部47から冷風が送風されて冷却が行われる。この
製造工程は工程表示8に順次点灯表示され、またその動
作状態は図形によって動作状態表示10,11で表示さ
れ、かつ時間の経過は動作状態表示12に表示される。
ず、セットスイッチボタン15によって予め好みの焼き
調にセットし、焼成時間が設定され、これが機能セット
状態表示14に表示される。焼成ケース33内にパン材
料を入れ、スタートスイッチ7(図1に示す)をオンに
すると、制御部5において予め設定されたタイミングに
従って一次撹拌、休み、二次撹拌、発酵、成形が行わ
れ、続いてヒータ43に通電して焼成がなされ、最後に
開口部47から冷風が送風されて冷却が行われる。この
製造工程は工程表示8に順次点灯表示され、またその動
作状態は図形によって動作状態表示10,11で表示さ
れ、かつ時間の経過は動作状態表示12に表示される。
【0017】以下、図3(a)〜(d)に示すフローチ
ャートにより説明する。図3(a)は製パンの開始から
終了までを示し、図3(d),(c),(b)はそれぞ
れタイマ表示、工程表示,焼成表示のフローを示してい
る。パン種類をメニューボタン18によって選択し、出
来上り時間をタイマーボタン13A,13Bによって設
定する。図3(a)において、まず、焼成ケース33内
にパン材料を入れ、セットスイッチボタン15により焼
き調が例えばM表示14aにセットされ、スタートボタ
ン7がオンされると、P0でタイマ表示(図3(d))
を開始するとともに、P1で、製パン動作がオンされ開
始されたか否かを判断し、NOであればP1にもどり、
製パン動作が開始していると、YESで、P2で、工程
表示8(図3(c))をスタートさせ、P3で、製造工
程が焼成動作に入ったかどうかを判断し、NOであれ
ば、P2にもどり工程表示を継続する。P3で、製造工
程が焼成動作に入ると、YESでP4で、焼成表示(図
3(b))をスタートさせるとともに、P5で、工程表
示を継続させ、P6で製造工程が終了しているかを判断
し、NOであればP5にもどり、YESであれば、終了
し、製パンの全工程を終了する。
ャートにより説明する。図3(a)は製パンの開始から
終了までを示し、図3(d),(c),(b)はそれぞ
れタイマ表示、工程表示,焼成表示のフローを示してい
る。パン種類をメニューボタン18によって選択し、出
来上り時間をタイマーボタン13A,13Bによって設
定する。図3(a)において、まず、焼成ケース33内
にパン材料を入れ、セットスイッチボタン15により焼
き調が例えばM表示14aにセットされ、スタートボタ
ン7がオンされると、P0でタイマ表示(図3(d))
を開始するとともに、P1で、製パン動作がオンされ開
始されたか否かを判断し、NOであればP1にもどり、
製パン動作が開始していると、YESで、P2で、工程
表示8(図3(c))をスタートさせ、P3で、製造工
程が焼成動作に入ったかどうかを判断し、NOであれ
ば、P2にもどり工程表示を継続する。P3で、製造工
程が焼成動作に入ると、YESでP4で、焼成表示(図
3(b))をスタートさせるとともに、P5で、工程表
示を継続させ、P6で製造工程が終了しているかを判断
し、NOであればP5にもどり、YESであれば、終了
し、製パンの全工程を終了する。
【0018】図3(d)のタイマ表示のフローにつき説
明する。製パン機のスタートボタン57がオンされる
と、タイマがスタートしてタイマ表示12が点灯し、Q
1で所定プログラムにより、全製造工程の終了時間を算
出し、Q2で、残り時間を算出し、Q3で、残り時間お
よび現在時間を表示し、Q4で、残り時間が零以下かを
判断し、NOの場合はQ2にもどり、製パンを継続し、
YESであれば、零表示をして終了する。尚、現在時間
は常時表示するようにしても良い。
明する。製パン機のスタートボタン57がオンされる
と、タイマがスタートしてタイマ表示12が点灯し、Q
1で所定プログラムにより、全製造工程の終了時間を算
出し、Q2で、残り時間を算出し、Q3で、残り時間お
よび現在時間を表示し、Q4で、残り時間が零以下かを
判断し、NOの場合はQ2にもどり、製パンを継続し、
YESであれば、零表示をして終了する。尚、現在時間
は常時表示するようにしても良い。
【0019】図3(c)の工程表示スタートのフローに
つき説明する。工程表示がスタートすると、R1で、制
御部5内のタイマが時間カウントを開始し、R2で、プ
ログラムに設定された設定時間になったかを判断し、N
OであればR1にもどる。タイマが設定時間になると、
YESで、R3で、プロセス表示9を1つ進めて表示
し、例えば、プロセス表示9の成形でバー表示を1つ右
側に表示9aから表示9bに進める。R4で、工程終了
したかを判断し、NOであれば、R1にもどる。YES
であれば、R5で、動作状態表示(グラフィック表示)
を一つ右側に進める。例えば成型工程が終了したと判断
すると、表示10aから焼成工程のグラフィック表示1
0bに進める。
つき説明する。工程表示がスタートすると、R1で、制
御部5内のタイマが時間カウントを開始し、R2で、プ
ログラムに設定された設定時間になったかを判断し、N
OであればR1にもどる。タイマが設定時間になると、
YESで、R3で、プロセス表示9を1つ進めて表示
し、例えば、プロセス表示9の成形でバー表示を1つ右
側に表示9aから表示9bに進める。R4で、工程終了
したかを判断し、NOであれば、R1にもどる。YES
であれば、R5で、動作状態表示(グラフィック表示)
を一つ右側に進める。例えば成型工程が終了したと判断
すると、表示10aから焼成工程のグラフィック表示1
0bに進める。
【0020】図3(b)の焼成表示スタートのフローに
つき説明する。焼成表示がスタートすると、S1で、制
御部5内のタイマが予め設定された焼成時間の時間カウ
ントを開始し、プロセス表示9における焼成工程の表示
9cに進める。S2で、予め設定された焼成時間になっ
ているかを判断し、NOであれば、S1にもどり、焼成
を続ける。S2で、予め設定された焼成時間になってい
れば、YESで、S3で、焼き上がっているかを判断
し、YESであれば、S4で、予め設定された焼成時間
に対応した焼き色表示14bを点滅させ、S6で、焼成
が終了しているかを判断し、YESであれば、焼成を終
了し、冷却工程に入り、所定時間後に製パンの動作を終
了する。S3で、NOであれば、S5で、焼き上り具合
表示で表示し、S1にもどる。尚、製パン器の中には冷
却工程がなく熱いパンをそのまま取り出す構造のものが
あるが、そのような製パン器に対しても本発明が適用で
きることは説明するまでもないことである。
つき説明する。焼成表示がスタートすると、S1で、制
御部5内のタイマが予め設定された焼成時間の時間カウ
ントを開始し、プロセス表示9における焼成工程の表示
9cに進める。S2で、予め設定された焼成時間になっ
ているかを判断し、NOであれば、S1にもどり、焼成
を続ける。S2で、予め設定された焼成時間になってい
れば、YESで、S3で、焼き上がっているかを判断
し、YESであれば、S4で、予め設定された焼成時間
に対応した焼き色表示14bを点滅させ、S6で、焼成
が終了しているかを判断し、YESであれば、焼成を終
了し、冷却工程に入り、所定時間後に製パンの動作を終
了する。S3で、NOであれば、S5で、焼き上り具合
表示で表示し、S1にもどる。尚、製パン器の中には冷
却工程がなく熱いパンをそのまま取り出す構造のものが
あるが、そのような製パン器に対しても本発明が適用で
きることは説明するまでもないことである。
【0021】以上のように、本発明では、工程表示8
(9,10)、タイマ表示12、焼き上がり具合の動作
状態表示11がその工程の進行状態及び動作状態に対応
して表示されるので、操作者は製パンの状態を随時目視
により極めて容易に認知でき、製パンを計画的に実施で
き、極めて容易に使用できる。上記実施例では工程表示
8、動作状態表示10,11,12、及び機能セット状
態表示14を備えた例を示したが、これらのうちの1つ
だけでも良く、又表示内容も適宜変更することが可能で
ある。
(9,10)、タイマ表示12、焼き上がり具合の動作
状態表示11がその工程の進行状態及び動作状態に対応
して表示されるので、操作者は製パンの状態を随時目視
により極めて容易に認知でき、製パンを計画的に実施で
き、極めて容易に使用できる。上記実施例では工程表示
8、動作状態表示10,11,12、及び機能セット状
態表示14を備えた例を示したが、これらのうちの1つ
だけでも良く、又表示内容も適宜変更することが可能で
ある。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明では特に焼き上り
具合の動作表示を備えたので、一旦製パン運転を開始し
たならば、その内部のパンのでき具合いを見ることがで
きない製パン機においても焼成工程でのパンのふくらみ
具合を概略的に把握することができる。
具合の動作表示を備えたので、一旦製パン運転を開始し
たならば、その内部のパンのでき具合いを見ることがで
きない製パン機においても焼成工程でのパンのふくらみ
具合を概略的に把握することができる。
【図1】本発明に係る製パン機の一実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】図1に示す実施例の表示部の概略正面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す実施例のフローチャートで、(a)
は全体の工程のフローチャート、(b)は焼成表示のフ
ローチャート、(c)は工程表示のフローチャート、
(d)はタイマ表示のフローチャート、である。
は全体の工程のフローチャート、(b)は焼成表示のフ
ローチャート、(c)は工程表示のフローチャート、
(d)はタイマ表示のフローチャート、である。
【図4】従来の製パン機の表示部の正面図である。
1 製パン機 6 表示部 8 工程表示 9 プロセス表示 10,11,12 動作状態表示 14 機能セット状態表示 17 メニュー表示
Claims (1)
- 【請求項1】パン材料を焼成ケース内に投入して撹拌、
発酵、成形、焼成等の製造工程を経てパンを焼成するの
ぞき窓を備えない製パン機において、焼き色表示手段14
と、パンのふくらみ具合を複数段に分けて図形で表示す
るようにした焼き上り具合の動作表示11を備えると共
に、焼成時間が予め設定された時間になったかどうかを
検出する手段および焼き上り具合い検出手段を備え、前
記設定時間検出手段により設定時間に達したと判断した
後、前記焼き上り具合い検出手段により未だ焼き上がっ
ていないことを検出した場合に、前記焼き上り具合いの
動作表示11にパンのふくらみ具合を表示し、前記焼き上
り具合い検出手段により焼き上がりを検出した場合には
前記焼き上り具合いの動作表示11に表示せず、前記焼き
色表示手段14に焼き色を表示することを特徴とする製パ
ン機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08920693A JP3148779B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 製パン機 |
US08/067,826 US5426580A (en) | 1992-05-25 | 1993-05-25 | Time changeable device for an automatic baking machine |
CN93107218.2A CN1060272C (zh) | 1992-05-25 | 1993-05-25 | 过程控制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08920693A JP3148779B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 製パン機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06277150A JPH06277150A (ja) | 1994-10-04 |
JP3148779B2 true JP3148779B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=13964251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08920693A Expired - Fee Related JP3148779B2 (ja) | 1992-05-25 | 1993-03-24 | 製パン機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148779B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08187183A (ja) * | 1995-01-06 | 1996-07-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動製パン器 |
JP2020131128A (ja) | 2019-02-20 | 2020-08-31 | 日東電工株式会社 | 異物除去装置 |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP08920693A patent/JP3148779B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06277150A (ja) | 1994-10-04 |
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