JP3148306B2 - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置

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JP3148306B2
JP3148306B2 JP29160791A JP29160791A JP3148306B2 JP 3148306 B2 JP3148306 B2 JP 3148306B2 JP 29160791 A JP29160791 A JP 29160791A JP 29160791 A JP29160791 A JP 29160791A JP 3148306 B2 JP3148306 B2 JP 3148306B2
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和紀 福嶋
慎一 西川
建彦 新村
功夫 森山
行雄 相沢
高志 望月
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品の上下に夫々段ボ
ールを当てがってこれを締付バンドで囲むようにした梱
包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機(製品)などの梱包装置の一
つが示されたものとして、実公昭59−37490号公
報がある。
【0003】この公報で示された梱包装置は、製品の上
下に夫々段ボールを当てがうと共に、この製品のコーナ
部に当てられる補強材をこの上下の段ボール間に配置さ
せる構造のものである。
【0004】このようにすることによって梱包装置が段
積みされたとしても、その荷重は補強材で受けられて、
製品にこの荷重がかからないようにしている。
【0005】この梱包装置において、運搬時に作業者が
手を掛ける把手を、例えば上部段ボールに設けることが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】運搬用の把手を上部段
ボールに設けるためには、上部段ボールが製品の重さに
耐えられるようこの上部段ボールの強度をアップさせな
ければならない。
【0007】このため上部段ボールを肉厚としたり、又
上部段ボールを補強するための部材が別途必要となり、
コストアップはまぬがれなかった。
【0008】本発明は、段ボールの使用量を減らして、
コストダウンを図ると共に、運搬作業に十分耐える強度
を有する梱包装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、製品の上部を覆う皿状の上部段ボール
と、この製品の下部に敷かれる皿状の下部段ボールと、
この製品の側部に当てられ前記上下両段ボールの間に配
置され紙製の支柱とからなり、製品の4隅にはこの製品
を吊り上げ固定するための取付片が略水平に夫々設けら
れており、一方支柱にはこの製品の4隅に当てられて取
付片が係合される係止部とこの製品の運搬用の把手とを
設けたものである。
【0010】
【作用】運搬用の把手に手を掛けて製品(梱包装置)を
持ち上げると、その力は支柱に係合された突出部に伝わ
り、この突出部が設けられた製品を確実に運搬すること
ができる。
【0011】
【実施例】図2において、1は天井カセット型と呼ばれ
ている分離型空気調和機の室内機(以下「製品」とい
う。)で、その内部には熱交換器(図示せず)や送風機
2等が収納されており、その底面10には送風機2のノ
ズル板3と、電装箱4とが取り付けられている。5はノ
ズル板の吸込口、6は吹出口である。
【0012】この製品1の外観は略四角柱でそのコーナ
部(側部)が切削された形状となっておりその側部を形
成する側板7には、夫々略L字状の取付片(突出部)8
が設けられている。そして、この取付片8には天井から
吊り下げられたボルト(図示せず)が挿入される取付穴
9が設けられている。そして、この製品1は、底面10
を上方に、上面11が下方にすなわち上下反転させた状
態で梱包される。
【0013】12は下ケースで皿状に折り曲げられてい
る。13はこの下ケースに嵌め込まれる下部段ボール
で、図3で示すように切り込みを入れた厚さ5mm程度
の一枚の段ボールを折り曲げて、図4で示すように組み
立てたものである。この組み立て方法等については後述
する。
【0014】14,15はこの下部段ボールの4隅16
に夫々立てられる支柱で、厚さ10mm程度の略二等辺
三角形の柱形状に折り曲げられており、通常「紙管」と
も呼ばれている。この支柱14,15の中空部17には
製品1の取扱説明書や製品1の据付に使用する座金並び
金具(いずれも図示せず)等の付属部品が収納されてい
る。18はこの支柱14,15の短片に夫々設けられた
運搬用の把手で、長孔となっている。又、この支柱1
4,15のうち3個の支柱14の長片には係止部19が
形成されている。この係止部19は図1で示すように係
合穴20と、この係合穴の下方に設けたフラップ21と
から構成されている。22はこのフラップ21を構成す
るための切り込みである。又、残りの支柱15の長片に
は下向きに開放した略U字状の切り欠き23が形成され
ている。そしていずれの支柱14,15の長片も製品1
の側板7と対向するようになっている。24は2つの支
柱間に跨がる補助板、25はこれら支柱14,15の上
部を覆う皿状の上部段ボールである。26は締付バンド
で、この上部段ボール25と下ケース12とをつつむも
ので、この締付バンド26によって製品1の上下に夫々
上下両部の段ボール25,12が当てがわれる。
【0015】次に、下部段ボール12の構造並びに組み
立て方法を述べる。図3において、この平板状の段ボー
ル27の4辺には突片28が形成されている。この突片
28には中央に孔29を有する第1折曲線30が形成さ
れている。この突片28の内方にはスリット31によっ
て形成された折返片32が形成されている。この折返片
32は、第2折曲線33、第3折曲線34、第4折曲線
35、第5折曲線36によって4つの小片すなわち第1
片37、第2片38、第3片39、第4片40とから構
成されている。第2折曲線33の略中央には係合穴41
が形成されている。
【0016】このように形成された平板状の段ボール2
7を組み立てて下部段ボール13とする場合は、まず、
第1折曲線30に沿って突片28を実線矢印A方向に起
立させる。次に、折返片32を第2折曲線33に沿って
実線矢印B方向へ折り曲げる。これによって折返片32
の第3折曲線34の部分が突片28の凹部42に嵌まり
込んで、折返片32が突片28と嵌合される。この嵌合
によって第1片37が斜め状態となる(図4参照)。更
にこの折返片32を実線矢印C方向へ折り曲げると、第
2片38が突片28の外側に当って、第3片39がこの
段ボールの下面に当る。そして、第4片40が係合穴4
1を通ってこの第5折曲線36の部分が係合穴41の係
止部42に嵌まり合う。このようにして、いずれの突片
28をも起立させ、その突片28を折曲片32でつつむ
ように折り曲げると、図4で示すような形状となる。言
い換えれば、この下部段ボール13の内縁を突片28と
折曲片32とによって略三角形状にしたので、この縁の
強度が向上した。これによって従来、縁に沿って配置し
ていた発泡スチロール製のコーナパッドが不要となっ
た。ここで、発泡スチロール製品は再生処理ができにく
く近年「地球環境」を悪化すると言われているため、な
るべく使用をひかえる傾向があるものである。このよう
に発泡スチロールの使用をひかえることによりスチロー
ルレス化が図られ、この梱包装置の再生が行ないやすく
なった。
【0017】更に、下部段ボール13の内縁を略三角状
としたことによって、製品1(一点鎖線)をこの下部段
ボール13に載置した時、製品1が第1片37に沿って
下降するので、この製品1の位置決めが確実且つ簡単に
行なえるようになった。
【0018】このような構成を備えた梱包装置で製品を
梱包する場合は、次の順序で行なう。図1において、下
ケース12に下部段ボール13を嵌め込んだ後、この下
部段ボール13に製品1を載置する。この際、上述した
ように下部段ボール13の内縁が略三角形状となってい
るため製品の位置決めが容易に行なえる。次に4つの支
柱14,15の長片を、製品1の側板7に沿って当てが
って、この支柱14,15の下部を下部段ボール13の
四隅16に立てる。この時、図1で示すように支柱14
の長片に設けたフラップ21は、製品1の突出部8によ
って、一旦支柱14の中空部17内に折り曲げられる。
しかしながら、この突出部8が、フラップの上方21の
係合穴20に嵌まり込むと、フラップ21はその弾性力
で元の状態(垂直状態)に復元して、これによって支柱
14は製品1と組み合せられる。尚、支柱15だけは、
この支柱と対向する側板に冷媒配管(図示せず)もある
ため、このようなフラップ21の代りに凹状の切り欠き
23としている。
【0019】次にこれら支柱14,15同志に補強板2
4を跨がらせ、更に上部段ボール25をかぶせた後、締
付バンド26で上下両部段ボール25,13を締め付け
る。
【0020】そして、製品1の出荷時等は支柱の荷役用
の把手18に手を掛けて、その製品の移動を行なう。こ
の時、支柱14に製品1の突出部8が係合されているの
で、支柱14に加えられた力は、この突出部8を介して
確実に製品1に伝わる。しかも、これら支柱14はいず
れも製品1の側部特にコーナ部に位置しているため、作
業者が力を入れた時にバランスをくずすおそれは少な
い。これらのことより、製品1の移動を確実に速やかに
行なうことができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、製品の4
隅に配置され強度の高い紙製の支柱に、この製品を吊り
上げ固定するための取付片をが略水平に夫々設けられて
おり、一方支柱にはこの製品の4隅に当てられて取付片
が係合される係止部とこの製品の運搬用の把手とを設け
たので、運搬や段積みに十分耐えうる強度を有すること
ができる。又、この把手を利用して製品の移動を確実に
行うことができる。強度の高い支柱に把手を設けたの
で、従来のように強度が弱い上部段ボールを補強して把
手を形成していたものと比較して、上部段ボールの補強
構造を省略することができ、これによってコストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す梱包装置の側面図であ
る。
【図2】図1に示した梱包装置の分解斜視図である。
【図3】図1に示した下部段ボールの展開図である。
【図4】図1に示した下部段ボールの拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 製品 8 突出部 13 下部ダンボール 14 支柱 18 把手 19 係止部 25 上部ダンボール
フロントページの続き (72)発明者 森山 功夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 相沢 行雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 望月 高志 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−75164(JP,U) 実開 昭56−72765(JP,U) 実開 昭50−136671(JP,U) 実開 昭50−136670(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/02 B65D 77/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品の上部を覆う皿状の上部段ボールと、
    この製品の下部に敷かれる皿状の下部段ボールと、この
    製品の側部に当てられ前記上下両段ボールの間に配置さ
    紙製の支柱とから構成された梱包装置において、前記
    製品の4隅にはこの製品を吊り上げ固定するための取付
    片が略水平に夫々設けられており、一方前記支柱にはこ
    の製品の4隅に当てられて前記取付片が係合される係止
    部とこの製品の運搬用の把手とを設けたことを特徴とす
    る梱包装置。
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