JP3234381B2 - 空気調和装置の梱包体 - Google Patents
空気調和装置の梱包体Info
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- JP3234381B2 JP3234381B2 JP32592993A JP32592993A JP3234381B2 JP 3234381 B2 JP3234381 B2 JP 3234381B2 JP 32592993 A JP32592993 A JP 32592993A JP 32592993 A JP32592993 A JP 32592993A JP 3234381 B2 JP3234381 B2 JP 3234381B2
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の梱包体
に関し、特に、天井に設置される天井埋込み型の空気調
和装置の梱包体に関する。
に関し、特に、天井に設置される天井埋込み型の空気調
和装置の梱包体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和装置の一つとして、例
えば、実公昭62ー3626号公報に開示されているよ
うに、天井に本体を埋込んだ天井埋込み型の空気調和装
置が知られている。この種の空気調和装置は、送風機
と、熱交換器とを有する本体を備え、その本体には天井
から垂下された吊下げボルトに固定するための吊り金具
が突設されている。そして、天井埋込み型の空気調和装
置を、製造工場から出荷する際には、本体を外部の衝撃
から保護するために梱包されている。
えば、実公昭62ー3626号公報に開示されているよ
うに、天井に本体を埋込んだ天井埋込み型の空気調和装
置が知られている。この種の空気調和装置は、送風機
と、熱交換器とを有する本体を備え、その本体には天井
から垂下された吊下げボルトに固定するための吊り金具
が突設されている。そして、天井埋込み型の空気調和装
置を、製造工場から出荷する際には、本体を外部の衝撃
から保護するために梱包されている。
【0003】従来の梱包は、図5に示すように、段ボー
ル箱(段ボール紙製の箱)51を主体とし、この段ボー
ル箱51内に空気調和装置の本体6を収納すると共に、
その蓋片53により段ボール箱51に蓋をしている。
ル箱(段ボール紙製の箱)51を主体とし、この段ボー
ル箱51内に空気調和装置の本体6を収納すると共に、
その蓋片53により段ボール箱51に蓋をしている。
【0004】一方、段ボール箱51のみでは、その強度
や衝撃に対する緩衝力が劣るので、四隅には支柱55が
配置されているとともに、空気調和装置の本体の各角部
毎に発砲スチロール57及び木枠59を配置している。
や衝撃に対する緩衝力が劣るので、四隅には支柱55が
配置されているとともに、空気調和装置の本体の各角部
毎に発砲スチロール57及び木枠59を配置している。
【0005】また、現場での据付作業を容易にするた
め、段ボール箱51内には、空気調和装置の本体に対す
る原寸大の図面であって、空気調和装置の据付方法を示
す原寸据付図を折り畳んで一緒に収納している。
め、段ボール箱51内には、空気調和装置の本体に対す
る原寸大の図面であって、空気調和装置の据付方法を示
す原寸据付図を折り畳んで一緒に収納している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の空気調和装置の梱包にあっては、段ボール箱51のほ
か多数の発砲スチロール57及び木枠59を必要とする
ため、部品点数が多いとともに、梱包作業に手間がかか
るという問題点がある。しかも、発泡スチロールを使用
した梱包においては、解梱後の発泡スチロールを処理す
ることが難しく、ゴミの増加の一因となる。又、発泡ス
チロールを焼却処理すると、有害物質が発生し、近年呼
ばれている「地球環境」の悪化を招くこととなる。
の空気調和装置の梱包にあっては、段ボール箱51のほ
か多数の発砲スチロール57及び木枠59を必要とする
ため、部品点数が多いとともに、梱包作業に手間がかか
るという問題点がある。しかも、発泡スチロールを使用
した梱包においては、解梱後の発泡スチロールを処理す
ることが難しく、ゴミの増加の一因となる。又、発泡ス
チロールを焼却処理すると、有害物質が発生し、近年呼
ばれている「地球環境」の悪化を招くこととなる。
【0007】従って、本発明の目的は、部品点数の発泡
スチロールレス化削減及び梱包作業が容易にできる空気
調和装置の梱包体を提供することにある。
スチロールレス化削減及び梱包作業が容易にできる空気
調和装置の梱包体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、空気調和装置の本体から突設された吊下
げ金具により天井から吊下げられる空気調和装置の梱包
体であって、前記本体を支持する基台と、前記本体の上
面及び前記本体の一対の側面を覆うカバー部材と、前記
吊下げ金具が突設された前記本体の他の一対の側面をそ
れぞれ覆うとともに、前記吊下げ金具が収納されるボッ
クス形状の側面部材とを備えることを特徴とする。
に、本発明は、空気調和装置の本体から突設された吊下
げ金具により天井から吊下げられる空気調和装置の梱包
体であって、前記本体を支持する基台と、前記本体の上
面及び前記本体の一対の側面を覆うカバー部材と、前記
吊下げ金具が突設された前記本体の他の一対の側面をそ
れぞれ覆うとともに、前記吊下げ金具が収納されるボッ
クス形状の側面部材とを備えることを特徴とする。
【0009】また、前記カバー部材には原寸大据付図が
描かれていることを特徴とする。
描かれていることを特徴とする。
【0010】更に、前記側面部材には一方から前記の吊
下げ金具が挿入されるとともに他方から運搬者の指が挿
入可能な挿入孔が形成されており、且つ前記挿入孔には
運搬時に吊下げ金具の下面に当たる補助片が設けられて
いることを特徴とする。
下げ金具が挿入されるとともに他方から運搬者の指が挿
入可能な挿入孔が形成されており、且つ前記挿入孔には
運搬時に吊下げ金具の下面に当たる補助片が設けられて
いることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、基台上に空気調和装置の本体
を乗せ、次に、側面部材をそれぞれ本体の一対の側面に
当てて覆い同時に本体から突設されている吊下げ金具を
収納する。次に、カバー部材を本体の上面と他の一対の
側面とを覆うように被せる。最後に、全体を紐やバンド
等で止める。
を乗せ、次に、側面部材をそれぞれ本体の一対の側面に
当てて覆い同時に本体から突設されている吊下げ金具を
収納する。次に、カバー部材を本体の上面と他の一対の
側面とを覆うように被せる。最後に、全体を紐やバンド
等で止める。
【0012】従って、本発明によれば、梱包体が簡易に
構成されているから、部品点数の削減及び梱包作業が容
易にできる。
構成されているから、部品点数の削減及び梱包作業が容
易にできる。
【0013】尚、本発明では、カバー部材及び側面部材
は空気調和装置の本体自信によって直接支持されている
が、外部からの衝撃等に対してはこれを充分に緩衝する
ものである。
は空気調和装置の本体自信によって直接支持されている
が、外部からの衝撃等に対してはこれを充分に緩衝する
ものである。
【0014】また、原寸大据付図をカバー部材に描くこ
とによって、別途に原寸大据付図面を設ける必要がな
い。
とによって、別途に原寸大据付図面を設ける必要がな
い。
【0015】更に、補助片により運搬者の指保護するの
で指を痛めることなく、容易に梱包した本体を運搬する
ことができる。
で指を痛めることなく、容易に梱包した本体を運搬する
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
説明する。
【0017】まず、図1及び図2に示すように、本発明
の実施例の梱包体により梱包される空気調和装置1につ
いて説明する。尚、図1においては、説明の都合上、空
気調和装置1を上下反転させて、つまり梱包体に収納さ
れる状態(図3参照)を示した。空気調和装置1は、天
井空間に吊り下げ固定される天井埋め込型の空気調和装
置であり、その化粧パネル2の中央に吸込口3、その両
側に一対の吹出口4a、4bが開口され、吸入口3から
吸入された空気を熱交換後、前記吹出口4a、4bから
吹き出すものである。
の実施例の梱包体により梱包される空気調和装置1につ
いて説明する。尚、図1においては、説明の都合上、空
気調和装置1を上下反転させて、つまり梱包体に収納さ
れる状態(図3参照)を示した。空気調和装置1は、天
井空間に吊り下げ固定される天井埋め込型の空気調和装
置であり、その化粧パネル2の中央に吸込口3、その両
側に一対の吹出口4a、4bが開口され、吸入口3から
吸入された空気を熱交換後、前記吹出口4a、4bから
吹き出すものである。
【0018】化粧パネル2は、取り外し自在に設けられ
ており、この化粧パネル2を取り外すと、図1に示すよ
うに、本体6内が露出される。
ており、この化粧パネル2を取り外すと、図1に示すよ
うに、本体6内が露出される。
【0019】本体6内には、送風機5、熱交換器7a、
7b、及び運転を制御する電装箱9が収納されている。
また、化粧パネル2の吹出口4a、4bに対応する位置
には、本体6の長手の方向に沿って一対の吹出通路11
a、11bが形成されており、これらの吹出通路11
a、11bは長手方向に配置された支持板13a、13
bと本体6の長手側壁6a、6bとにより規定されてい
る。そして、本体の中央から送風された空気がその両側
の熱交換器7a、7bを通過して、両側の吹出通路11
a、11bへ送風される。
7b、及び運転を制御する電装箱9が収納されている。
また、化粧パネル2の吹出口4a、4bに対応する位置
には、本体6の長手の方向に沿って一対の吹出通路11
a、11bが形成されており、これらの吹出通路11
a、11bは長手方向に配置された支持板13a、13
bと本体6の長手側壁6a、6bとにより規定されてい
る。そして、本体の中央から送風された空気がその両側
の熱交換器7a、7bを通過して、両側の吹出通路11
a、11bへ送風される。
【0020】電装箱9は短手壁6c側において回動自在
に設けられている。また、短手方向の側壁6c側には、
冷媒導入出管21a、21bが突設されており、ここに
据付時に冷媒配管が接続されるようになっている。
に設けられている。また、短手方向の側壁6c側には、
冷媒導入出管21a、21bが突設されており、ここに
据付時に冷媒配管が接続されるようになっている。
【0021】更に、短手側壁6c、6dには、それぞれ
本体6を天井に吊下げるための吊下げ金具8が2つずつ
突設されている。この吊下げ金具8は、天井から予め垂
下されたボルト12に固定して空気調和装置を天井に据
え付けるものである。
本体6を天井に吊下げるための吊下げ金具8が2つずつ
突設されている。この吊下げ金具8は、天井から予め垂
下されたボルト12に固定して空気調和装置を天井に据
え付けるものである。
【0022】次に、本実施例にかかる空気調和装置の梱
包体について説明する。
包体について説明する。
【0023】図3に示すように、梱包体30は本体6を
図1のように上下反転させて乗せて、これを支持する基
台31と、本体6の上面6e及び本体の長手壁6a、6
bを覆うカバー部材33と、本体の互いに対向する他の
一対の側面6c、6dをそれぞれ覆うボックス形状の側
面部材35、37とから構成されている。
図1のように上下反転させて乗せて、これを支持する基
台31と、本体6の上面6e及び本体の長手壁6a、6
bを覆うカバー部材33と、本体の互いに対向する他の
一対の側面6c、6dをそれぞれ覆うボックス形状の側
面部材35、37とから構成されている。
【0024】基台31は、段ボール紙から作られてお
り、本体6の寸法より若干大きめに形成されている。こ
の基台31は段ボール紙を重ねて構成して充分な強度を
得るものであってもよいし、比較的厚い段ボール紙を用
いて強度を得るものであってもよい。また基台31は段
ボール紙に限らず、本体6を載置でき且つ梱包材料とし
て安価なものであれば板材であってもよい。
り、本体6の寸法より若干大きめに形成されている。こ
の基台31は段ボール紙を重ねて構成して充分な強度を
得るものであってもよいし、比較的厚い段ボール紙を用
いて強度を得るものであってもよい。また基台31は段
ボール紙に限らず、本体6を載置でき且つ梱包材料とし
て安価なものであれば板材であってもよい。
【0025】カバー部材33は、一枚の段ボール紙から
作られており、本体6の上面を覆う上面部33aに、本
体の長手壁6a、6bを覆う側部33b、33cが折り
曲げて形成されている。上面部33aは本体6の上面6
e全面を隙間なく覆う寸法を有し、側部33b、33c
は本体6の長手壁6a、6bを覆うために必要な寸法を
有している。このカバー部材33も上述した基台31と
同様に、その材質は段ボール紙に限るものではない。
作られており、本体6の上面を覆う上面部33aに、本
体の長手壁6a、6bを覆う側部33b、33cが折り
曲げて形成されている。上面部33aは本体6の上面6
e全面を隙間なく覆う寸法を有し、側部33b、33c
は本体6の長手壁6a、6bを覆うために必要な寸法を
有している。このカバー部材33も上述した基台31と
同様に、その材質は段ボール紙に限るものではない。
【0026】カバー部材33の上面部33aには、その
表面に原寸大据付図34が印刷されている。この原寸大
据付図34は、現場での据付作業時に、天井に形成する
べき開口の位置や寸法、吊りボルト12の穴の位置等が
描かれているものであり、原寸大のものであるから、そ
のまま上面部33aを天井にあてて位置決め等の作業が
できるようになっている。カバー部材33の上面部33
a一面で形成しているので、原寸大据付図34をカバー
部材33に描くことができる。
表面に原寸大据付図34が印刷されている。この原寸大
据付図34は、現場での据付作業時に、天井に形成する
べき開口の位置や寸法、吊りボルト12の穴の位置等が
描かれているものであり、原寸大のものであるから、そ
のまま上面部33aを天井にあてて位置決め等の作業が
できるようになっている。カバー部材33の上面部33
a一面で形成しているので、原寸大据付図34をカバー
部材33に描くことができる。
【0027】また、カバー部材33に原寸大据付図面3
4を描くことによって、従来のように別途の図面を必要
としないため、部品点数を削減することができる。ま
た、梱包体の内側に収納する必要もないので梱包作業が
簡易になる。
4を描くことによって、従来のように別途の図面を必要
としないため、部品点数を削減することができる。ま
た、梱包体の内側に収納する必要もないので梱包作業が
簡易になる。
【0028】尚、原寸大据付図面34は、直接カバー部
材33に印刷等により描くことに限らず、印刷した紙を
カバー部材33に貼付するものであってもよい。
材33に印刷等により描くことに限らず、印刷した紙を
カバー部材33に貼付するものであってもよい。
【0029】側面部材35、37は、それぞれ一枚の段
ボール紙を箱形状に形成して構成されている。この側面
部材35、37は本体の短手壁6c、6dを覆うもの
で、短手壁6c、6dから突設さられた吊下げ金具8
や、冷媒導入出管21a、21bに対応してその内側
(本体側)には種々の穴が形成されている。また、側面
部材35、37には、その強度を補強するために、その
箱型の内側に、段ボール紙を折った補強紙41が配置さ
れている。尚、この補強紙41には、吊下げ金具に対応
して孔43が形成されている。
ボール紙を箱形状に形成して構成されている。この側面
部材35、37は本体の短手壁6c、6dを覆うもの
で、短手壁6c、6dから突設さられた吊下げ金具8
や、冷媒導入出管21a、21bに対応してその内側
(本体側)には種々の穴が形成されている。また、側面
部材35、37には、その強度を補強するために、その
箱型の内側に、段ボール紙を折った補強紙41が配置さ
れている。尚、この補強紙41には、吊下げ金具に対応
して孔43が形成されている。
【0030】側面部材35、37の外側には、梱包した
状態で本体を搬送する場合に、吊下げ金具8を手で把持
して移送するための把持穴47が形成されている。この
把持穴47の上側には、図4に示すように、内側にその
補助片49が折り曲げられており、かかる補助片49を
吊下げ金具8の下面に当てて本体6を持ち上げるように
なっている。
状態で本体を搬送する場合に、吊下げ金具8を手で把持
して移送するための把持穴47が形成されている。この
把持穴47の上側には、図4に示すように、内側にその
補助片49が折り曲げられており、かかる補助片49を
吊下げ金具8の下面に当てて本体6を持ち上げるように
なっている。
【0031】一方、側面部材35、37には、その上部
に本体6の上面6eと上述のカバー部材33の上面部3
3aとの間に挿入される挿入片45が設けられている。
この挿入片45は、本体6とカバー部材33との間に間
隙を形成して本体6の上面6eの衝撃を緩和するもので
ある。
に本体6の上面6eと上述のカバー部材33の上面部3
3aとの間に挿入される挿入片45が設けられている。
この挿入片45は、本体6とカバー部材33との間に間
隙を形成して本体6の上面6eの衝撃を緩和するもので
ある。
【0032】次に、本実施例の作用について説明する。
【0033】工場等において空気調和装置1の本体6を
梱包する場合には、まず、基台31の上に本体6を載置
し、次に、本体6の短手壁6c、6dに側面部材35、
37をあてて覆い、本体6から突設されている吊り金具
8を内側の穴を介して収納する。この際に挿入片45を
本体6の上面6e上に折り重ねる。
梱包する場合には、まず、基台31の上に本体6を載置
し、次に、本体6の短手壁6c、6dに側面部材35、
37をあてて覆い、本体6から突設されている吊り金具
8を内側の穴を介して収納する。この際に挿入片45を
本体6の上面6e上に折り重ねる。
【0034】続いて、カバー部材33を本体6の上方か
ら被せるように、その側部33b、33cを本体の長手
壁6a、6bを覆うように合わせた、図3の(b)に示
すように、ポリプロピレンバンド48にて止める。この
ように、本体6の梱包作業においては、部品点数が少な
く且つ構成が簡単であるから、梱包作業が容易且つ迅速
におこなうことができる。
ら被せるように、その側部33b、33cを本体の長手
壁6a、6bを覆うように合わせた、図3の(b)に示
すように、ポリプロピレンバンド48にて止める。この
ように、本体6の梱包作業においては、部品点数が少な
く且つ構成が簡単であるから、梱包作業が容易且つ迅速
におこなうことができる。
【0035】梱包した本体6をそのまま運搬する場合に
は、図4に示すように、運搬者は、把持穴47から手を
いれて、補助片49を介して指を吊下げ金具8にかけ
て、本体6を持ち上げる。この場合、段ボール紙の補助
片49が吊下げ金具8の下面に押し当てられるので、素
手のままでも手を痛めることなく、容易に本体6を持ち
上げて運搬することができる。
は、図4に示すように、運搬者は、把持穴47から手を
いれて、補助片49を介して指を吊下げ金具8にかけ
て、本体6を持ち上げる。この場合、段ボール紙の補助
片49が吊下げ金具8の下面に押し当てられるので、素
手のままでも手を痛めることなく、容易に本体6を持ち
上げて運搬することができる。
【0036】また、空気調和装置1の据付現場におい
て、梱包を開包する場合には、梱包作業とは逆にバンド
48を外したのち、カバー部材33及び側面部材35、
37をそのまま外すだけでよい。
て、梱包を開包する場合には、梱包作業とは逆にバンド
48を外したのち、カバー部材33及び側面部材35、
37をそのまま外すだけでよい。
【0037】空気調和装置1の据付作業時には、原寸大
据付図が描かれているカバー部材の上面33aを、据え
付けるべき天井にそのままあてて、本体を装着するべき
開口の寸法等を決定する。
据付図が描かれているカバー部材の上面33aを、据え
付けるべき天井にそのままあてて、本体を装着するべき
開口の寸法等を決定する。
【0038】本発明は上述した実施例に限定されるもの
でなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。
でなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。
【0039】例えば、カバー部材33と側面部材35、
37とは、別体に構成することに限らず、一体に構成す
るものであっても、上述した実施例と同様な効果を得る
ことができる。
37とは、別体に構成することに限らず、一体に構成す
るものであっても、上述した実施例と同様な効果を得る
ことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、梱包体は基台と、カバ
ー部材と側面部材とにより簡易に構成されているから、
発泡スチロール等の部品点数の削減を図って「地球環
境」に配慮したものとすると共に、梱包作業が容易にで
きる。
ー部材と側面部材とにより簡易に構成されているから、
発泡スチロール等の部品点数の削減を図って「地球環
境」に配慮したものとすると共に、梱包作業が容易にで
きる。
【0041】また、原寸大据付図をカバー部材に描くこ
とによって、別途に原寸大据付図面を設ける必要がな
く、この点においても部品点数の削減及び梱包作業が容
易にできる。
とによって、別途に原寸大据付図面を設ける必要がな
く、この点においても部品点数の削減及び梱包作業が容
易にできる。
【0042】また、側面部材に補助片を設けることによ
り、運搬時に運搬者の指保護するので指を痛めることな
く、容易に梱包した本体を運搬することができる。
り、運搬時に運搬者の指保護するので指を痛めることな
く、容易に梱包した本体を運搬することができる。
【図1】本発明の実施例に用いられる空気調和装置の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す空気調和装置の断面図である。
【図3】本発明の実施例による空気調和装置の梱包体の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図3に示す側面部材の把持穴の部分を抜き出し
て示す断面図である。
て示す断面図である。
【図5】従来の空気調和装置の梱包体の斜視図である。
1 空気調和装置 8 吊下げ金具 30 梱包体 31 基台 33 カバー部材 34 原寸大据付図 35 側面部材 37 側面部材 49 補助片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日向野 和広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 牧野 正純 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 縄田 幸人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 阿部 一雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−216562(JP,A) 特開 平5−132081(JP,A) 特開 平4−279470(JP,A) 特開 平4−57738(JP,A) 実開 平1−148527(JP,U) 実開 平5−81076(JP,U) 実開 平5−34169(JP,U) 実開 平2−70124(JP,U) 実開 平4−41820(JP,U) 実開 昭55−176175(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 321 F24F 1/02 331
Claims (3)
- 【請求項1】 本体から突設された吊下げ金具により天
井から吊下げられる空気調和装置の梱包体であって、 前記本体を支持する基台と、前記本体の上面及び前記本
体の一対の側面を覆うカバー部材と、前記吊下げ金具が
突設された前記本体の他の一対の側面をそれぞれ覆うと
ともに、前記吊下げ金具が収納される側面部材とを備え
ることを特徴とする空気調和装置の梱包体。 - 【請求項2】 前記カバー部材には原寸大据付図が描か
れていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装
置の梱包体。 - 【請求項3】 前記側面部材には一方から前記の吊下げ
金具が挿入されるとともに他方から運搬者の指が挿入可
能な挿入孔が形成されており、且つ前記挿入孔には運搬
時に吊下げ金具の下面に当たる補助片が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の梱包
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32592993A JP3234381B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 空気調和装置の梱包体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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