JPH05201433A - 梱包材 - Google Patents

梱包材

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JPH05201433A
JPH05201433A JP3006892A JP3006892A JPH05201433A JP H05201433 A JPH05201433 A JP H05201433A JP 3006892 A JP3006892 A JP 3006892A JP 3006892 A JP3006892 A JP 3006892A JP H05201433 A JPH05201433 A JP H05201433A
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JP
Japan
Prior art keywords
indoor unit
cushioning body
box
box body
packed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3006892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Nishi
広孝 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH05201433A publication Critical patent/JPH05201433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 社会環境のクリーン化に反することなく、金
型、搬送或いは保管コストの低減を図ることができ、し
かも取扱説明書等が被梱包物を傷つけるおそれがないも
のとする。 【構成】 エアコンの室内ユニット300 を収納する箱体
100 と、この箱体100 と室内ユニット300 との間に介在
される緩衝体とを備え、緩衝体は箱体100 の底部及び側
面と室内ユニット300 その間に介在される下部緩衝体22
0 と、箱体100 の蓋部と室内ユニット300 との間に介在
される上部緩衝体210 とを有しており、下部緩衝体220
は厚紙を折曲形成してなる台座221 と、この台座221 に
組み合わせられる2つの仕切板222 とからなり、これら
を略井桁状に組み合わせてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭電化製品等を梱包
する梱包材に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、被梱包物たる家庭電化製品の例と
してエアコンの室内ユニット300 を挙げ、図5を参照し
つつ説明する。室内ユニット300 を梱包する梱包材は、
段ボール紙からなる箱体100 と、この箱体100 と室内ユ
ニット300 との間に介在される発泡スチロールからなる
緩衝体とを有している。箱体100 の天面部は、開閉自在
になった蓋部として形成されている。
【0003】緩衝体は、箱体100 に加わった衝撃が直接
室内ユニット300 に直接響かないようにするために、室
内ユニット300 と箱体100 との間に介在されるものであ
って、室内ユニット300 と箱体100 の底部及び側面との
間に介在される左右一対の下部緩衝体410 と、室内ユニ
ット300 と箱体100 の蓋部との間に介在される左右一対
の上部緩衝体420 とから構成されている。上下緩衝体41
0 、420 には、室内ユニット300 の外形に対応した切欠
部が設けられているとともに、例えばリモコンスイッチ
320 、取付用アングル330 、据付板340 等の付属品が収
まる付属品用切欠部も設けられている。なお、取扱説明
書等の印刷物350 は箱体100 と室内ユニット300 との間
の隙間に入れられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の梱包材には以下のような問題点がある。すなわ
ち、緩衝体にはリサイクルが難しい発泡スチロールが用
いられているので、近年の社会環境のクリーン化に反す
る。また、各種の被梱包物に対応した緩衝体を形成しな
ければならないので、その金型コストが高くなる。さら
に、緩衝体は嵩張るので、梱包作業を行う場所にまで搬
送するコストが高くなるとともに、大きな保管場所も必
要となる。また、印刷物は、輸送途中で箱体内で移動し
被梱包物を傷つけるおそれがあるとともに、開梱した際
に目につきにくいという問題がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、社会環境のクリーン化に反することなく、金型、搬
送或いは保管コストの低減を図ることができ、しかも取
扱説明書等が被梱包物を傷つけるおそれがない梱包材を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る梱包材は、
被梱包物を収納する箱体と、この箱体と被梱包物との間
に介在される緩衝体とを備えており、前記緩衝体は箱体
の底部及び側面と被梱包物その間に介在される下部緩衝
体と、箱体の蓋部と被梱包物との間に介在される上部緩
衝体とを有しており、少なくとも前記下部緩衝体は厚紙
を略井桁状に組み合わせたものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る梱包材と被梱
包物との関係を示す斜視図、図2は上部緩衝体の展開
図、図3は下部緩衝体を構成する台座の展開図、図4は
下部緩衝体を構成する仕切板の展開図である。
【0008】本実施例において被梱包物となるエアコン
の室内ユニット300 は、図1に示すように、a×b×c
の外形寸法を有しているものとする。
【0009】本実施例に係る梱包材は、被梱包物たるエ
アコンの室内ユニット300 を収納する箱体100 と、この
箱体100 と被梱包物との間に介在される緩衝体とを有し
ている。箱体100 は、段ボール紙等の厚紙からなり、室
内ユニット300 に対応した直方体状に形成されている。
この箱体100 の天面部は開閉自在になった蓋部として形
成されている。なお、かかる箱体100 の内面の寸法は、
図1に示すように、A×B×Cに設定されているものと
する。
【0010】緩衝体は、上部緩衝体210 と下部緩衝体22
0 とに大別される。上部緩衝体210は、箱体100 内に収
納された室内ユニット300 の上に載置されるものであっ
て、図2に示すように、箱体100 の内寸と同一の寸法
(A×B)を有する平板部211と、その周囲に設けられ
た4つの延出部212a〜212dとからなる。この上部緩衝体
210 は、付属品、すなわち、リモコンスイッチ320 、取
付アングル330 、据付板340 或いは取扱説明書等の印刷
物350 が移動しないように固定するものである。このた
め、平板部211 にはリモコンスイッチ320 を固定するた
めの一対の切り起こし片211a、据付板340 を固定するた
めの切り起こし片211bが形成されている。また、一対の
延出部212a、212cには取付アングル330 を固定するため
の切欠213a、213cが形成されている。なお、延出部212d
には、室内ユニット300 の配線コードを導き出すための
半円状の切欠213dが設けられている。なお、印刷物350
は図2に斜線で示す部分に収められる。
【0011】一方、下部緩衝体220 は、箱体100 に収納
されると箱体100 の側面、底面に当接することによって
箱体100 に固定された状態になる。かかる下部緩衝体22
0 は、1枚の段ボール紙を折曲形成することによって得
られる台座221 と、1枚の段ボール紙を折曲形成するこ
とによって得られる仕切板222 とから構成される。すな
わち、1つの台座221 に2つの仕切板222 を組み合わせ
ることによって下部緩衝体220 が構成されるのである。
【0012】前記台座221 は、図3に示す長方形の複両
面段ボール紙、すなわち左右の壁部221bと、その間にあ
る底部221aとからなる複両面段ボール紙を谷折線L3
4 及び山折線L1 、L2 でそれぞれ折曲することによ
って構成される。谷折線L3 、L4 と山折線L1 、L2
との間は、山折線L1 、L2 と壁部221bの縁部との間の
寸法より若干小さく設定されている。さらに、谷折線L
3 、L4 の間、すなわち底部221aの幅は、室内ユニット
300 の幅bと略等しく設定されている。なお、山折線L
1 、L2 は、スムーズに折曲できるように予め切れ目が
形成されている。
【0013】また、この複両面段ボール紙には、複数の
切込みが形成されている。この切込みのうち、山折線L
1 、L2 にかかった4つの切込み221Aは下部緩衝体220
を構成する仕切板222 が嵌め込まれる部分になる。ま
た、切込み221Bは、前記上部緩衝体210 の切欠213a、21
3cと対応して取付アングル330 を固定するものである。
さらに、底部221aの両端部には、谷折線L3 、L4 に沿
って切り込みを形成することにより切り起こし片221cが
形成されている。この切り起こし片221cは、谷折線L5
から内側に折曲されるようになっている。なお、台座22
1 の長さは、箱体100 の横Aと略等しく設定されるとと
もに、切込み221A間の寸法は室内ユニット300 のaと略
等しく設定されている。
【0014】さらに、前記仕切板222 は、図4に示す長
方形の複両面段ボール紙、すなわち左右の折曲部222L、
222Rと、その間にある仕切部222Cとからなる複両面段ボ
ール紙を山折線L6 から内側に折曲することによって構
成される。また、折曲部222L、222R及び仕切部222Cに
は、山折線L6 から折曲部222L、222Rを折り曲げた場合
に対応する位置に切欠溝222aが設けられている。この切
欠溝222aは、前記台座221 の切込み221Aに対応するもの
である。なお、仕切板222 の幅寸法、すなわち山折線L
6 の間の寸法は、箱体100 の縦Bと略等しく設定されて
いる。また、この仕切板222 の高さは、箱体100 の深さ
Cと略等しく設定されている。そして、仕切板222 の高
さから切欠溝222aの寸法を差し引いたものは、室内ユニ
ット300 の高さcに略等しく設定されている。なお、前
記山折線L6 は、スムーズに折曲できるように予め切れ
目が形成されている。
【0015】台座221 の切込み221Aと2つの仕切板222
の切欠溝とを組み合わせることによって、略井桁状の下
部緩衝体220 が構成される。この下部緩衝体220 を箱体
100に組み入れると、端部が箱体100 の内面に密接する
ことによって固定される。かかる下部緩衝体220 の上に
透明なビニール袋310 に詰められた室内ユニット300を
載置する。すると、室内ユニット300 は下部緩衝体220
の一対の壁部221bと2つの仕切板222 とによって囲われ
た状態で固定される。
【0016】さらに、当該室内ユニット300 の上に上部
緩衝体210 を載置し、取付アングル330 等の付属品の所
定の位置において固定する。上部緩衝体210 は、箱体10
0 にぴったりと嵌まり込む。この状態で蓋部を閉じて梱
包が完了する。
【0017】なお、上述した実施例では、被梱包物とし
てエアコンの室内ユニット300 を例に挙げたが、本発明
がこれに限定されるものではなく、他の物品の梱包に適
宜応用することも可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る梱包材は、被梱包物を収納
する箱体と、この箱体と被梱包物との間に介在される緩
衝体とを備えており、前記緩衝体は箱体の底部及び側面
と被梱包物その間に介在される下部緩衝体と、箱体の蓋
部と被梱包物との間に介在される上部緩衝体とを有して
おり、少なくとも前記下部緩衝体は厚紙を略井桁状に組
み合わせたものであるので、社会環境のクリーン化に反
することなく、金型、搬送或いは保管コストの低減を図
ることができる。また、上部緩衝体に付属品を固定する
ようにしたので、これらが被梱包物を傷つけるおそれが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る梱包材と被梱包物との
関係を示す斜視図である。
【図2】上部緩衝体の展開図である。
【図3】下部緩衝体を構成する台座の展開図である。
【図4】下部緩衝体を構成する仕切板の展開図である。
【図5】従来の梱包材と被梱包物との関係を示す斜視図
である。
【符号の説明】
100 箱体 210 上部緩衝体 220 下部緩衝体 221 台座 222 仕切板 300 室内ユニット (被梱包物)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被梱包物を収納する箱体と、この箱体と
    被梱包物との間に介在される緩衝体とを具備しており、
    前記緩衝体は箱体の底部及び側面と被梱包物その間に介
    在される下部緩衝体と、箱体の蓋部と被梱包物との間に
    介在される上部緩衝体とを有しており、少なくとも前記
    下部緩衝体は厚紙を略井桁状に組み合わせたものである
    ことを特徴とする梱包材。
  2. 【請求項2】 前記下部緩衝体は、厚紙を折曲形成して
    なる台座と、この台座に組み合わせられる2つの仕切板
    とからなり、これらを略井桁状に組み合わせてあること
    を特徴とする請求項1記載の梱包材。
JP3006892A 1992-01-20 1992-01-20 梱包材 Pending JPH05201433A (ja)

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JP3006892A JPH05201433A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 梱包材

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JP3006892A JPH05201433A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 梱包材

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JP3006892A Pending JPH05201433A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 梱包材

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Cited By (5)

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