JP2553896Y2 - 空気調和機の梱包装置 - Google Patents
空気調和機の梱包装置Info
- Publication number
- JP2553896Y2 JP2553896Y2 JP1990105075U JP10507590U JP2553896Y2 JP 2553896 Y2 JP2553896 Y2 JP 2553896Y2 JP 1990105075 U JP1990105075 U JP 1990105075U JP 10507590 U JP10507590 U JP 10507590U JP 2553896 Y2 JP2553896 Y2 JP 2553896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power plug
- cardboard case
- blade
- cushioning material
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は空気調和機の梱包装置に関するものである。
従来の技術 従来から空気調和機の室内ユニットを梱包する場合、
第３図に示すように室内ユニット１の両端に発泡ポリエ
チレンなどの樹脂からなる緩衝材２を外嵌し、斯かる状
態で室内ユニット１を筒状の段ボールケース３に両端の
緩衝材２が段ボールケース３の開口部を塞ぐように挿入
し、段ボールケース３および緩衝材２の外側から樹脂製
のバンド４を巻き付け、さらに前記段ボールケース３内
において緩衝材２に電源プラグ５の刃を挿入できる穴を
設けて、そこに電源プラグ５の刃を差し込むようにした
ものがあるが、この場合、電源プラグ５は穴と刃の嵌合
力だけで固定されているため保持力が弱く、輸送途上で
振動や衝撃が加わったときには電源プラグ５の刃が穴か
ら容易に外れてしまう。このため電源プラグ５の刃を穴
に差し込んだ後で電源プラグ５をテープ６などで緩衝材
２に固定する必要があった。
第３図に示すように室内ユニット１の両端に発泡ポリエ
チレンなどの樹脂からなる緩衝材２を外嵌し、斯かる状
態で室内ユニット１を筒状の段ボールケース３に両端の
緩衝材２が段ボールケース３の開口部を塞ぐように挿入
し、段ボールケース３および緩衝材２の外側から樹脂製
のバンド４を巻き付け、さらに前記段ボールケース３内
において緩衝材２に電源プラグ５の刃を挿入できる穴を
設けて、そこに電源プラグ５の刃を差し込むようにした
ものがあるが、この場合、電源プラグ５は穴と刃の嵌合
力だけで固定されているため保持力が弱く、輸送途上で
振動や衝撃が加わったときには電源プラグ５の刃が穴か
ら容易に外れてしまう。このため電源プラグ５の刃を穴
に差し込んだ後で電源プラグ５をテープ６などで緩衝材
２に固定する必要があった。
考案が解決しようとする課題 このように、電源プラグ５をテープ６などで止める従
来例では梱包の作業性が悪くコスト高となる。さらに、
開梱するときもテープ６を剥さなければならず、手間が
掛かるという欠点があった。
来例では梱包の作業性が悪くコスト高となる。さらに、
開梱するときもテープ６を剥さなければならず、手間が
掛かるという欠点があった。
本考案はこのような課題を解決するもので、電源プラ
グをテープなどで止める必要なく、作業性の向上を図る
ことを目的とするものである。
グをテープなどで止める必要なく、作業性の向上を図る
ことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本考案は、空気調和機の室
内ユニットの両端に発泡ポリスチレンなどの樹脂からな
る緩衝材を外嵌し、斯かる状態で室内ユニットを筒状の
段ボールケースに両端の緩衝材が段ボールケースの開口
部を塞ぐように挿入し、段ボールケースおよび緩衝材の
外側から樹脂製のバンドを巻き付けてなる梱包装置にお
いて、前記段ボールケースに面接触する緩衝材の面の一
部に電源コードの接続方向に対して刃が略垂直に設けら
れた電源プラグより大きな凹部を設けるとともにこの凹
部の前記段ボールケースに対向する底面に電源プラグの
刃を挿入できる穴を設け、この穴に電源プラグの刃を挿
入させ、かつ前記凹部に電源プラグを収納した状態にお
いて、前記穴に対する電源プラグの刃の差し込みの深さ
より電源プラグと段ボールケースとの隙間が小さくなる
ように構成したものである。
内ユニットの両端に発泡ポリスチレンなどの樹脂からな
る緩衝材を外嵌し、斯かる状態で室内ユニットを筒状の
段ボールケースに両端の緩衝材が段ボールケースの開口
部を塞ぐように挿入し、段ボールケースおよび緩衝材の
外側から樹脂製のバンドを巻き付けてなる梱包装置にお
いて、前記段ボールケースに面接触する緩衝材の面の一
部に電源コードの接続方向に対して刃が略垂直に設けら
れた電源プラグより大きな凹部を設けるとともにこの凹
部の前記段ボールケースに対向する底面に電源プラグの
刃を挿入できる穴を設け、この穴に電源プラグの刃を挿
入させ、かつ前記凹部に電源プラグを収納した状態にお
いて、前記穴に対する電源プラグの刃の差し込みの深さ
より電源プラグと段ボールケースとの隙間が小さくなる
ように構成したものである。
作用 この構成により、緩衝材の穴に刃を差し込んだ電源プ
ラグは、電源プラグの差し込みの深さより電源プラグと
段ボールケースとの隙間が小さいために、抜け落ちるこ
とがない。つまり、電源プラグは緩衝材と段ボールケー
スとの間で挟まれて支持される。
ラグは、電源プラグの差し込みの深さより電源プラグと
段ボールケースとの隙間が小さいために、抜け落ちるこ
とがない。つまり、電源プラグは緩衝材と段ボールケー
スとの間で挟まれて支持される。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面に基づいて説
明する。第１図および第２図において、11は空気調和機
の室内ユニットで、この室内ユニット11は両端に発泡ポ
リエチレンなどの樹脂からなる緩衝材12が外嵌され、斯
かる状態で筒状の段ボールケース13内に挿入される。こ
の挿入状態において、両端の緩衝材12は筒状の段ボール
ケース13の開口部を塞いでおり、斯かる状態で一方の緩
衝材12から他方の緩衝材に延びる方向にポリプロピレン
などの樹脂製のバンド14を巻き付けて固定する。ところ
で、一方の緩衝材12の上面の一部に電源コードの接続方
向に対して刃17が略垂直に設けられた電源プラグ15より
大きな凹部16を設け、さらにこの凹部16の段ボールケー
ス13に対向する底面に電源プラグ15の刃17が挿入できる
穴18を設けてあり、前記穴18に刃17を挿入させた状態で
凹部16に電源プラグ15を収納している。このとき電源プ
ラグ15と段ボールケース13との隙間Ａは穴18に対する電
源プラグ15の刃17の差し込みの深さＢより小さくなるよ
うな寸法とする。
明する。第１図および第２図において、11は空気調和機
の室内ユニットで、この室内ユニット11は両端に発泡ポ
リエチレンなどの樹脂からなる緩衝材12が外嵌され、斯
かる状態で筒状の段ボールケース13内に挿入される。こ
の挿入状態において、両端の緩衝材12は筒状の段ボール
ケース13の開口部を塞いでおり、斯かる状態で一方の緩
衝材12から他方の緩衝材に延びる方向にポリプロピレン
などの樹脂製のバンド14を巻き付けて固定する。ところ
で、一方の緩衝材12の上面の一部に電源コードの接続方
向に対して刃17が略垂直に設けられた電源プラグ15より
大きな凹部16を設け、さらにこの凹部16の段ボールケー
ス13に対向する底面に電源プラグ15の刃17が挿入できる
穴18を設けてあり、前記穴18に刃17を挿入させた状態で
凹部16に電源プラグ15を収納している。このとき電源プ
ラグ15と段ボールケース13との隙間Ａは穴18に対する電
源プラグ15の刃17の差し込みの深さＢより小さくなるよ
うな寸法とする。
このような構成によって電源プラグ15はテープなどに
よる固定を必要とせずに、確実に支持される。
よる固定を必要とせずに、確実に支持される。
考案の効果 以上のように本考案によれば、空気調和機の室内ユニ
ットを梱包するに際し、電源プラグの支持を容易にで
き、輸送途上での振動や衝撃が加わっても充分に保持す
ることができる。しかも梱包の作業が簡素化されると同
時に、梱包を解くときにも手間が掛からず、作業性を向
上させることができる。
ットを梱包するに際し、電源プラグの支持を容易にで
き、輸送途上での振動や衝撃が加わっても充分に保持す
ることができる。しかも梱包の作業が簡素化されると同
時に、梱包を解くときにも手間が掛からず、作業性を向
上させることができる。
第１図は本考案の一実施例の梱包状態を示す一部切欠斜
視図、第２図は第１図のＸ−Ｘ断面図、第３図は従来例
における梱包状態を示す一部切欠斜視図である。 11……室内ユニット、12……緩衝材、13……段ボールケ
ース、14……バンド、15……電源プラグ、16……凹部、
17……刃、18……穴。
視図、第２図は第１図のＸ−Ｘ断面図、第３図は従来例
における梱包状態を示す一部切欠斜視図である。 11……室内ユニット、12……緩衝材、13……段ボールケ
ース、14……バンド、15……電源プラグ、16……凹部、
17……刃、18……穴。
Claims (1)
- 【請求項１】空気調和機の室内ユニットの両端に発泡ポ
リスチレンなどの樹脂からなる緩衝材を外嵌し、斯かる
状態で室内ユニットを筒状の段ボールケースに両端の緩
衝材が段ボールケースの開口部を塞ぐように挿入し、段
ボールケースおよび緩衝材の外側から樹脂製のバンドを
巻き付けてなる梱包装置において、前記段ボールケース
に面接触する緩衝材の面の一部に電源コードの接続方向
に対して刃が略垂直に設けられた電源プラグより大きな
凹部を設けるとともにこの凹部の前記段ボールケースに
対向する底面に電源プラグの刃を挿入できる穴を設け、
この穴に前記電源プラグの刃を挿入させかつ前記凹部に
電源プラグを収納した状態において、前記穴に対する前
記電源プラグの刃の差し込みの深さより前記電源プラグ
と前記段ボールケースとの隙間が小さくなるように構成
した空気調和機の梱包装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990105075U JP2553896Y2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 空気調和機の梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990105075U JP2553896Y2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 空気調和機の梱包装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0462668U JPH0462668U (ja) | 1992-05-28 |
| JP2553896Y2 true JP2553896Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=31850622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990105075U Expired - Lifetime JP2553896Y2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 空気調和機の梱包装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553896Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60118678U (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-10 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内ユニツト包装装置 |
| JPS61193087U (ja) * | 1985-05-21 | 1986-12-01 |
-
1990
- 1990-10-04 JP JP1990105075U patent/JP2553896Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0462668U (ja) | 1992-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |