JP5434234B2 - 換気装置及びその包装装置、及びその施工方法 - Google Patents

換気装置及びその包装装置、及びその施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5434234B2
JP5434234B2 JP2009107384A JP2009107384A JP5434234B2 JP 5434234 B2 JP5434234 B2 JP 5434234B2 JP 2009107384 A JP2009107384 A JP 2009107384A JP 2009107384 A JP2009107384 A JP 2009107384A JP 5434234 B2 JP5434234 B2 JP 5434234B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
packaging
main body
ventilator
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009107384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010255942A (ja
Inventor
裕樹 青木
克彦 佐藤
裕平 成瀬
直樹 横山
政弘 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009107384A priority Critical patent/JP5434234B2/ja
Publication of JP2010255942A publication Critical patent/JP2010255942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5434234B2 publication Critical patent/JP5434234B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

本発明は、熱交換器により室外の空気と室内の空気との間で熱交換を行いながら換気するなど換気装置に関するものである。
従来、室内の空気を室外に排気するための排気通路と、室外の空気を室内に給気するための給気通路とを備え、排気通路を流れる排気流と給気通路を流れる給気流との間で熱交換を行いながら換気を行う熱交換換気装置を天井裏に設置することが行われている。このような熱交換換気装置には、給気流に含まれる埃や虫を除去するためのフィルター及び熱交換器の定期的な清掃、さらには送風機等の内部部品のメンテナンスが必要である。このため、製品の一面側に熱交換換気装置の内部部品をメンテナンスする点検口を供えており、住宅の天井面にも点検口を設ける必要がある。このような背景から天井の点検口を設ける施工時に点検口の寸法を決めるのに型紙を用いる場合が多く、例えば、天井開口型紙を左右一体化し、梱包時には折り曲げて小型化し、使用する時には型紙を開いて天井開口寸法を明示することができるようにしたものなどがある。(例えば特許文献1参照)
特開平11−101499号公報
上述の天井開口の位置決めに用いられる型紙は、熱交換換気装置本体より突出した吹出しグリルに合せて本体に固定され、天井開口寸法を明示する構成である。しかしながら、本体の形状に合わせ、梱包箱に収納可能とするため、型紙の形状が複雑になり、型紙を折り曲げたり型紙と本体との位置合わせが必要となるなど梱包作業に時間がかかる。また、吹出しグリル部が露出するため保護シートが必要となるなどの課題があった。また、施工時においては、型紙を梱包箱から取り出して、本体にねじ止めする作業が必要であり、また、本体が完全に天井懐内に納まる場合では、製品本体と天井面との間隔が大きく、型紙が天井面から離れるため点検口の位置が解りづらく、枠組みの位置決めが正確に行えず、位置がずれて施工された場合や、開口寸法を誤って施工された場合では、本体の清掃やメンテナンスがし難いという課題もあった。
本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであって、製品の梱包作業時において、位置決め専用の型紙を同梱する必要がなく、吹出しグリルの保護シートも必要とせず、梱包時の作業性の向上を図ることができる。また、換気装置を天井に取り付けるとき、天井の点検口加工用の型紙を取り付けたりする必要がなく、点検口の位置決めを容易にできる換気装置を得ることを目的とする。
本発明は上述した課題を解決するために、室内の空気を室外に排気する排気通路または室外の空気を室内に給気する給気通路を内部に形成する箱体形状の本体ケーシングと、前記本体ケーシング内の前記排気通路または前記給気通路に設けた送風機と、前記本体ケーシングの一面に着脱可能に設けた底板と、前記底板の外縁に、梱包した時に前記底板の外面を保護する梱包部材を所定の位置で受ける受け部を備えた換気装置を包装する換気装置の包装装置であって、前記包装装置は少なくとも梱包部材を備え、前記梱包部材は前記底板より垂直方向に立ち上げた壁状で形成した枠部と、前記枠部より内方向に前記底板の面と平行となるように形成した底板保護部を備え、前記底板保護部は前記部と垂直になるように展開可能に備えたものである。
本発明によれば、製品を梱包する際に、製品本体の両側面に型紙を抱え込む必要が無く、本体の底板の外周縁に梱包部材を設けたので、底板の保護ができ、梱包時の梱包部材の位置合わせも容易にでき梱包時の作業性が大幅に改善できるとともに、梱包部材を付けたままで施工することで天井の点検口の位置決めも容易に行うことができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る熱交換換気装置を下方から見た部分分解斜視図である。 図2は、熱交換換気装置の分解斜視図である。 図3−1は、熱交換換気装置の側面断面であって、フィルター保持ユニットの装着状態を示す図である。 図3−2は、熱交換換気装置の側面断面であって、フィルター保持ユニットを取り外した状態を示す図である。 図4は、熱交換換気装置を上方から見た平面断面図である。 図5は、熱交換換気装置を上方から見た部分分解斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態1を示す熱交換換気装置を下方から見た斜視図で梱包部材が取り付いた状態である。 図7は、本発明の底板外周縁及び梱包部材の関係を示す部分拡大図である。 図8は、熱交換換気装置を梱包した図である。 図9は、熱交換換気装置を天井懐に納めた側面概略図である。 図10は、点検口位置決め枠を展開した状態を示す熱交換換気装置を下方から見た斜視図である。 図11は、天井懐が高い場合での熱交換換気装置を天井懐に納めた側面概略図である。 図12は、天井に設けた点検口を開きフィルター保持ユニットを抜き出した状態の側面概略図である。
1 本体ケーシング
2 熱交換器
2a 給気流入面
2b 排気流入面
2c 排気流出面
2d 給気流出面
2r,2s,2u,2v 稜角部
3 給気用送風機
4 排気用送風機
5 箱体
5a 送風機室
6 フィルター保持ユニット
6a 第1フィルター枠(保持枠)
6b 第2フィルター枠(保持枠)
6c,6d,6f,6h 開口
6e,6g 爪
7,9 フィルター
8 ドレンパン
8a 保持部
10 つまみ
11 取手
12a,12b ドレン口
13 小口
14a,14b 側板
15 制御回路部
16 天吊ボルト
17 天吊金具
18 ナット
21 給気吸入口
22 給気吐出口
23 排気吸入口
24 排気吐出口
31 板金成形体
31a 天板、31b,31c 側板
32 底板
35 梱包部材受け部、35a 段差
40 梱包部材(緩衝部材)
40a、40b、40c、40d 面
40e、40f、40g、40h 底板保護部
40j、40k 切欠き部
41 梱包
45 天井
46 点検口、46a 点検口の蓋
47 点検口支持枠
50 熱交換換気装置
以下に、熱交換換気装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、本発明にかかる熱交換換気装置について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気装置を下方から見た部分分解斜視図である。図2は、図1に示す熱交換換気装置の分解斜視図である。図3−1は、図1に示す熱交換換気装置の側面断面であって、フィルター保持ユニットの装着状態を示す図である。図3−2は、図1に示す熱交換換気装置の側面断面であって、フィルター保持ユニットを取り外した状態を示す図である。図4は、図1に示す熱交換換気装置を上方から見た平面断面図である。図5は、熱交換換気装置を上方から見た部分分解斜視図である。
熱交換換気装置50は、本体ケーシング1、箱体5、フィルター保持ユニット6を備えて大略構成されている。本体ケーシング1は、六面体の箱型で、板金成形体31、底板32、側板14a,14bを有して構成される。板金成形体31は、天板31aと、この天板31aの一対の対辺が折り曲げられた一対の側板31b、31cとの三面からなり、断面コの字形状を呈する。底板32は、天板31aに対向して設けられる。側板14a,14bは、板金成形体31と底板32からなる筒状体の両開口を覆う。このように、本体ケーシング1は、天板31a、底板32、側板31b,31c,14a,14bの六面から構成される。底板32は、ドレンパン8がはめ込まれる。底板32は、樹脂成形品が用いられる。底板32は側板14a、14b、31b、31cにネジ(図示せず)で固定されており、このネジを取り外せば底板32は取り外すことができ、送風機3、4の点検ができる。
側板14a,14bには、本体ケーシング1内に空気を吸入・吐出するための開口が形成されている。側板14aに形成された開口には、樹脂成形された給気吐出口22と、樹脂成形された排気吸入口23が取り付けられる。側板14bに形成された開口には、樹脂成形された給気吸入口21と、樹脂成形された排気吐出口24が取り付けられる。これら給気吐出口22等は、ダクトを接続する接続口として機能する。
箱体5は、積層型の熱交換器2、給気用送風機3、排気用送風機4を収納して本体ケーシング1内に取り付けられる。箱体5は、スチロール成形品が用いられる。箱体5には、熱交換器2が組込まれている。図3−1に示すように、熱交換器2は、その両小口13を横にし、排気流の流入側の面である排気流入面2bが本体ケーシング1の上の面方向、給気流の流入側の面である給気流入面2aが本体ケーシング1の下の面方向を向くように箱体5に組み込まれる。
なお、熱交換器2の、排気流の流出側の面である排気流出面2cは、本体ケーシング1の下の面方向を向く。また、熱交換器2の、給気流の流出面である給気流出面2dは、本体ケーシング1の上の面方向を向く。給気流入面2aには、給気流に含まれる塵埃などを除去するためのフィルター7が設けられる。なお、フィルター7は、後述するフィルター保持ユニット6のフィルター7を保持する枠によって、給気流入面2a側に保持される。
熱交換器2の構成等についての詳細な説明は省略するが、熱交換器2には、給気流入面2aと給気流出面2dとを連通する第1通路(図示せず)が形成され、排気流入面2bと排気流出面2cとを連通する第2通路(図示せず)が形成されている。第1通路と第2通路とは互いに独立しており、第1通路を通過する空気と第2通路とを通過する空気との間で熱交換が行われる。
図3−1に示すように、熱交換器2は、給気用送風機3、排気用送風機4側の稜角部2rが各送風機3,4に接して気密状態で取り付けられている。稜角部2rの対角である稜角部2sは、フィルター保持ユニット6に接して気密状態で取り付けられている。下部の稜角部2uはドレンパン8のV字形の保持部8aに支持されながら気密状態で取り付けられている。稜角部2uの対角である上部の稜角部2vは本体ケーシング1の天面に気密状態で取り付けられている。
図4に示すように、箱体5内には、中心線40aを挟んだ一方側に熱交換器2が配置される。また、中心線40aを挟んだ他方側には、各送風機3,4が組み込まれる送風機室5aが構成される。送風機室5aは、中心線40bを挟んだ一方側に排気用送風機4が組み込まれ、他方側に給気用送風機3が組み込まれている。給気用送風機3は、排気用送風機4と同一形状の送風機が反転して組込まれたものである。
ドレンパン8は、本体ケーシング1の下部に設けられ、熱交換器2から生じたドレンを回収する。ドレンパン8は、排気用送風機4及び給気用送風機3の下側部分から熱交換器2の下部の稜角部2uまで覆っている。ドレン口12a,12bはドレンパン8からドレンを外部へ排出する。ドレンパン8には、スチロール成形品が用いられる。フィルター保持ユニット6は、ドレンパン8と底板32に設けられた開口32aから本体ケーシング1へ差し込まれる。
フィルター保持ユニット6には、第一のフィルター7を保持する第一のフィルター保持枠と、第二のフィルター9を保持する第二のフィルター保持枠を有する。第一のフィルター7は室外空気に含まれる塵、ほこり、虫などを取り除いて室内に給気する目的で設けられる。また、第二のフィルター9は、さらに、室外空気の臭いを除去する脱臭フィルターや、室外の自動車などの粉塵に含まれる窒素酸化物を除去するNOxフィルターなどを、用途に応じて付加できるものである。
フィルター保持ユニット6は底板32の開口32aの周囲に設けたつまみ10を所定の方向へ回転させてのつまみ10に設けた係止片により底板32に固定し、フィルター保持ユニット6を外す場合は、このつまみ10を所定の方向へ回転させて係止片を解除する構成となっている。また、フィルター保持ユニット6は下面側に取っ手11を備え、容易に底板32より引き出せるものである。
図3-2に示されるように、通常フィルターの清掃や交換は上述のフィルター保持ユニット6を底板32から引き出して行われる。また、熱交換器2、給気用送風機3、排気用送風機4の点検や交換は底板32を本体ケーシング1から外して実施する。
以上のように構成することにより、熱交換換気装置50の清掃や点検はすべて底板32の面方向からに集約することができ、容易に清掃や点検が可能で、天井などに用いられる点検口も一つに集約できるものである。
図6は熱交換換気装置に底板を保護する梱包部材としての緩衝部材が取り付いた状態を示す斜視図である。上述のように熱交換換気装置50の点検は、底板32の面方向から行われる。このため底板32は点検面として、フィルター保持ユニット6の着脱、さらには底板32を取り外すことにより内部の熱交換器2、給気用送風機3、排気用送風機4の点検が可能となっている。底板32の外周縁には、底板32を保護するとともに底板32の大きさを示す、底板32の表面より突出して枠状に形成した梱包部材40が仮固定されている(図6では下方向)。この梱包部材は緩衝を目的とするものであることから以下緩衝部材40と称す。緩衝部材40は底板32の外周の4辺に対応して、厚紙などで形成した板材を面40a、40b、40c、40dの4面に屈曲して構成されており、工場出荷時において底板32とテープなどにより固定している。また、緩衝部材の面40a〜40dにはそれぞれ内方向に底板32の面と平行に屈曲した底板保護部40e〜40hを設けており、40eと40g及び40fと40hはそれぞれ対向している。
また、底板32には、給気用送風機3、排気用送風機4を制御する制御回路部15の一部が露出するように設けている。この構成は、詳細な図示は省略するが、制御回路部15のカバーを外し電源電線の接続を行いやすくするために、このように一部露出しているものである。また、底板32には、ドレンパン8に保水したドレン水を外部に排出するための、ドレン口12a、12bを設けている。住宅設置時において、このドレン口12a、12bより、住宅外部などに配管し、ドレン水の排出を可能としている。
図10は、図6に示す底板保護部40e〜40hがそれぞれ底板32と直角方向に展開した図である。図10に示すように緩衝部材40は、この底板32に設けた制御回路部15及び、ドレン口12a、12bに対応した位置に、面40aには切欠き部40jが、面40bには切欠き部40kを備えている。また、この切欠き部40jは面40aに対向する面40cにも同様に備え、切欠き部40kは、面40bに対向する面40dにもそれぞれ左右対称となるように備えている。
このような構成にすることにより、緩衝部材40を底板32に合せる際に方向の融通性が増し、位置合わせが簡易となるものである。
次に緩衝部材40を底板32に固定する場合を説明する。
図7は緩衝部材40を底板32に合せた拡大図である。図7に示すように、底板32の両縁には緩衝部材40を受ける受け部35を設けている。受け部35はフランジ状になっており緩衝部材40を受ける平面部が構成され、この平面部の内側にドレンパン8の厚さの段差35a(図7においては下側)があり、緩衝部材40が内側にずれないよう位置決めされる構成となっている。受け部35は本体ケーシングを構成する板金成形体31の側板31b、31c、又は14a、14bの端部に当接し、緩衝部材40に掛かる荷重を受けるようになっており、緩衝部材40に外圧が掛かっても底板32は変形しない。緩衝部材40はこの受け部35の平面部に合うことで底板32と緩衝部材40が安定した固定ができるものである。なお、緩衝部材40は内寸をこの底板32の、受け部35の段差35aの寸法にあわせることで、緩衝部材40と底板32の位置合わせが正確にできかつ、固定が安定できる。また、図8,9では受け部35を底板32の対向する二辺に配置した構成を例示しているが、この受け部35は底板32の全周に構成してもよく、さらに取付けの安定性や底板32を保護する強度を増すことができる。
なお、出荷時においては、図8に示されるように緩衝部材40は、製品の外郭を覆う外郭部材としての梱包箱41と底板32の間に位置して梱包箱41と底板32の表面との間に空間を設けるように底板32の表面より突出している。このことにより、熱交換換気装置50が工場から輸送される際の落下による衝撃、輸送時に発生する振動、さらには倉庫保管時にて段積みされた場合の圧縮加重などから、本体ケーシング1並びに底板32を保護している。緩衝部材40は底板32の受け部35の平面部で受けることにより、緩衝材としての強度を保持し機能している。
以上のような構成により、梱包作業時における緩衝部材40と底板32の組み合わせは、受け部35により、容易に位置合わせができ、ずれることも無く、緩衝機能としての強度を確保するものである。さらに緩衝部材40の切欠き部40jを面40a、面40cに、また、切欠き部40kを面40b、面40dにそれぞれ左右対称に設けたことから、梱包作業における緩衝部材40の方向の合わせも容易で作業性が良い。また、緩衝部材40の面40a〜40dにはそれぞれ底板保護部40e〜40hを備え、底板32を覆うようにかつ、底板32との間に空間を有して設けることで、底板32の面の保護ができるようになっている。
次に熱交換換気装置50の設置について説明する。
図9に示されるように、熱交換換気装置50は本体ケーシング1が天井45の上部に完全に納まる状態で設置される。設置の工程としては、まず住宅の躯体に熱交換換気装置を吊り下げる天吊ボルト16を固定する。本体ケーシング1の板金成形体31の4角には天吊ボルト16に係合する天吊金具17が設けられており、この天吊金具17に天吊ボルト16を貫通しナット18により固定される。なお、ナット18は天吊金具17に対し、上部側と下部側に設け座金(図示なし)を挟んで固定する。また、熱交換換気装置50の底板32には緩衝部材40を外さないで取り付けたままで設置する。この状態で、熱交換換気装置50の、給気吸入口21、給気吹出口22、排気吸入口23、排気吹出口24に、天井内に配管されたダクトを接続する工事を行う。また、底板32の制御回路部15に電源電線を接続する工事、及び底板32のドレン口12a、12bにドレン配管する工事を行う。この際、緩衝部材40の面40a〜40dにはそれぞれ、制御回路15及びドレン口12a、12bの対応する位置に切欠き部40j、40kがそれぞれ設けてあることから、この切欠き部40j、40kにより、緩衝部材40を取外さなくても電源電線の工事、ドレン配管の工事を行うことができる。電源電線の工事、ドレン配管工事後、天井を張る工事が行われる。天井45は緩衝部材40の下端部より若干隙間を設けて施工されるが、この際、緩衝部材40の外周が底板32の外郭の大きさに相当して、天井45の点検口の位置、大きさが明らかになり、緩衝部材40の外周に沿って点検口支持枠47を枠組する。なお、緩衝部材40の外周の大きさは、通常用いられている点検口支持枠47の内寸より若干小さくするか合せることで市販されている点検口支持枠47も使用できる。点検口支持枠47を枠組した後に、緩衝部材40を底板32から外し、天井45を工事する。点検口46は点検口支持枠47に沿って工事する。緩衝部材40は点検口46の工事前に底板32から固定しているテープをはがし取り外しする。
以上のような構成にすることにより、緩衝部材40は天井45の施工時まで、底板32から取り外す必要が無く、底板32の保護をすることができ、底板32を傷つけることが無く、また、特別な保護シートを用意して養生する必要が無く施工を行うことができる。また緩衝部材40の外周に合せて点検口支持枠47を枠組みすることができ、点検口の大きさを間違えることが無く、また、底板32と点検口46の位置が確実に合せることができる。
次に天井懐高さが高い場合の緩衝部材40の使い方について説明する。
図10は、底板保護部40e〜40hをそれぞれ底板32と直角方向に展開した状態を示している。このように底板保護部40e〜40hを展開することにより図11に示すように天井懐の高さが高くなった場合でも天井45と緩衝部材40の端が近くできるので点検口支持枠47の枠組において位置決めがしやすくなり、点検口46の工事が容易にできる。
このように設置された熱交換換気装置50の設置完成後の点検時について説明する。
図12は熱交換換気装置50の点検状態を示した図である。天井45に設けた点検口46の蓋46aを室内側に開くことにより、底板32のフィルター保持ユニット6の取り外しや底板32の取り外しができる。(図ではフィルター保持ユニット6を本体ケーシング1から引き抜いた図を示している。)
なお、以上の構成において、熱交換換気装置を用いて説明した。しかしながら、この発明は、本体に送風機等を備え、本体内部の送風機の点検を行う換気装置においても同様の作用効果を有するものである。

Claims (4)

  1. 室内の空気を室外に排気する排気通路または室外の空気を室内に給気する給気通路を内部に形成する箱体形状の本体ケーシングと、前記本体ケーシング内の前記排気通路または前記給気通路に設けた送風機と、前記本体ケーシングの一面に着脱可能に設けた底板と、前記底板の外縁に、梱包した時に前記底板の外面を保護する梱包部材を所定の位置で受ける受け部とを備えた換気装置を包装する換気装置の包装装置であって、前記包装装置は少なくとも梱包部材を備え、前記梱包部材は前記底板より垂直方向に立ち上げた壁状で形成した枠部と、前記枠部より内方向に前記底板の面と平行になるように形成した底板保護部を備え、前記底板保護部は前記部と垂直になるように展開可能に備えたことを特徴とする換気装置の包装装置
  2. 前記包装装置は前記換気装置の外郭を覆う箱状の外郭部材と、前記梱包部材で構成し、前記梱包部材は前記底板の外縁に沿って設けたことを特徴とする請求項1記載の換気装置包装装置
  3. 前記梱包部材は、前記換気装置の底板の構成部分を逃げる切欠き部を左右対称に備えたことを特徴とする請求項1、2いずれか記載の換気装置包装装置。
  4. 請求項1〜3いずれか記載の換気装置の包装装置を用い、室内の空気を室外に排気する排気通路または室外の空気を室内に給気する給気通路を内部に形成する箱体形状の本体ケーシングと、前記本体ケーシング内の前記排気通路または前記給気通路に設けた送風機と、前記本体ケーシングの一面に着脱可能に設けた底板と、前記底板の外縁に、梱包した時に前記底板の外面を保護する梱包部材を所定の位置で受ける受け部とを備えた換気装置を設置する換気装置の設置方法であって、前記換気装置本体の梱包を解体後、換気装置の底板に固定された梱包部材を取付けたまま住宅躯体に固定する工程と、前記梱包部材の外周に沿って天井に設ける点検口の位置決めをする工程と、前記位置決めした点検口の枠組みする工程と、前記枠組みに点検口を加工する工程とを備えた換気装置の設置方法。
JP2009107384A 2009-04-27 2009-04-27 換気装置及びその包装装置、及びその施工方法 Active JP5434234B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107384A JP5434234B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 換気装置及びその包装装置、及びその施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107384A JP5434234B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 換気装置及びその包装装置、及びその施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010255942A JP2010255942A (ja) 2010-11-11
JP5434234B2 true JP5434234B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=43317063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009107384A Active JP5434234B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 換気装置及びその包装装置、及びその施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5434234B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108721A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Panasonic Corp 換気装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5860119U (ja) * 1981-10-19 1983-04-22 三洋電機株式会社 天井埋込型空気調和機の配設装置
JPS6260841U (ja) * 1985-10-02 1987-04-15
JPH0334573Y2 (ja) * 1986-03-10 1991-07-23
JPH0332073U (ja) * 1989-08-05 1991-03-28
JPH08291939A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 天井埋込型空気調和機の取付位置決め装置
JP3599840B2 (ja) * 1995-07-31 2004-12-08 三洋電機株式会社 空気調和機
JP3889637B2 (ja) * 2002-02-06 2007-03-07 三洋電機株式会社 室内機及びパネルの据付装置
JP4654659B2 (ja) * 2004-10-29 2011-03-23 マックス株式会社 浴室空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010255942A (ja) 2010-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007127378A (ja) 電装品アセンブリ、それを備えた空気調和装置の室外ユニット、及び空気調和装置
US11421912B2 (en) Packing system including packing material for air conditioner and air conditioner
JP6176562B2 (ja) 天吊型空気調和装置
JP5434234B2 (ja) 換気装置及びその包装装置、及びその施工方法
JP5401355B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP4839399B2 (ja) 空気温調機
JP6124618B2 (ja) 熱交換型換気機器
TWI670452B (zh) 空氣清淨裝置
JP6410211B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP4704226B2 (ja) 天井カセット形空気調和機
JP2003097821A (ja) 空気調和機
JP3985833B2 (ja) 電装品アセンブリ及びそれを備えた空気調和装置の室外ユニット
JP2023092148A (ja) 熱交換型換気装置
JP6983315B2 (ja) 熱交換型換気装置
JP6593388B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP4968164B2 (ja) 天井埋込形空気調和機
WO2018220697A1 (ja) ダクト接続口及び換気装置
JP2013217608A (ja) 空気調和機
JP6145865B2 (ja) 天吊型空気調和装置
JP6296375B2 (ja) 天吊型空気調和装置
JP2006284114A (ja) 換気装置
JP2008175460A (ja) 空気調和装置の製品カバー、製品カバーの着脱方法ならびに据付ツール
JP6413870B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP2023087878A (ja) 空気調和機の室内機
JP2016031214A (ja) ダクト型空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131125

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5434234

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250