JP2006284114A - 換気装置 - Google Patents

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泰之 稲田
Akio Inasawa
昭生 稲澤
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Abstract

【課題】風路部材を設けることなく室内の気密性能、断熱性能の低下を防止することのできる換気装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本体2側面に排気ダクト7接続である室外排気口9を備え、本体2下面に室内空気3を吸込む本体吸込み口4を備え、本体吸込み口4下部に室内空気吸込み口4を備えた化粧グリル6を備え、室外排気口9と本体吸込み口4とを排気ファンと排気ケーシングからなる排気経路により連通され、排気経路を略直方体の本体2内部に配置された換気装置であって、本体下面に本体吸込み口4を形成する壁部13を備え、壁部13の全周に沿わせてなる化粧グリル6に設けられた突壁15を摺動自在に嵌合する構成としたので、風路部材を設けることなく室内の気密性能、断熱性能の低下を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体を天井内へ設置し、室内天井面に化粧グリルを備え、本体を介して化粧グリルより吸引した室内空気を室外へ排気する換気装置に関する。
従来、この種の換気装置としては、天井面に取り付けられた化粧グリルより住宅内の空気を吸込み、室外へ排出する排気経路を備え、化粧グリルに設けた1対の弾性材料からなるV字形状の係着部材で本体に設けた長孔と係着することで化粧グリルと嵌合する換気装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図8および図9をもとにその構成を説明する。天井100に換気口101を設け、この天井100内に本体102を取り付け、さらに本体102の室内側には化粧グリル103を備えた換気装置104において、換気口101の室内側に吸込空気口105を臨ませて設けた本体102を配置し、本体102に備えた排気口106に室外側へ貫通する排気ダクト107を接続している。本体102の吸込空気口105の周縁は、線対象に長孔108を2ヶ所備えている。換気口101より大なるサイズで覆い隠す化粧グリル103は、本体102の長孔108に対向する位置に、支持軸109を備えた固定金具110を突設している。支持軸109には中央部が支着されたV字形状の弾性材料からなる係着部材111を設けており、係着部材111の両端は換気口101を介して本体102の長孔108にV字成型方向へ両端をせばめて嵌合し係着する。係着部材111を長孔108に係着させた状態において、係着部材111はV字成型方向へ開口する弾性力が長孔108に作用し、その結果、化粧グリル103は換気口101へ引き付けられ嵌合するものである。
実公昭47―38744号公報
しかしながら、従来の上記換気装置では、化粧グリル103と本体102の間に気密性がないため、断熱空間である室内と非断熱空間である天井裏内の気密性が破られ、気密性能の低下により室内の断熱性能が低下し、冷暖房費が向上する課題がある。また、本体102が室内空気を吸気する時に、本体102と換気口101の隙間より天井裏内の空気を吸引し、その結果天井裏内の吸気量分だけ室内排気量が減少する課題がある。もし、この課題を解決しようとするならば、化粧グリル103と本体102の気密性を保ちながら接続する風路部材が必要になり、さらに風路部材を取り付ける施工も必要となる。また、風路部材の長さも本体102と化粧グリル103の距離に対応する必要があり、距離に応じた多種の風路部材を用意しなければならない課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、風路部材を設けることなく室内の気密性能、断熱性能の低下を防止することのできる換気装置を提供することを目的とする。
本発明の換気装置は上記目的を達成するために、本体側面に室外排気用ダクト接続部を有する室外排気口を備え、本体下面に室内空気を吸込む本体吸込み口を備え、前記本体吸込み口下部に室内空気吸込み口を備えた化粧グリルを備え、前記室外排気口と前記本体吸込み口とを排気ファンと排気ケーシングからなる排気経路により連通され、前記排気経路を略直方体の本体内部に配置された換気装置であって、前記本体下面に前記本体吸込み口を形成する壁部を備え、前記壁部の全周に沿わせてなる前記化粧グリルに設けられた突壁を摺動自在に嵌合する構成としたものである。
また、本発明の換気装置は、前記本体下面に前記壁部全周と内接する凹部を備え、前記突壁を前記凹部へ摺動自在に嵌合する構成としたものである。
また、本発明の換気装置は、前記壁部および前記突壁を略正方形に配置して備えたものである。
また、本発明の換気装置は、前記壁部の内側に複数の締結手段を設け、前記突壁の内側に複数の締結受部を設け、複数の前記締結手段をそれぞれ前記突壁の中心軸の同心円上で正方形を形成する位置に配置し、複数の前記締結受部をそれぞれ前記締結手段と対向する位置に配置したものである。
また、本発明の換気装置は、前記締結手段を前記壁部の角部に配置したものである。
また、本発明の換気装置は、前記締結受部としてネジ取付部を備え、前記締結手段として開口穴を備え、前記開口穴と前記ネジ取付部とを連通し取り付けネジで締結する構成としたものである。
また、本発明の換気装置は、全長調節可能な略円筒形状のスペーサーを介し、前記開口穴と前記ネジ取付部を連通し、前記取り付けネジで締結するものである。
また、本発明の換気装置は、前記開口穴外周囲に凸リブを設け、前記凸リブに前記スペーサーを挿入嵌合するものである。
また、本発明の換気装置は、前記スペーサー側筒面に、薄肉部、ケガキおよび突起等の切断用目印を設けたものである。
また、本発明の換気装置は、落下防止用爪部および落下防止用受部で前記化粧グリルの落下防止手段構成し、前記壁部の内側に落下防止用爪部を設け、前記突壁内側に複数の落下防止受部を設け、前記壁部の中心軸に対し前記突壁を0°、90°、180°および270°のすべてもしくはいずれかの角度で回転させた際に、前記落下防止受部を前記落下防止用爪部と対向する位置に配置したものである。
また、本発明の換気装置は、誤取付防止リブとリブ接地部が前記突壁と前記壁部の装着直前に当接することで前記本体下面と前記化粧グリルの誤位置の取付防止ができる誤取付防止手段を構成し、前記突壁内側に誤取付防止リブを設け、前記壁部内側にリブ接地部を設け、前記壁部の中心軸に対し前記突壁を90°、180°もしくは270°の任意の角度で回転させ装着した際に、前記誤取付防止リブが前記リブ接地部と対向する位置で配置されているものである。
また、本発明の換気装置は、前記化粧グリルに開口部を備え、前記開口部と同形状であり前記室内空気吸込み口を備えた吸込みパネルを備え、前記開口部に前記吸込みパネルを嵌合するものである。
また、本発明の換気装置は、前記室内空気吸込み口にネットを配置し、前記ネットを前記室内空気吸込み口より大なる板状の格子と室内空気吸込み口で挟み固定するものである。
また本発明の換気装置は、前記吸込みパネルと前記化粧グリルが略アーチ状の凸形状で形成されるものである。
本発明によれば、風路部材を設けることなく室内の気密性能、断熱性能の低下を防止することのできる換気装置を提供することができる。
本発明の請求項1に記載の換気装置は、本体側面に室外排気用ダクト接続部を有する室外排気口を備え、本体下面に室内空気を吸込む本体吸込み口を備え、前記本体吸込み口下部に室内空気吸込み口を備えた化粧グリルを備え、前記室外排気口と前記本体吸込み口とを排気ファンと排気ケーシングからなる排気経路により連通され、前記排気経路を略直方体の本体内部に配置された換気装置であって、前記本体下面に前記本体吸込み口を形成する壁部を備え、前記壁部の全周に沿わせてなる前記化粧グリルに設けられた突壁を摺動自在に嵌合する構成としたものであり、室内空気吸込み口と本体吸込み口までの風路が隙間無く容易に形成され、室内空気吸込み口から吸引された室内空気が本体吸込み口を介し排気経路に吸引され、室外排気口を介し排気ダクトへ送風され室外へ排気される室内排気風路が形成される。また、突壁と壁部はお互いの先端から末端位置まで嵌合位置を可変とすることができるため、室内排気経路を形成したまま本体下面と化粧グリルの天井板設置面までの距離を変更することができ、ひいては、天井板の厚さなどによる本体と化粧グリルの距離が違う設置パターンへの対応が可能となる。また、突壁および壁部はそれぞれ化粧グリルおよび本体と一体化で構成されたまま施工ができるため、例えば本体吸込み口と室内空気吸込み口の風路構成を形成する風路部材が不要になり、さらに、風路部材を取り付ける施工も不要となる。
また、請求項2に記載の発明は、前記本体下面に前記壁部全周と内接する凹部を備え、前記突壁を前記凹部へ摺動自在に嵌合する構成としたものであり、化粧グリルの突壁の高さを本体下面に当接する長さ以上に設けることができ、具体的には凹部の深さに相当する長さ分だけ突壁を長く設けることができるため、本体下面と化粧グリルの天井板設置面までの距離を長く備えることができ、ひいては、本体と化粧グリルの距離が長い設置パターンへの対応が可能になる。
また、請求項3に記載の発明は、前記壁部および前記突壁を略正方形に配置して備えたものであり、片方を中心軸に対し90°、180°、270°の角度で回転させた際にもお互い装着可能になり、例えば化粧グリルの設置向きによって室内のインテリア性が変わる場合においても、本体の設置向きを変えずにインテリア性が最も高い化粧グリルの配置が可能となる。また、設置後に化粧グリルの設置向きを変更したい場合においても、本体の設置向きによらず容易に変更が可能となる。また、本体の設置向きについても、化粧グリルの設置向きを考慮せずに設置ができるため、換気装置の設置および設置計画が容易に行える。
また、請求項4に記載の発明は、前記壁部の内側に複数の締結手段を設け、前記突壁の内側に複数の締結受部を設け、複数の前記締結手段をそれぞれ前記突壁の中心軸の同心円上で正方形を形成する位置に配置し、複数の前記締結受部をそれぞれ前記締結手段と対向する位置に配置したものであり、天井板に設置された化粧グリルの落下を防止することができる。
また、請求項5に記載の発明は、前記締結手段を前記壁部の角部に配置したものであり、天井板と化粧グリルの平面度が出ていない場合、例えば天井板の変曲や天井板に貼られたクロスの貼りムラ、化粧グリルの反りなどがあった場合においても、4角部で締結することで密着性の改善ができる。
また、請求項6に記載の発明は、前記締結受部としてネジ取付部を備え、前記締結手段として開口穴を備え、前記開口穴と前記ネジ取付部とを連通し取り付けネジで締結する構成としたものであり、本体下面と化粧グリルの天井板設置面までの距離が違う設置パターンにおいても、化粧グリルと天井板が密着した配置に取付ネジで調節し落下防止を行うことができる。
また、請求項7に記載の発明は、全長調節可能な略円筒形状のスペーサーを介し、前記開口穴と前記ネジ取付部を連通し、前記取り付けネジで締結するものであり、本体下面と化粧グリルの天井板設置面の距離により生じたネジ取付部と開口穴との空間に、スペーサーを配置することができ、例えばスペーサーを配置しない状態では取付ネジの締結完了時においてもネジ取付部と開口穴の当たりがなく、作業者は締結完了感が得られないため必要以上に取付ネジの締結作業をしてしまい、結果としてネジ取付部と開口穴の空間に必要以上のテンションが生じ、テンションのかけ過ぎによるネジ取付部および開口穴の破損が生じてしまうが、スペーサーを配置することでネジ取付部と開口穴の当たりがスペーサーを介して生じ、作業者は締結完了感を得られ、テンションのかけ過ぎによるネジ取付部および開口穴の破損を防止できる。
また、請求項8に記載の発明は、前記開口穴外周囲に凸リブを設け、前記凸リブに前記スペーサーを挿入嵌合するものであり、作業者が化粧グリルを本体に装着する際に、一方の手で開口穴とネジ取付部の位置を合わせ、他方の手で取付ネジの締結をすることで化粧グリルを本体に装着でき、スペーサーの固定、開口穴とネジ取付部の位置合わせおよび取付ネジの締結作業を同時に行う必要がない本体への化粧グリルの取付を容易に行うことができる。
また、請求項9に記載の発明は、前記スペーサー側筒面に、薄肉部、ケガキおよび突起等の切断用目印を設けたもので、切断用目印を目印にしてスペーサーの切断面が開口穴およびネジ取付部と平行に切断することができるため、スペーサーと開口穴もしくはネジ取付部の当接面が平行に当接でき、ひいては、取付ネジの締結時に、スペーサーと開口穴もしくはネジ取付部の当接面に均等にテンションが加わり、局所的な破損を防止できる。また、複数のスペーサーをすべて同一の高さに切断することができ、本体下面とスペーサーを平行に設置することができる。また、特に切断用目印として薄肉部を設けた場合、薄肉部以外を切断するより容易に切断を実施することができる。
また、請求項10に記載の発明は、落下防止用爪部および落下防止用受部で前記化粧グリルの落下防止手段構成し、前記壁部の内側に落下防止用爪部を設け、前記突壁内側に複数の落下防止受部を設け、前記壁部の中心軸に対し前記突壁を0°、90°、180°および270°のすべてもしくはいずれかの角度で回転させた際に、前記落下防止受部を前記落下防止用爪部と対向する位置に配置したものであり、本体下部の壁部に取り付けられた落下防止用金具および化粧グリルの突壁に取り付けられた落下防止用受部によって、化粧グリル取り付け時の作業ミスにより化粧グリルを落下しても、化粧グリルの落下防止受け部が落下防止用金具に保持されて床面まで落下することがなく、化粧グリルの破損や変形による再取り付け不能状態に至らない。また、化粧グリルを0°、90°、180°および270°で回転させて取り付けた場合でも落下防止金具と相対する位置に落下防止受部を設けているため、落下防止金具は化粧グリルに設けた落下防止受部を保持することができ、化粧グリルの取り付け角度にかかわらず化粧グリルの落下を防止できる。
また、請求項11に記載の発明は、誤取付防止リブとリブ接地部が前記突壁と前記壁部の装着直前に当接することで前記本体下面と前記化粧グリルの誤位置の取付防止ができる誤取付防止手段を構成し、前記突壁内側に誤取付防止リブを設け、前記壁部内側にリブ接地部を設け、前記壁部の中心軸に対し前記突壁を90°、180°もしくは270°の任意の角度で回転させ装着した際に、前記誤取付防止リブが前記リブ接地部と対向する位置で配置されているものであり、本体下面へ化粧グリルを設計者の意図した角度以外で取り付けようとした場合に、突壁が壁部へ挿入前に誤取付防止リブがリブ接地部と当たるため取り付けができなくなり、作業者へ取り付けが間違っていることを知らせることとともに、設計者の意図しない角度での取り付けを防止することになる。
また、請求項12に記載の発明は、前記化粧グリルに開口部を備え、前記開口部と同形状であり前記室内空気吸込み口を備えた吸込みパネルを備え、前記開口部に前記吸込みパネルを嵌合するものであり、化粧グリルから吸い込みパネルを着脱するのみで、化粧グリルを天井板から取り外すことなく本体下面のメンテをすることができる。
また、請求項13に記載の発明は、前記室内空気吸込み口にネットを配置し、前記ネットを前記室内空気吸込み口より大なる板状の格子と室内空気吸込み口で挟み固定するものであり、例えば室内空気吸込み口をネットと格子板でインサート成型で固定した場合は、ネット両面が樹脂の格子で成型されてしまうが、前述の方法によると、格子がネットの一面のみで固定できるため他方の面はネットのみで格子がなく、清掃を行う際に格子が掃除機や雑巾の障害にならない容易な清掃を行うことができる。
また、請求項14に記載の発明は、前記吸込みパネルと前記化粧グリルが略アーチ状の凸形状で形成されるものであり、平板状の形状に比べ強度が強くなるため、外力が加わった場合や自重による変形に強くなる。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図7を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の換気装置は、建物内の廊下およびホール等の居室以外の天井裏1内に設置される略直方体の本体2と、本体2下面に室内空気3を本体2内部へ吸引する本体吸込み口4とメンテ口(図示せず)を備え、本体吸込み口4下部に天井板5に装着される化粧グリル6を備え、本体2側面に排気ダクト7を介し本体2で吸引した室内空気3を室外8へ排気する室外排気口9を備えている。また、化粧グリル6は中央にメンテ口(図示せず)より大なる開口部10を設けており、開口部10は室内空気3を吸引する室内空気吸込み口11を備えた吸込みパネル12と着脱自在に嵌合している。
また、本体2下面は略正方形状をしており、本体2下面の外周4稜には室内側へ突き出した略正方形のスカート状に形成された壁部13を備え、本体2下面には、壁部13全周の内側面に内接する略正方形状に形成された凹部14を設けている。化粧グリル6の本体2側平面上には、前記壁部13の内側面と内接する略正方形のスカート状の突壁15が配置され、天井板5に開けられた開口角穴16を介し、壁部13内側面および凹部14内部が摺動自在に嵌合する。また、室内空気吸い込み口11、本体吸込み口4、室外排気口9
および排気ダクト7は本体2内部に備えた排気ファン(図示せず)と排気ケーシング(図示せず)からなる排気経路(図示せず)により連通される構成となっている。
また、化粧グリル6の突壁15の4角部には、それぞれ平面17を設け、突壁15の中心軸から点対象に配置された締結手段としての4つの開口穴18を平面17上に備えており、本体2下面に開口穴18と対向する配置で締結受部としてのネジ取付部19を備え、開口穴18とネジ取付部19を、略円筒形状のスペーサー20を介し取付ネジ21で連通する構成としている。
また、ネジ取付部19外周囲に、室内側へ突き出しスペーサー20の内径と同一サイズの外径を備えた凸リブ22を設け、スペーサー20の内側面を筒形状の凸リブ22の外側面に挿入し嵌合する構成としている。
また、スペーサー20の外側筒面上に、開口穴18およびネジ取付部19と平行な円を描く円形薄肉部23を、スペーサー20の中心軸に沿って一定間隔で複数配置した構成としている。
また、上下に伸縮自在のコの字形状の落下防止用金具24を、壁部13の内側面近傍に設け、落下防止用金具24の先端を保持する落下防止用受部25を、突壁15を中心軸に対し0°、90°および270°のそれぞれ角度で壁部13へ装着した際に落下防止用金具24と対向する位置の突壁15の内側面上3ヶ所に設けた構成としている。
また、本体2下面の壁部13の内側面近傍に、壁部13先端に達する高さの誤取付防止リブ26を設け、突壁15を中心軸に対し180°の角度で装着した際に、誤取付防止リブ26と当接するリブ接地部27を突壁15先端に設けた構成としている。
また、室内空気吸込み口11より大なるサイズのネット28を、室内空気吸込み口11の全面に配置し、室内空気吸込み口11より大なるサイズであり、格子状に複数の角穴の開いた板形状の格子板29で挟むことでネット28を固定する構成としている。
また、吸込みパネル12および化粧グリル6の室内側面は連続面で接続され、断面が略アーチ状の膨らみを持つ形状で形成される構成としている。
上記構成において、突壁15の外周面全周を壁部13の内周面全周へ摺動自在に移動し
て嵌合することにより、室内空気吸込み口11と本体吸込み口4までの風路が隙間なく容易に形成され、室内空気吸込み口11から吸引された室内空気3が本体吸込み口4を介し排気経路(図示せず)に吸引され、室外排気口9を介し排気ダクト7へ送風され室外8へ排気される室内排気風路が形成される。また、突壁15と壁部13はお互いの先端から端末位置まで嵌合位置を可変とすることができるため、室内排気経路を形成したまま本体2下面と化粧グリル6の天井板5設置面までの距離を変更することができ、ひいては、天井板5の厚さなどによる本体2と化粧グリル6の距離が違う設置パターンへの対応が可能となる。
また、突壁15および壁部13はそれぞれ化粧グリル6および本体2と一体化で構成されたまま施工ができるため、例えば本体吸込み口4と室内空気吸込み口11の風路構成を形成する風路部材が不要になり、さらに、風路部材を取り付ける施工も不要となる。
なお、本実施の形態1では、突壁15と壁部13が直接嵌合する内容で説明しているが、例えばウレタン材などの緩衝材を介して突壁15と壁部13を嵌合した場合においても、効果に差異はない。また、第3種換気装置に限らず、例えば第1種換気装置などの排気経路がある換気装置であれば同様の効果を有する。
また、突壁15が凹部14の内側まで摺動自在に嵌合することにより、化粧グリル6の
突壁15の高さを本体2下面に当接する長さ以上に設けることができ、具体的には凹部14の深さに相当する長さ分だけ突壁15を長く設けることができるため、本体2下面と化粧グリル6の天井板5設置面までの距離を長く備えることができ、ひいては、本体2と化粧グリル6の距離が長い設置パターンへの対応が可能になる。
また、突壁15と壁部13は正方形状をしているため、片方を中心軸に対し90°、180°、270°の角度で配置した際にもお互い装着可能になり、例えば化粧グリル6の設置向きによって室内のインテリア性が変わる場合においても、本体2の設置向きを変えずにインテリア性が最も高い化粧グリル6の配置が可能となる。また、設置後に化粧グリル6の設置向きを変更したい場合においても、本体2の設置向きによらず容易に変更が可能となる。また、本体2の設置向きについても、化粧グリル6の設置方向を考慮せずに設置ができるため、換気装置の設置および設置計画が容易に行える。
また、壁部13と突壁15の4角部を取付ネジ21で締結し、化粧グリル6を本体2へ固定するため、天井板5に設置された化粧グリル6の落下を防止することができ、さらに化粧グリル6の天井板5設置面と本体2下面までの距離が違う設置パターンにおいても、化粧グリル6と天井板5が密着した配置に取付ネジ21で調節することができる。また、天井板5と化粧グリル6の平面度が出ていない場合、例えば天井板5の変曲や天井板5に貼られたクロスの貼りムラ、化粧グリル6の反りなどがあった場合においても、取付ネジ21の締結状態の調整を行うことで密着性の改善ができる。
なお、本実施の形態1では、本体2下面にネジ取付部19を取り付けているが、本体2下面ではなく、例えば壁部13内側面などの本体と繋がる部位に設けても効果に差異はない。また、開口穴18についても、化粧グリル6に繋がる部位に設け取付ネジ21にて締結できる形態ならば効果に差異はない。
また、スペーサー20を介しネジ取付部19と開口穴18を取付ネジ21で締結することで、本体2下面と化粧グリル6の天井板5設置面の距離により生じたネジ取付部19と開口穴18との空間に、スペーサー20を配置することができ、例えばスペーサー20を配置しない状態では、ネジの締結完了時においてもネジ取付部19と開口穴18の当たりがなく、作業者は締結完了感が得られないため必要以上に取付ネジ21の締結作業をしてしまい、結果としてネジ取付部19と開口穴18の空間に必要以上のテンションが生じ、テンションのかけ過ぎによるネジ取付部19および開口穴18の破損が生じてしまうが、スペーサー20を配置することで、ネジ取付部19と開口穴18の当たりがスペーサー20を介して生じ、作業者に締結完了感が得られ、テンションのかけ過ぎによるネジ取付部19および開口穴18の破損を防止できる。
また、凸リブ22へスペーサー20を挿入嵌合することで、作業者が化粧グリル6を本体に装着する手順として、一方の手で開口穴18とネジ取付部19の位置を合わせ、他方の手で取付ネジ21の締結をすることで化粧グリル6を本体2に装着でき、スペーサー20の固定と、開口穴18とネジ取付部19の位置合わせを同時に行い、取付ネジ21の締結作業を行う必要がなく、本体2への化粧グリル6の取り付け作業を容易に行うことができる。
また、スペーサー20に円形薄肉部23を設けることで、円形薄肉部23を目印にしてスペーサー20の切断面が開口穴18およびネジ取付部19と平行に切断することができるため、スペーサー20と開口穴18もしくはネジ取付部19の当接面が平行に当接でき、ひいては、取付ネジ21の締結時にスペーサー20と開口穴18もしくはネジ取付部19の当接面に均等にテンションが加わり、局所的な破損を防止できる。また、複数のスペーサー20をすべて同一の高さに切断することができ、本体2下面とスペーサー20を平行に設置することができる。また、円形薄肉部23以外の部分を切断するより容易に切断を実施することができる。
また、本体2下部の壁部13に取り付けられた落下防止用金具24および化粧グリル6の突壁15に取り付けられた落下防止用受部25によって、化粧グリル6取り付け時に作業ミスにより化粧グリル6を落下しそうになっても、化粧グリル6の落下防止用受部25が落下防止用金具24に保持され床面まで落下することがなく、化粧グリル6の破損や変形による再取り付け不能状態に至らない。また、化粧グリル6を0°、90°および270°で回転させて取り付けた場合でも、落下防止用金具24と相対する位置に落下防止用受部25を設けているため、落下防止用金具24は化粧グリル6に設けた落下防止用受部25を保持することができ、化粧グリル6の取り付け角度にかかわらず化粧グリル6の落下を防止できる。
なお、本実施の形態1では、化粧グリル6を0°、90°および270°のそれぞれ角度で回転させた配置を例に説明しているが、これは、0°、90°、180°および270°のすべての角度もしくは任意の角度に落下防止用受部25を配置しても効果に差異はない。
また、落下防止用金具24を本体2下面の壁部13の内側面近傍へ、落下防止用受部25を突壁15へ設けているが、落下防止用金具24と落下防止用受部25の配置を入れ替えても同様の効果が得られる。また、落下防止用金具24は本体2下面の壁部13の内側近傍に設けているが、これは、本体2と固定される部位ならどこでもよく、また、落下防止用受部25についても同様に、化粧グリル6と固定される部位ならどこに設けても同様の機能を有する。また、落下防止用金具24は壁部13に1箇所設け、落下防止用受部25は突壁15に3箇所設けているが、落下防止用受部25は突壁15を1箇所に設け、落下防止用金具24を壁部13の落下防止用受部25と相対する位置へ3箇所設けても効果は同様である。
また、誤取付防止リブ26とリブ接地部27を設けることで、本体2下面へ化粧グリル6を設計者の意図した配置以外で取り付けようとした場合に、突壁15が壁部13内へ挿入される前に誤取付防止リブ26がリブ接地部27と当たるため、取り付けができなくなり、作業者へ取り付けが間違っていることを知らせるとともに、設計者の意図しない角度での取り付けを防止することになる。
また、化粧グリル6に開口部10を備え、前記開口部10と同形状であり前記室内空気吸込み口11を備えた吸込みパネル12を備えることで、化粧グリル6から吸い込みパネルを着脱するのみで、化粧グリル6を天井板5から取り外すことなくメンテ口(図示せず)よりメンテをすることができる。
また、ネット28を室内空気吸込み口11と格子板29で挟み固定することで、例えば室内空気吸込み口11をネット28と格子板29でインサート成型で固定した場合は、ネット28両面が樹脂の格子で成型されてしまうが、実施の形態1によると、格子がネット28の一面のみで固定できるため、他方の面はネット28のみで格子がなく、清掃を行う際に格子が掃除機や雑巾の障害にならない容易な清掃を行うことができる。
また、吸い込みパネルおよび化粧グリル6の断面を略アーチ状の膨らみを持たせることで、平板状の形状に比べ強度が強くなるため、外力が加わった場合や自重による変形に強くなる。
本発明にかかる換気装置は、本体を天井内へ設置し、室内天井面に化粧グリルを備え、換気装置の本体により化粧グリルを介して吸引した室内空気を室外へ排気する換気装置に有用である。
本発明の実施の形態1における換気装置の設置状態を示す斜視図 同換気装置の化粧グリルを示す斜視図 同換気装置の本体下面を示す平面図 同換気装置の化粧グリルのネジ取付部の取付状態を示す斜視図 同換気装置のスペーサーを示す斜視図 同換気装置の落下防止機構を示す斜視図 同換気装置の化粧グリルの断面を示す断面図 従来の換気装置の設置時の断面図 同換気装置の化粧グリルの本体への係着機構を示す断面図
符号の説明
2 本体
3 室内空気
4 本体吸込み口
6 化粧グリル
11 室内空気吸込み口
12 吸込みパネル
13 壁部
14 凹部
15 突壁
18 開口穴
19 ネジ取付部
20 スペーサー
21 取付ネジ
22 凸リブ
23 円形薄肉部
24 落下防止用金具
25 落下防止用受部
26 誤取付防止リブ
27 リブ接地部
28 ネット
29 格子板

Claims (14)

  1. 本体側面に室外排気用ダクト接続部を有する室外排気口を備え、本体下面に室内空気を吸込む本体吸込み口を備え、前記本体吸込み口下部に室内空気吸込み口を備えた化粧グリルを備え、前記室外排気口と前記本体吸込み口とを排気ファンと排気ケーシングからなる排気経路により連通され、前記排気経路を略直方体の本体内部に配置された換気装置であって、前記本体下面に前記本体吸込み口を形成する壁部を備え、前記壁部の全周に沿わせてなる前記化粧グリルに設けられた突壁を摺動自在に嵌合する構成としたことを特徴とする換気装置。
  2. 前記本体下面に前記壁部全周と内接する凹部を備え、前記突壁を前記凹部へ摺動自在に嵌合する構成としたことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 前記壁部および前記突壁を略正方形に配置して備えたことを特徴とする請求項1または2記載の換気装置。
  4. 前記壁部の内側に複数の締結手段を設け、前記突壁の内側に複数の締結受部を設け、複数の前記締結手段をそれぞれ前記突壁の中心軸の同心円上で正方形を形成する位置に配置し、複数の前記締結受部をそれぞれ前記締結手段と対向する位置に配置したことを特徴とする請求項3記載の換気装置。
  5. 前記締結手段を前記壁部の角部に配置したことを特徴とする請求項4記載の換気装置。
  6. 前記締結受部としてネジ取付部を備え、前記締結手段として開口穴を備え、前記開口穴と前記ネジ取付部とを連通し取り付けネジで締結する構成としたことを特徴とした請求項4または5記載の換気装置。
  7. 全長調節可能な略円筒形状のスペーサーを介し、前記開口穴と前記ネジ取付部を連通し、前記取り付けネジで締結することを特徴とした請求項6記載の換気装置。
  8. 前記開口穴外周囲に凸リブを設け、前記凸リブに前記スペーサーを挿入嵌合することを特徴とした請求項7記載の換気装置。
  9. 前記スペーサー側筒面に、薄肉部、ケガキおよび突起等の切断用目印を設けたことを特徴とする請求項8記載の換気装置。
  10. 落下防止用爪部および落下防止用受部で前記化粧グリルの落下防止手段構成し、前記壁部の内側に落下防止用爪部を設け、前記突壁内側に複数の落下防止受部を設け、前記壁部の中心軸に対し前記突壁を0°、90°、180°および270°のすべてもしくはいずれかの角度で回転させた際に、前記落下防止受部を前記落下防止用爪部と対向する位置に配置したことを特徴とした請求項3〜9のいずれかに記載の換気装置。
  11. 誤取付防止リブとリブ接地部が前記突壁と前記壁部の装着直前に当接することで前記本体下面と前記化粧グリルの誤位置の取付防止ができる誤取付防止手段を構成し、前記突壁内側に誤取付防止リブを設け、前記壁部内側にリブ接地部を設け、前記壁部の中心軸に対し前記突壁を90°、180°もしくは270°の任意の角度で回転させ装着した際に、前記誤取付防止リブが前記リブ接地部と対向する位置で配置されていることを特徴とした請求項3〜10のいずれかに記載の換気装置。
  12. 前記化粧グリルに開口部を備え、前記開口部と同形状であり前記室内空気吸込み口を備えた吸込みパネルを備え、前記開口部に前記吸込みパネルを嵌合することを特徴とした請求項1〜11のいずれかに記載の換気装置。
  13. 前記室内空気吸込み口にネットを配置し、前記ネットを前記室内空気吸込み口より大なる板状の格子と室内空気吸い込み口で挟み固定することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の換気装置。
  14. 前記吸込みパネルと前記化粧グリルが略アーチ状の凸形状で形成されることを特徴とした請求項12または13記載の換気装置。
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