JPH05296555A - 風向変更装置 - Google Patents

風向変更装置

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JPH05296555A
JPH05296555A JP4095366A JP9536692A JPH05296555A JP H05296555 A JPH05296555 A JP H05296555A JP 4095366 A JP4095366 A JP 4095366A JP 9536692 A JP9536692 A JP 9536692A JP H05296555 A JPH05296555 A JP H05296555A
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JP4095366A
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Yukito Nawata
幸人 縄田
Kazuo Abe
一雄 阿部
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コスト的に安価で且つブレードの回動がスム
ーズに行なえるようにすることを目的としたものであ
る。 【構成】 矩形状の取付枠61と、この取付枠61内に
配置されるブレード62とから構成し、取付枠の対向片
63,64には夫々支持孔65,66を設け、ブレード
62にはこの支持孔65,66に夫々挿入される支持片
68を形成し、この支持片68の端部とブレード62の
端辺との寸法Hを取付枠61の内側寸法Iと略一致さ
せ、対向片64には取付孔67を設け、一方ブレード6
2の支持片68にはこのブレード62の取付時に取付孔
67に挿入され且つこのブレードの回動時に対向片64
に当てられる突起69を設けるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機等の吹出口に
配置される風向変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機等の吹出部に配置される風向
変更装置が示されたものとして、実公昭53−4853
6号公報がある。
【0003】この公報で示された風向板の取付装置は、
対向する支持板(折曲片)に夫々長孔を設け、これらの
長孔に挿入される突出部を風向板の両側に形成し、これ
ら突出部の端部同志の寸法を支持板の高さ寸法よりも大
きく設定している。
【0004】そして風向板の一側とこの一側と向い合う
支持板との間にスプリングを介在させることによってこ
の風向板を支持板に回動支持するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の風向
変更装置においては突出部の端部同志の寸法が支持板の
高さ寸法よりかなり大きいため、風向板を支持板に取り
付ける際にはこの風向板を支持板に対してかなり斜めに
しなければならずその取り付け作業が行ないにくかっ
た。
【0006】又、支持板に設けた長孔に突出部を挿入さ
せる構造であるため、突出部をスムーズに回動させるこ
とがむずかしく、風向板の動きがうまく行なわれないこ
とがあった。
【0007】本発明はコスト的に安価で且つブレード
(風向板)の回動がスムーズに行なえる風向変更装置を
提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は矩形状の取付枠と、この取付枠内に配置さ
れるブレードとから構成し、取付枠の対向片には夫々支
持孔を設け、ブレードの両端にはこの支持孔に夫々挿入
される支持片をこのブレードと一体に形成すると共に、
これら支持片のうちの一方の端部とこの一方の端部と反
対側の端面との寸法を、この取付枠の内側寸法と略一致
させ、これら対向片には取付孔を設け、一方、ブレード
の支持片には、このブレードの取付時に取付孔に挿入さ
れ且つこのブレードの回動時に対向片に当てられる突起
を設けるようにしたものである。
【0009】
【作用】取付枠にブレードを取り付ける時は、このブレ
ードを取付枠に対して略直交状態でこのブレードの一方
の支持片を支持孔へ突起を取付孔へ夫々挿入させる。そ
の後このブレードを他方の支持片側へ移動させると共
に、このブレードを回動させて、このブレードの突起を
取付枠の一方の対向片に当てる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の風向変更装置が組み込まれた
空気調和機1の斜視図で、上面に吸込口2が下部に吹出
口3が夫々形成されており、その前面や後面には夫々サ
ービスパネル4,5,6が設けられている。この空気調
和機1の高さ寸法Aは約2m、横幅寸法Bは約1m25
cm、奥行寸法Cは約50cmに設定されており、通常
「5〜10馬力クラス」と呼ばれている空気調和機であ
る。この空気調和機1の内部は、図2で示すようになっ
ており、上から順に、エアフィルタ部材7、送風装置
8、電装箱9、熱交換器10が配置されている。11は
これらの機器を支える略L字状の縦フレームで、機内の
四隅に立てられている。12は熱交換器10の上下に設
けられた取付具で、これら取付具12が縦フレーム11
に固定させることにより、熱交換器10が固定されてい
る。13は送風装置8のファンケーシング14の下端に
設けられた横フレームで、この横フレーム13の端部1
5が夫々縦フレーム11に固定される。16は前方の縦
フレーム11同志や後方の縦フレーム11同志をつなぐ
略コ字状の支持部材で、この支持部材16にエアフィル
タ部材7が載置される。
【0011】このような構造を有する空気調和機1は図
3に示すように収納される。17はオフィスで、その床
18は二重構造となっており、床下空間19が下部空気
通路として作用する。そしてこの下部空気通路19に前
述の空気調和機1の吹出口3が接続する。20は床18
に配置されたファンユニットである。又このオフィス1
7の天井21も二重構造となっており、天井空間22を
上部空気通路として作用させるため天井には吸込グリル
23が設けられている。24はこの吸込グリルに設けら
れた照明器具である。25は上述の空気調和機1が収納
された機械室で、上部空気通路22と下部空気通路19
とに連通している。23は廊下で、オフィス側の面には
空気調和機1の点検用扉が設けられている。28は室外
ユニットで、圧縮機や室外熱交換器(いずれも図示せ
ず)が内蔵されており、この室外ユニット28は冷媒管
29を介して空気調和機(室内ユニット)1につながれ
ている。
【0012】このような構成としたので、オフィス17
内の空気は天井の吸込グリル23を介して上部空気通路
22に導びかれる。この上部空気通路22内の空気は空
気調和機1の吸込口2から機内に吸込まれる。この機内
では空気はエアフィルタ部材7、送風装置8、熱交換器
10と流れ、この熱交換器10で調温(加熱もしくは冷
却)された後吹出口3より吐出され下部空気通路19へ
導びかれる。そして下部空気通路19へ導びかれた調温
空気は床面に設けたファンユニット20を介して、オフ
ィスへ吐出される(実線矢印参照)。
【0013】図4,図5はこの空気調和機1の吹出口3
を形成する風向変更装置60を示し、この装置は矩形状
の取付枠61と、この取付枠61に組み込まれる複数枚
のブレード62とから構成されている。この取付枠61
は板金製で、この枠の対向片すなわち上片63と下片6
4とには夫々支持孔65,66が相向いに形成されてい
る。67は取付孔で、下片64の支持孔66の左右すな
わちまわりに形成されている。
【0014】前記ブレード62も取付枠61と同様に板
金製で、その上辺と下辺の中央には支持片68が形成さ
れている。そして、この支持片68の幅寸法Dは支持孔
65の内径寸法Eと略同一に設定されている。69は突
起で、下辺の両端部すなわち支持片68のまわりに形成
されており、この突起69の突出寸法Fは、下辺の支持
片68の突出寸法Gよりも小さく設定されている。ここ
で、ブレードの上辺の支持片68の端部とブレード62
の下辺との間の寸法Hは、取付枠61の内側寸法Iと略
一致されている。70はクッション材で、上辺の支持片
68に挿入されて、このブレード62の上辺と支持片6
2の上片との間に配置されるものである。
【0015】上述したように、取付枠61とブレード6
2とはいずれも板金製で、この両者はいずれもほとんど
弾性力を有しておらず、このブレード62を取付枠61
へ装着する作業は次に述べる手順で行なう。
【0016】まず、図4,図5で示すように、ブレード
62の上辺の支持片68にクッション材70を取り付
け、このブレード62で、取付枠61の吹出口3を閉鎖
するようにしながら、この吹出口3に対しこのブレード
62を斜めにして、下辺の支持片68並びに突起69
を、夫々取付枠61の下片の支持孔66と取付孔67と
に挿入する。
【0017】そして斜め状態のブレード62を図5で示
すように略垂直状態に起こして、その後、このブレード
62を取付枠61内で上方へ移動させて、ブレード62
の上辺の支持片68を、取付枠61の支持孔65へ挿入
させる。ここで、ブレード62の支持片68の端部とブ
レード62の下辺との間の寸法Hは、取付枠61の内側
寸法Iと略一致させたので、斜め状態のブレード62を
この取付枠61内で略垂直状態に起こすことができる。
【0018】このように、ブレード62の上辺の支持片
68を取付枠61の支持孔65へ挿入した後に、このブ
レード62を支持片68を中心に回動させると、このブ
レード62の突起69が取付枠61の下片の内面71に
当って、ブレード62の上下方向の規制を行なう。
【0019】このようなブレード62の取付作業を順次
行なって、複数枚のブレード62を取付枠61に嵌め込
む。この際、クッション材70はブレード62と取付枠
61の上片63との間に多少圧縮されるので、このクッ
ション材70の弾性力によってブレード62の回動状態
は保たれる。
【0020】尚、これらブレード62の風向きは個々に
制御されるもので、これらブレード62の風向きは連動
するようにはなっていない。これは、この空気調和機1
の吹出口3が床下空間19につながるように床下に配置
されるものであるため、このブレード62の操作は空気
調和機1の設置時にのみ行なう。このようにこの空気調
和機のブレードの操作回数は、一般の家庭用空気調和機
のブレードの操作回数と比較すると極めて少ない(1回
のみ)ため、「オートルーバ機構」と呼ばれるような構
造は必要としない。しかも、取付枠61やブレード62
を平板状の板金で形成してこの風向変更装置のコストダ
ウンを図っている。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明はブレードの
両辺に設けた支持片のうちの一方の支持片並びに突起を
夫々取付枠の一方の支持孔並びに取付孔へ挿入させ、そ
の後このブレードの他方の支持片を取付枠の他方の支持
孔へ挿入させることによって、このブレードを取付枠へ
回動自在に保持するようにしたので、ブレードに設けら
れる支持片や突起はブレードと同様な平板状のもので事
足りコストダウンを図ることができる。又、これらの支
持片が挿入される取付枠の支持孔は略円形とすることに
より、支持片が平板状でもこのブレードをスムーズに回
動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風向変更装置が備えられた空気調和機
の斜視図である。
【図2】図1に示した空気調和機の縦断面図である。
【図3】図2に示した空気調和機が設置されたオフィス
の説明図である。
【図4】図2に示した空気調和機の風向変更装置の斜視
図である。
【図5】図4に示した風向変更装置の正面図である。
【符号の説明】
61 取付枠 62 ブレード 65,66 支持孔 67 取付孔 68 支持片 69 突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の取付枠と、この取付枠内に配置
    されるブレードとから構成し、前記取付枠の対向片には
    夫々支持孔を設け、前記ブレードの両端にはこの支持孔
    に夫々挿入される支持片をこのブレードと一体に形成し
    た風向変更装置において、前記支持片のうちの一方の端
    部とこの一方の端部と反対側のブレードの端面との寸法
    を、この取付枠の内側寸法と略一致させると共に、これ
    ら対向片には取付孔を設け、前記ブレードの支持片に
    は、このブレードの取付時に前記取付孔に挿入され且つ
    このブレードの回動時に前記対向片に当てられる突起を
    設けたことを特徴とする風向変更装置。
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ATE216280T1 (de) 1995-01-20 2002-05-15 Engelhard Corp Vorrichtung zur schadstoffentfernung aus umgebungsluft in der motorhaube eines fahrzeuges
US6517899B1 (en) 1995-01-20 2003-02-11 Engelhard Corporation Catalyst and adsorption compositions having adhesion characteristics
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US6156283A (en) 1998-03-23 2000-12-05 Engelhard Corporation Hydrophobic catalytic materials and method of forming the same

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