JP2579080Y2 - 包装用パレット - Google Patents

包装用パレット

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JP2579080Y2
JP2579080Y2 JP1991030652U JP3065291U JP2579080Y2 JP 2579080 Y2 JP2579080 Y2 JP 2579080Y2 JP 1991030652 U JP1991030652 U JP 1991030652U JP 3065291 U JP3065291 U JP 3065291U JP 2579080 Y2 JP2579080 Y2 JP 2579080Y2
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pad
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finger
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重世 松本
一吉 細木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、固定パットを有し、
持ち上げるとき指を掛ける指掛け部を底部に有する被包
装機器(たとえばプリンタ・複写機・ファクシミリ等)
を前記固定パットに載せて支える包装用パレットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば図5に示すように、プリ
ンタ用のこの種の包装用パレット10は、パレット本体
1の上に段ボールシート2を固定するとともに、その段
ボールシート2の上に二つの板状の固定パット3を平行
に設けて構成し、プリンタ(被包装機器)4の包装時、
前記固定パット3にプリンタ4を載せて支えていた。
【0003】なお、図中符号5はプリンタ4の上面及び
側面を保護する別の緩衝用パット、6は電源コードなど
の付属品を入れた組箱、7は外装箱、8はジョイント
で、前記外装箱7の孔7aと前記段ボールシート2のフ
ラップ2aの孔2bとを通して外装箱7を包装用パレッ
ト10に固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記プリン
タ4が大型で重量品であれば、持ち上げやすいように指
を掛ける図示しない指掛け部を底部4aに備える。この
指掛け部は、強度上あるいは指の掛け易さなどから前記
底部4aの底部コーナ4bに設けることが多い。一方、
プリンタ4を固定パット3で支えるとき、強度上あるい
はバランス上から、前記底部コーナ4bを支えることが
望ましい。
【0005】ところが、従来の包装用パレット10で
は、固定パット3でプリンタ4の底部コーナ4bを支え
るときその底部コーナに指掛け部があると、これら指掛
け部と固定パット3の間に十分な隙間がないので、前記
指掛け部に指を掛けることができなくなる。その結果、
たとえば指掛け部を底部コーナ4b以外の位置に設けた
り、底部コーナ4b以外の位置を固定パットで支えたり
することにより、指掛け部に指を掛けにくくなって持ち
上げ作業が困難になったり、底部コーナ以外の位置の補
強のため重量が重くなるとともにコストアップとなった
りする問題があった。
【0006】そこで、この考案の目的は、被包装機器の
底部コーナに指掛け部を設ける一方、包装時にその底部
コーナを固定パット上に乗せて当該被包装機器を載置す
るようにしても、包装を解いて被包装機器を取り出すと
きは、指掛け部と固定パットとの間に十分な隙間を形成
し、指掛け部に指を掛けて被包装機器を容易に取り出す
ことができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の考案は、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、
固定パット23・24上に底部コーナ30bを乗せて被
包装機器30を載置し、その被包装機器30の包装に用
いる包装用パレット20において、取り外したとき、前
記被包装機器30の底部コーナ30bに設ける指掛け部
31に指を掛けることができる隙間を形成するパットス
ペーサ26を、前記指掛け部31に対応して前記固定パ
ット23・24に着脱自在に設けてなる、ことを特徴と
する。
【0008】請求項2に記載の考案は、請求項1に記載
の考案において、たとえば以下の図示実施例に示すとお
り、前記パットスペーサ26の取外し方向への動きを規
制する起立位置と前記被包装機器30の取り出しを可能
とする伏倒位置とに折曲自在に、フラッパ22cを周囲
に設けてなる、ことを特徴とする。
【0009】
【作用】そして、請求項1に記載の考案では、包装時、
被包装機器30の底部コーナ30bを固定パット23・
24に載せて支える。包装を解くとき、固定パット24
からパットスペーサ26を取り外し、固定パット24と
指掛け部31との間の隙間に指を入れ、指掛け部31に
指を掛けて被包装機器30を持ち上げる。
【0010】また、請求項2に記載の考案では、包装時
にはフラッパ22cを起こし、パットスペーサ26の取
外し方向への動きを規制する起立位置とする
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この考案の一実施
例につき説明する。
【0012】図1には、包装用パレットとこれに載せる
被包装機器とを分離して示す外観斜視図である。図中包
装用パレット20は、パレット本体21、段ボールシー
ト22、固定パット23・24、固定合板25、及びパ
ットスペーサ26とで構成する。
【0013】前記パレット本体21には、上に前記段ボ
ールシート22を重ねるとともに、この段ボールシート
22の適宜位置に前記固定合板25を載せ、この固定合
25の上部からたとえば釘を打ち込んでそれらを一体
的に固定する。
【0014】前記段ボールシート22は、矩形状で、各
辺に折り曲げ部22aを介して各フラップ22b・22
c・22d・22eを折曲自在に形成する。前記各フラ
ップのうち、向き合う二つのフラップ22d・22eに
は、ジョイント孔22fをそれぞれ対向して設ける。前
記段ボールシート22上には、別の向き合う二つのフラ
ップ22b・22cの各折り曲げ部22aに沿って前記
固定パット23・24を平行に配置し、たとえばホット
メルトで固定する。
【0015】前記各固定パット23・24は、長尺状で
所定の肉厚を有する。一方の固定パット23には、長さ
方向中間部に二つの切り欠き部23aを近接して設け
る。他方の固定パット24には、両端部上の前記フラッ
プ22c側に切欠き部24aを設ける。それらの切欠き
部24aには、前記パットスペーサ26を着脱自在に設
ける。
【0016】前記パットスペーサ26は、前記固定パッ
ト24と同じ高さになる肉厚を有し、外周一部に縦断面
T字状の摘み部26aを突出する。
【0017】他方、前記被包装機器30の底部30aに
は、互いに向き合って指掛け部31・32を各一対で設
ける。一方の指掛け部31は、底部コーナ30bにそれ
ぞれ設ける。他方の指掛け部32は、底部コーナ30b
以外の二つの個所に近接して設けてなる。それらの指掛
け部31・32は、指を怪我しないようにたとえばゴム
材で形成してある。
【0018】しかして、被包装機器30の包装時、その
底部コーナ30bを前記固定パット23・24上に載せ
て被包装機器30を支える。このとき前記底部コーナ3
0bにある指掛け部31を前記パットスペーサ26上に
載せ、前記底部コーナ30以外にある指掛け部32を前
記固定パット23の切欠き部23aに位置して載せる。
【0019】次に、図2に示すごとくパレット本体21
の周囲の各フラップ22b・22c・22d・22eを
折曲部22aから上方に起こす。そして、一辺のフラッ
プ22cに前記パットスペーサ26を突き当てて抜けを
防ぐ。また、前記被包装機器30の上面及び側面には、
図示しない別の緩衝用パット35を当てて保護するとと
もに、前記被包装機器30に外装箱36を被せ下端36
aを前記パレット本体21に突き当てる。そうして、前
記外装箱36の内部に前記フラップ22b・22c・2
2d・22eを収納するとともに、この外装箱36の図
示しないジョイント孔及び前記フラップ22d・22e
のジョイント孔22fを通して後記するジョイントを差
し込み前記外装箱36を前記包装用パレット20に固定
する。
【0020】他方、図3に示すごとく前記ジョイント3
8を矢印方向へ外し、外装箱36を前記包装用パレット
20から取り外して前記フラップ22b・22c・22
d・22eを図4に示すように開くと、前記フラップ2
2cと前記パットスペーサ26との係合が外れる。そし
て、前記摘み部26aを持って前記パットスペーサ26
を固定パット24から取り外すと、前記底部コーナ30
bにある指掛け部31と固定パット24との間に隙間が
できる。そうして、前記隙間に指を差し込むことにより
前記指掛け部31に指を容易に掛けることができ、被包
装機器30を持ち上げて取り出すことがてきる。なお、
前記底部コーナ以外30bにある指掛け部32には、前
記切り欠き部23aから指を差し込んで掛けることがで
きる。
【0021】
【考案の効果】以上のことから、請求項1に記載の考案
によれば、被包装機器の底部コーナに指掛け部を設ける
から、強度的に強くバランス上からよい底部コーナをも
って持ち運ぶことができる。また、包装時にその底部コ
ーナを固定パット上に乗せて被包装機器を載置するか
ら、同様に強度的に強くバランス上からよい底部コーナ
で支えることができる。そして、そのように被包装機器
の底部コーナに指掛け部を設ける一方、包装時にその底
部コーナを固定パット上に乗せて当該被包装機器を載置
するようにしても、包装を解いて被包装機器を取り出す
ときは、固定パットからパットスペーサを取り外して指
掛け部と固定パットとの間に指掛け部に指を掛けること
ができる隙間を形成するから、指掛け部に指を掛けて被
包装機器を容易に取り出すことができる
【0022】請求項2に記載の考案によれば、それに加
えて、包装時にはフラッパを起こし、パットスペーサの
取外し方向への動きを規制する起立位置とするから、別
途専用の抜け止め部材を設けることなく、フラッパで包
装時におけるパットスペーサの外れを防止することがで
きる
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である包装用パレットとこ
れに載せる被包装機器とを分離して示す外観斜視図であ
る。
【図2】その包装用パレットに被包装機器を載せて包装
した包装状態の縦断面図である。
【図3】ジョイントを外して、その包装用パレットから
外装箱を取り外す説明図である。
【図4】外装箱を取外し、包装用パレットのフラップを
開いて固定パットからパットスペーサを取り外す説明図
である。
【図5】従来例で、その包装用パレット、被包装機器、
及び包装用部品等の分解斜視図である。
【符号の説明】
20 包装用パレット 22c パットスペーサにつき当たるフラップ 23・24 固定パット 26 パットスペーサ 30 被包装機器 30b 底部コーナ 31・32 指掛け部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 57/00 - 59/08 B65D 81/00 - 81/16 B65D 67/00 - 79/02 B65D 81/18 - 81/30 B65D 81/38 B65D 5/00 - 5/76 B65D 85/62 - 85/68

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定パット上に底部コーナを乗せて被包
    装機器を載置し、その被包装機器の包装に用いる包装用
    パレットにおいて、取り外したとき、前記被包装機器の
    底部コーナに設ける指掛け部に指を掛けることができる
    隙間を形成するパットスペーサを、前記指掛け部に対応
    して前記固定パットに着脱自在に設けてなる、包装用パ
    レット。
  2. 【請求項2】 前記パットスペーサの取外し方向への動
    きを規制する起立位置と前記被包装機器の取り出しを可
    能とする伏倒位置とに折曲自在に、フラッパを周囲に設
    けてなる、請求項1に記載の包袋用パレット。
JP1991030652U 1991-04-05 1991-04-05 包装用パレット Expired - Lifetime JP2579080Y2 (ja)

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JPH04118362U JPH04118362U (ja) 1992-10-22
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